平成21年2月期 決 算 短 信 - takashimaya.co.jp€¦ · 期末残高 21年2月期 14,686...

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1 平成21年2月期 決 算 短 信 平成 21 年4月 10 日 上場会社名 株式会社 髙 島 屋 上場取引所 東証一部・大証一部 コード番号 8233 URL http://www.takashimaya.co.jp 者 (役職名)取締役社長 (氏名)鈴 木 弘 治 問合せ先責任者 (役職名)執行役員 広報・IR室長(氏名)安 田 洋 子 (TEL 03-3668-7253) 定時株主総会開催予定日 平成 21 年5月 19 日 配当支払開始予定日 平成 21 年5月 20 日 有価証券報告書提出予定日 平成 21 年5月 21 日 (百万円未満切捨て) 1.21 年2月期の連結業績(平成 20 年3月1日~平成 21 年2月 28 日) (1)連結経営成績 %表示は対前期増減率) 営業収益 〔売上高〕 営業利益 経常利益 当期純利益 21 年2月期 百万円 976,116 〔926,281 △6.4 △6.9〕 (実質) (―) (―) 百万円 24,810 △34.2 百万円 28,003 △33.4 百万円 11,750 △37.2 20 年2月期 1,042,711 〔994,585 △0.6 △1.3〕 ( 0.2) (△0.5) 37,699 11.3 42,070 6.4 18,697 △26.2 (注)連結子会社の前期の決算期変更を考慮した営業収益の増減率を(実質)欄にて表示しております。 1株当たり 当期純利益 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 自己資本 当期純利益率 総資産 経常利益率 売上高 営業利益率 21 年2月期 35 61 34 47 4.2 3.7 2.7 20 年2月期 56 66 54 87 6.5 5.5 3.8 (参考) 持分法投資損益 21 年 2 月期 1,679 百万円 20 年 2 月期 2,503 百万円 (2)連結財政状態 総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産 21 年2月期 750,957 百万円 281,911 百万円 37.1 843 77 20 年2月期 758,870 291,253 37.9 872 42 (参考) 自己資本 21 年 2 月期 278,399 百万円 20 年2 月期 287,870 百万円 (3)連結キャッシュ・フローの状況 営業活動による キャッシュ・フロー 投資活動による キャッシュ・フロー 財務活動による キャッシュ・フロー 現金及び現金同等物 21 年2月期 14,686 百万円 △38,348 百万円 14,121 百万円 27,750 百万円 20 年2月期 65,480 △45,522 △35,125 39,905 2.配当の状況 1株当たり配当金 (基準日) 1 四半期末 2 四半期末 3 四半期末 期末 年間 配当金総額 (年間) 配当性向 (連結) 純資産配当率 (連結) 百万円 20年2月期 5 00 5 00 10 00 3,299 17.6 1.2 21年2月期 5 00 5 00 10 00 3,299 28.1 1.2 22年2月期 (予想) 5 00 5 00 10 00 44.0 3.平成 22 年2月期の連結業績予想(平成 21 年3月1日~平成 22 年2月 28 日) (%表示は、通期は対前期、第2四半期連結累計期間は対前年同四半期増減率) 営業収益 〔売上高〕 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり 当期純利益 第2四半期 連結累計期間 百万円 436,800 〔411,300 △10.5 △11.2〕 百万円 6,600 △53.2 百万円 8,000 △50.6 百万円 3,000 △65.9 9 09 通 期 896,000 〔844,600 △8.2 △8.8〕 15,000 △39.5 17,000 △39.3 7,500 △36.2 22 73

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Page 1: 平成21年2月期 決 算 短 信 - takashimaya.co.jp€¦ · 期末残高 21年2月期 14,686 百万円 38,348 百万円 14,121 百万円 27,750 百万円 20年2月期 65,480 45,522

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平成21年2月期 決 算 短 信 平成21年4月10日

上 場 会 社 名 株式会社 髙 島 屋 上場取引所 東証一部・大証一部

コ ー ド 番 号 8233 URL http://www.takashimaya.co.jp

代 表 者 (役職名)取締役社長 (氏名)鈴 木 弘 治

問合せ先責任者 (役職名)執行役員 広報・IR室長(氏名)安 田 洋 子 (TEL 03-3668-7253) 定時株主総会開催予定日 平成21年5月19日 配当支払開始予定日 平成21年5月20日 有価証券報告書提出予定日 平成21年5月21日 (百万円未満切捨て)

1.21年2月期の連結業績(平成20年3月1日~平成21年2月28日)

(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率) 営業収益

〔売上高〕 営業利益 経常利益 当期純利益

21年2月期

百万円

976,116

〔926,281

△6.4

△6.9〕

(実質)

(―)

(―)

百万円

24,810

△34.2

百万円

28,003

△33.4

百万円

11,750

△37.2

20年2月期 1,042,711

〔994,585

△0.6

△1.3〕

( 0.2)

(△0.5)

37,699 11.3 42,070 6.4 18,697 △26.2

(注)連結子会社の前期の決算期変更を考慮した営業収益の増減率を(実質)欄にて表示しております。

1株当たり

当期純利益

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

自己資本

当期純利益率

総資産

経常利益率

売上高

営業利益率

21年2月期

35

61

34

47

4.2

3.7

2.7

20年2月期 56 66 54 87 6.5 5.5 3.8

(参考) 持分法投資損益 21年2月期 1,679百万円 20年2月期 2,503百万円

(2)連結財政状態 総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

21年2月期

750,957

百万円

281,911

百万円

37.1

843

77

20年2月期 758,870 291,253 37.9 872 42

(参考) 自己資本 21年2月期 278,399百万円 20年2月期 287,870百万円

(3)連結キャッシュ・フローの状況

営業活動による

キャッシュ・フロー

投資活動による

キャッシュ・フロー

財務活動による

キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物

期 末 残 高

21年2月期

14,686

百万円

△38,348

百万円

14,121

百万円

27,750

百万円

20年2月期 65,480 △45,522 △35,125 39,905

2.配当の状況

1株当たり配当金 (基準日) 第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 年間

配当金総額 (年間)

配当性向 (連結)

純資産配当率 (連結)

円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %

20年2月期 ― 5 00 ― 5 00 10 00 3,299 17.6 1.2

21年2月期 ― 5 00 ― 5 00 10 00 3,299 28.1 1.2

22年2月期 (予想)

― 5 00 ― 5 00 10 00 44.0

3.平成22年2月期の連結業績予想(平成21年3月1日~平成22年2月28日)

(%表示は、通期は対前期、第2四半期連結累計期間は対前年同四半期増減率)

営業収益

〔売上高〕 営業利益 経常利益 当期純利益

1株当たり

当期純利益

第2四半期

連結累計期間

百万円

436,800

〔411,300

△10.5

△11.2〕

百万円

6,600

△53.2

百万円

8,000

△50.6

百万円

3,000

△65.9

9

09

通 期

896,000

〔844,600

△8.2

△8.8〕

15,000 △39.5 17,000 △39.3 7,500

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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4.その他 (1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) 有・○無 (2)連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変

更に記載されるもの) ① 会計基準等の改正に伴う変更 有・○無 ② ①以外の変更 ○有・無

〔(注)詳細は、18ページ「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」をご覧ください。〕 (3)発行済株式数(普通株式)

① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 21年2月期 330,827,625株 20年2月期 330,827,625株 ② 期末自己株式数 21年2月期 883,094株 20年2月期 862,336株 (注)1株当たり当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、36ページ「1株当たり情報」をご覧ください。

(参考)個別業績の概要

1.21年2月期の個別業績(平成20年3月1日~平成21年2月28日)

(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率) 営業収益

〔売上高〕 営業利益 経常利益 当期純利益

百万円 % (百貨店計) 百万円 % 百万円 % 百万円 %

21年2月期 785,826 △6.8 (△6.8)

〔775,774 △6.8〕 (△6.8)12,062 △47.2 13,439 △45.8 3,542 △66.8

20年2月期 843,025 △0.8 (△0.8)

〔832,345 △0.7〕 (△0.8)22,856 14.0 24,778 11.4 10,664 △39.5

(注)国内百貨店子会社(岡山、岐阜、米子、高崎)の営業収益の金額を加算した増減率を(百貨店計)欄にて表示しております。

1株当たり

当期純利益

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

21年2月期

10

73

10

37

20年2月期 32 31 31 28

(2)個別財政状態 総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

21年2月期

616,385

百万円

234,202

百万円

38.0

709

82

20年2月期 622,011 244,682 39.3 741 53

(参考) 自己資本 21年2月期 234,202百万円 20年2月期 244,682百万円

2.平成22年2月期の個別業績予想(平成21年3月1日~平成22年2月28日)

(%表示は、通期は対前期、第2四半期累計期間は対前年同四半期増減率)

営業収益

〔売上高〕 営業利益 経常利益 当期純利益

1株当たり

当期純利益

第2四半期

累計期間

百万円

346,900

〔341,900

△11.5

△11.6〕

(百貨店計)

(△11.5)

(△11.6)

百万円

800

△88.4

百万円

2,400

△72.3

百万円

300

△93.8

0

90

通 期

710,800

〔700,800

△9.5

△9.7〕

(△9.6)

(△9.7)

2,900

△76.0

3,900

△71.0

400

△88.7

1

21

(注)国内百貨店子会社(岡山、岐阜、米子、高崎)の営業収益の金額を加算した増減率を(百貨店計)欄にて表示しております。

※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 (将来に関する記述等についてのご注意) 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。 業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、3ページ「1.経営成績(1)経営成績に関する分析」をご覧ください。

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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1. 経営成績

(1)経営成績に関する分析

①業績の概要

当連結会計年度におけるわが国経済は、米国のサブプライムローン問題に端を発する世界的な金融・経済危機の中で、輸出産業

を中心とする製造業の急激な売上低下、株式・不動産市況の大幅な下落など極めて厳しい状況に直面し、特にいわゆるリーマンシ

ョック以降の10-12月期の実質GDP成長率は前期比マイナス3.2%(年率換算マイナス12.1%、速報値)と、過去に経験したことのな

い落ち込みを示しました。

こうした環境下、消費者のマインドも急速に冷え込み、百貨店業界におきましても昨年後半から売上の減少が顕著となってまい

りました。

当社グループにおきましては、平成17年度から『髙島屋グループ長期プラン(=新・成長戦略)』を着実に推進してまいりま

したが、一方で、この未曾有の事態に対処するため、期中2度にわたって経費構造の見直しを中心とした緊急的な利益確保策を講

じました。しかしながら、第4四半期(12-2月)売上が前年比10%強の減少となるなど、こうした利益確保策も売上の減少幅をカバ

ーするに至らず、減収・減益の厳しい結果となりました。

一方、中長期的な成長戦略として、近畿圏において強力な営業基盤を有する、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社と、

昨年 10 月に経営統合を視野に入れた業務・資本提携に合意いたしました。資本提携に関しましては今年2月末までに双方が互い

の発行済株式の総数の10%取得を完了しております。今後、業務面におきまして早期に提携の実をあげることができるよう作業を

進めているところであります。

以上のような結果により、連結営業収益は976,116百万円(前年比6.4%減)、連結営業利益は24,810百万円(前年比34.2%

減)、連結経常利益は28,003百万円(前年比33.4%減)となり、連結当期純利益は11,750百万円(前年比37.2%減)となりま

した。

②セグメント別の業績

事業の種類別セグメントの業績は、次のとおりであります。

<百貨店業>

百貨店事業におきましては、「全員が販売員~販売こそが全ての仕事の原点」を基本姿勢としてお客様に 高の販売サービスと

適な品揃えを提供する「 強の販売体制」の実現に向け、売場業務改革・商品力強化・髙島屋ファンづくり(CRM業務)を強

力に推進してまいりました。しかしながら、景気が悪化する中、従来から当社の強みである高額品や衣料品をはじめ多くの商品群

で売上高は低調に推移し、国内の百貨店事業売上高は前年を下回りました。

このような厳しい状況のなか、後方業務の徹底的な効率化により販売 優先の体制を整備したことをはじめ、外部調査機関によ

る全店サービスレベルチェックの結果に基づき、お客様から頂戴したご意見・ご要望に対する改善策をスピーディーに実現する体

制を強化するなど、販売サービス力の強化に取り組んでまいりました。

商品力強化の取り組みでは、店駐在バイヤーを増強しお客様のご意見をより身近に反映することができるようにするとともに、

強化した商品情報システムを生かしたマーチャンダイジング(MD)の特徴化に引き続き取り組みました。お客様の価格への意識

の高まりやニーズの多様化に対応して、高品質を維持しながら値頃感のある商材を「ナイスプライス」商品として強化拡充し、ま

た昨年9月には堅調なサービス関連消費に対応した宿泊や飲食などの体験型ギフトカタログ「SHI・FU・KU」を導入いたしました。

営業力強化の取り組みでは、昨年3月に「デパ地下」の品揃えに特化した食品新業態の2号店「タカシマヤフードメゾン新横浜

店」をJR新横浜駅ビルに出店するとともに、新宿店では6月に地下鉄副都心線開業に合わせ食料品売場を改装し、9月には新た

な媒体としてホームページ上に「新宿タカシマヤBlog(ブログ)」を開設するなど、集客力強化を図りました。また、昨年9月に

は、ファッション特化型のショッピングサイト「Takashimaya Fashion Mall(タカシマヤ ファッション モール)」を立ち上げるなど、事業の拡

大にも取り組みました。

さらに、美術部創設百年にあたり、「智積院講堂襖絵完成記念 田渕俊夫展」など当社ならではの記念企画催事を開催したほか、

昨年9月より大型5店舗で「2008 タカシマヤ フランス展」を開催するなど髙島屋らしい催事を展開し、ご好評をいただきました。

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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海外では、タカシマヤ・シンガポール・リミテッドが世界的景気後退により個人消費が急激に減速する中、現地通貨ベースで

は売上高・営業利益とも前年を上回る成果を上げましたが、円高の影響で邦貨換算後では、売上高・営業利益ともに前年を下回り

ました。

この結果、営業収益は879,440百万円(前年比6.5%減)、営業利益は15,121百万円(前年比43.8%減)となりました。

<建装事業>

建装事業におきましては、髙島屋スペースクリエイツ株式会社が、注力してまいりましたグループ外受注において、下期以降

の商業施設や宿泊施設分野での内装計画の延期や中止等により受注が減少し、売上高は前年を下回りました。原材料費の低減や営

業費を削減したものの、売上高減少の影響が大きく、営業利益も前年を下回りました。

この結果、営業収益は20,814百万円(前年比19.5%減)、営業利益は64百万円(前年比93.3%減)となりました。

<不動産業>

不動産業におきましては、東神開発株式会社が昨年10月「柏髙島屋ステーションモール新館」(千葉県柏市)を開業したこと

に加え、「なんばパークス」内に一昨年新規開業した専門店ゾーン「T-terrace(T-テラス)」(大阪市)の売上高が前年度を上

回ったこと等により賃料収入が増加し、増収となりました。一方、営業利益は、平成21 年秋の玉川髙島屋ショッピングセンター

開業40 周年に向けたリニューアル工事費用や、シンガポール髙島屋ショッピングセンターの支払賃料の増加により、減益となり

ました。

この結果、営業収益は29,590百万円(前年比1.9%増)、営業利益は6,982百万円(前年比9.0%減)となりました。

<金融業>

金融業におきましては、髙島屋クレジット株式会社が、百貨店販売の低迷から髙島屋での取扱高は前年を下回ったものの、「タ

カシマヤカード《ゴールド》」「タカシマヤカード」へのアメリカン・エキスプレスブランド導入や旅行・グルメ情報の拡充等か

ら、提携加盟店の取扱高が伸長しました。営業収益の増加に伴い営業利益は増益となりました。

この結果、営業収益は10,346百万円(前年比18.4%増)、営業利益は1,531百万円(前年比59.5%増)となりました。

<その他事業>

通信販売事業においては、主力のカタログ企画が苦戦し、売上高は前年を下回りました。

この結果、通信販売事業等その他事業全体での営業収益は35,925百万円(前年比7.8%減)、営業利益は1,271百万円(前年

比24.7%減)となりました。

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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③次期の見通し

次期の景況につきましても、世界経済の危機的状況が早期に改善する見通しの立たない厳しいものと考えております。これに加

え、わが国においては少子高齢化の進行や消費の多様化といった、消費の構造的な変化が加速され、当社の事業環境は一層厳しく

なるとみられます。

こうした環境に対処するために、主力の百貨店事業におきましては、営業構造改革と経営資源の集中により販売 優先の体制を

徹底し、「全員が販売員」の意識のもと、お客様のニーズに迅速にきめ細かくお応えしてまいります。また、経費構造の改革に徹

底して取り組み、利益の確保に努めてまいります。

商品面においては、お客様のニーズにお応えする「ボイスファイル」「ナイスプライス」「バイヤーリコメンズ」など品質と価

格のバランスのとれた商品や、特徴ある商品の一層の充実に努めてまいります。

また、「タカシマヤ 2009 イタリア展(仮称)」など当社ならではの催事を開催し集客力向上に努めるほか、昨年新宿店に導入し

た「タカシマヤBlog(ブログ)」を他の大型4店と玉川店に拡大して導入し、情報発信力の強化による売上高の増大を目指してま

いります。

横浜店では、今春に横浜開港 150 周年に合わせ第一期改装オープンを行い、大阪店では、新本館計画を着実に推進してまいり

ます。新宿店についても、平成 19 年の全館改装と昨年開業した地下鉄副都心線開業効果を増収に結びつけるべく、取り組みを強

化してまいります。

エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社との提携につきましては、共同開発商品の取り扱いなど業務提携による成果を早期

に発揮できるよう努めてまいります。

さらに、平成24年に予定している中国上海市への出店をはじめ、あらたな成長戦略を着実に推進してまいります。

タカシマヤ・シンガポール・リミテッドにおきましては、海外店舗の運営ノウハウと地域一番店の強みを活かし、引き続き収

益の確保を図ってまいります。

建装事業におきましては、髙島屋スペースクリエイツ株式会社の価格競争力の強化に注力するとともに、経費圧縮を強力に推

進し収支構造の改革に努めてまいります。

不動産業におきましては、東神開発株式会社が、本年秋に開業40周年を迎える玉川髙島屋ショッピングセンターの魅力を一段

と高めるとともに、今後も商業施設の開発や運営のノウハウを活かし、当社百貨店の増床・改装計画や国内外の開発案件に取組ん

でまいります。

金融業におきましては、髙島屋クレジット株式会社が、カード会員のご要望にお応えするカードサービスや特典の充実により、

メインカードとしての魅力を高め、さらなるご利用機会の拡大を図ってまいります。

こうした諸課題にスピーディーかつ的確に取り組んでいくことと併せ、企業の社会的責任(CSR)を積極的に果たしてまいり

ます。当社は今年、元旦の主要紙に掲載した企業広告で、「ハート温暖化。」というメッセージを発信しました。これは、当社グ

ループ経営理念「いつも、人から。」、また企業メッセージ『‘変わらない’のにあたらしい』をベースに生まれたものです。“お

客様の心を暖かく豊かにし、百貨店を通じて生きる喜びを感じていただきたい、一方で地球温暖化防止には社会を挙げて取り組ま

なければならない”という当社の思いを込めております。厳しい経営環境の中においても、地球温暖化防止に向け、さらに環境負

荷の少ない百貨店づくりを進めてまいります。

以上のような事業活動により、通期での連結営業収益は 896,000百万円(前年比8.2%減)、連結営業利益は 15,000百万円(前

年比39.5%減)、連結経常利益は 17,000百万円(前年比39.3%減)、連結当期純利益は 7,500百万円(前年比36.2%減)を見

込んでおります。

(注)この資料に掲載されている業績予想に関する記述は、当社グループが現時点で入手可能な情報から得られた判断に基づい

ておりますが、リスクや不確実性を含んでおります。よって実際の業績は様々な要因により、記述されている業績予想とは

大きく異なる結果となり得ることをご承知おき下さい。

実際の業績に影響を与え得る重要な要因には、当社グループの事業を取り巻く経済環境、市場動向、為替レートの変動などが含まれます。

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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(2)財政状態に関する分析 ①資産、負債、純資産及びキャッシュ・フローの状況に関する分析

当連結会計年度末の資産は、750,957百万円と前連結会計年度末に比べ7,913百万円減少しました。これは、株価が下落したこ

とによる投資有価証券の減少が主な要因です。負債については、469,046百万円と前連結会計年度末に比べ1,428百万円の増加と

なりました。これは借入金及びコマーシャル・ペーパーが増加したことが主な要因です。純資産については、281,911百万円と利

益剰余金は増加したものの、評価・換算差額等が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ9,342百万円減少しました。

②キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、14,686百万円の収入となり、前年に比べ50,793百万円の収入の減少となりました。主

な要因は、税金等調整前当期純利益が19,956百万円となり、前年に比べ12,229百万円減少したことに加え、前年にあった新宿店

預入れ保証金の返還による収入55,041百万円がなくなったこと、一方で、売掛債権の増加額が2,697百万円で、前年に比べ20,685

百万円の支出の減少となったことによるものです。

投資活動によるキャッシュ・フローは、38,348百万円の支出となり、前年に比べ7,173百万円の支出の減少となりました。主な

要因は、有形・無形固定資産の取得による支出が23,352百万円と、前年に比べ24,269百万円減少したこと、一方で、定期預金の

預入による支出が3,930百万円と前年に比べ3,874百万円増加したこと、及び有価証券・投資有価証券の取得による支出が13,282

百万円と同じく7,266百万円増加したことなどによるものです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、14,121百万円の収入となり、前年に比べ49,247百万円の収入の増加となりました。主

な要因は、長期借入金の返済による支出が10,522百万円と前年より35,710百万円減少したこと、及びコマーシャル・ペーパーの

増加による収入13,000百万円によるものです。

以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ12,154百万円減少し、27,750百万円となり

ました。

(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移

平成17年2月期 平成18年2月期 平成19年2月期 平成20年2月期 平成21年2月期

自己資本比率(%) 25.3 29.7 36.2 37.9 37.1

時価ベースの自己資本比率(%) 41.7 68.5 65.4 50.5 22.4

債務償還年数(年) 7.5 5.7 4.1 1.3 7.0

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 6.2 7.6 7.7 31.2 9.0

自己資本比率 :自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産

債務償還年数 :有利子負債/営業キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い

※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。

※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。

※ 営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸

借対照表に計上されている短期借入金、一年内償還社債、社債、長期借入金、コマーシャル・ペーパーを対象としております。また、利払い

については、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

当社では、将来に備え経営基盤を強化することにより安定的な配当水準を維持することを基本スタンスとしながら、業績や経営

基盤を総合的に勘案するとともに、連結・単体の両面から配当性向30%を目処として、株主の皆様への利益還元を図ってまいりま

す。この方針のもと、当期の1株当たり年間配当金につきましては、10円とさせていただきます。また、次期につきましても、1

株当たりの年間配当金につきましては、10円を予定しております。

なお、内部留保資金につきましては、各店舗の改装など営業力の拡充及び財務体質の強化のための原資として活用させていただ

く所存であります。

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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2. 企業集団の状況

(1)企業集団の概要は、次のとおりであります。

当社の企業集団は、当社と子会社31社及び関連会社12社で構成され、百貨店業を主要業務として、建装事業、不動産業

及び金融業等を営んでおります。

当社グループが営んでいる主な事業内容と位置づけは、次のとおりであります。

① 百貨店業(専門店、飲食業を含む。)

当社、連結子会社の㈱岡山髙島屋等の子会社10社及び関連会社4社で構成し、商品の供給、商品券等の共通取扱を行っ

ております。

② 建装事業

連結子会社の髙島屋スペースクリエイツ㈱等の子会社2社で構成し、内装工事の受注・施工を行っております。

③ 不動産業

連結子会社の東神開発㈱等の子会社4社及び関連会社3社で構成し、当社グループの不動産管理とショッピングセンタ

ー等の運営を行っております。

④ 金融業

連結子会社の髙島屋クレジット㈱等の子会社3社で構成し、クレジットカードの発行及びグループ各社の金融業を行っ

ております。

⑤ その他事業

連結子会社の㈱グッドリブ等の子会社2社及び関連会社3社は、グループ各社へ商品の供給を行っております。

連結子会社の㈱タップは衣料品の製造・加工業を営み百貨店各社に商品の供給を行っております。

連結子会社の㈱エー・ティ・エー等子会社2社は広告宣伝業、連結子会社の㈱髙島屋物流は運送業を行っております。

連結子会社のたまがわ生活文化研究所㈱等子会社2社はレジャー関連業を行っております。

当社(通信販売事業部)、連結子会社の㈱センチュリーアンドカンパニー等の子会社4社及び関連会社2社は、通信販

売事業その他を行っております。

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(2)グループ事業系統図

*髙栄リース㈱は平成17年3月をもって

事業を終了しております。

商品供給

宣伝業務委託

不動産賃貸

店舗内装

工事委託

髙島屋スペースクリエイツ㈱

㈱タック

建装事業

東神開発㈱

※㈱パンジョ

○ナトー ・コーポレーション㈱

タカシマヤ・フィフスアベニュー ・CORP.

※ ニーアン ディヘロ゙ップメント PTE.,LTD.

☆タカシマヤ・ホンコン・エンター プライス・゙LTD.

☆トー シンディヘロ゙ッフメ゚ント インター ナショナル PTE.,LTD

不動産業

髙島屋クレジット㈱

髙栄リース㈱

☆㈱東神ジェネラルクリエイト

金融業

連結財務諸表提出会社

㈱髙島屋

㈱岡山髙島屋

㈱岐阜髙島屋

㈱米子髙島屋

㈱高崎髙島屋

㈱髙島屋友の会

㈱ファッションプラザ・サンローセ ゙

㈱アール・ティー・コーポレーション

※㈱新南海ストア

※㈱ジェイアール東海髙島屋

※㈱伊予鉄髙島屋

百 貨 店 業 その他事業

(卸売事業)

㈱グッドリブ

※㈱ロジエ

☆台北髙島屋国際股份有限公司

○ピエール・カルダン・ジャパン㈱

○S.A.ルロア

(衣料品加工業)

㈱タップ

(広告宣伝業)

㈱エー・ティ・エー

☆タカシマヤ・アドバタイジング&

プロモーションPTE.LTD

(運送業)

㈱髙島屋物流

(その他)

㈱髙島屋:通信販売事業部

㈱センチュリーアンドカンパニー

髙島屋ビルメンテナンス㈱

髙島屋ビジネスサービス㈱

㈱髙島屋保険&テレコム

ティー ス ゙インターナショナル㈱

たまがわ生活文化研究所㈱

○ディーエイチシー新宿㈱

○㈱日本橋まちづくり企画

人材派遣・

清掃委託等

(注)無印…・・連結子会社

※ ……・持分法適用関連会社

☆ ……・非連結子会社

〇……・持分法非適用関連会社

タカシマヤ・シンガポー ル LTD.

タカシマヤ・ニューヨーク・LLC

※大葉髙島屋百貨股份有限公司

☆タカシマヤ(フランス)S.A.

物流業務委託

クレジットカード発行

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3. 経営方針

(1)会社の経営の基本方針

当社グループは、「いつも、人から。」を経営理念として掲げております。この経営理念には、従業員一人ひとりが「人」とし

ての思いやりや誠実さをもち、自主性・創造性を発揮して行動すること、そしてグループを取り巻くすべての「人」(ステークホ

ルダー)との信頼を深め、ともにこころ豊かな暮らしを築いていきたいという強い思いが込められています。

お客様の豊かな暮らしの実現に奉仕すること、革新的な経営を推進すること、公正で透明な企業活動や社会貢献により社会的責

任を果たしていくことなど、企業が成長・発展していくための原動力はすべて「人」に集約されます。企業に対し、より強い倫理

観が求められる社会潮流の中で、当社グループはこれからも経営の原点を「人」におき、すべてのステークホルダーの皆様の期待

に応えるための取り組みを進めてまいります。

○企業メッセージ「‘変わらない’のに、あたらしい」

心のこもったおもてなしなど「変えてはならないもの」と、お客様にもっと喜んでいただくため「変えるべきもの」を明確にし、

全員が一丸となって、お客様を起点に進化しつづける企業グループを目指します。

(2)目標とする経営指標

平成 17 年4月にスタートした「髙島屋グループ長期プラン」は、本年より毎年5年後をターゲットとした計画数値を策定いた

します。本年は平成25年度の連結経営目標を、以下の通り策定いたしました。

○営業収益 9,000億円

○営業利益 300億円

○営業利益率 3.3%(営業利益/営業収益)

○ROE 5.6%(当期純利益/自己資本)

○有利子負債 1,100億円

(3)中長期的な会社の経営戦略

景気減速下の消費低迷が続き、顕在化・加速化する消費構造変化により市場規模の縮小が見込まれる中、当社グループは今後の

5年間において、現状の営業収益規模の維持と拡大を図り、300億円の営業利益確保を目指します。そのための取り組みとして、

徹底した構造改革と成長戦略を進めてまいります。

①構造改革

「営業構造改革」「経費構造改革」「グループ構造改革」の3改革を全社一丸となって推進

②成長戦略

○大阪店・東京店・横浜店等大型店への集中投資により今後の収益基盤を確保

○新規事業、海外戦略等新たな成長分野への投資による収益基盤の拡充

(4)会社の対処すべき課題

「髙島屋グループ長期プラン」の実現のため下記の課題に取り組んでまいります。

①百貨店事業の強化

○a 売場体制の強化

小のコストで 大の効果をあげる売場体制の実現に向け、販売や販売計画などに関する売場マネジメントの再編や効果的

な要員配置、業務効率化など、過去の経験や慣習にとらわれない抜本的な業務改革を進めていきます。

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特に常備販売力強化の観点から、売場以外で実施可能な業務の切り離しを行うとともに、販売員教育や目標・評価管理を強

化し、お客様満足を極大化させる販売・サービスの強化に取り組みます。

○b商品力の強化

バイヤー業務の改革・再編や業務を支えるシステムの再構築を進め、お客様のニーズ・ウオンツを的確に汲み上げた魅力あ

る特徴的な品揃えを実現します。特に婦人服を中心とするファッション系商材については、戦略的な人材再配置等を行うこと

により強化し、売上全体に占める割合を増大させていくことで商品利益率の改善につなげていきます。

○cCRMの強化

店長から販売員まで、販売に携わるすべての従業員のCRM業務を標準化するとともに、カード情報を分析するシステムを

再構築し、CRM強化に取り組みます。また教育体系や資格制度を構築し、日常業務へのCRMの確実な浸透及び定着を推進

していきます。

○d営業情報システムの整備

上記施策をサポートするために、営業情報システムの基盤を強化します。具体的には、単品情報を取得・分析し、売れ筋

商品確保など機会損失の低減やお客様満足を高める精度の高い品揃え、適性在庫の維持を図るため、商品情報システムを整備

します。また詳細な顧客属性や購買履歴データを取得・分析し、ターゲット顧客への的確・タイムリーなアプローチを実現

するために、顧客情報システムを整備します。

○e 営業費構造改革

聖域を設けず、すべての経費についてゼロベースで見直し、徹底した営業費構造改革を推進します。より強力な経営資源の

「選択と集中」を実施し、強靭な経営体質構築を目指します。

②グループ事業の強化

経営環境が大きく変わる中、百貨店事業のみを核とした成長戦略では、収益のさらなる増大は見込みにくいと考えています。

今後は、百貨店以外のグループ事業の収益寄与度を高めるべく、グループ事業として「髙島屋ブランド」を 大限に活用した

取り組みを推進します。特に、東神開発による不動産事業の拡大と、東南アジアにおける小売事業の新規展開など、新たな

事業分野における取り組みを強化します。

③資本効率の改善と株主還元の強化

ROE目標の達成に向け、今後の金融環境と自己資本比率の推移をにらみながら、機動的に資本効率の改善に取り組むと

ともに、株主還元の強化を図ります。

④人材育成の強化と組織の活性化

当社グループの持続的な成長・発展を導くため、その 大の原動力となる「人材」への投資を継続的かつ積極的に行い、

プロフェッショナルな人材の育成と働きやすい職場の整備を図ります。

⑤CSR経営の強化

上記各施策の推進基盤となるCSRについては、コンプライアンスはもちろんのこと本業を通じて社会の課題解決に積極的

に取り組みます。とりわけ重要性・緊急性が増す環境問題については、地球温暖化防止に重点を置き、具体的なCO2削減

計画を策定するなど環境負荷の少ない百貨店づくりに取り組みます。

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4. 連結財務諸表

(1)連結貸借対照表

(単位 百万円)

期 別

科 目

前連結会計年度

(20.2.29)

当連結会計年度

(21.2.28) 増 減 高

(資産の部)

流 動 資 産 212,888 206,617 △6,270

現 金 及 び 預 金 35,130 31,165 △3,965

受取手形及び売掛金 96,396 98,960 2,563

有 価 証 券 5,000 20 △4,979

た な 卸 資 産 43,729 44,889 1,159

繰 延 税 金 資 産 8,011 8,321 310

そ の 他 25,568 24,163 △1,404

貸 倒 引 当 金 △948 △902 45

固 定 資 産 545,982 544,340 △1,642

有形固定資産 384,608 382,808 △1,799

建 物 及 び 構 築 物 161,607 160,854 △752

機械装置及び運搬具 169 155 △14

器 具 及 び 備 品 10,387 9,734 △652

土 地 201,015 202,165 1,150

建 設 仮 勘 定 11,428 9,898 △1,530

無形固定資産 15,710 19,273 3,562

借 地 権 11,354 11,354 ―

の れ ん 1,050 954 △95

そ の 他 3,306 6,964 3,657

投資その他の資産 145,662 142,257 △3,404

投 資 有 価 証 券 87,028 74,854 △12,174

長 期 保 証 金 42,937 43,787 850

繰 延 税 金 資 産 10,888 19,150 8,261

そ の 他 7,825 8,019 194

貸 倒 引 当 金 △3,017 △3,553 △536

資 産 合 計 758,870 750,957 △7,913

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(単位 百万円)

期 別

科 目

前連結会計年度

(20.2.29)

当連結会計年度

(21.2.28) 増 減 高

(負債の部)

流 動 負 債 302,034 313,830 11,796

支払手形及び買掛金 99,921 89,188 △10,733

短 期 借 入 金 16,072 14,249 △1,822

社債(1年内償還) - 11,231 11,231

コマーシャル・ペーパー - 13,000 13,000

未 払 法 人 税 等 8,939 3,571 △5,368

前 受 金 71,631 73,536 1,905

商 品 券 51,515 49,572 △1,942

預 り 金 24,716 28,606 3,890

役 員 賞 与 引 当 金 80 14 △66

ポイント金券引当金 4,437 4,177 △259

建物等除却損失引当金 1,451 810 △640

そ の 他 23,268 25,870 2,602

固 定 負 債 165,583 155,215 △10,367

社 債 21,231 10,000 △11,231

長 期 借 入 金 47,455 53,755 6,300

退 職 給 付 引 当 金 55,573 56,639 1,066

役員退職慰労引当金 285 283 △1

持分法適用に伴う負債 317 ― △317

繰 延 税 金 負 債 112 72 △40

再評価に係る繰延税金負債 10,080 10,266 185

そ の 他 30,528 24,198 △6,329

負 債 合 計 467,617 469,046 1,428

(純資産の部)

資 本 金 56,025 56,025 ―

資 本 剰 余 金 45,080 45,084 4

利 益 剰 余 金 161,524 169,704 8,179

自 己 株 式 △478 △501 △23

株主資本合計 262,151 270,312 8,160

その他有価証券評価差額金 14,282 2,296 △11,986

繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 △2 △38 △35

土地再評価差額金 8,354 8,624 270

為替換算調整勘定 3,085 △2,795 △5,880

評価・換算差額等合計 25,718 8,086 △17,631

少 数 株 主 持 分 3,382 3,511 128

純 資 産 合 計 291,253 281,911 △9,342

負債純資産合計 758,870 750,957 △7,913

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(2)連結損益計算書

(単位 百万円)

期 別

科 目

前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28)増 減 高 増 減 率(%)

売 上 高 994,585 926,281 △68,304 △6.9

売 上 原 価 725,993 678,701 △47,292 △6.5

売 上 総 利 益 268,591 247,579 △21,012 △7.8

その他の営業収入 48,125 49,835 1,709 3.6

(営 業 収 益 計 ) (1,042,711) (976,116) (△66,594) (△6.4)

営 業 総 利 益 316,717 297,415 △19,302 △6.1

販売費及び一般管理費 279,018 272,605 △6,413 △2.3

営 業 利 益 37,699 24,810 △12,889 △34.2

受取利息及び配当金 1,451 1,210 △241 △16.6

持分法による投資利益 2,503 1,679 △824 △32.9

そ の 他 営 業 外 収 益 3,482 2,440 △1,041 △29.9

営業外収益計 7,437 5,330 △2,107 △28.3

支 払 利 息 1,549 1,423 △125 △8.1

そ の 他 営 業 外 費 用 1,517 713 △804 △53.0

営業外費用計 3,067 2,136 △930 △30.3

経 常 利 益 42,070 28,003 △14,066 △33.4

特 別 利 益 7,293 447 △6,846 △93.9

特 別 損 失 17,177 8,494 △8,682 △50.5

税金等調整前当期純利益 32,186 19,956 △12,229 △38.0

法人税、住民税及び事業税 13,708 8,938 △4,769 △34.8

過年度法人税、住民税及び事業税 736 ― △736 ―

法 人 税 等 調 整 額 △1,144 △900 243 △21.3

少数株主利益 188 168 △20 △10.8

当 期 純 利 益 18,697 11,750 △6,947 △37.2

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度 (自平成19年3月1日 至平成20年2月29日) (単位 百万円)

株主資本

資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計

平成19年2月28日残高 56,025 45,076 145,975 △425 246,652

当連結会計年度中の

変動額

剰余金の配当 △3,299 △3,299

当期純利益 18,697 18,697

自己株式の取得・処分 3 △52 △49

土地再評価差額金の取崩 151 151

株主資本以外の項目の

当連結会計年度中の

変動額(純額)

当連結会計年度中の

変動額合計

3 15,549

△52 15,499

平成20年2月29日残高 56,025 45,080 161,524 △478 262,151

評価・換算差額等

その他

有価証券評価

差額金

繰延

ヘッジ

損益

土地

再評価

差額金

為替換算調整

勘定

評価・

換算差額等合

少数株主持分 純資産合計

平成19年2月28日残高 25,631 △0 8,505 2,803 36,939 3,237 286,829

当連結会計年度中の

変動額

剰余金の配当 △3,299

当期純利益 18,697

自己株式の取得・処分 △49

土地再評価差額金の取崩 151

株主資本以外の項目の

当連結会計年度中の

変動額(純額)

△11,348 △2 △151 281 △11,220

144 △11,075

当連結会計年度中の

変動額合計

△11,348 △2 △151 281 △11,220

144 4,423

平成20年2月29日残高 14,282 △2 8,354 3,085 25,718 3,382 291,253

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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当連結会計年度 (自平成20年3月1日 至平成21年2月28日) (単位 百万円)

株主資本

資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計

平20年2月29日残高 56,025 45,080 161,524 △478 262,151

当連結会計年度中の

変動額

剰余金の配当 △3,299 △3,299

当期純利益 11,750 11,750

自己株式の取得・処分 4 △23 △19

土地再評価差額金の取崩 △270 △270

株主資本以外の項目の

当連結会計年度中の

変動額(純額)

当連結会計年度中の

変動額合計

― 4 8,179

△23 8,160

平成21年2月28日残高 56,025 45,084 169,704 △501 270,312

評価・換算差額等

その他

有価証券評価

差額金

繰延

ヘッジ

損益

土地

再評価

差額金

為替換算調整

勘定

評価・

換算差額等合

少数株主持分 純資産合計

平成20年2月29日残高 14,282 △2 8,354 3,085 25,718 3,382 291,253

当連結会計年度中の

変動額

剰余金の配当 △3,299

当期純利益 11,750

自己株式の取得・処分 △19

土地再評価差額金の取崩 △270

株主資本以外の項目の

当連結会計年度中の

変動額(純額)

△11,986 △35 270 △5,880 △17,631

128 △17,503

当連結会計年度中の

変動額合計

△11,986 △35 270 △5,880 △17,631

128 △9,342

平成21年2月28日残高 2,296 △38 8,624 △2,795 8,086 3,511 281,911

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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(4)連結キャッシュ・フロー計算書

(単位 百万円)

期 別

科 目

前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28)

Ⅰ.営業活動によるキャッシュ・フロー

税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 32,186 19,956

減 価 償 却 費 14,686 15,381

の れ ん 償 却 額 95 95

貸 倒 引 当 金 の 増 加 額 276 490

役 員 賞 与 引 当 金 の 減 少 額 △10 △66

退 職 給 付 引 当 金 の 増 減 額 △1,250 1,066

役員退職慰労金引当金の減少額 △321 △1

ポ イ ン ト 金 券 引 当 金 の 増 減 額 703 △215

商 品 券 等 調 整 損 8,580 -

建物等除却損失引当金の減少額 △928 △640

受 取 利 息 及 び 受 取 配 当 金 △1,451 △1,210

支 払 利 息 1,549 1,423

持 分 法 に よ る 投 資 利 益 △2,503 △1,679

固 定 資 産 売 却 損 益 △1,603 △79

固 定 資 産 除 却 損 3,736 2,808

有価証券・投資有価証券売却損益 △4,036 △3

投 資 有 価 証 券 評 価 損 242 3,176

売 上 債 権 の 増 加 額 △23,382 △2,697

た な 卸 資 産 の 増 加 額 △2,253 △1,337

仕 入 債 務 の 増 減 額 697 △9,974

預 入 れ 保 証 金 の 減 少 額 55,041 -

その他営業活動によるキャッシュ・フロー △220 2,480

小 計 79,832 28,972

利 息 及 び 配 当 金 の 受 取 額 3,122 1,959

利 息 の 支 払 額 △2,101 △1,630

法 人 税 等 の 支 払 額 △15,371 △14,615

営業活動によるキャッシュ・フロー 65,480 14,686

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(単位 百万円)

期 別

科 目

前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28)

Ⅱ.投資活動によるキャッシュ・フロー

定 期 預 金 の 預 入 に よ る 支 出 △55 △3,930

定 期 預 金 の 払 戻 に よ る 収 入 55 213

有価証券・投資有価証券等の取得による支出 △6,015 △13,282

有価証券・投資有価証券等の売却による収入 4,415 1,843

有形・無形固定資産の取得による支出 △47,621 △23,352

有形・無形固定資産の売却による収入 3,693 268

長 期 貸 付 に よ る 支 出 △47 △29

長 期 貸 付 金 の 回 収 に よ る 収 入 52 39

その他投資活動によるキャッシュ・フロー 0 △120

投資活動によるキャッシュ・フロー △45,522 △38,348

Ⅲ.財務活動によるキャッシュ・フロー

コマーシャル・ペーパーの純増減額 - 13,000

長 期 借 入 に よ る 収 入 14,500 15,000

長 期 借 入 金 の 返 済 に よ る 支 出 △46,232 △10,522

社 債 の 発 行 に よ る 収 入 10,000 -

社 債 の 償 還 に よ る 支 出 △10,000 -

自 己 株 式 の 売 却 に よ る 収 入 5 12

配 当 金 の 支 払 額 △3,299 △3,299

その他財務活動によるキャッシュ・フロー △98 △68

財務活動によるキャッシュ・フロー △35,125 14,121

Ⅳ.現金及び現金同等物に係る換算差額 110 △2,615

Ⅴ.現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 減 少 額 △15,056 △12,154

Ⅵ.現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 首 残 高 54,961 39,905

Ⅶ.現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 末 残 高 39,905 27,750

(5)継続企業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況

該当事項はありません。

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連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

1.連結の範囲に関する事項

連結子会社 25社(髙島屋スペースクリエイツ㈱、東神開発㈱、㈱髙島屋友の会他)

非連結子会社 6社(タカシマヤ・フランスS.A.他)

㈱サンローゼ・ピーアンドシーは、平成20年3月に㈱ファッションプラザ21と合併し、社名を㈱ファッションプラザ・

サンローゼとしました。

非連結子会社は総資産、売上高、利益額及び利益剰余金等の観点からみていずれも小規模であり、全体としても連結財務

諸表に重要な影響を及ぼしておりません。

2.持分法の適用に関する事項

(1)持分法を適用した関連会社

関 連 会 社 7社(㈱ジェイアール東海髙島屋、㈱伊予鉄髙島屋、大葉髙島屋百貨股份有限公司他)

㈱ゴールデンスパニューオータニは、当社が保有する同社全株式を平成21年1月に㈱ホテルニューオータニへ譲渡した

ため、持分法適用会社から除外しました。

(2)持分法非適用会社及び持分法を適用しない理由

非連結子会社 6社(タカシマヤ・フランスS.A.他)

関 連 会 社 5社(ピエールカルダン・ジャパン㈱他)

持分法非適用会社は利益額及び利益剰余金等の観点からみていずれも小規模であり、全体としても連結財務諸表に重要な

影響を及ぼしておりません。

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日が連結決算日と異なり、仮決算を行っていないものについては、連結決算日までの間に生じた重要な取

引について連結上必要な調整を行っております。

4.会計処理基準に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

①有 価 証 券

満期保有目的の債券 償却原価法

その他有価証券 (時価のあるもの)

期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は

主として移動平均法により算定しております。)

(時価のないもの)

主として移動平均法による原価法

②デリバティブ 時価法

③たな卸資産

商 品 主として売価還元法及び個別法による原価法

製 品 主として先入先出法による原価法

貯 蔵 品 先入先出法による原価法

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

①有形固定資産 主として定額法によっております。

なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準に よっ

ております。

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(追加情報)

法人税法の改正に伴い、平成19年3月31日以前に取得した資産のうち、改正前の法人税法に

基づく減価償却の方法の適用により取得価額の5%に到達したものについては、当連結会計年度

より、取得価額の5%相当額と備忘価額との差額を5年間にわたり均等償却する方法を採用して

おります。なお、従来の方法によった場合と比較して、この変更が損益に与える影響は軽微であ

ります。また、セグメント情報に与える影響は、当該箇所に記載しております。

②無形固定資産 定額法を採用しております。

なお、償却年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっておりま す。但し、

将来の収益獲得または費用削減が確実なコンピュータソフトウェア開発 費については、5年間

で均等償却しております。

(3)重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については、主として貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権につ

いては、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

②役員賞与引当金

役員賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。

③ポイント金券引当金

ポイント金券の発行に備えるため、当連結会計年度末におけるポイント残高に対する将来の金券発行見積り額のうち費用負

担となる原価相当額を計上しております。

④建物等除却損失引当金

当連結会計年度末において、大規模な売場改装工事等により、将来建物等の除却ならびに撤去費用が確実に発生することが

予想されるため、合理的に見積もった損失見込額を計上しております。

⑤退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当連結会計年度

末において発生していると認められる額を計上しております。

過去勤務債務については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として 10 年)による定額法によ

り発生時から費用処理しております。

数理計算上の差異については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として10年)による定額法

により、発生の翌連結会計年度より費用処理しております。

⑥役員退職慰労引当金

連結子会社において役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上しております。

(4)重要なリース取引の処理方法

リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引

に係る方法に準じた会計処理によっております。

(5)重要なヘッジ会計の方法

①ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理によっております。

なお、為替予約取引については振当処理の要件を満たしている場合には、振当処理を行っております。また、金利スワップ

については特例処理の要件を満たしている場合には、特例処理を採用しております。

②ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段 デリバティブ取引(為替予約取引及び金利スワップ取引)

ヘッジ対象 外貨建営業債権・債務及び借入金の支払金利

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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③ヘッジ方針

当社及び連結子会社のリスク管理方針に基づき、為替変動リスク及び金利変動リスクをヘッジすることとしております。

④ヘッジ有効性評価の方法

ヘッジ対象及びヘッジ手段について、毎連結会計年度末(中間連結会計期間末を含む)に個別取引毎のヘッジ効果を検証し

ておりますが、ヘッジ手段とヘッジ対象の資産・負債、または予定取引に関する重要な条件が同一であり、高い有効性がある

とみなされる場合には、有効性の判定を省略しております。

⑤リスク管理体制

重要なデリバティブ取引については、当社及び連結子会社の経理規定に従い、各社の取締役会決議または稟議決裁を行い、

各社の所管部門で取引を実行するとともに、当社企画本部財務グループで取引残高を把握し管理しております。また、通常の

外貨建営業債権債務に係る将来の為替リスクを回避する目的で行われる為替予約取引についても、各社の所管部門で取引を実

行するとともに、当社企画本部財務グループで取引残高を把握し管理しております。

5.連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項

連結子会社の資産及び負債の評価方法については、全面時価評価法によっております。

6.のれん及び負ののれんの償却に関する事項

のれんの償却については、20年間で均等償却しております。なお、少額なものは、発生年度に一括償却しております。

7.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の

変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資を資金の範囲としております。

8.その他

消費税等の会計処理

税抜方式によっております。

会計処理の変更

(重要な外貨建の収益及び費用の本邦通貨への換算の基準)

在外子会社等の収益及び費用の換算については、従来、在外子会社等の決算日の直物為替相場により円貨に換算しておりまし

たが、当連結会計年度より、期中平均相場により換算する方法に変更しております。

この変更は、為替相場の変動により、期中平均相場と在外子会社等の決算日の直物為替相場が著しく乖離したため、より実状

に即した換算をすることにより、在外子会社等の業績をより正確に連結財務諸表に反映させるために行ったものであります。

この結果、従来の方法によった場合と比較して、営業収益は5,593百万円、営業利益は386百万円、経常利益は582百万円、

税金等調整前当期純利益は582百万円それぞれ増加しております。また、セグメント情報に与える影響は、当該箇所に記載して

おります。

なお、当上半期では、為替変動が軽微であったため、当中間連結会計期間は、従来の方法によっております。従って、当中間

連結会計期間は、変更後の方法によった場合に比べ、営業収益は658百万円、営業利益は42百万円、経常利益は66百万円及び

税金等調整前中間純利益は66百万円それぞれ増加しております。

表示方法の変更

(連結キャッシュ・フロー計算書)

前連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローの「預入れ保証金の減少額」として掲記されていたものは、金

額的重要性がなくなったため、「その他営業活動によるキャッシュ・フロー」に含めて表示しております。

なお、当連結会計年度の「その他営業活動によるキャッシュ・フロー」に含まれている「預入れ保証金の減少額」は△275百

万円であります。

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連結貸借対照表注記

摘 要 前連結会計年度

(20.2.29)

当連結会計年度

(21.2.28)

1.有形固定資産の減価償却累計額 184,783 百万円 191,094 百万円

2.担保資産及び担保付債務

(1)担保に供している資産

建物及び構築物 14,628 百万円 13,846 百万円

土 地 35,315 百万円 29,056 百万円

合 計 49,943 百万円 42,902 百万円

(2)担保付債務

短 期 借 入 金 1,740 百万円 2,447 百万円

長 期 借 入 金 10,793 百万円 8,345 百万円

合 計 12,533 百万円 10,793 百万円

3.供託している資産

以下の資産を、割賦販売法等に基

づいて供託しております。

現 金 及 び 預 金 903 百万円 840 百万円

有 価 証 券 ― 百万円 20 百万円

投 資 有 価 証 券 12,030 百万円 12,009 百万円

長 期 保 証 金 10 百万円 10 百万円

合 計 12,944 百万円 12,879 百万円

4.偶発債務

(1)銀行借入金等に対する連帯保証

46 百万円 28 百万円

(2)従業員の住宅ローンに対する

連帯保証 1,317 百万円

1,084 百万円

合 計 1,363 百万円 1,112 百万円

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

- 22 -

摘 要 前連結会計年度

(20.2.29)

当連結会計年度

(21.2.28)

5.売掛債権等の流動化 当連結会計年度末の受取手形

及び売掛金、その他流動資産、

長期保証金(一年内含む)残高

は、売掛債権等の流動化(譲渡

方式)によりそれぞれ減少して

おります。

受取手形及び売掛金

24,526 百万円

その他流動資産

1,471 百万円

長期保証金(一年内含む)

2,618 百万円

当連結会計年度末の受取手形

及び売掛金、その他流動資産、

長期保証金(一年内含む)残高

は、売掛債権等の流動化(譲渡

方式)によりそれぞれ減少して

おります。

受取手形及び売掛金

22,082 百万円

その他流動資産

1,389 百万円

長期保証金(一年内含む)

1,840 百万円

6.土地の再評価

当社及び連結子会社2社におい

て「土地の再評価に関する法律」

(平成10年3月31日公布法律第34

号)及び平成11年3月31日の同法

律の改正に基づき、事業用土地の再

評価を行っております。

なお、再評価差額については当該

差額に係る税金相当額を「再評価に

係る繰延税金負債」として負債の部

に計上しこれを控除した金額を「土

地再評価差額金」として純資産の部

に計上しております。

再評価の方法

「土地の再評価に関する法律

施行令」(平成10年3月31日公

布政令第119号)第2条第3号に

定める固定資産税評価額に合理

的な調整を行って算定する方法

及び同条第4号に定める路線価

に合理的な調整を行って算出す

る方法によっております。

再評価を行った年月日

当社

平成12年12月31日(被合併

会社)及び

平成13年 2月28日

連結子会社1社

平成13年 2月28日

連結子会社1社

平成14年 3月31日

同左

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

- 23 -

摘 要 前連結会計年度

(20.2.29)

当連結会計年度

(21.2.28)

7.連結会計年度末日満期手形の会計処理 ― 当連結会計年度末日満期手

形の会計処理は、手形交換日を

もって決済処理しております。

なお、当連結会計年度末日が金

融機関の休日であったため、次

の満期手形が当連結会計年度

末残高に含まれております。

受取手形 122百万円

8.コミットメント契約 当社は、事業資金の効率的な

調達を行うため取引銀行6行と

貸出コミットメント契約を締結

しております。

当連結会計年度末における貸

出コミットメントに係る借入未

実行残高等は次のとおりであり

ます。

コミットメント契約の総額

20,000 百万円

借入実行残高

- 百万円

差引額 20,000 百万円

同左

9.のれん及び負ののれんの表示 のれん及び負ののれんは、相

殺表示しております。相殺前の

金額は次のとおりであります。

のれん 2,252 百万円

負ののれん 1,202 百万円

差引額 1,050 百万円

のれん及び負ののれんは、相

殺表示しております。相殺前の

金額は次のとおりであります。

のれん 2,064 百万円

負ののれん 1,110 百万円

差引額 954 百万円

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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連結損益計算書注記

摘 要 前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28)

1.特別利益の内訳

固 定 資 産 売 却 益 1,649 百万円 80 百万円

投 資 有 価 証 券 売 却 益 4,037 百万円 ― 百万円

関 係 会 社 株 式 売 却 益 ― 百万円 191 百万円

貸 倒 引 当 金 戻 入 益 35 百万円 1 百万円

過 年 度 家 賃 減 額 1,428 百万円 ― 百万円

そ の 他 142 百万円 174 百万円

合 計 7,293 百万円 447 百万円

2.特別損失の内訳

固 定 資 産 売 却 損 46 百万円 1 百万円

固 定 資 産 除 却 損 1,357 百万円 1,689 百万円

建物等除却損失引当金繰入額 1,451 百万円 810 百万円

原 状 回 復 費 用 1,657 百万円 1,473 百万円

大阪店新本館法的遡及工事費用 ― 百万円 1,201 百万円

投資有価証券評価損 242 百万円 3,176 百万円

早期退職制度に伴う割増金 1,945 百万円 ― 百万円

商 品 券 等 調 整 損 8,580 百万円 ― 百万円

そ の 他 1,897 百万円 141 百万円

合 計 17,177 百万円 8,494 百万円

Page 25: 平成21年2月期 決 算 短 信 - takashimaya.co.jp€¦ · 期末残高 21年2月期 14,686 百万円 38,348 百万円 14,121 百万円 27,750 百万円 20年2月期 65,480 45,522

㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

- 25 -

連結株主資本等変動計算書注記

前連結会計年度(自 平成19年3月1日 至 平成20年2月29日)

1.発行済株式に関する事項

株式の種類 前連結会計年度末 増加 減少 当連結会計年度末

普通株式(株) 330,827,625 - - 330,827,625

2.自己株式に関する事項

株式の種類 前連結会計年度末 増加 減少 当連結会計年度末

普通株式(株) 827,002 40,006 4,672 862,336

(変動事由の概要)

増加数の主な内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の買取りによる増加 40,006株

減少数の主な内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の売渡しによる減少 4,672株

3.新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

4.配当に関する事項

(1)配当金支払額

決議 株式の

種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円) 基準日 効力発生日

平成19年5月22日

定時株主総会 普通株式 1,650 5.00 平成19年2月28日 平成19年5月23日

平成19年10月9日

取締役会 普通株式 1,649 5.00 平成19年8月31日 平成19年11月19日

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議 株式の

種類

配当の

原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円) 基準日 効力発生日

平成20年5月20日

定時株主総会 普通株式

利益剰

余金 1,649 5.00 平成20年2月29日 平成20年5月21日

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

- 26 -

当連結会計年度(自 平成20年3月1日 至 平成21年2月28日)

1.発行済株式に関する事項

株式の種類 前連結会計年度末 増加 減少 当連結会計年度末

普通株式(株) 330,827,625 - - 330,827,625

2.自己株式に関する事項

株式の種類 前連結会計年度末 増加 減少 当連結会計年度末

普通株式(株) 862,336 36,602 15,844 883,094

(変動事由の概要)

増加数の主な内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の買取りによる増加 36,602株

減少数の主な内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の売渡しによる減少 15,844株

3.新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

4.配当に関する事項

(1)配当金支払額

決議 株式の

種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円) 基準日 効力発生日

平成20年5月20日

定時株主総会 普通株式 1,649 5.00 平成20年2月29日 平成20年5月21日

平成20年10月10日

取締役会 普通株式 1,649 5.00 平成20年8月31日 平成20年11月19日

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議 株式の

種類

配当の

原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円) 基準日 効力発生日

平成21年5月19日

定時株主総会 普通株式

利益剰

余金 1,649 5.00 平成21年2月28日 平成21年5月20日

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

- 27 -

連結キャッシュ・フロー計算書注記

1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

摘 要 前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28)

現 金 及 び 預 金 35,130 百万円 31,165 百万円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △225 百万円 △3,415 百万円

取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来

する有価証券

5,000 百万円 ― 百万円

現金及び現金同等物の期末残高 39,905 百万円 27,750 百万円

2.重要な非資金取引の内容

摘 要 前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28)

不動産変換ローンの償還による有形固定

資産の取得

不動産変換

ローンの償

還による長

期貸付金の

減少額 82,729 百万円

上記長期貸

付金の償還

資金による

有形固定資

産の取得額 81,007 百万円

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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セグメント情報

1. 事業の種類別セグメント情報

前連結会計年度(自平成19年3月1日 至平成20年2月29日) (単位 百万円)

百貨店業 建装事業 不動産業 金融業

その他

事業 計

消去

又は全社 連 結

Ⅰ営業収益及び営業損益

営 業 収 益

(1)外部顧客に対する

営業収益

(2)セグメント間の内部

営業収益又は振替高

940,086

6,188

25,861

6,824

29,040

5,704

8,738

4,853

38,983

40,447

1,042,711

64,018

(64,018)

1,042,711

計 946,274 32,686 34,745 13,592 79,430 1,106,729 (64,018) 1,042,711

営 業 費 用 919,371 31,730 27,073 12,632 77,742 1,068,549 (63,538) 1,005,011

営 業 利 益 26,903 955 7,671 960 1,688 38,180 (480) 37,699

Ⅱ資産、減価償却費、

減損損失及び

資本的支出

資 産

498,875

16,863 98,492 80,266 19,961

714,459 44,411 758,870

減価償却費 11,226 136 3,009 46 105 14,525 161 14,686

減 損 損 失 - - - - - - - -

資本的支出 26,988 129 20,697 2 67 47,884 (3,806) 44,078

(注)1.事業区分は、商品、役務の種類・性質等を勘案し、百貨店業、建装事業、不動産業及び金融業に区分しました。

2.その他事業の主な内容は、通信販売事業、卸売業及び縫製業であります。

3.営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額はありません。

4.当連結会計年度における資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は119,676百万円であり、その主なものは、親会社

での余資運用資金(現金及び預金、有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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当連結会計年度(自平成20年3月1日 至平成21年2月28日) (単位 百万円)

百貨店業 建装事業 不動産業 金融業

その他

事業 計

消去

又は全社 連 結

Ⅰ営業収益及び営業損益

営 業 収 益

(1)外部顧客に対する

営業収益

(2)セグメント間の内部

営業収益又は振替高

879,440

6,089

20,814

4,076

29,590

5,759

10,346

4,778

35,925

35,583

976,116

56,287

(56,287)

976,116

計 885,529 24,890 35,349 15,124 71,509 1,032,404 (56,287) 976,116

営 業 費 用 870,407 24,826 28,366 13,593 70,238 1,007,432 (56,126) 951,306

営 業 利 益 15,121 64 6,982 1,531 1,271 24,971 (161) 24,810

Ⅱ資産、減価償却費、

減損損失及び

資本的支出

資 産

505,275

16,131 105,028 82,036 19,756

728,229 22,728 750,957

減価償却費 11,722 89 3,312 14 133 15,270 110 15,381

減 損 損 失 - - - - - - - -

資本的支出 15,613 134 7,638 0 87 23,474 (43) 23,431

(注)1.事業区分は、商品、役務の種類・性質等を勘案し、百貨店業、建装事業、不動産業及び金融業に区分しました。

2.その他事業の主な内容は、通信販売事業、卸売業及び縫製業であります。

3.営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額はありません。

4.「会計処理の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より、在外子会社等の収益及び費用の換算については、在外子会社の決算日の直

物為替相場により換算する方法から期中平均相場による換算の方法に変更しております。この結果、従来の方法によった場合と比較し

て、営業収益は百貨店業で5,518百万円、不動産業で75百万円それぞれ増加しております。営業費用は百貨店業で5,152百万円、不

動産業で54百万円それぞれ増加しております。営業利益は百貨店業で365百万円、不動産業で21百万円それぞれ増加しております。

5.「追加情報」に記載のとおり、有形固定資産の減価償却の方法について、法人税法の改正に伴い、平成19年3月31日以前に取得した

資産のうち、改正前の法人税法に基づく減価償却の方法の適用により取得価額の5%に到達したものについては、当連結会計年度より、

取得価額の5%相当額と備忘価額との差額を5年間にわたり均等償却する方法を採用しております。なお、従来の方法によった場合と

比較して、この変更がセグメント情報に与える影響は軽微であります。

6.当連結会計年度における資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は97,210百万円であり、その主なものは、親会社で

の余資運用資金(現金及び預金、有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。

2.所在地別セグメント情報

当連結会計年度及び前連結会計年度における所在地別セグメント情報は、日本での営業収益の金額が、全セグメントの営業収益の合計額

及び資産の金額の合計額の90%超であるため、記載を省略しております。

3.海外売上高

当連結会計年度及び前連結会計年度における海外営業収益は、連結営業収益の10%未満のため、海外営業収益の記載を省略しております。

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リース取引

1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引

(1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額、減損損失累計額相当額及び期末残高相当額

(単位 百万円)

摘 要 前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28) 増 減 高

機械装置及び運搬具

取 得 価 額 相 当 額

減価償却累計額相当額

減損損失累計額相当額

585

253

499

232

△85

△21

期末残高相当額 331 267 △64

器 具 及 び 備 品

取 得 価 額 相 当 額

減価償却累計額相当額

減損損失累計額相当額

5,484

3,252

25

5,255

2,867

16

△228

△385

△8

期末残高相当額 2,206 2,372 166

合 計

取 得 価 額 相 当 額

減価償却累計額相当額

減損損失累計額相当額

6,069

3,506

25

5,755

3,099

16

△314

△407

△8

期末残高相当額 2,538 2,640 101

(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法により

算定しております。

(2)未経過リース料期末残高相当額及びリース資産減損勘定期末残高 (単位 百万円)

摘 要 前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28) 増 減 高

1 年 内 894 894 △0

1 年 超 1,649 1,747 97

合 計 2,543 2,641 97

リース資産減損勘定期末残高 5 1 △4

(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める割合が低いため、支払

利子込み法により算定しております。

(3)支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価償却費相当額及び減損損失 (単位 百万円)

摘 要 前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28) 増 減 高

支 払 リ ー ス 料 1,115 856 △258

リース資産減損勘定の取崩額 6 4 △2

減 価 償 却 費 相 当 額 1,109 852 △256

減 損 損 失 - - -

(4)減価償却費相当額の算定方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

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2. オペレーティング・リース取引

・ 未経過リース料 (単位 百万円)

摘 要 前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28) 増 減 高

1 年 内 8,344 8,344 -

1 年 超 64,094 55,749 △8,344

合 計 72,439 64,094 △8,344

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有価証券

前連結会計年度 (平成20年2月29日現在)

1.満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位 百万円)

区 分 連結貸借対照表計上額 時 価 差 額

時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの

(1)国債・地方債 12,010

12,430 419

(2)社 債 ― ― ―

小 計 12,010 12,430 419

時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの

(1)国債・地方債 ―

― ―

(2)社 債 ― ― ―

小 計 ― ― ―

合 計 12,010 12,430 419

2.その他有価証券で時価のあるもの (単位 百万円)

区 分 取 得 原 価 連結貸借対照表計上額 差 額

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1)株 式 15,376

38,576 23,199

(2)債 券

国債・地方債 19 20 0

社 債 ― ― ―

(3)そ の 他 ― ― ―

小 計 15,396 38,596 23,199

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1)株 式 4,638

3,838 △799

(2)債 券

国債・地方債 ― ― ―

(3)そ の 他 ― ― ―

小 計 4,638 3,838 △799

合 計 20,034 42,435 22,400

(注)表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額であります。なお、当連結会計年度において減損処理を行い、投資有価証券評価損242百万

円を計上しております。

なお、下落率が30~50%の株式の減損にあたっては、個別銘柄毎に、当連結会計年度における 高値・ 安値と帳簿価格との乖離状

況等保有有価証券の時価水準を把握するとともに発行体の外部信用格付や公表財務諸表ベースでの各種財務比率の検討等により信用リ

スクの定量評価を行い、総合的に判断しております。

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3.当連結会計年度中に売却したその他有価証券 (単位 百万円)

区 分 売 却 額 売却益の合計額 売却損の合計額

(1)株 式 5,636 4,037 1

(2)債 券 ― ― ―

(3)そ の 他 ― ― ―

合 計 5,636 4,037 1

4.時価評価されていない有価証券 (単位 百万円)

区 分 連結貸借対照表計上額

(1)満期保有目的の債券

社 債 4

合 計 4

(2)子会社及び関連会社株式

非 上 場 株 式 31,453

合 計 31,453

(3)その他有価証券

非 上 場 株 式 1,124

譲 渡 性 預 金 5,000

合 計 6,124

5.満期保有目的の債券及びその他有価証券のうち満期があるものの連結決算日後における償還予定額 (単位 百万円)

区 分 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超

満期保有目的の債券

(1)国債・地方債 ― 3,000

9,009 ―

(2)社 債 ― 4 ― ―

小 計 ― 3,004 9,009 ―

その他有価証券

(1)国債・地方債 ― 20

― ―

(2)社 債 ― ― ― ―

(3)そ の 他 5,000 ― ― ― 小 計 5,000 20 ― ― 合 計 5,000 3,024 9,009 ―

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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当連結会計年度 (平成21年2月28日現在)

1.満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位 百万円)

区 分 連結貸借対照表計上額 時 価 差 額

時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの

(1)国債・地方債 12,009

12,509 500

(2)社 債 ― ― ―

小 計 12,009 12,509 500

時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの

(1)国債・地方債 ―

― ―

(2)社 債 ― ― ―

小 計 ― ― ―

合 計 12,009 12,509 500

2.その他有価証券で時価のあるもの (単位 百万円)

区 分 取 得 原 価 連結貸借対照表計上額 差 額

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1)株 式 9,426

17,421 7,995

(2)債 券

国債・地方債 19 20 0

社 債 ― ― ―

(3)そ の 他 ― ― ―

小 計 9,446 17,442 7,995

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1)株 式 20,604

16,560 △4,043

(2)債 券

国債・地方債 ― ― ―

(3)そ の 他 ― ― ―

小 計 20,604 16,560 △4,043

合 計 30,050 34,002 3,951

(注)表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額であります。なお、当連結会計年度において減損処理を行い、投資有価証券評価損3,176百万

円を計上しております。

なお、下落率が 30~50%の株式の減損にあたっては、個別銘柄毎に、当連結会計年度における 高値・ 安値と帳簿価格との乖離状

況等保有有価証券の時価水準を把握するとともに発行体の外部信用格付や公表財務諸表ベースでの各種財務比率の検討等により信用リ

スクの定量評価を行い、総合的に判断しております。

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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3.当連結会計年度中に売却したその他有価証券 (単位 百万円)

区 分 売 却 額 売却益の合計額 売却損の合計額

(1)株 式 5 3 0

(2)債 券 ― ― ―

(3)そ の 他 5,000 ― ―

合 計 5,005 3 0

4.時価評価されていない有価証券 (単位 百万円)

区 分 連結貸借対照表計上額

(1)満期保有目的の債券

社 債 4

合 計 4

(2)子会社及び関連会社株式

非 上 場 株 式 27,736

合 計 27,736

(3)その他有価証券

非 上 場 株 式 1,122

合 計 1,122

5.満期保有目的の債券及びその他有価証券のうち満期があるものの連結決算日後における償還予定額 (単位 百万円)

区 分 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超

満期保有目的の債券

(1)国債・地方債 ― 3,000

9,008 ―

(2)社 債 ― 4 ― ―

小 計 ― 3,004 9,008 ―

その他有価証券

(1)国債・地方債 20 ―

― ―

小 計 20 ― ― ― 合 計 20 3,004 9,008 ―

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

- 36 -

1株当たり情報

前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28)

1株当たり純資産額 1株当たり純資産額

872 円 42 銭 843 円 77 銭

1株当たり当期純利益 1株当たり当期純利益

56 円 66 銭 35 円 61 銭

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

54 円 87 銭

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

34

円 47 銭

(注)算定上の基礎

1.1株当たり純資産額

前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28)

連結貸借対照表の純資産の部の合計額 連結貸借対照表の純資産の部の合計額 291,253 百万円 281,911 百万円

普通株式に係る純資産額 普通株式に係る純資産額

287,870 百万円 278,399 百万円

連結貸借対照表の純資産の部の合計額と1株当たり純

資産額の算定に用いられた普通株式に係る当連結会計

年度末の純資産額との差額の主な内訳

連結貸借対照表の純資産の部の合計額と1株当たり

純資産額の算定に用いられた普通株式に係る当連

結会計年度末の純資産額との差額の主な内訳 少数株主持分 3,382 百万円 少数株主持分 3,511 百万円

普通株式の発行済株式数 普通株式の発行済株式数

330,827,625 株 330,827,625 株

普通株式の自己株式数 普通株式の自己株式数

862,336 株 883,094 株

1株当たり純資産の算定に用いられた普通株式の数 1株当たり純資産の算定に用いられた普通株式の数

329,965,289 株 329,944,531 株

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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2.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益

前連結会計年度

(19.3.1~20.2.29)

当連結会計年度

(20.3.1~21.2.28)

連結損益計算書上の当期純利益 連結損益計算書上の当期純利益 18,697 百万円 11,750 百万円

普通株式に係る当期純利益 普通株式に係る当期純利益 18,697 百万円 11,750 百万円

普通株主に帰属しない金額 普通株主に帰属しない金額

該当事項はありません。 該当事項はありません。

普通株式の期中平均株式数 普通株式の期中平均株式数

329,982,899 株 329,957,814 株

潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に用いら

れた当期純利益調整額の主要な内訳

社債発行差金の償却益

(税額相当額控除後)

潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に用

いられた当期純利益調整額の主要な内訳

社債発行差金の償却益

(税額相当額控除後)

△10 百万円 △10 百万円

潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に用いら

れた普通株式増加数の主要な内訳

転換社債型新株予約権付社債

潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に用

いられた普通株式増加数の主要な内訳

転換社債型新株予約権付社債

10,559,774 株 10,559,774 株

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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重要な後発事象

(多額な資金の借入)

当社グループは、次の内容の借入契約を締結し、資金の借入を実行しております。

(1) シンジケートローン

1.資金使途 事業資金

2.アレンジャー 株式会社三菱東京UFJ銀行

3.エージェント 株式会社三菱東京UFJ銀行

4.契約締結日 平成21年3月5日

5.借入実行日 平成21年3月10日

6.借入金額 200億円

7.返済条件 平成24年3月12日に一括返済

8.担保提供資産の有無 無

(2) 長期借入契約

1.資金使途 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社の株式

取得資金

2.借入先 株式会社日本政策投資銀行

3.契約締結日 平成21年3月25日

4.借入実行日 平成21年3月25日

5.借入金額 50億円

6.返済条件 平成26年3月24日に一括返済

7.担保提供資産の有無 無

開示の省略

関連当事者との取引、税効果会計、デリバティブ取引、退職給付、ストック・オプション等、企業結合等に関する注記事項に

ついては決算短信における開示の必要性が大きくないと考えられるため開示を省略しております。

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5. 個別財務諸表

(1)貸借対照表

(単位・百万円)

前事業年度 当事業年度 増減高 期 別

科 目 (20.2.29) (21.2.28)

(資産の部)

流動資産 143,572 132,825 △10,746

現金及び預金 16,425 12,393 △4,031

受 取 手 形 1,184 894 △289

売 掛 金 56,925 50,956 △5,968

有 価 証 券 5,000 20 △4,979

商 品 32,406 34,148 1,741

貯 蔵 品 245 145 △99

前 渡 金 3 21 17

前 払 費 用 2,158 2,372 214

短 期 貸 付 金 11,506 17,453 5,947

繰延税金資産 6,166 6,350 184

そ の 他 12,129 9,387 △2,741

貸 倒 引 当 金 △578 △1,321 △742

固定資産 478,439 483,559 5,120

有形固定資産 298,335 294,546 △3,789

建 物 111,589 107,206 △4,383

構 築 物 946 845 △101

車両及び運搬具 2 1 0

器具 及び 備品 8,081 7,412 △669

土 地 170,519 170,519 -

建 設 仮 勘 定 7,195 8,560 1,365

無形固定資産 12,867 16,659 3,791

借 地 権 10,195 10,195 -

そ の 他 2,671 6,463 3,791

投資その他の資産 167,235 172,354 5,118

投資有価証券 42,636 34,616 △8,020

関連会社株式 65,231 65,182 △49

長 期 貸 付 金 16,377 21,077 4,699

長 期 保 証 金 36,429 35,913 △516

繰延税金資産 6,762 14,763 8,000

そ の 他 1,563 1,531 △31

貸 倒 引 当 金 △1,765 △730 1,035

資 産 合 計 622,011 616,385 △5,626

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(単位・百万円)

前事業年度 当事業年度 増減高 期 別

科 目 (20.2.29) (21.2.28)

(負債の部)

流動負債 248,488 259,844 11,356

買 掛 金 68,142 59,543 △8,599

短 期 借 入 金 58,278 82,199 23,920

社債(1年内償還) - 11,231 11,231

コマーシャル・ペーパー - 13,000 13,000

未 払 金 12,319 12,936 617

未払法人税等 5,095 365 △4,730

未 払 費 用 5,982 5,762 △219

前 受 金 1,590 1,619 28

商 品 券 44,140 42,274 △1,865

預 り 金 45,577 22,174 △23,403

役員賞与引当金 24 14 △9

ポイント金券引当金 4,252 3,978 △273

建物等除却損失引当金 1,451 810 △640

そ の 他 1,633 3,933 2,299

固定負債 128,841 122,338 △6,502

社 債 21,231 10,000 △11,231

長 期 借 入 金 41,829 45,876 4,047

退職給付引当金 49,690 50,523 832

長 期 預 り 金 6,467 6,395 △72

再評価に係る繰延税金負債 9,348 9,348 -

そ の 他 274 194 △79

負 債 合 計 377,329 382,182 4,853

(純資産の部)

資 本 金 56,025 56,025 -

資 本 準 備 金 26,634 26,634 -

その他資本剰余金 17,393 17,394 0

資本剰余金合計 44,028 44,028 0

利 益 準 備 金 60 60 -

固定資産圧縮積立金 13,047 13,029 △17

別 途 積 立 金 72,070 72,070 -

繰越利益剰余金 39,498 39,758 260

利益剰余金合計 124,675 124,918 242

自 己 株 式 △647 △665 △17

株主資本合計 224,081 224,307 225

その他有価証券評価差額金 12,960 2,250 △10,709

繰延ヘッジ損益 △1 2 4

土地再評価差額金 7,641 7,641 -

評価・換算差額等合計 20,600 9,895 △10,705

純資産合計 244,682 234,202 △10,479

負債純資産合計 622,011 616,385 △5,626

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(2)損益計算書

(単位・百万円)

前事業年度 当事業年度 増減高 増減率 期 別

科 目 (19.3.1~20.2.29) (20.3.1~21.2.28) (%)

売 上 高 832,345 775,774 △ 56,571 △ 6.8

売 上 原 価 606,865 568,375 △ 38,490 △ 6.3

売 上 総 利 益 225,479 207,398 △ 18,081 △ 8.0

その他の営業収入 10,679 10,051 △ 628 △ 5.9

(営 業 収 益 計) (843,025) (785,826) △ 57,199 △ 6.8

営 業 総 利 益 236,159 217,450 △ 18,709 △ 7.9

販売費及び一般管理費 213,303 205,387 △ 7,915 △ 3.7

営 業 利 益 22,856 12,062 △ 10,793 △ 47.2

受取利息及び配当金 2,850 2,880 29 1.1

雑 収 入 2,663 1,349 △ 1,314 △ 49.3

営業外収益計 5,513 4,229 △ 1,284 △ 23.3

支 払 利 息 2,333 2,350 16 0.7

雑 損 失 1,257 502 △ 755 △ 60.0

営業外費用計 3,591 2,853 △ 738 △ 20.6

経 常 利 益 24,778 13,439 △ 11,339 △ 45.8

固 定 資 産 売 却 益 1,671 - △1,671 -

投資有価証券売却益 4,037 - △4,037 -

貸 倒 引 当 金 戻 入 益 212 191 △20 △9.8

過 年 度 家 賃 減 額 1,428 - △1,428 -

特 別 利 益 計 7,350 191 △ 7,158 △ 97.4

固 定 資 産 売 却 損 41 - △41 -

固 定 資 産 除 却 損 1,659 1,990 331 19.9

建物等除却損失引当金繰入額 1,451 810 △640 △44.1

大阪店新本館法的遡及工事費用 - 1,201 1,201 -

早期退職制度に伴う割増金 1,813 - △1,813 -

投資有価証券評価損 - 3,159 3,159 -

関係会社株式評価損 - 123 123 -

商 品 券 調 整 損 6,956 - △6,956 -

そ の 他 976 - △976 -

特 別 損 失 計 12,897 7,285 △ 5,612 △ 43.5

税引前当期純利益 19,231 6,344 △ 12,886 △ 67.0

法人税、住民税及び事業税 8,001 3,670 △ 4,330 △ 54.1

過年度法人税、住民税及び事業税 736 - △ 736 -

法 人 税 等 調 整 額 △171 △868 △ 696 405.9

当期純利益 10,664 3,542 △ 7,122 △ 66.8

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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(3)株主資本等変動計算書

当事業年度 (自平成20年3月1日 至平成21年2月28日) (単位 百万円)

株主資本

資本剰余金 利益剰余金

その他利益剰余金

資本金

資本準

備金

その他

資本剰

余金

資本剰余

金合計

利益準備

金 固定資

産圧縮

積立金

別途積

立金

繰越利益

剰余金

利益剰余

金合計

自己株

株主資本

合計

平成20年2月29日

残高 56,025 26,634 17,393 44,028 60 13,047 72,070 39,498 124,675 △647 224,081

事業年度中の変動額

剰余金の配当 △3,299 △3,299 △3,299

固定資産

圧縮積立金の取崩 △17 17

当期純利益 3,542 3,542 3,542

自己株式取得・処分 0 0 △17 △16

株主資本以外の項目

の事業年度中の変動

額(純額)

事業年度中の変動額

合計 - - 0 0 - △17 - 260 242 △17 225

平成21年2月28 日

残高 56,025 26,634 17,394 44,028 60 13,029 72,070 39,758 124,918 △665 224,307

評価・換算差額等

その他有

価証券評

価差額金

繰延ヘ

ッジ損

土地再

評価差

額金

評価・換

算差額等

合計

純資産合

平成20年2月29日

残高 12,960 △1 7,641 20,600 244,682

事業年度中の変動額

剰余金の配当 △3,299

固定資産

圧縮積立金の取崩

当期純利益 3,542

自己株式取得・処分 △16

株主資本以外の項目

の事業年度中の変動

額(純額) △10,709 4 - △10,705 △10,705

事業年度中の変動額

合計 △10,709 4 - △10,705 △10,479

平成21年2月28 日

残高 2,250 2 7,641 9,895 234,202

(4)継続企業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況

該当事項はありません。

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財務諸表作成のための基本となる重要な事項

1. 資産の評価基準及び評価方法は次のとおりであります。

有 価 証 券 満期保有目的の債券

償却原価法

子会社株式及び関連会社株式

移動平均法による原価法

その他有価証券(時価のあるもの)

期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理

し、売却原価は移動平均法により算定しております。)

その他有価証券(時価のないもの)

移動平均法による原価法

デ リ バ テ ィ ブ 時価法

商 品 売価還元法及び個別法による原価法

但し、通信販売事業部の商品は先入先出法による原価法

貯 蔵 品 先入先出法による原価法

2. 固定資産の減価償却の方法は次のとおりであります。

有 形 固 定 資 産 定額法を採用しております。なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法

に規定する方法と同一の基準によっております。

無 形 固 定 資 産 定額法を採用しております。なお、償却年数については、法人税法に規定する方

法と同一の基準によっております。

但し、将来の収益獲得又は費用削減が確実なコンピュータソフトウェア開発費に

ついては、5年間で均等償却しております。

3. 重要な引当金の計上の方法は次のとおりであります。

貸 倒 引 当 金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、

貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込

額を計上しております。

役 員 賞 与 引 当 金 役員賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。

ポイント金券引当金 ポイント金券の発行に備えるため、当期末におけるポイント残高に対する将来の

金券発行見積り額のうち費用負担となる原価相当額を計上しております。

建物等除却損失引当金 当事業年度において、大規模な売場改装工事等により、将来建物等の除却ならび

に撤去費用が確実に発生することが予想されるため、合理的に見積もった損失見

込額を計上しております。

退 職 給 付 引 当 金 従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込

額に基づき、当期末において発生していると認められる額を計上しております。

過去勤務債務については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の

年数(10年)による定額法により発生時から費用処理しており、また数理計算上の

差異についても、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10

年)による定額法により、発生の翌期から費用処理しております。

4. リース取引の処理方法は次のとおりであります。

リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・

リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっ

ております。

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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5. ヘッジ会計の方法は次のとおりであります。

ヘッジ会計の方法繰延ヘッジ処理によっております。なお、為替予約取引については振当

処理の要件を満たしている場合には、振当処理を行っております。

ヘ ッ ジ 手 段 為替予約取引を行っております。

ヘ ッ ジ 対 象 外貨建営業債権・債務であります。

ヘ ッ ジ 方 針当社のリスク管理方針に基づき、為替変動リスクをヘッジすることとし

ております。

ヘッジ有効性

評価の方法

ヘッジ対象及びヘッジ手段について、毎事業年度末に個別取引毎のヘッ

ジ効果を検証しておりますが、ヘッジ手段とヘッジ対象の資産・負債、

または予定取引に関する重要な条件が同一であり、高い有効性があると

みなされる場合には有効性の判定を省略しております。

リ ス ク 管 理 体 制重要なデリバティブ取引については、当社の経理規定に従い取締役会の

決議または稟議決裁を行い、企画本部財務グループで取引を実行すると

ともに管理しております。

6.そ の 他

消費税等の会計処理 税抜方式によっております。

貸借対照表注記

摘 要 前事業年度

(20.2.29)

当事業年度

(21.2.28)

1.有形固定資産減価償却累計額 134,307百万円 138,624百万円

2.担保に供している資産 27,671百万円 20,874百万円

3.供託している資産 20百万円 20百万円

4.保証債務 4,096百万円 3,388百万円

5.長期保証金の流動化 当期末の長期保証金(一年内含む)残高は、

流動化(譲渡方式)により636百万円減少

しております。

当期末の長期保証金(一年内含む)残高は、

流動化(譲渡方式)により 353 百万円減

少しております。

6.土地の再評価 「土地の再評価に関する法律」(平成10年3月

31日公布法律第34号)及び平成11年3月31

日の同法律の改正に基づき、事業用の土地の再

評価を行っております。なお、再評価差額につ

いては、当該差額に係る税金相当額を「再評価

に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、

これを控除した金額を「土地再評価差額金」と

して純資産の部に計上しております。

再評価の方法

「土地の再評価に関する法律施行令」(平成 10

年3月31日公布政令第119号)第2条第3号に

定める固定資産税評価額及び被合併会社から引

継いだ土地のうち第2条第4号に定める路線価

のあるものは当該路線価にそれぞれ合理的な調

整を行い算出しております。

再評価を行った年月日

平成12年12月31日(被合併会社)及び平成

13年2月28日

同左

Page 45: 平成21年2月期 決 算 短 信 - takashimaya.co.jp€¦ · 期末残高 21年2月期 14,686 百万円 38,348 百万円 14,121 百万円 27,750 百万円 20年2月期 65,480 45,522

㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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摘 要 前事業年度

(20.2.29)

当事業年度

(21.2.28)

7.期末日満期手形の

会計処理

- 期末日満期手形の会計処理は、手形交換

日をもって決済処理しております。

なお、当期末日が金融機関の休日であっ

たため、次の期末日満期手形が、期末残高

に含まれております。

受取手形 46 百万円

8.コミットメント契約 当社は、事業資金の効率的な調達を行う

ため取引銀行6行と貸出コミットメント

契約を締結しております。当期末における

貸出コミットメントに係る借入未実行残

高等は次のとおりであります。

コミットメント契約の総額 20,000百万円

借入実行残高 - 百万円

差引額 20,000百万円

同左

株主資本等変動計算書注記

自己株式に関する事項

前事業年度(自 平成19年3月 1日 至 平成20年2月29日)

株式の種類 前事業年度末 増加 減少 当事業年度末

普通株式(株) 827,002 40,006 4,672 862,336

(変動事由の概要)

増加数の内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の買取りによる増加 40,006株

減少数の内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の売渡しによる減少 4,672株

当事業年度(自 平成20年3月 1日 至 平成21年2月28日)

株式の種類 前事業年度末 増加 減少 当事業年度末

普通株式(株) 862,336 36,602 15,844 883,094

(変動事由の概要)

増加数の内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の買取りによる増加 36,602株

減少数の内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の売渡しによる減少 15,844株

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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重要な後発事象 (多額な資金の借入) 当社は、次の内容の借入契約を締結し、資金の借入を実行しております。 (1) シンジケートローン

1.資金使途 事業資金 2.アレンジャー 株式会社三菱東京UFJ銀行 3.エージェント 株式会社三菱東京UFJ銀行 4.契約締結日 平成21年3月5日 5.借入実行日 平成21年3月10日 6.借入金額 200億円 7.返済条件 平成24年3月12日に一括返済 8.担保提供資産の有無 無

(2) 長期借入契約

1.資金使途 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社の株

式取得資金 2.借入先 株式会社日本政策投資銀行 3.契約締結日 平成21年3月25日 4.借入実行日 平成21年3月25日 5.借入金額 50億円 6.返済条件 平成26年3月24日に一括返済 7.担保提供資産の有無 無

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㈱髙島屋(8233)平成 21 年 2 月期決算短信

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役 員 の 異 動 平成21年5月19日開催の定時株主総会における役員の異動

1) 新任取締役候補

松本 靖彦[現 常務執行役員 企画本部(改革推進本部)本部長

兼CSR推進室、IT推進室担当]

山田 正男[現 常務執行役員 総務本部副本部長兼総務部長]

増山 裕[現 常務執行役員 大阪店長]

宮村 智[現 ㈱損保ジャパン総合研究所理事長、㈱損害保険ジャパン顧問]

新田 信昭[現 エイチ・ツー・オー リテイリング㈱代表取締役、

㈱阪急阪神百貨店取締役社長(代表取締役)]

2) 新任監査役候補

増田 容久 [現 役員待遇 本社 監査役付]

(補欠監査役)

篠原 宗一 [現 篠原宗一会計事務所所長、みなと公認会計士共同事務所代表]

3) 退任予定取締役

徳永 茂幸[現 取締役 美術・史料館担当]

水野 英史[現 取締役 特命担当]

大里 正明[現 取締役 髙島屋スペースクリエイツ㈱取締役社長(代表取締役)]

末吉 竹二郎[現 社外取締役]

4) 退任予定監査役

畠山 陞[現 常勤監査役]

(補欠監査役)

前田 勝己「現 補欠監査役」

以上