平成25年度 住宅リフォーム実例調査 報 告...

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平成25年度 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 26 年 3 月 ォーム推進協議会

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平成25年度 住宅リフォーム実例調査

報 告 書

平成 26 年 3 月

ォーム推進協議会

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目 次

Ⅰ.調査の概要 ............................................................................................................. 1

Ⅱ.調査結果の分析 ...................................................................................................... 3

Ⅲ.調査結果 ................................................................................................................ 8

1.結果の概要 ......................................................................................................... 8

2.調査結果の詳細 ................................................................................................ 14

〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性 ................................................................................ 14

(1) 施主の世帯属性 ........................................................................................ 14

(2) 住宅の基本属性 ........................................................................................ 17

2. リフォーム工事の概要 ................................................................................ 22

(1) 工事の種類 ............................................................................................... 22

(2) リフォーム工事の目的 ............................................................................. 24

(3) リフォーム工事の内容 ............................................................................. 31

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況 ......................... 38

(1) リフォームの金額 .................................................................................... 38

(2) リフォーム資金の内訳 ............................................................................. 41

(3) 支援施策の活用状況 ................................................................................. 45

〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識 ............................................................ 56

(1) リフォーム工事の実施状況 ...................................................................... 56

(2) リフォーム工事に関する税制優遇措置について ....................................... 57

(3) その他のリフォーム支援策について ........................................................ 60

(4) 経営環境について(資材等の充足状況、消費税率アップの影響) ............... 62

(5) その他(インスペクションガイドラインの認知、契約書式) ................. 64

Ⅳ.資料・調査票 ....................................................................................................... 66

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――-

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Ⅰ.調査の概要

- 1 -

Ⅰ.調査の概要

1.調査の目的及び概要

本調査は、住宅リフォームに係る実態の経年的な把握を目的としたものある。今年度は、平成

15 年度から継続して実施している“住宅リフォームの工事ごとの内容”についてのアンケート調

査(調査票A)とともに、施工業者の“住宅リフォーム支援策の利用状況や意向等”についての

アンケート調査(調査票B)を併せて実施した(調査票Bの実施は、平成 21 年度、平成 23 年度、

平成 24 年度に続き四度目の実施である)。

調査の項目・内容は、前回の調査票から部分的な見直しを行っており、今年度は、「税制優遇

措置等への要望」、「人手や資材の充足状況」などについての質問を加えて調査を行った。

2.調査の方法

会員団体の事務局を通じて、各団体所属事業者に 2 種類のアンケート票(調査票A、調査票B)

を配布し、郵送・FAX・E-mail で回答を得た。

① 調査依頼団体

・一般財団法人 経済調査会

・一般社団法人 マンションリフォーム推進協議会

・一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会

・一般社団法人 日本木造住宅産業協会

・一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会

・全国建設労働組合総連合

・一般社団法人 全国中小建築工事業団体連合会

・公益社団法人 全日本不動産協会

・一般社団法人 日本塗装工業会

・一般社団法人 リビングアメニティ協会

・キッチン・バス工業会

・全国管工事業協同組合連合会

・一般社団法人 プレハブ建築協会

・日本木造住宅耐震補強事業者協同組合

・公益社団法人 日本建築士会連合会

・一般社団法人 JBN

② 調査対象

調査票 A:平成 24 年 9 月~平成 25 年 8 月の住宅リフォーム工事の施工完了物件

調査票 B:リフォーム事業者(実績件数は平成 24 年度)

③ 調査内容

調査票A:住宅リフォームを実施した消費者の家族構成や目的、工事内容、契約金額、融資の

利用、優遇税制や補助金の利用等

調査票B:各種支援制度の利用状況や意見、今後の要望、人手や資材の充足状況等

④ 調査期間

平成 25 年 10 月に関係団体へ発文(調査票の発送)、平成 25 年 11 月末に回収を締め切った

⑤ 回収状況

調査票A:集計対象数 1,557 票(有効回答率 17.1%)

調査票B:集計対象数 579 票(有効回答数 579 票)

※ 集計対象数からは、無効票及び締め切り後回収分を除く

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Ⅰ.調査の概要

- 2 -

3.集計項目

① 調査票A

② 調査票B

4.調査結果を読む上での留意点(調査票Aについて)

本調査は、『リフォーム事業者が、自社の受託実績から任意で対象物件を選び施主に代わって回答

する』という手法で実施しているもので、性能向上を伴うリフォーム工事やローン・補助金の利用

状況などについての設問が設定されていることから、本調査のサンプルは、工事の内容及び金額面

で平均的なリフォーム工事よりも大型物件にシフトしていると考えられる(本年度調査のサンプル

の工事金額の平均は全体では 796.3 万円、 戸建て 838.5 万円、マンション 597.1 万円である)。

また、設問には、リフォームの目的、税制優遇措置等の利用状況など、事業者が回答するにはや

や難しい内容も含まれており、これらについては、あくまでも事業者が分かる範囲で回答したもの

である。

基本集計 クロス集計

(B-2)住宅の種類

(A-1)施主の年齢

(B-1)住宅の所在地(地域)

(B-3)住宅の築年数

(B-5)住宅の取得方法

(C-3)工事の種類

(D-1)①契約金額

(A-1)施主の年齢 ● ●(A-2)施主と、リフォームを行った住宅の居住者との関係 ● ●(A-3)住宅に居住する世帯の世帯主年齢 ● ●(A-4)リフォームを行った住宅に居住する世帯の家族構成 ● ●(A-5)家族の数 ● ●(B-1)リフォームを行った住宅の所在地 ● ●(B-2)リフォームを行った住宅の種類 ●(B-3)リフォームを行った住宅の築年数 ● ● ● ●(B-4)今回のリフォームを行うまでの居住期間 ● ● ●(B-5)リフォームを行った住宅の取得方法 ● ● ●   〔中古住宅の購入の場合〕 リフォームを実施した業者 ● ●(C-1)リフォーム工事の着工年月 ● ●(C-2)リフォーム工事の竣工年月  ● ●(C-3)リフォーム工事の種類 ● ● ● ●(C-4)①リフォーム工事の目的 ● ● ● ● ● ● ● ●    ②工事の内容 ● ● ● ● ● ● ●    ③ "住宅設備の変更"の内容 ● ● ● ● ● ● ●(D-1)①契約金額および自己資金、借入金、補助金 ● ● ● ● ● ● ●    ② 借入金内訳 ● ● ● ● ● ●(D-2)リフォーム工事契約時の住宅ローン ● ● ● ●(D-3)税制優遇措置や公的な補助の利用状況 ● ● ● ● ● ●(D-4)税制優遇措置・公的補助についての要望 ● ● ● ● ● ●(D-5)リフォーム瑕疵保険の加入状況 ● ● ● ● ● ●(D-6)住宅履歴情報の登録状況 ● ● ● ● ● ●

基本集計 クロス集計

(E-1)地域

(E-2)住宅リフォーム工事年間件数

(E-2)リフォーム実施状況

(E-3)①税制優遇措置の認知状況

(E-1)事業所所在地 ●(E-2)住宅リフォーム工事年間件数 ●    ① 耐震改修工事の件数 ●    ② バリアフリー改修工事の件数 ●    ③ 省エネ改修工事の件数 ●(E-3)①税制優遇措置の内容認知 ● ● ●    ②税制優遇措置の営業での活用 ● ● ● ●    ③制優遇措置のリフォーム促進上の効果 ● ● ● ●(E-4)トータルプランの認知度 ● ●(E-5)住宅リフォーム政策の要望 ● ●(E-6)人材や資材の充足状況 ● ● ●(E-7)消費税率アップの受注活動への影響 ● ●(E-8)既存住宅インスペクションガイドラインの認知度 ● ●(E-9)用いている契約書 ● ●

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 3 -

Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

(1) 高額リフォーム件数が拡大

・前年度までに比べ、高額リフォームの件数が大きく増加した。今年度の調査対象工事では、戸建てで

は「1000 万円超」の高額リフォームが前年度の 22.4%から 31.8%に増加し、マンションでも、特に

「1000 万円超」の高額リフォームが前年度の 10.2%から 19.1%と大幅に増加している(図 1-1-1)。

・住宅の築年数をみると、年数の経過した住宅が増加してきており、今年度は「31 年以上」が戸建てで

は 26.6%、マンションでは 22.4%と多くなっている(図 1-1-2)。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 1-1-1 リフォーム契約金額(D-1)〔 時系列比較 〕

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 1-1-2 住宅の築年数(B-3)〔 時系列比較 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

4.2

5.3

4.9

1.1

1.4

7.6

7.5

7.3

7.4

5.4

10.9

12.8

20.7

18.7

17.3

16.0

15.0

13.4

17.3

17.7

24.4

17.3

18.3

18.4

16.6

25.2

22.6

22.0

19.4

18.8

9.2

17.3

13.4

15.9

22.4

5年以下6年~

10年以下11年~

15年以下16年~

20年以下21年~

25年以下26年~

30年以下

31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

13.9

11.0

10.5

8.4

9.1

17.3

13.8

16.2

17.2

16.2

21.8

24.9

22.2

23.1

22.9

20.9

20.7

22.3

21.9

21.0

17.6

22.4

25.1

24.1

26.6

5年以下6年~

10年以下11年~

15年以下16年~

20年以下21年~

25年以下26年~

30年以下31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

9.1

8.7

8.7

7.9

3.9

27.4

27.6

26.5

24.8

18.5

14.9

18.1

16.7

17.9

16.0

23.7

24.0

23.2

23.4

26.2

17.6

17.5

20.4

22.4

31.8

7.3

4.1

4.5

3.7

3.5

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下

1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

8.4

10.5

9.8

16.3

5.4

27.7

26.3

24.4

28.6

26.7

23.5

21.1

18.3

19.1

19.9

24.4

27.1

28.0

23.3

28.2

12.6

13.5

13.4

10.2

19.1

3.4

1.5

6.1

2.5

0.7

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下1000万円超

不明

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Ⅰ.調査の概要

- 4 -

(2) リフォームを行った住宅の取得は、年代による違いが顕著

・リフォームを行った住宅の取得方法は、施主の年代が高いほど、「注文住宅」や「分譲住宅購入」で、新

築時からの住宅が 7~8 割。これに対して、30 代以下の層では、戸建てでは約 3 割が「親からの相続

等」、マンションでは 7 割弱が「中古住宅購入」となっており、中古住宅をリフォームした年代による

違いが顕著である(図 1-2-1)。

・特に、「中古住宅購入」の場合は、入居前後のリフォーム(リフォーム実施までの居住期間 0 年)が

戸建てで約半数、マンションでは 6 割を超えており、中古流通に際してのリフォームニーズが大きい

(図 1-2-2)。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 1-2-1 リフォームを行った住宅の取得方法(B-5)〔 施主の年齢別 〕

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 1-2-2 リフォームまでの居住期間(B-4)〔 住宅の取得方法別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=89)

40代(n=147)

50代(n=352)

60代(n=515)

34.8

49.0

60.8

66.6

4.5

8.2

11.1

11.5

22.5

19.7

8.0

3.7

31.5

18.4

16.8

13.2

5.6

3.1

注文住宅新築分譲住宅購入

中古住宅購入

親からの相続等

その他 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

13.5

31.3

62.4

62.6

67.6

52.1

25.8

21.2

10.8

6.3

3.2

3.0

2.7

10.4

6.5

9.1

5.4

2.2

4.0

新築分譲住宅購入

中古住宅購入

親からの相続等

その他 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

新築分譲購入(n=140)

中古住宅購入(n=95)

64.2 7.4

7.9

3.2

15.7

5.3

18.6

5.3

18.6

4.2

16.4

5.3

15.7

4.2

0年

1年~5年以下 6年~

10年以下

11年~15年以下

16年~20年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

注文/建替住宅(n=779)

新築分譲購入(n=129)

中古住宅購入(n=98)

親からの相続等(n=203)

49.0

14.3

4.1

4.7

5.1

11.6

14.7

15.3

17.8

19.4

10.2

10.3

23.6

20.2

9.2

7.4

19.5

21.7

5.1

14.3

18.6

19.4

2.0

42.9

0年

1年~5年以下

6年~10年以下

11年~15年以下

16年~20年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

31年以上

不明

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 5 -

(3) リフォーム工事の目的は、高年齢層では耐久性向上や省エネ対応が、若年層では2世帯同居や中

古住宅購入をきっかけとしたものが多い

・リフォーム工事の目的は、全体としてみると「使い勝手、好みに変更(嗜好対応)」が最も多いが、

施主の年代別にみると、戸建て、マンションともに高年代では「高齢化への対応」の比率が高く、若

年代では「子供の成長・世帯人員変更」の比率が高くなるなど、年代によってリフォームの目的に違

いがみられる。

・施主の年代が高くなるにつれて、戸建てでは「耐久性向上」や「耐震性・災害安全性の向上」の比率が増

加しており、マンションでは「省エネルギー対応」が増加している。

・これに対して、施主が 30 代以下の場合は、戸建てでは「2世帯同居など、他の世帯との同居への対

応」を目的としたリフォームが多く、マンションでは「中古住宅の購入に合わせて」が多くなってい

ます(図 1-3-1)。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 1-3-1 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 施主の年齢別 〕

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

74.2

52.8

15.7

40.4

25.8

22.5

27.0

32.6

19.1

4.5

3.4

3.4

6.7

1.1

1.1

66.0

50.3

22.4

36.1

29.3

16.3

32.0

15.0

12.9

9.5

4.1

2.7

1.4

2.0

0.7

65.1

60.8

32.1

36.1

33.0

21.0

13.9

6.5

4.3

8.0

6.3

2.6

2.6

1.7

1.7

68.9

65.6

46.2

39.0

35.5

23.1

11.5

8.7

0.8

8.9

10.3

1.6

1.7

1.4

0.8

53.3

57.6

47.9

30.3

38.8

33.9

5.5

8.5

1.2

9.7

10.9

1.8

1.8

3.0

0.6(%)

30代以下(n=89)

40代(n=147 )

50代(n=352 )

60代(n=515 )

70代以上(n=165 )

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

81.1

56.8

5.4

10.8

5.4

2.7

18.9

2.7

51.4

0.0

2.7

5.4

2.7

0.0

0.0

81.3

60.4

0.0

14.6

4.2

0.0

16.7

0.0

37.5

2.1

0.0

0.0

2.1

0.0

0.0

78.5

76.3

15.1

23.7

11.8

0.0

17.2

0.0

14.0

1.1

3.2

8.6

0.0

0.0

2.2

80.8

68.7

41.4

26.3

13.1

2.0

15.2

1.0

9.1

4.0

4.0

6.1

0.0

0.0

0.0(%)

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

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Ⅰ.調査の概要

- 6 -

(4) 若年代は、リフォーム金額も大きく、ローンの利用率も高い

・30代以下は、リフォーム金額が大きいのも特徴であり、戸建ての 30代以下では「1000万円超」が約

半数と大きな比率を占めている(図 1-4-1)。

・資金調達については、若年層ほど借入の利用率が高く、戸建ての 30 代以下ではローンの利用が 4 割

を超えるなど、若い年代では、ローンの借り入れを行い、規模の大きなリフォームを実施しているケ

ースも多いことがうかがえた(図 1-4-2)。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 1-4-1 リフォーム契約金額(D-1)〔 施主の年齢別 〕

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 1-4-2 借入金の金額(D-1)〔 施主の年齢別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=89)

40代(n=147)

50代(n=352)

60代(n=515)

70代以上(n=165)

6.8

3.7

2.7

7.9

10.1

18.4

22.4

16.7

20.6

15.7

15.6

18.2

15.3

13.9

20.2

27.2

18.5

30.7

30.9

49.4

29.3

32.1

31.7

24.2

4.5

2.7

5.1

2.9

2.4

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

6.3

7.5

5.1

27.0

39.6

28.0

19.2

29.7

12.5

24.7

15.2

37.8

18.8

19.4

37.4

5.4

22.9

19.4

22.2

1.1

1.0

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=89)

40代(n=147)

50代(n=352)

60代(n=515)

70代以上(n=165)

55.1

70.7

83.8

94.6

98.2

9.0

8.2

4.0

14.6

6.1

5.7

18.0

9.5

0(未記入を含む)

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下

1000万円超

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

75.7

81.3

90.3

97.0

6.3

5.4

8.1

6.3

10.8

4.2

0(未記入を含む)

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下

1000万円超

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

- 7 -

(5)現状では人手不足が課題(事業者対象アンケートより)

・「資材は充足しているが人手が不足している」が 47.2%、「人手も資材も不足している」が 12.6%

と、全体の約 6 割が人手不足と回答している(図 1-5-1)。

・工事規模でみると、500件以上の事業者では、「資材は充足しているが人手が不足している」が 71.8%

となるなど、大規模事業者ほど、人手不足感が強い(図 1-5-2)。

図 1-5-1 職人や資材の充足の状況(E-6)

図 1-5-2 職人や資材の充足の状況(E-6)〔事業規模別〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=579)10.9 47.2 12.6 25.6

3.1

人手も資材も充分あり問題ない

人手は充足しているが資材が不足している

資材は充足しているが人手が不足している

人手も資材も不足している

現状では問題はないが先々を考えると不安

わからない・不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満(n=188)

10~50件未満(n=167)

50~100件未満(n=42)

100~500件未満(n=94)

500件以 上(n=71)

17.6

10.8

4.8

6.4

2.8

35.1

45.5

52.4

55.3

71.8

13.3

10.2

14.3

11.7

14.1

26.1

31.7

23.8

25.5

11.3

7.4

人手も資材も充分あり問題ない

人手は充足しているが資材が不足している

資材は充足しているが人手が不足している

人手も資材も不足している

現状では問題はないが先々を考えると不安

わからない・不明

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Ⅲ.調査結果

- 8 -

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

〔 調査票A 〕

(1) 世帯・住宅の基本属性

<世帯属性>

・戸建て:年齢層は 50・60 代中心、核家族世帯・夫婦のみ世帯が多い。三世代は約 1 割。

・マンション:年齢層は戸建てに比べるとやや若く、50 代が中心で 40~60 代に分布。核家族世

帯・夫婦のみ世帯が多い。単身世帯は 1 割強。

<住宅の基本属性>

・戸建て:所在地は、地方エリアが約半数。住宅の取得方法は、注文住宅が約 6 割、親からの相

続が 2 割弱。築年数は 10 年位から 30 年超まで幅広く分布しているが、築 30 年超が約 4 分の

1 を占める。

・マンション:都市エリアが約 9 割。住宅の取得方法は、新築分譲住宅が約 5 割、中古住宅の購

入が 3 割強。築年数は幅広いが、築 20 年以下が約 4 割と比較的新しい住宅も多い。リフォー

ムまでの居住期間は、0 年(入居時前後にリフォーム)が 3 割弱を占める。前年に比べると中

古住宅の購入の比率がやや増加した。

戸建て(1,269 件・81.5%)

<前年 1,169 件・76.5%>

マンション(277 件・17.8%)

<前年 283件・18.5%>

施主の年齢 50・60代中心(全体の 68.3%<前年 68.7%>) 60 代が 27.8%<前年 32.2%>を占めるが、50 代

以下が 64.2%<前年 59.7%>

世帯主の年齢

50・60 代中心 (施主の分布とほぼ同様) <

前年と同様>

30~60代 (施主に比べ若年層の比率が高まる)

<前年と同様>

家族構成・家

族人数

核家族 45.3% <前年 43.0% > 、夫婦のみ

35.2%<前年 36.2%>、三世代 12.3%<前年

12.2%>。

平均家族人数 3.17人<前年 3.22 人>

核家族 42.6%<前年 36.4%>、夫婦のみ 40.8%<

前年 42.0%>、単身 13.0%<前年 13.4%>。

平均家族人数 2.50人<前年 2.51人>

住宅の所在地 都市エリア 53.3%<前年 48.1%>、地方エリ

ア 46.6%<前年 51.4%>

都市エリア 90.6%<前年 92.6%>、地方エリア

8.7%<前年 7.4%>

住宅の所有関

ほとんどが「自ら所有し居住」(89.7%)<前

年 90.8%>

「自ら所有し居住」が 85.6% <前年 85.5%>、

「施主が所有、他人に賃貸」が 9.7% <前年

4.6%>

住宅の築年数

築 10年位から 30年超まで幅広く分布(築 15

年以下は 13.1%<前年 12.8%>、築 30年超は

26.6%<前年 24.1%>)

築 10年位から 30年まで分布 (築 15年以下は

24.1%<前年 27.2%>、築 30 年超は 22.4%<前

年 15.9%>)

リフォームま

での居住期間

10年位から 30年超まで幅広く分布

<前年と同様>

0年から 30年まで幅広く分布

0 年(入居時前後にリフォーム)が 27.8%<前

年 20.1%>

住宅の取得方

注文住宅(建替含)建設 61.4%<前年 61.6%>

新築分譲住宅の購入 10.2%<前年 12.7%>

中古住宅の購入 7.7%<前年 9.2%>

親からの相続 16.0%<前年 12.6%>

新築分譲住宅の購入 50.5%<前年 52.3%>

中古住宅の購入 34.3%<前年 30.7%>

親からの相続 4.7%<前年 5.3%>

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅲ.調査結果

- 9 -

(2) リフォーム工事の概要

・戸建て・マンション共に「老朽化対応」、「嗜好対応」を目的としたリフォームが多く、「省エネ

化」、「高齢化対応」などが続く。「省エネ化」は、マンションよりも戸建てで比率が高い。工事

内容は、戸建て・マンション共に内装・設備の更新が多いほか、戸建てでは「外装の変更」が多

い。

・戸建て:修繕・模様替えが中心で、改築 2 割強、増築 1 割弱。修繕・模様替えのうち、大規模

なものは全体の約 3 割弱。「嗜好対応」、「老朽化対応」、「高齢化対応」、「省エネ化」等、様々な

要因・目的でリフォームが行われている。工事内容は、設備・内装の変更に加え、「外壁の変更」

「間取りの変更」、「窓ガラス・サッシ等の改良」などが上位を占める。

・マンション:修繕・模様替えが中心。「老朽化対応」、「嗜好対応」を要因・目的としたリフォー

ムが多い。工事内容は、内装・設備・変更、収納スペースの改善、室内建具の変更、間取り変更、

冷暖房・給湯設備の設置・変更などが上位にみられる。

戸建て(1,269 件・81.5%) マンション(277 件・17.8%)

工事の種類

増築 5.8%<前年 6.9%>

改築 24.1%<前年 21.1%>

大規模な修繕・模様替え 31.0%<前年 27.7%>

その他修繕・模様替え 36.9%<前年 41.0%>

改築 12.3%<前年 12.7%>

大規模な修繕・模様替え 32.1%<前年 26.1%>

その他修繕・模様替え 53.1%<前年 54.4%>

従 前 床 面

積・増加床

面積(増築

の場合)

従前床面積 平均 120.8㎡<前年 119.3㎡>(100

㎡未満 25.4%<前年 23.4%>、100~150 ㎡未満

58.7%<前年 42.0%>) 増加床面積 平均 18.4㎡

<前年 17.5㎡>(10㎡以下 60.0%<前年 45.7%>)

リフォーム

工事の目的

使い勝手の改善等 (1位)65.7%<前年 60.7%>

住宅・設備の老朽化 (2位)60.6%<前年 60.8%>

高齢対応 (3位)37.6%<前年 38.0%>

省エネ・冷暖房効率向上(4位)36.9%<前年 39.6%>

耐久性の向上(*) (5位)33.9%

安全性の向上 23.2%<前年 23.6%>

子供の成長・世帯人員の変更 14.8%<前年13.3%>

他の世帯との同居への対応 10.5%<前年 8.0%>

防犯性能の向上 8.5%<前年 9.4%>

健康増進や病気予防に配慮 8.0%<前年 6.5%>

中古住宅の購入 4.5%<前年 3.9%>

相続等による所有者の入替り 2.3%<前年 2.3%>

空き家の活用 2.1%<前年 2.1%>

地震による被害の補修 1.7%<前年 4.2%>

使い勝手の改善等 (1位) 80.1%<前年 67.1%>

住宅・設備の老朽化 (2位) 68.2%<前年 67.5%>

省エネ・冷暖房効率向上(3位) 21.3%<前年 21.6%>

中古住宅の購入 (4位) 21.3%<前年 16.6%>

高齢対応 (5位) 20.6%<前年 23.0%>

子供の成長・世帯人員の変更 16.6%<前年16.3%>

健康増進や病気予防に配慮 2.9%<前年 2.5%>

防犯性能の向上 2.2%<前年 2.1%>

空き家の活用 5.8%<前年 2.1%>

相続等による所有者の入替り 0.7%<前年 1.8%>

他の世帯との同居への対応 0.7%<前年 1.1%>

(注) (*)は、前回は、同じ質問がなかったもの

リフォーム

工事の内容

【上位 10位】

1位:住宅設備の変更 72.4%<前年 67.1%>

2位:内装変更 72.0%<前年 69.3%>

3位:外装の変更 46.9%<前年 44.7%>

4位:間取りの変更 45.5%<前年 39.2%>

5位:窓ガラス・サッシ等の改良 39.2%<前年 45.3%>

6位:室内建具の変更 38.9%<前年 32.8%>

7位:段差解消、手すり設置 38.7%<前年 37.1%>

8位:冷暖房・給湯設備等 34.4%<前年 30.5%>

9位:収納スペースの改善 34.1%<前年 29.1%>

10位:居室用途の変更 26.9%<前年 20.1%>

【上位 10位】

1位:内装変更 87.4%<前年 82.7%>

2位:住宅設備の変更 86.6%<前年 80.2%>

3位:収納スペースの改善 51.3%<前年 38.9%>

4位:室内建具の変更 49.5%<前年 41.3%>

5位:間取りの変更 45.8%<前年 40.6%>

6位:冷暖房・給湯設備等 33.2%<前年 29.0%>

7位:段差解消、手すり設置 24.5%<前年 20.1%>

8位:居室用途の変更 20.9%<前年 18.4%>

9位:窓ガラス・サッシ等の改良 14.4%<前年 23.3%>

10位:防音工事 4.3%<前年 4.9%>

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅲ.調査結果

- 10 -

(3) リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

・リフォーム工事の契約金額:戸建て・マンションともに、100~1,000 万円以上に幅広く分布し

ている。前年に比べ戸建て、マンションともに金額が大きく上昇した。

・資金調達:リフォーム費用は、戸建て・マンション共に 8 割前後がすべて自己資金で賄ってお

り、借入利用は戸建て・マンションともに 1 割強。借入利用世帯の借入先はほとんどが民間金

融機関で、借入金額は幅広いが、300 万円を超えるものが半数を超える。

・税制優遇措置等の利用状況:増改築工事全般では、戸建てで地方自治体補助、住宅ローン減税の

利用がそれぞれ約 1 割弱。住宅ローン減税は、ローン利用世帯では1割強が利用している。戸

建ての各工事実施世帯では、耐震改修は地方自治体補助、固定資産税減額が各 1 割強、投資型減

税が 1 割弱の利用。バリアフリーは所得税の特別控除、介護保険が各 1 割弱。

・新たな制度の要望・活用状況:新たな制度としては、戸建てでは“耐久性向上のための工事減税”、

マンションで“バリアフリー減税対象年齢引下げ”などの要望が強い。制度の活用は、リフォー

ム瑕疵保険の加入が 1 割弱。住宅履歴情報の登録は戸建てで 約 3 割。

戸建て(1,269 件・81.5%) マンション(277件・17.8%)

リフォーム

契約金額

平均契約金額 838.5万円(中央値 500万円)

<前年:平均契約金額 710.7 万円(中央値 500 万

円> *100~1,000万円超まで幅広く分布、1,000

万円超がマンションに比べ多い

平均契約金額 597.1万円(中央値 450万円)

<前年:平均契約金額 490.2 万円(中央値 380 万

円> *100~1,000万円超まで幅広く分布

資金内訳

平均自己資金 682.3 万円<前年 629.1 万円>(中

央値 500万円<前年 411万円>)

借入金あり 13.6%<前年 11.7%>、借入なし 76.9%

<前年 82.4%>、

・借入がある場合の金額(172件)

平均 868.5万円<前年 727.0万円>(中央値 700

万円<前年 500万円>)

借入先 民間金融機関 90.1%<前年 83.3%>

その他 5.0%<前年 8.7%>

平均自己資金 540.9 万円<前年 457.2 万円>(中

央値 350万円<前年 300万円>)

借入金あり 10.8%<前年 8.5%>、借入なし 81.9%

<前年 84.1%>

・借入がある場合の金額(28件)

平均 533.9万円<前年 539.3万円>(中央値 425

万円<475万円>)

借入先 民間金融機関 89.3%<前年 66.7%>

その他 3.6%<前年 8.3%>

税制優遇措

置等の利用

増改築工事全般で比較的利用されているのは、

地方自治体のリフォーム補助(7.6%)<前年

7.4%>、住宅ローン減税(7.2%)<前年 5.9%> 住

宅ローン減税は、ローン利用世帯中では 14.8%<

前年 10.1%>が利用

・耐震改修 ※耐震改修工事実施世帯中投資型減

税 6.1%<前年 7.6%>、固定資産税減額 14.3%<前年

19.2%>、地方自治体補助 12.6%<前年 18.8%>

・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中所得税

の特別控除 7.8%<前年 10.6%>、固定資産税減額

3.8%<前年 7.9%>、介護保険 4.8%<前年 5.4%>、

地方自治体補助 3.1% <前年 3.6%>

・省エネ改修 ※省エネ化工事実施世帯中所得税

の特別控除 0.9%<前年 8.6%>、固定資産税減額

3.8%<前年 6.5%>、地方自治体補助 3.8% <前年

3.7%>

増改築工事全般で比較的利用されているのは、

住宅ローン減税(5.1%)<前年 1.1%> 住宅ロー

ン減税は、ローン利用世帯中では 12.7%<前年

9.1%>が利用

・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中所得税

の特別控除 8.8% <前年 6.2%>。介護保険 8.8%<

前年 1.5%>

新たな制度

の要望

耐久性向上のためのメンテナンス工事の減税

41.5%、現金給付方式の導入 36.8%、リフォー

ムポイント制度の創設 30.7%、バリアフリー減

税対象年齢の引き下げ 26.3%

バリアフリー減税対象年齢の引き下げ 24.9%、

耐久性向上のためのメンテナンス工事の減税

24.5%、現金給付方式の導入 24.2%、リフォー

ムポイント制度の創設 20.6%

新たな制度

の活用

リフォーム瑕疵保険 8.0%<前年 8.5%>

住宅履歴情報 27.3%<前年 30.3%>

リフォーム瑕疵保険 5.8%<前年 6.7%>

住宅履歴情報 9.4%<前年 25.1%

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅲ.調査結果

- 11 -

(4) 世代によるリフォームの特徴

◎戸建て:リフォーム工事の目的や内容、支援策の利用状況には、世代による差が大きい。若年層

では相続等や中古購入により入手した住宅に対するリフォームが多く、借入金の利用率が高い。

50・60 代では老朽化対応、70 代以上では高齢化対応リフォームを実施(70 代以上では地方自治

体の補助の活用率が高い)。

・40 代以下の若年層では、親からの相続等で入手した住宅の比率が高く、二世帯同居を目的とし

た工事も見られる。リフォーム資金の借り入れは 約 4 割で行われ、リフォーム瑕疵保険の利用

率が他の世代に比べてやや高い。

・50・60 代では、主に住宅・設備の老朽化への対応を中心に、省エネに関するリフォームが行わ

れている。借入の利用率は若年層に比べると低い。

・70 代以上では、注文住宅として建設した住宅が老朽化し、高齢化に対応する必要も生じてリフ

ォームを実施している。リフォーム金額は他の年代に比べるとやや低くなる。借入の利用率は他

の年代に比べ低いが、耐震改修工事に係る地方自治体の補助金の利用率は他の世代に比べて高い。

住宅履歴情報の活用は他の世代に比べてやや高い。

◎マンション:30代以下では、中古購入によるリフォームが約 7割

・40 代以下の若年層では、中古購入で入手した住宅の比率が高く(30 代以下では約 7 割)、使い

勝手の改善・嗜好対応を目的としたリフォーム工事が多い。また、リフォーム瑕疵保険の利用率

が高い。

・50・60 代では、住宅の老朽化へ対応目的の比率が、他の年代に比べ高く、50 代では、工事規模

が 100 万円以下の比較的小規模な工事の占める比率が高い。支援制度の中では 30 代以下に次い

で、50 代でリフォーム瑕疵保健の利用率が他の年代に比べやや高い。

・60 代以上では、嗜好対応、住宅の老朽化の対応の比率がもっとも高いが、高齢化対応が他の年

代よりも比率が高くなる。リフォーム瑕疵保険の活用は他の世代に比べて少ない。

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅲ.調査結果

- 12 -

(5) 住宅の属性によるリフォームの特徴

◎戸建て:親から相続した住宅に対して大規模なリフォームを行うパターン、中古住宅を購入し入

居前に比較的大きなリフォームを行うパターンがみられる

・築年数が経過した住宅ほど多様な目的による多様な工事が行われており、築 30 年を超える住宅

では、内装・設備の変更等の他にも、耐震改修工事、外壁・屋根・床等の断熱材設置などが比較

的多く行われている。

・住宅の取得方法をみると、親からの相続した住宅は築 30 年を超えるものが多く、嗜好対応、嗜

好対応、省エネ化、高齢化対応、安全性の向上など多様な目的による大規模な工事が行われてい

る。

・中古住宅購入では、49.0%<前年 35.2%>が入居前後にリフォームを行っており、リフォームの

規模も比較的大きい。

・増築では、1,000 万円を超えるリフォームが 約 6 割で、借入の利用は約 3 割程度である

◎マンション:築年数が経過した住宅で多様なリフォームが行われるが、築 30 年を超える住宅で

は、特に、室内建具の変更や収納スペースの改善などが多く実施されている。

・住宅の取得方法をみると、中古住宅購入では、64.2%<前年 54.0%>が入居前後にリフォームを

行っている。

(6) その他のクロス集計によるリフォームの特徴

◎ リフォーム契約金額による特徴

・高額なリフォームほど様々な目的による多様な工事が行われているが、戸建てでは、500 万円を

超えるリフォームでは、小中規模の工事に比べ、間取りの変更や室内建具の変更、居室の用途変

更等の実施率が高い。また、戸建てでは、高額なリフォームほど借入や補助金の利用率が高く、

税制優遇措置等の支援策も活用されている。

・瑕疵保険、住宅履歴情報など制度は、契約金額が大きくなるにつれて活用率が上がる傾向がある。

◎ 地域別の特徴

・地域別でみると、耐震性の向上は、地震による被害補修は東北で比率が高く、耐震性の向上は四

国で高い。契約金額は、中国、関東、信越・北陸がやや高くなる。

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅲ.調査結果

- 13 -

〔 調査票B 〕

(7) 住宅リフォーム支援策等に対する事業者の意識

◎住宅リフォーム支援策について

・税制優遇措置に関する事業者の認知度は上がっているが、知らないという事業者も依然として多

い(全体の 3 分の 1 程度)。事業者の規模が大きいほど、また耐震・バリアフリー・省エネリフ

ォームの実績がある事業者ほど認知度が高く、さらに認知度が高いほど、これを営業に活用して

いる。優遇措置の効果については半数が「効果がある」と回答しており「効果がない」「わから

ない」とした事業者はその理由としてローンを利用する施主が少ないことを最も多くあげている。

・中古住宅・リフォームトータルプランを「知っている」業者は、全体の 3 分の 1 程度と認知度が

低い。

・今後要望する住宅政策としては、「リフォームポイント(仮称)」の要望が強く、他には税制優遇

等の手引き書、税制優遇措置の拡充・延長などがみられる。

◎消費税率アップの影響

・消費税率アップにより全体の 9 割弱は影響があると考えている。その内容は「導入時の駆け込み・

落ち込み」、「価格競争の激化」などの回答が多い。

◎人手・資材の充足状況

・「資材は充足しているが人手不足」を約半数が回答しており、「現状では問題ないが先々を考える

と不安」(25.6%)を加えると、全体の 7 割以上が人手不足に対する不安感を抱いている。

回答事業者(579件) <前年 678件>

税制優

遇措置

認知状

よく知っている 10.7%<前年 15.9 %>、大体知っている 54.1%<前年 46.0%>、あまりよく知ら

ない 31.1%<前年 30.4%>、知らない 2.9%<前年 4.9%>

活用・

意向

活用している・今後活用したい 72.4%<前年 69.8%>、活用するつもりはない 7.8%<前年 8.3%>、

わからない 19.0%<前年 19.2%>

効果

効果がある 48.0%<前年 48.5 %>、あまり効果はない 35.9%<前年 33.6%>、わからない 14.5%<

前年 13.7%>

*「あまり効果はない」「わからない」理由

ローン利用の施主が少ない 64.0%<前年 56.4%>、手続が面倒で経費がかかるため使いにく

い 38.0%<前年 44.9%>、内容が複雑で理解しにくい 35.3%<前年 39.6%>、

トータルプラン

の認知

よく知っている 4.8%<前年 4.4%>、大体知っている 26.1%<前年 20.5%>、あまりよく知らない

47.7%<前年 44.5%>、知らない 20.2%<前年 23.3%>

今後要望する政

リフォームポイント(仮称)創設 56.3%<前年 49.7%>、事業者対象の税制優遇措置等の手引

書 35.9%<前年 34.1%>、税制優遇措置の拡充・延長 33.7%<前年 33.3%>

人手・資材の充足

状況

資材は充足しているが人手不足 47.2%、現状では問題ないが先々を考えると不安 25.6%、

人手も資材も不足 12.6%、人手も資材も充足 10.9%

消費税率アップ

の影響

影響あり 85.3%<前年 87.3%>、あまり影響なし 9.8%<前年 3.7%>、わからない 3.3%<前年 3.1%>

*影響ありの理由:駆け込み・落ち込み 81.4%<前年 87.0%>、価格競争の激化 35.0%<前年

34.0%>

インスペクショ

ンガイドライン

の認知

知っている 29.5%、知らなかった 67.9%

用いている契約

書等

独自の契約書 55.8%<前年 52.8%>、リ推協の標準契約書式集をもとに作成 24.7%<前年 24.0%>、

汎用の契約書 15.5%<前年 13.3%>

保証書を発行している 20.0% *保証書の種類:自社のもの 78.4%、汎用のもの 11.2%

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

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Ⅲ.調査結果

- 14 -

2.調査結果の詳細

〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

住宅リフォーム実例(実態)調査(調査票A)は、平成 15 年度から継続して毎年実施しているが、

この調査では「事業者が施主に代わって回答する」という方法をとっており、部分的に事業者による

回答が難しい項目もみられ、調査結果を読み取る上で留意が必要な点である。

今回の調査では、前年度に見直しを行った調査項目に加え、資材や人手の充足状況や税制優遇措置

等への要望なども設問に盛り込み、住宅リフォーム推進施策の検討に向けた基礎的資料となるよう見

直しを行っている。また併せてリフォーム工事の目的や内容等の構成や選択肢の見直しも行っている。

なお、このアンケート調査の対象は、リフォー

ム工事を実施した事業者が任意に選択した住宅リ

フォーム工事物件であることから、単純に比較す

ることはできないが、参考として、今年度調査結

果を直近 5 年間の基本集計結果と比較しながら、

リフォームを行った住宅の種類(戸建て・マンシ

ョン)別に、共通項目である世帯・住宅の基本属

性および、工事の種類、リフォーム契約金額に関

する動向を整理した。 図 2-1-1 戸建てとマンションの比率 ※グラフからは、その他・不明を除く。以下同様。

(1) 施主の世帯属性

① 施主の年齢

・施主の年齢は、50 代以上が全体の約 8 割を占め

ている。戸建てでは60代が40.6%となっており、

60 代以上が約半数である。マンションは戸建て

に比べ、若い層の比率がやや高い。

図 2-1-2 施主の年齢(A-1)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:施主の年齢は、50~60 代が中心である状況に大きな変化はなく、前年度とほぼ同様の構成

である。

・マンション:世帯主の年齢は、前年度に比べ 50 代の比率が増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-3 施主の年齢(A-1)〔 時系列比較 〕

(注)図のタイトル末尾の( )は、調査票の質問番号を示す。以下同様。

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=903)

H22(n=1017)

H23(n=1163)

H24(n=1452)

H25(n=1546)

88.8

86.9

92.9

80.5

82.1

13.2

13.1

7.1

19.5

17.9

戸建て マンション

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

0.6

0.6

0.7

7.5

6.4

12.6

12.7

11.6

17.3

28.6

27.7

33.6

38.3

40.6

27.8

12.1

13.0

7.9

0.1

0.1

0.0

20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1082)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

5.7

6.8

8.1

6.4

6.4

12.5

11.8

11.9

10.9

11.6

37.8

27.9

28.8

27.6

27.7

35.7

40.8

37.8

41.1

40.6

7.9

10.5

13.0

13.1

13.0

20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

2.0

2.0

3.0

0.7

0.7

15.1

12.8

13.4

12.0

12.6

13.4

25.6

17.1

16.6

17.3

33.6

22.6

39.0

30.4

33.6

30.3

30.1

25.6

32.2

27.8

6.7

8.3

2.4

7.1

7.9

20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

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Ⅲ.調査結果

- 15 -

② 施主と居住者の関係

・リフォームの対象は、大部分が「施主が所有し

居住している住宅」であるが、マンションでは、

施主が「他人に賃貸」が 9.7%と、戸建てに比べ

若干比率が高くなる。

図 2-1-4 施主と居住者の関係(A-2)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:施主と居住者との関係は「施主が所有し居住している住宅」が 90%前後で、大きくは変わ

っていない。

・マンション:前年度と比較すると、「施主が所有し他人に賃貸」に比率が増加した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-5 住宅の所有関係(A-2)〔 時系列比較 〕

③ 世帯主の年齢

・世帯主の年齢は、施主の年齢とほぼ同じような

構成比となる。マンションで、30 代、40 代の若

年層が、戸建てに比べ多くなる。

図 2-1-6 世帯主の年齢(A-3)(不明除く)

④ 世帯主の家族構成

・家族構成は、「親子(二世代)」が 44.7%、「夫婦

と子」が 36.4%と核家族世帯が中心である。

・これらに次いで、戸建てでは「夫婦と子と親」

からなる三世代(12.3%)、マンションでは「単

身」(13.0%)が多い。

図 2-1-7 世帯主の家族構成(A-4)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

1.5

1.5

1.4

8.0

6.2

16.2

12.7

11.1

19.1

27.2

26.9

30.0

37.6

40.1

25.6

13.0

14.2

7.6

20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

5.8

4.3

13.0

36.4

35.2

40.8

44.7

45.3

42.6

10.2

12.3

1.1

単身 夫婦のみ 親子(二世代)

夫婦と子と親(三世代)

その他 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンション(n=277)

89.0

89.7

85.6 9.7

4.5

施主が所有し居住

施主が所有し親族居住

施主が所有し他人に賃貸

親族が住宅を所有し

施主同居

施主以外が所有し施主居住

その他

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

89.9

90.8

89.7

施主が所有し居住

施主が所有し親族居住

施主が所有し他人に賃貸

親族が住宅を所有し

施主同居

施主以外が所有し施主居住

その他

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

79.3

85.5

85.6

9.8

9.7

4.9

施主が所有し居住

施主が所有し親族居住

施主が所有し他人に賃貸

親族が住宅を所有し

施主同居

施主以外が所有し施主居住

その他

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Ⅲ.調査結果

- 16 -

〔 時系列比較 〕

・戸建て:親子(二世代)の比率が前年度に比べやや増加した。

・マンション:前年度に比べ、夫婦のみ世帯がわずかに減少し、核家族世帯(親子)の比率が増加し

た。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-8 家族構成(A-4)〔 時系列比較 〕

⑤ 家族人数

・平均家族人数は、全体では 3.04 人で、戸建てが

3.17 人、マンションが 2.50 人である。マンショ

ンでは「2人以下」が過半数である。

図 2-1-9 家族人数(A-5)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:2人世帯が、H21 年度の 24.5%から H25 年度は 35.8%に増加している。

・マンション:1人世帯が、H21 年度の 8.4%から H25 年度 13.0%となるなど、小人数世帯の比率が増

加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-10 家族人数(A-5)〔 時系列比較 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

3.2

3.6

4.8

4.6

4.3

30.1

32.2

35.2

36.2

35.2

44.2

43.8

47.5

43.0

45.3

17.6

15.0

11.8

12.2

12.3

4.7

4.4

3.3

2.7

0.2

1.0

単身 夫婦のみ 親子(二世代)

夫婦と子と親(三世代)

その他 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

10.1

9.0

13.4

13.4

13.0

46.2

30.8

30.5

42.1

40.8

36.5

50.1

49.0

36.4

42.6

0.2

3.8

3.7

1.4

1.1

5.0

5.3

2.4

2.5

2.5

4.2

単身 夫婦のみ 親子(二世代)

夫婦と子と親(三世代)

その他 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

5.9

4.3

13.0

37.3

35.8

43.3

19.1

18.8

20.6

19.3

19.9

16.2

7.3

8.4

6.0

7.3

5.1

5.4

4.3

1人 2人 3人 4人 5人 6人以上 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1082)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

2.7

3.4

4.8

4.0

4.3

24.5

33.3

36.3

32.6

35.8

18.5

19.1

17.3

19.3

18.8

23.0

21.6

19.4

17.9

19.9

12.2

7.7

10.6

8.5

8.4

6.9

6.6

7.7

6.9

7.3

12.2

8.4

3.9

10.8

5.4

1人 2人 3人 4人 5人 6人以上 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

8.4

9.0

13.4

11.0

13.0

42.0

35.3

31.7

43.1

43.3

23.5

30.8

24.4

20.5

20.6

10.9

15.0

22.0

15.9

16.2

14.3

5.3

7.3

7.8

4.3

1人 2人 3人 4人 5人 6人以上 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

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Ⅲ.調査結果

- 17 -

(2) 住宅の基本属性

① 住宅の所在地/地域別

・戸建てでは、関東が約 4 割を占めるが、北海道

から九州・沖縄まで広範囲におよんでいる。こ

れに対し、マンションは、関東が 66.1%、近畿

が 22.7%、関東と近畿が中心である。

図 2-1-11 住宅の所在地/地域別(B-1)

② 住宅の所在地/都市エリア・地方エリア別

・戸建てでは都市エリアと地方エリアがほぼ半々

であが、マンションでは都市エリアが 90%以上

を占める。

図 2-1-12 住宅の所在地/エリア別(B-1)

*地域別

北海道 :北海道

東北 :青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島

関東 :茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨

信越・北陸:新潟・富山・石川・福井・長野

東海 :岐阜・静岡・愛知・三重

近畿 :滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山

中国 :鳥取・島根・岡山・広島・山口

四国 :徳島・香川・愛媛・高知

九州・沖縄:福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

*エリア別

都市エリア(人口 500 万人以上の都府県、ただし北海道は除く):

埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県

地方エリア(都市エリア以外の都道府県)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

59.9

53.3

90.6

39.8

46.6

8.7

0.3

0.2

都市エリア 地方エリア 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

2.1

2.5

4.5

5.3

42.6

37.4

66.1

4.0

4.6

12.1

13.6

18.8

18.0

22.7

5.7

6.5

2.7

3.3

7.1

8.5

0.3

0.2

北海道 東北 関東信越・北陸 東海

近畿

中国

四国

九州・沖縄

不明

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Ⅲ.調査結果

- 18 -

③ 住宅の築年数

・築年数は、築後 21 年以上が全体の 68.2%と約 7

割となる。

・戸建てでは、築後 26 年以上が 47.6%となるが、

マンションでは築後 10~15 年以下が 17.3%と

なるなど比較的新しい住宅でリフォームが行わ

れている。

図 2-1-13 住宅の築年数(B-3)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:築年数の経過した住宅が増加してきており、今年度は築後 25 年以上が 5 割弱を占める。

・マンション:年次による変動があるが、H23 年度以降は、築後 15 年以上の比率が増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-14 住宅の築年数(B-3)〔 時系列比較 〕

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:全体としては、年代が高くなるにつれて、築年数の経過した住宅の比率が高くなる傾向が

あるが、30 才以下では「31 年以上」の比率が 40 代・50 才代よりも高く、中古購入や住み替えなど

のケースも少なくないと考えられる。

・マンション:戸建てと同様に、40 代以降では、築年数の経過した住宅の比率が高くなる。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-15 住宅の築年数(B-3)〔 施主の年齢別 〕

* 施主の年齢別は、戸建ては 30 代以下・40 代・50 代・60 代・70 代以上、マンションは 30 代以下・40 代・50

代・60 代以上によるクロス集計を基本とする(マンションの 70 代以上は、対象数が少ないため)。以下同様。

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

1.0

0.9

1.4

3.5

3.1

5.4

10.5

9.1

17.3

16.5

16.2

17.7

21.8

22.9

16.6

20.5

21.0

18.8

25.9

26.6

22.4

0.3

0.2

0.4

5年以下

6年~10年以下

11年~15年以下

16年~20年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

13.9

11.0

10.5

8.4

9.1

17.3

13.8

16.2

17.2

16.2

21.8

24.9

22.2

23.1

22.9

20.9

20.7

22.3

21.9

21.0

17.6

22.4

25.1

24.1

26.6

5年以下6年~

10年以下11年~

15年以下16年~

20年以下21年~

25年以下26年~

30年以下31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

4.2

5.3

4.9

1.1

1.4

7.6

7.5

7.3

7.4

5.4

10.9

12.8

20.7

18.7

17.3

16.0

15.0

13.4

17.3

17.7

24.4

17.3

18.3

18.4

16.6

25.2

22.6

22.0

19.4

18.8

9.2

17.3

13.4

15.9

22.4

5年以下6年~

10年以下11年~

15年以下16年~

20年以下21年~

25年以下26年~

30年以下

31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30才以下(n=89)

40代(n=147)

50代(n=352)

60代(n=515)

70代以上(n=165)

3.4 3.4

11.6

16.9

17.0

11.9

5.0

4.2

22.5

17.7

23.0

13.2

5.5

12.4

19.7

26.1

25.4

16.4

14.6

15.0

18.2

25.0

23.6

27.0

17.0

18.8

27.8

48.5

5年以下6年~

10年以下11年~

15年以下16年~

20年以下21年~

25年以下26年~

30年以下31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60代以上(n=99)

2.7

2.0

8.1

14.6

3.2

2.0

24.3

37.5

12.9

9.1

18.9

25.0

17.2

14.1

10.8

8.3

23.7

16.2

21.6

2.1

23.7

21.2

13.5

10.4

19.4

34.3

5年以下6年~

10年以下11年~

15年以下16年~

20年以下21年~

25年以下26年~

30年以下

31年以上

不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

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Ⅲ.調査結果

- 19 -

〔 住宅の取得方法別 〕

・戸建て:築年数は、「注文住宅を建設」「新築分譲購入」「中古住宅購入」では幅広い分布となってい

るが、「親からの相続等」では築 30 年超が約 58.6%となるなど古い住宅が多い。

・マンション:住宅の築年数は、「新築分譲住宅購入」に比べ「中古住宅購入」では、築 11 年~15 年

以下と 31 年以上の比率が大きい。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-16 住宅の築年数(B-3)〔 住宅の取得方法別 〕 *住宅の取得方法別は、マンションの「親からの相続等」は 13件と少数であるため、分析の対象からは除いた。以下同様

④ リフォームまでの居住期間

・全体としては比較的幅広く分布しているが、11

年以上が約 8 割を占める。

・戸建てでは、「31 年以上」が 21.4%となるのに

対して、マンションでは、居住期間「0 年(入

居前または入居後)」が 27.8%と多い。

図 2-1-17 リフォームまでの居住期間(B-4)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:居住期間も築年数と似た傾向を示しており、築後 25 年以上の住宅が増加傾向を示している。

・マンション:前年度に比べ、「0 年(入居前または入居後)」の比率が上昇した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-18 リフォームまでの居住期間(B-4)〔 時系列比較 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

注文/建替住宅(n=779)

新築分譲購入(n=129)

中古住宅購入(n=98)

親からの相続等(n=203)

2.3

4.1

4.1

9.9

13.2

9.2

18.2

17.8

18.4

8.4

26.8

23.3

20.4

9.4

20.7

22.5

23.5

20.2

19.4

20.2

23.5

58.6

0.1

0.5

5年以下

6年~10年以下

11年~15年以下

16年~20年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

11.4

7.9

27.8

2.4

2.1

4.0

4.8

4.3

7.2

10.7

10.6

11.2

15.5

16.0

13.0

18.3

19.3

13.4

16.8

17.8

12.6

19.3

21.4

9.0

0.8

0.6

1.8

0年(入居前または入居直後)

1年~5年以下

6年~10年以下

11年~15年以下

16年~20年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

31年以上不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

5.0

5.4

6.6

5.6

7.9

5.7

4.1

3.1

2.8

2.1

6.8

6.2

5.0

5.0

4.3

14.3

14.3

11.7

10.6

10.6

18.2

14.3

15.4

16.9

16.0

19.5

23.5

20.9

20.4

19.3

13.6

13.6

16.5

17.7

17.8

11.4

14.9

19.2

20.4

21.4

5.5

3.7

1.6

0.6

0.6

0年(入居前または入居直後)

1年~5年以下

6年~10年以下

11年~15年以下

16年~20年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

23.5

29.3

19.5

20.1

27.8

6.7

9.8

9.8

5.3

4.0

5.9

9.0

13.4

5.7

7.2

11.8

10.5

19.5

15.2

11.2

10.1

11.3

8.5

16.3

13.0

18.5

9.8

11.0

11.3

13.4

16.8

10.5

12.2

13.8

12.6

3.4

7.5

3.7

10.3

9.0

3.3

2.3

2.4

2.1

1.8

0年(入居前または入居直後)

1年~5年以下

6年~10年以下

11年~15年以下

16年~20年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

新築分譲購入(n=140)

中古住宅購入(n=95)

2.14.3

8.4

15.0

23.2

22.1

14.7

19.3

12.6

19.3

14.7

17.9

25.3

5年以下

6年~10年以下

11年~15年以下

16年~20年以下

21年~25年以下 26年~

30年以下

31年以上

不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

Page 22: 平成25年度 住宅リフォーム実例調査 報 告 書websvr182-93-123-6.alpha-prm.jp/publish/pdf/jitsurei-H25.pdf平成25年度 住宅リフォーム実例調査 報 告 書

Ⅲ.調査結果

- 20 -

〔 住宅の取得方法別 〕

・戸建て:築年数と居住期間の関係をみると、「注文住宅を建設」「新築分譲購入」では、築年数と居住

期間(リフォームの実施時期)は概ね同様の分布となる。一方、「中古住宅購入」では「0 年(入居前

または入居直後のリフォーム)」が 49.0%を占める。「親からの相続等」では、居住期間 30 年超が

42.9%と多いが、「0 年(入居前または入居直後のリフォーム)」の比率も 14.3%となっている。

・マンション:居住期間は、「新築分譲住宅購入」では築年数と似通った分布となっているが、「中古住

宅購入」では「0 年(入居前後のリフォーム)」が 64.2%と 6 割を超えている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-19 リフォームまでの居住期間(B-4)〔 住宅の取得方法別 〕 。

⑤住宅の取得方法

・戸建てでは「注文住宅を建設」が 61.4%、「新築

分譲住宅購入」10.2%、「親からの相続等」が

16.0%であった。

・マンションでは、「新築分譲住宅購入」(50.5%)

と「中古住宅購入」(34.3%)が多い。

図 2-1-20 住宅の取得方法(B-5)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:リフォームを実施した住宅の取得方法は「注文住宅を建設」が中心である。「親からの相続

等」は前年度よりも若干増加している。

・マンション:「新築分譲住宅購入」、「中古住宅購入」が中心であるが、前年度よりも「中古住宅購入」

の比率は増加した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-21 住宅の取得方法(B-5)〔 時系列比較 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

新築分譲購入(n=140)

中古住宅購入(n=95)

64.2 7.4

7.9

3.2

15.7

5.3

18.6

5.3

18.6

4.2

16.4

5.3

15.7

4.2

0年

1年~5年以下 6年~

10年以下

11年~15年以下

16年~20年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

注文/建替住宅(n=779)

新築分譲購入(n=129)

中古住宅購入(n=98)

親からの相続等(n=203)

49.0

14.3

4.1

4.7

5.1

11.6

14.7

15.3

17.8

19.4

10.2

10.3

23.6

20.2

9.2

7.4

19.5

21.7

5.1

14.3

18.6

19.4

2.0

42.9

0年

1年~5年以下

6年~10年以下

11年~15年以下

16年~20年以下

21年~25年以下

26年~30年以下

31年以上

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

50.2

61.4

17.3

10.2

50.5

12.5

7.7

34.3

14.1

16.0

4.7

4.1

3.2

7.6

1.8

1.5

2.9

注文住宅 新築分譲住宅購入

中古住宅購入

親からの相続等

その他 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

56.1

54.6

59.8

61.6

61.4

11.2

12.1

10.4

12.7

10.2

8.7

8.5

9.0

9.2

7.7

16.2

18.9

14.7

12.6

16.0

3.0

2.0

3.0

1.7

3.2

4.8

3.9

3.1

2.2

1.5

注文住宅 新築分譲住宅購入

中古住宅購入

親からの相続等 その他 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

2.5

3.8

2.4

51.3

39.1

42.7

52.3

50.5

33.6

45.1

36.6

30.7

34.3

5.0

7.5

6.1

5.3

4.7

4.2

2.3

11.0

7.1

7.6

3.4

2.2

1.2

4.6

2.9

注文住宅 新築分譲住宅購入

中古住宅購入

親からの相続等

その他 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

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Ⅲ.調査結果

- 21 -

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:施主の年齢が若いほど「中古住宅購入」が多く、年齢が高いほど「注文住宅を建設」が多い。

30 代以下では、「中古住宅購入」が 22.5%を占めるのに対して、50 代以上では「注文住宅を建設」

が 6 割以上を占める。

・マンション: 40 代以下では「中古住宅購入」が多く、30 代以下で 67.6%、40 代で 52.1%を占め

る。60 代以上では「中古住宅購入」が 21.2%に対して「新築分譲住宅購入」が約 6 割となる。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-1-22 住宅の取得方法(B-5)〔 施主の年齢別 〕

⑥ リフォーム実施者(中古購入の場合)

・中古住宅購入の場合、入居前後(居住期間 0 年)

にリフォームを実施した場合の業者は、全体で

は「自分で探した」が約 4 割である。

・戸建てでは「自分で探した」が 43.8%と多いの

に対して、マンションでは「不動産の仲介業者

から施工業者の紹介を受けてリフォームを実施」

が 44.3%と多い。

図 2-1-23 中古住宅を購入し、入居前または入居直後に

リフォームをした場合のリフォーム実施者(B-5)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=89)

40代(n=147)

50代(n=352)

60代(n=515)

34.8

49.0

60.8

66.6

4.5

8.2

11.1

11.5

22.5

19.7

8.0

3.7

31.5

18.4

16.8

13.2

5.6

3.1

注文住宅新築分譲住宅購入

中古住宅購入

親からの相続等

その他 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

13.5

31.3

62.4

62.6

67.6

52.1

25.8

21.2

10.8

6.3

3.2

3.0

2.7

10.4

6.5

9.1

5.4

2.2

4.0

新築分譲住宅購入

中古住宅購入

親からの相続等

その他 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=109)

戸建て(n=48)

マンショ ン(n=61)

14.7

14.6

14.8

39.4

33.3

44.3

39.4

43.8

36.1

2.1

5.5

6.3

4.9

不動産の仲介業者がリフォームを実施

不動産の仲介業者から施工業者の紹介を

受けてリフォームを実施 自分で業者を探してリフォームを実施

その他

不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

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Ⅲ.調査結果

- 22 -

2. リフォーム工事の概要

(1) 工事の種類

・戸建てでは「その他の修繕・模様替え」が 36.9%

と多いが、「改築」が 24.1%、「増築」が 5.8%

である。

・マンションでは「その他の修繕・模様替え」が

半数を超え「大規模な修繕または模様替え」が

32.1%を占める。 図 2-2-1 工事の種類(C-3)

※ 改築:住宅の一部を取り壊して改めて住宅部分を建築する工事。

大規模な修繕又は模様替え:壁、柱、床、はり、屋根または階

段の 1 種類以上について、過半の修繕又は模様替えをするもの。

〔 時系列比較 〕

・戸建て:増築工事が年々減少しており、大規模な修繕または模様替えが増加している。

・マンション:戸建てと同様に、大規模な修繕または模様替えが増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-2 工事の種類(C-3)〔 時系列比較 〕

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:築 10 年以下では約半数が「その他修繕・模様替え」であるが、増築の割合も 13.7%と他の

年代よりも多い。築年数が経過するにつれて「その他の修繕模様替え等」の比率が低下し、「大規模

な修繕・模様替え」の比率が増加している。

・マンション:築 30 年超では「その他の修繕・模様替え」の比率が 59.7%と大きくなっている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-3 リフォーム工事の種類(C-3)〔 住宅の築年数別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

4.8

5.8

22.0

24.1

12.3

31.3

31.0

32.1

39.8

36.9

53.1

2.2

2.1

2.5

増築 改築 大規模な修繕又は模様替え

その他の修繕模様替え、減築

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

10.1

8.9

7.6

6.9

5.8

20.7

21.8

23.1

21.1

24.1

17.3

20.7

26.2

27.7

31.0

45.4

42.0

39.8

41.0

36.9

6.5

6.6

3.3

3.3

2.1

増築 改築大規模な修繕又は

模様替えその他の修繕

模様替え、減築 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

8.4

18.0

34.1

12.7

12.3

16.0

21.1

23.2

26.2

32.1

72.3

54.9

40.2

54.4

53.1

3.3

6.0

2.5

6.7

2.5

改築 大規模な修繕又は模様替え

その他の修繕模様替え、減築

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下(n=51)

11~20年以下(n=320)

21~30年以下(n=557)

30年超(n=338)

13.7

5.6

5.6

5.3

17.6

20.6

26.6

24.3

27.5

23.1

31.6

38.5

39.2

47.2

34.8

30.2

2.0

3.4

1.4

1.8

増築 改築大規模な修繕又は

模様替えその他の修繕

模様替え、減築不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下(n=19)

11~20年以下(n=97)

21~30年以下(n=98)

30年超(n=62)

15.8

13.4

13.3

8.1

26.3

33.0

34.7

29.0

57.9

51.5

50.0

59.7

2.1

2.0

3.2

改築大規模な修繕又は

模様替えその他の修繕

模様替え、減築不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 23 -

〔 住宅の取得方法別 〕

・戸建て:「注文住宅を建設」では、改築の比率が 27.0%と他に比べ高く、「新築分譲住宅購入」では、

その他修繕が 46.5%を占めるが、増築の比率も 7.8%と比較的高い。「中古住宅購入」と「親からの

相続等」では、大規模な修繕・模様替えが 4 割を超えている。

・マンション:「新築分譲購入」、「中古住宅」とも、その他修繕が過半数となっている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-4 リフォーム工事の種類(C-3)〔 住宅の取得方法別 〕

② 増築の場合の従前床面積、増加床面積

・戸建てで増築を行った住宅の従前床面積は、「100

~150 ㎡未満」が 58.7%、「50~100 ㎡」が 22.7%

と 100 ㎡前後の住宅の占める比率が高い。

【 戸建て 】

図 2-2-5 増築の場合の従前床面積(C-3)

・増加面積は、「10 ㎡以下」が 60.0%を占める。

【 戸建て 】

図 2-2-6 増築の場合の増加床面積(C-3) ※増築部分の面積が 10 ㎡を超える場合、原則と

して確認申請が必要

0% 20% 40% 60% 80% 100%

注文/建替住宅(n=779)

新築分譲購入(n=129)

中古住宅購入(n=98)

親からの相続等(n=203)

5.5

7.8

4.1

5.9

27.0

16.3

21.4

22.2

28.1

27.9

41.8

41.9

37.5

46.5

32.7

28.1

1.9

1.6

2.0

増築 改築大規模な修繕又は

模様替えその他の修繕模様替え、減築 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て(n=75)

2.7

22.7 58.7 10.74.0

1.3

50㎡未満 50~100㎡未満

100~150㎡未満

150~200㎡未満

200㎡以上 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て(n=75) 60.0 10.7 10.7 10.76.7 1.3

10㎡以下 10超~20㎡以上

20超~30㎡以下

30超~50㎡以下

50㎡超

不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

0% 20% 40% 60% 80% 100%

新築分譲購入(n=140)

中古住宅購入(n=95)

12.9

12.6

32.9

29.5

52.9

56.8

1.4

1.1

改築大規模な修繕又は

模様替えその他の修繕

模様替え、減築不明

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Ⅲ.調査結果

- 24 -

(2) リフォーム工事の目的

・リフォームを実施した目的は、全体では、「使い

勝手、好みに変更(嗜好対応)」、「住宅、設備の

老朽化」が 68.3%を超えており、次いで、「省

エネ対応」、「高齢化対応」が多い。

・戸建てでは、「省エネ対応」や「耐久性向上」、「耐

震性等、安全性の向上」がマンションに比べて

特に多い。

・マンションでは「嗜好対応」や「住宅、設備の

老朽化」の比率が戸建てに比べやや高いが、特

に「中古住宅の購入」での差が大きくなってい

る。

〔 時系列比較 〕 図 2-2-7 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)

・戸建て:前回は 2 位であった「使い勝手、好みに変更(嗜好対応)」が 1 位となり「住宅、設備の老

朽化」と順位が入れ替わっている。「耐震性や災害からの安全性の向上」の比率がやや低下し、「二世

帯同居など、他の世帯との同居に対応するため」が増加している。

・マンション:戸建てと同様に「使い勝手、好みに変更(嗜好対応)」が 1 位となった。「高齢対応」の

比率がやや低下し、前年度に比べ「中古購入」や「空き家活用」の比率が若干増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-8 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 時系列比較 〕 ※H23年、H24が空欄となっているのは同様の選択肢がなかったもの。以下同様。

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに  変更するため

住宅、設備の老朽化や  壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が  暮らしやすくする ため

省エネルギー化、冷暖房効率の  向上等を 図る ため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の  向上を 図る ため

子供の成長や世帯人員の変更に  ともない、必要が生じたため

2世代同居など 、他の世帯との  同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を 図る ため

健康増進や病気予防に  配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の  活用を 図る ため

相続等によ り住宅の所有者が 入れ替わったため

地震によ る被害の補修のため

その他

68.3

61.8

34.6

34.0

29.7

19.3

15.1

8.7

7.5

7.4

7.1

2.8

2.1

1.4

1.0

65.9

60.6

37.6

36.9

33.9

23.2

14.8

10.5

4.5

8.5

8.0

2.1

2.3

1.7

1.0

80.1

68.2

20.6

21.3

10.1

1.1

16.6

0.7

21.3

2.2

2.9

5.8

0.7

0.0

0.7(%)

全 体(n=155 7)

戸建て(n=126 9)

マンション(n=277 )

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくする ため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を 図る ため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を 図る ため

子供の成長や世帯人員の変更に ともない必要が生じたため

2世代同居など 、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を 図る ため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図る ため

相続等によ り住宅の所有者が 入れ替わったため

地震によ る被害の補修のため

その他

59.8

63.1

36.4

39.2

29.9

15.7

5.2

9.1

7.1

3.8

60.7

60.8

38.0

39.6

23.6

13.3

8.0

3.9

9.4

6.5

2.1

2.3

4.2

3.3

65.9

60.6

37.6

36.9

33.9

23.2

14.8

10.5

4.5

8.5

8.0

2.1

2.3

1.7

1.0(%)

H23(n=1081)

H24(n=1169)

H25(n=1269)

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくする ため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を 図る ため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を 図る ため

子供の成長や世帯人員の変更に ともない必要が生じたため

2世代同居など 、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を 図る ため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図る ため

相続等によ り住宅の所有者が 入れ替わったため

地震によ る被害の補修のため

その他

80.5

69.5

31.7

24.4

15.9

20.7

18.3

4.9

1.2

4.9

67.1

67.5

23.0

21.6

0.4

16.3

1.1

16.6

2.1

2.5

2.1

1.8

0.7

3.5

80.1

68.2

20.6

21.3

10.1

1.1

16.6

0.7

21.3

2.2

2.9

5.8

0.7

0.0

0.7(%)

H23(n=83)

H24(n=283)

H25(n=277)

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Ⅲ.調査結果

- 25 -

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:「高齢化への対応」を目的としたリフォームは、30 代以下の 15.7%に対して 70 代以上では

47.9%となるなど年代による差が大きい。「子供の成長・世帯人員変更」や「二世帯同居など、他の

世帯との同居への対応」を目的とするリフォームは若い世代で多いが、特に「中古住宅の購入に合わ

せて」は、30 代以下での比率が高い。

・マンション:戸建てと同様に「高齢化への対応」を目的としたリフォームは、施主の年齢が高いほど

多い傾向がみられる。「子供の成長・世帯人員変更」は若い年代の方が高いのに対して、「省エネルギ

ー対応」は高い年代の方が高くなる傾向が見られる。また、30 代以下では 51.4%が「中古住宅の購

入に合わせて」をあげている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-9 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 施主の年齢別 〕

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

74.2

52.8

15.7

40.4

25.8

22.5

27.0

32.6

19.1

4.5

3.4

3.4

6.7

1.1

1.1

66.0

50.3

22.4

36.1

29.3

16.3

32.0

15.0

12.9

9.5

4.1

2.7

1.4

2.0

0.7

65.1

60.8

32.1

36.1

33.0

21.0

13.9

6.5

4.3

8.0

6.3

2.6

2.6

1.7

1.7

68.9

65.6

46.2

39.0

35.5

23.1

11.5

8.7

0.8

8.9

10.3

1.6

1.7

1.4

0.8

53.3

57.6

47.9

30.3

38.8

33.9

5.5

8.5

1.2

9.7

10.9

1.8

1.8

3.0

0.6(%)

30代以下(n=89)

40代(n=147 )

50代(n=352 )

60代(n=515 )

70代以上(n=165 )

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

81.1

56.8

5.4

10.8

5.4

2.7

18.9

2.7

51.4

0.0

2.7

5.4

2.7

0.0

0.0

81.3

60.4

0.0

14.6

4.2

0.0

16.7

0.0

37.5

2.1

0.0

0.0

2.1

0.0

0.0

78.5

76.3

15.1

23.7

11.8

0.0

17.2

0.0

14.0

1.1

3.2

8.6

0.0

0.0

2.2

80.8

68.7

41.4

26.3

13.1

2.0

15.2

1.0

9.1

4.0

4.0

6.1

0.0

0.0

0.0(%)

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 26 -

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:築年数が経過するほど回答数が多く様々な目的のリフォームが行われている様子がうかがえ

る。特に「住宅、設備の老朽化」、「高齢化対応」、「耐震性等安全性の向上」などは、30 年超の住宅で

の比率が高く、築年数による差が大きい。

・マンション:「住宅、設備の老朽化」、「高齢化対応」などは、築年数の経過により比率が高くなるが、

「中古住宅の購入に合わせて」は、築後 10 年以下で 42.1%と他の築年数よりも比率が高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-10 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 住宅の築年数別 〕

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

51.0

15.7

13.7

19.6

13.7

5.9

15.7

13.7

5.9

3.9

0.0

0.0

0.0

3.9

5.9

59.1

47.5

25.3

32.2

30.0

9.4

16.6

8.1

6.6

5.0

5.9

2.8

2.2

1.9

0.6

70.4

66.1

43.1

36.1

33.6

20.5

14.4

9.7

4.3

9.5

9.3

1.4

1.3

1.6

1.3

67.2

70.7

43.5

45.6

41.1

43.2

13.6

13.6

2.7

10.9

8.9

3.0

4.4

1.5

0.3(%)

10年以下(n=51)

11~20年以下(n=320 )

21~30年以下(n=557 )

30年超(n=338 )

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

73.7

26.3

15.8

5.3

5.3

0.0

15.8

0.0

42.1

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

82.5

64.9

12.4

21.6

8.2

0.0

16.5

0.0

25.8

3.1

3.1

4.1

0.0

0.0

0.0

79.6

72.4

25.5

22.4

12.2

2.0

19.4

1.0

12.2

2.0

2.0

4.1

1.0

0.0

2.0

79.0

79.0

25.8

24.2

11.3

1.6

12.9

1.6

22.6

1.6

4.8

12.9

1.6

0.0

0.0(%)

10年以下(n=19)

11~20年以下(n=97)

21~30年以下(n=98)

30年超(n=62)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 27 -

〔 住宅の取得方法別 〕

・戸建て:「親からの相続等」では、老朽化対応、嗜好対応、省エネ化、安全性の向上など、多様な目

的が他の取得パターンに比べ高い。「中古住宅購入」では、嗜好対応、省エネ化などの比率が他の取

得パターン比べ低い。

・マンション:「新築分譲購入」では、子供の成長・世帯人員変更や高齢化対応などの理由が比較的高

く、「中古住宅購入」では、嗜好対応の比率が高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-11 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 住宅の取得方法別 〕

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

63.3

58.3

39.7

33.1

30.7

18.7

14.0

9.9

7.4

8.2

0.6

0.6

2.1

1.4

60.5

63.6

38.8

41.1

41.9

32.6

12.4

5.4

7.8

8.5

1.6

0.8

1.6

0.8

78.6

69.4

23.5

48.0

37.8

24.5

9.2

3.1

18.4

7.1

4.1

0.0

2.0

0.0

77.3

68.5

37.9

45.8

37.4

35.0

21.7

18.2

7.9

7.9

5.9

11.3

1.0

0.5(%)

注文/建替住宅(n=779 )

新築分譲購入(n=129 )

中古住宅購入(n=98)

親からの相続等(n=203 )

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

78.6

67.1

24.3

22.1

11.4

1.4

24.3

0.7

2.9

4.3

5.7

0.0

0.0

1.4

82.1

65.3

14.7

16.8

8.4

1.1

3.2

1.1

2.1

1.1

3.2

0.0

0.0

0.0 (%)

新築分譲購入(n=140 )

中古住宅購入(n=95)

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Ⅲ.調査結果

- 28 -

〔 工事の種類別 〕

・戸建て:増築では、嗜好対応等を中心に多様な目的によるリフォームが実施されているが、他の工事

に比べると「子供の成長・世帯人員変更」「2世帯同居など他の世帯との同居への対応」の比率が他

の工事に比べ高い。大規模な修繕では、「住宅、設備の老朽化」、「省エネルギー化」、「耐久性の向上」

などが他の工事に比べ高い。

・マンション:改築では、「空き家活用」の比率が工事に比べ高く、大規模な修繕では「住宅、設備の

老朽化」、「高齢化対応」、「省エネ対応」、「子供の成長・世帯人員変更」などが他の工事に比べ高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-12 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 工事の種類別 〕

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

70.3

48.6

48.6

39.2

21.6

35.1

33.8

25.7

4.1

8.1

14.9

2.7

8.1

1.4

0.0

74.5

67.0

43.8

40.5

31.0

23.5

15.7

11.1

3.9

9.5

11.1

2.0

1.0

1.3

0.7

70.8

69.0

41.1

46.2

40.1

34.3

15.2

12.9

5.8

10.7

9.4

2.8

3.8

2.8

0.8

56.4

53.6

30.1

27.6

32.5

11.5

10.9

6.0

4.1

6.0

4.3

1.7

1.1

1.3

1.7(%)

増築(n=74)

改築(n=306 )

大規模修繕(n=394 )

その他修繕(n=468 )

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

85.3

73.5

26.5

20.6

11.8

0.0

17.6

0.0

23.5

2.9

2.9

8.8

0.0

0.0

0.0

86.5

74.2

28.1

29.2

12.4

3.4

21.3

2.2

14.6

2.2

3.4

6.7

1.1

0.0

0.0

75.5

63.9

14.3

16.3

8.8

0.0

13.6

0.0

24.5

2.0

2.7

4.8

0.7

0.0

1.4 (%)

改築(n=34)

大規模修繕(n=89)

その他修繕(n=147 )

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 29 -

〔 リフォーム契約金額別 〕

・戸建て:高額なリフォームほど様々な目的に対応したリフォームが実施されており、特に 500 万円

を超えるリフォームでは、「嗜好対応」「省エネ化」「高齢化対応」「耐震性等安全性の向上」や「子供

の成長や世帯人員の変更」の比率が特に高まる。

・マンション:戸建てと同様に高額リフォームほど多くの目的があげられているが、500 万円を超える

リフォームでは、「嗜好対応」が 89.3%ともっとも比率が高くなる。また、300~500 万円以下のリフ

ォームでは「中古住宅の購入に合わせて」の比率が高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-13 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 リフォーム契約金額別 〕

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

46.7

44.9

25.3

14.7

36.1

7.7

8.8

2.5

1.8

3.9

4.2

1.1

0.7

1.4

2.5

60.6

52.7

28.1

30.5

29.6

13.8

11.8

3.9

4.9

4.9

6.9

1.0

2.5

1.5

0.5

75.4

68.9

45.4

47.3

34.2

31.0

18.5

15.9

5.4

11.1

9.9

2.7

2.9

1.8

0.5(%)

300万円以下(n=285 )

300超~500万円以下(n=203 )

500万円超(n=736 )

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

68.5

59.6

7.9

9.0

7.9

0.0

5.6

0.0

22.5

1.1

1.1

6.7

0.0

0.0

2.2

76.4

69.1

14.5

10.9

9.1

0.0

7.3

0.0

27.3

3.6

0.0

5.5

0.0

0.0

0.0

89.3

74.0

31.3

33.6

12.2

2.3

27.5

1.5

17.6

2.3

5.3

5.3

1.5

0.0

0.0(%)

300万円以下(n=89)

300超~500万円以下(n=55)

500万円超(n=131 )

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 30 -

〔 地域別 〕(戸建てのみ)

・戸建て:リフォーム工事の目的で、中国では「嗜好対応」や「住宅、設備の老朽化」の比率が高く、

四国では「耐震性等安全性の向上」の比率がやや高い。「地震被害による補修」は、東北が 16.4%と

突出している。

【 戸建て 】

図 2-2-14 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 地域別 〕(戸建てのみ)

0 20 40 60 80 100

使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため

住宅、設備の老朽化や 壊れたため

老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため

省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため

耐久性向上のため

耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため

子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため

2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため

中古住宅の購入に合わせて

防犯性能の向上を図るため

健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため

空き家になっていた住宅の活用を 図るため

相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため

地震による被害の補修のため

その他

65.6

40.6

34.4

34.4

18.8

12.5

21.9

6 .3

3 .1

3 .1

6 .3

0 .0

3 .1

0 .0

0 .0

65.7

56.7

49.3

47.8

32.8

22.4

19.4

9 .0

1 .5

6 .0

14.9

0 .0

1 .5

16.4

1 .5

63.5

61.8

35.0

31.4

33.1

26.8

13.3

11.6

5 .5

8 .9

5 .7

3 .2

2 .7

1 .7

0 .6

66.1

62.7

44.1

45.8

40.7

27.1

13.6

10.2

3 .4

6 .8

6 .8

1 .7

0 .0

0 .0

0 .0

69.4

63.0

41.6

37.6

26.0

21.4

15.0

15.0

6 .4

8 .7

11.0

1 .7

1 .7

0 .6

2 .9

63.8

62.4

37.1

38.4

39.7

22.7

17.0

8 .7

3 .1

9 .2

7 .0

2 .6

3 .5

0 .4

0 .9

73.5

69.9

34.9

48.2

31.3

18.1

13.3

8 .4

3 .6

8 .4

13.3

1 .2

0 .0

1 .2

1 .2

66.7

57.1

33.3

38.1

31.0

35.7

19.0

11.9

2 .4

7 .1

4 .8

2 .4

2 .4

0 .0

0 .0

69.4

49.1

38.0

37.0

41.7

12.0

11.1

5 .6

4 .6

9 .3

10.2

0 .0

1 .9

0 .0

0 .9

(%)

北海道(n=32)

東北(n=67)

関東(n=474 )

信越・北陸(n=59)

東海(n=173 )

近畿(n=229 )

中国(n=83)

四国(n=42)

九州・沖縄(n=108 )

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 31 -

(3) リフォーム工事の内容

① リフォーム工事の内容

・リフォーム工事の内容としては、戸建て・マンションともに、「住宅設備の変更」、「内装変更」が 7

割以上と多い。

・戸建てでは、上記の内装・設備に関するリフォームに加え、「外壁の変更」(46.9%)、「間取りの変

更」(45.5%)、「窓ガラス・サッシ等の改良」(39.8%)、などが続いている。また、「段差の解消、手

すりの設置」(バリアフリー化)は、38.7%、「耐震補強工事」は 19.5%などである。。

・マンションでは、「内装の変更」(87.4%)、「住宅設備の変更」(86.6%)に加え「収納スペースの改

善」(51.3%)、「室内建具の変更」(49.5%)などが続いている。

【マンション】

* マンションについては、専有部分のリフォームに

該当する項目のみの結果を示す。以下同様。

【 戸建て 】

図 2-2-15 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答)

0 20 40 60 80 100

住宅設備の変更

内装の変更  (壁紙、床の張り替え等)

外装の変更(屋根の葺き替え、  外壁の塗り替え等)

間取りの変更

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

室内建具の変更

段差の解消、手すりの設置

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

収納スペースの改善

居室の用途の変更

耐震補強工事

外壁への断熱材の設置工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

床・基礎への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

広さの変更

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

耐火性能強化

防音工事

その他

72.4

72.0

46.9

45.5

39.2

38.9

38.7

34.4

34.1

26.9

19.5

19.4

18.4

18.3

16.0

13.6

8.0

7.0

4.0

3.0

1.9 (%)

戸建て(n=126 9)

0 20 40 60 80 100

内装の変更 (壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

収納スペースの改善

室内建具の変更

間取りの変更

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

防音工事

防犯性能強化

その他

87.4

86.6

51.3

49.5

45.8

33.2

24.5

20.9

14.4

4.3

1.8

0.7(%)

マンション(n=277 )

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 32 -

〔 時系列比較 〕

・戸建て:「住宅設備の変更」、「内装の変更」、「収納スペースの改善」などの増加に対して、「窓ガラス・

窓サッシ等の改良」は比率がやや低下している

・マンション:「内装の変更」や「収納スペースの改善」などが増加している。

【 マンション 】

*マンションについては、専有部分のリフォームに該当

する項目のみの結果を示す。

【 戸建て 】

図 2-2-16 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答)〔 時系列比較 〕

0 20 40 60 80 100

住宅設備の変更

内装の変更  (壁紙、床の張り替え等)

外装の変更(屋根の葺き替え、  外壁の塗り替え等)

間取りの変更

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

室内建具の変更

段差の解消、手すりの設置

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

収納スペースの改善

居室の用途の変更

耐震補強工事

外壁への断熱材の設置工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

床・基礎への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

広さの変更

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

耐火性能強化

防音工事

その他

70.1

66.8

45.1

39.1

46.0

40.3

40.5

32.9

27.0

21.5

17.5

18.6

18.8

17.0

15.7

14.5

9.9

5.7

3.5

3.9

3.1

67.1

69.3

44.7

39.2

45.3

32.8

37.1

30.5

29.1

20.1

18.6

17.2

16.6

14.5

13.5

13.5

8.6

8.9

2.6

2.5

4.0

72.4

72.0

46.9

45.5

39.2

38.9

38.7

34.4

34.1

26.9

19.5

19.4

18.4

18.3

16.0

13.6

8.0

7.0

4.0

3.0

1.9(%)

H23(n=1081)

H24(n=1169)

H25(n=1269) 0 20 40 60 80 100

内装の変更 (壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

収納スペースの改善

室内建具の変更

間取りの変更

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

防音工事

防犯性能強化

その他

78.0

84.1

37.8

53.7

53.7

40.2

22.0

30.5

28.0

13.4

4.9

82.7

80.2

38.9

41.3

40.6

29.0

20.1

18.4

23.3

4.9

1.1

1.1

87.4

86.6

51.3

49.5

45.8

33.2

24.5

20.9

14.4

4.3

1.8

0.7 (%)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 33 -

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:30 代以下では、「室内建具の変更」、「内装の変更」、「広さの変更」などが他の年代に比べ多

い。「外装の変更」や「段差の解消、手すりの設置」などは、年齢が高い方が実施している割合も高

くなるケースが多い。

・マンション:「間取りの変更」、「収納スペースの改善」、「冷暖房・給湯設備の設置・更新」、「居室の

用途の変更」などは年代が 30 代以下で比率が高くなる。「室内建具の変更」は 60 代以上で高い。

【 マンション 】

*マンションについては、専有部分のリフォームに該当

する項目のみの結果を示す。

【 戸建て 】

図 2-2-17 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答)〔 施主の年齢別 〕

0 20 40 60 80 100

住宅設備の変更

内装の変更  (壁紙、床の張り替え等)

間取りの変更

室内建具の変更

外装の変更(屋根の葺き替え、  外壁の塗り替え等)

収納スペースの改善

段差の解消、手すりの設置

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

居室の用途の変更

外壁への断熱材の設置工事

耐震補強工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

床・基礎への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

広さの変更

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

耐火性能強化

防音工事

その他

78.7

83.1

70.8

57.3

46.1

50.6

42.7

44.9

42.7

42.7

28.1

23.6

28.1

23.6

23.6

23.6

7.9

3.4

5.6

2.2

1.1

58.5

72.1

51.7

33.3

44.2

37.4

25.9

35.4

32.0

27.9

17.0

15.6

17.0

19.7

18.4

17.7

10.9

8.2

4.8

5.4

4.1

73.3

71.0

42.3

35.2

46.0

31.3

36.1

36.4

31.5

24.4

18.2

18.5

16.5

16.2

15.6

11.9

8.2

6.3

3.4

2.6

2.0

77.3

72.8

45.6

41.2

47.2

35.9

41.2

42.3

36.3

27.6

19.0

18.4

19.0

19.4

15.1

13.2

8.0

7.4

3.7

2.3

1.6

64.2

66.1

32.7

35.2

50.3

22.4

46.1

35.2

32.1

20.0

20.6

26.1

17.0

15.2

13.3

9.7

4.8

8.5

4.8

4.2

1.2

(%)

30代以下(n=89)

40代(n=147 )

50代(n=352 )

60代(n=515 )

70代以上(n=165 )

0 20 40 60 80 100

内装の変更  (壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

収納スペースの改善

室内建具の変更

間取りの変更

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

防音工事

防犯性能強化

その他

91.9

83.8

59.5

45.9

54.1

43.2

27.0

29.7

13.5

2.7

0.0

0.0

87.5

83.3

50.0

41.7

37.5

29.2

12.5

29.2

14.6

2.1

0.0

0.0

86.0

91.4

44.1

47.3

45.2

28.0

21.5

17.2

12.9

5.4

2.2

1.0

86.9

84.8

55.6

56.6

47.5

36.4

32.3

17.2

16.2

5.1

3.0

(%)

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 34 -

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:築年数が経過するほど、内装・設備の変更など様々な内容の工事が行われている。築 30 年

超の住宅では様々な工事内容が他の築年数の住宅より多く行われているが、「耐震補強工事」、「主要

構造部の改修」、「断熱材の設置」などが特に他の築年数の住宅との差が大きい。

・マンション: 築 30 年超の住宅では、様々な工事が他の築年数の住宅より多く行われており、特に「間

取りの変更」や「室内建具の変更」などは比較的築年数による差が大きい。

【 マンション 】

*マンションについては、専有部分のリフォームに該当

する項目のみの結果を示す。

【 戸建て 】

図 2-2-18 リフォーム工事内容(C-4②)(複数回答)〔 住宅の築年数別 〕

0 20 40 60 80 100

住宅設備の変更

内装の変更  (壁紙、床の張り替え等)

間取りの変更

室内建具の変更

外装の変更(屋根の葺き替え、  外壁の塗り替え等)

収納スペースの改善

段差の解消、手すりの設置

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

居室の用途の変更

外壁への断熱材の設置工事

耐震補強工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

床・基礎への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

広さの変更

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

耐火性能強化

防音工事

その他

31.4

39.2

27.5

9.8

31.4

15.7

5.9

9.8

7.8

19.6

5.9

0.0

2.0

5.9

2.0

17.6

15.7

3.9

0.0

2.0

7.8

61.6

60.9

35.0

26.3

47.2

27.2

22.2

24.1

29.4

21.6

8.1

8.8

9.4

8.8

5.9

9.4

9.7

4.4

1.3

2.2

2.8

77.2

75.4

47.2

40.8

45.4

34.6

43.4

41.3

35.5

25.3

16.7

16.7

15.4

15.3

13.8

14.5

7.5

7.2

3.6

2.3

1.4

81.1

82.0

55.9

52.1

51.5

42.6

51.5

54.4

41.1

35.5

36.7

37.3

34.3

34.0

31.1

15.7

5.9

9.8

8.0

5.0

0.9

(%)

10年以下(n=51)

11~20年以下(n=320 )

21~30年以下(n=557 )

30年超(n=338 )

0 20 40 60 80 100

内装の変更  (壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

収納スペースの改善

室内建具の変更

間取りの変更

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

防音工事

防犯性能強化

その他

94.7

68.4

31.6

36.8

26.3

15.8

15.8

26.3

5.3

0.0

5.3

0.0

86.6

83.5

51.5

34.0

41.2

33.0

12.4

25.8

13.4

2.1

1.0

1.0

86.7

91.8

48.0

54.1

48.0

35.7

31.6

11.2

14.3

6.1

2.0

0.0

87.1

88.7

62.9

71.0

54.8

33.9

35.5

25.8

19.4

6.5

1.6

0.0(%)

10年以下(n=19)

11~20年以下(n=97)

21~30年以下(n=98)

30年超(n=62)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 35 -

〔 契約金額別 〕

・戸建て:高額なリフォームでは多様な工事が実施されており、特に 500 万円を超えるリフォームで

は「住宅設備の変更」(87.4%)「内装の変更」(86.5%)「間取りの変更」(66.8%)などの比率が高い。

・マンション:戸建てと同様に、高額なリフォームでは多様な工事が実施されており、500 万円を超え

るリフォームでは「内装の変更」(95.4%)、「住宅設備の変更」(93.1%)」、「収納スペースの改善」

(78.6%)、「間取りの変更」(74.8%)、「室内建具の変更」(67.9%)などの比率が高い。

【 マンション 】

*マンションについては、専有部分のリフォームに該当

する項目のみの結果を示す。

【 戸建て 】

図 2-2-19 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答)〔 契約金額別 〕

0 20 40 60 80 100

住宅設備の変更

内装の変更  (壁紙、床の張り替え等)

間取りの変更

室内建具の変更

外装の変更(屋根の葺き替え、  外壁の塗り替え等)

収納スペースの改善

段差の解消、手すりの設置

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

居室の用途の変更

外壁への断熱材の設置工事

耐震補強工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

床・基礎への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

広さの変更

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

耐火性能強化

防音工事

その他

44.6

41.1

7.0

9.8

41.1

8.4

15.4

12.6

11.6

5.6

4.2

4.6

3.5

3.2

2.8

3.5

1.8

2.8

1.1

1.8

2.8

62.6

65.5

22.2

16.7

36.9

17.7

26.6

23.2

17.2

14.3

6.9

6.9

6.4

5.9

3.4

9.4

10.8

4.4

1.0

0.5

2.0

87.4

86.5

66.8

56.3

52.3

48.5

51.1

53.7

48.0

39.0

28.4

28.3

27.3

27.0

24.0

18.9

9.4

9.0

5.7

4.1

1.5

(%)

300万円以下(n=285 )

300超~500万円以下(n=203)

500万円超(n=736 )

0 20 40 60 80 100

内装の変更  (壁紙、床の張り替え等)

住宅設備の変更

収納スペースの改善

室内建具の変更

間取りの変更

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

段差の解消、手すりの設置

居室の用途の変更

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

防音工事

防犯性能強化

その他

75.3

75.3

21.3

25.8

10.1

9.0

6.7

7.9

2.2

0.0

1.1

0.0

87.3

89.1

34.5

43.6

34.5

23.6

18.2

14.5

12.7

3.6

1.8

1.8

95.4

93.1

78.6

67.9

74.8

54.2

38.9

32.8

22.9

7.6

2.3

0.8(%)

300万円以下(n=89)

300超~500万円以下(n=55)

500万円超(n=131 )

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 36 -

〔 地震による被害の補修を目的としたリフォームの工事内容(戸建て) 〕

・地震による被害の補修を目的としたリフォームを実施した戸建て(22 件)の工事内容をみると、「内

装の変更」(86.4%)、「住宅設備の変更」(68.2%)、「外装の変更」(63.6%)など地震の被害による

補修と考えられる工事の比率が高くなっている。

・特に、「耐震補強工事」(45.5%)は、戸建て全体(19.5%)に比べ約 25 ポイント高い。

【 戸建て 】

図 2-2-20 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答)

〔 地震による被害の補修を目的としたリフォームの工事内容(戸建て) 〕

0 20 40 60 80 100

住宅設備の変更

内装の変更  (壁紙、床の張り替え等)

間取りの変更

室内建具の変更

外装の変更(屋根の葺き替え、  外壁の塗り替え等)

収納スペースの改善

段差の解消、手すりの設置

窓ガラ ス・窓サッシ等の改良

冷暖房設備、給湯設備等の  設置・更新(床暖房含む)

居室の用途の変更

外壁への断熱材の設置工事

耐震補強工事

屋根・天井への断熱材の設置工事

床・基礎への断熱材の設置工事

壁、柱等の主要構造部の改修

広さの変更

太陽光発電・温水器の設置

防犯性能強化

耐火性能強化

防音工事

その他

68.2

86.4

63.6

40.9

63.6

50.0

40.9

59.1

31.8

27.3

40.9

45.5

40.9

31.8

27.3

18.2

13.6

9.1

18.2

13.6

0.0 (%)

地震被害の補修目的(n=22)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 37 -

③ 住宅設備の変更の内容

・設備機器の変更の内容では「キッチンの交

換」「浴槽・ユニットバスの交換」「洗面化

粧台の新規設置または交換」「便器の交換」

がそれぞれ 7 割前後を占めている。

図 2-2-21 住宅設備の変更の内容(C-4③)(複数回答)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:前年度に比べて特にキッチンの交換の比率が増加した。

・マンション:全体的に比率が増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-22 住宅設備の変更の内容(C-4③)(複数回答)〔 時系列比較 〕

〔 契約金額別 〕

・戸建て:工事金額につれて、さまざまな設備機器が交換されており、500 万円超の工事では 8 割以上

が水回りの設備の工事が実施されている。

・マンション:戸建てと同様に、工事金額による差が大きい。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-2-23 住宅設備の変更の内容(C-4③)(複数回答)〔 契約金額別 〕

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0

在来型キッチン または システムキッチン の交換

在来型の浴室または  ユニットバスの交換

洗面化粧台の新規設置  または交換

便器の交換

その他

79.3

73.8

72.7

71.6

4.1

80.3

75.1

72.6

70.2

3.9

75.8

69.6

72.9

76.3

5.0 (%)

全 体(n=116 7)

戸建て(n=919 )

マンション(n=240 )

0 20 40 60 80 100

在来型キッチン または システムキッチン の交換

在来型の浴室または  ユニットバスの交換

洗面化粧台の新規設置  または交換

便器の交換

その他

70.4

76.7

68.4

68.0

8.4

80.3

75.1

72.6

70.2

3.9 (%)

H24(n=784)

H25(n=1269)

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0

在来型キッチン または システムキッチン の交換

在来型の浴室または  ユニットバスの交換

洗面化粧台の新規設置  または交換

便器の交換

その他

71.8

69.6

64.8

71.8

14.5

75.8

69.6

72.9

76.3

5.0 (%)

H24(n=227)

H25(n=277)

0 20 40 60 80 100

在来型キッチン または システムキッチン の交換

在来型の浴室または  ユニットバスの交換

洗面化粧台の新規設置  または交換

便器の交換

その他

37.8

49.6

34.6

37.0

9.4

68.5

62.2

53.5

52.0

2.4

91.4

82.9

83.8

80.2

3.3 (%)

300万円以下(n=127 )

300超~500万円以下(n=127)

500万円超(n=643 )

0 20 40 60 80 100

在来型キッチン または システムキッチン の交換

在来型の浴室または  ユニットバスの交換

洗面化粧台の新規設置  または交換

便器の交換

その他

38.8

49.3

40.3

50.7

9.0

81.6

59.2

77.6

77.6

8.2

93.4

84.4

88.5

89.3

1.6 (%)

300万円以下(n=67)

300超~500万円以下(n=49)

500万円超(n=122 )

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

2. リフォーム工事の概要

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Ⅲ.調査結果

- 38 -

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

(1) リフォームの金額

・リフォームの金額は、100 万円以下から1,000 万

円超まで幅広く分布している。平均金額は全体

では、796.3 万円(中央値 600 万円)、戸建てが

838.5 万円(中央値 600 万円)、マンションが

597.1 万円(中央値 450 万円)と、戸建てとマ

ンションでは、平均値で約 240 万円程度の差が

ある。 図 2-3-1 リフォームの契約金額(D-1)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:「1000 万円超」の高額リフォームの比率が大きく増加している。

・マンション:前年度に比べ「500 万円超」の比較的規模の大きなリフォーム工事の比率が増加してい

る。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-2 リフォーム契約金額(D-1)〔 時系列比較 〕

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:リフォーム金額は、30 代以下では「1000 万円超」が約半数と大きな比率を占めている。60

代、70 代以上では「500 万円超~1000 万円」が約 3 割を占める。

・マンション:30 代以下では 500 万円以下のリフォームが 6 割弱を占める。40 代、50 代では比較

的ばらつきが大きいが、60 才以上では「500 万円超」が約 6 割を占める。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-3 リフォーム契約金額(D-1)〔 施主の年齢別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

4.3

3.9

5.4

19.9

18.5

26.7

16.6

16.0

19.9

26.5

26.2

28.2

29.7

31.8

19.1

3.0

3.5

0.7

100万円以下

100超~300万円

以下

300超~500万円

以下

500超~1000万円

以下

1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

9.1

8.7

8.7

7.9

3.9

27.4

27.6

26.5

24.8

18.5

14.9

18.1

16.7

17.9

16.0

23.7

24.0

23.2

23.4

26.2

17.6

17.5

20.4

22.4

31.8

7.3

4.1

4.5

3.7

3.5

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下

1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

8.4

10.5

9.8

16.3

5.4

27.7

26.3

24.4

28.6

26.7

23.5

21.1

18.3

19.1

19.9

24.4

27.1

28.0

23.3

28.2

12.6

13.5

13.4

10.2

19.1

3.4

1.5

6.1

2.5

0.7

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=89)

40代(n=147)

50代(n=352)

60代(n=515)

70代以上(n=165)

6.8

3.7

2.7

7.9

10.1

18.4

22.4

16.7

20.6

15.7

15.6

18.2

15.3

13.9

20.2

27.2

18.5

30.7

30.9

49.4

29.3

32.1

31.7

24.2

4.5

2.7

5.1

2.9

2.4

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

6.3

7.5

5.1

27.0

39.6

28.0

19.2

29.7

12.5

24.7

15.2

37.8

18.8

19.4

37.4

5.4

22.9

19.4

22.2

1.1

1.0

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下1000万円超

不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 39 -

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:築 10 年以下ではリフォーム金額は、100 万円以下が 7.8%、100~300 万円以下が 23.5%、

300~500 万円以下が 31.4%と、500 万円以下が約 6 割を占める。これに対し、築年数の経過により

高額リフォームの比率が増加していき、築 30 年超では、1000 万円超が 45.9%となっている

・マンション:戸建てと同様に築年数の経過によりリフォーム金額も増加する傾向にある。築 10 年以

下では、300 万円以下が約 4 割となるが、築 30 年超では 300 万円超が 71.0%となる。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-4 リフォーム契約金額(D-1)〔 住宅の築年数別 〕

〔 リフォームまでの居住期間別 〕

・戸建て:中古住宅購入前後と考えられるリフォーム(居住期間 0 年)では、1000 万円超が 49.0%と

約半数を占めており金額規模が大きい。

・マンション:中古住宅購入前後(居住期間 0 年)でのリフォームは、100 万超~500 万円以下が約半

数となるなど、戸建てに比べると金額規模はやや小さい。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-5 リフォーム契約金額(D-1)〔 リフォームまでの居住期間別 〕

〔 住宅の取得方法別 〕

・戸建て:「親からの相続等」では 1,000 万円を超えるリフォームが 53.7%で、500 万円を超えるもの

が 74.4%となるなど、比較的大規模なリフォームが行われている(平均値は 1,303.6 万円)。

・マンション:「新築分譲購入」も「中古住宅購入」もリフォーム契約金額にはばらつきがあるが、「中

古住宅購入」では「100~300 万円以下」が 33.7%とマンション全体よりも比率が大きい。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-6 リフォーム契約金額(D-1)〔 住宅の取得方法別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下(n=51)

11~20年以下(n=320)

21~30年以下(n=557)

30年超(n=338)

7.8

5.3

3.2

3.3

23.5

29.4

17.4

9.5

31.4

17.8

16.0

12.1

17.6

25.6

27.6

25.7

15.7

19.4

31.8

45.9

3.9

2.5

3.9

3.6

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下

1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下(n=19)

11~20年以下(n=97)

21~30年以下(n=98)

30年超(n=62)

10.5

6.2

7.1

36.8

28.9

21.4

29.0

21.1

20.6

19.4

17.7

15.8

22.7

32.7

33.9

15.8

20.6

18.4

19.4

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下

500超~1000万円以下

1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

注文/建替住宅(n=779)

新築分譲購入(n=129)

中古住宅購入(n=98)

親からの相続等(n=203)

4.4

4.7

1.0

3.9

20.4

22.5

13.3

7.9

17.5

15.5

19.4

10.3

28.5

29.5

25.5

20.7

26.2

24.0

36.7

53.7

3.1

3.9

4.1

3.4

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下

500超~1000万円以下

1000万円超 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

新築分譲購入(n=140)

中古住宅購入(n=95)

5.0

5.3

24.3

33.7

18.6

21.1

30.7

26.3

20.7

13.7

0.7

100万円以下

100超~300万円以下

300超~500万円以下

500超~1000万円以下

1000万円超

不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0年(入居前後 )(n=100)

1年~10年以下(n=81)

11~20年以下(n=337)

21~30年以下(n=471)

30年超(n=272)

8.6

5.3

3.6

2.9

7.0

28.4

27.9

16.6

12.1

14.0

23.5

18.1

15.9

11.8

27.0

18.5

24.3

29.3

25.7

49.0

14.8

20.5

32.1

44.1

3.0

6.2

3.9

2.5

3.3

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下1000万円超

不明

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0

0年(入居前後 )(n=77)

1年~10年以下(n=31)

11~20年以下(n=67)

21~30年以下(n=72)

30年超(n=25)

3.9

6.5

9.0

5.6

28.6

25.8

28.4

19.4

32.0

28.6

22.6

10.4

16.7

24.0

24.7

29.0

23.9

34.7

36.0

14.3

16.1

26.9

22.2

8.0

1.5

1.4

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下1000万円超

不明

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Ⅲ.調査結果

- 40 -

〔 工事の種類別 〕

・戸建て:リフォーム契約金額は、増築では他の工事に比べて高額で、1,000 万円を超えるものが約 6

割を占める。大規模な修繕・模様替えでは 1,000 万円を超える工事が約 5 割であり、その他の修繕・

模様替えでは、300 万円以下の工事が約 4 割となる。

・マンション:大規模な修繕・模様替えでは 500 万円を超えるリフォームが 76.4%で、改築やその他

の修繕・模様替えより高額なリフォームが行われている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-7 リフォーム契約金額(D-1)〔 工事の種類別 〕

〔 地域別 〕(戸建てのみ)

・戸建て:リフォーム契約金額は、信州・北陸はばらつきが大きいが、中国、関東、近畿はやや高め

に分布し、北海道、四国、九州・沖縄は、若干低めに分布している。

【 戸建て 】

図 2-3-8 リフォーム契約金額(D-1)〔 地域別 〕(戸建てのみ)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

増築(n=74)

改築(n=306)

大規模修繕(n=394)

その他修繕(n=468)

1.0

1.5

8.3

4.1

16.0

7.6

31.2

14.9

19.0

10.2

18.8

18.9

29.4

27.7

25.0

58.1

30.1

49.7

14.5

4.1

4.6

3.3

2.1

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

改築(n=34)

大規模修繕(n=89)

その他修繕(n=147)

2.9

1.1

8.8

14.7

5.6

42.2

23.5

16.9

21.1

38.2

47.2

15.0

20.6

29.2

12.2 0.7

100万円以下100超~

300万円以下

300超~500万円以下

500超~1000万円以下

1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

北海道(n=32)

東北(n=67)

関東(n=474)

信越・北陸(n=59)

東海(n=173)

近畿(n=229)

中国(n=83)

四国(n=42)

九州・沖縄(n=108)

9.4

0.0

3.8

6.8

3.5

3.9

2.4

7.1

3.7

37.5

16.4

17.3

22.0

14.5

17.0

18.1

16.7

28.7

28.1

26.9

13.9

6.8

16.8

18.8

13.3

19.0

13.9

9.4

29.9

25.9

27.1

33.5

24.0

16.9

21.4

30.6

9.4

22.4

34.8

32.2

29.5

34.5

45.8

31.0

19.4

6.3

4.5

4.2

5.1

2.3

1.7

3.6

4.8

3.7

100万円以下100超~

300万円以下

300超~500万円以下 500超~

1000万円以下

1000万円超

不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 41 -

(2) リフォーム資金の内訳

① リフォーム資金の調達

・リフォーム資金は、戸建て・マンションとも約 8

割が「すべて自己資金」である。「すべて自己資

金」の比率は、マンション(81.9%)の方が、

戸建て(76.9%)よりも高い。

図 2-3-9 リフォーム資金内訳(D-1)

② 自己資金の金額

・リフォーム資金のうち自己資金の平均金額は全体では、658.1 万円(中央値 495 万円)、戸建てが

682.3 万円(中央値 500 万円)、マンションが 540.9 万円(中央値 350 万円)となるが、金額分

布は 100 万円以下から 1000 万円超までばらつきが大きい。

表 2-3-1 契約金額・自己資金金額・借入金額の平均値(D-1)

図 2-3-10 自己資金の金額(D-1)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:「500~1000 万円以下」、「1000 万円超」の比率が増加している。

・マンション:年次による変動が大きいが、前年度に比べ「500~1000 万円以下」、「1000 万円超」の

比率が増加している。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-11 自己資金の金額(D-1)〔 時系列比較 〕

(  )は、中央値 単位:万円

自己資金額 借入金額

全体 全体の

平均 0を除く

平均 全体の

平均 0を除く

平均全 体 796.3 658.1 682.2 118.9 825.0

(600) (495) (500) ( 0) (675)

N=1510 N=1415 N=1365 N=1415 N=204

戸建て 838.5 682.3 705.6 130.1 868.5 (600) (500) (500) ( 0) (700)

N=1224 N=1148 N=1110 N=1148 N=172

マンション 597.1 540.9 562.8 62.3 533.9 (450) (350) (395) ( 0) (425)

N=275 N=257 N=247 N=257 N=30

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

77.8

76.9

81.9

9.9

10.6

7.2

3.3

9.1

9.5

7.2

すべて自己資金 自己資金+借入金

すべて借入金 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

3.2

3.0

3.6

8.9

8.7

9.0

21.4

19.9

29.2

15.2

15.7

13.4

23.8

23.7

24.2

18.4

19.5

13.4

9.1

9.5

7.2

0 100万円以下

100超~300万円

以下

300超~500万円

以下

500超~1000万円

以下

1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

2.3

1.8

3.0

3.0

3.0

9.7

10.2

10.7

11.6

8.7

26.0

28.6

27.0

25.6

19.9

15.1

16.3

16.8

15.5

15.7

20.4

22.4

20.7

20.8

23.7

12.4

12.8

14.2

17.5

19.5

14.2

7.9

7.6

6.0

9.5

0 100万円以下

100超~300万円

以下

300超~500万円

以下

500超~1000万円

以下

1000万円超

不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

0.7

3.0

2.4

3.2

3.6

7.6

13.5

8.5

18.4

9.0

25.2

25.6

24.4

27.9

29.2

24.4

17.3

17.1

14.5

13.4

21.8

24.1

24.4

20.5

24.2

8.4

12.0

12.2

8.5

13.4

11.8

4.5

11.0

7.1

7.2

0 100万円以下

100超~300万円

以下

300超~500万円

以下

500超~1000万円

以下

1000万円超

不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 42 -

③ 借入金の利用

・借入利用率は、全体では 13.1%、戸建て 13.6%、

マンション 10.8%で、マンションよりも戸建て

で高い。

図 2-3-12 借入金の利用状況

〔 時系列比較 〕

・戸建て:前年度からはやや増加したが、水準は大きくは変化していない。

・マンション:前年度と比較し、大きく増加した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-13 借入利用率(D-1)〔 時系列比較 〕

〔 工事の種類別 〕

・戸建て:増築での借入金の利用は約 3 割である。

・マンション:大規模修繕で、借入利用が 20.2%と多い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-14 借入金の利用状況(D-1)〔 工事の種類別 〕

〔 契約金額別 〕

・戸建て:契約金額が高くなると借入の利用比率も高まり、1000 万円超の高額なリフォームでは 25%

で借入が行われている。

・マンション:500~1000 万円以下の工事で、借入の利用率ありの比率が 16.7%となっている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-15 借入金の利用状況(D-1)〔 契約金額別 〕

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0

H21(n=784)

H22(n=884)

H23(n=1081)

H24(n=1169)

H25(n=1269)

11.6

11.5

12.9

11.7

13.6

(単位:%)0.0 5.0 10.0 15.0 20.0

H21(n=119)

H22(n=133)

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

6.7

12.0

3.6

8.5

10.8

(単位:%)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

増築(n=74)

改築(n=306)

大規模修繕(n=394)

その他修繕(n=468)

64.9

74.8

73.9

83.5

29.7

11.1

17.0

9.8

5.4

14.1

9.1

6.6

借入金なし 借入金あり 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

改築(n=34)

大規模修繕(n=89)

その他修繕(n=147)

85.3

75.3

87.1

5.9

20.2

6.1

8.8

4.5

6.8

借入金なし 借入金あり 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

100万円 以下(n=50)

100超~300万円 以下(n=235)300超~500万円 以下(n=203)500超~1000万 円以下(n=332)

1000万 円超(n=404)

100.0

87.7

79.8

86.1

66.8

4.3

13.8

9.9

25.0

8.1

6.4

3.9

8.2

借入金なし 借入金あり 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

100万円 以下(n=15)

100超~300万円 以下(n=74)300超~500万円 以下(n=55)500超~1000万 円以下(n=78)

1000万 円超(n=53)

100.0

86.5

83.6

79.5

75.5

6.8

10.9

16.7

11.3

6.8

5.5

3.8

13.2

借入金なし 借入金あり 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

77.8

76.9

81.9

13.1

13.6

10.8

9.1

9.5

7.2

借入金なし 借入金あり 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 43 -

〔 施主の年齢別 〕

・資金調達については、若年層ほど借入の利用率が高く、戸建ての 30 代以下で 4 割を超える。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-16 借入金の金額(D-1)〔 施主の年齢別 〕

〔 戸建ての借入利用者 172 件の内容 〕

・借入金額は、100 万円から 1,000 万円以上まで

幅広く分布している。

・戸建ての借入利用者の借入先は、民間金融機関

が約 9 割(90.1%)を占める。

・1000 万円超の高額の借入比率が増加。

【 戸建て 】

表 2-3-2 借入先別借入金額の平均値 図 2-3-17 借入金の金額

(借入を行った世帯のみ)(D-1) (借入金のある世帯のみ・不明を除く)(D-1)

【 戸建て 】

図 2-3-18 借入金の金額〔 時系列推移 〕

(借入のある世帯のみ・不明を除く)(D-1)

④ 補助金の利用

・補助金の利用は、戸建てで 161 件(12.7%)、

マンションでは 4 件(1.4%)であった。

・利用した補助金の金額は、戸建てでは 20 万円

以下が補助金利用世帯の 31.1%で、50 万円以

下が約半数を占める。 【 戸建て 】

図 2-3-19 補助金の金額

(補助金のある世帯のみ・不明を除く)(D-1)

(  )は、中央値 単位:万円公的金融機関

民間金融機関

その他

全 体 1015.0 838.2 576.1 (700) (700) (380)

N=10 N=172 N=9

戸建て 1218.8 875.9 610.6 (1170) (760) (395)

N=8 N=145 N=8

マンション 200.0 570.6 300.0 (200) (500) (300)

N=2 N=25 N=1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て(n=172)

2.3

15.7 24.4 29.7 27.9

100万円以下

100超~300万円

以下

300超~500万円

以下

500超~1000万円

以下

1000万円超

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(n=166) 

H24(n=137) 

H25(n=172) 

5.0

6.6

2.3

22.7

24.8

15.7

24.1

23.4

24.4

27.0

20.4

29.7

21.3

24.8

27.9

100万円以下

100超~300万円

以下

300超~500万円

以下

500超~1000万円

以下

1000万円超

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て(n=161) 31.1 24.8 24.2 19.30.6

20万円以下20超~

50万円以下50超~

100万円以下

100超~300万円以下

300超

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=89)

40代(n=147)

50代(n=352)

60代(n=515)

70代以上(n=165)

55.1

70.7

83.8

94.6

98.2

9.0

8.2

4.0

14.6

6.1

5.7

18.0

9.5

0(未記入を含む)

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下

1000万円超

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

75.7

81.3

90.3

97.0

6.3

5.4

8.1

6.3

10.8

4.2

0(未記入を含む)

100万円以下100超~

300万円以下300超~

500万円以下500超~

1000万円以下

1000万円超

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Ⅲ.調査結果

- 44 -

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:補助金の利用率は各世代とも 2 割~3 割であるが、70 代以上での利用率がやや高い

・マンション:マンションでの補助金利用は 40 代ではゼロであった。

(注)マンションでの補助金利用は 4件と少ないため

図示していない

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-20 補助金の金額(D-1)〔 施主の年齢別 〕

〔 工事金額別 〕

・戸建て:100 万円以下の工事では、16%の利用がみられるが、補助金の金額はほとんどが 20 万円以

下である。

・マンション:補助金の利用利用は 100 万円以下の工事で 13.3%となるが全体としては低い水準である。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-21 補助金の金額(D-1)〔 工事規模別 〕

⑤ 住宅ローンの残りの有無

・リフォームの実施時点で住宅ローンが残ってい

るのは、戸建てで 8.5%、マンションでは 19.9%

と約 2 割である。

図 2-3-22 住宅ローンの残りの有無(D-2)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

100万円 以下(n=50)

100超~300万円 以下(n=235)300超~500万円 以下(n=203)500超~1000万 円以下(n=332)

1000万 円超(n=404)

84.0

92.8

85.7

89.5

82.4

16.0

2.6

5.9

2.4

4.0

3.4

2.4

4.5

2.7

5.04.0

補助金なし20万円以下

50万円以下 100万円以下

300万円以下

300万円超

0% 20% 40% 60% 80% 100%

100万円 以下(n=15)

100超~300万円 以下(n=74)300超~500万円 以下(n=55)500超~1000万 円以下(n=78)

1000万 円超(n=53)

86.7

100.0

100.0

100.0

96.2

13.3

補助金なし

20万円以下

50万円以下 100万円以下

300万円以下

300万円超

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

10.5

8.5

19.9

68.7

72.5

51.6

20.7

19.0

28.5

残っている 残っていない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=89)

40代(n=147)

50代(n=352)

60代(n=515)

70代以上(n=165)

85.4

91.2

89.5

88.0

78.2

2.2

4.1

3.1

3.7

7.3

5.6

2.7

2.6

3.1

3.6 4.8

4.5

6.1

補助金なし(未記入を含む)

20万円以下

50万円以下

100万円以下

300万円以下

300万円超

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60代以上(n=99)

97.3

100.0

98.9

98.0

1.1

2.0

2.7

補助金なし(未記入を含む)

20万円以下

300万円以下

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Ⅲ.調査結果

- 45 -

(3) 支援施策の活用状況

① 税制優遇措置等の利用状況

・税制優遇措置・公的補助の利用状況を全体としてみると、比較的利用されているものは、増改築工事

全般を対象とした住宅ローン減税、増改築工事全般を対象とした地方自治体のリフォーム補助、地方

自治体の耐震改修工事に関する補助などである。

・増改築工事全般を対象とした住宅ローン減税の利用率をローン利用者の中でみると、戸建てで 14.8%、

マンションで 12.7%である。

表 2-3-3 税制優遇措置・公的補助の利用状況(D-3)

表 2-3-4 「住宅ローン減税」の利用状況(住宅ローンが残っている人の内訳)(D-3)

住宅ローン減税 107 91 14

相続時精算課税制度 10 7 2

暦年課税制度 3 3 0

地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助 98 96 1

地方自治体の地場産材活用に対する補助 14 14 0

投資型減税 24 22 2

耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額 53 50 2

地方自治体の耐震改修工事に関する補助 81 81 0

投資型減税 69 52 17

ローン型減税 14 13 1

バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額 31 28 3

介護保険による住宅改修費の支給 48 39 6

地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助 24 24 0

投資型減税 24 22 2

ローン型減税 7 6 1

省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額 26 24 2

地方自治体の省エネ改修工事に関する補助 30 28 1

増改築工事全般

耐震改修工事

バリアフリー改修工事

省エネ改修工事

全体 戸建て マンション

住宅ローン減税利用 23 (14.0%) 16 (14.8%) 7 (12.7%)

n=164 n=108 n=55

全体 戸建て マンションローン利用者 ローン利用者 ローン利用者

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 46 -

② 対象となるリフォーム工事実施事例における税制優遇措置等の利用率

・耐震改修工事実施事例(戸建て)において、耐震改修工事にかかる投資型減税の利用率は 6.1%、固

定資産税の減額は 14.3%、地方自治体の耐震改修工事補助は 22.1%である。

・高齢化対応を目的としたリフォーム事例において、戸建てでは、バリアフリー改修工事にかかる投資

型減税は 7.8%、介護保険による住宅改修費支給の利用は 4.8%、固定資産税の減額は 3.8%、地方自

治体のバリアフリー改修工事補助は 3.1%、ローン型減税は 1.7%である。マンションでは、投資型減

税が 8.8%、介護保険による住宅改修費の支給 8.8%などの利用がみられる。

・省エネ化を目的としたリフォーム事例において、戸建てでは、省エネ改修工事にかかる投資型減税が

3.8%、固定資産税減額 3.6%、地方自治体の省エネ改修工事補助の利用が 3.2%などである。マンシ

ョンでは、地方自治体の省エネ改修工事補助の利用が 1.7%となっている。

※ 税制優遇措置等の利用状況については、本調査ではリフォーム事業者が施主に代わって回答してい

るため他の設問以上に実態を把握することが難しく、実際の利用率よりも低い結果となっていると考

えられる。

(前年度調査と共通する項目を比較すると、全体的な利用率にはさほど変化はないが、戸建てでは、バ

リアフリー改修工事を行った住宅の固定資産税の減額や省エネ改修工事にかかる投資型減税の利用

率は前年度よりやや減少している。)

表 2-3-5 税制優遇措置・公的補助の利用状況(各対象工事実施件数における内訳)(D-3)

住宅ローン減税(所得税) 35 (11.9%) 40 (7.4%) 37 (7.8%) 2 (3.5%) 50 (9.4%) 45 (9.6%) 3 (5.1%)

相続時精算課税制度(住宅取得資金等の非課税枠・贈与税)

3 (1.0%) 2 (0.4%) 2 (0.4%) 0 (0.0%) 6 (1.1%) 4 (0.9%) 1 (1.7%)

暦年課税制度(住宅取得資金等の非課税枠・贈与税)

1 (0.3%) 2 (0.4%) 2 (0.4%) 0 (0.0%) 1 (0.2%) 1 (0.2%) 0 (0.0%)

地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助(リフォーム全般)

37 (12.6%) 49 (9.1%) 48 (10.1%) 0 (0.0%) 51 (9.6%) 50 (10.7%) 0 (0.0%)

地方自治体の地場産材活用に対する補助

8 (2.7%) 7 (1.3%) 7 (1.5%) 0 (0.0%) 8 (1.5%) 8 (1.7%) 0 (0.0%)

投資型減税(既存住宅の耐震改修に係る所得税額の特別控除)

18 (6.1%) 11 (2.0%) 10 (2.1%) 1 (1.8%) 13 (2.5%) 13 (2.8%) 0 (0.0%)

耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額

42 (14.3%) 14 (2.6%) 13 (2.7%) 1 (1.8%) 26 (4.9%) 25 (5.3%) 0 (0.0%)

地方自治体の耐震改修工事に関する補助

65 (22.1%) 25 (4.6%) 25 (5.2%) 0 (0.0%) 36 (6.8%) 36 (7.7%) 0 (0.0%)

投資型減税(住宅のバリアフリー改修に係る所得税額の特別控除)

12 (4.1%) 42 (7.8%) 37 (7.8%) 5 (8.8%) 38 (7.2%) 34 (7.3%) 4 (6.8%)

ローン型減税(住宅のバリアフリー改修に係る所得税額の特別控除)

3 (1.0%) 8 (1.5%) 8 (1.7%) 0 (0.0%) 6 (1.1%) 6 (1.3%) 0 (0.0%)

バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額

7 (2.4%) 19 (3.5%) 18 (3.8%) 1 (1.8%) 19 (3.6%) 18 (3.8%) 1 (1.7%)

介護保険による住宅改修費の支給 12 (4.1%) 31 (5.8%) 23 (4.8%) 5 (8.8%) 19 (3.6%) 15 (3.2%) 3 (5.1%)

地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助(介護保険以外)

7 (2.4%) 15 (2.8%) 15 (3.1%) 0 (0.0%) 12 (2.3%) 12 (2.6%) 0 (0.0%)

投資型減税(住宅の省エネ改修に係る所得税額の特別控除)

6 (2.0%) 13 (2.4%) 12 (2.5%) 1 (1.8%) 18 (3.4%) 18 (3.8%) 0 (0.0%)

ローン型減税(住宅の省エネ改修に係る所得税額の特別控除)

2 (0.7%) 4 (0.7%) 4 (0.8%) 0 (0.0%) 4 (0.8%) 4 (0.9%) 0 (0.0%)

省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額

12 (4.1%) 14 (2.6%) 14 (2.9%) 0 (0.0%) 17 (3.2%) 17 (3.6%) 0 (0.0%)

地方自治体の省エネ改修工事に関する補助

6 (2.0%) 15 (2.8%) 14 (2.9%) 0 (0.0%) 17 (3.2%) 15 (3.2%) 1 (1.7%)

全体 戸建て マンション

n=57 n=530 n=468

耐震補強 高齢者対応 省エネ化

戸建て 全体 戸建て マンション

n=294 n=538 n=477 n=59

増改築工事全般

耐震改修工事

バリアフリー改修工事

省エネ改修工事

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 47 -

〔 施主の年齢別 〕(戸建てのみ)

・戸建て:増改築工事全般を対象とした住宅ローン減税は、若い年代ほど比率が高く、30 才代では 30.3%

が利用している。これに対して、地方自治体の耐震改修工事に関する補助や地方自治体の住宅リフォ

ーム工事に関する補助、耐震改修を行った住宅の固定資産税の減額などは、70 代以上で比率が高くな

っている。

【 戸建て 】

図 2-3-23 税制優遇措置・公的補助の利用状況(D-3)(複数回答)〔 施主の年齢別 〕

*上記の数値は回答者全体の中での利用比率であり、②~④は対象工事実施者の中での

比率ではないため、利用比率が低くなっている点に留意が必要である。以下同様。

①増改築工事全般

②耐震改修工事

③バリアフリー改修工事

④省エネ改修工事

0 10 20 30

住宅ロ ーン 減税(所得税)

相続時精算課 税制度

暦年課税制度

地方自治体の住宅リフォ ーム  工事に関する補助

地方自治体の地場産材  活用に対する補助

投資型減税

耐震改修工事 を 行った  住宅の固定資産税の減額

地方自治体の耐震改修  工事に関する補助

投資型減税

ロ ーン 型減税

バリアフリー改修を 行った  住宅の固定資産税の減額

介護保険によ る  住宅改修費の支給

地方自治体のバリアフリー 改修工事に関する補助

投資型減税

ロ ーン 型減税

省エネ改修を 行った  住宅の固定資産税の減額

地方自治体の省エネ  改修工事に関する補助

30.3

1.1

1.1

6.7

1.1

0.0

0.0

3.4

2.2

0.0

1.1

1.1

0.0

1.1

0.0

3.4

0.0

15.0

0.7

0.0

5.4

2.0

2.7

5.4

2.0

2.7

0.7

1.4

1.4

1.4

2.7

0.0

2.7

3.4

6.0

0.6

0.3

8.5

1.4

0.6

2.8

4.8

2.0

2.0

1.7

3.7

2.3

0.3

0.9

1.4

2.6

3.5

0.4

0.2

6.6

0.6

2.3

3.7

6.8

5.6

0.8

2.9

2.5

1.2

2.5

0.6

2.1

1.9

1.2

0.6

0.0

10.9

1.2

2.4

7.9

13.9

6.1

0.6

2.4

6.1

4.8

1.8

0.0

0.6

2.4(%)

30代以下(n=89)

40代(n=147 )

50代(n=352 )

60代(n=515 )

70代以上(n=165 )

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 48 -

〔 住宅の築年数別 〕(戸建てのみ)

・戸建て:税制優遇措置・公的補助については、全体的に築年数の経過した住宅での利用率が高くなる

ものが多く、特に、耐震改修に係る固定資産税の減額、地方自治体の耐震改修工事に関する補助など

では他の築後年の住宅との差が大きい。

これに対して、増改築工事全般を対象とした住宅ローン減税(所得税)やバリアフリー改修に係る

投資型減税、介護保険による住宅改修工事に関する補助などでは、築 21~30 年以下での比率がもっ

とも高くなっている。

【 戸建て 】

図 2-3-24 税制優遇措置・公的補助の利用状況(D-3)(複数回答)〔 住宅の築年数別 〕

①増改築工事全般

②耐震改修工事

③バリアフリー改修工事

④省エネ改修工事

0 10 20 30

住宅ロ ーン 減税(所得税)

相続時精算課 税制度

暦年課税制度

地方自治体の住宅リフォ ーム  工事に関する補助

地方自治体の地場産材  活用に対する補助

投資型減税

耐震改修工事 を 行った  住宅の固定資産税の減額

地方自治体の耐震改修  工事に関する補助

投資型減税

ロ ーン 型減税

バリアフリー改修を 行った  住宅の固定資産税の減額

介護保険によ る  住宅改修費の支給

地方自治体のバリアフリー 改修工事に関する補助

投資型減税

ロ ーン 型減税

省エネ改修を 行った  住宅の固定資産税の減額

地方自治体の省エネ  改修工事に関する補助

5.9

3.9

0.0

2.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

2.0

2.0

0.0

0.0

0.0

2.0

5.3

0.0

0.0

4.7

0.3

0.9

0.6

0.3

4.4

0.3

1.9

2.8

1.6

1.3

0.3

1.6

1.9

8.4

0.7

0.5

7.4

1.4

1.1

2.9

4.7

5.9

1.3

3.1

4.5

2.3

2.7

0.7

3.1

2.3

7.1

0.3

0.0

11.5

1.5

3.8

9.5

16.0

1.5

1.5

1.5

1.2

1.5

0.9

0.3

0.6

2.4

(%)

10年以下(n=51)

11~20年以下(n=320 )

21~30年以下(n=557 )

30年超(n=338 )

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 49 -

〔 契約金額別 〕(戸建てのみ)

・戸建て:高額なリフォームほど、増改築工事全般に関する住宅ローン減税をはじめ、利用率が高くな

るものが多いが、介護保険による住宅改修費の支給は、100 万円以下の工事で比率が最も高い。

【 戸建て 】

図 2-3-25 税制優遇措置・公的補助の利用状況(D-3)(複数回答)〔 契約金額別 〕

①増改築工事全般

②耐震改修工事

③バリアフリー改修工事

④省エネ改修工事

0.0 10.0 20.0 30.0

住宅ロ ーン 減税(所得税)

相続時精算課 税制度

暦年課税制度

地方自治体の住宅リフォ ーム  工事に関する補助

地方自治体の地場産材  活用に対する補助

投資型減税

耐震改修工事 を 行った  住宅の固定資産税の減額

地方自治体の耐震改修  工事に関する補助

投資型減税

ロ ーン 型減税

バリアフリー改修を 行った  住宅の固定資産税の減額

介護保険によ る  住宅改修費の支給

地方自治体のバリアフリー 改修工事に関する補助

投資型減税

ロ ーン 型減税

省エネ改修を 行った  住宅の固定資産税の減額

地方自治体の省エネ  改修工事に関する補助

0.0

0.0

0.0

2.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

10.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

2.1

0.0

0.0

6.0

1.3

0.0

0.9

1.7

3.0

0.0

2.1

2.1

1.3

0.4

0.0

0.4

1.3

5.4

1.5

0.0

6.9

0.0

1.5

4.4

6.4

3.9

1.5

3.4

2.0

1.5

2.0

0.5

1.5

3.0

6.0

0.0

0.3

8.1

1.2

2.4

4.5

8.1

3.9

0.9

1.5

3.9

3.3

1.8

0.3

1.8

2.7

13.1

1.0

0.5

9.4

1.7

2.7

5.7

8.7

5.9

1.5

2.7

2.7

1.7

2.7

1.0

3.5

2.2(%)

100万円以下(n=50)

100超~300万円以下(n=235)

300超~500万円以下(n=203)

500超~1000万円以下(n=332)

1000万円超(n=404)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 50 -

③ 税制優遇措置・公的補助についての要望【新質問】

・税制優遇措置・公的補助についての要望として

は、耐久性向上のためのメンテナンス工事の減

税制度が 38.6%で最も多く、現金給付方式の

導入(34.6%)、リフォームポイント制度の創

設(28.8%)などが続いている。

図 2-3-26 税制優遇措置・公的補助についての要望(D-4)(複数回答)

〔 施主の年代別 〕

・戸建て:耐久性向上のためのメンテナンス工事の減税制度では 60 代での比率が高く、現金給付方式

の導入は 30 代、60 代での比率が高い。

・マンション:50 代では、バリアリー減税の対象年齢の引き下げの比率が 31.2%と高く、現金給付方

式の導入やリフォームポイント制度の創設などでも 50 代での比率が高くなっている。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-27 税制優遇措置・公的補助についての要望(D-4)(複数回答)〔 施主の年代別 〕

0 20 40 60 80 100

耐久性向上(屋根・外壁の塗装や防水等)のためのメンテナンス工事の減税制度

現金給付方式の導入(一定のリフォ ーム工事に対して現金を 給付)

リフォ ームポイ ン ト制度の創設

バリアフリー減税の対象年齢(50歳以上)の引き下げ

その他

38.6

34.6

28.8

26.0

1.6

41.5

36.8

30.7

26.3

1.8

24.5

24.2

20.6

24.9

0.7 (%)

全 体(n=155 7)

戸建て(n=126 9)

マンション(n=277 )

0 20 40 60 80 100

耐久性向上(屋根・外壁の塗装や防水等)のためのメンテナンス工事の減税制度

現金給付方式の導入(一定のリフォ ーム工事に対して現金を 給付)

リフォ ームポイ ン ト制度の創設

バリアフリー減税の対象年齢(50歳以上)の引き下げ

その他

37.1

39.3

31.5

23.6

1.1

38.1

32.0

31.3

21.8

2.0

39.2

35.2

33.5

23.3

1.7

44.5

38.8

29.3

29.9

1.9

43.0

37.0

27.9

27.3

1.8 (%)

30代以下(n=89)

40代(n=147 )

50代(n=352 )

60代(n=515 )

70代以上(n=165 )

0 20 40 60 80 100

耐久性向上(屋根・外壁の塗装や防水等)のためのメンテナンス工事の減税制度

現金給付方式の導入(一定のリフォ ーム工事に対して現金を 給付)

リフォ ームポイ ン ト制度の創設

バリアフリー減税の対象年齢(50歳以上)の引き下げ

その他

27.0

18.9

18.9

27.0

0.0

20.8

20.8

22.9

16.7

0.0

25.8

30.1

28.0

31.2

0.0

24.2

22.2

13.1

22.2

2.0 (%)

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 51 -

〔 築年数別 〕

・戸建て:いずれの施策についても築 10 年をこえる住宅で比率が高くなる。

・マンション:バリアフリー減税の対象年齢の引き下げ、耐久性向上のためのメンテナンス工事の減税

制度については、築年数の経過につれて比率が高くなるが、リフォームポイント制度の創設は、11~

20 年以下で比率が高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-28 税制優遇措置・公的補助についての要望(D-4)(複数回答)〔 住宅の築年数別 〕

〔 契約金額別 〕

・戸建て:工事金額による差は小さいが、リフォームポイント制度の創設は、500 万円超で比率がやや

高い。

・マンション:バリアフリー減税の対象年齢の引き下げ、リフォームポイント制度の創設は 300 万円以

下の工事で比率が高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-29 税制優遇措置・公的補助についての要望(D-4)(複数回答)〔 契約金額別 〕

0 20 40 60 80 100

耐久性向上(屋根・外壁の塗装や防水等)のためのメンテナンス工事の減税制度

現金給付方式の導入(一定のリフォ ーム工事に対して現金を 給付)

リフォ ームポイ ン ト制度の創設

バリアフリー減税の対象年齢(50歳以上)の引き下げ

その他

29.4

27.5

21.6

9.8

3.9

40.9

35.6

31.6

21.9

1.6

42.9

36.4

31.1

29.1

1.6

41.7

39.9

30.8

28.7

2.1 (%)

10年以下(n=51)

11~20年以下(n=320 )

21~30年以下(n=557 )

30年超(n=338 )

0 20 40 60 80 100

耐久性向上(屋根・外壁の塗装や防水等)のためのメンテナンス工事の減税制度

現金給付方式の導入(一定のリフォ ーム工事に対して現金を 給付)

リフォ ームポイ ン ト制度の創設

バリアフリー減税の対象年齢(50歳以上)の引き下げ

その他

10.5

26.3

15.8

10.5

0.0

21.6

19.6

22.7

14.4

0.0

24.5

27.6

20.4

28.6

1.0

32.3

25.8

19.4

38.7

1.6 (%)

10年以下(n=19)

11~20年以下(n=97)

21~30年以下(n=98)

30年超(n=62)

0 20 40 60 80 100

耐久性向上(屋根・外壁の塗装や防水等)のためのメンテナンス工事の減税制度

現金給付方式の導入(一定のリフォ ーム工事に対して現金を 給付)

リフォ ームポイ ン ト制度の創設

バリアフリー減税の対象年齢(50歳以上)の引き下げ

その他

38.9

35.8

28.4

22.1

1.1

44.8

38.4

29.6

32.5

2.0

42.9

38.0

32.7

26.9

2.2 (%)

300万円以下(n=285 )

300超~500万円以下(n=203)

500万円超(n=736 )

0 20 40 60 80 100

耐久性向上(屋根・外壁の塗装や防水等)のためのメンテナンス工事の減税制度

現金給付方式の導入(一定のリフォ ーム工事に対して現金を 給付)

リフォ ームポイ ン ト制度の創設

バリアフリー減税の対象年齢(50歳以上)の引き下げ

その他

21.3

23.6

28.1

32.6

0.0

25.5

14.5

12.7

25.5

0.0

26.0

28.2

18.3

19.1

1.5 (%)

300万円以下(n=89)

300超~500万円以下(n=55)

500万円超(n=131 )

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 52 -

④ リフォーム瑕疵保険の加入状況

・リフォーム瑕疵保険保険の加入率は、全体では

7.6%、戸建てでは 8.0%、マンション 5.8%であ

った。

図 2-3-30 リフォーム瑕疵保険の加入状況(D-5)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:前年度とほぼ同じ水準である

・マンション:“加入しなかった”という比率が若干増加した

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-31 リフォーム瑕疵保険の加入状況(D-5)〔 時系列比較 〕

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:加入した比率は、40 代で 10.9%と他の年代よりも高い。

・マンション:加入した比率は、30 代以下では 10.8%であるが、60 才以上では 2.0%と低い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-32 リフォーム瑕疵保険の加入状況(D-5)〔 施主の年齢別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

7.6

8.0

5.8

86.8

86.1

90.3

5.6

5.9

4.0

加入した 加入しなかった 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=89)

40代(n=147)

50代(n=352)

60代(n=515)

70代以上(n=165)

6.7

10.9

6.5

8.3

7.9

84.3

84.4

85.5

86.2

89.7

9.0

4.8

8.0

5.4

2.4

加入した 加入しなかった 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

10.8

6.3

7.5

2.0

86.5

89.6

87.1

94.9

2.7

4.2

5.4

3.0

加入した 加入しなかった 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

9.1

8.5

8.0

88.1

86.6

86.1

2.8

5.0

5.9

加入した 加入しなかった 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

8.5

6.7

5.8

89.0

84.8

90.3

2.5

8.5

4.0

加入した 加入しなかった 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 53 -

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:加入した比率は、築 11~20 年以下で 9.7%と他の築年数の住宅に比べやや高い。

・マンション:築 11~20 年以下で 9.3%と利用率が高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-33 リフォーム瑕疵保険の利用状況(D-5)〔 住宅の築年数別 〕

〔 契約金額別 〕

・戸建て:契約金額が高くなるほど加入率は高まり、500 万円超での利用率は 9.9%である。

・マンション:戸建てと同様に、契約金額が高くなるほど加入率は高まり、500 万円超での利用率は

6.9%である。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-34 リフォーム瑕疵保険の加入状況(D-5)〔 契約金額別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

300万円以下(n=285)

300超~500万円以下(n=203)

500万円超(n=736)

4.2

6.9

9.9

89.5

87.7

87.8

6.3

5.4

2.3

加入した 加入しなかった 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

300万円以下(n=89)

300超~500万円以下(n=55)

500万円超(n=131)

5.6

3.6

6.9

91.0

92.7

89.3

3.4

3.6

3.8

加入した 加入しなかった 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下(n=51)

11~20年以下(n=320)

21~30年以下(n=557)

30年超(n=338)

7.8

9.7

8.4

5.6

82.4

84.1

84.9

90.8

9.8

6.3

6.6

3.6

加入した 加入しなかった 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下(n=19)

11~20年以下(n=97)

21~30年以下(n=98)

30年超(n=62)

5.3

9.3

6.1

94.7

86.6

90.8

93.5

4.1

3.1

6.5

加入した 加入しなかった 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 54 -

⑤ 住宅履歴情報の登録状況

・今回の工事を住宅履歴情報として登録したのは、

全体では 24.2%、戸建てでは 27.5%、マンショ

ンでは 9.4%である。

図 2-3-35 住宅履歴情報の登録状況(D-6)

〔 時系列比較 〕

・戸建て:登録した水準は、前年度からわずかながら低下した。

・マンション:前年度に比べ、“登録していない”という比率が大きく増加した。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-36 住宅履歴情報の登録状況(D-6)〔 時系列比較 〕

〔 施主の年齢別 〕

・戸建て:利用率は年齢とともに上昇し、70 才以上では 30.0%となる。

・マンション:利用率は、40 代が最も高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-37 住宅履歴情報の登録状況(D-6)〔 施主の年齢別 〕

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

30代以下(n=89)

40代(n=147)

50代(n=352)

60代(n=515)

70代以上 (n=165)

20.2

22.4

28.7

28.3

30.3

60.7

61.9

52.6

55.5

61.2

19.1

15.6

18.8

16.1

8.5

登録した 登録していない 不明

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

30代以下(n=37)

40代(n=48)

50代(n=93)

60才以上(n=99)

5.4

16.7

6.5

10.1

75.7

60.4

65.6

66.7

18.9

22.9

28.0

23.2

登録した 登録していない 不明

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

全 体(n=1557)

戸建て(n=1269)

マンショ ン(n=277)

24.2

27.5

9.4

58.3

56.5

66.4

17.5

16.0

24.2

登録した 登録していない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(n=1081)

H24(n=1162)

H25(n=1269)

27.3

30.3

27.5

59.0

53.9

56.5

13.7

15.8

16.0

登録した 登録していない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(n=82)

H24(n=283)

H25(n=277)

17.1

25.1

9.4

59.8

42.8

66.4

23.1

32.2

24.2

登録した 登録していない 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 55 -

〔 住宅の築年数別 〕

・戸建て:住宅履歴情報の登録は、築 30 年以下では 約 3 割を超える水準であるが、築 30 年超では

16.6%とやや水準が低くなる。

・マンション:戸建てと同様に、築 30 年超ではやや水準が低い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-38 住宅履歴情報の登録状況 (D-6) 〔 住宅の築年数別 〕

〔 契約金額別 〕

・戸建て:住宅履歴情報の登録率は、契約金額による差は小さいが、500 万円超では 29.8%とやや比率

が上昇している。

・マンション:住宅履歴情報の登録率は、戸建てと同様に、500 万円超での比率が高い。

【 戸建て 】 【 マンション 】

図 2-3-39 住宅履歴情報の登録状況(D-6)〔 契約金額別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

300万円以下(n=285)

300超~500万円以下(n=203)

500万円超(n=736)

26.3

25.6

29.8

58.6

62.6

56.3

15.1

11.8

14.0

登録した 登録していない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

300万円以下(n=89)

300超~500万円以下(n=55)

500万円超(n=131)

5.6

0.0

16.0

68.5

78.2

60.3

25.8

21.8

23.7

登録した 登録していない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下(n=51)

11~20年以下(n=320)

21~30年以下(n=557)

30年超(n=338)

37.3

33.4

29.8

16.6

47.1

48.8

54.9

68.3

15.7

17.8

15.3

15.1

登録した 登録していない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下(n=19)

11~20年以下(n=97)

21~30年以下(n=98)

30年超(n=62)

17.5

6.1

4.8

68.4

66.0

64.3

69.4

31.6

16.5

29.6

25.8

登録した 登録していない 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 A 〕

3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況

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Ⅲ.調査結果

- 56 -

〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

(1) リフォーム工事の実施状況

① 平成 24 年度のリフォーム実績(工事件数)

・今年度調査(H25 年度)においてアンケートに

回答した事業者の“平成 24 年度のリフォーム

工事件数”は、10 件未満から 500 件以上まで

ばらつきが大きいが、10 件未満が 28.2%で、

50 件未満が全体の半数以上を占める。

・H21 年度調査からの推移をみると、工事件数 10

~50 件未満の中規模事業者の比率が増加して

いる。 図 2-4-1 事業者規模(リフォーム実績)(E-2)

② 耐震・バリアフリー・省エネ改修工事の実施状況

・リフォーム実績のある事業者の 65.5%がバリアフリー改修工事、55.4%が省エネ改修、46.1%が耐震

改修を実施している。前年度と比較すると、いずれの工事の比率も上昇した。また、3 種類全ての工

事を実施した事業者は、32.6%を占める。

図 2-4-2 耐震・バリアフリー・省エネ工事の実施比率 図 2-4-3 耐震・バリアフリー・省エネ工事の実施状況

(リフォーム実績のある事業者)(E-2)(複数回答) (E-2)

・各事業者が実施した工事件数を合計すると、バ

リアフリー改修工事が 31,824 件、省エネ改修

工事が 24,158 件、耐震改修工事が 5,121 件で

ある。

・前年度と比較すると、耐震改修、省バリアフリ

ー改修、省エネ改修の工事件数は増加している。

・1 事業者あたりの省エネ工事件数は、前年度の

29.2 件に対し、今年度は 41.7 件と、大幅に増

加している。

図 2-4-4 工事件数(E-2)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=709)

H23(n=684)

H24(n=678)

H25(n=579)

8.7

4.1

5.3

4.3

30.6

34.8

25.4

28.2

19.5

25.9

24.6

28.8

6.5

7.0

7.4

7.3

16.8

13.7

15.2

16.2

11.4

8.9

14.5

12.3

6.5

5.6

7.7

2.9

0件 10件未満10~

50件未満50~

100件未満100~

500件未満500件以上

不明

0 10 20 30 40 50 60 70

耐震の実績あり

バリアフリーの  実績あり

省エネの 実績あり

38.6

62.4

61.7

37.1

61.7

52.3

40.4

54.7

45.7

46.1

65.5

55.4(%)

H21(n=709)

H23(n=684)

H24(n=678)

H25(n=579)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=709)

H23(n=684)

H24(n=678)

H25(n=579)

5.3

4.2

7.4

5.7

13.6

11.0

9.3

7.6

5.7

5.8

5.2

4.0

8.7

5.8

7.2

7.1

17.1

19.4

14.7

17.8

23.0

25.4

23.5

32.6

25.1

26.7

30.4

21.8

耐震のみ

バリアフリーのみ

省エネのみ

耐震+バリアフリー

耐震+省エネ

バリアフリー+省エネ

全て実施

どれも実施していない・

不明

0 10,000 20,000 30,000

耐震

バリアフリー

省エネ

4,977

12,054

8,772

2,776

10,420

13,843

4,043

16,835

19,763

5,121

31,824

24,158 (件)

H21(n=709)

H23(n=684)

H24(n=678)

H25(n=579)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

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Ⅲ.調査結果

- 57 -

(2) リフォーム工事に関する税制優遇措置について

① リフォーム工事に関する税制優遇措置の認知状況

・リフォーム工事に関する税制優遇措置(住宅ロ

ーン減税、耐震改修促進税制、バリアフリー改

修促進税制、省エネ改修促進税制、固定資産税、

贈与税)について、54.1%が「大体知っている」

と回答し、「よく知っている」と「大体知ってい

る」の合計が 64.8%となっている。

・H21 年度からの推移をみると、「知っている」

の比率は高まってきており、認知率の上昇がみ

られる。

図 2-4-5 税制優遇措置の認知状況(E-3①)

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模(年間リフォーム件数)別にみる

と、規模の大きさによって認知度が概ね上昇す

る傾向がある。500 件以上では「よく知ってい

る」が 23.9%で、「大体知っている」との合計は

約 9 割となる

図 2-4-6 税制優遇措置の認知状況(E-3①)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

〔 リフォームの実績状況別 〕

・リフォーム実績のある事業者について、耐震・

バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無別

にみると、工事実績のある事業者では認知度が

高く、耐震・バリアフリー・省エネ改修工事を

どれも実施していない事業者では「あまりよく

知らない」と「知らない」の合計が半数近くと

なる。

図 2-4-7 税制優遇措置の認知状況(E-3①)

〔 リフォームの実績状況別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=709)

H23(n=684)

H24(n=678)

H25(n=579)

7.6

11.8

15.9

10.7

46.8

46.2

46.0

54.1

37.5

33.6

30.4

31.1

6.6

5.6

4.9

2.9

1.4

2.8

2.8

1.2

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満(n=188)

10~50件未満(n=167)

50~100件未満(n=42)

100~500件未満(n=94)

500件以 上(n=71)

9.0

6.0

9.5

12.8

23.9

44.1

55.1

69.0

59.6

64.8

41.0

34.1

19.0

26.6

8.5

4.3

4.2

1.6

0.6

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない

知らない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

耐震+バリアフリー+省エネ(n=189)

いずれかのリフォ ームを実施(n=247)

どれも実施していない(n=126)

17.5

9.7

2.4

58.7

55.1

46.8

21.2

32.8

41.3 7.1

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

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Ⅲ.調査結果

- 58 -

② 税制優遇措置の活用状況・意向

・税制優遇措置をユーザーに紹介するなど、営業

に活用している、または今後活用したいと回答

している事業者は 7 割強であり、一方「活用す

るつもりはない」は 1 割弱である。

・H 23 年度以降、「活用している・今後活用した

い」の比率は若干上昇している。

図 2-4-8 税制優遇措置の活用状況・意向(E-3②)

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模別にみると、規模が大きい事業者

ほど活用状況・意向が高く、年間件数が 500 件

以上の事業者では「活用している・今後活用し

たい」が約 9 割となる。

図 2-4-9 税制優遇措置の活用状況・意向(E-3②)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

〔 リフォームの実績状況別 〕

・リフォーム実績のある事業者について、耐震・

バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無別

にみると、工事実績のある事業者では活用状

況・意向が強く、耐震・バリアフリー・省エネ

改修工事をどれも実施していない事業者では

「活用するつもりはない」が 13.5%、「わからな

い」が 28.6%などとなる。

図 2-4-10 税制優遇措置の活用状況・意向(E-3②)

〔 リフォームの実績状況別 〕

〔 税制優遇措置の認知状況別 〕

・税制優遇措置の認知状況別にみると、制度の認

知度が高いほど活発に活用されており、「よく知

っている」事業者では「活用している・今後活

用したい」が 82.3%となる。税制優遇措置を「知

らない」と回答した事業者は、今後の活用につ

いても 52.9%が「わからない」としており、活

用意向をもつ事業者は 29.4%と少ない。

図 2-4-11 税制優遇措置の活用状況・意向(E-3②)

〔 税制優遇措置の認知状況別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=709)

H23(n=684)

H24(n=678)

H25(n=579)

70.5

65.8

69.8

72.4

7.2

9.8

8.3

7.8

19.9

21.2

19.2

19.0

2.4

3.2

2.8

0.9

活用している・今後活用したい

活用するつもりはない

わからない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満(n=188)

10~50件未満(n=167)

50~100件未満(n=42)

100~500件未満(n=94)

500件以 上(n=71)

58.5

73.7

71.4

81.9

93.0

15.4

7.2

4.3

25.5

18.6

28.6

13.8

4.2

活用している・今後活用したい

活用するつもりはない

わからない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

耐震+バリアフリー+省エネ(n=189)

いずれかのリフォ ームを実施(n=247)

どれも実施していない(n=126)

85.7

70.0

56.3

4.2

8.1

13.5

9.5

21.5

28.6

活用している・今後活用したい

活用するつもりはない

わからない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

よく知っている(n=62)

大体知っている(n=313)

あまりよく知らない(n=180)

知らない(n=17)

82.3

88.8

46.7

29.4

8.1

3.5

13.9

17.6

8.1

7.7

39.4

52.9

活用している・今後活用したい

活用するつもりはない

わからない 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

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Ⅲ.調査結果

- 59 -

③ 税制優遇措置の効果

・税制優遇措置の効果については、全体の 48.0%

が「効果がある」、35.9%が「あまり効果はない」

と回答している。

・H 21 年度からの推移をみるいと「あまり効果は

ない」の比率が若干増加してきている。

図 2-4-12 税制優遇措置の効果(E-3③)

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模別にみると、500 件以上の事業者

では「効果がある」が 59.2%を超え評価が高い

が、50 件未満の事業者では「効果がある」は、

半数を下回っている。

図 2-4-13 税制優遇措置の効果(E-3③)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

〔 リフォーム実績状況別 〕

・リフォーム実績のある事業者について、耐震・

バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無別

にみると、工事実績のある事業者では評価が比

較的高い。どれも実施していない事業者では

「わからない」の比率が高くなる。

図 2-4-14 税制優遇措置の効果(E-3③)

〔 リフォーム実績状況別 〕

〔 税制優遇措置の認知状況別 〕

・税制優遇措置を「よく知っている」「大体知って

いる」事業者では、「効果がある」という回答が、

税優遇措置を知らない事業者に比べて多い。

図 2-4-15 税制優遇措置の効果(E-3③)

〔 税制優遇措置の認知状況別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H21(n=709)

H23(n=684)

H24(n=678)

H25(n=578)

51.3

49.4

48.5

48.0

29.1

30.8

33.6

35.9

15.0

15.9

13.7

14.5

4.7

3.8

4.1

1.6

効果がある・ある程度効果がある

あまり効果はない わからない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満(n=188)

10~50件未満(n=167)

50~100件未満(n=42)

100~500件未満(n=94)

500件以 上(n=71)

46.3

46.1

45.2

46.8

59.2

31.9

38.9

40.5

37.2

36.6

20.2

14.4

11.9

14.9

1.4

1.6

0.6

2.4

1.1

2.8

効果がある・ある程度効果がある

あまり効果はない わからない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

耐震+バリアフリー+省エネ(n=189)

いずれかのリフォ ームを実施(n=247)

どれも実施していない(n=126)

52.9

47.8

40.5

36.5

36.8

34.1

8.5

15.0

23.0

効果がある・ある程度効果がある

あまり効果はない わからない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

よく知っている(n=62)

大体知っている(n=313)

あまりよく知らない(n=180)

知らない(n=17)

66.1

53.0

36.1

29.4

21.0

39.3

36.7

29.4

8.1

6.7

27.2

41.2

4.8

1.0

効果がある・ある程度効果がある あまり効果はない わからない 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

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Ⅲ.調査結果

- 60 -

④ 税制優遇措置について「あまり効果はない」「わからない」理由

・税制優遇措置を「あまり効果はない」、または「わ

からない」とする理由では、「住宅ローンを利用

する施主が少ない」が 64.0%ともっとも多く 、

「手続きが面倒で経費がかかるため、使いにく

い」38.0%、「内容が複雑で理解しにくい」が

35.3%となっている。

・前年度と比較すると、「住宅ローンを利用する施

主が少ない」の比率がやや上昇した。

図 2-4-16 「あまり効果はない」「わからない」理由(E-3③)(複数回答)

(3) その他のリフォーム支援策について

① 中古住宅・リフォームトータルプランの認知度

・中古住宅・リフォームトータルプランについて

「よく知っている」は、4.8%、「大体知ってい

る」26.1%と、認知度は低い水準である。

・前年度と比較すると認知度はやや上昇している。

図 2-4-17 中古住宅・リフォームトータルプランの認知度(E-4)

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模別にみると、規模が大きくなるに

つれて認知度も増加する傾向があり、工事件数

10 件未満の事業者では「知っている」は、2 割

程度あるが、500 件以上の事業者では「知って

いる」は半数を超えている。

図 2-4-18 中古住宅・リフォームトータルプランの認知度(E-4)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

0 10 20 30 40 50 60 70

住宅ロ ーン を 利用する  施主が少ない

手続きが面倒で  経費がかかる ため   使いにくい

内容が複雑で  理解しにくい

その他

不明

63.1

37.8

34.0

9.9

7.7

63.8

37.8

39.1

9.1

8.1

56.4

44.9

39.6

9.7

3.1

64.0

38.0

35.3

7.2

9.2 (%)

H21(n=312)

H23(n=320)

H24(n=321)

H25(n=292)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H24(n=678)

H25(n=579)4.4

4.8

20.5

26.1

44.5

47.7

23.3

20.2

7.2

1.2

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満(n=188)

10~50件未満(n=167)

50~100件未満(n=42)

100~500件未満(n=94)

500件以 上(n=71)

2.7

1.8

7.1

6.4

15.5

19.7

21.6

35.7

30.9

40.8

48.9

52.7

42.9

46.8

35.2

27.7

22.2

11.9

16.0

8.5

1.1

1.8

2.4

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

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Ⅲ.調査結果

- 61 -

② 今後要望する住宅リフォーム政策

・今後の住宅リフォーム政策への要望としては、

「リフォームポイント(仮称)」が 56.3%と最も

多く、住宅エコポイントのような制度への継続

の要望が高い。

・また、「事業者を対象とした税制優遇等の手引書」、

「税制優遇措置の拡・延長」、「リフォームに関

する融資制度の充実」、「リフォーム技術に関す

る手引書」などについても 3 割前後の事業者が

要望している

・前年度よりも全体的に比率が高くなっている政

策が多い。

図 2-4-19 今後要望する住宅リフォーム政策(E-5)

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模別にみると、「リフォームポイント

(仮称)」は事業者の規模が大きいほど要望が高

く、10 件以上の事業者では 6 割以上の要望が

みられる。また、500 件以上の大規模な事業者

では、「税制優遇の拡充・延長」(47.9%)の要

望が比較的強い。

・「税制優遇の手引書」については、100 件から 500

件未満の規模の事業者で比率がやや高くなる。

図 2-4-20 今後要望する住宅リフォーム政策(E-5)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

0 10 20 30 40 50 60

リフォ ームポイ ント (仮称)の創設

事業者を 対象とした税制優遇措置等に関する手引書

リフォ ームに関する税制 優遇措置の拡充・延長

リフォ ームに関する融資 制度の充実

リフォ ーム技術に関する 手引書

事業者を 対象とした 人材育成

上記以外の補助金等の 予算措置

その他

55.3

29.8

25.0

21.1

20.0

12.7

16.1

6.0

49.7

34.1

33.3

29.8

25.1

19.9

18.7

5.2

56.3

35.9

33.7

31.1

25.6

16.9

21.8

4.3(%)

H23(n=684)

H24(n=678)

H25(n=579)

0 10 20 30 40 50 60 70 80

リフォ ームポイ ント (仮称)の創設

事業者を 対象とした税制優遇措置等に関する手引書

リフォ ームに関する税制 優遇措置の拡充・延長

リフォ ームに関する融資 制度の充実

リフォ ーム技術に関する 手引書

事業者を 対象とした 人材育成

上記以外の補助金等の 予算措置

その他

43.6

34.0

33.0

27.1

23.9

12.8

18.6

3.2

61.1

35.9

30.5

32.9

22.2

15.6

23.4

6.6

61.9

40.5

31.0

35.7

33.3

16.7

26.2

0.0

62.8

44.7

29.8

25.5

31.9

23.4

17.0

3.2

70.4

31.0

47.9

38.0

25.4

21.1

29.6

7.0(%)

10件未満(n=188 )

10~50件未満(n=167 )

50~100件未満(n=42)

100~50 0件未満(n=94)

500件以上(n=71)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

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Ⅲ.調査結果

- 62 -

(4) 経営環境について(資材等の充足状況、消費税率アップの影響)

① 職人や資材の充足の状況【新質問】

・「資材は充足しているが人手が不足している」が

47.2%、「人手も資材も不足している」12.6%と

なっており、「人手も資材も充分あり問題ない」

は 10.9%と少ない。

図 2-4-21 職人や資材の充足の状況(E-6)

〔 事業規模別 〕

・工事規模でみると、500 件以上の事業者では、「資

材は充足しているが人手が不足している」が

71.8%となるなど、大規模事業者ほど、人手不

足感が強い。

図 2-4-22 職人や資材の充足の状況(E-6)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

〔 地域別 〕

・地域別にみると、東北では「資材は充足してい

るが人手が不足している」と「人手も資材も不

足している」の合計が 76.6%と高い比率となる。

図 2-4-23 職人や資材の充足の状況(E-6)

〔 地域別 〕

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=579)10.9 47.2 12.6 25.6

3.1

人手も資材も充分あり問題ない

人手は充足しているが資材が不足している

資材は充足しているが人手が不足している

人手も資材も不足している

現状では問題はないが先々を考えると不安

わからない・不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満(n=188)

10~50件未満(n=167)

50~100件未満(n=42)

100~500件未満(n=94)

500件以 上(n=71)

17.6

10.8

4.8

6.4

2.8

35.1

45.5

52.4

55.3

71.8

13.3

10.2

14.3

11.7

14.1

26.1

31.7

23.8

25.5

11.3

7.4

人手も資材も充分あり問題ない

人手は充足しているが資材が不足している

資材は充足しているが人手が不足している

人手も資材も不足している

現状では問題はないが先々を考えると不安

わからない・不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

0% 20% 40% 60% 80% 100%

北海道(n=10)

東北(n=47)

関東(n=190)

北陸・甲信越(n=41)

東海(n=71)

近畿(n=85)

中国(n=35)

四国(n=38)

九州・沖縄(n=56)

10.0

8.5

8.9

17.1

21.1

8.2

8.6

7.9

8.9

10.0 50.0

53.2

47.4

56.1

35.2

54.1

51.4

36.8

46.4

20.0

23.4

9.5

9.8

12.7

11.8

14.3

18.4

8.9

12.8

31.6

14.6

28.2

22.4

22.9

31.6

28.6

10.0

2.1

2.1

2.4

2.8

1.2

2.9

5.3

7.1

人手も資材も充分あり問題ない 人手は充足しているが

資材が不足している

資材は充足しているが人手が不足している

人手も資材も不足している

現状では問題はないが先々を考えると不安

わからない・不明

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Ⅲ.調査結果

- 63 -

② 消費税率アップの影響

・消費税率アップの影響としては、全体の 85.3%

が「影響がある」と回答している。

・前年度と比較すると、「あまり影響がない」がわ

ずかながら上昇している。

図 2-4-24 消費税率アップの影響(E-7)

〔 事業規模 〕

・事業者の事業規模別にみると、事業規模が大

きくなるにつれて、「影響がある」の比率は大

きくなっており、工事件数 500 件以上の事業

者では 91.5%が「影響がある」と回答してい

る。

図 2-4-25 消費税率アップの影響(E-7)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

③ 消費税率アップの影響の内容

・消費税率アップの影響の内容では、「導入前の駆

け込み、導入後の落ち込み」が 81.4%と、もっ

とも多く、「価格競争の激化」が 35.0%、「リフ

ォーム市場拡大の停滞」が 25.3%などとなって

いる。

図 2-4-26 消費税率アップの影響の内容(E-7)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H24(n=678)

H25(n=579)

87.3

85.3

3.7

9.8

3.1

3.3

5.9

1.6

影響がある あまり影響はない わからない 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満(n=188)

10~50件未満(n=167)

50~100件未満(n=42)

100~500件未満(n=94)

500件以 上(n=71)

82.4

87.4

81.0

85.1

91.5

11.2

7.8

14.3

11.7

5.6

4.3

2.1

影響がある あまり影響はない わからない 不明

0 20 40 60 80 100

導入前の駆け込み 導入後の落ち 込み

価格競争の激化

リフォ ーム市場拡大の 停滞

その他

87.0

34.0

31.8

3.7

81.4

35.0

25.3

2.8 (%)

H24(n=592)

H25(n=494)

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

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Ⅲ.調査結果

- 64 -

〔 事業規模別 〕

・事業者の規模別にみると「導入前の駆け込み、

導入後の落ち込み」は、工事件数 50~100 件

未満の規模の事業者での比率が高いのに対し、

「リフォーム市場拡大の停滞」は、50 件未満

の規模の事業者での比率が高くなっている。

図 2-4-27 消費税率アップの影響の内容(E-7)(複数回答)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

(5) その他(インスペクションガイドラインの認知、契約書式)

① インスペクションガイドラインの認知 【新質問】

・インスペクションガイドラインを「知っている」

は、29.5%と少ない。

図 2-4-28 インスペクションガイドラインの認知(E-8)

〔 事業規模別 〕

・インスペクションガイドラインの認知度は、事

業規模の大きさに比例して高くなっており、

500 件以上の事業者では、「知っている」は

57.7%と比率が高くなる。

図 2-4-29 インスペクションガイドラインの認知(E-8)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0

導入前の駆け込み 導入後の落ち 込み

価格競争の激化

リフォ ーム市場拡大の 停滞

その他

72.9

34.2

27.1

1.9

83.6

36.3

26.7

1.4

94.1

35.3

17.6

2.9

82.5

38.8

25.0

3.8

90.8

32.3

20.0

6.2 (%)

10件未満(n=155 )

10~50件未満(n=146 )

50~100件未満(n=34)

100~50 0件未満(n=80)

500件以上(n=65)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満(n=188)

10~50件未満(n=167)

50~100件未満(n=42)

100~500件未満(n=94)

500件以 上(n=71)

18.1

19.8

40.5

40.4

57.7

79.8

77.2

52.4

59.6

39.4

2.1

3.0

7.1

2.8

知っている 知らなかった 不明

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全 体(n=579) 29.5 67.9 2.6

知っている 知らなかった 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

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Ⅲ.調査結果

- 65 -

② 用いている契約書等書類の種類

・リフォーム工事のユーザーとの契約に際して用

いている契約書は、「独自の契約書」が 55.8%、

「リ推進協の標準契約書式集」が 24.7%、「書籍

等の汎用の契約書」が 15.5%などである。また、

「保証書を発行している」は 20.0%である。

・これら契約書の種類は、H24 年と似た水準であ

る。

図 2-4-30 用いている契約書等書類(E-9)(複数回答)

(*)保証書発行の有無は、前年度は質問していない

〔 事業規模別 〕

・事業者の模別にみると、工事件数 500 件以上の

事業者では「独自の契約」が 80.3%と多くなる。

15件未満の事業者では「書籍等の汎用の契約書」

の比率が他に比べて高い。「その他」として、“見

積書のみ”、“契約書は書いていない”という回

答もみられた。

・保証書を発行している比率は、工事規模の大き

さに比例して高くなっており、500 件以上の事

業者では 64.8%が発行している。

図 2-4-31 用いている契約書等書類(E-9)(複数回答)

〔 事業規模(年間リフォーム実施件数)別 〕

③ 保証書の種類

・発行している保証書の種類としては、「自社独自

のもの」が約 8 割を占めている。

図 2-4-32 保証書の種類(E-9)

0 10 20 30 40 50 60

独自の契約書を 作成し 活用

住宅リフォ ーム推進協議会 の標準契約書式 集を もと に契約書を 作成し活用

保証書を 発行  している

書籍やホームページ等に 掲載されている汎用の 契約書を 入手し活用

その他

52.8

24.0

13.3

7.7

55.8

24.7

20.0

15.5

4.7 (%)

H24(n=678)

H25(n=579)

0 20 40 60 80 100

独自の契約書を 作成し 活用

住宅リフォ ーム推進協議会 の標準契約書式 集を もと に契約書を 作成し活用

保証書を 発行  している

書籍やホームページ等に 掲載されている汎用の 契約書を 入手し活用

その他

52.7

17.6

6.9

16.5

8.5

53.3

24.0

9.0

23.4

3.0

47.6

38.1

23.8

9.5

7.1

53.2

37.2

31.9

10.6

1.1

80.3

19.7

64.8

5.6

2.8 (%)

10件未満(n=188 )

10~50件未満(n=167 )

50~100件未満(n=42)

100~50 0件未満(n=94)

500件以上(n=71)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

保証書を発行(n=116) 78.4 11.2 10.3

自社独自のものを発行 汎用のものを活用 不明

Ⅲ.調査結果 2.調査結果の詳細〔 調査票 B 〕

4.住宅支援策等に対する事業者の意識

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Ⅳ.資料・調査票

- 66 -

Ⅳ.資料・調査票

住宅リフォームの施工物件に関するアンケート

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会では、平成24年度に引き続き、住宅リフォームに関するア

ンケート調査を実施致します。本調査はリフォーム事業者が施工した物件の内容を施主に代わりお答え

頂くもので、結果は一般公開し、住宅リフォーム事業の発展に役立つ資料として活用させていただきま

す。その他の目的での使用は一切ありません。その趣旨をご理解いただき以下の調査にご協力いただき

ますよう、よろしくお願い申し上げます。

A.リフォームを行われた施主の方や居住する世帯についてお伺いします。

(A-1)施主の年齢について(1つのみ選択)

□1. 20 歳代 □2. 30 歳代 □3. 40 歳代 □4. 50 歳代

□5. 60 歳代 □6. 70 歳以上

(A-2)施主と、リフォームを行った住宅の居住者(居住世帯)との関係はどれに該当しますか

(1つのみ選択)

□1. 施主が住宅を所有し、居住している

□2. 施主が住宅を所有しているが、親族が居住している(施主は居住していない)

□3. 施主が住宅を所有しているが、他人に賃貸している

□4. 施主の親族が住宅を所有し、施主は同居している

□5. 施主(または親族)以外が住宅を所有し、施主は居住している(又は居住予定)

□6. その他( )

(A-3)リフォームを行った住宅に居住する世帯の世帯主年齢について(1つのみ選択)

*施主と、居住世帯の世帯主が同じである場合も、再度お答えください。

□1. 20 歳代 □2. 30 歳代 □3. 40 歳代 □4. 50 歳代

□5. 60 歳代 □6. 70 歳以上

(A-4)リフォームを行った住宅に居住する世帯のご家族構成について(1つのみ選択)

□1. 単身 □2. 夫婦のみ □3. 親子(二世代)

□4. 夫婦と子と親(三世代) □5. その他

(A-5)上記(A-4)のご家族の人数(世帯主を含めて)について 人 B.リフォームを行った住宅についてお伺いします。

(B-1)リフォームを行った住宅の所在地 都・道・府・県

(B-2)リフォームを行った住宅の種類について(1つのみ選択)

□1. 戸建て □2. マンション □3. その他( )

(B-3)リフォームを行った住宅の築年数について(1つのみ選択)

□1. 5 年以下 □2. 6 年~10 年以下 □3. 11 年~15 年以下

□4. 16 年~20 年以下 □5. 21 年~25 年以下 □6. 26 年~30 年以下

□7. 31 年以上

(B-4)リフォームを行った住宅の居住世帯が、入居してから今回のリフォームを行うまでの居

住期間について(1つのみ選択)

□1. 0 年(入居前または入居直後にリフォームを実施) □2. 1 年~5 年以下

□3. 6 年~10 年以下 □4. 11 年~15 年以下 □5. 16 年~20 年以下

□6. 21 年~25 年以下 □7. 26 年~30 年以下 □8. 31 年以上

調査票A

平成24年9月から平成25年8月に施工完了した物件について、物件ごとに記入してください

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Ⅳ.資料・調査票

- 67 -

(B-5)リフォームを行った住宅の取得方法について(1つのみ選択)

□1. 注文住宅(建替えを含む)の建設 □2. 新築分譲住宅の購入

□3. 中古住宅の購入 □4. 親からの相続等 □5. その他

〔中古住宅の購入の場合〕 リフォームを実施した業者について(1 つのみ選択)

□1. 不動産の仲介業者がリフォームを実施した

□2. 不動産の仲介業者から施工業者の紹介を受けてリフォームを実施した

□3. 自分で業者を探して、リフォームを実施した

□4. その他( )

C.リフォーム工事の内容についてお伺いします。

(C-1)リフォーム工事の着工年月 平成 年 月

(C-2)リフォーム工事の竣工年月 平成 年 月

(C-3)リフォーム工事の種類について(1~4 のうち1つのみ選択)

□1. 増築 実施前の床面積 ㎡ → 実施後の床面積 ㎡

□2. 改築(住宅の一部を取り壊して改めて住宅部分を建築する工事)

□3. 大規模な修繕又は模様替え(壁、柱、床、はり、屋根または階段の一種類以上について過半の修繕

又は模様替えをするもの)

□4. その他の修繕、模様替え、減築(二階を減らす等)

(C-4)リフォーム工事の目的と内容について

*マンション等の場合、専有部分のリフォームに該当する項目のみお答えください。

①工事の目的について(あてはまるものすべて選択)

□1. 耐震性や災害からの安全性の向上を図るため

□2. 防犯性能の向上を図るため

□3. 省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図るため

□4. 老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らしやすくするため

□5. 耐久性向上のため

□6. 使い勝手の改善、自分の好みに変更するため

□7. 住宅、設備の老朽化や壊れたため

□8. 子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要が生じたため

□9. 2世代同居など、他の世帯との同居に対応するため

□10. 健康増進や病気予防に配慮した室内環境にするため

□11. 中古住宅の購入に合わせて

□12. 相続等により住宅の所有者が入れ替わったため

□13. 空き家になっていた住宅の活用を図るため

□14. 地震による被害の補修のため

□15. その他( )

②工事の内容について(あてはまるものすべて選択)

□1. 広さの変更 □2. 間取りの変更 □3. 内装の変更(壁紙、床の張り替え等)

□4. 居室の用途の変更 □5. 収納スペースの改善 □6. 段差の解消、手すりの設置

□7. 住宅設備の変更 → ③の質問をご回答ください □8. 室内建具の変更

□9. 冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新(床暖房含む)

□10. 壁、柱等の主要構造部の改修 □11. 耐震補強工事 □12. 耐火性能強化

□13. 防犯性能強化 □14. 防音工事 □15. 太陽光発電・温水器の設置

□16. 外壁への断熱材の設置工事 □17. 屋根・天井への断熱材の設置工事

□18. 床・基礎への断熱材の設置工事 □19. 窓ガラス・窓サッシ等の改良

□20. 外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の塗り替え等)

□21. その他( )

裏面もご回答お願いいたします。

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Ⅳ.資料・調査票

- 68 -

③ (C-4)②で、“□7. 住宅設備の変更”をご回答いただいた場合、その内容を具体的にご回

答ください(あてはまるものすべて選択)

□1. 在来型キッチンまたはシステムキッチンの交換

□2. 在来型の浴室またはユニットバスの交換

□3. 洗面化粧台の交換

□4. 便器の交換

□5. その他(具体的に )

D.リフォーム工事の契約額・資金内訳等についてお伺いします

(D-1)リフォーム工事の契約金額および自己資金、借入金、補助金はいくらでしたか(消費税込)。

借入金や補助金は、ない場合は「0」を記入してください

① 契約金額 万円=自己資金 万円+借入金 万円+補助金 万円

※ 自己資金には、預貯金、不動産の売却代金、親族からの贈与等が含まれます。

② 借入金内訳 公的金融機関 万円 償還期間 年

民間金融機関 万円 償還期間 年

その他 万円 償還期間 年

※「公的金融機関」とは、住宅金融支援機構、地方公共団体、年金資金運用基金、雇用・能力開発

機構、沖縄振興開発金融公庫を指します。

※「民間金融機関」とは、「公的金融機関」以外の金融機関を指します。

※「その他」には、勤務先、親族及び知人、労働金庫等からの借入が含まれます。

(D-2)リフォーム工事契約時に住宅ローンが残っていましたか(わかる範囲で)。

□1. 残っている □2. 残っていない □3. 不明

(D-3)リフォーム工事に関して以下の税制優遇措置や公的な補助を利用しましたか。わかる範囲で

お答えください(1~17 であてはまるものすべて選択)

<増改築工事全般>

□1. 住宅ローン減税(所得税)

□2. 住宅取得資金等の贈与税の非課税制度(新非課税制度)

□3. 暦年課税制度

□4. 地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助(リフォーム全般に関するもの)

□5. 地方自治体の地場産材活用に対する補助

<耐震改修工事>

□6. 投資型減税(既存住宅の耐震改修に係る所得税額の特別控除)

□7. 耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額

□8. 地方自治体の耐震改修工事に関する補助

<バリアフリー改修工事>

□9. 投資型減税(住宅のバリアフリー改修に係る所得税額の特別控除)

□10. ローン型減税(住宅のバリアフリー改修に係る所得税額の特別控除)

□11. バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額

□12. 介護保険による住宅改修費の支給

□13. 地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助(介護保険以外)

<省エネ改修工事>

□14. 投資型減税(住宅の省エネ改修に係る所得税額の特別控除)

□15. ローン型減税(住宅の省エネ改修に係る所得税額の特別控除)

□16. 省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額

□17. 地方自治体の省エネ改修工事に関する補助

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Ⅳ.資料・調査票

- 69 -

(D-4)リフォーム工事に関してどのような税制優遇措置や公的な補助を要望されますか(あてはまるもの

すべて選択)

□1. 耐久性向上(屋根・外壁の塗装や防水等)のためのメンテナンス工事の減税制度

□2. バリアフリー減税の対象年齢(50 歳以上)の引き下げ

□3. 現金給付方式の導入(一定のリフォーム工事に対して現金を給付)

□4. リフォームポイント制度の創設

□5. その他( )

(D-5)この住宅リフォーム工事では、リフォーム瑕疵保険に加入しましたか(1 つのみ選択)

□1. 加入した

□2. 加入しなかった (D-6)この住宅リフォーム工事は、住宅履歴情報として登録しましたか(1 つのみ選択)

□1. 登録した

□2. 登録していない

□3. 不明

<ご参考>

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会では、リフォーム工事に関する税制優遇措置

の内容について、建築士や事業者向けに解説した手引きを発行しています。

当協会のホームページ(http://www.j-reform.com/zeisei/index.html)からダウンロー

ドできますので、本調査でのご参考に加えて、お客様への提案や証明書作成の際にもご

活用ください。

●「手引き」には工事ごとに以下の主な内容について解説しています。

•対象となる工事の詳細

•減税額の算出方法

•手続きの流れ、適用要件

•申告の際に必要となる証明書

•証明書の記載方法

ご不明の点は下記まで、お問い合わせ下さい。ご協力ありがとうございました。

【お問合せ先】 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 事務局:安井

TEL:03-3556-5430 FAX:03-3261-7730 E-mail:[email protected]

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Ⅳ.資料・調査票

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住宅リフォーム事業に関するアンケート(住宅リフォーム支援策等)

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会では、住宅リフォームの支援策等に関するアンケート

調査を実施致します。本調査はリフォーム事業者の立場で税制優遇措置の利用状況やご意見をお

答え頂くもので、結果は一般公開し、住宅リフォーム事業の発展に役立つ資料として活用させて

いただきます。その他の目的での使用は一切ありません。その趣旨をご理解いただき以下の調査

にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

(E-1)貴社の事業所(本店)所在地は 都・道・府・県 (E-2)貴社の事業所の平成24年度における住宅リフォーム工事の件数をご記入ください。そ

のうち、耐震・バリアフリー・省エネ改修工事がある場合、その件数をご記入ください(実績

がない箇所には、「0」とご記入ください)

住宅リフォーム工事

年間件数

(E-3)リフォーム工事に関する税制優遇措置(住宅ローン減税、耐震改修促進税制、バリアフ

リー改修促進税制、省エネ改修促進税制、固定資産税、贈与税)についてお聞きします。

①貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置の内容を知っていますか(1つのみ選択)

□1. よく知っている □2. 大体知っている □3. あまりよく知らない

□4. 知らない

②貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置をユーザーに紹介するなど、営業に活用して

いますか。また今後活用したいと思いますか(1つのみ選択)

□1. 活用している・今後活用したい □2. 活用するつもりはない □3. わからない

③貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置が、ユーザーの住宅リフォームを促進する上

で効果があると思いますか(1つのみ選択)

「2.あまり効果はない」「3.わからない」と回答した方は、その理由をお答えください。

□1. 効果がある・ある程度効果がある

□2. あまり効果はない

□3. わからない

(E-4)リフォーム市場の活性化のための施策提言として「中古住宅・リフォームトータルプラ

ン」が策定されています。ご存じでしょうか(1つのみ選択)

□1. よく知っている □2. 大体知っている □3. あまりよく知らない

□4. 知らない

左記件数のうち、 (複数回答可)

① 耐震改修工事の件数 件

② バリアフリー改修工事の件数 件

③ 省エネ改修工事の件数 件

調査票B

この調査票Bは、リフォーム事業者としての立場で、1事業者につき1枚ご提出ください。

その理由は何ですか(複数回答可)

□1. 内容が複雑で理解しにくい

□2. 手続きが面倒で経費がかかるため、使いにくい

□3. 住宅ローンを利用する施主が少ない(自己資金で工事

を行う場合が多く、住宅ローン減税を利用できない)

□4. その他( )

裏面もご回答お願いいたします。

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Ⅳ.資料・調査票

- 71 -

(E-5)今後、どのような住宅リフォーム政策を要望されますか(あてはまるものすべて選択)

□1. リフォームポイント(仮称)*の創設

* 住宅エコポイントの仕組みを活用した、リフォーム促進のための新しいポイント制度

□2. リフォームに関する税制優遇措置の拡充・延長

(具体的に )

□3. リフォームに関する融資制度の充実

(具体的に )

□4. 1~3 以外の補助金等の予算措置

(具体的に )

□5. 事業者を対象とした税制優遇措置等に関する手引書(制度概要、メリット、申請手順等)

□6. リフォーム技術に関する手引書(設計・施工マニュアル、事例集等)

□7. 事業者を対象とした人材育成(セミナー等)

□8. その他(具体的に )

(E-6)リフォーム工事に携わる職人や資材の充足についてはどのような状況ですか(1つのみ

選択)

□1. 人手も資材も充分あり問題ない

□2. 人手は充足しているが、資材が不足している

□3. 資材は充足しているが、人手が不足している

□4. 人手も資材も不足している

□5. 現状では問題はないが、先々を考えると不安

□6. わからない

(E-7)消費税率を 2014 年 4 月に 8%、15 年 10 月に 10%に引き上げる消費増税法案が可決

成立しました。消費税率アップは、受注活動に影響があると思いますか(1つのみ選択)

□1. 影響がある

□2. あまり影響はない

□3. わからない

(E-8)国土交通省では、中古住宅の検査の項目や方法等について、平成 25 年 6 月に「既存

住宅インスペクション・ガイドライン」(注)をとりまとめていますが、内容をご存じで

しょうか(1 つのみ選択)

□1. 知っている

□2. 知らなかった (注)「既存住宅インスペクション・ガイドライン」の詳細は、国土交通省のホームページでご確認ください

http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000464.html

(E-9)リフォーム工事のユーザーとの契約に際して、貴社ではどのような契約書等書類を用

いていますか(複数回答可)

□1. 住宅リフォーム推進協議会の標準契約書式集をもとに契約書を作成し活用している

□2. 書籍やホームページ等に掲載されている汎用の契約書を入手し活用している

□3. 独自の契約書を作成し活用している

□4. 保証書を発行している( □1. 自社独自のものを発行 □2. 汎用のものを活用 )

□5. その他( )

ご不明の点は下記まで、お問い合わせ下さい。ご協力ありがとうございました。

【 お問合せ先】 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 事務局:安井

TEL:03-3556-5430 FAX:03-3261-7730 E-mail:[email protected]

どのような影響が予想されますか(複数回答可)

□1. 導入前の駆け込み、導入後の落ち込み

□2. リフォーム市場拡大の停滞

□3. 価格競争の激化

□4. その他( )

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一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会

環境整備委員会 制度WG

主査 黒 岩 幹 夫 一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会

委員 井 手 猛 一般財団法人 住宅生産振興財団

委員 太 田 修 弘 一般財団法人 経済調査会

委員 小 椋 利 文 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

委員 金 子 哲 也 一般社団法人 日本塗装工業会

委員 菊地原 芳憲 一般社団法人 住宅生産団体連合会

委員 下田 濟二郎 一般社団法人 日本インテリアプランナー協会

委員 鈴 木 了 史 公益財団法人 マンション管理センター

委員 須藤 千香子 一般財団法人 住まいづくりナビセンター

委員 関 励 介 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合

委員 竹 脇 拓 也 一般社団法人 工務店サポートセンター

委員 樽 宏 彰 一般社団法人 リノベーション住宅推進協議会

委員 中 尾 哲 朗 押出発泡ポリスチレン工業会

委員 中島 古史郎 一般社団法人 リビングアメニティ協会

委員 橋 本 真 一 一般財団法人 建設物価調査会

委員 古 瀬 浩 二 独立行政法人 住宅金融支援機構

委員 宮 内 淳 公益財団法人 東京都防災・建築まちづくりセンター

平成25年度 住宅リフォーム実例調査報告書

平成26年3月

発 行:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会

〒102-0071 東京都千代田区富士見 2-7-2 ステージビルディング 4階

TEL 03-3556-5430 FAX 03-3261-7730

無断転載禁止

この調査結果を転載する場合には、上記の住宅リフォーム推進協議会にご連絡ください。