2020年度新入社員研修 カリキュラムのご紹介€¦ ·...

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Copyright 2020 FUJITSU LEARNING MEDIA LIMITED 株式会社富士通ラーニングメディア ITプロフェッショナル(アプリケーション開発) (1)IT研修([紙]NBI13L/[電子]NBI04L) (2)情報セキュリティリテラシー([紙]NSA02L/[電子]NSA01L) (3)ロジック研修(C#)([紙]NUL59L/[電子]NUL58L) (4)システム研修(C#)([紙]NUL69L/[電子]NUL68L) (5)ITプロへの第一歩([紙]NBI18L/[電子]NBI17L) (6)はじめてのアジャイル開発([紙]NUL81L/[電子]NUL80L) 2020年度新入社員研修 カリキュラムのご紹介

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株式会社富士通ラーニングメディア

ITプロフェッショナル(アプリケーション開発) (1)IT研修([紙]NBI13L/[電子]NBI04L)(2)情報セキュリティリテラシー([紙]NSA02L/[電子]NSA01L)(3)ロジック研修(C#)([紙]NUL59L/[電子]NUL58L)(4)システム研修(C#)([紙]NUL69L/[電子]NUL68L)(5)ITプロへの第一歩([紙]NBI18L/[電子]NBI17L)(6)はじめてのアジャイル開発([紙]NUL81L/[電子]NUL80L)

2020年度新入社員研修カリキュラムのご紹介

開催カレンダー

Copyright 2020 FUJITSU LEARNING MEDIA LIMITED

★:定時退社日 【朝会】B:ビジネススキルトレーニング Re:リフレクションレビュー S:スピーチ ☆:ご来訪おすすめ日

【注】朝会のトレーニングスケジュールは、予告なく変更することがあります。

◆ 第1クール

1

※5/15からシステム研修を受講される場合は、次項を参照ください。

日付定時

退社日日数 朝会 内容

来訪

候補

4/30(木) 8 B/Re 言語講義/演習

5/1(金) 9 B/Re

プログラム開発の流れ

レビュー基礎

目標設定

ロジック構築ラリー

PM

5/2(土)5/3(日) 5/4(月)5/5(火)5/6(水)5/7(木) 10 B/S ロジック構築ラリー ☆

5/8(金) 11 B/S ロジック構築ラリー ☆5/9(土)5/10(日)

5/11(月) 12 Sロジック構築ラリー

成果物の納品☆

5/12(火) 13

終了時スキルレベル測定

ロジック研修まとめ

ロジック振り返り(発表会)

PM

5/13(水) ★ 1 プロジェクトのキホン

5/14(木) 2 プロジェクトのキホン

日付定時

退社日日数 朝会 内容

来訪

候補

4/13(月) 1IT研修

~実務で使えるコンピュータ基礎技術~

4/14(火) 2IT研修

~実務で使えるコンピュータ基礎技術~

4/15(水) ★ 3IT研修

~実務で使えるコンピュータ基礎技術~

4/16(木) 4IT研修

~実務で使えるコンピュータ基礎技術~

4/17(金) 1 情報セキュリティリテラシー4/18(土)4/19(日)

4/20(月) 1

ロジック研修

オリエンテーション

開始時スキルレベル測定

アルゴリズム講義/演習

4/21(火) 2 Re アルゴリズム講義/演習

4/22(水) ★ 3 B/Re アルゴリズム講義/演習

4/23(木) 4 B/Re 言語講義/演習

4/24(金) 5 B/Re 言語講義/演習4/25(土)4/26(日)4/27(月) 6 B/Re 言語講義/演習

4/28(火) 7 B/Re 言語講義/演習4/29(水)

開催カレンダー

Copyright 2020 FUJITSU LEARNING MEDIA LIMITED

★:定時退社日 【朝会】B:ビジネススキルトレーニング Re:リフレクションレビュー S:スピーチ ☆:ご来訪おすすめ日

【注】朝会のトレーニングスケジュールは、予告なく変更することがあります。

◆ 第1クール

2

日付定時

退社日日数 朝会 内容

来訪

候補

5/15(金) 1

システム研修

オリエンテーション

開始時スキルレベル測定

システム開発の流れ

システム要求の確認

要素技術の学習5/16(土)5/17(日)5/18(月) 2 Re 要素技術の学習

5/19(火) 3 B/Re 要素技術の学習

5/20(水) ★ 4 B/Re 要素技術の学習

5/21(木) 5 B/Re要素技術の学習

テスト技術

5/22(金) 6 B/Reプロトタイピング

システム要求の確認5/23(土)5/24(日)

5/25(月) 7 Re

システム要求の確認

プロジェクト発足

プロジェクト計画

PM

日付定時

退社日日数 朝会 内容

来訪

候補

5/26(火) 8 Re/S システム開発 ☆

5/27(水) ★ 9 B/S システム開発 ☆

5/28(木) 10 B/S システム開発 ☆

5/29(金) 11 B/S システム開発 ☆5/30(土)5/31(日)6/1(月) 12 B/S システム開発 ☆

6/2(火) 13 S システム開発 ☆

6/3(水) ★ 14 システム開発 ☆

6/4(木) 15

納品準備

システム納品

終了時スキルレベル測定

研修振り返り

プロジェクトまとめ

成果発表会準備

6/5(金) 16 成果発表会 ☆6/6(土)6/7(日)

6/8(月) 1ITプロへの第一歩

~最新技術動向とビジネス作法~

6/9(火) 2ITプロへの第一歩

~最新技術動向とビジネス作法~

6/10(水) ★ 1 はじめてのアジャイル開発

6/11(木) 2 はじめてのアジャイル開発

6/12(金) 3 はじめてのアジャイル開発

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コースのねらい

◼身近にある情報システムから、情報システムを支える情報技術の原理原則を体系的に学びます。

◼自発的に学ぶ姿勢を引き出すための仕組みとして、業務で起こりうる状況設定に基づいた自己調査ワークや

ディスカッション、受講者自らによる重要ポイント講義など、アウトプットの機会を多く設け、知識を着実に定着させます。

実施イメージ

(1)IT研修~実務で使えるコンピュータ基礎技術~(NBI13L/NBI04L)

学習内容

各情報技術を個々に理解するだけでなく、情報システムの全体を俯瞰し、要素技術を整理して学習します。

コンピュータの章では、コンピュータ内部のVTR視聴をとおして、各装置の役割の理解を深めます。

ネットワークの章では、物理結線、TCP/IPの設定、疎通確認などネットワークの構築を体験します。 データベースの章では、

SQLを実行してテーブル操作を体験します。

3

(1)IT研修~実務で使えるコンピュータ基礎技術~:概要(1/2)

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受講者の学び(キーワード)

2進数、文字コード / ハードウェアの構成要素(CPU、メモリ、HDD)/ OS(入出力管理、プロセス管理、メモリ管理、ファイルシステム管理)/

ネットワーク(MACアドレス、IPアドレス、TCP/IP)/ データベース(RDBMS、SQL)/ 情報システム(開発手法、クラウド)

概 要

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。

1日目 2日目

【テスト】事前理解度テスト

■情報技術と情報システム・生活に不可欠な情報技術と情報システム・身近にある情報システム

【演習】「情報システム」を列挙しよう

・情報システムを支える情報技術

【演習】「情報システム」を構成する「情報技術」を考えよう

・情報システムの構成と実装

■情報システムで扱う情報・本章の位置づけ・情報とデータ

【VTR視聴】コンピュータのハードウェア【演習】ハードウェアの役割と動作を、たとえ話で

説明しよう

・ハードウェアの能力を示す指標・ソフトウェアの概要(OS/アプリケーション)

【実習】開発言語の違いを確認しよう

・OSが利用者に提供している機能・OSによるコンピュータの管理・制御機能(プロセス管理/メモリ管理/入出力管理など)

【実習】Windowsのファイル操作をしよう【実習】キャッシュの動作を確認しよう

【演習】「情報」と「データ」の違いを考えよう【演習】情報システムで扱う「情報」を考えよう

・情報システムで扱う情報(2進数/単位)・情報システムで情報を扱う仕組み

【演習】2進数、10進数、16進数を計算しよう【実習】文字コードを確認しよう

■情報を処理する仕組み(コンピュータ)・本章の位置づけ・コンピュータの概要

【実習】 「電卓」でコンピュータを考えよう

・ハードウェアの概要(5大装置)・コンピュータの外側から見ることができるハードウェア・コンピュータの内側にあるハードウェア

【実習】タスク マネージャーでプロセスを確認しよう【実習】仮想記憶の設定を確認しよう【演習】この章の振り返り

■情報を伝達する仕組み(ネットワーク)・本章の位置づけ・ネットワークの概要

【演習】身近にあるネットワークを考えてみよう

・不特定多数の人が利用できるパブリックネットワーク

【実習】インターネットにIPアドレスでアクセスしよう【実習】IPアドレスを確認しよう

・特定の人しか利用できないプライベートネットワーク・LANの基本

【概 要】これから情報システムに関わる新入社員にとって、情

報システムの構成要素や原理原則の正しい理解は必

要不可欠です。本コースでは、情報システムで利用され

ている各種技術(情報を処理する仕組み、伝達する

仕組み、蓄積する仕組み)について学習します。また、

学習した内容を活用して、世の中で利用されているさま

ざまな情報システムの構成を考察し、情報システム全

体の構成をイメージすることで、知識の定着を図ります。

【目 標】1.情報システムにおけるシステム構成やシステムライフサ

イクル(企画、要件定義、設計、開発、テスト、運用、

廃棄)、システム開発手法について説明できる。

2.コンピュータに必要なハードウェアとソフトウェアの役割

と、コンピュータの5大機能(装置)について説明で

きる。

3.OSの役割や内部の仕組み(プロセス管理、メモリ

管理、入出力管理など)について説明できる。

4.ネットワーク技術の概要を理解し、コンピュータ同士

の通信を実現するための機器や仕様について説明

できる。

5.データベース技術の概要とDBMSの役割を理解し、

効率的なデータ検索・更新のために必要な事項に

ついて説明できる。

【期 間】 4日間

【前提知識】 特に必要ありません。

【講義/演習】 6:4

4

(1)IT研修~実務で使えるコンピュータ基礎技術~:概要(2/2)

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概 要

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。

3日目 4日目

■情報を伝達する仕組み(ネットワーク)(つづき)

【実習】ネットワークを構築しよう【実習】構築したネットワークで通信確認しよう

・LANの拡張

【実習】ネットワークを拡張しよう【実習】アプリケーションによるポートの違いを確認しよう

・離れたLANやインターネットとの接続

■情報システムの全体像を知る・本章の位置づけ・情報システムの形態

【演習】「情報システム」を構成する「情報技術」を考えよう

・情報システムのライフサイクルと開発手法・情報システムに求められるもの

【演習】「情報システム」の「非機能要求」を考えよう

■情報を蓄積する仕組み(データベース)・本章の位置づけ・データベースの概要

【演習】身近にあるデータベースを考えてみよう

・SQL文によるデータ操作

【実習】SQL実習

・RDBMSにおけるデータ処理の仕組み

【実習】トランザクションの整合性を確認しよう【演習】この章の振り返り

・情報システムの運用形態

【総合演習】先輩の質問に回答しよう【総合演習】トラブルが発生しました

研修の振り返り

【テスト】事後理解度テスト

5

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実施イメージ

(2)情報セキュリティリテラシー(NSA02L/NSA01L)

研修のねらい

研修概要将来にわたって必要とされる情報セキュリティの必要性をリスクの考え方から学び、信頼される業務対応とサービス提供における情報セキュリティ分野の活動について体系的に学習します。

情報セキュリティにおける「リテラシー」と「ソリューション/安全なシステム提供」の視点を身につけるシナリオ

現状の把握 ありたい姿の検討 課題の認識 対策の把握

組織が情報セキュリティに取り組む価値

を認識し、リスクに対して自主的に

しっかり対応できる意識を醸成します。

日常業務活動のヒューマンエラーで発生

する情報セキュリティリスクを意識し、その

リスクに対応する考え方を習得します。

また標的型攻撃のデモ動画を視聴します。

情報資産の安全を維持するための具体的な予防策と対策技術の全体像を体系的に学習することで、リテラシーを高めます。

情報セキュリティ事故の影響をディスカッ

ションを通して考えてもらうことで、組織に

おけるセキュリティの重要性を理解します。

Step2Step1 Step4Step3

セキュリティはどうして重要なんだろう?

機密情報が漏えいしたら!?

パスワード作成時の注意事項って??

どれくらい対策技術があるんだろう!?

安心・安全な

情報サービスの提供

※個別の情報セキュリティ対策技術や製品・サービスの解説はありません。

◼ 業務情報を取り扱う際のリスクを認識して、対策が必要であることの重要性を理解します。

◼ 社内情報セキュリティ規定の必要性を理解します。

◼ 身近な情報や組織の情報の影響について考えながら、配属後のヒューマンエラーの予防方法や、サービス提供時に必要な

セキュリティ品質の意識を身につけます。

盗難、紛失、誤送信などの脅威

セキュリティ意識の重要性把握

6

受講者の学び(キーワード)

情報セキュリティ / インシデント / サイバー攻撃 / ガバナンス / CSR(社会的責任) / ISMS / セキュリティポリシー/ 情報資産 / 機密性・完全性・可用性 / セキュリティリスク / ヒューマンエラー / 標的型攻撃 / 多層防御

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概 要

1日目

■情報セキュリティの重要性を理解する・情報セキュリティの必要性と現状

【演習】自分自身の情報セキュリティリスクを考える【演習】企業・組織の情報セキュリティリスクを考える

・サイバー攻撃時代と今後の社会・組織における情報セキュリティの仕組み・情報セキュリティの実現に向けた活動

【演習】普段の情報セキュリティ対策活動を振り返る

■これからの立場と情報セキュリティの関係を考える・お客様とのつながりと立場・ヒューマンエラーによる情報セキュリティ事故

【演習】普段の生活で見直すべき行動を振り返る

・ICTシステムにおける技術的対策

【演習】標的型攻撃の振る舞いを見る

・情報セキュリティの実現に向けた課題

■日頃から情報セキュリティ対策を意識する・情報セキュリティの実現に向けた取り組み・日常業務での情報セキュリティ対策

【演習】パスワードを設計する

・情報セキュリティのソリューション

【演習】どのようなソリューションがあるか調べる

・情報セキュリティリテラシーを向上させるための考え方・情報セキュリティの実現に向けて

【テスト】理解度テスト

【概 要】信頼される安全な情報管理やサービス提供の実現

に向けて必要となる情報セキュリティ分野の基本知識

について、組織の一員としてのリスクをベースにしながら

体系的に講義と演習を通じて学習します。

【目 標】1.個人から組織までの情報セキュリティを取り巻くリスク

の現状を確認し、対策の必要性および重要性を

理解する。

2.日常業務で一般的に必要な情報セキュリティ対策

に体系的に取り組む上で基本となる、用語の定義

やその対策の進め方について把握する。

3.組織の情報セキュリティ製品・サービス群の全体像と

分類構成を認識する。

【期 間】 1日間

【前提知識】 特に必要ありません。

【講義/演習】 5:5

(2)情報セキュリティリテラシー:概要

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。 7

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<参考> 「日常業務における情報セキュリティ対策のしおり」の紹介

■ 事務所での情報取り扱い

■ 社外への情報持ち出し

■ パソコン・ファイルの持ち込み

■ 情報資産の廃棄

■ 電子メールの利用(送受信)

■ ウェブサイト閲覧

■ パソコン利用(ウイルス対策)

■ パソコン利用(不正アクセス対策)

■ 情報モラル・マナー

■ 紛失盗難・誤送信事故発生時の対応

■ 外部への業務委託

※しおりの解説については、情報のモラル・マナーや紛失

盗難など代表的な対策についてポイントのみ行います。

A5サイズ

日常業務において注意すべき項目をまとめた「しおり」を研修中に配付することで、「情報セキュリティ」への意識向上を図ります。

8

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コースのねらい

実施イメージ

(3)ロジック研修(C#)(NUL59L/NUL58L)

コースのねらい ~前半:プログラミングの基礎~

◼講義と実習によって、アルゴリズムおよびプログラミングの基礎を学習します。

◼講義で学習した内容は、フローチャート作成実習やプログラミング実習により、さらに理解を深めます。

◼ 8日目には、学習内容の総復習として、アルゴリズム、言語、UMLを複合的に組み合わせた総合実習

(「図書館貸し出しシステム」の作成)に取り組みます。

フローチャート作成実習講師による講義 講義による学習 プログラミング実習

学習内容1:「アルゴリズム」 学習内容2:「プログラミング」

アルゴリズムを考える力の習得 プログラミング基礎力の習得

・アルゴリズムの基本構造・代表的なアルゴリズム

・仕様を満たす、領域図およびフローチャートの作成

・基本文法 ・オブジェクト指向・例外処理 ・UML

・実装による学習内容の確認・総合実習

◼ プログラミング言語に依存しない、アルゴリズムを考える力を強化します。◼ UMLに準拠したクラス図、シーケンス図をもとにプログラミングできるようになります。

9

Step1

レベルに応じた課題作成

グループ内レビュー

Step2

Step3

講師レビュー

「課題作成」+「レビュー」の繰り返しによる

技術力の強化、報告・連絡・相談など基本動作

の習得を図ります。

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コースのねらい ~後半:オブジェクト指向トレーニングラリー~

◼個人のスキルレベルに合わせて次々に課題を解いていきます。プログラム開発の流れを疑似体験しながら学ぶことで、

プログラミング技術を「理解した」レベルにとどまらせず、強化向上させることができます。

また、報告・連絡・相談など社会人として必要となる基本動作を習得できます。

講師は、新入社員が作成した課題について、一人ひとりと対面レビューを行い、個人のレベルに合わせた適切な指導・アドバイスを行います。また、日々の進捗報告(予定/実績、スケジュール遅延の原因/対策など)を確認し、社会人として必要となる基本動作について指導します。

実施イメージ

(3)ロジック研修(C#)

10

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(3)ロジック研修(C#):オブジェクト指向トレーニングラリー課題

ステップ レベル 課題概要学習項目

Java VB.NET/C# UML

1

1商店クラスの定義①商店クラスを定義し、2つのインスタンスを生成する。②各商店インスタンスが持つ情報を表示する。

・クラス定義 ・アクセス修飾子・インスタンス生成・コンストラクタ・セッター/ゲッター

・クラス定義 ・アクセス修飾子・インスタンス生成・コンストラクタ・プロパティ

2商品クラスの定義と登録①商品クラスを定義し、商店クラスと関連を持たせる。②各商店に商品を登録して、商店情報、商品情報を表示する。

・操作の委譲 ・操作の委譲 ・クラス図・シーケンス図・関連・集約 ・属性可視性・ロール名

3

顧客クラス、買物かごクラスの定義と登録①顧客クラスおよび顧客が持つ買物かごクラスを定義し、顧客情報、買物かご情報を表示する。②顧客が商店に問い合わせた商店情報、商品情報を表示する。

・例外処理NullPointerException

・例外処理NullReferenceException

・オブジェクト図・依存・パラメーター可視性

4 購入した商品を買物かごに入れる①買物かごを持っている顧客が、商店にある商品を購入する。

・if文 ・If文 / if文

2

1 商店クラスを継承した派生クラスの定義①配列を使用して、商店に複数の商品を登録する。

・継承・配列・オーバーライド・ super・for文、while文、break文

・継承・配列・オーバーライド・MyBase・For文、While文、Exit文

・base、foreach文、while文

・汎化・多重度

2商店クラスを継承した派生クラスの定義①コレクションを使用して、商店に複数の商品を登録する。②商品リストに商品を追加する。

・ArrayListクラス・Iteratorインターフェース

・Listクラス

3 買物かごクラスを継承したクラスの定義①コレクションを使用して、買物かごに複数の商品を持てるようにする。

4派生クラスの統合①商店クラスとその派生クラスを統合する。②買物かごクラスとその派生クラスを統合する。

3

1 商品クラスの抽象化①商品クラスを抽象化し、さまざまな商品に対応できるようにする。

・抽象クラス・ポリモフィズム

・抽象クラス・ポリモフィズム

2 商店クラスの抽象化①商店クラスを抽象化し、他業態の商店に対応できるようにする。

3 他業態の商店、商品を実装①抽象化した商店、商品クラスを使用して、他業態のクラスを実装する。

4買物かごのクリア①買物かごに入っている商品を全削除する。②商品名を指定して、買物かごに入っている商品を削除する。

・インターフェースの定義 ・インターフェイス定義

※ステップ1のレベル1からスタートし、順番に課題に取り組んでもらいます。(受講者のレベルに応じて目標課題数は異なります。)

ポイント!

11

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ラリー演習の流れ

◼一人ひとりのレベルに合わせて、プログラミング基礎力を向上させるため、弊社では「ラリー演習」を取り入れています。

ラリー演習の流れは以下のとおりです。

設計

自己レビューNG

グループ内

対面レビュー

実装・テスト

OK

自己レビューNG

OK

NGOK

NGOK

講師との

対面レビュー

レビュー実績表/スケジュール表に記入

講師との

対面レビュー NGOK

レビュー振り返りに記入

次の課題へ

ラリー目標設定

・グループ活動目標・グループ内での個人目標・個人の目標課題数

自己レビューの目的

・自分の間違いを自分で見つける。・誤字や脱字など、最低限のミスを修正してから他人に見てもらう習慣をつける。

他者との対面レビューの目的

・相手にわかりやすく伝わるよう簡潔にまとめる。・自分とは違う、他者の視点に気づく。

講師との対面レビューの目的

・挨拶、身だしなみ、時間厳守などの社会人の基本動作を身につける。・自分の考えをまとめ、相手にわかりやすく説明する。

ポイント!

(3)ロジック研修(C#):ラリー演習の流れ

12

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(3)ロジック研修(C#):概要

日数 午前 午後

1オリエンテーション開始時のスキルレベル測定

アルゴリズムとはアルゴリズムの基本

1

2アルゴリズムの基本(つづき)集計

探索(サーチ)整列(ソート)

3ファイル操作マッチング

グループトータルC#を使ってどんなことができるのか

4C#の基本文法1~まずは覚えようC#の基礎の基礎~

C#の基本文法2~使いこなそう プログラムを制御する方法~

5C#の基本文法3~使って呼び出そう 便利なメソッド~

バグを取り除こうオブジェクト指向プログラミングを始めよう~クラスの定義からインスタンス生成~

6オブジェクト指向プログラミングを始めよう~クラスの定義からインスタンス生成~(つづき)

継承~あるものを利用しよう~

7 例外処理を行おう UMLで表現しよう

8 総合実習 総合実習(つづき)

9プログラム開発の手順課題作成の作業内容

オブジェクト指向トレーニングラリー

10 オブジェクト指向トレーニングラリー

11 オブジェクト指向トレーニングラリー

12 オブジェクト指向トレーニングラリー 成果物の納品

13 終了時のスキルレベル測定 ロジック研修振り返り 振り返り会

【概 要】UMLに準拠したクラス図、シーケンス図を基にプログラムを

実装できるように、基本的なアルゴリズムと言語スキルを

習得します。また、個人のレベルに応じた課題作成と

レビューの反復により、技術力と社会人としての自主的な

行動力を強化します。

【目 標】1.基本的なアルゴリズムを作成できる。2.基本文法を理解し、実装できる。3.オブジェクト指向プログラミングを理解し、実装できる。4.UMLに準拠したクラス図、シーケンス図を基にプログラムを実装できる。

5.プログラムの開発手順を実践できる。

【期 間】 13日間

【前提知識】「新入社員のためのシゴトのキホン」の4コース(NAI21L

~NAI24L)および「ビジネススキル総合演習++」

(NAI29L)を修了していること。

または同等の知識があること。

【講義/実習】 3:7

受講者の学び(キーワード)

アルゴリズム(加算、交換、判断、繰り返し、配列、集計、探索、整列、マッチング、グループトータル、文字列操作) / レビュー /フローチャート / C#基本文法、オブジェクト指向(継承、抽象クラス、ポリモーフィズム、インターフェイス)、UML(クラス図、シーケンス図)、プログラム開発の手順(仕様理解・オブジェクト指向設計・プログラミング・プログラミングテスト・レビュー) / 社会人としての基本動作(報告・連絡・相談)

概 要

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。 13

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(3)ロジック研修(C#):タイムテーブル(1/4)

日数 午前 午後

1

■オリエンテーション

【開始時のスキルレベル測定】・理解度テスト・スキル項目チェック

■アルゴリズムとは・アルゴリズムとは何か ・3つの基本構造

■アルゴリズムの基本・領域・JISフローチャート ・加算 ・交換 ・判断

【演習】加算、交換、判断

1

2

■アルゴリズムの基本・繰り返し ・配列

【演習】繰り返し、配列

■集計・集計とは・集計の考え方・集計の例題

【演習】集計

■探索(サーチ)・探索法の種類 ・逐次探索法の考え方 ・逐次探索法の例題・2分探索法の考え方 ・2分探索法の例題

【演習】探索

■整列・整列(ソート)・整列法の種類・基本選択法の考え方・基本選択法の例題

3

・単純交換法(バブルソート)の考え方・単純交換法の例題・基本挿入法の考え方・基本挿入法の例題

【演習】整列

■ファイル操作・ファイルとレコード・ファイルの読み込み・ファイルの書き込み

■マッチング・マッチングとは、マッチングの考え方・マッチングの例題

【演習】マッチング

■グループトータル・グループトータル、グループトータルの考え方 ・グループトータルの例題

【演習】グループトータル

■文字列操作・文字列操作、いろいろな文字列操作・文字列操作(圧縮)の考え方・文字列操作(圧縮)の例題

【演習】文字列操作

■C#を使ってどのようなことができるのか・ プログラムって何・C#って何・.NETって何・.NETアプリケーションを作ろう・.NETアプリケーションを動かすために必要だったもの

■確認テスト・C#の概要

タイムテーブル

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。 14

(3)ロジック研修(C#):タイムテーブル(2/4)

タイムテーブル

日数 午前 午後

4

■C#の基本文法1~まずは覚えようC#の基礎の基礎~・プログラムは分かりやすく書こう~まずはお作法から~・データはどこに入れておくの・大切なデータは上書きされないようにしよう・複数のデータはまとめて扱おう・計算しよう

【実習】変数、配列、演算子

■確認テスト・C#の基本文法

■C#の基本文法2~使いこなそう プログラムを制御する方法~・プログラムの基本構造はどうなっているの・条件を付けて処理を分岐しよう・同じ処理は繰り返そう

【実習】条件判断構造、ループ構造

■確認テスト・C#の基本文法(制御構文)

1

5

■C#の基本文法3~作って呼び出そう 便利なメソッド~・すでに登場していたメソッド・メソッドって何・戻り値を返さないメソッド・戻り値を返すメソッド・メソッドの多重定義

【実習】戻り値を返さないメソッド、戻り値を返すメソッド

■確認テスト・関数

■バグを取り除こう・プログラムが動かなくなるのはどのようなとき・デバッグとは・デバッグしよう

■確認テスト・デバッグ

■オブジェクト指向プログラミングを始めよう~クラスの定義からインスタンス生成~・オブジェクト指向って何・クラスとオブジェクトはどう違うの・クラス図で表現しよう

6

・クラスを作ろう1~クラス作成に必須の定義~

【実習】クラス

・クラスを使おう~クラスからインスタンスを生成しよう~

【実習】インスタンス生成

・クラスを作ろう2~必要に応じて定義しておこう~

【実習】カプセル化、コンストラクタ、プロパティ

■確認テスト・オブジェクト指向基礎

■継承~あるものを利用しよう~・あるものを利用しよう~クラスの拡張~・メソッドを再定義しよう・ポリモーフィズムって何~クラスをより利用しやすくするために~

【実習】継承、ポリモーフィズム、抽象クラス

・ポリモーフィズムを実現しよう

【実習】インターフェイス

■確認テスト・オブジェクト指向応用

Copyright 2020 FUJITSU LEARNING MEDIA LIMITED※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。 15

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(3)ロジック研修(C#):タイムテーブル(3/4)

日数 午前 午後

7

■例外処理を行おう・実行時にエラーが起きたら・・・・エラーをキャッチしよう・例外をスローしよう

【実習】ランタイム例外、ユーザー定義例外クラス

■確認テスト・例外処理

■UMLで表現しよう・UMLを使うと何が表現できるの・システムの静的な構造をUMLで表現しよう・システムの処理の流れ(動き)をUMLで表現しよう・C#との対応はどうなっているの

■確認テスト・UML

1

8

【総合演習】・総合演習の概要・総合演習の進め方1-1 オブジェクトの生成1-2 オブジェクトの協調1-3 配列1-4 動的配列1-5 オブジェクトの協調1-6 例外処理1-7 可変長配列からのデータ削除

タイムテーブル

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。 16

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(3)ロジック研修(C#):タイムテーブル(4/4)

タイムテーブル

日数 午前 午後

9

■プログラム開発の手順・プログラム開発・分析と設計・実装・テスト

■課題作成の作業内容・オブジェクト指向トレーニングラリーにあたって・管理作業・ラリーの目標設定・ラリー中のグループ作業・ラリー課題の構成要素・ラリーのすすめ方(概要)・ラリーのすすめ方(分析)・ラリーのすすめ方(設計)・分析・設計に関連するドキュメント・ラリーのすすめ方(実装)・実装に関連するドキュメント・オブジェクト指向トレーニングラリーの評価

【動画視聴】レビュー基礎

【演習】オブジェクト指向トレーニングラリー

1

10-11 【演習】オブジェクト指向トレーニングラリー 【演習】オブジェクト指向トレーニングラリー

12【演習】オブジェクト指向トレーニングラリー 【演習】オブジェクト指向トレーニングラリー

■成果物の納品

13

【終了時のスキルレベル測定】・理解度テスト・スキル項目チェック

■ロジック研修振り返り

■ロジック研修振り返り(つづき)■振り返り会

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。 17

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実施イメージ

(4)システム研修(C#)(NUL69L/NUL68L)

コースのねらい ~前半:要素技術の学習~

◼講義と実習によってWebアプリケーション開発に必要な要素技術、テスト技術を学習します。

◼講義で学習した内容は、実機を用いてプログラムを作成することにより、学習の理解を深めます。

学習内容 実習内容

•SELECT文, UPDATE文, INSERT文, DELETE文の実行

確認

SQL

•基本タグを使った実習(リンク、表など)

HTML

•Modelの作成(Entity Framework

Context、LINQ、トランザクション)

•Controllerの作成(データの取得、

Actionメソッドの定義)

•Viewの作成(Razor構文)

•状態管理

ASP.NET/ADO.NET

SQL/ADO.NET Entity Framework

HTML

ASP.NET MVC学

Webアプリケーション

Webページ

DB操作/DBアクセス

◼ ASP.NET MVC / ADO.NET Entity Frameworkを用いた、Webアプリケーションが作成できるようになります。◼ オブジェクト指向開発におけるテスト技法を把握することができます。

オンラインショッピングサイトのWebアプリケーション構築を通して、要素技術を確認します。

Webブラウザ

ASP.NETMVC

.NET Framework

ADO.NETEntity Framework

Web/APサーバー

データベース

URL: http://サーバー名/

18

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実施イメージ

(4)システム研修(C#)

コースのねらい ~後半:システム開発疑似体験~

◼受講者は、システム開発疑似体験において意思決定と問題解決を行いプロジェクトの成功を目指します。

◼講師は、状況に応じて上司役/顧客役として指導します。

◼実際に設定した「予算」「納期」を元に、プロジェクトの疑似体験を進めていきます。要求仕様書の理解から、設計、

実装、テスト、納品まで、各開発工程を体験します。

システム納品

システム構築

プロジェクト計画

顧客へのヒアリング

システム要求確認

プロジェクト発足

「システム開発の流れ」、「各工程で行う作業」「作成が必要なドキュメント」について学習し、チームでシステム開発に取り組む土台を固めます。

実習1:プロトタイプ作成実習(個人実習) 実習2:システム開発(プロジェクト活動)

要求分析作業

仕様分析作業

詳細設計作業

方式設計作業

実装作業

結合テスト作業

システムテスト作業

各工程の作業を学習

各工程の作業を実施

顧客(発注者・利用者)

講師が担当

新入社員が担当

プロジェクト

上司 講師が担当

・作業報告・指導・助言

・作業報告・費用請求

・作業指示・クレーム

19

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(4)システム研修(C#):開発システム概要

データベース

開発範囲商品販売システム■ 開発するシステム

インターネット経由でパッケージツアー等を販売するための、商品販売システムを構築します。

■ 担当する機能一人一機能以上を目安に担当し、画面や業務ロジック、DBアクセス部品などを実装します。

ポイント!

共通

・売上集計システム

※受講者レベルに合わせた難易度設定も可能です。

【例】技術力のある新入社員には「確認画面の追加」「入力制限の強化」などの顧客要望を追加する。

・ツアー管理システム・航空便管理システム・ホテル管理システム・顧客管理システム

登録

削除

変更

一覧

月別受注集計

年次受注集計

商品別受注集計

ログイン

利用者テーブル

受注テーブル

受注詳細テーブル

ホテルテーブル

ツアーテーブル

・商品販売システム商品一覧

商品販売

航空便テーブル

顧客ヒアリングを通して一次開発機能を決定

20

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(4)システム研修(C#):取り扱い範囲

総合演習ではシステム開発の流れ(今回は下記の流れ)に沿って、プロジェクト活動を行います。

要求分析作業~システムテスト作業を体験します。

講義+実習

プロトタイプ

システム開発

講義で取り扱う範囲

2. 要求分析作業

3. 仕様分析作業

4. 方式設計作業

7. 結合テスト作業

1. 企画作業

5. 詳細設計作業

8. システムテスト作業

6. 実装作業

9. 運用テスト作業

演習で取り扱う範囲

ポイント!

作業名 提供ドキュメント 作成ドキュメント レビュー

2.要求分析作業 ユースケース図

ユースケース記述

レイアウトイメージ 上司レビュー

顧客レビュー

3.仕様分析作業 分析パターン定義書

データ型定義書

システムテスト仕様書兼成績書 上司レビュー

4.方式設計作業 システム構成図

レイヤー構成図

アプリケーション構造図

DBスキーマ設計書

例外処理方式

画面遷移図

画面設計書

上司レビュー

顧客レビュー

5.詳細設計作業 詳細設計パターン定義書 設計シーケンス図

設計クラス図

メソッド仕様書

結合テスト仕様書兼成績書

上司レビュー

6.実装作業 実装パターン定義書 単体テスト仕様書兼成績書

ソースコード

単体テスト完了報告書

上司レビュー

7.結合テスト作業 結合テスト仕様書兼成績書

トラブルレポート

結合テスト完了報告書

上司レビュー

顧客レビュー(中間レビュー)

8.システムテスト作業 システムテスト仕様書兼成績書

トラブルレポート

システムテスト完了報告書

操作マニュアル

上司レビュー

顧客レビュー

※ドキュメントの提供、作成範囲はカスタマイズにより変更可能です。

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(4)システム研修(C#):概要

概 要

受講者の学び(キーワード)

SQL / HTML / ASP.NET / ADO.NET / MVC / テスト技法(ブラックボックステスト/ホワイトボックステスト)、ソフトウェア構成管理、システム開発の手順(要求分析・仕様分析・方式設計・詳細設計・実装・結合テスト・システムテスト) / チーム活動の基本動作

【概 要】Webアプリケーション開発に必要な、要素技術と設計

アーキテクチャーを習得します。また、品質・コスト・納期・

チームワークを意識したオブジェクト指向開発の全体的な

流れを体験することにより、システム構築の概要を理解

します。プロジェクト活動で必要な問題解決力、および

コミュニケーション能力を養います。

【目 標】1.オブジェクト指向によるシステム開発の流れ、および作業内容を説明できる。

2.品質確保/コスト遵守/納期厳守のための基本動作ができる。

3.システム開発をすすめるためのチーム活動の基本動作ができる。

4.ADO.NETを利用してデータベース連携アプリケーションの作成ができる。

5.Visual StudioによるWebアプリケーションの作成ができる。

【期 間】 16日間

【前提知識】「新入社員のためのロジック研修(C♯)~ロジック構築

力徹底トレーニング」(NUL58LまたはNUL59L)コース

を修了していること。

または同等の知識があること。

【講義/実習】 3:7

日数 午前 午後

1オリエンテーション開始時のスキルレベル測定システム開発におけるプロジェクトメンバーの心掛け

システム開発の流れシステム要求の確認システム開発に必要な技術データベース

1

2 Webシステムの仕組み Webシステムの仕組み(つづき)

3 Webシステムの仕組み(つづき) ASP.NET MVCアプリケーション

4 ASP.NET MVCアプリケーション(つづき) ASP.NET MVCアプリケーション(つづき)

5 ASP.NET MVCアプリケーション(つづき)ASP.NETアプリケーションのテストソフトウェア構成管理

6システム開発って何・要求分析作業って何をするの・仕様分析作業って何をするの

・方式設計作業って何をするの・詳細設計作業って何をするの

7・実装作業って何をするの・結合テスト作業って何をするの・システムテスト作業って何をするの

【実習】システム開発システム要求の確認プロジェクト発足、プロジェクト計画

8-14【実習】システム開発要求分析作業、仕様分析作業、方式設計作業、詳細設計作業、実装作業、結合テスト作業、システムテスト作業

15【終了時のスキルレベル測定】・理解度テスト・スキル項目チェック

【実習】システム見聞/振り返り/成果発表会準備

16 【実習】成果発表会準備/リハーサル 成果発表会

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。 22

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タイムテーブル

(4)システム研修(C#):タイムテーブル(1/2)

日数 午前 午後

1

■オリエンテーション

【開始時のスキルレベル測定】・スキル項目チェック

■システム開発の流れ・情報システムとは ・システム開発とは ・プロジェクトとは

■システム開発に必要な技術・システム開発に必要な技術

■データベース・大切なデータを保管する場所-データベース- ・データベースを利用する方法-SQL-・データ検索-SELECT文- ・複数のテーブルをまとめて使うには

【実習】SELECT文

・データを編集してみよう-INSERT文、UPDATE文、DELETE文-

【実習】INSERT文、UPDATE文、DELETE文

・トランザクション

1

2

■Webシステムの仕組み・Webって何・インターネットで情報公開する方法・HTMLの基本-静的な情報公開の基礎-

■Webシステムの仕組み(つづき)・HTMLの基本-静的な情報公開の基礎-(つづき)・CSSの基本 -静的な情報公開の基礎-

3

■Webシステムの仕組み(つづき)・Bootstrapの基本 -静的な情報公開の基礎-

【実習】HTML、CSS、Bootstrap

【確認テスト】・HTML、CSS、Bootstrap

■ASP.NET MVCアプリケーション・ASP.NET -動的な情報公開の手法-・Modelの作成

4■ASP.NET MVCアプリケーション(つづき)・Controllerの作成・例外処理

■ASP.NET MVCアプリケーション(つづき)・Viewの作成 ・URLルーティング ・Webアプリケーションの状態管理

5

■ASP.NET MVCアプリケーション(つづき)

【実習】ASP.NET MVCアプリケーション

【確認テスト】・ASP.NET MVCアプリケーション

■ASP.NET Webアプリケーションのテスト・テスト ・テストの方法・単体テストをしよう ・結合テストをしよう・システムテストをしよう ・運用テストをしよう

■ソフトウェア構成管理・チームでシステムを開発する際の問題点とは?・ソフトウェアの構成管理の必要性・ソフトウェア構成管理の定義(構成)

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。 23

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タイムテーブル

(4)システム研修(C#):タイムテーブル(2/2)

日数 午前 午後

6

■システム開発って何・システム開発って何・企画作業って何をするの■要求分析作業って何をするの・要求分析作業とは・ユースケース分析って何をするの・運用テスト項目抽出って何をするの【実習】プロトタイプ作成(要求分析)■仕様分析作業って何をするの・仕様分析作業って何をするの・分析パターン定義って何をするの・データ辞書作成って何をするの・システムテスト項目抽出って何をするの【実習】プロトタイプ作成(仕様分析)

■方式設計作業って何をするの・方式設計作業って何をするの・システム設計って何をするの【実習】 プロトタイプ作成(方式設計)■詳細設計作業って何をするの・詳細設計作業って何をするの・設計パターン定義って何をするの・シナリオ設計って何をするの・オブジェクト設計って何をするの・結合テスト項目抽出って何をするの【実習】 プロトタイプ作成(詳細設計) 1

7

■実装作業って何をするの・実装作業って何をするの・実装パターン定義って何をするの・単体テスト項目抽出って何をするの・単体テスト実施って何をするの【実習】プロトタイプ作成(実装作業)■結合テスト作業って何をするの・結合テスト作業って何をするの・結合テスト実施って何をするの【実習】プロトタイプ作成(結合テスト作業)■システムテスト作業って何をするの・システムテスト作業って何をするの・システムテスト実施って何をするの

【実習】システム開発・プロジェクト発足

8-14

【実習】システム開発・顧客へのヒアリング、プロジェクト計画・要求分析、仕様分析・方式設計、詳細設計・実装、結合テスト、システムテスト

15【終了時のスキルレベル測定】・理解度テスト・スキル項目チェック

【実習】システム見聞/振り返り/成果発表会準備

16 【実習】成果発表会準備/リハーサル ■成果発表会

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。 24

目指すべきITプロフェッショナル像を設定し、今後の目標を立てる。

コースのねらい

(5)新入社員のためのITプロへの第一歩~最新技術動向とビジネス作法~(NBI18L/NBI17L)

実施イメージ

コースの特長1:ビジネススキルの振り返りと最新技術の学び コースの特長2:プロフェッショナルとは→行動宣言

◼ 「プロフェッショナルとして成長し続ける人材の核」となる能力を意識し、研修終了時点の自分の状態を把握して、成長過程、将来像を描き、アクションプランとして自分の言葉で表現します。

◼ 配属を目前にした総仕上げとして、業界動向に目を向ける重要性と、その情報収集の方法を学び、また、ビジネススキルの定着状態を評価し、振り返ります。

◼ IT業界でプロフェッショナルとして仕事を続けるために備えるべき心得や振る舞いを再認識します。自身の理想の成長像を描いて行動宣言し、さらなる成長意欲に着火します。

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最新技術動向

(1)プロフェッショナルを考える。・プロフェッショナルを目指すために必要な

能力(意識・知識・行動・スキル)

(2)ITシステムの全体像と最新技術のベース知識を理解する。・クラウドコンピューティング・IoT ・ビッグデータ・AI

(3)最新技術動向を知りビジネスに活かす。・最新の技術動向を知る意味・お客様の課題は何か、どう解決するか

ビジネス作法

(1)実践 (ロールプレイで確認)する。

状況設定:ある会社の社員となり、上司役/顧客役の講師とともに仕事に取り組みます。担当する顧客は最新技術の導入に意欲的で業務への活用を検討中です。

仕事(ロールプレイ)内容:・業務の指示受け・報告・連絡・相談・電話応対・顧客訪問(名刺交換・席次・ヒアリングなど)

定着度チェックシート

(2)定着度を自己チェック&復習する。・仕事とプロジェクトの基本

・会社の目指すものと成長・価値創出のための取り組み姿勢

ビジネス作法のたな卸し

最新技術とその利用シーンを学ぶ

総仕上げ

(1)実践 (ロールプレイで最終確認)

状況設定:顧客を再訪問し、技術勉強会の段取りなどの調整と実施を行います。

(2) 「アクションプラン」の作成・目指すべき将来像・1年後・5年後の自分・必要な能力と行動

ITプロフェッショナルとしての立ち居振る舞い

(3)「研修報告書」の作成・学んだこと/自分の強みや弱み・今後の改善策

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(5)新入社員のためのITプロへの第一歩~最新技術動向とビジネス作法~:概要

受講者の学び(キーワード)

ICT / クラウドコンピューティング / ビッグデータ / IoT / AI / 仕事の進め方(QCD、PDCA、報連相)、仕事のプロセス / ビジネスマナー(メモ取り、電話応対、名刺交換) / ビジネス文書 / コミュニケーション / プロジェクト / プロフェッショナル

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概 要

1日目 2日目

■社会人となった自分を振り返る

【演習】社会人となった自分を振り返る

【演習】実践的ロールプレイ最新技術導入に意欲的な顧客の対応・電話応対・顧客訪問名刺交換、ヒアリング、議事録作成

【演習】IT関連の用語を調査する

【演習】実践的ロールプレイ・顧客課題解決への提案の準備・最新IT勉強会の準備※取り扱う技術要素:ビッグデータ、IoT、AIなど・資料作成・提案と勉強会の実施

【演習】実践的ロールプレイ(つづき)

■ビジネスにおけるITシステムの変遷・ビジネスとITシステムの関わり・ITシステムの変遷を振り返る

■最新技術を知るためのIT基礎知識・ITシステムに求められるもの・開発・運用の体制・進め方・ITシステムの要素技術(コンピュータとネットワーク、Webシステム、セキュリティ、システム形態、クラウド)

■最新技術の調べ方

【演習】実践的ロールプレイ(つづき)

【演習】ロールプレイを振り返る(社会人として求められるもの)

■プロフェッショナルへの一歩・新入社員に期待されること・プロフェッショナルとは

【演習】アクションプランを作成する

【テスト】事後テスト

【概 要】IT業界のプロフェッショナルとして必要なICT関連の

最新技術動向に目を向ける重要性を学び、調べ方の

基本を学習します。また、現場業務に臨むにあたって、

実践的なロールプレイを用いてビジネススキルの定着

度合いを確認します。仕事を行う上で、個人、さらに

組織の一員として必要なものは何かを考え、プロフェッ

ショナルを目指すために必要なアクションを検討します。

【目 標】1.ICT関連の技術動向やキーワードを知ることの重要

性を理解できる。

2.ICT関連の技術動向やキーワードを調べられる。

3.仕事の進め方・マナーが実践できる。

4.分かりやすいビジネス文書が作成できる。

5.ビジネスシーンで求められるコミュニケーションが実践

できる。

【期 間】 2日間

【前提知識】「新入社員のためのシゴトのキホン」シリーズと「新入

社員のためのIT研修~実務で使えるコンピュータ

基礎技術~」(NBI04LまたはNBI13L)を修了

していること。

または同等の知識があること。

【講義/演習】 3:7

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。 26

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実施イメージ

(6)はじめてのアジャイル開発(NUL81L/NUL80L)

研修概要

「アジャイル開発とは何か」、「準備計画フェーズ」から「開発フェーズ」までの流れを講義と演習を交互に進めることにより、書籍では学習できない、アジャイル開発によるプロジェクト活動を体験します。

◼ アジャイル開発の全体像を理解します。

◼ 利用者の満足を最優先とする、システム開発の進め方を習得します。

現状を分析し、ありたい姿を考えることにより、業務要件を定義する。 優先順位の高いものから、短期間で動くシステムを開発し、利用者に使用してもらう。利用者からフィードバックをもらい、改善することにより、システムの価値を高めていく。

従来のウォーターフォール開発と何が異なるのか、アジャイル開発ではプロジェクトとしてどのように振る舞えば良いかを考える

ペルソナやジャーニーマップを用いて、利用者像や利用者が抱える問題や課題、アイデアや価値を確認する(現状分析)

ユーザーストーリーマップを作成し、利用者がプロダクト/サービスに期待すること・ほしい機能を洗い出す

プロダクトバックログを作成し、業務要件の優先順位を検討する

① ②

③ ④

【アジャイル開発の流れ】

【開発で使用するツール】 【開発で行うプラクティス】

準備計画フェーズ(企画~業務要件定義)の演習【1日目】 開発フェーズの演習 【2-3日目】

研修のねらい

27

(6)はじめてのアジャイル開発:概要

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概 要

※カリキュラムは今後若干変更になる可能性があります。ご了承ください。

1日目 2日目 3日目

■アジャイルとは・アジャイルとは何か・アジャイル開発の手法・アジャイルの必要性・ウォーターフォールとアジャイルの違い

■アジャイル開発体験・スクラムの進め方・スクラムの役割・イベント・作成物

【演習】スプリント#1

【演習】スプリント#2

■要求の整理

【演習】チームビルディングしよう【演習】現状を分析しよう【演習】ユーザーストーリーマップを

作成しよう【演習】プロダクトバックログを作成

しよう

【演習】スプリント#1(つづき) 【演習】スプリント#3

【概 要】アジャイル開発とは何か、講義と演習をとおして学習

します。本コースを受講することにより、アジャイル開発

(準備計画から開発まで)の一連の流れを学びます。

準備計画では、ペルソナ・ジャーニーマップ・ユーザース

トーリーを用いて、プロダクトバックログ(要求一覧)を

作成し、顧客の要求を整理します。開発では、スクラ

ムをベースとしたアジャイルの考え方・進め方を学びます。

【目 標】1.一般的なアジャイル開発の概要を理解する。

2.プロダクトバックログを作成するためのポイントを知る。

3.スクラム手法を取り入れた、アジャイル開発のプロ

ジェクト運営を行える。

【期 間】 3日間

【前提知識】システム開発工程についての基本的な知識があること。

【講義/演習】 4:6

受講者の学び(キーワード)

アジャイル開発、リーン、スクラム、XP、プロダクトオーナー、開発メンバー、スクラムマスター、ペルソナ、カスタマージャーニーマップ、ユーザーストーリーマップ、プロダクトバックログ、スプリントバックログ、リリースバーンダウンチャート、スプリントバーンダウンチャート、ペアプログラミング

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