日信工業株式会社

2019年度（67期）

上半期決算説明会

2019年10月31日

1

本日のご説明内容

取締役 山中 愛治

事業概要 代表取締役社長 川口 泰

2019年度（67期）上半期決算 及び 通期業績予想

2

代表取締役社長 川口 泰

事 業 概 要

3

2019年度（67期）上半期

当社製品の採用状況（四輪車・二輪車用製品）

4

2019年4月発売上市製品

東風本田 ENVIX （中国）

フロント・キャリパー

※車両画像提供 本田技研工業 ㈱

5

2019年4月発売上市製品

MAZDA ロードスター30周年記念車 （日本）

リア・キャリパー

※車両画像提供 マツダ(株)

6

SUBARU 「レガシーOBK/SDN」

上市製品

※車両画像提供 SUBARU of America, Inc.

SDN

OBK

リア・ナックル（ハウジング）

2019年8月発売

7

小鵬汽車 「G3」 （中国）

2019年7月発売上市製品

フロント・ディスクフロント・キャリパー

※車両画像提供 小鵬汽車

8

2019年4月発売

上市製品

タンデムマスターシリンダー

フロントキャリパー リアキャリパー

VSA

※車両画像提供 本田技研工業 ㈱

HONDA 「TALON」 （北米）

リアナックルフロントナックル

9

2019年6月発売

上市製品

※車両画像提供 本田技研工業 ㈱

HONDA 「WINNER」 （ベトナム）

ABS

フロント・ブレーキ & マスターシリンダー

10

※車両画像提供 川崎重工業㈱

Kawasaki 「KLX230」 （日本、北南米、濠州、インドネシア）

2019年6月発売

上市製品

リア・キャリパー

フロント・キャリパー

リア・マスターシリンダー

フロント・マスターシリンダー

11

HONDA 「ADV150」 （インドネシア）

2019年7月発売

上市製品

ABSモジュレーター

リア・キャリパー

リア・マスターシリンダー フロント・マスターシリンダー

フロント・キャリパー

※車両画像提供 本田技研工業 ㈱

12

経 営 目 標

13

Ａ０１： 2018年 売上高4000億円、利益率

10％以上 （TOP5入り）事 業

環 境アルミ

方 針

二 輪

車体軽量化ニーズの拡大

先進ブレーキの法規制化（交通事故の削減政策）

成長への

課題

二 輪：「二輪ブレーキ最大手」としての成長

四 輪：事業構造の再構築

アルミ：アルミ軽量化技術による成長

第13次中期計画 ～コンセプト～

四 輪 自動運転化、安全規制の強化

■二輪ブレーキ・CBSビジネスの拡大、 ABSビジネスの拡大・魅力製品の拡販（小型車用４POTキャリパー）

■アルミ・軽量化ニーズに対応した他社販売と生産能力の拡大

・足回り大物軽量化製品による事業収益基盤の確立（ FR/RRナックル 、 ロアアーム ）

■四輪ブレーキ・収益性の改善

安全と品質に重点をおいた体質強化による成長への基盤構築14

二輪ABS生産能力拡大（直江津工場）

事業戦略

二輪車の安全法規整備によるABS適用拡大に対応し、

ABS生産第2ラインを10月より稼働

→生産能力を最大10万個/月（年間120万個）に拡大

15

持分法適用関連会社の異動

概 要

理 由

詳 細

実行日

対象会社 ： Veoneer Nissin Brake Systems America LLC（ 米国 オハイオ州 ）

出資比率 ： Veoneer 51％ / 当社 49％

2019年 6月 28日

持分法適用関連会社 （ 米国 ） の全株式を合弁パートナー （ Veoneer ） へ譲渡

当社 と Veoneer の企業価値の最大化

事業領域 ： 四輪車用のブレーキ・コントロール及び ブレーキ・アプライ システム

業 績 ： 売上高 66億円 / 当期利益 △38億円

合弁開始 ： 2016年 4月

（ 2019年 3月期 ）

16

連 結 業 績

（単位：億円）（ 単位：億円 ）

期初公表値 ２Q後 業績見通し 増減額

売上高 1,870 1,800 △70

営業利益 167 155 △12

親会社の所有者に帰属する当期利益 95 80 △15

上半期決算

通期業績見通し

2018年度上半期

2019年度上半期

増減額

売上高 921.3 907.8 △13.6

営業利益 73.2 75.9 2.7

親会社の所有者に帰属する当期利益 33.7 35.7 2.0

17

1,628 1,677 1,669

1,882 1,8971,800

121

75

123

0

40

80

120

160

200

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

7.4% 4.5% 7.4% 7.0% 8.6%

0%

5%

10%

15%

2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

（億円） （億円）

見通し8.6％営業利益率

中期経営目標の修正

第1２次中期 第1３次中期

営業利益（右軸）

売

上（左軸）

132

163155

18

経営統合について

日信工業株式会社は、

日立オートモーティブシステムズ株式会社

株式会社ケーヒン、株式会社ショーワ と

経営統合を行うことを発表いたしました。

その概要についてご説明いたします。

19

業界最先端の世界的メガサプライヤー

33.4% 66.6%

二輪車/四輪車用・燃料供給システム・電子制御製品・エンジンマネジメントシステム

等に強み

二輪車/四輪車用・ブレーキシステム・アルミ鋳造/加工技術

等に強み

二輪車/四輪車用・ショックアブソーバー・電動パワーステアリング・プロペラシャフト

等に強み

四輪車用・電動パワートレインシステム・シャシー統合制御システム・車載情報システム

等に強み

＊海外現地法人、日信APS、イシイコーポレーション、VNBJ、VNBZは、統合により誕生する新会社に子会社として加わります

20

経営統合について

背景について

新しいシステム・付加価値の高い新技術 を スピード感をもって提供し続けるために十分な企業基盤を早期に確立すること が求められている

Connected(つながる)

Autonomous(自動運転)

Shared(共有)

Electric(電動化)

環境規制

2040年までにエンジン車の販売終了

2019年に新エネルギー車(NEV)規制導入

燃費規制MY2017-2025発効

安全規制

2021年以降の新車に制限速度自動認識/アルコール検知機能などの義務化

2022年までに販売される新車に自動緊急ブレーキの標準装備

21

『強み』 の組み合わせ ＋ 『シナジー効果』により競争力のある技術・システムを確立

日立AMSのメカトロニクス制御技術

ショーワのサスペンション、ステアリング技術

ケーヒンのエンジンマネジメント技術

NISSINが培った「環境」と「安心」領域での強み

22

目的について

ステップ1：三社の完全子会社化 ステップ2：四社の経営統合

33.5%41.3% 34.7%

100% 100% 100% 100%

本田技研工業による株式公開買い付け

統合会社

66.6%

100%

33.4%

* VNBJ、VNBZ ：当社と本田技研工業が全株式を取得* その他の海外現地法人、国内子会社：現状どおり

* VNBJ、VNBZ、当社の海外現地法人、国内子会社： 統合会社の子会社に

23

統合のプロセス

0

10

20

30

40

50

2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

期末

中間

20

20 2022.5 22.5 22.5

22.522.5

22.5円

454542.5

40

一株配当金

（円）

22.5

22.5

45

22.5

24

取締役 山中 愛治

2019年度

上半期連結決算 及び 通期連結業績予想

25

2019年度 上半期連結決算

26

2018年度

上半期

2019年度

上半期

差 異

増減額 増減率

為替レート（ 単位：円 ） 110.27 108.63 △1.64 △1.5%

売上高 921.3 907.8 △13.6 △1.5%

営業利益

（ 利益率 ）

73.2(7.9%)

75.9(8.4%)

2.7 3.7%

税引前利益

（ 利益率 ）

77.8(8.4%)

74.3 (8.2%)

△3.5 △4.5%

親会社帰属利益

（ 利益率 ）33.7

(3.7%)35.7

(3.9%)2.0 6.0%

開発費 22.5 23.5 1.0 4.4%

設備投資額 47.6 43.1 △4.5 △9.4%

減価償却費 44.2 46.9 2.7 6.2%

上半期 連結決算概要

（ 単位：億円 ）

円

億円

■ 売上高 ： 減収 ■ 営業利益 ： 増益 、 税引前利益 ：減益 、 親会社帰属利益 ： 増益

27

換算差 取引差 合計

USドル 110.27 108.63 △ 1.64 △1.5% △ 3.1 △ 0.0 △ 0.8 △ 0.8

タイバーツ 3.40 3.49 0.09 2.6% 2.9 0.4 0.5 0.9

インドネシアルピア 0.78 0.77 △ 0.01 △1.3% △ 2.1 △ 0.2 0.2 △ 0.0

中国元 16.75 15.69 △ 1.06 △6.3% △ 7.2 △ 0.5 0.5 0.0

ベトナムドン 0.49 0.48 △ 0.01 △2.0% △ 1.6 △ 0.2 △ 0.3 △ 0.5

インドルピー 1.63 1.57 △ 0.06 △3.7% △ 1.7 △ 0.2 △ 0.2 △ 0.4

ブラジルレアル 29.28 27.59 △ 1.69 △5.8% △ 2.9 △ 0.3 0.3 0.0

合計 △ 16.5 △ 1.0 0.1 △ 1.0

レート差(円)

前年同期比増減率

営業利益 影響額（億円）

2018年度上半期

(円)

2019年度上半期

(円)

売上影響（億円）

1. レート表示 ： 円/現地通貨、 ルピア・ドンは 円/100 現地通貨

2. 影響額 ： USドル = 日本と北米の合計

億円億円 億円

上半期 平均為替レート

億円

28

北米

日本

南米欧州

北米 アジア 南米・欧州為替影響 日本

上半期 連結売上高 （ 所在地別 ）

△ 16.5 △ 19.2 △ 1.9

135.3 141.4

188.1 203.0

531.0 502.2

67.0 61.3

6.1 18.0921.3 907.8

0

200

400

600

800

1,0 00

1列目 2列目 3列目 4列目 5列目 列2

億円億円

△13.6(△1.5%）

為替除く差異 ＋3.0’18年度上半期

’19年度上半期

四輪 14.2アルミ 3.5二輪他 0.3

インド 7.0タイ △13.2中国 △7.4ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ △3.0ﾌｨﾘﾋﾟﾝ他 △2.6

四輪 4.4アルミ 3.0二輪他 △1.3

アジア

29

上半期 連結売上高 （ 事業別 ）

△ 16.5 △ 1.8 △ 13.1

263.6 266.0

343.2 346.8

183.3 178.3

131.2 116.7

7.6 10.2921.3 907.8

0

200

400

600

800

1,0 00

1列目 2列目 3列目 4列目 4列目2 列2

アルミ

二輪

△13.6(△1.5%）

為替除く差異 ＋3.0’18年度上半期

’19年度上半期

二輪 アルミ 補修品他為替影響 四輪

億円億円

四輪

補修品他

北米 14.7日本 4.5南米/欧州 △5.6アジア △6.3

南米/欧州 9.5アジア 2.2北米 1.1日本 △2.6

北米 3.1日本 3.1アジア △8.6南米/欧州 △0.4

30

4.373.2

75.91.22.1 4.1

△1.0

△0.7 △1.0 △2.0 △4.2

上半期 連結営業利益 （ 要因別 ）

億円億円

（8.4%）利益率 （7.9%）

＋2.7(＋3.7%）

為替除く差異 ＋3.7’18年度上半期

’19年度上半期

参考：売上高921億円

参考：売上高908億円

為替影響

増収効果

構成差 原価変動

減価償却費

販管費材料市況

研究開発費

その他

日本 2.9米国 1.7メキシコ 1.5インド 1.3タイ他 △3.1

インド 2.6日本 1.6ベトナム 0.9他 △1.0

一時的損益等 △3.7消去他 △0.5

31

△1.0

△2.4

△5.0 △1.0 △1.04.12.5 6.0 0.4 0.173.2 75.9

上半期 連結営業利益 （ 所在地別 ）

日本

6.6北米

3.6アジア

△6.0南米・欧州

0.5為替影響

△1.0消去

△1.0

（8.4%）利益率 （7.9%）

億円億円

＋2.7(＋3.7%）

為替除く差異 ＋3.7’18年度上半期

’19年度上半期

※各所在地

左棒：増収/減収影響

右棒：原価・経費変動影響

オハイオ △3.7ジョージア 0.5メキシコ 0.9

タイ △3.9中国 △2.2インド他 1.1

32

’18年度上半期

’19年度上半期

上半期 親会社の所有者に帰属する当期利益

2.74.7

0.8

△ 6.233.7

35.7

(3.9%）利益率（3.7%）

億円億円

営業利益変動

帰属利益変動

税引前利益変動

法人所得税変動

＋2.0( ＋6.0% ）

為替差損益 △8.4（ 2.0 → △6.4）金融損益 1.4（ 7.9 → 9.3）持分法損益 0.8（△5.3 →△4.5）

ﾍﾞﾄﾅﾑ前期法人税戻り

6.4その他 △1.7

33

2019年度 2Q後 通期連結業績予想

34

2019年度

1Q後公表値

2019年度

2Q後公表値

差 異

増減額 増減率

為替レート（ 単位：円 ） 108.48 108.32 △0.16 △0.1%

売上高 1,870.0 1,800.0 △70.0 △3.7%

営業利益

（ 利益率 ）

167.0(8.9%)

155.0(8.6%)

△12.0 △7.2%

税引前利益

（ 利益率 ）

175.0 (9.4%)

160.0 (8.9%)

△15.0 △8.6%

親会社帰属利益（ 利益率 ）

95.0(5.1%)

80.0(4.4%)

△15.0 △15.8%

開発費 48.0 48.0 － －

設備投資額 115.0 115.0 － －

減価償却費 95.0 95.0 － －

一株当り配当金中間 22.5円期末 22.5円

中間 22.5円期末 －円

△22.5 △50.0%

通期 2019年度 2Q後公表値（ 単位：億円 ）

円

億円

※2019年10月30日に発表された、本田技研工業株式会社による当社株式に対する公開買付における買付け等の価格は当社が2020年3月31日を基準日とした期末配当を行わないことを前提として、総合的に判断・決定されているため、2019年10月30日開催の当社取締役会において、期末配当を実施しないことを決議いたしました。

※

35

通期 2019年度 2Q後公表値為替レート

通貨1Q

実績

2Q

実績

3Q

予想

4Q

予想

2019年度

通期

2Q後ﾚｰﾄ

（円）

対1Q後

レート差増減率

USドル 108.48 109.90 107.36 108.00 108.00 108.32 △ 0.16 △0.1%

タイバーツ 3.50 3.48 3.50 3.55 3.55 3.52 0.02 0.6%

インドネシアルピア※ 0.77 0.77 0.76 0.76 0.76 0.76 △ 0.01 △1.3%

中国元 15.80 16.08 15.30 15.15 15.15 15.42 △ 0.38 △2.4%

ベトナムドン※ 0.47 0.48 0.47 0.47 0.47 0.47 0.00 0.0%

インドルピー 1.60 1.59 1.54 1.55 1.55 1.56 △ 0.04 △2.5%

ブラジルレアル 28.50 28.05 27.12 26.15 26.15 26.87 △ 1.63 △5.7%

2019年度

通期

1Q後ﾚｰﾄ

(円)

換算差 取引差 合計

△ 16.8 △ 1.6 0.3 △ 1.3

営業利益影響 （億円）売上影響

（億円）

※ルピア、ドンは 円/１００現地通貨

36

2018年度実績

2019年度1Q後前提

2019年度2Q後前提

１Q後前提からの増減

日 本 HM 四輪生産 91.2 88.0 85.0 △3.0

CKD 445.2 428.7 430.9 2.2

北 米 HM 四輪 生産 179.8 180.9 179.9 △1.0

アジア

二輪生産

インドネシア 708.4 721.2 721.2 －

ベトナム 344.1 324.0 324.0 －

タイ 213.4 188.4 186.0 △2.4

インド 2,450.3 2,205.3 2,100.0 △105.3

HM 四輪中国 生産 147.7 150.0 150.0 －

タイ 生産 23.4 23.4 22.5 △0.9

ブラジル 二輪市場 販売 92.4 95.4 96.5 1.1

客先台数・市場台数

（ 万台 / 年 ）

37

△ 7 △ 24 △ 17 △ 27

285 272

416 411

1,049 1,000

120 117

0 5 1,8701,800

0

500

1,0 00

1,5 00

2,0 00

2,5 00

1列目 2列目 3列目 4列目 5列目 6列目 列2

通期 連結売上高 １Q後公表値 対 2Q後公表値

億円億円

△70.0

( △3.7%）

為替除く差異 △53 21Q後

公表値

2Q後

公表値

タイ △14.3ベトナム △8.6インド他 △1.1

北米 アジア南米欧州

為替影響

日本 その他

北米

日本

南米欧州

アジア

38

0.5 155.0△1.3

△2.9 △1.8△7.7

1.2167.0

（8.6%）利益率（8.9%）

通期 連結営業利益 １Q後公表値 対 2Q後公表値

億円億円

△12.0

(△7.2%）

為替除く差異 △10.7１Q後

公表値

2Q後

公表値

減収影響

材料市況

原価変動

為替影響

その他

アジア △6.0日本 △2.2南米欧州 1.1

構成差

39

通期 設備投資計画

40

2019年度1Q後公表値

2019年度2Q後公表値

増減額 主要な投資内容

国 内 38.1 33.4 △4.8 二輪ABS 10.0

北 米 29.3 26.9 △2.4

米国 ｵﾊｲｵ 13.5 11.5 △2.1 新機種 9.1

米国 ｼﾞｮｰｼﾞｱ 12.6 12.0 △0.6 新機種 5.1

メキシコ 3.2 3.5 0.3

アジア 44.7 52.2 7.5

タイ 18.7 19.7 1.0 能力拡充 12.3

中国 14.4 17.1 2.7 新機種 4.5

インドネシア 6.6 7.6 1.0 能力拡充 4.1

インド 2.4 4.2 1.8 能力拡充 2.3

ベトナム 2.6 3.6 1.0

南米・欧州 2.4 2.6 0.1

設備投資合計 115.0 115.0 －

減価償却費 95.0 95.0 －

（ 単位：億円 ）

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

特記事項

END

41