きらめき

Ｎ Ｔ Ｔ 労 組

四 国 総 支 部松山市二番町４－２－１０

０８９－９３６－２３９０

発 行 責 任 者

繁木 康宏

編 集 責 任 者

松木 光晴

２０１７．３．８（水） Ｎｏ.７２５（１）

配布のみなさんご苦労さまです。 ＮＴＴ労組四国総支部ＨＰ： http://sbshikoku.server-shared.com/

今、国会を

騒がせている

「森友学園」

問題。ニュー

スで知るかぎ

り、「森友学

園」が小学校

建設予定地として国有地

を購入したが、購入後に

大幅値引きされた上に公

表されていなかったこと

が、事の発端のようであ

る。現役総理を巻き込む

疑惑が日々数多く報道さ

れている。さすがに、幼

稚園児による「安保法制

国会通過よかったです」

と宣誓したときは耳を疑

った▼安倍首相の直接的

な関与、その他政治家の

口利き・圧力等があった

のかどうか、疑惑はきっ

ちり解明して欲しいもの

である。隣国の事件を報

道せず、自国の問題をも

っと報道すべきでは▼今

国会では労働基準法改正

も論議され、中でも「高

度プロフェッショナル制

度」いわゆる残業代ゼロ

法案についても論議され

る。長時間労働を助長さ

せかねない危険な制度で

ある▼ＮＴＴ労組は二〇

一七春闘において、組合

員・社員の健康と安全を

確保するため「休息時間

を確保するための制度」

の創設をはじめとする、

各種制度の充実を要求し

ている。なぜなら「安全

と健康は何よりも優先す

る

課

題

」

で

あ

る

か

ら・・・。

（川口）

各組織では執行委員会

を闘争委員会に切り替え、

全国一斉時間外職場集会

等を開催し、指示第二号

の内容と諸行動の強化に

ついて認識を共有。

団体交渉の強化

三月六日に再開した西

本部による団体交渉では、

これまでの月例賃金改善

等の組合側主張に対し、

会社側は「賃金改善は後

年度以降の負担も増すこ

とから慎重に検討してい

る」とこれまで同様の見

解を繰り返した。また、

「『人財への投資』の必

要性についての認識は合

う。サポート手当の創設

もふまえ、会社の財務等

を勘案する必要がある」

とも述べた。

これに対し、組合側は、

「サポート手当は、福利

厚生の短期的課題として

労使が責任をもって決着

許可なく記事・写真等の無断転載や複製を禁じます。

要求書提出

～ストライキ権確立

二月一五日の中央委員

会で二〇一七春闘方針を

決定後、一七日までに、

中央本部は主要八社に対

し正社員の月例賃金改善、

西本部も各社に対して正

社員以外の月例賃金改善

および特別手当・一時金

等を中心とした要求書を

提出。

二月二〇日には、中央

本部・指示第一号に基づ

き「ストライキ批准一票

投票」を開始。二八日の

指示第二号で、九八・三

〇％の高率で批准された

ストライキ権確立を確認。

したものであり、春闘論

議とは切り離すべきだ」

と強く主張した。

さらには、厳しい経営

環境の中でも、「ミッシ

二月二七日の統一交渉では、

「経済の自律的成長」へ月例

賃金改善が必須―

―

等、ＮＴ

Ｔ労使の社会的役割と責任を

質す組合に対し、会社は、賃

金改善はその時々の経営状況

判断が必要との見解を示した。

過去を振り返えると、二〇一

三春闘以前の数年間、組合員の

懸命な努力により堅調な業績を

叩きだし、賃上げへの大きな期

待が膨らんだ時でさえ、総合的

な判断に立ち月例賃金を要求せ

ず特別手当等に絞った「自制的

要求」を続けてきた。つまり、

組合として、その時その時の至

近な視点のみではなく、常に中

期的視点で物事を見続けてきた

ものである。

会社が営利を追求することは

当然だが、その活動も社会全体

の中で行なわれている。つまり

会社も社会を形成する一員なの

だ。なおかつ会社の根幹は人で

できている。会社の言うＮＴＴ

グループの持続的な成長の継続

は、労使双方が社会的役割を果

たしてこそ成就できるものだ。

月例賃金改善により個人消費拡

大を図り「経済の自律的成長」

へ。理は私たち労働組合にある。

あらためて社会の一員である会

社の決断を求めたい。

吉成 康晃

四国総支部事務局長

ョン会社等あらゆる分野

において、有期・無期雇

用者および六〇歳超え契

約社員を含めたすべての

組合員・社員の活躍なく

善』を求めている根拠で

ある」と迫った。

慎重に検討する姿勢を

くずさない会社側に、

「具体的かつ誠意ある見

解を示せ」と通告し団体

交渉を終了した。

団体交渉のもよう（西本部）

２０１７春闘

時間外

職場集会

に参加を！

ｽﾄﾗｲｷ批准一票投票（愛媛分会）

して事業運営は成り立た

ず、会社の利益拡大にも

貢献していると認識して

いることが『すべての雇

用形態に対する処遇改

きらめき Ｎｏ.７２５（２）２０１７．３．８（水）

３月は「労働時間適正化月間」です。不払い労働撲滅や、年休の活用など、ワーク・ライフ・バランスの充実に向けメリハリつけましょう！

■主な連携先①公益財団法人 ベルマーク教育助成財団

②ＢＯＯＫ・ＯＦＦ Ｏｎｌｉｎｅ

■支援先の選定関係先・ＮＧＯ等と調整を図り別途検討する

■問い合わせ各分会、または四国総支部 黒田・中山まで

ベルマークを集めて送付すると、財団が提携する企業から学校の設備や教材を購入可能

本・ソフト（ゲーム・ＣＤ・ＤＶＤ）等をＢＯＯＫ ＯＦＦに買い取りしてもらい、その代金を復興支援金として寄付

２０１６年度 ２０１７年度

３月 ４月

食事補助

サポート手当

３月分（チャージ）

▲20

ＩＣカード〔チャージ〕

バウチャー発行

チャージ不可

食券発行不可▲21

▲21

▲１

食券支給

（３月分）

賃金控除

(

２月分)

▲17

賃金控除

(

３月分)

▲20

賃金控除

(

２月分)

▲17

賃金控除

(

３月分)

▲20

手当支払

（４月）

▲20

ＮＴＴ労組では、連合や情報労連の要請に基づき、毎年、草刈りや、がれき撤去等の「復興支援ボランティア」を行なっています。また、西本部においても、昨年度、宮城県東松島市の仮設住宅等で、物産展や落語寄席の運営支援等の笑顔を届けるボランティアを行ないました。

情報労連統一「復興支援ボランティア」の活動もよう

今後も、被災地に寄り添った取り組みを継続します。

西本部「東日本大震災復興支援ボランティア」の

活動もよう

NTT労組ならではのスケールメリットを生かした活動です。機会があればご協力を。