2017年11月16日個人投資家向け会社説明会資料会 …10 2017年11月16日...

1 2017年11月16日個人投資家向け会社説明会資料会場：SMBC日興証券京都支店

2017年11月16日個人投資家向け会社説明会資料

会場：SMBC日興証券京都支店


Ⅰ．会社案内


１．会社概要

（日新電機グループの統一ブランドマークです）

会社名

Nissin Electric Co., Ltd.

本社所在地京都市右京区梅津高畝町47番地

創立 1917年（大正6年）4月11日

資本金 102億5,284万円

従業員数 4,852人（2017年3月末現在、連結）

建設業許可国土交通大臣許可（特-24）第1882号

発行済株式総数 1億783万株

株式コード 6641（東証1部上場）

グループマーク


２．日新電機グループ企業理念

創立100周年を機に、従来の企業理念を進化させ、次代の成長に向けた原動力とすべく、

創業より引き継がれてきた当社グループの遺伝子（DNA）を「事業の精神」として新たに制定。

「企業理念」「行動の原点」「事業の精神」の３つの要素を「グループ企業理念」として再構築。


1910年（明治43年）富澤信日新工業社を創業

1917年（大正6年）日新電機株式会社創立

1937年（昭和12年）住友電気工業株式会社と提携開始

現在の場所（梅津）へ本社工場建設

1945年（昭和20年）住友電気工業株式会社よりコンデンサ製造を引き継ぎ、コンデンサ事業に進出

1957年（昭和32年）電子線照射装置（EPS）の開発着手

1963年（昭和38年）前橋製作所を開設

1987年（昭和62年）タイに日新電機タイ株式会社を設立

1995年（平成7年）中国に無錫日新電機有限公司を設立

2007年（平成19年）住友電気工業株式会社の子会社となる

３．沿革

社名「日新」の由来

「日新」という社名の由来は、中国の古典である四書の一つ「大学」に記された、殷王朝（紀元前17～11世紀）の創始者である湯王が

使っていた盤（洗面器）の銘文にあります。

名高い聖天子であった湯王は、毎朝使う洗面器に「苟に日に新にせば、日日に新に。又日に新なり」と刻み、自らを戒めました。

これは、一日自分を新しくすることに努力した後は、次の一日一日も新たにし、さらに毎日新たにしていく―つまり、「少しでも新しくしよ

うとする努力を、途切れなく続けなくてはいけない」という意味が込められています。

この精神に則って日々独創的な技術を生み出し、人と技術の未来をひらくことを志し、「日新」と名づけられました。


名古屋東京

前橋

大阪

京都

沖縄

福岡高松

広島

仙台

札幌

滋賀

九州支店

沖縄支店

中国支店

四国支店

東北支店

北海道支店

関西支社

東京支社

前橋製作所（前橋市）

滋賀事業所

中部支社

九条工場（京都市南区）

本社工場（京都市右京区）

４．国内工場・営業拠点

久世工場（京都市南区）

日新イオン機器株式会社（滋賀県甲賀市）滋賀事業所・プラズマ技術開発センター


５．海外グループ会社（16社18拠点）

●日新高性能塗層（瀋陽）有限公司 ●北京宏達日新電機有限公司 ●日新高性能塗層（天津）有限公司 ●日新意旺高科技（揚州）有限公司 ●日新電機（無錫）有限公司 ●日新（無錫）機電有限公司 ◆日亜意旺机械（上海）有限公司 ●日新馳威輻照技術（上海）有限公司

◆韓国日新イオン株式会社

●NHV America Inc. ■Nissin Ion Equipment USA, Inc.

Massachusetts R&D Center

◆Nissin Ion Equipment USA, Inc. Texas Customer Service Center

※各社の主力事業に色付けしています

●生産会社

◆サービスなどの会社

■研究拠点

●◆■電力機器

●◆■ビーム・真空応用

●◆■新エネルギー・環境

●◆■ライフサイクルエンジニアリング（2017年3月現在）

●Nissin Advanced Coating Indo Co.,Private Ltd.

◆日新イオン機器株式会社シンガポール支店

●日新電機タイ株式会社

●日新電機ベトナム有限会社

●日亜電機股份有限公司 ◆日亜聯合離子機器股份有限公司


超高圧変電所一次変電所工場

鉄道

オフィスビル

上下水道住宅

高速自動車道等

スマートフォンモバイル端末自動車

新エネルギー

66/77kV ガス絶縁開閉装置 XAE7(室内型)

６．製品展開マップ

社会・産業の基盤である「電気」を扱う企業として「安全」「安定」「効率」を追求しています。

154kV ガス絶縁開閉装置

分路リアクトルコンデンサ設備

コンデンサ形計器用変圧器

水処理集中監視制御システム

薄膜コーティングサービス

高速自動車道監視制御システム

車両ナンバ読取装置太陽光発電システム 22/33kV スポットネットワーク受変電設備

薄型スイッチギヤ

66/77kV 油入変圧器

コントロールセンタ

電子線照射装置

太陽光発電用パワーコンディショナ

瞬時電圧低下対策装置

ユニット形コンデンサ装置

薄膜コーティング装置

22kV ガス絶縁開閉装置 XAE2

FPD製造用イオン注入装置

半導体製造用イオン注入装置

66/77kV ガス絶縁開閉装置XAE7

単独運転検出装置

550kV コンデンサ形計器用変圧器

並列コンデンサ

高調波抑制装置地絡保護用放電装置

ME化配電盤

高圧スイッチギヤ

HEMS

静止形無効電力補償装置

新エネルギー・環境事業

電力機器事業

ライフサイクルエンジニアリング事業

ビーム・真空応用事業

発電所

66/77kV 高調波フィルタ設備

日新電機グループは、電力エネルギー関連の設備を中心に、豊かな社会・産業基盤を支える製品・サービスを提供しています。創立以来、百年近い歴史の中で培ってきた、高電圧技術・真空技術・監視制御技術などを駆使して、世の中になくてはならない製品・技術を創造し続けます。


Ⅱ．２０１７年度第２四半期の業績と年間予想


１．2017年度業績（上期実績と年間予想）

上期実績は過去最高。年間では過去２番目の高水準なるも減収・減益の予想。 2015年度 2016年度上期増減年間増減

（単位：億円）実績実績上期実績年間予想 (前年同期比) (前期比）

売上高 1,136 1,269 558 1,250 ＋67 △19

営業利益 124 187 71 150 ＋22 △37

経常利益 121 184 73 150 ＋24 △34

税前当期純利益 115 179 72 －＋23 －

当期純利益 85 142 56 100 ＋21 △42

受注高 1,382 1,254 690 1,350 ＋45 ＋96

受注残高 1,130 1,114 1,245 1,214 △37 ＋100

営業利益率 10.9% 14.8% 12.8% 12.0% －－

ＲＯＡ(総資産営業利益率)

9.3% 12.6% － 9～10％－－

ＲＯＥ 11.1% 16.8% － 10～11％－－

2017年度


２．売上高の増減要因（2016年度vs2017年度）

国内

電力会社

2016年度

実績

2017年度

予想

1,250億円

1,269億円

2017年度の売上高は、前期比△１９億円の減収予想。

+15

ＦＰＤ用

イオン注入装置

△23

中国電力機器アセアン

装置部品他

+21

△63

+16

+18

△3

電子線

照射装置

半導体用

ｲｵﾝ注入装置

その他


売上減少

(%)は営業利益率

2016年度実績

2017年度予想

(12.0%)

150億円

(14.8%)

187億円

人件費原価低減他

+20

△5

減価償却費等

△10

売価低下

構成悪化

３．営業利益の増減要因（2016年度vs2017年度） 2017年度の営業利益は、売上減少や売価低下・構成悪化などの影響により、前期比△37億円減益の予想。

△37

△5

＜原価低減活動＞

｢あくなき原価低減｣+｢革新的原価低減｣・NPS（Nissin Production System)の

トータル効率向上

・設計の標準化

・ものづくりの革新


3.0 3.0 4.0 6.0 7.0 7.0

5.5

9.0 9.0 10.0 12.0 13.0

18.0

30.0

22.0

19.2

13.3

20.4

21.2 20.1 20.1

22.9 21.8

26.3

32.6

24.7

27.5

22.6

22.6

23.5

0.0

9.0

18.0

27.0

36.0

0.0

8.0

16.0

24.0

32.0

2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

1株当たりの配当金（円）

配当性向（％）

[配当金(円/1株)] [配当性向(％)]

（予想）

2016年度の年間配当金は、前期比12円増配の1株あたり30円（創立100周年記念配当8円を含む）。

2017年度は、前期の普通配当と同じく年間で１株あたり22円を予定。

４．配当について

記念配当 8円


Ⅲ．各事業セグメントの業績


１－①．電力機器事業の製品

中国 1,000kVガス絶縁計器用変圧器

1,000kV送電用で中国国内トップシェア

交流フィルタ設備

国内電力用コンデンサで圧倒的シェア

77kV受変電設備

特高受変電設備で国内トップシェア

主なお客様：工場・ｵﾌｨｽﾋﾞﾙ・鉄道・電力会社・官公庁・海外送配電会社など

中国ＵＨＶ用コンデンサ設備

中国ＵＨＶ送電国家プロジェクトに貢献


185 154 146 178 175 180

373

299

47

352 305

52

375 330

65

2015年度

国内

海外

550億円 498億円

558億円 510億円

454億円 483億円

2016年度→2017年度予想

受注：国内民需・ｱｾｱﾝ増加、電力会社も堅調売上：電力会社・ｱｾｱﾝ増加、中国は減少

１－②．電力機器事業の受注・売上・営業利益

受注高売上高営業利益受注高売上高営業利益受注高売上高営業利益 2016年度 2017年度予想


２－①．新エネルギー・環境事業の製品

特高用連系設備単独運転

検出装置

再生可能エネルギー発電用機器

系統連系用機器

逆潮流対策用コンデンサ形

計器用変圧器（ＣＶＴ）

水処理場

中央監視装置

京都市上下水道局

730kW大規模太陽光発電設備 750k/1000kW太陽光用パワーコンディショナ

主なお客様：太陽光発電所、浄水場、下水処理場など


107 12290

66 55 60

103107

39

88

93

15

105 90

15

水処理他

160億円

210億円 178億円

150億円 159億円

229億円


受注：太陽光発電用ﾊﾟﾜｺﾝ減少、水処理増加売上：太陽光発電用ﾊﾟﾜｺﾝ減少、水処理微減

２－②．新エネルギー・環境事業の受注・売上・営業利益

受注高売上高営業利益受注高売上高営業利益受注高売上高営業利益 2015年度 2016年度 2017年度予想

太陽光


イオン注入装置（高精細・中小型ＦＰＤ製造用）

３－①．ビーム・真空応用事業の製品

圧倒的な世界シェア

自動車タイヤ用世界実績No.１

薄膜コーティング事業ＤＬＣコーティングで

国内トップグループ

主なお客様：半導体・ＦＰＤﾒｰｶｰ（ｲｵﾝ注入装置）、ﾀｲﾔ・電線ﾒｰｶｰ（電子線

照射装置）、自動車・自動車部品ﾒｰｶｰ（薄膜ｺｰﾃｨﾝｸﾞｻｰﾋﾞｽ）など

イオン注入装置（半導体製造用）

電子線照射装置


262

123

223293

255 230

121

112

21

116

110

116

155

140

65

その他

FPD

410億円

339億円 383億円 370億円

235億円

403億円

2016年度→2017年度予想受注：ｲｵﾝ注入装置増加（FPD用・半導体用）電子線照射装置増加売上： FPD用ｲｵﾝ注入装置減少半導体用ｲｵﾝ注入装置・電子線照射装置増加

３－②．ビーム・真空応用事業の受注・売上・営業利益



４－①．ライフサイクルエンジニアリング事業のサービス

点検前に巡回診断を実施し不具合をフィードバック

主なお客様：全ての機器・装置事業のお客様


58 57 66 66 60 60

173 161

35

173158

34

170 160

30

電力･新エネ環境

ﾋﾞｰﾑ

230億円 239億円 231億円 220億円 218億円 224億円


海外ｱﾌﾀｰｻｰﾋﾞｽの減少

４－②．ライフサイクルエンジニアリング事業の受注・売上・営業利益



Ⅳ．新中長期計画「VISION２０２０」


１．「VISION2020」の目指す姿

VISION2020の数値目標

VISION2020の目指す企業像

「グローバル・エネルギー・環境・ソリューション」を事業ドメインとし、「４×Global＋NEW」の事業ポートフォリオを構築することで、より成長力があり、利益を上げられる企業グループを目指す

実績 V2020

2015年度 2018年度 2020年度

売上高 1,136億円 1,450億円 (1.3倍)

1,800億円 (1.6倍)

営業利益 124億円 130億円 (1.1倍)

180億円 (1.5倍)

営業利益率 10.9％ 9% 10%

ＲＯＡ 9.3％ 9% 10%超

ＲＯＥ 11.1％ 9% 10%超


モビリティ

(国内) 電力のパラダイムシフト

(海外) 中国･ASEAN･インド

新規分野 (装置部品事業･医療･農業･食品)

LCE (ライフサイクルエンジニアリング)

次世代半導体・FPD

１

２

３

４

５

６

電

力

新エネルギー

環

境

成長ドメイン

Advanced Products

Compact＋FACESの特徴ある新製品の投入 Flexible, Adjustable, Compact, Environment, Smart

Advanced Technology

積極的な研究開発による新技術を成長の原動力にしていく

Advanced Business Model

「ソリューションビジネス」と「ワンパッケージビジネス」による成長

３つのAdvance

「６つの成長ドメイン」に「３つのAdvance 」を投入し、「４×Global＋NEW」の事業ポートフォリオをつくりだす。

２．「VISION2020」成長シナリオ


電力会社間の連系強化プロジェクト

増強容量（運開時期）

60Hz 50Hz

広域連系線(事業者間)増強計画北海道

30万kW(2019年)

500kV交流送電線増強（2027年頃）

東北－東京間交流連系

中部電力

90万kW(2021年)

東西連系(建設中)

北陸

関西電力

関ヶ原－北近江交流連系

(時期未定)

中国

九州

四国阿南

紀北

30万kW(2028年頃) 佐久間FC

東清水FC 60万kW(2028年頃)

東西連系２期

新信濃某所南福光

佐久間

東清水

東北

東京電力

上北

函館

今別

北斗

新北本（建設中）

168kV縮小形ガス絶縁開閉装置分路リアクトル

交流フィルタ用コンデンサ

電力安定供給のための広域連系増強が進んでおり、系統解析技術を強みとする当社の調相システム設備(SC,ShR)や電力設備(GIS)の需要拡大が見込まれます。

系統解析技術

３．（国内）電力のパラダイムシフト ①電力の地域間融通と広域連系設備増強計画

１


・2020年4月より開始される電力の発送電分離に伴い、電力の取引用に計量器として設置が義務化される電力用計器の需要が拡大。

・省スペース薄型VCTを先行開発し、幅広い製品群でお客様のニーズに対応。

電力系統

GIS直結形VCT (GIS直結形計器用変圧変流器)

VCT (計器用変圧変流器)

CVT/CT (コンデンサ形計器用変圧器/計器用変流器)

電力需給用計器用変成器の使用イメージ

当社製品例

VCT CVT/CT GIS直結型VCT

送電会社

発電会社

３．（国内）電力のパラダイムシフト ②発送電分離に伴う電力用計器の需要拡大

１


当社グループコア技術

系統安定化技術系統連系技術多様な電源の予測制御電力機器の制御 PVシステム

電力の安定確保省エネ・省電力多様な電源のミックス

→エネルギーコスト極小化 →CO2排出量極小化

新たな顧客ニーズ

SPSS売上高

震災・原発事故後の新たな顧客ニーズにソリューションを提供

「ENERGYMATE-F」 2017年度各賞を受賞！・電機工業技術功績者表彰優秀賞・JECA FAIR 製品コンクール環境大臣賞需給予測・数理計画による最適化・リアルタイム制御によりｴﾈﾙｷﾞｰｺｽﾄを最小化

SPSS®-Factory

３．（国内）電力のパラダイムシフト ③SPSS®（スマート電力供給システム）事業の拡大

１

0

50

100

150

16年度

実績

17年度

予想

20年度

計画

SPSS-Grid

SPSS-Factory

SPSS-Water

SPSS-Home

SPSS-Island

【億円】


２０３０年

洋上風力 ⇒1,000万kW

陸上風力 ⇒2,500万kW

出展資源エネルギー庁

電力系統と風力発電システム

①連系用変電所 ②連系用開閉所 ③電圧安定化 ④送電線保護

⑤発電出力抑制

出展：NEDO:風力発電導入ガイドブック

GIS 特高Tr

154kV or 66kV 送電線

連系用変電所

電力へ

GIS VCT

PVT 25KVA (GIS連結)

154kV 66kV 送電 (風力発電設備へ）

電力側 154kV or 66kV

高インピーダンスTR

サイリスタ装置

高調波

フィルタ設備

SVC

ShR

事故検出距離Ry

PCS

電池

PCS

電池

累計導入量[

万 ]

kW

風力発電導入ロードマップ

３．（国内）電力のパラダイムシフト ④風力発電市場の成長

1


●

●

●

●

●

●

●

●

●

●

② 揚水量の制御反応タンクの負荷平準化で水質改善

① 流入負荷の予測流入予測で計画的な運転操作が可能

放流口流入管渠

ポンプ井最初沈澱池反応タンク最終沈澱池

【省エネ】

【安定運転】

【水質改善】 ③ 送風量の最適制御電力量10-15%の削減

省エネ・水質改善・安定運転を実現 ①AI/IoT 活用で流入負荷を予測 ⇒②揚水量を最適制御 ③新開発のｱﾝﾓﾆｱｾﾝｻで汚水の汚れ量を見える化 ⇒送風量の最適制御

SPSS-Wにおける新機能開発

揚水ポンプ

送風機

アンモニアセンサ

予測情報を基に運転を計画

アンモニア濃度で送風量を調整

３．（国内）電力のパラダイムシフト ⑤水処理場向けのソリューションビジネス拡大

1


◎「西電東送」,「五交八直」

◎中国は2020年までに7千億元(約11兆2千億円)を投資

◎「一帯一路」構想に基づき2020以降も投資継続期待

(億円) 中国電力機器売上計画

開閉装置

コンデンサ

1000kVガスＶＴ

ＵＨV用機器

1000kVＣＶＴ

8つの直流送電 5つの1000kV送電

分路リアクトル

HVDC用フィルタ設備

交流フィルタ

直流フィルタ

中国のHVDC(直流送電),UHV(1000kV送電)計画

４．（海外）ＡＳＥＡＮ・インド・中国 ①中国におけるＵＨＶ・直流送電網建設投資

0

50

100

150

200

16年度実績

17年度計画

18年度計画

19年度計画

20年度計画

2


需要増加の背景 2011年～：スマホの台数増、液晶の大型化・高精細化 2014年～：日本・韓国に加え、中国パネルメーカーの投資急増（中国スマホメーカーの成長→パネル国産化政策） 2016年～： iPhone を始めとしたスマホにOLEDパネル採用の動き →韓国・中国勢のOLED増産投資が活況

FPD用ｲｵﾝ注入装置の受注

（億円）

0

100

200

300

13年度

実績

14年度

実績

15年度

実績

16年度

実績

17年度

予想

第6世代のｶﾞﾗｽ基板(1850mm×1500mm)用の装置（世界シェア１００％）

H3.9m x L13.0m x W8.4m

５．次世代半導体・ＦＰＤ ①高精細・中小型ＦＰＤ製造用イオン注入装置の需要増加

４


Medium-Current Implanters

22%

High-Current Implanters

57%

High-Energy Implanters

16%

Ultra-High-Dose Doping Equipment

5%

・従来の中電流イオン注入装置（Medium-Current）に加え、

更に市場の大きい大電流装置（High-Current）の販売開始。

・世界唯一のＳｉＣ量産ライン向け装置により、パワー半導体

分野での拡販に注力。

世界市場における各イオン注入装置の比率

2016年 Implanter 世界市場 983.8M$

５．次世代半導体・ＦＰＤ ②半導体製造用イオン注入装置の拡販

４

スマホの高性能化、ストレージ関連機器の増加、

ﾋﾞｯｸﾞﾃﾞｰﾀ・自動運転・ＡＩの成長などが半導体の

需要を牽引。

ﾌｧｳﾝﾄﾞﾘ・ﾛｼﾞｯｸﾒｰｶの投資継続、3D-NAND・

DRAM向け投資拡大、中国の本格投資などで

装置需要が増加。


燃費改善や耐摩耗以外にも様々な用途があり、そのニーズにこたえるための技術を備えています。

こんなところに“ＤＬＣ”が使われています

＜クラッチ部品＞耐摩耗⇒耐久性向上

＜駆動系部品＞耐摩耗⇒耐久性、異音防止

＜燃料バルブ部品＞固着防止⇒燃料蒸発量

規制対策

＜エンジン部品＞摺動性⇒燃費向上

①DLC膜を中心に既存膜を市場に投入し、受注拡大を図る。

②競争力あるDLC膜質を開発し、自動車部品分野に投入する。

ピン類リング類

今後適用拡大が見込まれる部品例

６．モビリティ ①ＤＬＣ膜を中心に自動車部品分野の様々なニーズに対応

5


医療、食品分野でEB殺菌･滅菌のシェア拡大を狙う

価格

装置サイズ

殺菌・滅菌装置市場

EOG 滅菌装置

低エネルギー電子線照射装置

ガンマ線照射設備

自己遮へい形電子照射装置

インライン

受託サービス

高圧蒸気滅菌装置

装置の小型化、低コスト化によりEOG処理の代替を狙う

・高齢化、新興国の医療環境改善などによる医療用具の使用量増加・人口の増加による食品、飲料の需要拡大

中エネルギー電子線照射装置

高エネルギー電子線照射装置

より高性能な材料へ当社技術が貢献！

炭化ケイ素(SiC)繊維への活用進む

米ゼネラル・エレクトリック（GE）が最新エンジンに導入を決めたセラミックス複合部材に用いられるSiC繊維の耐熱性向上に電子線を使用

電子ビーム

素材照射

耐熱性アップ

自動車関連分野の活用拡大

・自動車関連産業の様々な分野で活用

タイヤ

発泡材（内装材）

耐熱電線

熱収縮チューブ

パワー半導体

６．モビリティ７．新規分野 ①電子線照射装置の用途拡大による成長

5 6


７．新規分野 ①タイ・ベトナムでの装置部品事業の拡大

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

11年度実績

16年度実績

17年度計画

18年度計画

19年度計画

20年度計画

(億円)

タイ

ベトナム

2016年6月ベトナムに新工場竣工

・タイ・ベトナムで進めてきた金属加工、溶接の受託事業が拡大。・部品加工・だけでなく、装置や設備を完成品まで一貫受託する事業へと成長してきた。

装置部品事業売上計画

6


480 483 505 510

400 403 313 370

200 159 280 150

220 224

252

220

150 187 125 150 130 180

11.5%

14.8%

9.3%

12.0%

9.0% 10.0%超

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

売上高営業利益売上高営業利益売上高営業利益売上高営業利益売上高営業利益売上高営業利益

2020年度

V2020計画

978

1,068

1,500

61 90

150

6.3% 8.5%

10.0%

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

06～10年度 11～15年度 16～20年度

売上高

営業利益

営業利益率

【億円】

1,300 1,269 1,250

1,450

1,800

V2010 V2015 計画

[5年平均] 電力機器

ﾗｲﾌｻｲｸﾙｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ

ﾋﾞｰﾑ真空･応用

新ｴﾈﾙｷﾞｰ･環境

営業利益率

ROA － 12.6％－ 9～10％ 9.0％ 10.0％超

ROE － 16.8％－ 10～11％ 9.0％ 10.0％超

【億円】

2016

1,350

V2020計画 2018

Ｖ2020計画

８．VISION2020数値目標と進捗

実績 2017

予想 2020

Ｖ2020計画


Ⅴ．広報・ＣＳＲ活動


１．広報活動

知名度と当社社員のモチベーション両方の向上を目的に広報活動実施

京都のスポーツへの協賛

西大路四条北西バス停広告

FM京都ラジオCM

FM京都のαステーション「J-AC TOP40」の14：00～15：00で流しています。

11月からは、内容もリニューアル。社長の齋藤も登場しています。

社長の齋藤が登場


「技術系人材の育成」「京都を中心とした歴史的文化財の保護」「地域の環境保全活動への協力」の3分野に重点を置いて社会貢献活動を進めています。

また、2017年3月には「日新電機グループ社会貢献基金」を設立しました。

２．CSRの取り組み：社会貢献活動

小学生理科教室技術系大学院生への給付型奨学金制度

「文化財を守り伝える京都府基金」等への寄付地域の清掃活動に協力

技術系人材の育成

歴史的文化財の保護

地域の環境保全活動への協力


0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2007年

10月

2008年

1月

2008年

4月

2008年

7月

2008年

10月

2009年

1月

2009年

4月

2009年

7月

2009年

10月

2010年

1月

2010年

4月

2010年

7月

2010年

10月

2011年

1月

2011年

4月

2011年

7月

2011年

10月

2012年

1月

2012年

4月

2012年

7月

2012年

10月

2013年

1月

2013年

4月

2013年

7月

2013年

10月

2014年

1月

2014年

4月

2014年

7月

2014年

10月

2015年

1月

2015年

4月

2015年

7月

2015年

10月

2016年

1月

2016年

4月

2016年

7月

2016年

10月

2017年

1月

2017年

4月

2017年

7月

2017年

10月

（ご参考）株価チャート

単元株数：100株

（円）

年初来高値（17/10/26） 1,477円

年初来安値（17/6/30） 1,167円

10年来高値（16/7/26） 1,899円

10年来安値（08/10/28） 204円

2008年9月リーマン・ショック

2011年3月東日本大震災

2015年6月中国株価大暴落

年初来高値

10年来安値

年初来安値

10年来高値


将来情報についての注意事項

この資料に記載されております売上高及び利益等の計画のうち、過去または現在の事実に関するもの以外は、当社グループの各事業に関する業界の動向についての見通しを含む経済状況他業績に影響を与える要因について、現時点で入手可能な情報をもとにした当社グループの仮定及び判断に基づく見通しを前提としております。これら将来予想に関する記述は、既知または未知のリスク及び不確実性が内在しており、例として以下のものが挙げられますが、これらに限られるものではありません。・米国、欧州、日本、中国その他のアジア諸国の経済情勢、特に企業による設備投資の動向・急速な技術革新と当社グループの対応能力・財務的、経営的、環境的な諸前提の変動・諸外国による現在及び将来の貿易規制等従いまして、実際の売上高及び利益等と、この資料に記載されております計画とは異なる場合があることをご承知おき下さい。なお、当社グループは、この資料の本リリース後においても、将来予想に関する記述を更新して公表する義務を負うものではありません。

2017年11月16日 個人投資家向け会社説明会 資料 会 …10 2017年11月16日...

Documents

2017年11月16日個人投資家向け会社説明会資料会 …10 2017年11月16日...