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2017年3⽉期の決算資料を説明させていただきます。

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2017年3⽉期の決算資料を説明させていただきます。

構成は、

1.2017年3⽉期の決算概要

2.セグメント別の業績/取り組み

3.2018年3⽉期の業績予想

となっています。

(2017年3⽉期 通期決算ハイライト)

業績:

• 過去最⾼益を更新、営業利益・経常利益は6期連続の増益を達成しました。

• 販売台数、売上⾼は3期連続で減少しましたが当期純利益は期初予想の57億円を上回る、64億円の着地となりました。

トピックス:

・当社の「多様な⼈財の活躍」に関わる取り組みに対して多数の認定・表彰を頂きました。また新しい株価指数である「JPX⽇経中⼩型株指数」の構成銘柄に選定されております。

株主還元:

・2017年3⽉期の期末配当は30円とし、前期から 8円増配の56円を予定しています。

(決算ハイライト 通期決算概況 累計期間)

• 通期決算については、過去最⾼益を更新し、営業利益・経常利益が6期連続の増益を達成しました。

• 販売台数は、実質購⼊価格の上昇を受けた端末の買い控え、格安スマホをはじめとするMVNOの影響により7.2%減少しました。

• 売上総利益は、価格競争の沈静化・光回線の販売注⼒により、お客様⼀⼈あたりの収益を向上させ、増益となりました。

• 販売管理費は、販売員の待遇改善等による⼈件費の増加や、外形標準課税の増加の影響等により、増加しました。

• 営業利益は、過去最⾼益を更新しました。

• 当期純利益は、16/3期に「住宅ソリューション事業」の譲渡益があったことなどにより、増加率が5.2%増に留まりました。

(決算ハイライト 第4四半期決算概況 会計期間)

• 第4四半期の決算については、営業利益が四半期最⾼益を更新しました。

• 販売台数は、前年同期にあった、駆け込み需要の反動等により9.2%減少しました。

• 売上総利益は、累計期間と同様、タブレットや光回線の販売好調に加え、法⼈事業ではモバイルヘルプデスクを中⼼に、法⼈向けソリューションサービスが伸⻑し、増益を確保しました。

• 販売管理費は、販売員の待遇改善や光回線の販売促進強化により、増加しました。

• 営業利益は、売上総利益の伸びが、販管費の増加を吸収し、増益となりました。

• 四半期純利益は、16/3期に「住宅ソリューション」の事業譲渡益があったこと等により減益となりました。

(販売台数の推移)

• こちらはチャネル別の販売台数の四半期推移のグラフです。

• 販売台数は全四半期で減少しました。

• 特に、第1四半期と第4四半期の減少幅が⼤きく、

・第1四半期:実質購⼊価格の上昇直後の落ち込みで13.4%減少

・第4四半期:前年同期にあった駆け込み需要の反動で9.2%減少

となりました。

• MVNOの影響により、販売台数の減少傾向は続くと考えています。

(売上⾼と営業利益の四半期推移)

• こちらは、過去4年間の売上⾼と営業利益の四半期推移のグラフです。

• 営業利益については、第2四半期以降増益となり、第4四半期は四半期最⾼益を更新しました。

(経営指標推移)

• こちらは、過去7年間の売上⾼と営業利益、経常利益、当期純利益のグラフです。

• 営業利益、経常利益は6期連続の増益、当期純利益については5期連続の増益を達成しました。

• 買替サイクルの⻑期化、MVNOの影響による販売台数の減少により、売上⾼は減少していますが、13/3期にパナソニックテレコムと合併して以降、働き⽅改⾰やお客様⼀⼈あたりの収益向上に注⼒し、利益は右肩上がりを続けています。

(コンシューマ事業)

• 前年同期にあった駆け込み需要の影響等により販売台数は減少しました。

• タブレットや光回線の販売、従来型の携帯電話からスマートフォンへの買替えに注⼒し、お客様1⼈あたりの収益を向上させました。

• 「スマホ教室」開催などによりお客様満⾜度の向上に努めました。詳細は次ページにて説明します。

(第4四半期の取り組み スマホ教室)

• 初めてスマートフォンをご利⽤されるお客様向けに、キャリア認定ショップでスマホ教室を展開しました。

• スマホ教室では、特にご⾼齢の⽅を中⼼に、例えばメールやSNSなどお客様が使いたい機能を、専任講師がお客様とスマートフォンを⼀緒に使いながら、丁寧に解説します。

• お客様からは⾮常に好評をいただいていて、お客様満⾜度の向上とともに、集客⼒の強化につながっています。

(法⼈事業)

• モバイルヘルプデスク等の法⼈向けソリューションサービスの獲得が伸⻑したこと等により3Q以降増益となり業績改善の兆しが⾒えてきました。

• プリペイドカードの販売は引き続き堅調に推移しました。

• IoTソリューションは、昨年12⽉に発売したゲートウェイ端末の実証実験への引き合いが増加し、量産化案件にもつながってきています。

(第4四半期の取り組み モバイルヘルプデスク)

• ⼤⼿企業のスマートフォン利⽤拡⼤にあわせて、モバイルヘルプデスクの導⼊が進んでいます。

• 当社のモバイルヘルプデスクは、全ての端末やキャリアに対応できることや、ソリューションをお客様ごとにカスタマイズできること、スマートフォンの紛失や交換時に素早く対応できることが強みです。

• 売上総利益は、前年度⽐30%増加しました。

(トピックス:「多様な⼈財の活躍⽀援」の認定・表彰)

• 当社では従業員⼀⼈ひとりが、より活躍できる柔軟な働き⽅の推進や職場環境づくりにより、ワーク・ライフ・バランスの実現や、従業員の健康増進、⼥性従業員の活躍など、多⾓的に取り組んでいます。

• 第4四半期は新たに、「新宿区ワーク・ライフ・“ベスト”バランス賞」の受賞と「健康経営優良法⼈〜ホワイト500〜」の認定を頂きました。

(新宿区「ワーク・ライフ・バランス推進優良企業表彰制度」)

• 新宿区のワーク・ライフ・バランス推進優良企業表彰制度において、「ワーク・ライフ・“ベスト”バランス賞」を2017年2⽉18⽇に受賞しました。

• この制度は、新宿区が実施する「ワーク・ライフ・バランス推進企業認定制度」の認定企業の中から優れた取り組みを⾏っている企業を表彰するものです。

• 昨年2⽉の「ワーク・ライフ・バランス特別賞」受賞に続き、2年連続の受賞となりました。

• 当社が表彰されたポイントは次の4点です。

1. 働きやすい職場環境づくり

2. 男性の育児休業取得推進

3. ⼥性活躍推進

4. 社会参画⽀援

(経済産業省・⽇本健康会議「健康経営優良法⼈認定制度」)

• 経済産業省、⽇本健康会議が実施する健康経営優良法⼈認定制度において「健康経営優良法⼈2017 〜ホワイト500〜」に認定されました。

• この制度は、地域の健康課題に即した取組や⽇本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している⼤企業や中⼩企業等の法⼈を顕彰する制度です。2017年より開始され、コネクシオは初年度の認定企業となります。

• 当社が表彰されたポイントは次の4点です。

1. 充実した定期健康診断の実施

2. メンタルヘルス対策

3. 感染症予防対策

4. ワーク・ライフ・バランスを推進する勤務体制の構築

(中期⽬標)

• 当社は、中期⽬標として「2018年3⽉期 営業利益 100 億円」を掲げ、その達成のために次の2つの⽅針を⽴てています。

• 既存事業の持続的成⻑

• モバイルソリューションによる成⻑牽引、および成⻑事業への投資

です。

• 既存事業では、適正な経費⽔準を維持し、⼈財の成⻑を促し、「お客様満⾜度の向上」により、地域に密着した「選ばれる代理店」を⽬指します。

• 成⻑に向けて、当社の強みを活かしたモバイルソリューションサービスに重点的に資源配分を⾏い、将来の成⻑軸の構築を⽬指します。

(事業環境の変化に対する経営⽅針)

• 2018年3⽉期は、中期⽬標の最終年度として、営業利益100億円の達成を⽬指すとともに、今後の事業環境の変化に備え、将来へ向けた『成⻑の⾜掛かりの年』と位置付け、積極的な先⾏投資を⾏います。

• 当社は事業環境について、以下の通り認識しています。

・携帯電話市場:端末買替サイクルは⻑期化傾向、端末実質購⼊価格の上昇、MVNO事業者の台頭、企業のスマートフォン利⽤が徐々に進む、IoT市場は拡⼤

・社会全般:労働⼈⼝の減少、企業の働き⽅改⾰、コーポレートガバナンスの強化

(経営⽅針①)

• 経営⽅針の1つ⽬は「環境変化に対応した利益の追求」です。

• コンシューマ事業では、「また来たくなる」魅⼒あるショップの実現を⽬指しショップオペレーション品質の⾼位平準化に取り組みます。

• 法⼈事業では、企業のスマートフォン利⽤の広がりに合わせて、法⼈向けソリューションサービスを積極展開します。

(経営⽅針②)

• 経営⽅針の2つ⽬は「新たな収益軸の構築」です。

• スマートフォン向けポータルサイトnexiサービスをリニューアルし新しい取り組みを始めました。

• 新しい成⻑事業として新たな⼩売事業の展開を模索していきます。

• IoTゲートウェイの量産受注の獲得を⽬指します。

(経営⽅針③)

• 経営⽅針の3つ⽬は「⼈財確保 / 統制の強化」です。

• 「⼈財採⽤の強化、定着率の向上」を図るため、「連続休暇の取得推奨」や「育児・介護向け諸制度の整備」によりワーク・ライフ・バランスの充実に努めます。

• キャリア認定ショップにおいては⽉1回の定休⽇の設定や営業時間の短縮も進めていき、店頭販売員が働きやすい環境を創出し、従業員満⾜度の向上を⽬指します。

• 「⼈財育成」の⾯では、全社共通教育システム「コネクシオカレッジ」で、集合研修やeラーニングなどの機能を強化し、従業員⼀⼈ひとりの能⼒を⾼めます。

• 加えて、コンプライアンス機能の強化、コーポレートガバナンスの継続的改善にも取り組みます。

(業績予想)

• 18/3期の業績予想は以下の通りです。

販売台数 : 260.0万台(△2.9%)

売上⾼ : 2,525億円(△2.9%)

営業利益 : 100億円 (+0.2%)

経常利益 : 101億円 (+0.5%)

当期純利益: 65億円 (+0.5%)

(⽬標の考え⽅)

• 通期営業利益の前年との増減⽐較です。

• 『既存事業』では、「販売台数の減少」を⾒込んでいますが、お客様満⾜度を⾼め「販売単価の増加」などにより収益増を⽬指します。

• ⼀⽅で、『モバイルソリューションサービスによる成⻑牽引および成⻑事業への投資』として、『法⼈向けソリューションサービスの販売強化』や『新たな収益軸の構築 』に注⼒するとともに、必要な『先⾏投資』を積極的に進めます。

• なお、「連続休暇の取得推奨」や「育児・介護向け諸制度の整備」「⽉⼀回の定休⽇の推進」等、更なる従業員の『働き⽅改⾰』に取り組んでいくことで、⼀定の⼈件費増加を⾒込んでいます。

• 『その他』を含めて、全体では増益、営業利益100億円を⾒込んでいます。

(株主還元)

配当⽅針:

• 配当性向40% を⽬処とし、安定的な配当を継続して⾏えるよう業績の向上に努めます。

配当⾦の内容:

• 17/3期 前期から8円 増配の56円を予定

• 18/3期 「設⽴20周年記念配当」 として期末に5円を予定し、年間配当⾦は前期から9円 増配の65円を予定

(⾃⼰株式の消却)

• 2017年3⽉31⽇現在、当社の保有する⾃⼰株式の全てを、2017年7⽉3⽇に消却することを予定しています。

• 本件は、第20期定時株主総会において、⾃⼰株式の消却原資を確保することを⽬的とした「資本準備⾦の額の減少の件」が承認可決されることを条件に⾏うものとします。