2020年度 文献収集講座(入門編) 参考資料library/file/guidance/... ·...

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2020 年度 文献収集講座(入門編) 参考資料 1. 文献リストのみかた <中央図書館ガイドシート 1-1> ・・・ p.1-2 2. 検索のヒント ・・・ p.3 3. 学外から電子ジャーナル・データベースを使う <中央図書館ガイドシート 7-1> ・・・ p.4 4. Web of Science で論文を検索してみよう <まる得活用法 8-1> ・・・ p.5-6 5. Web of Science を使いこなそう(応用編) <まる得活用法 8-2> ・・・ p.7-8 6. 国内雑誌の論文を探す(CiNii Articles) <まる得活用法 5> ・・・ p.9-10 7. BIOSIS Citation Index を検索してみよう <まる得活用法 6> ・・・ p.11-12 8. PubMed を検索してみよう <まる得活用法 7> ・・・ p.13-14 9. 電子ジャーナルアクセスサービスを使いこなそう <まる得活用法 4> ・・・ p.15-16 10. 文献コピーや図書を取り寄せる <まる得活用法 12> ・・・ p.17-18 11. EndNote basic で文献管理をしてみよう(入門編) <まる得活用法 11-1> ・・・ p.19-20 12. EndNote basic で文献管理をしてみよう(応用編) <まる得活用法 11-2> ・・・ p.21-22 13. EndNote basic への取り込み方 ・CiNii Articles ・・・ p.23-24 ・PubMed ・・・ p.25-26 ・Web of Science / BIOSIS Citation Index ・・・ p.27

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2020 年度 文献収集講座(入門編) 参考資料

1. 文献リストのみかた <中央図書館ガイドシート 1-1> ・・・ p.1-2

2. 検索のヒント ・・・ p.3

3. 学外から電子ジャーナル・データベースを使う <中央図書館ガイドシート 7-1> ・・・ p.4

4. Web of Science で論文を検索してみよう <まる得活用法 8-1> ・・・ p.5-6

5. Web of Science を使いこなそう(応用編) <まる得活用法 8-2> ・・・ p.7-8

6. 国内雑誌の論文を探す(CiNii Articles) <まる得活用法 5> ・・・ p.9-10

7. BIOSIS Citation Index を検索してみよう <まる得活用法 6> ・・・ p.11-12

8. PubMed を検索してみよう <まる得活用法 7> ・・・ p.13-14

9. 電子ジャーナルアクセスサービスを使いこなそう <まる得活用法 4> ・・・ p.15-16

10. 文献コピーや図書を取り寄せる <まる得活用法 12> ・・・ p.17-18

11. EndNote basic で文献管理をしてみよう(入門編) <まる得活用法 11-1> ・・・ p.19-20

12. EndNote basic で文献管理をしてみよう(応用編) <まる得活用法 11-2> ・・・ p.21-22

13. EndNote basic への取り込み方

・CiNii Articles ・・・ p.23-24

・PubMed ・・・ p.25-26

・Web of Science / BIOSIS Citation Index ・・・ p.27

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1-1 参考文献リストのみかた 参考文献をさがす(APA)

論文を作成する時、最初に自分の研究テーマに関連した雑誌論文や図書などを読むことが必要です。そ

れには、論文や図書の章毎や本文の最後に載っている参考文献(引用文献、Reference)を利用して関連

した論文や図書を収集するという方法が基本です。ここでは参考文献リストのみかたについて一般的な例を

説明します。なお、個々の雑誌毎に参考文献の書き方が決まっていますので記載順、省略方法などに若干

の違いがあります。今回の例では、APA(American Psychological Association):アメリカ心理学会が定めた

文献記述スタイルを使用しています。

例1.【雑誌中の論文を引用-1】 論文著者名 (年) 論文名 雑誌名 巻号 ページ

例2.【雑誌中の論文を引用-2(論文名が省略)】 論文著者名 (年) 雑誌名 巻号 ページ

雑誌名は略誌名で書かれていることが多い。

例3.【雑誌中の論文を引用-3(掲載巻号やページが決定していない)】 論文著者名 (in press)

論文名 雑誌名

in press とは、雑誌に掲載されることは決まっているが、まだ掲載巻号やページが決定していないもの。

この場合は、論文著者名で文献検索データベース(Web of Science、PubMed 等)や電子ジャーナルアクセス

サービスなどから該当雑誌のコンテンツで探す。ただし、ごく稀に掲載予定が取り消されることもある。

■よく使用される略語

anon. 作者不明の anonymous の略 id. 同上の、同著者の Idem の略

diss. 博士論文 Dissertation の略 op. cit. 前掲書中 Opere citato の略

ib., ibid. 同じところに、同書 Ibidem の略

例4.【図書中の論文を引用】 論文著者名 (年) 論文名 In 本の著者名 本の書名 (掲載ページ)

出版地 出版者

Su, L. K., Kinzler, K. W., Vogelstein, B., Preisinger, A. C., Moser, A. R., Luongo, C., Gould, K. A., & Dove, W. F.

論文著者名

(1992). Multiple intestinal neoplasia caused by a mutation in the murine homolog of the APC gene. Science,

年 論文名 雑誌名

256(5057), 668-670.

巻号 ページ

Ostrowski, J., Sims, J. E., Sibley, C. H., Valentine, M. A., Dower, S. K., Meier, K. E., & Bomsztyk, K.

論文著者名

(1991). J. Biol. Chem, 266(19), 12722-12733.

年 雑誌名 巻号 ページ

Teller, D. C., Okada, T., Behnke, C. A., Palczewski, K., & Stenkamp, R. E. (in press). Advances in Determination of a

論文著者名 論文名

High-Resolution Three-Dimensional Structure of Rhodopsin, a Model of G-Protein-Coupled Receptors (GPCRs).

Biochemistry.

雑誌名

Williams, R. R., Hopkins, P. N., Hunt, S. C., Schumacher, M. C., Stults, B. M. Wu,L.L.,&Hasstedt,S.J. (1994). Inherited

論文著者名 年 論文名

susceptibility to metabolic complications of obesity. In C. Bouchard (Eds.), The Genetics of obesity (pp147-159).

本の著者名 本の書名 ページ

Boca Raton, Fla.: CRC Press.

出版地 出版者

名古屋大学附属図書館ガイドシート 1.資料探しの前に

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例5.【特許を引用】 発明者 (公開特許公報等の発行の日付年) 特許番号

特許の場合、雑誌とは異なり、名大の所蔵はないがインターネットでみることができるものもある。

文献複写・図書貸借が可能な場合あり。

例6.【会議資料を引用】 論文著者名 (年月) 論文名 会議名 開催地

会議の際に出席者のみに配布されたペーパーなど、公に出版されない場合もある。

入手方法は会議の開催団体への問合せ、 インターネット上での公開を探すなど。

例7.【電子文献:Web ページの論文を引用】 論文著者名(あれば) 論文名 雑誌名 巻号 ページ

Retrieved from URL

Webページは参照日以降に内容が更新されたり、削除されたりすることもあるので注意が必要。

■論文の確認

探している論文の情報について部分的にしか分からない場合、例えば、採録雑誌、論文名などがわから

ない時、わかっている範囲の情報から、文献検索データベースで入手に必要な情報を調べたり、電子ジャ

ーナルの検索機能なども使ってみてください。検索してそのままAbstractや本文が読めることもありますし、

関連文献を探すこともできます。また、略誌名を調べる時、以下の Web サイトなどで確認できます。

ABBREVIATIONS http://www.abbreviations.com/ (参照 2019.04.01)

NCBI - NLM Catalog http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?db=journals (参照 2019.04.01)

■手がかりがつかめない場合

引用文献について手がかりがない場合は、所属学部・学科の図書室、または中央図書館 参考調査・相

互利用カウンターへお尋ねください。その際、参考文献が掲載されていた雑誌や図書、あるいは該当部分

のコピーをお持ちください。

■他の文献記述スタイル例

①SIST02:科学技術振興機構(JST)の科学技術情報流通技術基準(SIST)のひとつ(特に科学技術を対象)

→科学技術情報流通技術基準 参照文献の書き方 http://jipsti.jst.go.jp/sist/handbook/sist02_2007/main.htm (参照2019.04.01)

→参考文献の役割と書き方 科学技術情報流通技術基準(SIST)の活用

https://jipsti.jst.go.jp/sist/pdf/SIST_booklet2011.pdf (参照2019.04.01)

②MLA(Modern Language Association of America):米国現代語学文学協会で定められたスタイル(特に人文系を対象)

→The MLA Style Center https://style.mla.org/ (参照2019.04.01)

→MLA Handbook. 8th ed. 2016. (3F Cent Lib・Ref 836.5 M)

Next Step

文献管理ソフト「EndNote basic」や「RefWorks」などを使うことで、希望の文献記述スタイルによる引用・参考文献リストの Microsoft Word への出力も可能です。

文献管理について→ ガイドシート 6-5 「検索結果を管理する(文献管理ソフトへの出力)」

Frank, D. S., & Sundberg, M. W. (1981). U.S. Patent No. 42833382.

発明者 年 アメリカの特許番号

Miller, J. D. (1992, April). Science achievement:Differences among urban,suburban, and nonmetropolitan schools.

論文著者名 年月 論文名

Paper presented at the the annual meeting of the American Educational Research Association, San Francisco.

会議名 開催地

Nida, E. (1992). Sociolinguistic Implications of Academic Writing. Language in Society, 21(3), 477-485. Retrieved from

論文著者名 年 論文名 雑誌名 巻号 ページ

http://www.jstor.org/stable/4168371

URL

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検索のヒント

<AND検索>

指定した検索語をすべて含む情報を探します。条件を絞り込むときに有効です。

<OR検索>

<NOT検索>

OPAC Web of Science CiNii BIOSIS PubMed

[DNA△cell][DNA△cell]

[DNA△AND△cell][DNA△cell]

[DNA△&△cell][DNA△cell]

[DNA△AND△cell][DNA△cell]

[DNA△AND△cell]

指定した検索語のうち、少なくとも一つを含む情報を探します。同義語・類義語などの検索漏れを避けるために有効です。

OPAC Web of Science CiNii BIOSIS PubMed

[DNA+cell] [DNA△OR△cell][DNA△|△cell]

[DNA△OR△cell][DNA△OR△cell] [DNA△OR△cell]

複数の検索語のうち、ある検索語を含み、かつ指定した検索語を含まない情報を探します。検索結果から不要な情報を除く方法として有効です。

OPAC Web of Science CiNii BIOSIS PubMed

[DNA^cell] [DNA△NOT△cell][DNA△-cell]

[DNA△NOT△cell][DNA△NOT△cell] [DNA△NOT△cell]

<論理演算の優先度>

<フレーズ検索>

<部分一致検索>

複数の単語を“ “で囲うと、その語順に並んでいる結果のみを検索します。

■ 例 “cell signaling” → 「cell signaling」や「stem cell signaling」は検索するが、「signaling cell」や「cell death signaling」は検索しない

検索式を( )で囲うと、( )内を優先して検索します。また、( )がない場合はAND検索が最優先されます。

■ 例 (mouse OR rat) AND cell → 「mouseまたはratのどちらか」かつ「cell」を含むものを検索

【*】を入力した箇所を適当な文字に置き換えて検索します。

■ 例 [comput*] → computer / computers / computing … などを検索

※ △ = スペース(空白文字)を入力

※ △ = スペース(空白文字)を入力

※ △ = スペース(空白文字)を入力

DNA cell

DNA

DNA

cell

cell

「DNA」と「cell」の両方を含むものを検索

「DNA」か「cell」のいずれかを含むものを検索

「DNA」を含み、「cell」を含まないものを検索

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7‐1 学外から電子ジャーナル・データベースを使う リモートアクセスを活用しよう

名古屋大学で契約しているデータベースの中には、学外からでも、電子リソース(電子ジャーナル、データベースなど)

を学内と同じ環境で利用できるものがあります。

⚫ 名古屋大学に現在在籍されている方対象のサービスです。

⚫ ご利用には名古屋大学 ID・パスワードが必要です。名大 ID については情報連携統括本部 名古屋大学

ID http://www.icts.nagoya-u.ac.jp/ja/info/nuid.html をご覧ください。

⚫ 提供元との契約条件により、学外から利用できない電子リソースもあります。

⚫ 電子リソースへのアクセスは、専用ページからおこないます。アクセス方法は、以降の手順をご確認ください。

<学外から電子リソース利用(リモートアクセス)を利用する>

①図書館Webトップページhttps://www.nul.nagoya-u.ac.jp/で、資

料を探す→電子リソース(学内者向け)→[学外からの電子リソー

ス利用]をクリックし、専用ページを開きます。(クイックリンクなど

からアクセスすると利用できませんのでご注意ください。)

②[学外からの電子リソース利用・スタートページ]の右側に表示

されるリスト[各サービスへのアクセス]から、利用したい電子リソ

ースを選び、クリックします。

③名古屋大学 ID の認証画面が開くので、上段に名古屋大学 ID

を、下段にパスワードを入力して[ログイン]をクリックします。

画像は、PCでの表示画面です。タブレット・スマートフォンからアクセスする場合は、一部、表示が異なります。

クイックリンクは

使わないでください。

詳しい利用方法や注意事項が記

載されています。

学外から利用可能な電子リソースリスト例

・名古屋大学蔵書検索(OPAC)

・電子ジャーナルアクセスサービス

・Nagoya One Search

・Web of Science

・CiNii Articles

・EBSCOhost 等

リストに掲載されていない電子リソースは、提供元と

の契約により、学外からは利用できません。

学外から電子リソースを利用する

ための専用ページを開きます。

学外から使える電子リソースの

リストはこちらです。

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③関連レコード

①引用文献

②被引用文献

論文A論文

論文D

論文E

論文C

論文B

< アクセス方法 >

1) 生命農学図書室ホームページ ( https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~library/indexj.html )2) 【データベースを使う】の「Web of Science」をクリックします。

更新日:2020/3/30

< 検索方法 >

8-1.Web of Scienceで論文を検索してみよう 全分野

( https://www.webofknowledge.com/wos)

1) 検索語を入力し【検索】をクリックします。

名古屋大学ではWeb of Scienceを構成する3つのデータベースが利用可能です。(データは毎週更新されます。) SCI : Science Citation Index Expanded (自然科学分野 1900年-現在) SSCI : Social Sciences Citation Index (社会科学分野 1900年-現在) A&HCI : Arts & Humanities Citation Index (人文科学分野 1975年-現在)

Web of Scienceは、Clarivate Analyticsによって提供されているユニークな引用文献データベースです。

【Web of Science の特徴】

論文Aの研究テーマがこれまでどのように発展してきたのか、その後、どのように展開されていったのかを経時的に俯瞰することが可能です。1つの論文から同じ研究テーマの関連論文をたどることができます。

自分が興味を持った論文を「A」とする①論文Aが引用した先行研究の論文「B・C」 → 引用文献②論文Aを引用している後続の論文「D・E」 → 被引用文献③論文Aと引用文献が共通している論文「F」 → 関連レコード

裏面<詳細画面>参照

過去

未来

“ ”「フレーズ検索」* 「部分一致検索」

*入力方法は裏面< 検索のヒント >参照

ドロップダウンリストよりAnd/Or/Not が選べます

【!】検索件数を確認し、必要に応じて「検索条件を追加」すること

ドロップダウンリストより検索フィールドの指定ができます

検索条件の絞り込みができます

検索フィールドを追加できます

5

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< 一覧画面 >

< 詳細画面 >

< 論文を読みたいとき >

をクリックしてください。電子ジャーナルへのリンクや論文掲載誌(冊子体)の所蔵を確認するためのOPACへのリンク等が表示されます。⇒詳しくは○得活用法「4.電子ジャーナルアクセスサービスを使いこなそう(応用編)」をご覧ください。

① 出版日の新しい順に検索結果が一覧表示されます。

【並び替え】からソート順を変更できます。論題をクリックするとフルレコードが表示詳細情報を見ることができます。

② 検索結果を出力できます。

論題の左にあるチェックボックスにチェックを入れ、出力したい形式を選択します。

③ 【抄録を表示】をクリックすると、この検索結果一覧の画面上で抄録を読むことができます。

① 被引用数

Web of Science の中でこの論文を引用している論文の数。

数字をクリックすると、引用文献レコードの一覧をみることができます。

② 引用文献この論文が引用している論文の数。

③ 関連レコードを表示この論文が引用している文献と同じ文献を引用している論文を検索できます。

④ すべての被引用数Web of Science プラットフォーム全体の中でこの論文を引用している論文の数。

⑤ Web of Science Researcher ID とORCID研究者固有のIDで、リンク先では著者のプロファイルや著作論文一覧をみることができます。

Next すてっぷ < 検索のヒント >

● 中間任意検索 * 例:【comput*】 → computer、computingなどがヒットします? 例:【d?g】 → dog、digなどがヒットします(?に入るのは任意の1文字)$ 例:【colo$r】 → color、colourなどがヒットします($に入るのは0文字または1文字)

● フレーズ検索 検索するフレーズを“”(ダブルクォーテーションマーク)で囲みます。例:"global warming"

論文B

論文C

論文D

論文E

論文F

⑥ 全文を検索Google Scholarでフルテキストを検索できます。

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8-2. Web of Scienceを使いこなそう (応用編)( https://www.webofknowledge.com/wos )

< アクセス方法>

1) 生命農学図書室ホ-ムペ-ジ ( https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~library/indexj.html )2) 【データベースを使う】の「Web of Science」をクリックします。

< 著者名検索>

1)“研究者検索”をクリックし、“Last name”と“First name”を入力後”Find”ボタンをクリックします。

著者名検索を利用すると、同姓同名の著者も研究分野や所属、国/地域などから識別することができます。

2) 研究者の論文をまとめて確認でき、H-indexや被引用件数、引用件数(論文)も検索できます。

更新日:2020/3/30

【入力方法】姓(フルスペル)+スペース+名の頭文字」

例) 川北一人(かわきたかずひと)氏を検索「kawakita kazuhito」

被引用数がh回以上ある論文がh本以上ある

引用件数

被引用件数

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<その他:画期的な機能の紹介 >

初期画面から、様々な機能を選択し、有効活用できます。(EndNote Publons Kopernio)

①EndNote文献情報の管理ができる

②Publons(パブロンズ)Web of Science, EndNote, ResearcherIDとの共通アカウント管理が可能。研究者が「自著論文の登録」「査読実績の登録」「ORCID(研究者の固有ID)」を一元管理できる

③Kopernio(コペルニオ)※Google ChromeとFirefoxから利用可能なプラグインツール※検索とほぼ同時に、入手可能なPDFか判別ができる。入手可能な場合は「View PDF」をクリックすると「Kopernio」フォルダーに保存される。

【トップページからログイン】

【論文詳細画面からのエクスポート】

Next すてっぷ

文献管理(EndNote,Publons,Kopernio,)についてさらに詳しく知りたい場合は、以下をご覧ください。

Kopernio : https://clarivate.jp/wp-content/uploads/2019/02/Kopernio_Introduction.pdf

Publons : https://clarivate.jp/wp-content/uploads/2019/07/Publons_Overview.pdf

EndNote basic : https://clarivate.jp/wp-content/uploads/2017/10/enw_qrc_jp.pdf

クラリベイト・アナリティクス社

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5.国内雑誌の論文を探すCiNii Articlesを使おう(https://ci.nii.ac.jp/)

< アクセス方法 >

< 検索方法 >

検索条件の追加や変更ができます。

CiNii Articlesは、国立情報学研究所(NII)が提供する国内最大級の日本語論文データベースです。国内の学協会刊行物・大学研究紀要・国立国会図書館の雑誌記事索引データベースなど、学術論文情報を検索することができます。対象のデータベース、及び、収録雑誌名については、https://support.nii.ac.jp/ja/cia/cinii_dbをご覧下さい。

1) 生命農学図書室ホ-ムペ-ジ (https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~library/indexj.html)2) 【データベースを使う】の「CiNii Articles」をクリックします。

検索結果が一覧表示されます。論題をクリックすると、詳細情報を見ることができます。

< 一覧画面 >

① 論文検索 ⇔ 著者検索 ⇔ 全文検索 … タブをクリックで切り替えが可能です。全文検索は、CiNii ArticlesにPDF形式で収録されている論文を対象に全文検索を行うことができます。

(外部リンクサイトにフルテキストのある論文は対象外)

② CiNiiに本文あり …………………………… CiNii Articlesにフルテキストがある論文を検索します。

更新日:2020/3/31

クリックすると詳細検索フォーム

が表示されます。

ドロップダウンリストよりソート順を変更できます

クリックで著者の絞みが可能。

掲載誌名 巻(号), ページ, 出版年

9

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CiNii Articles内にフルテキストがあります

論文を収録するジャーナルが無料公開誌や定額許諾誌の場合、左のアイコンをクリックするとフルテキストがPDF形式にて表示されます。学外からでもプロキシサービスを利用することによって、学内と同じ条件で利用できます。( https://www.nul.nagoya-u.ac.jp/db/DBannai/ezproxy/index.html )有料公開誌をクリックした場合はログイン画面、または、Pay Per View(購入選択)画面が展開します。

外部サイトにフルテキストがありますクリックすると、科学技術振興機構が提供しているJ-STAGEや、各大学が作成している機関リポジトリなどのようにCiNii Articles外のサイトにて公開されているジャーナルのフルテキストをみることができます。

冊子体や電子ジャーナルの所蔵を確認しますOPACやCiNii Books、NDL-OPACでは、掲載誌の冊子体版を探すことができます。また、NULinkでは、ナビゲート画面を経由することで、ダイレクトに電子ジャーナルのフルテキストを利用することができます。電子ジャーナルへのリンクがない場合は、OPAC、CiNii Books、NDL-OPACで冊子体の所蔵情報を検索することもできます。

< 詳細画面 >

< 論文を読みたいとき >

① MAGAZINEPLUS ( https://www.nul.nagoya-u.ac.jp/db/db_details.html#MAGPLUS )1946年以降の雑誌記事索引のほか、ポピュラーな一般誌、人文社会系の年次研究報告や学術論文集などの記事を探すことができます。同時利用可能ユーザー数が1名のため使用後は必ずログアウトしてください。

② 大宅壮一文庫雑誌記事索引検索 Web版 ( https://www.nul.nagoya-u.ac.jp/db/db_details.html#oya )週刊誌・総合月刊誌・女性誌・経済誌などの一般的な雑誌の記事を検索できます。(1988年~最新まで)

Next すてっぷ その他の日本語論文データベース

etc.

参考文献一覧

論題

著者

掲載雑誌名

被引用文献一覧**被引用文献…この論文を引用している論文

掲載誌名 巻(号),ページ, 出版年出版者

10

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1) 生命農学図書室ホームページ ( https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~library/indexj.html )2) 【データベースを使う】>「BIOSIS Citation Index」をクリックします。

6.BIOSIS Citation Index を検索してみよう生命科学・生物医学研究分野

BIOSIS Citation Indexは、1926年以降の5000以上の学術雑誌、1500以上の学会から年間16万件の会議録情報、1万件以上の専門書を収録しています。コード、生物種名、地理的情報で検索できる世界最大の生物学のデータベースです。

< アクセス方法 >

< 検索方法 >

< 一覧画面 >

出版日の新しい順に検索結果が表示されます。論題をクリックするとフルレコードが表示され、詳細情報を見ることができます。

( https://webofknowledge.com/bci )

① ソート順は【並び替え】のドロップダウンリストより変更可能です。

② 検索結果を出力できます。論題の左にあるチェックボックスにチェックを入れ、出力したい形式のボタンをクリックします。

③ 検索結果一覧の画面上で抄録を読むことができます。

絞り込み機能・出版年・主要概念・ドキュメントタイプ など

1)検索語を入力します。2)【検索】ボタンをクリックします。

ドロップダウンリストより検索フィールドの指定ができます。

And/Or/Notが選べます

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< 詳細画面 >

更新日:2020/3/31

< 論文を読みたいとき >

をクリックしてください。電子ジャーナルへのリンクや論文掲載誌(冊子体)の所蔵を確認するためのOPACへのリンク等が表示されます。⇒詳しくはまる得活用法「 4.電子ジャーナルアクセスサービスを使いこなそう(応用編) 」をご覧ください。

< 引用文献検索 >

● 被引用数BIOSIS Citation Index の中でこの論文を引用している論文の数。数字をクリックすると引用文献レコードの一覧をみることができます。● すべての被引用数

Web of Scienceプラットフォーム全体でこの論文を引用している論文の数。● 引用文献この論文が引用している論文の数。● 関連レコードこの論文が引用している文献と同じ文献を引用している論文を検索できます。

引用ネットワーク

●生物系統分類【大分類】 【小分類】

●主要概念論文の主要なテーマ。約168種類あり、1レコードに1~4個付与されています。

●分類コード約571種類の概念を5桁にコード化されたものです。

① 「引用文献検索」を選択します。

② 著者名, 出版物名, 出版年など

③ 【検索】ボタンをクリックします。

④ 著者の資料を引用している記事を検索することができます。

12

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< アクセス方法 >

1) 【Advanced】ボタンをクリックします。

< 検索方法 >

1) 生命農学図書室ホ-ムペ-ジ (https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~library/indexj.html)2) 【データベースを使う】の「PubMed」をクリックします。

更新日:2020/3/31

7.PubMedを検索してみよう 生物医学・生命科学分野

( NULink対応URL : https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/?otool=ijpnagoulib)

【PubMed の特徴】 *端末(PC・スマートフォン・タブレット等)のウィンドウ幅に合わせて見やすい表示に自動的に切り替わるWebデザイン

・医学・看護学・獣医学などの生物医学分野の雑誌を中心に約5,600誌の書誌情報を収録・1946年~現在までを収録するMEDLINEのほか、出版者より直接提供された最新文献データを探すことが可能・PubMedは一般に対しても無料公開されている為、インターネット環境にあれば学外からでも検索可能

PubMed(パブメド)は、アメリカ国立医学図書館(NLM)の国立生物工学情報センター(NCBI)が作成しているデータベースMEDLINEを無料公開した学術文献検索サービスです。

※PubMed内のみでは本文を読むことのできる論文は限られているので、NULinkに対応している大学ネットワークからのアクセスがお勧めです。生命農学図書室HP内「PubMed」のリンク(NULink対応の専用URL)からご利用ください。

●Advanced Search

式の詳細を確認可能

キーワードのカテゴリーを選択可能

【Advanced search】詳細画面

13

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< 論文を読みたいとき >

をクリックしてください。電子ジャーナルへのリンクや論文掲載誌(冊子体)の所蔵を確認するためのOPACへのリンク等が表示されます。⇒ 詳しくは○得活用法「4.電子ジャーナルアクセスサービスを使いこなそう(応用編)」をご覧ください。※ NULink以外にもベンダーや出版者のリンクが表示されることがありますが、契約状況により本文へアクセスできな

い場合もあります。ご注意ください。

< 検索結果一覧画面 >

④ Similar articles … PubMedのシステムによって検索された関連論文の一覧を見ることができます。

① PMID(PubMedID)… 各々の論文に付与された固有のIDです。図書室HP>「図書・雑誌をさがす」>電子ジャーナル>「巻・号・ページ・IDから検索」にこのIDを入力して検索すると、電子ジャーナルを簡単に探せます。

論題(略誌名)

著者名

① ②

② DOI … Digital Object Identifier の略 。コンテンツの電子データに付与される国際的な識別子。検索方法は①同様。

< 論文の詳細画面 >

③ Kopernio … 論文のPDFを入手可能な時に”View PDF”が表示される。Kopernioロッカーに保存され、論文をシェアしたり書誌情報をエクスポートできる(Google ChromeとFirefoxから利用可能)

表示形式の選択可

・Summary形式タイトル・著者名・雑誌名・・・“スニペット方式”で表示

・Abstract形式タイトル・著者名・PubMed 番号DOI・Abstract・キーワード

引用書式表示の選択可

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4.電子ジャーナルアクセスサービスを使いこなそう(応用編)Nagoya University Link Service, 名古屋大学 電子ジャーナルアクセスサービス

<利用方法>

<詳細画面: 電子ジャーナルのフルテキストが利用できるとき>

1 Web of Science, CiNii Articles 等の NULink対応のデータベースで検索を行うと【NULinkアイコン】 が表示されます。2 このアイコンをクリックすると、NULinkのナビゲート画面が別ウィンドウで立ち上がります。

更新日:2020/3/31

NULink(エヌ・ユー・リンク)とは、名大のリンクリゾルバであり、「名古屋大学本文情報案内サービス」とも呼ばれます。名大が契約中のデータベースからダイレクトに電子ジャーナル本文(フルテキスト)を利用することができます。電子ジャーナルがない場合も、冊子体での所蔵確認、他大学(他機関)の所蔵も確認できます。

電子ジャーナルへのリンク名古屋大学で契約している電子ジャーナルを出版社名やプラットフォームごとに確認できます。利用可能年を確認し、【GO】をクリックすると論文のフルテキストへジャンプします。

名古屋大学蔵書検索論文の掲載誌(冊子体)の名古屋大学内の所蔵をISSNまたは雑誌名で検索します。

CiNii Books論文の掲載誌(冊子体)の他大学(他機関)図書館の所蔵を検索します。

国立国会図書館オンライン論文の掲載誌(冊子体)の国立国会図書館の所蔵を検索します。

STEP1

≪Web of Science≫

1 NULink から利用する

Google Scholarインターネット上にある関連する学術資料を検索できます。

ResearchGate研究者のためのSNSサービスです。自身の研究分野を登録すると同分野の論文を検索・閲覧できます。

STEP2

STEP3

①1997年から利用可能

ただし、最近1年分は利用できません。

②1978年1月から利用可能

利用可能年

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文献を取り寄せるWeb経由で文献複写・現物貸借の申込ができます。NULinkから申し込みをすると、論文の情報が自動的に申込フォームへ反映されます。⇒ 詳しくはまる得活用法「12.文献コピーや図書を取り寄せる」をご覧ください。

<詳細画面: 電子ジャーナルのフルテキストが利用できないとき>

<利用方法>

電子ジャーナルアクセスサービス内の便利な検索機能のひとつです。「巻・号・ページ・IDから検索」タブを使った検索では、読みたい論文の掲載誌名・巻号・ページまで入力すると、直接その論文へアクセスできます。探している論文の情報が正確にわかっている場合は、いち早く論文へアクセスすることができます。

2 巻・号・ページ・IDから検索してみよう

雑誌名は略誌名からでも検索できます。

雑誌名を略誌名から検索した場合は、当該雑誌のタイトルをクリックします。

3 電子ジャーナル利用上の注意

1. 公正利用の注意名古屋大学と提供元(ベンダー)間で利用承諾契約が交わされており、一個人が契約違反をした場合でも全学で利用できなくなります。【禁止事項の例】●データの大量ダウンロード、無差別的な連続ダウンロード●個人がダウンロード、プリントアウトしたものを頒布・複製すること●個人の調査・研究以外での利用

2. 学外からの電子ジャーナル利用について<利用対象者> 現時点で名大の構成員(*)である方が利用できます。

(*)教職員、大学院生、学部生、研究生、聴講生、科目履修生、名誉教授など利用には、名古屋大学ID(名大ID)が必要です。名古屋大学IDに関する問い合せ先 → 情報連携統括本部情報推進部情報基盤課(共同利用担当) (TEL:052-789-4354)【http://wwws.icts.nagoya-u.ac.jp/ja/services/nuid/】

<利用方法> 専用ページ(名古屋大学附属図書館>学外からの電子リソース使用)からご利用ください。【 https://www.nul.nagoya-u.ac.jp/db/DBannai/ezproxy/index.html 】

DOIとはDigital Object Identifierの略称で、電子データに恒久的付与される国際的識別子のことです。URLのようなリンク切れがありません。

PMIDとはPubMed(医学関連DB)の文献番号のことです。

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12.文献コピーや図書を取り寄せる申込 ・名古屋大学OPACから ・NULinkから

( https://opac.nul.nagoya-u.ac.jp/)

ILLとは、InterLibrary Loan(図書館間相互貸借)の略で、他の図書室からコピーや図書を取り寄せるサービスです。

<文献の所蔵を確認する>

<申込方法>

OPAC、NULinkから申込をする前にまずは、名古屋大学内の所蔵を確認しましょう。1) 名大OPAC (https://opac.nul.nagoya-u.ac.jp/)2) 名古屋大学電子ジャーナルアクセスサービス (https://sfx9.usaco.co.jp/nagoya/az/)

⇒ 名古屋大学が契約している電子ジャーナルをみることができます。

*学外からの申込も可(名大ID、PW要)

<取り寄せにかかる料金・日数等について>

3) 学外、または学内でも鶴舞・大幸キャンパス、東山キャンパスの一部は取り寄せが可能です。* 東山キャンパス内の図書室にあれば、できるだけ所蔵館に直接訪問し入手してください。

1)料金 (平成24年度から、名古屋大学が負担:一部無料化)支払い区分(経費)は校費と私費があります。校費登録は図書室の担当者が行います。校費での取り寄せは、経費負担者(指導教員)の承諾が必要です(申込時に”コメント欄”記入、または事前にカウンターにて)

※1 裏面図4参照

利用区分 学内図書館 国内ILL料金相殺参加館※2 国内ILL料金相殺不参加館

文献複写 名大負担 名大負担 申込者負担

現物貸借(図書のみ)

名大負担往路送料 : 名大負担

復路送料 : 申込者負担申込者負担

※2 「国立情報学研究所ILL文献複写等料金相殺サービス」に参加している機関注) 海外機関からの取り寄せは、文献複写/現物貸借往路送料は無料、現物貸借復路送料は申込者負担となります。

2)取り寄せ日数依頼先の図書館によって異なりますが、国内はおおよそ3~10日ほど、海外は1か月弱です。

3)依頼先の優先順位(1) 学内(2) 大学図書館(料金相殺参加館→料金相殺不参加館)(3) 国会図書館、その他国内の機関(4) 海外への手配*申込者負担金が発生する場合、図書室から事前に照会致します。

4)著作権に関する一切の責任は、申込者が負います。

<ILLとは?>

①名古屋大学OPAC ②NULink(名古屋大学電子ジャーナルアクセスサービス)から申込みができます。 (裏面参照)

学内の他キャンパスや学外に所蔵がある場合は、ILLサービスを利用しましょう。

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<Webからの申込方法>

申し込み状況は以下から確認できます 【図5】・ 名大OPAC>利用状況の確認

状態「受取可」の場合、図書室に資料が到着しています。

用意できましたら図書室から連絡しますのでカウンターまで受取りに来てください。

名古屋大学OPAC(https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~library/indexj.html)

複写申込 / 貸借申込をクリック【図1,2】

依頼内容の確認

依頼完了画面

*ブラウザのポップアップブロック機能はオフに設定して下さい

利用者認証名古屋大学ID,パスワードでログイン

【図4】複写申込/貸借申込画面抜粋

【図1】名大OPAC 利用者SV 複写申込/貸借申込

支払区分(校費/私費)の選択 【図4】

【図5】利用情報確認画面抜粋

<申込状況の確認・文献の受取り方法>

生命農学図書室 MAIL:[email protected] TEL:052-789-4011

【図2】名大OPAC検索結果からの申込画面

【図3】NULinkからの申込画面

※1 校費利用申請方法

複写/貸借申込時、経費負担者(指導教員)の承諾を得て「校費使用 研究室名」とコメント欄に記入。図書室担当者が所管コードの登録をします。(事前の校費登録希望者は、カウンターまで)

【校費利用登録後】

電子ジャーナルアクセスサービス・各種データベース

NULinkアイコン

をクリック【図3】

資料情報の入力 【図4】・図書/雑誌名・・・・・雑誌名・書名・著者・出版者等を必ず入力。・巻号/掲載ページ/掲載年・出版年・・・・・判明している情報を詳しく入力。文献複写の場合は掲載ページ。

・論 題・・・・・文献複写依頼の場合の論題。・論文著者名・・・・・文献複写の場合の論文著者。・コメント・・・・・「※1 校費利用申請」または引用文献・書誌典拠情報を入力。

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11-1. EndNote basicで文献管理をしてみよう(入門編)

オンラインで利用できる文献管理ツール

(https://www.myendnoteweb.com )

「文献管理ツール」とは、研究のために収集した各種のレファレンス情報(雑誌論文情報、図書の書誌情報、webの情報等)を一元的に管理(保存・整理・共有)するためのツールです。EndNote basicは、オンラインで利用できる文献管理ツールのひとつです。オンライン接続環境があれば、ブラウザ経由でログインすることで、どこからでも保存した情報にアクセスすることができます。

<アクセス方法>

1. 生命農学図書室ホームページ( https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~library/indexj.html )2. 【データベースを使う】の「Web of Science」をクリック3. 上部右メニュー内「サインイン」から「サインイン」(※EndNoteもしくはWeb of Scienceのアカウントを未作成の場合は次項を参照)

更新日:2020/3/31

<ログイン時画面>

①マイレファレンス : 取り込んだレファレンスの一覧を表示②文献の収集 : レファレンスのインポート・直接入力等③分類 : グループや保存ファイルの管理④引用文献リスト作成 : 参考文献リストの作成・リスト書式設定等⑤投稿ジャーナルの推薦 : 原稿に適したジャーナルの検索⑥ダウンロード : プラグイン等のダウンロード

④③②①

<アカウント作成方法(初めて利用する場合)>

1. Web of Science 上部メニュー内「サインイン」から「登録」2. メールアドレスを入力3. 入力したメールアドレスに届いたコード番号を入力4. パスワードのガイドラインに沿って必要事項を入力5. 登録完了のメッセージがでたら完了

【 ! 】パスワードのガイドライン8文字以上で以下のすべてを1文字以上含む・ アルファベット(大文字と小文字を区別)・ 数字・ 記号: !@#$%^*()~`{}[]|¥&_

左メニュー: 収集したレファレンスの一覧を表示グループ分けしたレファレンスは「マイグループ」に表示

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直接の取り込みができないデータベースや電子ジャーナルサイトでは、レファレンス情報を専用フォーマットでダウンロードし、EndNote basicにインポートします。(※ダウンロード方法はデータベースによって異なります)

<レファレンス情報の取り込み:②ダウンロードしたレファレンス情報を取り込む>

①「文献の収集」から「レファレンスのインポート」を選択

②「参照」をクリックし、ファイルを選択③インポートオプションを選択④インポート先フォルダを選択⑤「インポート」をクリック

Web of ScienceやEBSCOhost等のデータベースでは、検索結果から直接EndNote basicへ取り込みができます。(※取り込み方法はデータベースによって異なります)

<レファレンス情報の取り込み:①データベース等の検索結果から取り込む>

Web of Scienceの例:①検索結果一覧で保存したいレコードにチェックを入れる

②検索結果の上部にある「ツール」から「EndNote」をクリック

<レファレンス情報の取り込み:③Webブラウザからの取り込みツール>

「レファレンスの取り込み」ツールをWebブラウザにインストールすると、Webページ等から直接取り込みができます。

【ファイルのダウンロード形式と「インポートオプション」(例)】

データベース名 ダウンロード形式 インポートオプション名

PubMed MEDLINE PubMed(NLM)

CiNii Articles Refer/BibIX Refer/BibIX

⑤④

【EndNoteへのインポート操作画面】

【取り込み方法】①論文Webページにて「レファレンスを取り込み」ツールをクリック

②EndNoteへログイン③「新しいレファレンスを取り込み」画面が開くので、内容を確認・修正の上「保存先」をクリック

※Webページによって、レファレンス情報が正しく取り込まれない場合があります。その場合は、取込後に情報を修正することができます。

(詳細は「応用編」を参照)

ダウンロード形式およびインポートオプションが正しく選択されていないと、取り込みができません

・Firefox, Google Chromeの場合1)表示>ツールバー>メニューバーを表示2)「レファレンスを取り込み」をツールバーにドラッグ・Internet Explorerの場合1)表示>ツールバー>お気に入りバーを表示2)「レファレンスを取り込み」をお気に入りバーにドラッグ

3)「このブックマークレットを追加しますか?」→「はい」

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11-2. EndNote basicで文献管理をしてみよう(応用編)

オンラインで利用できる文献管理ツール

( https://www.myendnoteweb.com )

更新日:2020/3/31

<レファレンス情報の取り込み 応用:① 情報修正・ファイル添付>

取り込んだレファレンス情報を修正したり、関連ファイルを添付したりすることができます。

<マイグループの管理 : レファレンス情報の整理・共有>

「分類」タブ>「マイグループの管理」から、以下の機能を利用することができます。・レファレンス情報を整理するグループの作成・修正・他のユーザーとの共有(グループごとに設定可能)

<レファレンス情報の取り込み 応用:② 直接入力>

「文献の収集」タブ>「新しいレファレンス」から、直接書誌情報を入力することができます。関連URLなども入力可能です。

【共有ユーザーの登録方法】①共有したいグループの「共有の管理」をクリック②「このグループの共有を開始します」をクリック③共有したいユーザーのEndNote登録メールアドレスを入力④共有ユーザーのアクセス権限を選択(「読み取り専用」または「読み書き」)⑤「適用」をクリック

該当する項目を直接入力

【新規グループの作成】①「新しいグループ」をクリック②名称を入力し、「OK」をクリック

【レファレンス情報の修正】①レファレンス情報一覧から、修正したい情報のタイトルをクリック

②修正したい項目をクリックし、入力③ファイルを添付したい場合は「添付」から追加

④修正を行うと上部に「保存」ボタンが表示されるので、すべての修正を終えたらクリック

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整理したレファレンス情報を、文献リストとして出力することができます。約3,300種以上の投稿スタイルが選択可能です。

下準備: リストにしたいレファレンス情報を1つのグループに集めておく

①「引用文献リスト作成」タブ>「文献リストの作成」を選択

②「レファレンス」メニューで、リストを作成するフォルダを選択

③「書誌スタイル」メニューで、出力したい書誌スタイルを選択

④「ファイル形式」メニューで出力形式を選択(以下が選択可能)・HTML・TXT (plain text file)・RTF (rich text file)

⑤希望の出力方法をクリック

Next すてっぷさらに詳しく知りたい場合は、以下をご覧ください。・EndNoteオンライン クイックレファレンスガイド(クラリベイト・アナリティックス)→https://clarivate.jp/wp-content/uploads/2017/10/enw_qrc_jp.pdf

<文献リストの作成 : ① 文献リストを出力>

<文献リストの作成:② CWYW (Cite While You Write) プラグインの利用>

CWYW (Cite While You Write)プラグインを使用すると、Microsoft Wordで執筆の際に以下の機能が使用できます。・文中に引用情報を挿入・文末の参考文献リストを自動で作成(※文中の引用箇所を入れ替えた場合も、自動でリスト反映)

③④⑤

【ダウンロード方法】①「引用文献リスト作成」タブ>「CWYW (Cite While

You Write)プラグイン」を選択②下部リンクから、Windows版または

Macintosh版を選択してダウンロード

「お気に入りを選択」でよく使う書誌スタイルを保存しておくことができます

文中への引用情報と、文末の参考文献リストが自動生成

【Wordへの挿入方法】①Wordの「EndNote」タブを選択②「Style」で書誌スタイルを選択③本文中の挿入箇所を反転させ、「Insert

Citations」をクリック④ポップアップウィンドウ内上部にレファレンス情報の候補が表示されるので、希望の情報を選択⑤「Insert」をクリック

②①

22

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EndNote basicへの取り込み方

CiNii Articles

*プラグインを使う場合

プラグインは、EndNote basicの[ダウンロードタブ]からダウンロード・インストールしてください。

1. 取り込みたい論文を開き、「EndNoteに書き出し」をクリック

■複数の論文をまとめて取り込みたいときは

1.取り込みたい論文にチェックを入れる

2. 「新しいウィンドウで…」のプルダウンからメニューから「EndNoteに書き出し」を選択する

3. 「実行」をクリック

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EndNote basicへの取り込み方

CiNii Articles*プラグインが使えない場合

3. 「文献の収集」タブの「レファレンスのインポート」をクリック

4. 「参照」をクリックし、2.で保存したファイルを呼び出す

5. インポートオプションは「ReferBibIX」を選択

6. インポート先を「マイレファレンス」内のフォルダから選択し、「インポート」をクリック

■複数の論文をまとめて取り込みたいときは

1. 取り込みたい論文にチェックを入れる

2. 「新しいウィンドウで…」のプルダウンからメニューから「Refer/BibIXで表示」を選択する

3. 「実行」をクリック

以降の操作はページ上部の2.以降と同様

1.取り込みたい論文を開き、「Refer/BibIXで表示」をクリック

2.ファイルを適当な場所に保存する

(ファイル形式はテキスト(.txt)に変更)

3

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2 3

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EndNote basicへの取り込み方

PubMed

1. 取り込みたい論文を開き、「Save」をクリック

2. Formatは「RIS」を選択

3.. 「Create File」をクリック

4. ファイルを適当な場所に保存する

5. EndNote Webにログイン

6. 「収集」タブの「レファレンスのインポート」をクリック

7. 「参照」をクリックし、5.で保存したファイルを呼び出す

8. インポートオプションは「PubMed(NLM)」を選択

9. インポート先を「マイレファレンス」内のフォルダから選択し、「インポート」をクリック

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EndNote basicへの取り込み方

PubMed

■複数または全部論文をまとめて取り込みたいときは

1. 「Save」をクリック

2.【複数まとめての場合】

取り込みたい論文にチェックを入れ、Formatは「Selection(数)」をクリック

【表示されている論文をすべて取り込みたい場合】 

取り込みたい論文にチェックを入れ、Formatは「All results(on this page)」をクリック

3. Formatは「RIS」を選択

4. 「Create File」をクリック

5. ファイルを適当な場所に保存する

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EndNote basicへの取り込み方

Web of Science / BIOSIS Citation Index

1. 取り込みたい論文を開く

2. 「A エクスポート → EndNote online」を選択

■複数の論文をまとめて取り込みたいときは

1. 取り込みたい論文にチェックを入れる

2-a. (直ちに取り込む時)「A エクスポート → EndNote online」を選択

2-b-1. (後でまとめて取り込む時)さらに「マークリストに追加」を選択

2-b-2. 「マークリスト(X)」をクリックしてマークリストを開く

2-b-3. オプションで必要な事項を選択し、「A エクスポート → EndNote online」を選択

2-a

2-b

1

取り込んだ文献には

マークがつきます

1

2

27