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2019 年度開講科目(学部)】(共通教育科目/一般科目) 数学A 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象 講義 3 授業回数 30 安田 富久一(非常勤講師) 単位認定責任者 安田 富久一 実務経験の有無 - - 授業科目の概要 この講義では「数学」を「理工系分野を理解するための道具」と位置付け、専門分野を学ぶときに 必要となる知識の理解と習得に重点を置く。具体的には、三角関数・指数関数・対数関数等の初等 関数を中心に学び、さらに1変数の微分・積分法を扱う。この分野は科学の基礎・根幹を形成する 大変重要な部分である。講義を通じて、数学の基本的概念や重要事項の理解と問題解決に必要な数 学的な考え方や数学的スキルの習得を目指す。また、演習や小テストにおいては、理解したことを 伝えるスキル訓練として、解答の書き方の表現についても学修する。 初等関数で表された関数の微分・積分の基礎を理解し計算技術をマスターし、情報を積極的に処理 し活用する能力を身につける。また、演習では問題解決能力を培い、解決結果及びその正しさを的 確に伝える表現力を身につける。 1.初等関数で書かれた関数値の計算ができる。 2.微分計算ができる。 3.微分計算から得られる情報を元に関数値の変化を調べることができる。 4.基本的な不定積分の計算ができる。 5.置換積分・部分積分を適切に利用して計算ができる。 6.理解・発見したことを論理的に的確に伝えるスキルが身につける。 学修成果評価項目 (%)および評価方 項目 割合 評価方法 基礎学力 60 定期試験・演習課題・e ラーニング宿題課題・小テスト 専門知識 倫理観 10 定期試験・演習課題・小テスト 主体性 10 定期試験・演習課題・小テスト 論理性 10 定期試験・演習課題・小テスト 国際感覚 協調性 創造力 5 定期試験・演習課題・小テスト 責任感 5 定期試験・演習課題・小テスト 授業の展開 1.2. オリエンテーション/基礎事項の概観 3.4. 三角関数の基本 5.6. 三角関数の応用 7.8. 指数・対数関数 9.10. 複素数 11.12. 関数と極限 13.14. 微分法の基本 15.16. いろいろな関数の微分法 17.18. 関数値の変化 19.20. 微分法の応用 21.22. 不定積分の基本 23.24. 不定積分の置換・部分積分

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【2019 年度開講科目(学部)】(共通教育科目/一般科目)

科 目 名 数学A

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 3 単 位 授業回数 30

授 業 担 当 者 安田 富久一(非常勤講師) 単位認定責任者 安田 富久一

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

この講義では「数学」を「理工系分野を理解するための道具」と位置付け、専門分野を学ぶときに

必要となる知識の理解と習得に重点を置く。具体的には、三角関数・指数関数・対数関数等の初等

関数を中心に学び、さらに1変数の微分・積分法を扱う。この分野は科学の基礎・根幹を形成する

大変重要な部分である。講義を通じて、数学の基本的概念や重要事項の理解と問題解決に必要な数

学的な考え方や数学的スキルの習得を目指す。また、演習や小テストにおいては、理解したことを

伝えるスキル訓練として、解答の書き方の表現についても学修する。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

初等関数で表された関数の微分・積分の基礎を理解し計算技術をマスターし、情報を積極的に処理

し活用する能力を身につける。また、演習では問題解決能力を培い、解決結果及びその正しさを的

確に伝える表現力を身につける。

1.初等関数で書かれた関数値の計算ができる。

2.微分計算ができる。

3.微分計算から得られる情報を元に関数値の変化を調べることができる。

4.基本的な不定積分の計算ができる。

5.置換積分・部分積分を適切に利用して計算ができる。

6.理解・発見したことを論理的に的確に伝えるスキルが身につける。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 60 % 定期試験・演習課題・eラーニング宿題課題・小テスト

専門知識 %

倫理観 10 % 定期試験・演習課題・小テスト

主体性 10 % 定期試験・演習課題・小テスト

論理性 10 % 定期試験・演習課題・小テスト

国際感覚 %

協調性 %

創造力 5 % 定期試験・演習課題・小テスト

責任感 5 % 定期試験・演習課題・小テスト

授業の展開

1.2. オリエンテーション/基礎事項の概観

3.4. 三角関数の基本

5.6. 三角関数の応用

7.8. 指数・対数関数

9.10. 複素数

11.12. 関数と極限

13.14. 微分法の基本

15.16. いろいろな関数の微分法

17.18. 関数値の変化

19.20. 微分法の応用

21.22. 不定積分の基本

23.24. 不定積分の置換・部分積分

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25.26. 定積分の基本

27.28. 定積分の置換・部分積分

29.30. 微分・積分法のまとめ

授 業 外 学 修

に つ い て

<予習>

1.講義前に該当箇所についてテキストを読む。

2.テキスト内の練習問題を解き、理解の確認をする。

3.理解不十分項目を再度学習しておく。

<復習>

1.e ラーニングによる宿題を課すので毎回仕上げる。

2.翌週の講義時に実施する小テストに向けて、計算スキルを確認する。

教 科 書 「数学A」テキスト

参 考 文 献 特になし

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション取組状況等

○ ○ ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 30 % 30 % 30 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関する

補足事項

<定期試験:30%>

定期試験は第13・14回講義(微分方の基本) 以降の範囲で実施する。

<その他のテスト:30%>

その他のテストとは中間テストである

中間テストは第11・12 回講義(関数と極限) までの範囲で実施する。

<課題・レポート:30%>

(演習課題:10%)

3~28回目の偶数番目の講義は主に演習(解答提出) を実施する。

(e ラーニング宿題課題:10%)

3~28回目の偶数番目の講義後にe ラーニング課題を出す。

本課題はその週に学習した項目の理解定着を図る復習課題である。

(小テスト:10%)

5~29回目の奇数番目の講義の始めに小テストを実施する。

テスト時間は10~20分の時間で主として前週の学習内容の理解を問う。

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科 目 名 サイエンス基礎

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者

川辺 豊、長谷川 誠、梅村 信弘、

吉本 直人、青木 広宙、1学年担当

クラスアドバイザー

単位認定責任者 川辺 豊

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項

【川辺】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/kawabe

【長谷川】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/hasegawa

【梅村】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/umemura

【吉本】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yoshimoto

【青木】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/aoki

授 業 科 目 の 概 要

我々の身の回りにある宇宙・生命等の自然現象の基本、およびそれらを利用したさまざまな機器

や構築物の原理を理解することは、新しい現象や物質の発見、あるいは機器・システムの発明につ

ながる大切な基礎である。本講義はこのような段階に至る前の共通的素養として、科学的な考え方

を学ぶ。単なる知識にとどまらず科学的な技法、すなわち数値を用いた計算の考え方、実験を行う

にあたっての論理的な思考術、およびその表現法、さまざまな文脈に現れる数理的現象の処理方法

などを学ぶ。特にグループ活動を重視し、議論やプレゼンテーションをを通じてお互いの考えを理

解し、今後の学びの上で必要となる心構えを身に付ける。

本科目は、全体講義、クラス単位の授業、アドバイザリーグループ単位での活動から構成され、

日程も多少不規則な部分がある。学生として必須の自己管理や、周囲との連絡、協同に関する能力

の向上も本科目の目的である。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1. 簡単な実験を通して、現象そのものおよび結果から導き出せる結論などを論理的に記述できる。

2. 大学初年級程度で求められる数値の計算を関数電卓を用いて的確に行い、実験の解析などに応用

できる。

3. 理系の学生として最低限必要な常識を身に付け(地球環境、宇宙の構造、先端技術など)、自ら

の考えを表明できる。

4. グループとしての協調した行動を通じ、今後の学びの上で必要となる基本的なスキルである議論

への積極的な参加や意見表明、さらに自分の目標や将来の計画などを第三者に説明できる。

5. 自分自身が大学で学ぶことの目的および学習目標、さらにそのための学習に関する考え方を他者

に対して説明できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 20 % 小テスト、数理の基礎の取り組み

専門知識 0 %

倫理観 5 % 必要な場合の各種届の提出の状況

主体性 15 % 全体講義における振り返り・実験授業への参加

論理性 10 % 全体講義における振り返り

国際感覚 10 % 全体講義における振り返り

協調性 10 % 実験授業、グループワークへの参加

創造力 10 % グループワークへの参加

責任感 20 % 課題提出状況

授業の展開

1. ガイダンス

2. 全体講義「『大学で学ぶ』ということ」

3. グループワーク 1(自己紹介など)

4. グループワーク 2(目標設定、面談など)

5. 全体講義:大学での学習について(基本科目について/高校との違い)

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6. 数理の基本1 関数電卓実践発展(グループ活動)

7. 数理の基本2 関数電卓実践基本(グループ活動)

8. 実験の基本1(グループ活動)

9. 実験の基本2(グループ活動)

10. レポート作成と添削指導(グループ活動)

11. グループワーク 3(講義の理解について議論と発表)

12. 全体講義:国際化と英語

13. 全体講義:地球と宇宙

14. 全体講義:先端技術

15. グループワーク 4(ディスカッション、作文添削など)

授 業 外 学 修

に つ い て

予習・復習

・関数電卓については、事前に購入した電卓を用いて、入力法や四則演算など簡単な操作は事前に確

認しておくこと。また、授業後は折にふれて操作を繰返し身につけておくこと。

・実験終了後はレポートの作成を行うために、データの確認・整理を各自で行い、内容の考察を進め

ておくこと。

・複数回、別途レポートの提出を求めるので、授業時間外に作成し指定された期間内に提出すること。

提出課題・レポート

1.講義の終りに演習問題あるいは小論文課題等を課すことがある。

2.講義時間内に提出する場合と、別途指定された期間内に提出を求める場合があるので、指示に従

うこと。

3.グループ活動では、必要に応じて所定の講義時間以外においても、積極的にグループ内でのディ

スカッションなどを進めること。

4.グループ活動の終了後、グループ活動の内容、得られた成果などに関するレポート課題を課す場

合があるので、そのときは指示に従って期限までに提出すること。

5.講義に関する「振り返り」への記入を求める場合があります。

その他

グループごとに学長との懇談会を行います。必ず参加してください。

教 科 書 必要に応じて配布する。

参 考 文 献 講義において適宜提示する。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ ○ ○ ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 10 % 15 % 5 % 70 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 化学入門

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 高田 知哉 単位認定責任者 髙田 知哉

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/takada

授 業 科 目 の 概 要

大学で理工学を学ぶための化学について、今後の学習で必要となる知識を得るとともに、実際の

問題を正確に取り扱える能力を培うことを目的とする。授業では、高校で化学を履修していない学

生もいることを想定し、高等学校化学の内容を振り返った上でより専門的な内容に触れていく。授

業では、内容の講義に加えて実験の演示や各種の演習問題を取り入れ、化学知識の具体的なイメー

ジを把握することを目指す。授業の前半では、化学の基本的概念(原子構造、化学結合、物質の量

の取り扱い、化学量論、物質の状態とその変化)について学ぶ。後半では、物質の種類と特徴(無

機物質、有機物質、高分子)を学ぶ。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1. 物質を構成する基本要素および化学結合について正しく説明できる。

2. 物質の量(質量、物質量、濃度、密度)を正しく取り扱うことができ、必要な量の計算ができ

る。

3. 物質の化学的変化(化学反応)を定量的に取り扱うことができ、化学反応に関係する各種の量を

正しく計算できる。

4. 代表的な無機物質および有機物質についての知識(構造、性質、製法、用途)を正しく説明で

き、各種物質の構造や反応に関係する定量的な取り扱いができる。

5. 代表的な有機物質および高分子物質についての知識(構造、性質、製法、用途)を正しく説明で

き、分子構造の図示や簡単な合成反応の設計ができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 50 % 試験結果、レポート記述内容の正否

専門知識 30 % 試験結果、レポート記述内容の正否

倫理観 %

主体性 %

論理性 20 % レポート記述内容の論理性

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 化学の対象領域 物質を構成する粒子

2. 化学結合

3. 物質量と濃度

4. 化学反応における量的関係

5. 酸・塩基の反応

6. 化学平衡

7. 化学反応の速度

8. 無機物質の種類と反応(酸化・還元)

9. 無機材料の種類と構造(結晶と非晶、結晶構造の分類)

10. 金属の種類と製法(電気分解)

11. 化学産業で利用される無機物質

12. 有機物質の種類、炭化水素の分類

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13. 不飽和炭化水素の構造と反応

14. 炭素・水素以外の元素を含む有機物質

15. 高分子物質とその応用

授 業 外 学 修

に つ い て

・必要に応じて、あらかじめ予備知識の見直し(高校理科・化学の内容など)をしておくように求め

る。

・レポート課題を複数回課すので、定められた期日までに提出する。自力で作成するよう努め、他者

のものを写すなどの不正をしないこと。

・各回の授業で出題する問題の解答は後でポータルサイトに掲載するので見直してほしい。また、各

回の授業内容に関連する練習問題もポータルサイトにて提供する。

教 科 書 テキストはポータルサイト上で配布する。また、授業時に示したスライドや問題なども、ポータルサ

イトから提供する。

参 考 文 献

高等学校で使用した化学の教科書や参考資料には、本講義で扱う内容が多く含まれている。

その他、参考になる図書として下記の書籍を挙げる。また、図書館には関連の書籍が多数収蔵されて

いる。

・井上、川田、栗原、小寺、塩路、脇田「新版 大学の化学への招待」三共出版

・多賀、片岡、早野、沼田「新版 教養の現代化学」

・吉田、安藤、蒲生西谷、田島、宮崎、矢尾、好野「新編基礎化学」実教出版

・小林、天内、池田、一森、粳間、北野、佐藤、多田、津森、胸組、福本「Professional Engineer

Library 化学」実教出版

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ × ○ × ×

成 績 評 価 の 割 合 40 % 0 % 60 % 0 % 0 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

1. 定期試験

・定期試験期間中に試験を実施するので、試験の前には十分復習すること。

・書籍、ノート、配布資料の持ち込みは不可。その他の物の持ち込みについては別途指示する。

・試験は100点満点で行い、得点を40点満点に換算して定期試験分の評価とする。

2. 追加試験・再試験

・やむを得ない理由により定期試験を欠席した者および定期試験後の成績評価で合格とならなかっ

た者に対して、それぞれ追加試験・再試験を実施する。対象者は試験の前に十分復習すること。

・書籍、ノート、配布資料の持ち込みは不可。その他の物の持ち込みについては別途指示する。

・試験は100点満点で行い、得点を40点満点に換算して追加試験・再試験分の評価とする。この評価

を、定期試験の時点で確定済みのレポートの評価と合わせ、60点以上となる場合は合格とする。た

だし、再試験により合格となった者の評価は一律で可とする。追加試験により合格となった者につ

いてはこの限りではない。

3. レポート等

・レポートは、期限までに提出したかどうか(未完成のまま出されておらず、必要な内容が全て含

まれた形になっていることが前提)と、記述内容が正確かつ論理的であるかどうかによって評価す

る。

・レポートの評価60%のうち、提出期限による評価は20%(レポートでの評価全体の1/3)とする。

記述内容の評価は40%(同じく2/3)とする。

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科 目 名 生物学入門

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者

木村 廣美、下村 政嗣、、大越 研

人、坂井 賢一、平井 悠司、高田 知

単位認定責任者 木村 廣美

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項

【木村】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/kimura

【下村】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/shimomura

【大越】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/okoshi

【坂井】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/sakai

【平井】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/hidai

【高田】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/takada

授 業 科 目 の 概 要

科学技術は、知的、文化的、経済的あるいは社会的価値を創造することで、私たちの生活の質を

向上させてきた。そのような科学技術を発展させるためには、理工学に関する幅広い素養を身につ

ける必要があるとともに、人々の生活を理解するための発展的な生物学を知ることが望ましい。本

講義では、生物と工学の接点を紹介しながら、科学技術の根底にある発展的な生物学を学ぶ。尚、

講義内容は、高校での生物の履修を前提とはしていない。講義は4名の講師によるオムニバス形式

と学生が主体的で行うアクティブラーニング形式の両方を採用する。プレゼンテーションの準備で

は、さらに3名の講師が加わり、プレゼンテーションに向けて細かな指導を行う。評価はプレゼン

テーションならびにレポートや小テストの成績、授業の取り組み方によって行う。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

理工学の素養としての発展的な生物学を知る。生物と工学の接点から生物学の基礎を学習すること

で、以下が可能となる。

1. 理工学を学ぶ意義を見出すことができる。

2. エンジニアのための生物学の概念を理解できる。

3. 生命現象を多角的にとらえる基盤ができる。

4. ヒトの栄養について理解できる。

5. 老化と生活習慣病について理解できる。

6. 光と生物の関わり合いを理解できる。

7. 生物機能を利用した製品について知ることができる。

8. 生物学と工学を結ぶ情報学の概念を理解できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 20 % レポートの内容、プレゼンテーション

専門知識 20 % 小テスト、レポートの内容やプレゼンテーション

倫理観 %

主体性 20 % 取組状況やプレゼンテーション

論理性 10 % レポートの内容やプレゼンテーション

国際感覚 %

協調性 20 % 取組状況やプレゼンテーション

創造力 %

責任感 10 % 取組状況やプレゼンテーション

授業の展開

1. 【木村】ガイダンス

2. 【木村】ヒトの栄養

3. 【下村】エンジニアのための生物学(1)

4. 【平井】表面技術と生物(1)

5. 【木村】老化と生活習慣病

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6. 【平井】プレゼンテーションへの取り組み方

7. 【坂井】光と生物(1)

8. 【坂井】光と生物(2)

9. 【菊池 千歳水族館館長】サケ-謎に満ちた生命の旅

10. プレゼンテーションの準備

11. 【平井】表面技術と生物(2)

12. 【下村】エンジニアのための生物学(2)

13. プレゼンテーション(1)

14. プレゼンテーション(2)

15. 【下村】生物学と工学を結ぶ情報学

授 業 外 学 修

に つ い て

授業前

参考文献や図書で調べながら、主体的にプレゼンテーションの準備を行う。

授業後

担当教員の指示に従い、レポートなどを作成する。

教 科 書 なし

参 考 文 献 なし

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ ○ ○ ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 10 % 40 % 40 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 エレクトロニクス入門

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 山中 明生 単位認定責任者 山中 明生

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yamanaka

授 業 科 目 の 概 要

エレクトロニクス入門では、理工系エンジニアとして必須な電気の基本法則を学びながら、専門用

語の正しい使用法、数式による現象の表現、指数を含む数値計算、有効数字と物理単位を修得す

る。前半の授業内容は、電荷と電流、オームの法則、合成抵抗と合成コンダクタンス、等価回路と

テブナン定理、電位と接地を講義する。後半の授業では、サイエンス基礎で学んだ関数電卓を駆使

して数値計算を行う。授業内容は、電力、キャパシタとその合成、そしてキルヒホッフの法則と応

用を学ぶ。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1. 電気の専門用語を正しく読み書きすることができる(レベル1)。

2. 電気の物理単位を正しく読み書きすることができる(レベル1)。

3. 電気の基本法則を文字式で表すことができる(レベル2)。

4. 電卓を用いて基礎的な数値計算ができる(レベル3)。

5. 計算結果を有効数字と指数で表現できる(レベル3)。

6. 複数の基本法則を組合わせた問題を文字式で正しく表すことができ、さらに数値計算を正しく行

うことができる(レベル4)。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 60 % 中間テストと定期試験のレベル1~3の問題。毎回演習の答案。

専門知識 10 % 定期試験のレベル4の問題。

倫理観 0 %

主体性 30 % 毎回の提出課題。

論理性 0 %

国際感覚 0 %

協調性 0 %

創造力 0 %

責任感 0 %

授業の展開

1. はじめに: 電気回路を記号で表せるようになる。

2. 電荷と電流: 回路の電流、電流の定義、電流密度を学び、演習問題を解きながら理解する。

3. オームの法則: 電気抵抗、電気抵抗と抵抗率の関係、電池の起電力を演習問題を解きながら理解する。

4. 合成抵抗と合成コンダクタンス:抵抗の直列接続と並列接続を演習問題を解きながら理解する。

5. 等価回路とその応用:等価回路と実際の回路への考え方を学び、演習問題を解きながら理解する。

6. 接地と電位: 回路の接地と回路の電位、電気・電子機器の接地やフレーム接続を学び、演習を通じて理解を深め

る。

7. 前半のまとめ:中間テスト

8. 前半の復習:再チャレンジテスト

9. ジュール熱と電力: 抵抗で発生するジュール熱、電力、電力量の関係を学び、演習を通して理解する。

10. キャパシタ: 電荷の放電・充電、キャパシタに蓄えられた電気量とエネルギー、平行平板キャパシタと応用を理

解する。

11. キャパシタの連結:複数のキャパシタを連結したときの合成容量、エネルギー、電位を理解する。

12. キルヒホッフの法則1: キルヒホッフの第1法則の定義を学び、回路中の電流保存について演習問題を解きなが

ら理解する。

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13. キルヒホッフの法則2: キルヒホッフの第2法則の定義を学び、閉回路での起電力と電圧降下について演習問題

を解きながら理解する。

14. 回路の解法: キルヒホッフの法則やテブナンの定理を使い応用的な演習問題を解きながら理解を深める。

15. 直流回路のまとめ: プレチャレンジテストを行ながら直流回路の理解を深める。

注意:受講者の習熟度が高い場合には、「授業の展開」を変更することがある。詳しくはポータルサイトで連絡し

ます。

授 業 外 学 修

に つ い て

復習について: 授業を受けた日は、以下について 1.5時間以上の学修を行ってください。

1.テキストやノートを読み直し、授業で取り組んだ演習問題に再度解答する。

2.授業で提示された提出課題(復習問題)に取り組む。

予習について: 授業を受ける前に、以下について 1.5時間以上の学修を行ってください。

1.次回の授業範囲に該当する予習テキストや WEB教材等を読む。

2.前回の授業で提示された提出課題(予習問題)に取り組む。

教 科 書

1.授業で使うパワーポイントの抜粋を授業前にプリント配布する。

2.予習テキストとして、授業プリントの pdf版をポータルサイトに提示する。

3.授業で使う演習問題は授業中にプリント配布し、終了後に pdf版をポータルに提示する。

4.演習問題の解答は授業終了時にプリントで配布する。

参 考 文 献 1.参考となる WEB教材を配布プリントとポータルに提示する。

2.本学eラーニング「標準物理・大学物理・エレクトロニクス基礎」の教科書と演習。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 35 % 25 % 30 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

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試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

成績評価の考え方

レポート等と取組状況等の合計40%を基礎点として、「授業科目の到達目標」に記した各レベルの達

成度を中間テストと定期試験の結果に応じて評価する(ルーブリック評価)。具体的には、

秀: レベル1~レベル4を全て満たしている。

優: レベル1~3を全て満たしている。

良: レベル1~3の内、2つを満たしている。

可: レベル1~3の内、1つを満たしている。

取組状況等、レポート等、中間テスト、定期テストについては以下のとおり。

「取組状況等」

1.毎回の授業で行う演習問題を必ず解答すること。

2.演習の解答状況を取組状況として成績に加える。

「レポート等」

1.毎回の配布プリントに提出課題(予習問題・復習問題)を提示する。

2.次回の授業前までに、課題をレポートボックスに提出すること。

3.提出課題の解答状況を成績に加える。

「中間テスト」

1.中間テストは6回目終了後に行う。範囲はシラバスに記した通り。

2.中間テストでは基礎問題(レベル1~3)が出題される。

3.中間テストでは複数回の再チャレンジテストを行い、最も高得点の答案を中間テストの結果と

する。積極的に再チャレンジテストに取組むことを期待する。

「定期試験」

1.定期試験では9回目~14回目授業の範囲から出題する基礎問題(レベル1~3)と、授業全

体を範囲とする応用問題(レベル4)が出題される。

2.定期試験には再チャレンジテストはないが、15回目授業の演習としてプレチャレンジテスト

を行う。プレチャレンジテストの結果は定期試験と同等に扱う。

再試験

1.定期試験の欠席者については、プレチャレンジテストを受験しても再試験となる。

2.再試験の内容は定期試験と同じ範囲とする。

3.中間テストの結果が極めて不十分な場合は、中間テストの範囲についても再試験を行うことが

ある。ポータル等により指示があるので注意すること。

追試験(追加テスト)

1.定期試験:忌引き、病気、あるいは交通機関の遅延などで定期試験を欠席した学生には、定期

試験と同じ範囲の追試験を実施する。教務係で所定の手続きをとること。

2.中間テスト:再チャレンジテストを複数回実施するので、中間テストの追試験は行わない。事

情により全ての再チャレンジテストを受けられない場合には、追加テストを行うことがある。教務

係に申し出ること。

追加課題

毎回の取組や課題提出が十分でない場合には、追加課題を提示することがある。詳細はポータルで

提示する。

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科 目 名 情報学基礎演習

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 実習 単 位 数 2 単 位 授業回数 30

授 業 担 当 者 曽我 聡起、石田 雪也 単位認定責任者 曽我 聡起

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項

【曽我】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/soga

【石田】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/ishida

授 業 科 目 の 概 要

本講義では情報機器の利用方法、情報検索とデータ収集、PowerPoint、Excel、Wordといった最も基

本的なソフトウェアの使用方法を学ぶ。次に情報セキュリティと情報モラルを理解し、メール送信

などの情報発信について学ぶ。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.インターネット等を活用した情報検索を行い,自分の調べたい内容をまとめることができる。

2.PowerPointを用いたプレゼンテーション資料の作成,発表ができる。

3.Wordを用いたレイアウト調整,文章の作成ができる。

4.Excelを用いた,グラフ,関数を用いた計算ができる。

5.情報セキュリティ、モラルを意識し、防御策について説明することができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 50 % 授業時の課題及び定期試験

専門知識 %

倫理観 10 % 授業時の課題及び定期試験(メール・情報モラル部分)

主体性 30 % 授業外課題

論理性 10 % 文書作成課題

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 情報機器の利用方法とスキルチェック(学内 PC、ポータルシステム、E ラーニングシステムの利用方法)(石田・

曽我)

2. 情報知識の確認・キーボード入力とメールの送信(石田・曽我)

3. 情報検索とデータ収集(Web検索を通じた情報検索とそのまとめ方について)(石田・曽我)

4. 情報モラル(身近に気をつける情報モラルとは?)(石田・曽我)

5. PowerPoint 1:プレゼンテーションソフトの活用:文字入力・図形作成(発表資料の作成)(曽我・石田)

6. PowerPoint 2:論理的プレゼンテーションの仕方(発表の実践)(曽我・石田)

7. Excel 1:表の概念・数式入力・関数・グラフ(二軸グラフの作成)(石田・曽我)

8. Excel 2:データ分析の実践(平均,偏差などの表計算の実施)(石田・曽我)

9. Excel 3:データベース処理(if,countif等関数を用いた処理)(石田・曽我)

10. Word 1:文字入力・ページレイアウト・図形とグラフの挿入など(曽我・石田)

11. Word 2:課題(曽我・石田)

12. 情報セキュリティと情報モラルと文書作成(論理的文章の書き方①)(石田・曽我)

13. インターネットと情報発信 :HTML・CSS(石田・曽我)

14. メール・Excelの復習(石田・曽我)

15. 情報化社会と ICT(石田・曽我)

授 業 外 学 修

に つ い て

教科書に連動した専用の動画サイトが準備されており,必要な機能の操作についてはこれらを見るこ

とで理解できる。それぞれの課題については,こうした動画像サイトなどを使いながら授業前に自ら

予習し作業するものが含まれる。

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授業中に示した内容に準じた内容が定期試験に出題されることがある。授業時に示された機能をしっ

かりと理解しておく必要があるため,授業後は復習を行い身につけておく必要がある。

なお,16回目に定期試験を行う。

教 科 書

「キーワードで学ぶ最新情報トピックス 2018」日経 BP社,「学生のための Office2016&情報モラル」

noa出版

配布プリント(Web教材含む)と本学 eラーニングの教科書と演習

参 考 文 献 なし

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ × × ○ × ×

成 績 評 価 の 割 合 40 % 0 % 60 % 0 % 0 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

授業時の予習、授業内の課題、取り組み状況(態度)、プレゼンテーション、授業外課題について

合計60点(1週あたり4点)で算出する。詳細は授業時に説明する。

提出課題

1.課題は授業終了時もしくは指定された日時に提出する。

2.提出された課題を演習点とする。

中間テスト

中間テストは実施しない。

定期試験

1.定期試験では授業で扱った内容の実技試験とする。

2.定期試験には再試験はないので注意すること。

その他,授業の進め方などについては適宜授業中やポータルサイトで指示を行うことがあるので,

それに従うこと。

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科 目 名 キャリア形成A1

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 1 単 位 授業回数 10

授 業 担 当 者 吉本 直人、石田 雪也、山下 文 単位認定責任者 吉本 直人

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項

【吉本】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yoshimoto

【石田】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/ishida

【山下】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yamashita

授 業 科 目 の 概 要

この授業では、大学生活ならびにキャリアについての理解を深めることを目標とする。入学時点の

自己分析を試験、学修観等のチェックにより行い、それを元に大学生活への目標設定を行う。ま

た、大学での学び(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー)、社会と企業のしくみ、汎

用スキル、主体性、コミュニケーションの重要性などの知識を深める。また、言語リテラシーにつ

いても学び、大学生活及び社会で必要な文書の書き方について学ぶ。授業ではグループ活動(ワー

ク、ディスカッション)を適宜導入することで、協調・協同での活動についての意識を深める。授

業は講義形式で行う。

なお,教職クラスを設け,教職志望の学生には6週目より教職を意識した授業を行う。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.キャリアとは何か、本学のディプロマ・ポリシーについて説明できる。

2.大学生活についての目標設定ができる。

3.正しい日本語を意識した文章を書くことができる。

4.主体性の重要性について説明できる。

5.グループワーク・ディスカッションを行うことができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 %

専門知識 %

倫理観 %

主体性 100 % 授業時の取組状況,授業外学修課題,最終小テスト

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 本学のキャリア教育について(担当:吉本・石田、山下)

2. グループディスカッション(課題:グループディスカッションを振り返る)(担当:石田・山下)

3. ディプロマ・ポリシーと目標設定(課題:授業の振り返り)(担当:石田・山下)

4. 汎用スキルについて/授業外学修について考える(課題:主体性についての事前レポート)(担当:石田・山下)

5. 言語リテラシー(1)大学で身につけるべき文章表現力とは(担当:山下・石田)

6. 主体性とは?(課題:振り返り)(担当:石田・山下、宮嶋)

7. 良いチーム活動とは何か(グループワーク)(課題:振り返り、次回内容の事前課題)(担当:石田・山下、宮嶋)

8. 企業、社会と就職活動までの社会とのつながり(振り返り)(担当:石田・山下、宮嶋)

9. 言語リテラシー(2)時宜にかなった表現と言葉づかい(担当:山下・石田、宮嶋)

10. 小テスト・振り返り(担当:石田・山下、宮嶋)

授 業 外 学 修

に つ い て

各授業において、適宜課題を出す。

例)キャリアについて考える,主体性について考える,ディプロマ・ポリシーについて考える等

教 科 書 野田晴美ほか「グループワークで日本語表現力アップ」,ひつじ書房

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参 考 文 献 必要に応じて、授業時に適宜指示する。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 30 % 20 % 0 % 50 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

中間テストと期末テストは実施しない(最終週に授業の内容を確認する小テストを実施30点)。そ

の他評価は、授業時の課題の評価で算出する(レポート・取り組み状況計70点)。

なお,最終小テストを未受験・未提出(欠席者)の場合は,単位を付与しない。

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科 目 名 千歳学

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 1 単 位 授業回数 8

授 業 担 当 者 山林 由明 単位認定責任者 山林 由明

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yamabayashi

授 業 科 目 の 概 要 大学所在地である千歳の地理、歴史、産業、暮らしなどを学ぶことを通じて現代社会の位置づけや

課題に気づき、将来への道を考える。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1. 北海道、特に千歳の地質的特徴について述べることができる。

2. 北海道の縄文/アイヌ時代の歴史について述べることができる。

3. アイヌ時代の千歳の暮らしや産業について説明できる。

4. 和人の移住の歴史について述べることができる。

5. 千歳市の概況や産業の推移と特徴について説明できる。

6. 千歳市のような地方都市の課題と対策について考察することができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 30 % 課題レポートの文章における用語や漢字の正しい使用

専門知識 %

倫理観 %

主体性 20 % 課題レポートに自主的に調査した内容が盛り込まれていること

論理性 30 % 課題レポートが論理的に構成されていること

国際感覚 10 % アイヌ文化のように、日本国内にも多様な文化が存在することを意

識して課題レポートが書かれていること

協調性 %

創造力 10 % 課題レポートに自身が発想した考えが盛り込まれていること

責任感 %

授業の展開

1. 大学設立の経緯と SNC構想、ガイダンス

2. 千歳市の紹介

3. 地学的特徴、災害史

4. 縄文/擦文/アイヌ時代

5. 千歳村から千歳市へ

6. 千歳地域産業の現状と将来

7. 特別講義

8. 特別講義

授 業 外 学 修

に つ い て

課題レポートを執筆する際に、千歳市や道央エリアの地学的、歴史的、経済的、文化的特徴について

自ら調べる。

教 科 書 特に指定しない。

参 考 文 献 新千歳市史 通史編 上・下 など

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × × ○ × ○

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成 績 評 価 の 割 合 0 % 0 % 60 % 0 % 40 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

取組状況は、毎回提出するコミュニケーションシートに基づき評定する。また、レポートの内容が

同じと判断されるレポートは減点する。

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科 目 名 テクノロジー基礎

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 川辺 豊 単位認定責任者 川辺 豊

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/kawabe

授 業 科 目 の 概 要

前期のサイエンス基礎で培った基礎力を強化し、テクノロジーへの応用について学ぶ。

情報システム、通信機器、太陽電池、電子材料など、身近な材料やシステムの具体的な技術を通

して、自然現象や原理が応用としての工学にどうかかわっているかを理解するため、いくつかの応

用について多方面の角度から講義する。

また、近年の技術に関するトピックスを適宜取り上げ、学術的事象が実社会において実用技術と

して幅広く展開され、現在および将来にわたり社会に大きく貢献していることを知る。

さらに1年次で学修する多くの基礎科目が、卒業後も含めた将来にわたって重要な位置を占めてい

ることについて理解を深める。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1. 本学の特徴である光については、その基本的な性質(波長、光子エネルギー、反射、屈折など)

について大学初級程度の課題が間違いなくできる。

2. 理工学の基本である単位と次元について理解し、異なる単位系間の換算を行うことが出来る。

3. 応用技術や、学科紹介の講義を通じて、それぞれの分野で行われていることを自分の希望と関連

付けて理解し、自らの将来に結び付けて説明できる。

4. グループ活動の一環である研究室研修を通じて、計画の立案、研修のための時間設定の交渉など

を協力して実行できる。

5. グループ活動の事後の報告書作成について、作成の要件を満たした上で、期日内に作成できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 10 % 小テストなど

専門知識 20 % 講義への取り組み

倫理観 10 % 研究室研修

主体性 20 % 講義への取り組みと振り返り、グループ討議

論理性 %

国際感覚 10 % 講義への取り組み

協調性 15 % 研究室研修

創造力 %

責任感 15 % 研究室研修

授業の展開

1. ガイダンス、授業の進め方及びテーマ調査などについて

2. 学修目標設定: クラスアドバイザを交えてグループ討議を行う

3. 光の基礎: 光速、波長、振動数、光子エネルギーなどの数理的把握

4. 次元と単位: SI単位系とその考え方について

5. 応用技術 (1) 情報通信分野

6. 応用技術 (2) 材料関連分野

7. 応用技術 (3) 環境エネルギー分野

8. 応用化学生物学科研究紹介

9. 電子光工学科研究紹介

10. 情報システム工学科研究紹介

11. 研究室研修計画作成

12. 研究室研修 (1)

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13. 研究室研修 (2)

14. 研究室研修 (3)

15. まとめレポート作成

授 業 外 学 修

に つ い て

時間外学習

・光の基礎/次元と単位は、大学の学習を通じて重要なので、当日示された演習や小テスト内容を今

後も確実に出来るように復習に努めること。

・研究室研修をきとんと行うためには、事前の準備が必須である。研修前に、行われている研究内容

や教員の担当科目について予備知識を全員で共有しておくこと。

課題およびレポート

1.基礎的な学習事項に関する演習もしくは小テストを時間内に行うことがある。

2.レポート作成については、要求された課題について調査した結果を規定の長さにまとめて、指定

された期日までに提出する。提出遅れや未提出は減点となる。

3.研究室研修の具体的な手続き(計画立案、日程調整、報告書作成など)については授業内で指示

する。

4.講義、研修について「振り返り」への記入を求めることがある。

5.再履修者には別途課題を提示することがあるので注意すること。

教 科 書 適宜プリント等を配布するほか、ポータルサイトに資料をアップロードするので各自でダウンロード

すること。

参 考 文 献 講義の際に関連する参考書等を紹介する。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ ○ ○ ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 10 % 20 % 5 % 65 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 物理学入門

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 福田 誠 単位認定責任者 福田 誠

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/fukuda

授 業 科 目 の 概 要

理工学を学ぶために必要な物理学の基本事項について解説する。取り上げる内容は、力学、熱力

学、電磁気学、物質の各分野の基本的な内容とする。まず、ニュートン力学の基礎を学び、基本的

な力学の問題について運動方程式を立て、運動の様子を解析できるようにする。次に、力積の概念

を気体分子運動に応用して、理想気体の状態方程式の導出法を学ぶ。熱力学の第1法則および第2法

則を理解し、力学的エネルギーと熱エネルギーの関係を説明できるようにする。電磁気学の基本事

項として電荷、電界、電位の関係を理解する。また、エレクトロニクスの基本事項であるオームの

法則とキルヒホッフの法則を用いて、簡単な電気回路の電流や電圧を求められるようにする。電流

と磁場の作用による電磁誘導について学び、電磁波がどのように発生するか説明できるようにす

る。レーザー光がどのようなしくみで発生するかを学ぶ。原子核の崩壊および分裂によってどのよ

うな放射線が発生するかを学ぶ。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.速度と加速度を数式で表すことができる。

2.力の釣り合いを図示できる。

3.一次元の運動方程式を書くことができる。

4.単振動の方程式を解くことができる。

5.力がする仕事を記述できる。

6.力学的エネルギー保存法則とはどのような法則であるか説明できる。

7.運動量保存法則とはどのような法則か説明できる。

8.気体に熱エネルギーを与えたときの現象を説明できる。

9.電界と電位の関係を説明できる。

10.簡単な抵抗回路の電位および電流を求めることができる。

11.原子および原子核の構造を図示できる。

12.原子核の崩壊および分裂によってどのような放射線が発生するか説明できる。

13.半導体の電気伝導のしくみを説明できる。

14.電磁波とはどのような波動であるか説明できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 70 % 小テストおよび期末試験によって評価する。

専門知識 10 % 小テストおよび期末試験によって評価する。

倫理観 %

主体性 10 % 小テストおよび期末試験によって評価する。

論理性 10 % 小テストおよび期末試験によって評価する。

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス: 科学史ほか

2. 力: いろいろな力、力の作用、力の釣り合い

3. 運動の表し方: 速度、加速度

4. 等加速度運動: 等速直線運動、等加速度運動、自由落下、放物線運動

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5. 等速円運動と単振動: 弧度法、等速円運動、単振動

6. 波動: 波を表すパラメータ、正弦波、波動現象 小テスト

7. 気体の性質: 圧力、圧力の単位、浮力、ボイルの法則、シャルルの法則、気体の分子運動論

8. 熱力学: 熱容量、比熱、気体の状態方程式、熱力学第 1法則および第 2法則、熱機関、エントロピー

9. 静電場: 電荷、クーロンの法則、電気力線、電場

10. 電位と電流: 電位、電圧、キャパシタ(コンデンサ)、静電誘導、電流、電気抵抗、オームの法則、電力、回路方

程式

11. 磁場と電流: 磁場、磁束、アンペールの法則、透磁率、磁場と電流の相互作用、電磁誘導 小テスト

12. 電磁波: 変位電流、電磁波の種類、光電効果、エネルギー準位、エネルギーバンド、金属、絶縁体、半導体、レ

ーザ

13. 原子核と放射線: 原子核、同位体、崩壊、放射線、放射線の単位、核分裂、核融合

14. 振り返り1

15. 振り返り2

授 業 外 学 修

に つ い て

(1)第1回目の授業で、授業プリントの冊子を配布する。次回の授業までに教科書を参考にして冊

子内の事前学習シートに物理用語の箇所を記入しながら予習をしておくこと。不定期に事前学習シー

トの提出を求めることもあるので、怠ることなく学習すること。

(2)予習を前提に授業が進むので、予習を怠ると不利になる。また、その週のうちに毎回の授業の

復習を必ず行うこと。

(3)授業の最後に、フィードバックシートを配布するので、その日の授業でわかったことを3つ、

質問事項、授業の感想等を書いて提出すること。

(4)小テスト 第6回目(予定)と第11回目(予定)の授業で小テストを実施するので受験す

ること。

(5)期末試験

・期末試験では、15回の授業全体における基礎的な問題を出題する。

・試験問題のレベルは日々の復習を十分に行えば得点できる内容とする。

・期末試験では教科書やノートの持ち込みを不可とする。

(6)再試験 再試験の範囲は定期試験の範囲と同じとする。

(7)追試験 忌引および病気等によって期末試験を欠席学生は追加試験の対象となるので、所定の

手続きをとること。追試験の範囲は期末試験の範囲と同じとする。

教 科 書 「ファースト・ステップ 物理学入門」、高重 正明 (著) 、裳華房 、2015/11/17、ISBN-13: 978-

4785322489

参 考 文 献 図書館の蔵書のうち基礎的な物理学の書籍全般

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ × × ×

成 績 評 価 の 割 合 70 % 30 % 0 % 0 % 0 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 情報技術概論

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 実習 単 位 数 2 単 位 授業回数 30

授 業 担 当 者 小松川 浩、丸田 和弘(非常勤講

師)、木滑 英司(非常勤講師) 単位認定責任者 小松川 浩

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 【小松川】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/komatsugawa

授 業 科 目 の 概 要

前半では、情報処理の素養を身につけることを目的に、2進数・16進数を活用した演算処理の方

法を学ぶ。講義の中盤では、基本的なプログラミング技術の習得として、C言語を用いた実習を行

い、情報処理の実践的な取り組み方法を学ぶ。後半では、知識の幅を広げることを目的に、ニュー

ラルネットワークや遺伝的アルゴリズムなどの先端的なアルゴリズムの応用事例などを概論的に理

解を深める。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.2進数をベースとした数学を扱える。

2.実数と整数のコンピュータでの表現を扱える。

3.Unix OSの基本的な活用を行える。

4.簡単なC言語の文法を活用できる。

5.C言語を活用したプログラミングを扱える。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 35 % CBT試験の結果

専門知識 10 % レポート点(5)及びプログラム最終課題の口頭試問(5)

倫理観 5 % 授業の振返り

主体性 10 % 授業の参加度

論理性 15 % プログラム最終課題の口頭試問

国際感覚 0 %

協調性 5 % アクティブ・ラーニング型授業の参加度

創造力 15 % プログラム最終課題の口頭試問

責任感 5 % アクティブ・ラーニング型授業での他者評価

授業の展開

1. 2進数の演算(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

2. ビット計算(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

3. 16進数の演算(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

4. 固定小数点と補数(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

5. 浮動小数点(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

6. プログラミング(OS)(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

7. プログラミング(変数)(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

8. プログラミング(条件)(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

9. プログラミング(繰り返し1)(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

10. プログラミング(繰り返し2)(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

11. 最新の情報科学入門(講義 小松川)

12. プログラミング(配列)(講義 小松川、演習 砂原、非常勤)

13. 自由課題作成(砂原、非常勤)

14. 自由課題作成(砂原、非常勤)

15. 口頭試問とCBT及び学びの振返り(砂原、非常勤)

授 業 外 学 修

に つ い て

宿題は毎回 Eラーニングで課され、授業の出席とあわせて加算点として加えられる。

第 14回目に実施する講義に関してはレポート課題が課される。

定期試験は、Webテストを実施し、その場で成績を公開する。

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なお、第 15回目に実施する試験対策でも Webによる模擬テストを実施する。

(再試験) Web テストを通じて、成績データを公開するため、E ラーニングの取組状況や実習課題

の達成状況、出席状況を勘案して、有資格者個々に課題の提示を行う。

教 科 書 eラーニング上に公開(CIST-Solomon-大学情報ー情報工学ー情報数学

CISTーSolomon-大学情報ープログラムープログラム基礎)

参 考 文 献 特になし

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ × ○ ○ ○

成 績 評 価 の 割 合 35 % 0 % 5 % 35 % 25 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

定期試験は、WebベースのCBT(Computer-based Test)(7段階)を活用し、知識理解(ルーブリック

1相当)を確認する。1段階5点とし、35点満点とする。14回及び15回にもCBTを授業中に実施し、こ

のときにレベル7を取得した場合には、定期試験は免除する。

プログラム課題は、15週目に口頭試問を行い、知識活用(ルーブリック2相当)を確認する。基本

課題点は20点とし、教員設定の加算点を10点とする。学生によっては、さらに発展的なプログラム

課題(授業で教わっていない知識の活用やゲーム等のアプリ開発)を対応する場合があり、この場

合にはさらに加算点10点を加え、合計40点満点とする。

秀を希望する学生は、定期試験・レポートの提出・日頃の取組状況を概ね達成した上で、口頭試問

での最後の加算点10点分をクリアすることを推奨する。

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科 目 名 理工学基礎実験

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 実験 単 位 数 2 単 位 授業回数 30

授 業 担 当 者

福田(科目責任者)、長谷川、原田(非

常勤講師)、平井、吉本、青木、張、

Karthaus、江口、木村、梅村、高田、

坂井、青塚(非常勤講師)

単位認定責任者 長谷川 誠

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項

【福田】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/fukuda

【長谷川】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/hasegawa

【平井】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/hirai

【吉本】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yoshimoto

【青木】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/aoki

【張】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/cho

【Karthaus】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/karthaus

【江口】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/eguchi

【木村】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/kimura

【梅村】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/umemura

【高田】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/takada

【坂井】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/sakai

授 業 科 目 の 概 要

本実験科目では、物理系、化学系および生物系のテーマの実験を行う。物理系のテーマにおいては

基本的な物理現象を題材として、実験の進め方、現象の観察の仕方、実験器具の取扱い方および目

的とする物理量の測定方法を習得する。化学系のテーマでは、化学実験における基本操作を身につ

け、物質・材料に対する理解を深めることを目的としている。生物系のテーマでは、生物学実験に

おける基本技術を身につけ、生物を観察する能力を習得する。実験を行う際の安全に関しても十分

配慮し、実験後のデータ処理方法からレポート作成に至るまでの基本的な作業方法も修得する。ま

ず、実験学Ⅰ~Ⅳの講義を受講して、安全教育、実験手順、レポート作成法、測定データの整理

法、測定器の使い方を学ぶ。基本測定器具の使い方の実習を全員で行った後に、小人数の班分けを

して物理系7テーマ、化学系2テーマ、生物系1テーマについて毎週1テーマずつを実験する。ま

たeラーニング課題も課すことがある。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.基本測定器(ノギス、マイクロメータ、ディジタルマルチメータ、天秤)を用いて基本的な物

理量を測定できる。

2.電子部品のハンダ付けができる。

3.オシロスコープを用いて電気信号の波形を測定できる。

4.エナメル線と磁石を用いて簡単なモーターを製作できる。

スネルの法則などの光の基本性質を修得できる。

5.レーザー光を用いて屈折や回折の測定ができる。

6.半導体の温度特性を測定できる。

7.POFとLEDを用いた簡単な光通信システムを構築できる。

8.回路シミュレータ(SPICE)の操作ができる。

9.緩衝液をつくってpH測定ができる。

10.有機薬品を用いてナイロン繊維を合成できる。

11.光学顕微鏡を用いて生物試料を観察できる。

テキストに記述されている内容をよく理解し、安全に実験を行い、必要なデータを取得して、レポ

ートを作成し、指導教員とのディスカッションを経てレポートを提出する。第三者が読んでその内

容を理解できるようなレポートを作成する。

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学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 30 % レポートによって評価する。

専門知識 10 % レポートによって評価する。

倫理観 %

主体性 20 % 事前学習シートおよび当日の取り組みおよびレポートによって評価

する。

論理性 20 % レポートによって評価する。

国際感覚 %

協調性 10 % 当日の取り組みによって評価する。

創造力 %

責任感 10 % 当日の取り組みによって評価する。

授業の展開

1. 実験学Ⅰ(実験テーマ紹介、実験手順、安全教育) B101教室にて全クラス同時講義

2. 実験学Ⅱ(測定データの整理の仕方) B101教室にて全クラス同時講義

3. 実験学Ⅲ(レポートの書き方、レポート作成演習) 3回目以降の実験は D104実験室にてクラスごとに実施する。

4. 実験学Ⅳ(基本測定器具の使い方、オシロスコープの使い方)

5. 基本測定器具の使い方に関する実験(ノギス、マイクロメータ、天秤、マルチメータ)

6. ハンダ付けとオシロスコープ(CR回路の作製とオシロスコープの使い方)

6回目以降の授業は班ごとに実施し、テーマの順番は班ごとに異なる。

7. モーター(モーターの作製とその評価)

8. 光(光の基本性質:屈折、反射、偏光)

9. 電気伝導(半導体の電気伝導)

10. POFとLEDによる光伝送(プラスチック光ファイバーと発光ダイオード)

11. 電子回路(回路シュミレーション、アナログ電子回路)

12. ナイロンの合成(高分子の合成)

13. 緩衝液のはたらき(緩衝液)

14. 光学顕微鏡による生物試料の観察

15. 実験レポートのまとめ

授 業 外 学 修

に つ い て

次週の実験日までに、テキストを熟読し、事前学習シートに実験の予習をしておくこと。事前学習シ

ートは実験当日に提出すること。原則として、すべての事前学習シートが提出されないと単位が付与

されない。

教 科 書 「理工学基礎実験」のテキストを売店で販売する。

参 考 文 献 授業の中でそのつど指示する。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × × ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 0 % 80 % 0 % 20 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

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試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

「基本測定器の使い方」、「ハンダ付けとオシロスコープ」、「モーター」、「光Ⅰ」、「電気伝

導」、「POFとLEDによる光伝送」、「電子回路」、「ナイロンの合成」、「緩衝液のはたらき」、

「光学顕微鏡による生物試料の観察」のレポートが期限内にすべて提出されなければ単位は付与さ

れない。また、レポートの提出期限を守ること。

実験を欠席したときはクラス責任者の教員に相談して補講実験を行うための指示を受けること。補

講実験を行った後は速やかにレポートを提出すること。

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科 目 名 キャリア形成A2

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象外

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 1 単 位 授業回数 10

授 業 担 当 者 吉本 直人、石田 雪也、小松川 浩、

宮嶋 衛次 単位認定責任者 石田 雪也

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項

【吉本】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yoshimoto

【石田】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/ishida

【小松川】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/komatsugawa

【宮嶋】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/miyajima

授 業 科 目 の 概 要

この科目では、理工系の専門領域を理解し、企業に内定した学生や外部企業講師の話を通じて専門

領域と就業イメージの関係の理解を深める。自らのキャリアに関する意識を高め、学科選択や専門

での学びとディプロマ・ポリシーなど多面的な角度からの理解を目標とする。授業は講義形式で行

う。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.自分の目標設定に対する振り返りができる。

2.理工系の専門領域の概観を説明できる。

3.学科選択を通じて、現在の自分の職業観について説明できる。

4.自ら興味ある分野と関連キャリアに関する調査ができる。

5.ディプロマ・ポリシーと自分のキャリアについて説明できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 %

専門知識 %

倫理観 %

主体性 100 % 授業時の取組状況,授業外学修課題,最終小テスト

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンスの実施・前期(夏休み)の振り返り・目標設定(担当:石田)

2. 新聞を通じた社会の理解とメディアリテラシー(担当:石田)

3. 主体的な学びについての確認(プレテスト)と仕事・会社の選択・ICTを活用した情報検索(担当:石田)

4. ディプロマ・ポリシー・カリキュラムポリシーと学びについて(グループワーク)(担当:石田)

5. 税と社会(グループワーク)(担当:石田)

6. 職業理解(ICT)(担当:小松川・石田)

7. 本学の就職状況について(担当:小松川・石田、教職志望担当:宮嶋)

8. 内定学生による体験談(担当:石田)

9. 主体的な学びについての確認(ポストテスト)(担当:石田、教職志望担当:宮嶋)

10. 小テスト・振り返りの実施(担当:石田)

授 業 外 学 修

に つ い て

各自で目標設定を行い、主体的な学びの実践を授業内容とは別に課す。詳細は授業時に説明する。ま

た、適宜グループワーク等を導入する。

教 科 書 適宜必要に応じて配布する。

参 考 文 献 とくになし

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試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 30 % 20 % 0 % 50 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

中間テストと期末テストは実施しない(最終週に授業の内容を確認する小テストを実施)。

授業時の取り組み・振り返りを50%,授業外課題を20%,最終週の小テストを30%とする。

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科 目 名 言語リテラシー1

配 当 学 年 1年 必修・選択 必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 演習 単 位 数 1 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 山下 文 単位認定責任者 山下 文

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yamashita

授 業 科 目 の 概 要

本講義は、大学生社会人として必要不可欠な日本語表現力の伸張を目指したものです。前半では、

メール・注意書き・メモ書きなど身近な素材を通して、日本語表現の多様性を学びます。後半では

レポート・自己PR文など、客観性の求められる文章の書き方を学びます。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.現代日本語の標準的な表記法・言葉遣いを用いた文章を書くことができる。

2.読み手の立場に配慮して、メール・メモ書き・注意書きを書くことができる。

3.相手の立場に合わせて、敬語を運用することができる。

4.アカデミックな日本語を用いて、課題やレポートを書くことができる。

5.相手の意図を踏まえて、基礎的な自己PR文を書くことができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 70 % 定期テスト 60、確認小テスト(文章作成問題以外)10

専門知識 %

倫理観 %

主体性 20 % 取組状況(授業への取組態度)10、取組状況(課題の提出状況)10

論理性 10 % 確認小テスト(文章作成問題)10

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス、レベル確認テスト

校正・校閲スキルを身につける

2. 情報を確実に捉える(注意書きを書く)

3. 情報を正確に伝える(連絡・案内のメールを書く)

4. 1~3回の振り返り、確認小テスト

5. 表現の基礎①(読みやすい文とは)

6. 相手に合わせて表現する(敬語を正しく運用する)

7. 配慮して伝える(行動を促す文章を書く)

8. 5~7回の振り返り、確認小テスト

9. 表現の基礎②(わかりやすい文章とは)

10. アカデミックな文章を書く

11. レポートとは何かを知る(説得力のあるレポートを書く)

12. 全体の振り返り

授 業 外 学 修

に つ い て

授業前には、次のことに留意して予習をおこなうこと。

・ポータルサイトの掲示を確認した上で、教科書に目を通し、授業内容を把握する。

授業後には、次のことに留意して復習をおこなうこと。

・教科書とレジュメを読み直し、学んだことを確実に定着させる。

・講義中に扱わなかった課題について、学んだことを生かし各自で取り組む。

教 科 書 野田春美ほか『グループワークで日本語表現力アップ』、ひつじ書房、2016

また、毎回講義の初めにレジュメを配布します。

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参 考 文 献

阿部朋世・福嶋健伸・橋本修 編『大学生のための日本語表現トレーニング ドリル編』、三省堂、

2010

菊池康人『敬語』(講談社学術文庫)、講談社、1997

中村明『悪文―裏返し文章読本―』(ちくま学芸文庫)、筑摩書房、2007

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ × × ○

成 績 評 価 の 割 合 60 % 20 % 0 % 0 % 20 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

【実施する試験について】

定期試験・再試験…主に、知識の正確さを問うものです。講義で扱ったすべての内容と、別途指示

した課題の内容を範囲とします。

確認小テスト…知識の正確さおよび、論理性・客観性といった日本語表現の完成度も問うもので

す。テストの一週前に範囲を示し、ポータル上にも掲示します。

【成績評価の基準について】

成績は定期試験(60%)、確認小テスト(20%)のほか、授業への取組態度および授業内課題の提

出状況(各10%)により算出します。なお、90点以上の成績を得るためには、確認小テスト文章作

成問題の完成度(論理性・客観性ほか)を高めることが重要になります。

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科 目 名 数学B

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 唐澤 直樹 単位認定責任者 唐澤 直樹

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/karasawa

授 業 科 目 の 概 要

数学Bでは、行列やベクトルなどを学習対象とした「線形代数」の講義を行う。線形代数は理工系

の専門分野において最も基本的かつ重要な数学的手法の一つとなっており、様々な理工学の問題が

最終的に線形代数の問題に帰着されることから、線形代数の知識を取得し計算に習熟することを目

指すものとする。具体的な講義内容は、行列および行列の演算、逆行列、連立1次方程式、さらに

行列式の計算方法とその応用、また行列の固有値と固有ベクトルや対角化について扱うものとす

る。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

理工系出身のエンジニアとして必須な線形代数の基本的な知識を身につけ、それを説明できるよう

になる。また線形代数の基本的な計算問題を自分の手で正しく計算できるようになる。具体的にな

目標を以下に示す。

1.行列とベクトルに関する演算が正しく計算できる。

2.簡単な連立一次方程式の解を求めることができる。

3.簡単な行列の逆行列を求めることができる。それを用いて方程式の解を求めることができる。

4.簡単な行列の行列式が計算できる。余因子を用いた行列式の計算や逆行列の計算ができる。

5.与えられた複数のベクトルが1次独立か1次従属かを判定できる。

6.簡単な行列の固有値と固有ベクトルを計算し、対角化することができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 50 % 中間試験、定期試験

専門知識 30 % 中間試験、定期試験

倫理観 %

主体性 20 % 課題提出状況

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス−線形代数とは−

2. ベクトルと行列

3. 行列の演算

4. 行基本変形と階段行列

5. 連立1次方程式の解法

6. 正則行列と逆行列

7. 2次行列式

8. n次行列式

9. 行列式の性質

10. 行列式の余因子展開

11. 余因子と逆行列

12. ベクトルの1次独立と1次従属

13. 固有値と固有ベクトル

Page 32: 2019 年度開講科目(学部)】(共通教育科目/一般科目)¼ˆ学部)共通教育科目... · 発表・プレゼ ンテーション 取組状況等 × 成績評価の割合

14. 行列の対角化

15. まとめ

授 業 外 学 修

に つ い て

演習課題

テキストに記載されている演習 A問題を講義の最後に解答し提出する。また演習B問題を次回まで

の宿題課題とする。予習をして自分で演習 A問題をその講義の前に解いておくことが望ましい。

e-learning 課題

数回提示するので締切日までに各自取り組むこと。

中間テスト

中間テストは7回目終了時に行う。忌引、病気等の欠席は追加試験の対象となるので申し出ること。

定期試験

定期試験では数学 B授業全体の問題が出される。

再試験

忌引、病気等の欠席は追加試験の対象となるので所定の手続きを行うこと。再試験の内容は定期試

験と同じ範囲とする。

教 科 書 自作テキストを使用する。

参 考 文 献 長崎憲一、横山利章「明解 線形代数」培風館

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 50 % 30 % 10 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

レポート等の評価に演習問題の取組状況およびe-learning課題の取組状況の評価を含める。

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科 目 名 データサイエンス

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 今井 順一 単位認定責任者 今井 順一

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/j-imai

授 業 科 目 の 概 要

我々の身の回りには様々な媒体により多種多様な統計情報が利用可能となっており、サイエンス

の世界ではこの統計情報の利活用が不可欠なものとなっている。この講義はどのような仮定のも

と、何を目的に解析するのかという統計情報を扱う基本理念を踏まえ、統計や確率の基本的知識の

定着を図り、これらの考え方を用いた統計的手法によるデータ等の利活用を通じ、社会・経済・自

然現象等を理解する身近な道具として統計的手法と利便性の理解を目指す。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.統計の基本的知識を習得する

2.確率の基本的な知識を習得する

3.日常生活における様々な現象を、数学的に観察することができる

4.日常生活における様々な現象を、統計手法を用いて説明できる

5.統計データを、社会・経済・自然現象の理解に活用できる

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 80 % 定期試験(40)・小テスト(40)

専門知識 20 % 定期試験(10)・小テスト(10)

倫理観 %

主体性 %

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 統計情報(統計・データ・統計的意思決定・品質管理・記述統計・推測統計)

2. 場合の数(集合・集合の要素・和積の法則)

3. 順列と組合せ(順列・円順列・重複順列・組合せ・重複組合せ・二項定理)

4. 確率の基本(確率の意味・試行と事象・事象と確率)

5. 確率の基本性質(和事象と積事象・排反事象・確率の基本性質・和事象の確率)

6. 独立試行の確率(独立試行の定理・期待値・反復試行の確率)

7. 資料の整理(度数分布表・累積度数・階級・階級値)

8. データの代表値(中央値・最頻値・データの分布)

9. データの散らばり(範囲・四分位数・四分位範囲・四分位偏差・箱ひげ図)

10. 分散と標準偏差(偏差・分散・標準偏差)

11. データの相関(散布図・正負の相関関係・相関表・相関係数)

12. 確率分布(確率変数・確率分布・確率変数の期待値と分散)

13. 確率変数の変換(確率変数の変換・変数変換と期待値および分散)

14. 二項分布と正規分布(二項分布の平均と分散・正規分布・標準正規分布)

15. 統計的な推測(母集団と標本・標本平均と分布・推定)

授 業 外 学 修

に つ い て

授業外学修

1.授業理解のための予習課題を提示する

2.授業の確認と定着を図るための課題・確認テストを提示する

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教 科 書 プリントを配布する

参 考 文 献 必要に応じて講義中に指示する

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ × × ×

成 績 評 価 の 割 合 50 % 50 % 0 % 0 % 0 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 エレクトロニクス基礎

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 山中 明生 単位認定責任者 山中 明生

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yamanaka

授 業 科 目 の 概 要

エレクトロニクス基礎では交流回路の基本事項を学ぶ。具体的には、交流の周波数、交流回路のオ

ームの法則、瞬時電力、交流電力と実効値を理解する。次に、キャパシタの交流電流・電圧を微積

分を使い表す。さらにインダクタの自己誘導と発生する起電力を微積分を使い表す。さらに相互誘

導と変圧の関係を講義した後、変圧比・変流比・巻数比の関係を学ぶ。交流回路の電流・電圧位相

と力率、電圧波形の分解と交流回路のリアクタンス、電力比と電圧比のデシベル表示を理解する。

最後の2回は専門科目を学ぶための準備として、複素電圧と複素電流、交流送電について講義する。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1. 交流回路について専門用語を正しく読み書きでき、正しい物理単位を表すことができる(レベル

1)。

2. 交流回路の基本法則を式で表すことができ、電卓を駆使して数値計算できる(レベル1)。

3. 交流回路の数値計算結果をSI接頭辞と有効数字で表すことができる(レベル2)。

4. 微積分を使って交流回路の電流・電圧を導出することができる(レベル2)。

5. 三角関数を使って、交流電流と交流電圧および位相を表現することができる(レベル3)。

6. 複数の基本法則を組合わせ、微積分を駆使して交流回路の問題に正しく解答できる(レベル

4)。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 60 % 中間テストと定期試験のレベル1~3の問題。毎回の演習。

専門知識 10 % 定期試験のレベル4の問題。

倫理観 %

主体性 30 % 毎回の提出課題。

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. イントロダクション: 交流の周波数と角振動数

2. 交流とオームの法則: 交流に関するオームの法則を学び、直流回路と同様に数値計算できるようになる。

3. 交流電力: 瞬時電力、交流電力、実効値を学び、直流電力と交流電力を数値計算できるようになる。

4. キャパシタと交流: 交流とキャパシタの電荷、キャパシタの交流電流と交流電力を数値計算できるようになる。

5. インダクタと自己誘導: エレクトロニクスとコイル、インダクタの起電力、インダクタの連結を学ぶ。

6. LC回路の電流と電圧: LC回路の電流と電圧の関係を、微分と積分を使って表せるようになる。

7. 相互誘導と変圧: 2つのコイル間の相互誘導の法則を学び、変圧への応用を数値計算を通じて理解する。

8. 変圧器: 変圧比、変流比、巻き数比を理解し、それらの関係を数値的に表すことができるようになる。

9. 交流の力率: 電流・電圧の位相、交流電力と力率を学び、これらの関係を式を用いて表現できるようになる。

10. リアクタンス: 回路のレジスタンス・リアクタンスを学び、回路の電流・電圧を式を用いて表現できるようにな

る。

11. 交流送電: 単相交流と三相交流を理解する。

12. 整流と平滑:ダイオードを学び、交流から直流への変換を理解する。

13. デシベル表示: 電力比をデシベルで表せるようになる。

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14. インピーダンス:複素数を用いて初歩的回路を表す。

15. エレクトロニクス基礎のまとめ

注意:受講者の習熟度が高い場合は、より高度な内容を加えることがある。詳しくはポータルに掲示する。

授 業 外 学 修

に つ い て

復習について: 授業を受けた日は、以下について1.5時間以上の学修を行ってください。

1.テキストやノートを読み直し、授業で取り組んだ演習問題に再度解答する。

2.授業で提示された提出課題(復習問題)に取り組む。

予習について: 授業を受ける前に、以下について1.5時間以上の学修を行ってください。

1.次回の授業範囲に該当する予習テキストや WEB教材等を読む。

2.前回の授業で提示された提出課題(予習問題)に取り組む。

教 科 書

1.授業で使うパワーポイントの抜粋を授業前にプリント配布する。

2.予習テキストとして、授業プリントの pdf版をポータルサイトに提示する。

3.授業で使う演習問題は授業中にプリント配布し、終了後に pdf版をポータルに提示する。

4.演習問題の解答は授業終了時にプリントで配布し、pdf版をポータルに提示する。

参 考 文 献 参考となる WEB教材を配布プリントとポータルに提示する。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 35 % 25 % 30 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

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試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

成績評価の考え方

取組状況等とレポート等の合計40%を基礎点として、「授業科目の到達目標」に記した各レベルの達

成度を中間テストと定期試験の結果に応じて評価する(ルーブリック評価)。具体的には、

秀: レベル1~レベル4を満たしている。

優: レベル1~レベル3を満たしている。

良: レベル1とレベル2を満たしている。

可: レベル1を満たしている。

取組状況等、レポート等、中間テスト、定期テストについては以下のとおり。

「取組状況等」

1.毎回の授業で行う演習問題を必ず解答すること。

2.答案の解答状況を取組状況として成績に加える。

「レポート等」

1.毎回の配布プリントに提出課題(予習問題・復習問題)を提示する。

2.次回の授業前までに、課題をレポートボックスに提出すること。

3.提出課題の取組状況を成績に加える。

「中間テスト」

1.中間テストは10回目終了後に行う。範囲はシラバスに記した通り。

2.中間テストでは基礎問題(レベル1~3)が出題される。

3.中間テストでは複数回の再チャレンジテストを行い、最も高得点の答案を中間テストの結果と

する。積極的に再チャレンジテストに取組むことを期待する。

「定期試験」

1.定期試験では11回目~15回目授業の範囲から出題する基礎問題(レベル1~3)と、授業

全体を範囲とする応用問題(レベル4)が出題される。

2.定期試験には再チャレンジテストはないが、15回目授業の終了後にプレチャレンジテストを

行う。プレチャレンジテストの結果は定期試験と同等に扱う。

再試験

1.定期試験の欠席者については、プレチャレンジテストを受験しても再試験となる。

2.再試験の内容は定期試験と同じ範囲とする。

3.中間テストの結果が極めて不十分な場合は、中間テストの範囲についても再試験を行うことが

ある。ポータル等により指示があるので注意すること。

追試験(追加テスト)

1.定期試験:忌引き、病気、あるいは交通機関の遅延などで定期試験を欠席した学生には、定期

試験と同じ範囲の追試験を実施する。教務係で所定の手続きをとること。

2.中間テスト:再チャレンジテストを複数回実施するので、原則的に中間テストの追試験は行わ

ない。事情により全ての再チャレンジテストを受けられない場合には、追加テストを行うことがあ

る。教務係に申し出ること。

追加課題

毎回の取組や課題提出が十分でない場合には、追加課題を提示することがある。詳細はポータルで

提示する。

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科 目 名 インフォマティクス基礎

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 石田 雪也 単位認定責任者 石田 雪也

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/ishida

授 業 科 目 の 概 要

本講義では、情報活用の実践力を身に付け、情報を科学的に理解し、どのような態度で情報社会に

参画するかを学ぶ。具体的には、問題解決、メディアリテラシー、ディジタル化などの基礎知識と

ともに知的財産権などの情報社会学的な側面に触れる。また、マルチメディア技術としてHTMLを学

び、さらに、論理的にソフトウェアを構築するためのフローチャートを学ぶ。授業は講義形式で行

い、適宜eラーニングでの解説、演習教材も活用する。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.メディアリテラシーについて説明できる。

2.マルチメディア表現及び技術(音声や画像,動画のディジタル化)について説明できる。

3.知的財産権についての種類,重要性を説明することができる。

4.基本的なフローチャートの読み書きができる。

5.HTMLを活用し,簡単なホームページが作成できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 65 % 小テスト、課題、定期試験

専門知識 %

倫理観 10 % 小テスト(メディアリテラシー、著作権)、定期試験

主体性 15 % 小テスト(メディアリテラシー、ディジタル化、知的財産権、著作権)、

課題(HTML)

論理性 10 % 小テスト(フローチャート)、課題(HTML)、定期試験

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 情報と ICT/目標設定

2. 論理的思考力(1)論理的思考力とフローチャート

3. 論理的思考力(2)論理的思考力とフローチャート(読み)

4. 論理的思考力(3)Eラーニング課題

5. 小テスト①フローチャート(読み)/論理的思考力(4)フローチャート(書き)

6. 小テスト②フローチャート(書き)/論理的思考力(5)アルゴリズムの検討(フローチャートの応用)

7. メディアリテラシー(メディアリテラシーとその必要性)

8. 小テスト③メディアリテラシー/マルチメディア表現とディジタル化

9. 小テスト④ディジタル化/マルチメディア表現と知的財産権

10. 小テスト⑤知的財産権/マルチメディア表現と著作権

11. 小テスト⑥著作権/メディアリテラシーと著作権の留意点

12. 色彩

13. 配色の実践と HTMLの基本構文(タグ構造) 授業外課題①HTML 基礎

14. マルチメディア表現・HTMLと JavaScript(アルゴリズムの検討と実装) 授業外課題②HTML 応用

15. ICTと社会/振り返り

授 業 外 学 修

に つ い て

第 5・6・8~11週においては、各授業の最初に前週の小テストを行う(復習)。

また、13・14週については、授業外課題を課す。

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教 科 書 eラーニング及び授業時に配布するプリント

参 考 文 献 特になし

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ ○ × ×

成 績 評 価 の 割 合 60 % 30 % 10 % 0 % 0 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

HTML課題を10%とする。前週の内容の小テストを実施する(6回、1回5点満点)。

なお、小テストの合計が10点に満たない学生は、定期試験の受験を認めない(単位を認めない)。

定期試験は、授業全体の中から原則記述式で出題される。定期試験の欠席者、課題未提出者につい

ては原則的に再試験を実施しない。忌引・病気などによる試験欠席は追加試験の対象となるので、

所定の手続きを取ること。追加・再試験の内容は定期試験と同じ範囲とする。

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科 目 名 化学基礎

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 高田 知哉 単位認定責任者 髙田 知哉

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/takada

授 業 科 目 の 概 要

春学期の化学入門で学んだ基本事項を踏まえ、より専門的な化学知識を修得し、様々な化学現象

を見る上でのセンスを涵養する。授業では、内容の講義に加えて実験の演示や各種の演習問題を取

り入れ、化学知識の具体的なイメージを把握することを目指す。授業の前半では無機・分析化学に

関する内容(固体の結晶構造、酸塩基平衡、酸化還元平衡など)を学ぶ。後半では、有機・高分子

化学に関する内容(有機化合物の分類と反応、立体化学、高分子物質の構造と合成など)を学ぶ。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.物質の量や変化について、正確な定量的取り扱いができる。

2.溶液中での酸塩基反応に関する定量的な解析ができ、実験結果を解釈できる。

3.溶液中での酸化還元反応について、電極電位に基づく定量的な解析ができ、実験結果を解釈で

きる。

4.有機化合物を化学構造・立体構造に基づいて分類でき、各種の化合物の反応のメカニズムと予

測生成物を記述できる。

5.高分子化合物を化学構造・立体構造に基づいて分類でき、重合反応のメカニズムと予測生成物

を記述できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 50 % 試験結果、レポート記述内容の正否

専門知識 30 % 試験結果、レポート記述内容の正否

倫理観 %

主体性 %

論理性 20 % レポート記述内容の論理性

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 物質の量(質量、物質量、濃度など)の定量的取り扱い

2. 物質の反応に関する量(反応式、反応物・生成物の質量、物質量、濃度など)の定量的取り扱い

3. 酸・塩基水溶液の解離平衡

4. 塩水溶液の解離平衡と緩衝溶液

5. 酸化還元と電極電位

6. 酸化還元平衡と酸化還元滴定

7. 難溶性塩の溶解度と溶解度積

8. 有機化合物の分類と化学結合

9. 不飽和炭化水素の反応

10. 芳香族化合物の構造と反応

11. 有機化合物の立体化学

12. 酸素を含む有機化合物(アルコール、アルデヒド、カルボン酸、ケトン)

13. 酸素を含む有機化合物(エステル、油脂)および窒素を含む有機化合物

14. 高分子物質の分類と合成

15. 高分子物質の構造

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授 業 外 学 修

に つ い て

・必要に応じて、あらかじめ予備知識の見直し(高校理科・化学の内容など)をしておくように求め

る。

・レポート課題を複数回課すので、定められた期日までに提出する。自力で作成するよう努め、他者

のものを写すなどの不正をしないこと。

・各回の授業で出題する問題の解答は後でポータルサイトに掲載するので見直してほしい。また、各

回の授業内容に関連する練習問題もポータルサイトにて提供する。

教 科 書 テキストはポータルサイト上で配布する。また、授業時に示したスライドや問題なども、ポータルサ

イトから提供する。

参 考 文 献

参考になる図書として下記の書籍を挙げる。また、図書館には関連の書籍が多数収蔵されている。

・井上、川田、栗原、小寺、塩路、脇田「新版 大学の化学への招待」三共出版

・多賀、片岡、早野、沼田「新版 教養の現代化学」

・吉田、安藤、蒲生西谷、田島、宮崎、矢尾、好野「新編基礎化学」実教出版

・小林、天内、池田、一森、粳間、北野、佐藤、多田、津森、胸組、福本「Professional Engineer

Library 化学」実教出版

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ × ○ × ×

成 績 評 価 の 割 合 40 % 0 % 60 % 0 % 0 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

1. 定期試験

・定期試験期間中に試験を実施するので、試験の前には十分復習すること。

・書籍、ノート、配布資料の持ち込みは不可。その他の物の持ち込みについては別途指示する。

・試験は100点満点で行い、得点を40点満点に換算して定期試験分の評価とする。

2. 追加試験・再試験

・やむを得ない理由により定期試験を欠席した者および定期試験後の成績評価で合格とならなかっ

た者に対して、それぞれ追加試験・再試験を実施する。対象者は試験の前に十分復習すること。

・書籍、ノート、配布資料の持ち込みは不可。その他の物の持ち込みについては別途指示する。

・試験は100点満点で行い、得点を40点満点に換算して追加試験・再試験分の評価とする。この評価

を、定期試験の時点で確定済みのレポートの評価と合わせ、60点以上となる場合は合格とする。た

だし、再試験により合格となった者の評価は一律で可とする。追加試験により合格となった者につ

いてはこの限りではない。

3. レポート等

・レポートは、期限までに提出したかどうか(未完成のまま出されておらず、必要な内容が全て含ま

れた形になっていることが前提)と、記述内容が正確かつ論理的であるかどうかによって評価する。

・レポートの評価60%のうち、提出期限による評価は20%(レポートでの評価全体の1/3)とする。 記

述内容の評価は40%(同じく2/3)とする。

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科 目 名 数学C

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 安田 富久一(非常勤講師) 単位認定責任者 安田 富久一

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

この講義では、数学Aの学習内容を踏まえ、広義積分および多変数の微分・積分である偏微分と2

重積分についての基本を学ぶ。また基礎的な微分方程式についての学習も行う。微分方程式は自然

現象や社会現象を解明するための非常に重要な数学的手段であり、力学やエレクトロニクスなどの

分野で多く利用されている。

具体的には、基本的な常微分方程式である直接積分形から2 階の定係数線形微分方程式までの基本

的な解法を学習する。

数学Cでは、偏微分、2重積分、微分方程式を、問題解決の道具として使えるよう、その知識の理

解と習得を目指す。講義では前時の学習成果を確認する小テストを講義の初めに実施する。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

現象理解に必要となる、数学Aで培った1 変数初等関数の処理の考えや技術を、多変数においても

習得する。また、現象理解だけではなく、現象発生の原因や望ましい状況を生成する元を探る逆問

題の典型となる微分方程式についても、基本の理解と解法技術を習得し、科学に対する素養を身に

つける。

1.広義積分を定積分と極限を使用して表現し計算できる。

2.偏微分の計算ができる。

3.全微分の計算により、2 変数関数の近似を考えることができる。

4.立体の体積に相当する2重積分の計算ができる。

5.科学における微分方程式の役割を述べることができる。

6.1 階及び2 階の基本的な微分方程式の一般解と特殊解を求めることができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 60 % 定期試験・演習課題・eラーニング宿題課題・小テスト

専門知識 %

倫理観 10 % 定期試験・演習課題・小テスト

主体性 10 % 定期試験・演習課題・小テスト

論理性 10 % 定期試験・演習課題・小テスト

国際感覚 %

協調性 %

創造力 5 % 定期試験・演習課題・小テスト

責任感 5 % 定期試験・演習課題・小テスト

授業の展開

1. オリエンテーション

2. 1変数の微・積分法のまとめ

3. 広義積分

4. 偏微分法の基本

5. 偏微分法の応用

6. 2重積分

7. 2重積分の応用

8. 微分方程式とは

9. 変数分離形

10. 同次形

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11. 1階線形微分方程式

12. 完全微分方程式

13. 2階線形微分方程式(同次)

14. 2階線形微分方程式(非同次)

15. 微分方程式のまとめ

授 業 外 学 修

に つ い て

<予習>

1.講義前に該当箇所についてテキストを読む。

2.テキスト内の練習問題を解き、理解の確認をする。

3.理解不十分項目を再度学習しておく。

<復習>

1.単なる内容理解にとどまらず、実際に問題を解く練習に時間をかける。

2.e ラーニングによる宿題を課すので毎回仕上げる。

3.翌週の講義時に実施する小テストに向けて、計算スキルを確認する。

教 科 書 「数学C」テキスト

参 考 文 献 特になし

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 40 % 30 % 30 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

<定期試験:30%>

定期試験は第8回~14回講義の範囲で実施する。

<その他のテスト:30%>

その他のテストとは中間テストである。

中間テストは第3回~7回講義の範囲で実施する。

<課題・レポート:30%>

(演習課題:10%)

第3回目~14回目の講義内に演習(解答提出) を実施する。

(e ラーニング宿題課題:10%)

第3回目~14回目の講義後にe ラーニング課題を出す。

本課題はその週に学習した項目の理解定着を図る復習課題である。

(小テスト:10%)

第3回目~14回目の講義の始めに小テストを実施する。

テスト時間は10分の時間で主として前時の学習内容の理解を問う。

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科 目 名 生物学基礎

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 坂井 賢一 単位認定責任者 坂井 賢一

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/sakai

授 業 科 目 の 概 要

授業は生命の起源と進化から出発し、生殖・発生・機能分化について学び、人体の仕組みについて

理解する。そして呼吸について、タンパク質の役割について学び、次に遺伝子の仕組みと働きを理

解する。最後に環境と動植物の関係を講義する。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

大学教養レベルの生物学の知識を身につける。細胞生物学、分子生物学、生化学、生理学の基礎を

学習することで、以下が可能となる。

1.生命発生から真核細胞の成り立ちまでを説明出来るようになる。

2.細胞の分裂、増殖、分化の仕組みを説明出来るようになる。

3.DNAやRNAの構造や機能を説明出来るようになる。

4.タンパク質の構造や機能を説明出来るようになる。

5.老化やガン発症の仕組みを説明出来るようになる。

6.人体の組織や器官の成り立ちや機能を説明出来るようになる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 40 % 定期テスト

専門知識 50 % 定期テスト

倫理観 %

主体性 10 % 積極的な質問等

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 生命の起源と進化

2. 染色体・細胞分裂

3. 人体の仕組み1:運動器系と循環器系

4. 人体の仕組み2:消化器系

5. 体内での情報伝達

6. タンパク質の基礎1:アミノ酸と一次構造

7. タンパク質の基礎2:高次構造と機能

8. 核酸の基礎

9. 遺伝情報の複製・転写・翻訳

10. 遺伝子突然変異

11. 癌・老化

12. 生命とエネルギー

13. 光合成

14. 呼吸

15. まとめと復習

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授 業 外 学 修

に つ い て

(成績評価等)

・定期試験:選択問題(1問2点)× 50題

・レポート課題を出す予定は無い。

・基本的に定期試験の成績で評価する。試験対策のための話は講義中に行うので、毎回欠かさず出席

することが望ましい。

・講義中に任意で質問したり、理解度を確認したりする。

・質問に来るなど積極的な姿勢を高く評価する。

(予習)

・講義内容に関連する事項を事前に自分で調べておく。

(復習)

・ノートを整理しながら理解度を確認する。

・講義に関連した内容を独自に調べ、知識の幅を広げる。

教 科 書 なし

参 考 文 献

「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」和田 勝 著 羊土社

「バイオテクノロジーテキストシリーズ 生化学」日本バイオ技術教育学会監修 講談社

「バイオテクノロジーテキストシリーズ 分子生物学」日本バイオ技術教育学会監修 講談社

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ × × × × ○

成 績 評 価 の 割 合 90 % 0 % 0 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

(成績評価等)

・定期試験:選択問題(1問2点)× 50題

・基本的に定期試験の成績で評価する。試験対策のための話は講義中に行うので、毎回欠かさず出

席することが望ましい。

・講義中に任意で質問したり、理解度を確認したりする。

・質問に来るなど積極的な姿勢を高く評価する。

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科 目 名 力学

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 福田 誠 単位認定責任者 福田 誠

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/fukuda

授 業 科 目 の 概 要

数学的な準備を行った後、一つの質点における速度、加速度などをベクトルによって表現する。ニ

ュートンの運動法則を学び、それを応用して運動方程式を解く例として重力場の運動や振動現象を

取り上げ、解析的に解く。また、運動法則の知識をもとに、力学的エネルギー、運動量、角運動量

等の保存法則を導き、力学的エネルギー保存則について学ぶ。最後に、質点系の運動として剛体の

運動を取り上げる。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.配布プリントの中の力学モデルについて速度および加速度を求めることができる。

2.ニュートンの運動法則について簡単に説明できる。

3.配布プリントの中の力学モデルについて運動方程式を立てて、解を求めることができる。

4.単振動および連成振動について運動方程式の一般解を求めることができる。

5.波動に関する基本量を求めることができる。

6.配布プリントの中の力学モデルについて運動量および力積を求めることができる。

7.配布プリントの中の力学モデルについて線積分が計算できる。

8.質点に作用する力が保存力であるかどうかを判定できる。

9.配布プリントの中の力学モデルについてポテンシャルエネルギーを求めることができる。

10.配布プリントの中の力学モデルについて、力学的エネルギー保存法の式が立てられる。

11.配布プリントに示す剛体について慣性モーメントを計算できる。

12.回転運動に関する運動方程式が立てられる。

13.配布プリントの中のジャイロスコープの運動について説明できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 50 % 小テストおよび期末試験によって評価する。

専門知識 20 % 小テストおよび期末試験によって評価する。

倫理観 %

主体性 10 % 小テストおよび期末試験によって評価する。

論理性 20 % 小テストおよび期末試験によって評価する。

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス: ニュートン力学の概念(運動法則)の解説および数学的準備を行う。

2. ベクトルを用いて質点の速度、加速度を記述する。

3. 極座標を用いて、円運動の速度ベクトルと加速度ベクトルを記述する。

4. ニュートンの運動法則および運動方程式の立て方について解説する。小テストを実施する。

5. 重力場の運動を例とした運動方程式の解法について解説する。小テストを実施する。

6. 単振動および連成振動について解説する。

7. 正弦波と波動方程式について解説する。

8. 運動量と力積および運動量保存法則について解説する。

9. 力の場における仕事および線積分について解説する。小テストを実施する。

10. 保存力およびポテンシャルエネルギーについて解説する。

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11. 力学的エネルギー保存法則について解説する。

12. エネルギー積分を用いて単振動の力学的エネルギーを導出する。

13. 重心座標および慣性モーメントの求め方について解説する。小テストを実施する。

14. 剛体の釣り合いおよび剛体の運動方程式について解説する。

15. 力のモーメントと角運動量および角運動量保存法則について解説する。

授 業 外 学 修

に つ い て

(1)次回の授業のプリントを配布するので、あらかじめ予習して授業に出席すること。

(2)この授業は予習を前提に実施する。教員から多数の質問を投げかけるので、予習をしていない

と著しく不利になる。

(3)授業終了直前にフィードバックシートを配布するので、その日の授業でわかったこと3つ、質

問事項、授業の感想等を書いて提出すること。

(4)毎回の授業の復習を行って、授業内容を定着させること。

(5)小テスト

第 3回目、第 5回目、第 9回目、第 13回目の授業中に小テストを実施する。

(6)定期試験

①期末試験では、「力学」の授業全体を試験範囲とする。授業で配布したプリントの基礎問題およ

び応用問題を出題する。

②期末試験では授業プリントの持ち込みを不可とするが、試験問題のレベルは日々の復習を十分に

行えば得点できる内容とする。

(7)再試験

再試験の範囲は定期試験の範囲と同じとする。

(8)追試験

忌引および病気等による試験欠席は追加試験の対象となるので、所定の手続きをとること。追試験

の範囲は期末試験の範囲と同じとする。

教 科 書 毎回の授業でプリントを配布する。

参 考 文 献 図書館にある基礎的な微積分に関する書籍

図書館にある力学の基礎的な教科書など

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ × × ×

成 績 評 価 の 割 合 70 % 30 % 0 % 0 % 0 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 熱力学

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 長谷川 誠 単位認定責任者 長谷川 誠

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/hasegawa

授 業 科 目 の 概 要

講義では、状態方程式から出発して、温度、熱、内部エネルギー、仕事の定義をする。

次に、熱力学の第1法則を学び、理想気体の比熱や可逆変化など熱力学の基本的な性質を理解す

る。そして、熱力学の第2法則ならびにエントロピーの基本的な性質を理解した上で、最後に理想

気体のエントロピーや不可逆過程とエントロピーの関係、熱力学の第3法則などを学ぶ。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、体積などを計算できる。

2.理想気体の状態変化に伴う体積、温度などの変化を計算できる。

3.カルノーサイクルの特徴を説明できる。

4.エントロピーの性質を、自分の言葉で説明できる。

5.熱力学の第1~第3法則について、自分の言葉で説明できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 60 % 毎回の講義内に実施する問題演習、ならびに定期試験で評価する。

専門知識 40 % 毎回の講義内に実施する問題演習、ならびに定期試験で評価する。

倫理観 %

主体性 %

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 熱力学の基礎と単位系

2. 状態量と状態方程式

3. 比熱と熱容量

4. 可逆変化と仕事

5. 熱力学の第1法則

6. 理想気体の性質

7. 理想気体の比熱

8. 理想気体の可逆変化(1)−定積変化/定圧変化/等温変化−

9. 理想気体の可逆変化(2)−断熱変化−

10. サイクルと仕事、効率

11. カルノーサイクル

12. 熱力学の第2法則

13. クラウジウスの積分とエントロピー

14. 理想気体のエントロピー

15. 不可逆過程のエントロピー

授 業 外 学 修

に つ い て

授業外学修の内容については、こちらから指示しない。

各自が自分の判断で、必要と思われる内容を学習すること。

例としては、以下のような内容が挙げられる。

(1) 予習

次の回の講義内容についての予習を行って、専門用語などを理解しておくこと。

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(2) 課題および復習

毎回の講義の後半で、その回で学んだ内容に関する演習課題を課すので、その時間内に解答・提出

すること。

また、次回までに、演習課題を含めて、その回で学んだ内容を十分に復習して理解を深めておくこ

と。

(3) 中間テスト

実施しない。

(4) 定期試験

第 1 回~第 15 回までの講義内容を範囲として実施する。試験の実施にあたっては、ノート、配布

プリント、及び電卓を持ち込み可とする。

(5) 再試験

定期試験で不合格となった学生ならびに定期試験を欠席した学生を対象に再試験を実施する。な

お、病気・忌引などの理由で定期試験を欠席した場合には追試験となる。所定の手続き方法・注意事

項を把握しておくこと。

教 科 書 毎回の講義内容をプリントとして配布する。

参 考 文 献 こちらからは特定の文献は指示しない。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ × × × ○

成 績 評 価 の 割 合 90 % 0 % 10 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 人間情報科学

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 曽我 聡起 単位認定責任者 曽我 聡起

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/soga

授 業 科 目 の 概 要

人間とICTの関わりは,1970年代半ば以降登場したパーソナルコンピュータの普及により一般社会

に浸透し始めた。さらに機器の性能向上やインターネットの普及により社会的に認知されPC時代を

築き始める。2007年のiPhone登場後はポストPC時代と呼ばれるようになる。第二次世界大戦以後の

コンピュータ登場以後幾つかの節目があったことがわかる。これらの節目を考察していくことで次

の節目や可能性を考えることができるかもしれない。現在進行しているポストPC時代では過去に例

を見ない大量のアプリケーションが普及し膨大な情報がクラウドに存在するようになった。世の中

の多くのモノがそうであるように,ICTの時代におけるデバイスやアプリ,サービスの多くは個人が

求めるものづくりの要求に応えるために作られてきた。その一方で,人間社会を支える様々なサー

ビスに直接作用するアプリやサービスも考えられるようになってきた。これらはモノづくりに対し

てコトづくりと呼ばれることがある。本授業ではICTと人の関わりについてモノやコトなど様々な角

度から過去・現在・未来を考える。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

以下について説明できるようになる。

1.過去のICTの発達の概要

2.ポストPC時代におけるICT利用の現状

3.ポストPC時代におけるICT利用の未来

4.パレートの法則を元にWeb2.0の登場とサービスの変異

5.サービスと道具としてのアプリについて

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 50 % 授業課題,試験

専門知識 20 % 授業課題,試験

倫理観 %

主体性 30 % 授業課題

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 「人間情報科学」履修ガイダンス:ICTと人の関わり合いとは

2. PostPC時代とは:インターフェースと操作の変遷

3. パーソナルコンピュータの時代を考える:モノとしてのアプリケーションを考える

4. パーソナルコンピュータの時代を考える:OSの変遷とアプリケーション時代

5. Webの発達と技術的な経緯:HTML5と CSS3へ

6. インターフェースと認知心理学(1):GUI時代

7. インターフェースと認知心理学(2):ヒューマンインターフェース

8. インターフェースと認知心理学(3):道具としての認知心理学(記憶のメカニズム)

9. インターフェースと認知心理学(4):ユーザインターフェースと認知心理学

10. サービスサイエンス時代(1):ユーザーエクスペリエンス

11. サービスサイエンス時代(2):ユーザーエクスペリエンスの事例を考える

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12. ポスト PC時代のアプリを考える(1):道具としてのアプリ

13. ポスト PC時代のアプリを考える(2):サービスとしてのアプリ

14. PostPC時代に学ぶこと:モバイル,VR,AR,AIの時代

15. 試験

授 業 外 学 修

に つ い て

提出課題

テーマの区切りに課題・レポートなどの提出を課すことがある。

1.課題は授業終了時もしくは指定された日時に提出する。

2.提出された課題を取組状況点(アクティビティ点)とする。

3.提出されたレポートをレポート点とする。

中間テスト

中間テストを行うことがある。

定期試験

定期試験は実施しない。

課題やレポートなどについてはポータルを通じて示すことがあるので,頻繁に確認すること。

教 科 書 講義はスライドやデジタル教科書(配信)を用いて行う。

参 考 文 献 授業時に適宜提示することがある。

各授業内容を確認するためのアクティビティをクラウドを用いて出題することがある。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 50 % 40 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 基礎フーリエ数学

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 山林 由明 単位認定責任者 山林 由明

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yamabayashi

授 業 科 目 の 概 要

光通信・エレクトロニクス分野のみならず、幅広い理工系技術で必須となるフーリエ解析の基本を

学ぶ。具体的には、実数関数の微分・積分と複素数を復習し、周期関数の三角関数、指数関数によ

る展開について学び、フーリエ級数展開、フーリエ積分へと進む。さらに、具体的な波形やパルス

のフーリエ解析ばかりでなく、その応用である標本化、畳み込み積分、相関関数と関係を通じフー

リエ解析の基礎を確かなものにするとともに、応用分野への理解と計算力の習得を目指す。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

フーリエ係数やフーリエ変換に関して、実際の計算のみならずその応用上の重要性についても理解

することをテーマとする。

1. フーリエ係数やスペクトルとは何であるかを説明できる。

2. デルタ関数を用いた計算ができる。

3. 実用の場面で一般的に使われる関数に対するフーリエ係数や、連続および離散スペクトルが計算

できる。

4. その展開関数を適用してグラフとして近似波形を描くことができる。

5. 離散フーリエ変換の計算ができる。

6. フーリエ解析の応用としての標本化、畳み込み積分、相関関数などとの関係が説明できる。

などである。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 15 % 毎回の演習と、中間/期末試験

専門知識 75 % 毎回の演習と、中間/期末試験

倫理観 %

主体性 10 % 宿題など発展課題への取組み

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. イントロダクションとガイダンス・復習演習

2. 複素数、オイラーの公式

3. 三角関数の直交性、周期関数

4. フーリエ級数展開の例とグラフ化

5. フーリエ係数の性質・パーセバルの等式

6. 複素フーリエ級数展開

7. 前半のまとめ(中間試験)

8. フーリエ積分への移行とフーリエ変換の例

9. フーリエ変換の諸性質

10. デルタ関数と畳み込み積分

11. ラプラス変換と複素積分

12. ラプラス逆変換

13. 相関関数とパワースペクトル

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14. 標本化、離散的フーリエ変換・高速フーリエ変換

15. フーリエ変換の総まとめ

授 業 外 学 修

に つ い て 教科書と配布テキストで予習すること。

教 科 書 大宮眞弓 著 「フーリエ・ラプラス解析の基礎」(森北出版)

教科書でカバーされていない項目に関しては、オリジナルテキストを配布し使用する。

参 考 文 献 本学eラーニング「電気電子制御:電子工学:フーリエ変換」の教科書と演習。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ × × ○

成 績 評 価 の 割 合 40 % 40 % 0 % 0 % 20 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

取り組み状況点には各回の演習や宿題への取組みを算入する。

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科 目 名 くらしと政治

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 大場 崇代(非常勤講師) 単位認定責任者 大場 崇代

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

私たちが日常的に目にする政治現象は単純ではなく、「わかりにくい」、「自分には無縁だ」との

印象を与えがちです。しかし政治はくらしそのものであり、私たち一般国民が平和で幸福な毎日を

送っていくためにあるものです。そして政治を動かすのもまた有権者である私たちです。そこで本

講義では私たちを取り巻く政治の理念と現実について理解を深め考えてみます。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1. 政治とは何かについて自らの言葉で述べることができる

2. 議会の重要性をその歴史をふまえて説明できる

3. 政治体制を説明し比較することができる

4. 選挙制度を類別することができる

5. 一般国民として政治のあり方を考え、現実政治を批判できる

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 70 % テスト

専門知識 20 % テスト

倫理観 %

主体性 10 % テストの取り組み状況、講義中の発言

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス

2. 政治とは何か

3. 権力とは何か

4. 代表制民主主義の歴史

5. 議会

6. 行政府

7. 政党と利益集団

8. 政治体制①議員内閣型政治体制

9. 政治体制②大統領型政治体制

10. 代表制と選挙制度

11. 一般国民の政治的態度

12. 政治とマス・メディア

13. グローバルとナショナル

14. 国際関係

15. まとめ

授 業 外 学 修

に つ い て

毎日の生活の中で、一般新聞紙などの政治・経済・社会に関するニュースに関心をもって接しするこ

と、ただし情報を鵜のみにしないこと。

教科書の当該部分を熟読すること。

テストは講義中に複数回行うので、復習は必ずして準備しておくこと。

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教 科 書 山本佐門『現代国家と民主政治 改訂版』 (北樹出版)

参 考 文 献 講義中に適宜紹介します。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ × × ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 90 % 0 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

テストは予告なく行うが、テストの時間に欠席しもしそれが大学が認める正当な理由に基づく場合

は、後で提出することを認める。

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科 目 名 人と社会

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 白樫 久(非常勤講師) 単位認定責任者 白樫 久

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

社会学は社会を人間の集団として理解し、社会の仕組みを解いていくことが第一の課題です。具体

的には集団のなかの人間という基本的な原理を理解し、家族、地域社会、国家という社会集団を具

体的に学びます。

次に、科学技術と人間という課題を設定して科学技術の成果と人間社会、環境に関わることを社会

学的に学びます。

次に、人間の文化という課題を設定し、人間の文化活動としての芸術や文化活動、余暇の生活のよ

うなレクリエーション活動、そして倫理や社会規範のような人の精神的豊かさについて学びます。

最後に、変化が激しい現代社会について、日本と世界の双方を社会学の立場から述べます。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.将来の自分の家族生活・地域生活・職場社会のイメージを持つことができる。

2.働く人間としての役割、価値を考えることが可能となる。

3.情報社会における情報の専門家としての問題意識を持つことができる。

4.現代は個人の時代であるが、人との共同の関係がもう一つの要であることを知ることができ

る。

5.国際化の時代における自分の役割について考えることが可能となる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 10 % 定期試験・小レポート(講義中)

専門知識 60 % 定期試験・小レポート(講義中)

倫理観 %

主体性 10 % 定期試験・小レポート(講義中)

論理性 20 % 定期試験・小レポート(講義中)

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 社会学の課題と勉強の方法

2. 現代家族の諸相と課題

3. 家族問題

4. 地域社会としての農村

5. 地域社会としての都市

6. コミュニティ社会

7. 科学技術と社会−技術革新と社会

8. 科学技術と社会−情報化社会

9. 産業化と地域社会

10. 現代の国際社会

11. 複雑化する環境問題

12. 科学者の倫理

13. 人間の文化

14. 現代社会論 I

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15. 現代社会論 II

授 業 外 学 修

に つ い て 日頃から「新聞」をよく読むこと。

教 科 書 特に使わない。

講義のレジュメと資料は毎回提示する。

参 考 文 献 授業の中で、その都度指示する。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ × × ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 70 % 0 % 20 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 北海道の歴史

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 渡部 斎(非常勤講師) 単位認定責任者 渡部 斎

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

「北海道の歴史」を時系列な時間軸の流れだけではなく、自然や社会的な背景を踏まえ、地域性を

考察し、先人たちの努力を再認識する。また、過去の事象から、北海道の包括的な位置づけを学修

する。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.自然条件(地形・気候など)から、北海道の地域区分ができる。

2.古代史において、日本(本州)と北海道の歴史の歩みを比較することができる。

3.近世史において、松前藩の蝦夷地支配政策について、知識として修得することができる。

4.近代史において、明治政府が行った殖民地政策や屯田兵制度等について、その後の日本が歩む

外交史を認識することができる。

5.北海道の先住民族の生活・文化・地名などから、北海道の自然や地形を学修することができ

る。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 20 % レポート

専門知識 40 % レポート

倫理観 10 % 講義参加時の取組状況

主体性 20 % 講義参加時の取組状況、レポート

論理性 %

国際感覚 %

協調性 10 % 講義参加時の取組状況

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. オリエンテーション(授業概要・レポート作成要領の説明等)

2. 自然的背景Ⅰ(地形)

3. 自然的背景Ⅱ(気候・土壌)

4. 歴史的背景Ⅰ(古代①−先土器・縄文文化)

5. 歴史的背景Ⅱ(古代②−続縄文・擦文文化)

6. 歴史的背景Ⅲ(古代③−オホーツク文化)

7. 歴史的背景Ⅳ(中世①−アイヌ文化)

8. 歴史的背景Ⅴ(中世②−和人の移住)

9. 歴史的背景Ⅵ(近世①−松前藩の支配)

10. 歴史的背景Ⅶ(近世②−江戸幕府の直轄)

11. 歴史的背景Ⅷ(近代①−維新の内乱)

12. 歴史的背景Ⅸ(近代②−開拓使の展開)

13. 歴史的背景Ⅹ(現代−開拓の進展と戦後の動き)

14. 社会的背景Ⅰ(文化①−食文化・慣習)

15. 社会的背景Ⅱ(文化②-言語・方言)

授 業 外 学 修

に つ い て

レポートは、12 本程度出題(選択)する。レポートは、「レポート作成要領」に準拠したものを提出

する。また、予習・復習・補習を兼ねるので、なるべく多く提出することが望ましい。

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教 科 書 1)テキストとして、『地図で楽しむすごい北海道』 都道府県研究会 洋泉社(2018)

2)適宜プリントを配布

参 考 文 献 1)『鹿児島と北海道』 馬見州一 春苑出版(1997)

2)『アイヌ史のすすめ』 平山裕人 北海道出版企画センター(2002)

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × × ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 0 % 55 % 0 % 45 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

【成績評価】

1.レポート(12回)と取組状況等を中心に評価する。

2.評価の目安は、上記「成績評価の基準」の通りである。

3.講義に対する取り組み状況等の不良やレポート提出の遅れなどは、減点の対象となる。

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科 目 名 心理学入門(遠隔)

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 中嶋 輝明(非常勤講師) 単位認定責任者 中嶋 輝明

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

見る、聞く、話す、憶える、思い出す、考える、といった日常の体験は、どのような心の仕組みに

よって生じているのであろうか。

この講義では、心理学の諸領域の中から、特に人間の記憶・言語・思考・学習・注意・発達といっ

た分野を中心に取り上げる。そして、さまざまな心理現象に対し、「どのような心のしくみを仮定

すれば、その心理現象がうまく説明できるか」を自分なりに深く考えることを通して、目に見えな

い心に迫ることがこの講義のねらいである。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.心理学の基本用語・概念について、その意味を述べることができる。

2.日常の体験を、心理学の基本用語・概念を用いて説明することができる。

3.指示に従ってWordやExcelを活用し、実験レポートを作成することができる。

4.心理学の実験データに対し、基本用語・概念を用いて考察を加えることができる。

5.実験レポートにおいて相手と自身の意見を比較し、両者の類似点・共通点や差異を把握した上

で、相手に対しコメントを行うことができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 100 % 定期試験・実験レポート、書き込み課題等

専門知識 %

倫理観 %

主体性 %

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 初回スクーリング、心理学とは

2. 記憶−“記憶力”って何? 記憶の基礎過程

3. 知識と表象−心の“形”を知りたい

4. 心理学実験(1)、レポート作成

5. イメージ−目を閉じても思い浮かぶ像

6. 言語理解(1)−読んでわかるということ

7. 言語理解(2)−読んでわかるということ

8. 言語理解(3)−読んでわかるということ

9. 心理学実験(2)、レポート作成

10. 思考(1)−人の判断の中にある偏り

11. 思考(2)−人の判断の中にある偏り

12. 学習−人はいかにして行動を獲得するか

13. 注意−いま何しようとしてたんだっけ? 行動の制御と失敗

14. 発達(1)−乳児はどのように世界を知っていくか?

15. 発達(2)−乳児はどのように世界を知っていくか?

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授 業 外 学 修

に つ い て

本科目は遠隔型授業(e ラーニング)である。初回スクーリングおよび定期試験を除き、教室での授

業は実施しない。

【予習】課題情報を読み、作業の流れを理解するとともに、学修の計画を立てておく。

【復習】書き込み課題に対する総評を読み、理解が不十分だったり誤解があったりした箇所に対し、

ノートを補足する。必要に応じて教科書および演習の該当箇所を復習する。

教 科 書 e ラーニングの教材(教科書、演習、心理学実験などが含まれる)を使用する。書籍の教科書指定は

ない。

参 考 文 献

齋藤勇編「図説心理学入門」誠信書房

森敏昭ほか著「グラフィック認知心理学」サイエンス社

※これら以外の参考書については、必要に応じて授業の中で紹介する。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ × × ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 50 % 0 % 30 % 0 % 20 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

【定期試験】

試験範囲は講義の全範囲(出題範囲の重要語句リストを配布する)。自筆かつ直筆のノート持ち込

み可。

【課題・レポート】

2回の実験レポートが該当する(評価基準の一部となるレポート作成チェックリストを配布す

る)。

【取組状況等】

毎回の書き込み課題ならびに教科書や演習の閲覧が含まれる。

【単位認定の資格を得る要件】

1.すべての教科書と演習問題に取り組むこと。

2.すべての書き込み課題を提出すること。

3.全2回の心理学実験を受け、実験レポートを提出し、かつピア・レビュー(※初回スクーリン

グにて詳細を説明する)を行うこと。

4.定期試験を受けること。

上記1から3を満たすことにより、4の受験資格が付与される。最終的に1から4を満たすことに

より、単位認定の資格が付与される。

【成績評価に関する補足】

・定期試験に関し、その結果が一定の基準に達しない場合、上述した成績評価の割合にかかわら

ず、単位認定の資格を失う。再試験は実施しない。

・学修や提出物の期限超過については減点の対象となる。

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科 目 名 日本国憲法(遠隔)

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 岩本 一郎(非常勤講師) 単位認定責任者 岩本 一郎

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

1.憲法を学ぶということは、憲法をより良い社会を作るための「道具」として使いこなす知識と

スキルを学ぶことです。使い方を知って実際に使うことが大切です。

2.日本国憲法には、70年以上にわたって積み重ねられてきた裁判所の判決と政府による実践があ

ります。この講義では、このような判決と先例によって肉付けされた、「生きた日本の憲法」を学

修します。とくに基本的人権の保障を中心に講義します。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.人権保障に関する基本的な事項を正しく理解し説明することができる。

2.人権保障に関する判例・学説の流れを的確に指摘することができる。

3.判例・学説などの知識を踏まえ、日本の政治の現状を批判的に考えることができる。

4.日常生活において遭遇する人権問題を憲法に関連づけて論ずることができる。

5.新聞等で報道される裁判について憲法を当てはめ妥当な解決を示すことができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 20 % 定期試験

専門知識 50 % 定期試験

倫理観 %

主体性 30 % eラーニング取組状況、授業内討論の発言

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. イントロダクション−憲法の基本【対面】

2. 人権の理念と幸福追求権【eラーニング】

3. 法の下の平等【eラーニング】

4. 信教の自由と政教分離【eラーニング】

5. 表現の自由【eラーニング】

6. 経済的自由【eラーニング】

7. 生存権【eラーニング】

8. 選挙権【eラーニング】

9. プライバシー【対面】

10. 自己決定権【対面】

11. 家族と平等−夫婦別姓【対面】

12. 政教分離【対面】

13. 表現の自由【対面】

14 選挙権の新判例【対面】

15. 立憲主義と民主主義【対面】

授 業 外 学 修

に つ い て

1. 授業前にテキストの各章扉にあるコラムを各自読んでおく。

2. 授業後に確認テストで不正解であった設問を中心に教科書を読んで復習する。

3. 教科書の発展的な論点について、より専門的な文献に当たり知識を深める。

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教 科 書 岩本 一郎『絵で見てわかる人権〔第 2版〕』(八千代出版・2017年)

対面授業では、最新の最高裁判決のコピーを配付する。

参 考 文 献 中村睦男ほか『はじめての憲法学〔第2版〕』(三省堂・2010年)

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ × × × × ○

成 績 評 価 の 割 合 70 % 0 % 0 % 0 % 30 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

「取組状況等」は、①eラーニングの取組状況と②対面授業における取組状況と討論における参加態

度によって評価する。それぞれ15%の割合である。

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科 目 名 哲学と世界

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 三浦 洋(非常勤講師) 単位認定責任者 三浦 洋

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

哲学も科学も古代ギリシャで誕生し、宗教とともに西洋思想の大道を歩んできた。科学といえども

宗教と全く無関係なわけではない。この授業では、そうした西洋思想の諸側面を、歴史を追って概

観し、時代ごとの特色を考察する。とりわけ受講者には、自然科学の方法との比較の見地から、哲

学固有の探究方法を考えてもらいたい。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.哲学の基本概念を的確に説明できる。

2.主要な哲学者の思想について、その特徴を述べることができる。

3.時代ごとの哲学潮流の特徴を述べることができる。

4.論理的に物事を思考できる。

5.哲学思想を表す日本語の語彙を適切に使用できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 20 % 小テスト

専門知識 60 % 小テスト

倫理観 %

主体性 %

論理性 20 % 小テスト

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス~学問としての「哲学」

2. ミレトスの自然哲学

3. ヘラクレイトスの思索

4. ピタゴラス派の問題

5. エレア派のパラドックス

6. 機械論と目的論の対立

7. ソフィストの登場

8. ソクラテス以前の哲学のまとめ

9. ソクラテスの転換

10. プラトンとイデア論

11. アリストテレスの思想

12. 中世哲学の課題

13. 近世哲学の展開

14. 近代哲学の問題

15. 現代哲学の発展

授 業 外 学 修

に つ い て

授業で学んだ事項について復習するとともに、次回の授業で扱われる内容について、教科書を事前に

読んで予習しておくこと。

教 科 書 岩田靖夫・坂口ふみ・柏原啓一・野家啓一著 有斐閣『西洋思想のあゆみ ロゴスの諸相』

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参 考 文 献 なし

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ × × ×

成 績 評 価 の 割 合 0 % 100 % 0 % 0 % 0 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

Page 66: 2019 年度開講科目(学部)】(共通教育科目/一般科目)¼ˆ学部)共通教育科目... · 発表・プレゼ ンテーション 取組状況等 × 成績評価の割合

科 目 名 倫理と人間

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 三浦 洋(非常勤講師) 単位認定責任者 三浦 洋

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

古代ギリシャの哲学者アリストテレスが著した『ニコマコス倫理学』は、倫理学の古典中の古典で

ある。授業では、本書を通読することによって、倫理学の基本的な問題群と探究方法を学ぶ。とく

に、アリストテレスの徳倫理学および幸福主義と、近代以降の義務倫理学あるいは功利主義との比

較・検討を通じて、受講者各人に「倫理」のあり方を思索してもらうことを目標とする。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.倫理の基本概念を的確に説明できる。

2.主要な倫理思想を比較し、異同を述べることができる。

3.時代ごとの倫理思想の特徴を述べることができる。

4.論理的に思考し、倫理原則に従った行為を選択できる。

5.倫理思想を表す日本語の語彙を適切に使用できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 20 % 小テスト

専門知識 60 % 小テスト

倫理観 20 % 小テスト

主体性 %

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス~アリストテレス倫理学の概要

2. 「善の研究」としての倫理学

3. 「幸福」とは何か

4. アリストテレスの幸福論

5. 「幸運」と「幸福」

6. 「徳」とは何か

7. 「幸福」と「快」の関係

8. 「中庸」論

9. 行為の選択と帰責性

10. 倫理的生~義務倫理学との比較

11. 「勇気」と「節制」の徳

12. 「正義」とは何か~功利主義との比較

13. 理想的生活としての「観想」

14. 現代倫理学との比較

15. まとめ

授 業 外 学 修

に つ い て

授業で学んだ事項について復習するとともに、次回の授業で扱われる内容について、教科書を事前に

読んで予習しておくこと。

教 科 書 アリストテレス 『ニコマコス倫理学』 (上)渡辺邦夫・立花幸司訳 光文社古典新訳文庫

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参 考 文 献 なし

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ × × ×

成 績 評 価 の 割 合 0 % 100 % 0 % 0 % 0 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 心の科学

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 森本 琢(非常勤講師) 単位認定責任者 森本 琢

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

心理学は、曖昧で捉えどころのない「こころ」(精神活動)を客観的かつ科学的に探ろうとする

学問であり、現在まで「こころ」に関与する諸分野(知覚・認知・感情・社会活動・その他)につ

いて、様々なアプローチによって研究が行われ、多くの知見が得られている。

本講義では、特に心内の情報処理メカニズムを科学的に解明しようとする立場から、心理学の諸

分野における基礎的な成果を紹介する。具体的な実験例の紹介や簡単なデモンストレーションなど

から、「心理学」という学問の持つ楽しさに触れ、「こころ」という曖昧な存在をどのように捉え

ていけばよいのか、自ら考える機会を持っていただきたい。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.心を科学的に探る方法はどのようなものなのか、説明できる。

2.心理学の各領域におけるいくつかの知見について、説明できる。

3.心と脳の関係の基礎的な部分について、説明できる。

4.心理学の知識をベースにして、人間を多面的に捉えることができる。

5.不確かな現象や情報について、客観的・科学的に考えることができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 15 % 定期試験

専門知識 40 % 定期試験

倫理観 %

主体性 20 % レポート

論理性 15 % 定期試験・レポート

国際感覚 %

協調性 %

創造力 10 % 定期試験

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス −心理学とは−

2. 感覚と知覚1

3. 感覚と知覚2

4. 記憶

5. 記憶の実験

6. 学習 −条件づけによる行動の形成−

7. 空間認知・イメージ

8. 社会心理 −他者との関わり、集団の心理−

9. 心の発達

10. 動機づけと欲求

11. 感情と情動

12. 性格・人格 −こころの個性に関する理論と検査−

13. 心の健康 精神病・健康疾患

14. 心の健康 カウンセリング

15. 脳と心

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授 業 外 学 修

に つ い て

<予習> 事前に、授業内容に関連する教科書の章を読んでくること。

<復習> 授業で説明した内容やその周辺領域について、教科書や関連書籍などを調べて、知識を体

系化させておくこと。さらには、授業で紹介した心理学的知見をより発展させるにはどうすればよい

のか、またそうした知見を我々の日常にどう活かしていけばよいのか、などについてじっくり考える

時間を設けてほしい(その時に考えたことをメモしておくと良い)。

教 科 書

教科書は田山忠行・須藤昇(共編)「基礎心理学入門」培風館、もしくは、菱谷晋介・田山忠行編「心

を測る」八千代出版とする。ただし、上記の教科書が少し難しいと感じる場合は、これらの代わりに

斎藤勇編「図説心理学入門」誠信書房などを一般の書店などで購入して使ってもよい。「基礎心理学

入門」、「心を測る」、「図説心理学入門」はいずれも図書館にあるので、不安な学生は購入する前に一

度内容を確認してみるのもよいだろう。とにかく予習や復習のためにも、一冊はきちんとした心理学

の概論書を購入してほしい(1冊目に購入する本は、社会心

参 考 文 献 道又 爾、他、(著)「認知心理学−知のアーキテクチャを探る 新版」有斐閣アルマ など

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ × × ○ × ×

成 績 評 価 の 割 合 60 % 0 % 40 % 0 % 0 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 論理学入門

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 野村 恭史(非常勤講師) 単位認定責任者 野村 恭史

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

わたしたちの日常生活は論理にあふれています。そうした論理現象の諸原理を、さまざまな道具立

てをつかって理論的に体系化したものが論理学です。その体系化は、19世紀後半以降の記号論理

学の発展とともに飛躍的に進歩し、いまでは現代数学の重要な一分野として、情報科学、計算機科

学、認知科学などの必要不可欠な基礎となっています。

論理学入門としての本講義では、記号論理学のもっとも基礎的な分野である命題論理および一階の

述語論理を学習します。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.妥当な推論がもつ一般的な特徴を挙げることができる。

2.真理値分析の方法を用いて、命題論理に属する推論の妥当性を一般的に判定できる。

3.ヴェンの図表の方法を用いて、三段論法の妥当性を一般的に判定できる。

4.日常言語に属する文を一階の述語論理の論理式に翻訳できる。

5.意味論的タブローの方法を用いて、一階の述語論理に属する推論の妥当性を一般的に判断でき

る。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 30 % 定期試験

専門知識 20 % 定期試験

倫理観 %

主体性 10 % 取組状況、出席

論理性 30 % 定期試験

国際感覚 10 % 取組状況、出席

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 導入:論理と論理学、子供の理屈とパラドクス、神の存在証明?

2. 正しい推論とは?(1)

3. 正しい推論とは?(2)

4. 論理定項と形成の木(1)

5. 論理定項と形成の木(2)

6. 真理値分析(1)

7. 真理値分析(2)

8. 真理値分析(3)

9. 三段論法(1)

10. 三段論法(2)

11. 量化理論(1)

12. 量化理論(2)

13. 意味論的タブロー(1)

14. 意味論的タブロー(2)

15. 意味論的タブロー(3)

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授 業 外 学 修

に つ い て

少しでもわからない点があれば、授業後にただちに質問に来ることを強く勧めます。

定期試験前は、全内容を思い出し、練習し直す総復習が必要となります。

教 科 書 教科書は使用しません。代わりに、授業で使った全スライドと練習問題のプリントをネット上で公開

します。試験勉強の際などに利用してください。

参 考 文 献 授業のなかで紹介します。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ × × × × ○

成 績 評 価 の 割 合 90 % 0 % 0 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 現代の社会経済

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 藤本 直樹(非常勤講師) 単位認定責任者 藤本 直樹

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

現実の社会経済は、それ単独で成立している訳ではありません。国民や地域社会からの要請、ある

いは経済環境の変化に応じて、在り様を大きく変化させています。

産業経済のグローバル化と情報通信技術の発展は、多様化するニーズや課題解決に対応するため、

経済システムの大きな変革や高度化をもたらしました。この講義では、具体的なトピックスを中心

に、経済の社会的役割や機能、直面している課題に加え、経済の高度化を支える革新技術や将来展

望などを多面的に学習します。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.新聞やネットニュースなどの記事内容を論理的に評価できる。

2.今後の就業や生活で必要な社会経済の基礎知識を獲得できる。

3.現実の社会経済が抱える問題点や課題を具体的に説明できる。

4.社会経済の変化に対応した企業や行政の取組みを認識できる。

5.将来の担い手の一人として、上記の課題解決策を考察できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 30 % 定期試験、確認試験

専門知識 60 % 定期試験、確認試験

倫理観 %

主体性 10 % 小テストの取組状況,講義中の発言等

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス(講義内容、学修方法、試験・評価)

2. 経済成長(インフレ・デフレ、景気循環、GDP等)

3. 国際経済(円高・円安、為替相場、貿易収支等)

4. 人口問題(少子高齢化、将来人口、限界集落等)

5. 食料生産(自給率、六次産業化、フードロス等)

6. 観光交流(体験観光、外国人観光、イベント等)

7. 消費行動(商圏、最寄品・買回品、買物難民等)

8. 前半の復習と確認試験①

9. 交通問題(広域交通、地域内交通、新幹線等)

10. 社会保障(年金、医療、高齢者及び児童福祉等)

11. 社会問題(貧困、ハラスメント、LGBT等)

12. 金融問題(バブル経済、リーマンショック等)

13. 経済政策(アベノミクス、三本の矢、地方創生)

14. 環境問題(地球温暖化対策、エネルギー政策等)

15. 後半の復習と確認試験②

授 業 外 学 修

に つ い て

予習:シラバスに沿って次回の講義に関する情報を収集し、理解しておくこと。

復習:講義資料や小テストの内容を復習し、学習内容を確実に修得すること。

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教材:講義で使用した資料や参考文献等は、すべて学内ポータルにアップする。

教 科 書 使用しない(講義時にプリントや参考資料を配布する)

参 考 文 献

「日経キーワード 2019~2020」日経HR編集部

「現代用語の基礎知識 2019」自由国民社

「池上彰のやさしい経済学1,2」日本経済新聞出版社

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ × × ○

成 績 評 価 の 割 合 60 % 30 % 0 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

・毎回の授業の最後に、内容の理解を確認するための小テストを実施する。

・普段から、日常生活でニュースや新聞記事に目を通すよう心がけること。

・上記の参考文献を通読することも効果的である。

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科 目 名 くらしと法律

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択必修 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 高橋 晴人(非常勤講師) 単位認定責任者 高橋 晴人

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要 私たち国民の日常生活にもっとも関係の深い「民法」を中心として、人が生まれてから死亡するま

で(死んだあと残された家族はどうなるのか、も含めて)順次説明する。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.近代私法の原則を具体的に説明することができる。

2.未成年者・高齢者などを保護する制度(制限行為能力者制度)を対比することができる。

3.財産権の代表的なものである「物権」と「債権」とを比較することができる。

4.夫婦・親子の関係を説明することができる。

5.相続人の範囲・順序、相続分を具体的に述べることができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 30 % 定期試験

専門知識 70 % 定期試験

倫理観 %

主体性 %

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 近代市民法の原則---権利能力の平等

2. 意思能力・行為能力---制限行為能力者

3. 意思表示

4. 財産権の代表としての物権と債権---(1)物権

5. 財産権の代表としての物権と債権---(2)債権

6. 不動産の利用権---地上権と賃借権

7. 金銭の貸借---利息制限法

8. 不法行為---自動車事故

9. 夫婦---婚姻の成立

10. 夫婦---婚姻の解消

11. 親子---実子

12. 親子---養子

13. 相続---相続人

14. 相続---相続分

15. 相続---遺言・遺留

授 業 外 学 修

に つ い て 新聞・テレビ等のニュースなどにより、社会の出来事を知っておくこと。

教 科 書 使用しない。

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参 考 文 献 その都度指示する。

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ × × × ○

成 績 評 価 の 割 合 70 % 0 % 0 % 0 % 30 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

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科 目 名 初歩の物理学

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 梅村 信弘、原田 雅之(非常勤講師) 単位認定責任者 梅村 信弘

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 【梅村】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/umemura

授 業 科 目 の 概 要

本講義は、理工学部の学生が学ぶ上で必要な物理に関する基本的知識について講義を行う。具体

的には、物理学の考え方や全体を把握したうえで、物理学が世の中の様々な場面で幅広く使われて

いるということを理解するため、ニュートン力学、電磁気学、波動から近代物理に至るまでの幅広

い分野の基本的事項を解説する。

また、授業では実験によるデモンストレーションを適宜取り入れ、一見複雑な物理現象について

もイメージしやすいように授業を進める。さらに、授業の最後に演習を実施することで知識の定着

を図る。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1. 基本的な物理法則の内容を的確に言葉で説明することができる。

2. 物理現象をイメージし、それらの基本概念を図示することができる。

3. 様々な物理現象に対して適切に公式を駆使してモデルを構築し、方程式を立てることができる。

4. 3について数学的知識を用いて計算し、物理現象にかかわる物理量を正確に求めることができ

る。

5. 物理量の単位計算を正確に実施できる。

6. 法則や原理を活用して日常生活や社会インフラの中に活用されている物理現象を説明することが

できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 60 % 定期試験の評価

専門知識 40 % 定期試験の評価

倫理観 %

主体性 %

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス及び物理で使用する数学的事項(単位換算等)

2. 質点の運動 (1次元運動)

3. 質点の運動 (重力場における2次元運動)

4. ニュートン力学 (力の種類、力の作用等)

5. ニュートン力学 (運動の法則、運動方程式等)

6. 仕事とエネルギー(力と仕事、力学的エネルギー保存則等)

7. 物理で使用する近似式及び極座標の考え方

第1回中間試験

8. 様々な周期運動 (等速円運動、単振動等)

9. 電磁気学に関する基本法則及びクーロンの法則

10. 磁界に関する基本法則及び磁気力

11. 電流と磁界及び電磁誘導

第2回中間試験

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12. 波動の基本的性質 (波の伝搬、波の種類、定常波等)

13. 波動の基本的性質 (音響の性質)

14. 光波と電磁波 (光の反射・屈折・回折・干渉等)

15. 現代物理学(特殊相対論の基本)及びまとめ

授 業 外 学 修

に つ い て

1. 授業前に関連する部分を予習しておくこと。

2. 各章に演習問題があるが、授業終了後ポータルに式の展開を含めた解答をアップロードするので

復習しておくこと。

3. 演習問題で理解できないときはそのまま放置せず、修学支援室に出向き、早期に対策すること。

教 科 書 テ キ ス ト : 売店において販売する。

参 考 書 : 難しいと感じる場合は、各自高校の教科書等を参考に学習すること。

参 考 文 献

・「ファースト・ステップ 物理学入門」、高重 正明 (著) 、裳華房 、2015/11/17、ISBN-13: 978-

4785322489

・「自然科学の基礎としての物理学」、原康夫(著)、学術図書出版社、2014/10/31、ISBN-978-4-780602005

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ ○ ○ × × ○

成 績 評 価 の 割 合 50 % 40 % 0 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

(中間試験)

1. 途中に中間試験を2回程度実施する。1回の実施時間は50分程度とし、持ち込みは不可とする。

2. 中間試験で成績が悪かった学生(欠席した学生を含む)を対象に、履修サポートカードを配布す

る。配布された学生は、そのカードを持参して修学支援室に行き、そこで担当の原田先生による補

講を受けたうえで押印てもらう。押印してもらった履修サポートカードは、速やかに担当教員(梅

村)まで提出する。

3. 第1回中間試験の範囲は主に力学から、第2回中間試験は主に電磁気から出題する。

(定期試験)

試験範囲は授業で扱った全範囲とする。定期試験の持ち込みも不可とする。

(追・再試験)

1. 忌引や病欠等やむを得ない理由により定期試験を欠席した学生に対して追試験を実施するので

所定の手続きをとること。

2. 成績評価で不合格となった学生を対象に再試験を実施する。ただし、中間試験の結果を踏まえ

て履修サポートカードをもらったにもかかわらず提出していない(修学支援室に行って補講を受け

ていない)又は出席が極端に少ない学生は再試験の受験を認めないことがあるので注意すること。

3. 再試験の対象者は、再試験前に行う補講を必ず受講すること。

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科 目 名 数学基礎

配 当 学 年 1年 必修・選択 選択 CAP制 対象

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 浦田 政則(非常勤講師) 単位認定責任者 浦田 政則

実 務 経 験 の 有 無 -

実 務 経 験 に

関 す る 事 項 -

授 業 科 目 の 概 要

数学の基本的な計算過程や考え方やを学ぶ。そこで得られた知識や技能をさらに深化・発展させ、

数学をツールとして、専門学科で活用できるようにする。指数関数・対数関数・三角関数や微分・

法積分法は重点的に学習する。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.数と式の計算に習熟し、方程式や不等式を解くことができる。

2.2次関数や様々な関数に習熟し、グラフをかくことができる。

3.指数計算や対数計算に習熟し、方程式や不等式を解くことができる。

4.三角関数の相互関係に習熟し、正弦・余弦・加法定理などを導くことができる。

5.微分法に習熟し、接線の方程式や極値などを求めることができる。

6.積分法に習熟し、図形の面積や体積などを求めることができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 70 % 定期試験・その他の試験(中間試験)

専門知識 %

倫理観 %

主体性 30 % 課題の取組状況・授業への取組状況

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. ガイダンス・数と式の計算

2. 方程式と不等式

3. 2次関数とそのグラフ

4. 直線・放物線・円などで表される図形の領域

5. 三角比・弧度法・三角関数の相互関係

6. 三角関数のグラフ・三角関数の応用

7. 加法定理・2倍角の公式・三角関数の合成

8. 学習のまとめ(中間)

9. 指数関数

10. 対数関数

11. 関数の極限

12. 微分法

13. 微分法の応用

14. 積分法

15. 積分法の応用・学習のまとめ

授 業 外 学 修

に つ い て

1.課題は授業外学習として取り組み、全問解答すること。

2.授業で理解が不十分な事項は、教科書や参考書等で調べもう一度取り組むこと。

3. 修学支援室を大いに活用し、担当者のサポートを受けながら理解を深めること。

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4.返却された課題は必ず見直し、全問正解になるように学習をやり直すこと。

教 科 書 使用せず、オリジナルプリント(課題)を配布する。

参 考 文 献 基礎数学 小澤善隆編集(裳華房)

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

○ × ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 40 % 30 % 20 % 0 % 10 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

【定期試験について】

①試験範囲は授業の中で知らせる。

②定期試験以外のテストを全授業の中間に実施する。

③定期試験以外のテスト(30/100)と定期試験(40/100)は合わせて70/100)とする。

【課題の提出について】

①課題は必ず次の授業までに提出すること。評価の対象(20/100)である。

②課題は修学支援室で達成状況等について、担当者の点検を受けること。

③定期試験前には全課題が提出されていること。

【取組状況について】

①ノートをとること。

②課題を保管していること。

③授業には積極的に参加し、授業規律を守ること。

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科 目 名 キャリア形成B1

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択 CAP制 対象外

授 業 の 種 類 講義 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 石田 雪也、宮嶋 衛次、山下 文 単位認定責任者 石田 雪也

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項

【石田】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/ishida

【宮嶋】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/miyajima

【山下】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yamashita

授 業 科 目 の 概 要

この授業では、人間力や学修観および英語、数学、日本語等のアカデミックスキルズに関する自ら

のキャリア意識を再確認する。その上で、半期間の目標を立てる。最後に自らの振り返りを通じ

て、能力の養成の状況を確認する。また、コミュニケーションについてもグループディスカッショ

ンを実践することにより学び、ビジネス会計や企業、業界、業種・職種についても学修する。さら

に、文章作成についても学び、大学生活および社会で必要な文書の書き方について学ぶ。授業は講

義形式で行い、適宜eラーニング教材を活用する。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.目標設定に対して、適切に振り返り(自己総括の実施)ができる。

2.到達度テストを受験し、過去(昨年度)との学びの比較などの振り返りができる。

3.卒業生・在校生調査結果を分析し、考察することができる。

4.各学科の学問分野と関連キャリアに関する調査ができる。

5.ビジネス会計についての基本知識を説明することができる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 %

専門知識 %

倫理観 %

主体性 100 % 授業時の取組状況,授業外学修課題,最終小テスト

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. キャリア形成とディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシー/汎用的スキルの自己確認(担当:石田・山下)

2. 英語到達度テストの実施/学修観の自己確認(担当:石田・山下)

3. 情報のスキルチェックと情報到達度テストの実施/情報化社会(担当:石田・山下)

4. 卒業生調査結果の分析(1)業種と勤務地(担当:石田・山下)

5. 卒業生調査結果の分析(2)社会で必要な力(担当:石田・山下)

6. 在校生調査結果の分析と社会で必要な力を考える(グループワーク)(担当:石田・山下)

7. 業種別グループワーク(課題)マインドマップを活用した企業調査(担当:石田・山下、教職志望:宮嶋)

8. 言語リテラシー(担当:山下・石田)

9. お金と企業 (担当:石田・山下)

10. ビジネス・経営・会計(担当:外部講師・石田・山下)

11. 振り返り(担当:石田・山下)

授 業 外 学 修

に つ い て

期末(最終週)にテストを実施する。授業で学んだ内容について確認を行う筆記テストとする。授業

外での課題を課す。

教 科 書 無し

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参 考 文 献 野田晴美ほか「グループワークで日本語表現力アップ」,ひつじ書房

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 30 % 20 % 0 % 50 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

中間テストと期末テストは実施しない(最終週に授業の内容を確認する小テストを実施)。

授業時の取り組み・振り返りを50%,授業外課題を20%,最終週の小テストを30%とする。

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科 目 名 キャリア形成B2

配 当 学 年 2年 必修・選択 選択 CAP制 対象外

授 業 の 種 類 演習 単 位 数 2 単 位 授業回数 15

授 業 担 当 者 石田 雪也、福田 誠、山川 広人、

宮嶋 衛次、山下 文 単位認定責任者 石田 雪也

実 務 経 験 の 有 無

実 務 経 験 に

関 す る 事 項

【石田】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/ishida

【福田】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/fukuda

【山川】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yamakawa

【宮嶋】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/miyajima

【山下】https://www.chitose.ac.jp/course/teacher/yamashita

授 業 科 目 の 概 要

この授業では、社会および業界などについて学ぶことによって、自らのキャリア意識を再確認する

ことを目的とする。具体的には、企業の方の話を通じて、自分の目指すキャリアについて考える。

その上で、これまで行ってきた目標設定や振り返りを通じてキャリア向上を目的としたプロジェク

トを各自で選択する。プロジェクトに参加した後の自らの振り返りを通じて、能力の養成の状況を

確認する。授業は原則講義形式で行うが、プロジェクトはプロジェクト形式(実習)で行う。

授 業 科 目 の

到 達 目 標

1.人間力やアカデミックスキルズについて意識の向上を図り、具体的な課題設定の下で自ら能力養

成に主体的に取り組むことができる。

2.外部講師の講演を聞き、自分自身や社会の情勢について意識することができる。

3.それぞれの必要性に応じたプロジェクトに目的意識をもって参加することができる。

4.プロジェクトを主体的に実践し、その振り返りを行うことができる。

5.自分自身の汎用的スキルを評価できる。

学修成果評価項目

(%)および評価方

項目 割合 評価方法

基礎学力 %

専門知識 %

倫理観 %

主体性 100 % 授業時の取組状況

論理性 %

国際感覚 %

協調性 %

創造力 %

責任感 %

授業の展開

1. 目標設定とプロジェクトの概要(担当:石田)

2. プロジェクトの検討と目標設定(担当:石田・福田・宮嶋・山川・山下・池田)

3. 外部講師による講演 ~知識人編~(担当:石田)

4. 外部講師による講演 ~業界人編~(担当:石田)

5. プロジェクトの実践①オリエンテーション(担当:石田・福田・宮嶋・山川・山下・池田)

6. プロジェクトの実践②実践(担当:石田・福田・宮嶋・山川・山下・池田)

7. プロジェクトの実践③発表(担当:石田・福田・宮嶋・山川・山下・池田)

8. プロジェクトの実践④振り返り(担当:石田・福田・宮嶋・山川・山下・池田)

9. グループワーク 各プロジェクトの共有(担当:石田)

10. 振り返り(担当:石田)

授 業 外 学 修

に つ い て

授業の最後に 400字程度の文章作成・振り返りを行う。その他,適宜振り返りを行う。

授業外学修として日本語の主体的な学びを行う。(詳細は授業時に解説する)

教 科 書 特になし

Page 83: 2019 年度開講科目(学部)】(共通教育科目/一般科目)¼ˆ学部)共通教育科目... · 発表・プレゼ ンテーション 取組状況等 × 成績評価の割合

参 考 文 献 特になし

試 験 等 の 実 施 定期試験 再試験

その他の

テスト

課題・

レポート

発表・プレゼ

ンテーション 取組状況等

× × ○ ○ × ○

成 績 評 価 の 割 合 0 % 20 % 0 % 0 % 80 %

成 績 評 価 の 基 準 本学の評価基準に基づき、成績評価を行う。

秀(100~90点)、優(89~80点)、良(79~70点)、可(69点~60点)、不可(59点~0点)

試験等の実施、成績

評価の基準に関す

る補足事項

定期試験は実施しない。プロジェクトの取組を(50点),主体的な学びの取組含む課題を30点、振

り返りを20点とする。