2019 10 8 renew zohocampaignsはじめてガイド - zoho -...

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はじめてガイドの使い方

本書はユーザーの皆さまが Zoho Campaigns をスムーズに使い始められること

を目的として作成されています。

設定項目を、「管理者ユーザー編」と「一般ユーザー編」に分け、それぞれ必要

となる初期設定手順や機能概要を、有料プランの画面を例に解説しています。

Zoho Campaigns を組織に導入する場合、まず社内で管理を進める管理者を決

め、自社の導入目的や運用に合わせた状態に準備してから社内に展開しましょう。

アカウント＆組織の作成

組織全体で共通の初期設定

他のユ

ザ

の追加

顧客デ

タの登録・追加

メ

ルの作成・送信

送信結果の分析

管理者ユーザー編⼀般ユーザー編

改善・戦略⽴案

プラスα l ⾃動メール送信の設定

本書を用いた Zoho Campaigns 利用開始、初期設定から運用までの流れ


目次

1章▶ Zoho Campaigns をはじめよう P04アカウントを登録しよう P04

※自社で Zoho サービスの利用が初めての方・Zoho Campaigns で初めて Zoho サービスを利用される方

Zoho Campaigns の組織を設定しよう P06※すでに他の Zoho サービス（Zoho CRMなど）をご利用中で Zoho アカウントを取得済みの方。

画面の構成について P08

2 章▶ 基本情報を設定しよう P09会社情報を登録しよう P09 ユーザーを追加しよう P10ユーザーの役職・権限を設定/確認しよう P12

差出人メールアドレスを登録しよう P14

メールのフッターやヘッダーを設定しよう P16

3 章▶ 連絡先を登録/追加しよう P17顧客ファイルをインポートしよう P18 1 件ずつ追加しよう P20Zoho CRMと連携して連絡先を同期しよう P21

4 章▶ メールを作成/送信しよう P26通常のメールキャンペーンを作成しよう P27A/B テストしたメールキャンペーンを送信しよう P34

5 章▶ レポートの見方を知ろう P36レポートの見方を知ろう P36 Zoho CRM 上で確認しよう P43

管

ユ

・・・管理者編

・・・ユーザー編

管

管

ユ

ユ

ユ

管

管

管


※自社でZohoサービスの利用が初めての方・Zoho Campaigns で初めてZoho サービスを利用される方

Zoho Campaigns を利用するには、社内でメール送信サービスの導入・運用を主導する方がは

じめにZoho サービスを利用するためのアカウント（Zoho アカウント）を作成する必要があり

ます。

まず、組織内でサービスの利用者（ユーザー）を取りまとめる管理者として、アカウントを開設し、データを共有する「組織」を作成し、次に、作成した組織に他のユーザーを招待していきま

す。ここではまず無料プランのアカウントの作成・登録方法から紹介します。

Zoho Campaigns にアクセスする

Zoho Campaigns のページ

（https://www.zoho.com/jp/campaigns）へアク

セスします。

入力する

アカウントに利用するメールアドレスとパスワー

ド、組織情報と電話番号を入力して「無料登録」を

クリックします。

アカウントを登録しよう

Step1

Step１

Step2

Step2

https://www.zoho.com/jp/campaigns/https://www.zoho.com/jp/campaig

ns/


※自社でZohoサービスの利用が初めての方・Zoho Campaigns で初めてZoho サービスを利用される方

待機画面

アカウント作成中の待機画面が表示されます。Zoho のアカウントおよび、データを共有する

「組織」が作成されると、実際のZoho

Campaigns の画面に移動します。

完了

Zoho Campaigns のサービス画面です。

「2章▶基本情報を設定しよう」に進みましょう。

アカウントを登録しよう

Step1

Step3

Step2

Step4

登録したメールあてにアカウントの認証メールが

送信されます。

メールの URL をクリックして、アカウントを認証

しましょう。30 ⽇間の URL の有効期間を過ぎる

と、アカウントが削除される恐れもあるので、ユ

ーザー登録時は認証まで⼀気に完了しましょう。

チェックポイント：認証メールを確認しよう


※すでに他のZohoサービス（Zoho CRMなど）をご利用中でZohoアカウントを取得済みの方

他の Zoho サービス（Zoho CRMなど）をご利用されている方は、そのアカウント情報でZoho

Campaigns にアクセス可能です。はじめてZoho Campaigns にアクセスした際は、顧客デー

タを共有する組織の作成から始まります。

Zoho Campaigns にアクセスする

Zoho Campaigns のページ

（https://www.zoho.com/jp/campaigns）へアクセスします。

サービス規約の確認

「Zoho Campaigns にようこそ」というページ

に切り替わるので、サービス規約を確認し、「次に

同意します」にチェックを入れ、「同意して続け

る」をクリックします。

Zoho Campaigns の組織を設定しよう

Step1

Step１

Step2

Step2


※すでに他のZohoサービス（Zoho CRMなど）をご利用中でZohoアカウントを取得済みの方

確認ページ

確認ページが表示されます。

システム側でのアカウントの設定が完了すると、

組織の詳細の更新ページに自動で切り替わり

ます。

組織の詳細を更新する

「組織名」「電話」をそれぞれ入力し、「更新」をク

リックします。更新が完了すると、組織の作成が完了し、Zoho

Campaigns のサービス画面に自動で遷移します。

Zoho Campaigns の組織を設定しよう

Step3

Step3

Step4

Step4

電話番号を⼊⼒しなければアカウントの作成が完了しません。

これはスパム業者対策として、むやみにアカウントが作成されないために⼊⼒をお願い

しています。

チェックポイント：なぜ電話番号登録が必須なのですか？


Zoho Campaigns は、タブという場所にデータを分類して格納しています。該当のタブをクリックすると、データの一覧画面やメニュー画面が表示されます。

タブ名詳細ダッシュボード Zoho Campaigns の利用開始時に行う操作が表示されます。

メールの送信後は最新のメール送信結果なども表示されます。キャンペーンメールキャンペーン（メールの送信）に関するメニューやデータ

が集約されています。通常のメールからA/Bテストまで、メールで行うキャンペーンの作成/管理をするタブです。

連絡先メールを送信するリストや、リストの中の連絡先情報を管理するタブです。

オンラインショップ Shopify などのオンラインストアをZoho Campaigns に接続できるタブです。

自動化自動で送信するメールキャンペーンやワークフローを作成/管理するタブです。

ライブラリー Zoho Campaigns にアップロードした画像や、作成したメールテンプレート、メルマガ購読の登録フォームを管理するタブです。

レポート送信/投稿したメールキャンペーン/ソーシャルキャンペーンの結果を確認できます。

設定組織情報や、ユーザーの管理、ヘッダー/フッターの管理、他のサービスとの連携まで、あらゆる設定メニューがあるタブです。

タブ

画面の構成について


Zoho Campaigns の「組織情報」に登録した情報は、メールのフッターに表示される組織情報と連動しています。「組織情報」に自社の情報を登録しましょう。

組織情報の設定画面へ移動する

タブの「設定」をクリックし、「組織情報」をクリッ

クすると組織情報を入力する画面が表示されます。

組織情報を入力する

画面右上の「編集」をクリックします。組織のロ

ゴやWebサイトのURL、住所などの情報を追加

し、「更新」をクリックします。更新が完了する

と、画面上部に「更新しました」というメッセージが表示されます。

会社情報を登録しよう

Step1

Step１

Step2

Step１


Zoho Campaigns を複数人で利用したい場合は、ユーザーを追加しましょう。ユーザーを追加する大まかな手順は以下のとおりです。

l 招待する側（管理者ユーザー）1. 管理者ユーザーが他のユーザーを追加・招待する

l 招待された側（招待メールが来るまではZoho Campaigns にアクセスしない）2. 受け取ったユーザーが招待メールを認証する3. Zoho Campaigns に初めてアクセスする

ユーザーを追加・招待する（管理者側の操作）

「設定」→「ユーザーの管理」に移動し、

画面右上の追加から「ユーザー」をクリック

します。

Zoho Campaigns のユーザーとして招待する

ユーザーとして追加したい方のメールアドレスと名前を入力し、割り当てたい役職を選択した後「追

加」をクリックします。

ユーザーを追加しよう

招待される側のユーザーは、招待メールから組織に参加する前に、Zoho Campaigns にアクセスしてアカウントを開設すると、別の組織として認識されてしまい、本来参加するはずの組織にアクセスできなくなってしまいます。

チェックポイント：招待メールが届く前に、Zohoキャンペーンにアクセスしてはいけない理由

Step1

Step１

Step2

Step2


招待メールのリンクをクリックする（招待される側の操作）

受信したメールのリンクをクリックします。

アカウントを作成する

表示された画面でアカウント情報を入力して「ユ

ーザー登録」をクリックします。登録したメールアドレスあてに認証メールが届い

たら、リンクをクリックしてアカウントを認証し

ましょう。

ユーザーを追加しよう

Step1

Step3

Step2

Step4

利⽤可能なユーザー数に上限はありませんが、スパム利⽤を防ぐため、Zoho Campaignsに追加できるユーザーは 5 ⼈までです。 6 ⼈以上のユーザーを追加したい場合は、⽇本語サポート窓⼝（https://support.zoho.com/portal/jpzoho/home）までお問い合わせください。

チェックポイント：追加できるユーザー数について


ユーザーが追加されたら、データの共有範囲やどこまでの操作を許可するのかを決めるため、「役職」と「権限」を設定しましょう。

役職：組織の設定やユーザーの追加などの機微な操作の範囲を設定できます。スタッフと管理者の 2種類があり、管理者は組織に共通する設定が可能です。

権限：組織のユーザーに対して、データの閲覧や操作などの利用範囲を設定できます。

役職を設定しよう

追加したユーザーの役職は初期設定で「Standard User」になっています。組織の設定やユーザーの追加・管理などを可能にするには役職を「Standard Admin」に変更しましょう。また、「Standard Admin」に変更したユーザーを同様の操作で「Standard User」に変更することも可能です。

「設定」→「ユーザーの管理」をクリックし、

各ユーザーにカーソルを当てると、ユーザー情

報の横に「役職の割り当て」という文字が表示

されます。クリックすると、「Standard Admin」あるいは

「Standard User」の役職に変更できす。

ユーザーの役職・権限を設定/確認しよう

Step1１


権限を確認しよう

「設定」→「ユーザーの管理」の「役割と特権」をクリックして、権限を確認します。

権限の種類と詳細権限の種類詳細

自分自分が担当者であるデータのみアクセス・操作が可能です。その他自分以外のユーザーによるアクセス操作が可能です。

Step12

ユーザーの役職・権限を設定/確認しよう


Zoho Campaigns では組織に所属するユーザーのメールアドレスの他に、送信者（差出人）として登録したメールアドレスを送信者としてメールを送信できます。

設定画面へ移動する

設定→「送信者を管理する」をクリックします。

メールアドレスを入力する

ユーザーのメールアドレス以外で、送信者にしたい

メールアドレスを入力して「認証メールの送信」をクリックします。

認証する

入力したメールアドレス宛に届いた認証メールのリ

ンクをクリックして、認証が完了します。

認証完了後に送信者アドレスとして利用可能になります。

差出人メールアドレスを登録しよう

Step1

Step１

Step2

Step2

Step3

Step3


差出人メールアドレスを登録しよう

Zoho Campaigns では、送信するメールのドメインを認証（SPF/DKIM を設定）することで Zoho Campaigns から送信するメールが迷惑メールとして識別される確率を下げることができます。 ※設定しなくてもメール送信は可能です。

詳細の設定⽅法は、 https://zurl.co/882A をご確認ください。

チェックポイント：ドメイン認証をして、メールの到達率を向上しよう


Zoho Campaigns ではメールに共通して使用するヘッダーやフッターをあらかじめ設定しておくことで、メール送信までの作業時間を短縮することが可能です。

「設定」→「ヘッダーとフッター」をクリックすると、初期設定のテーマが表示されます。新しくテーマを作成する場合は、「最初のテーマの作成」をクリックします。

すでにあるテーマを複製し、文言の修正を加えるか、いちから作成するかを選択できます。

メールのヘッダーやフッターを設定しよう


Zoho Campaigns に登録した連絡先をもとに、メール送信対象リスト（送信先リスト）を作成

することが可能です。

以下３種類の追加方法があります。

l ファイルのインポートcsv、xls、xlsx 形式のファイルなどからインポートできます。顧客データベースを所有し

ておらず、特定のファイルで管理している場合に便利です。

l 連絡先データを手動で追加手動で連絡先データを追加できます。少人数ずつ追加する場合に便利です。

l 他サービスの顧客データと同期Zoho CRM などから連絡先リストを同期できます。顧客データベースを Zoho CRM で管理している場合に便利です。今回は Zoho CRM と

の同期方法を説明します。

メール送信対象リストについて送信する対象ごとに、リストを分けることができます。また、そのリスト上でさらに、セグメント分け（グループ分け）することも可能です。

地域や対象製品など、異なる対象に異なるメールを送信したい場合などに便利です。

連絡先を登録/追加しよう


インポートの画面に移動する

「連絡先」タブ→「すべての連絡先」→「連絡先のインポート」をクリックします。ファイル

の連絡先のインポート方法のところで「ファイ

ルの選択」をクリックします。

インポートするファイル、リスト名を選択する

「コンピューターから」を選択してインポートするファイルを選択します。

リストの選択では、インポートした連絡先を入れる配信リスト名をすでに作成したものから選択するか、新規に配信リストを作成します。

顧客ファイルをインポートしよう

Step1

Step１

Step2

Step2


連絡先の同意情報について指定する

連絡先の同意情報について、「暗黙 ‒ 同意が必

要」、もしくは、「同意の意思表示済み」のどちらかを指定します。

項目を関連付ける

インポートするファイルの項目と ZohoCampaigns 側の対応する項目の関連付けを行

い、「インポート」をクリックします。インポートが完了すると、インポート結果が表示されます。

顧客ファイルをインポートしよう

Step4

Step3

リストに不要な項目は、関連付けする必要はありません。Zoho Campaigns のメール送信リストでセグメントに利用する項目などを関連付けましょう。

チェックポイント：全部の項目をインポートして登録したほうがいいの？

Step3

Step3


顧客リストのファイルがない/登録したい連絡先が数件程度である/CRMなどのツールを利用していない場合は、手動で 1件ずつ連絡先を登録することも可能です。

連絡先タブに移動する

「連絡先」タブ→「すべての連絡先」→「新しく追加」→「連絡先」をクリックすると、

基本情報を入力する画面が表示されます。

情報を入力して保存する

情報を入力し、登録先のリストを選択したら「追加」をクリックします。

1件ずつ追加しよう

Step1

Step１

Step２

Step2


顧客管理システムであるサービスZoho CRMをお使いの方は、Zoho CRMと ZohoCampaigns を連携し、双方の連絡先を同期すると、Zoho CRMで管理している顧客データがZoho Campaigns 側に追加/更新され、メールが送信できるようになります。また、Zoho Campaigns の送信結果をCRM上に反映して、CRMの画面から確認することも可能になります。

連携の設定画面に移動する

「設定」→「アプリ」→「Zoho CRM」に表示されて

いる「接続」をクリックします。完了すると、「有効

なアカウント」として表示されます。

Zoho CRMと連携して連絡先を同期しよう

Step1

Step１


連携の設定が終わったら、いよいよZoho CRMと Zoho Campaigns の顧客データを同期が可能になります。同期の設定をしましょう。

新しい同期の設定の追加

「連絡先」タブ→「同期サービス」→「Zoho

CRM」にある「新しい同期」をクリックする

と、同期の設定画面が表示されます。ここでは「周期的な同期」→「見込み客」をクリ

ックし、同期の詳細情報を入力します。

同期先・リストを選択する

同期名や同期したいビューなどの同期などの、詳細な条件を選択します。

ビューの選択については、以下の通りです。

選択肢詳細すべてのデータ CRMの選択したタブのすべてのデータを同期します。カスタムビュー CRMのタブに存在するビューのデータと同期します。条件（Zoho CRMのタブで連絡先選択時）

CRMの商談や取引先など連絡先タブと関連するタブの項目を条件にセグメントを設定し、条件に合致するデータを同期します。

Step3 Zoho CRMと連携して連絡先を同期しよう

Step1

Step4

Step2

Step5


同期先リストを選択する

Zoho Campaigns 側の同期する同期先リストを選択します。既に作成しているリストに同期する場合は、選択リストから選びます。新しいリストに追加したい場合は「＋」をクリックし、リストを作成します。「保存して続ける」をクリックします。

項目の関連付けをする

「項目の関連付け」を設定する画面が表示されるので、CRMで管理している項目のうち、キャ

ンペーン側のリストに同期したい項目を関連付けます。初期設定では、「姓」「名」「メール」が同

期されます。

関連付けする項目を追加する

Zoho CRMには様々な項目があります。

姓・名、メール以外の項目を同期する場合は、「他

の項目の関連付け」をクリックし、関連付けま

す。Zoho Campaigns に項目がない場合は、新しい項

目として追加します。


Step3

Step6

Step4

Step7

Step5

Step8


項目の設定を保存する

設定が完了したら「開始」をクリックします。


Step6

Step9

メールアドレスと⽒名だけでも問題はありませんが、追加された項⽬はキャンペーンのリスト上でセグメントに利⽤できます。インポートの場合と同様、セグメントする場合には、項⽬を追加することをお勧めします。

チェックポイント：同期する項目は多いほうが良い？


Zoho CRMとの同期をさらに細かく設定する

同期の設定後、連絡先タブの「同期サービス」→Zoho CRM→「有効な同期」→Settings をクリックして、Zoho CRMと Zoho Campaigns の連携をさらに細かく設定をすることが可能です。

l Zoho CRMへのデータの登録

Zoho Campaigns での購読者のアクション(開封/クリックなど)を Zoho CRMの顧客に関

連付けて登録できます。

l キャンペーンから CRM への設定Zoho Campaigns の送信レポートをZoho CRMのキャンペーンタブで確認できたり、Zoho Campaigns 側で更新されたメール対象外(オプトアウト)の項目を Zoho CRMに反映できます。


Step1


送信先の登録が終わったら、いよいよメールの内容を作成して送信しましょう。

作成できるメール（メールキャンペーン）の種類についてZoho Campaigns で作成/送信できるメールキャンペーンには、複数の種類があります。用途によって効果的なキャンペーンが異なりますので、それぞれを使い分けて効果的なメールキャンペーンを行ってください。

通常のメールキャンペーン

お知らせや案内メール、キャンペーン情報のメールなど、その都度内容の変わるメールを送信す

るときに便利です。

A／B キャンペーン

送信先の一部に対して、内容の異なるメールをテスト送信し、それぞれ効果測定を行います。効

果の高かったメールを送信できます。

自動メール送信

ステップメール、祝日・クリスマスなど特定の日に関するメールを送信できます。また送信したキャンペーンに対する開封やクリックなどの反応を条件にして、自動でメールを送信することも

可能です。

作成手順についてZoho Campaigns では、以下の手順でメールの作成を進めていきます。

基本情報の設定

テンプレートの選択

内容の作成

プレビューで確認

＆

テストメール送信

受信者の選択

レビュー

送信

メールを作成／送信しよう


基本情報を設定する

「キャンペーン」タブ→「通常のキャンペーン」→「キャンペーンの作成」をクリックします。それぞれの項目に情報を入力し、購読者（メールの配信先）を追加します。内容ところの「コンテンツの作成」をクリックすると、メールの内容を作成する画面に移ります。

キャンペーン名（Untitled Campaign）

内部管理用の名称です。（管理しやすい名称を設定しましょう）

件名送信するメールの件名です。

送信者送信先で表示される送信者名とメール送信に使用するメールアドレスを設定します。

購読者メールを配信する連絡先を設定します。

内容メールの内容（コンテンツ）を作成します。作成します。

通常のメールキャンペーンを作成しよう

Step1

Step１


作成方法を選択する

送信するメールの種類を、「保存済みのテンプレート」、「定義済みのテンプレート」、「基本のテンプレート」「HTMLコードエディター」、「プレーンテキストエディター」、「HTMLのインポート/アップロード」、「送信履歴」の中から選択します。

メールテンプレートを利用する

HTML形式で作成する際にはテンプレートの利用が可能です。「保存済みのテンプレート」、「定義済みのテンプレート」、「基本のテンプレート」の中から利用したいテンプレートを選択します。

基本のテンプレート画像やイラストなどが事前に挿⼊

されていないシンプルなテンプレ

ートです。

デザインテンプレート四季折々の画像やイラストが⼊っ

たテンプレートです。季節ごとに

内容が変わります。


Step2

Step2

Step3


内容を作成する

挿入したい内容を、ドラッグ&ドロップで本文中に差し込みます。差し込んだ後に、テキストの入力や画像の挿入を行います。途中の内容を保存して、作成を続ける場合には「変更の保存」を、作成を終了する場合は「Saveand Next」をクリックします。

Step4

Step4



キャンペーンのカスタマイズ設定をする

「ヘッダーとフッターのテーマ」を選択します。（ヘッダーとフッターのテーマは設定画面から変更可能です）

プレビュー画面を確認する

「プレビュー」をクリックし、プレビュー画面を確認します。修正する際には右上の「X」を押して内容確認画面に戻り、HTML形式の内容を編集する場合は「内容の編集」を、テキスト形式の内容を編集する場合は、「テキスト形式の内容の編集」を選択します。

Step5

Step5


Step6

Step6


テストメールを送信する

プレビュー時に「テストメール」という項目が表示されます。ここからメールを実際に送信する前にテストメールを送信することが可能です。メールアドレスとメール形式を選択し「テストメールの送信」をクリックします。送信先で選択したメールアドレス宛にテストメールが送信されるので、内容を確認します。

（テストメール機能）（実際に送信されたテストメール）

Step7

Step7


テストメールを送信すると、実際にどのように送信先に届くのか確認できます。内容の確認や、上司の⽅への確認依頼に利⽤できます。

チェックポイント：テストメール機能の目的


レビューを依頼する

すべての設定が完了したら、送信前にレビューを依頼します。「レビューを依頼」をクリックすると、キャンペーンのレビュー待ちの状態に切り替わります。レビューが完了すると、送信が可能になります。レビューが完了した際、通知メールが送られます。

Step8

Step8


このレビューでは、迷惑メールや不正な利⽤がされていないかを Zoho Corporation（グローバル本社）の法務担当者がチェックしています。このチェックは、Zoho Campaigns から送信するすべてのユーザーの、すべてのメールの到達率を⾼く保つための施策で、送信前の必須となっています。レビューには数分〜15 分ほど、場合によってはそれ以上時間がかかる場合があります。送信時間までに余裕を持ってメールの作成を⾏いましょう。レビューでは、迷惑メール防⽌規定(https://www.zoho.jp/SpamMailPrevention.html)に基づき、Zoho Corporation 法務担当者によってメールキャンペーンが差し⽌められる場合があります。差し⽌めの詳細な理由については、⽇本語サポート窓⼝（https://support.zoho.com/portal/jpzoho/home）までお問い合わせください。

チェックポイント：何のためにレビューするの？


メールキャンペーンを送信する

すぐに送信する場合は、今すぐ送信の「送信」をクリックすると送信が始まります。特定の日時に送信したい場合は、「予定の種類を選択してください」をクリックし、詳細を設定します。設定した日時に送信が開始されます。送信状況のステータスはメールキャンペーンのページから確認ができます。（※詳細は次ページ）

Step9

Step9


⼀度に⼤量のメールを送信すると迷惑メールとして認識されるおそれがあるため、送信する対象のリストの連絡先が膨⼤な場合には、Zoho Campaigns は送信タイミングをややずらしながらメール送信を⾏います。すべての連絡先にメールが送信完了するまで数分以上かかることがあります。（時間は連絡先数に依存します。）送信状況はメールキャンペーンのページから確認が可能です。

チェックポイント：膨大な連絡先へのメール送信

Zoho Campaigns では、不達率が全送信先の 5％を超えた段階で、お使いのドメインを保護するため、送信を⼀時停⽌します。24 時間後に⾃動で送信が再開されます。不達率の⾼いリストを使うことは、メールマーケティングだけでなく、事業にも良い影響を与えません。この機会にお使いのリストを整備しましょう。

チェックポイント：メールの送信が停止している！どうして？


Zoho Campaigns での A/Bテストとは、異なる 2パターンのメールを用意し、実際の送信リストの一部に送信、受信者の開封率が高かったメールを残りの連絡先に送信する送信方法です。通常のメールより時間がかかりますが、検証に基づいてより効果的なメールを送信することが可能です。

A／Bテストを作成する

「キャンペーン」タブ→「詳細なキャンペーン」をクリックして表示される「A/B 比較キャンペーン」をクリックします。

基本情報を入力する

キャンペーン名やテスト対象、対象者の割合等を設定し、「次へ」をクリックします。各設定項目の詳細は次ページの通りです。

A/Bテストしたメールキャンペーンを送信しよう

Step1

Step１

Step

2Step2


送信する内容の作成と送信

以後は通常のメールと同様の手順でメールを作成＆送信できます。

設定項目詳細名前内部管理用のメールキャンペーンの名前を入力します。テストパラメーターの選択テスト対象項目を選択します。

テストグループのサイズを選択する

送信対象者の中で、テストを実施する割合を設定します。

効果の高いキャンペーンの選択

効果測定の方法を選択します。

開封率基準・クリック率基準：開封率およびリンクのクリック率が高かったメールを、テスト後に自動で送信します。

手動：自動でメールは送信されません。ユーザーが送信結果を確認し、どちらのメールを送信するか判断します。

試験期間テストの実施時間を設定します。実施期間の終了時点で効果が高かったメールが、リストの他の連絡先に送信されます。

A/Bテストしたメールを送信しよう

Step3

Step3


メールを送信したら結果を確認して次につなげましょう。レポートタブ→「送信済みのキャンペーン」から該当のキャンペーンデータをクリックすると、結果のレポートが確認できます。

レポートの見方を知ろう


レポートの概要

到達送信したメールの到達率と連絡先数が表示されます。不達送信したメールの不達率と連絡先数が表示されます。未送信まだ送信されていないメールの割合と連絡先数が表示されます。開封送信したメールの開封率・連絡先数が表示されます。クリック（重複を除く）

送信したメールに対するリンクのクリック率と連絡先数が表示されます。数値はクリックした受信者数で算出しますので、同一人物が複数回クリックしても影響を受けません。

未開封送信したメールの未開封率と連絡先数が表示されます。クリック／開封率開封されたメールに対するリンクのクリック率が表示されます。

登録解除済み登録解除した送信先の割合と連絡先数が表示されます。苦情迷惑メールに設定した送信先の割合と連絡先数が表示されます。

Step1１



レポートの概要

時間ごとの開封状況時間ごとの開封者の数値が表示され、時間経過に応じた状況を確認できます。

地域ごとのメールの開封状況開封者の地域が表示され、どの国や地域で配信効果が高いかを確認できます。

Step2１



購読者の行動

受信や開封、クリックなど、送信結果に関連する連絡先情報が表示されます。

クリック分析

メールのプレビュー上で、リンクに対するクリック状況を視覚的に把握できます。また各リンクごとにクリックした受信者数とクリック回数のリストが表示されます。

リンクのクリック状況クリックされたリンク

Step32


Step43


不達メールと自動返信

不達メール（ハードバウンスおよびソフトバウンス）や自動返信を確認できます。

不達メール（ハードバウンス）ドメインそのものやメールアドレスが存在しない宛先不明の場合などのエラーが発生した送信先数と、連絡先情報が表示されます。また、ソフトバウンスの状態が3回以上続いた場合、ハードバウンスにうつります。

不達メール（ソフトバウンス）受信者のメールボックス容量が一杯の場合やサーバーダウンなど、一時的なエラーが発生した送信先数と、連絡先情報が表示されます。

自動返信受信者がオフィス不在時や休暇中に自動返信を設定されている場合、送信先と連絡先情報が表示されます。

Step54



ユーザーエージェントの統計

受信者のメール閲覧端末、受信したメールクライアント、キャンペーン上のリンクを開いたブラウザを確認できます。

上位 5位に関する統計

開封率上位 5 件の国や地域、メール上のクリックされたリンクのうち上位 5 件が表示されます。

リストベースの要約

メール送信対象のリストごとにレポートが表示されます。

購読者のコメント

メール本文にコメントの入力タグを使用し、受信者からコメントがあった場合に表示されます。

レポートの共有

共有用の URL を発行し、Zoho Campaigns のユーザー以外にもレポートを共有できます。※送信に関する連絡先数は表示されますが、連絡先情報は共有されません。


Step85

Step69

Step77

Step910

Step106


Zoho CRM上で確認する

Zoho CRM と同期設定されている場合、メールキャンペーンの結果を Zoho CRM 側に反映できます。「キャンペーン」タブと「見込み客」タブ、「連絡先」タブで確認が可能です。

「キャンペーン」タブでの表示イメージ

「見込み客」タブおよび「連絡先」タブでの表示イメージ

Step1111



この一冊でサクサクわかるはじめてガイド Zoho Campaigns

発行元ゾーホージャパン株式会社

〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目6番1号みなとみらいセンタービル13階

本文中に記載されている会社、ロゴ、企業、製品のロゴや名称は各社の商号、商標または登録商標です。本ガイドの記載内容は、2021年3月12

日現在のものです。記載されている内容は事前の予告なしに変更される場合があります。

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