スマートフォンセキュリティのキホン 第２回スマートフォンセキュリティのキホン 第２回スマートフォンセキュリティのキホン 第２回スマートフォンセキュリティのキホン 第２回スマートフォンのセキュリティに関しての講義２回目、２）ウィルス・スパイウェアです。

PC に比べてスマートフォンは歴史が浅いためウィルスやスパイウェアの脅威は少ないのですが、それでも実態はどうなっているのか心配ですね。

実は既に昨年世界初 Android ウィルスが出たという情報で、勝手に課金されるアプリ「 Movie Player 」に始まり、最近では人気ブラウザ「 Dolphin Browser 」が個人情報を勝手に収集するという話まであります。

また関連情報で記憶に新しいところでは「カレログ」が個人情報を勝手に収集するスパイウェアとしてウィルスバスターで認定されてしまったという話もあります。

スマートフォン全体でセキュリティ対策はどうあるべきかいろんな見解がありますが、大きくは iOS と Android で異なるようです。

iOS は Apple 社がアプリ審査に時間をかけており、ウィルスや情報を抜き取るスパイウェアで無いことを事前にチェックしているためにこれらの脅威をほぼなしにしている模様。加えて自動で起動する事ができない仕様になっているためにユーザの同意なくデータが送信されることがないとのこと。

一方 Android はマーケットの審査が緩いために個人情報を抜き出すマルウェアが横行しているという状況のようです。

セキュリティソフト開発各社では Android 対策を中心にソフトを出しております。若干の差はありますが、機能は大体以下のような感じです。・ウィルス・スパイウェア防止機能　（勝手にインストールされたり情報が抜かれない）・不審サイト閲覧不可・アプリ管理　（課金が発生するものか、個人情報アクセス系かチェック）加えて・パスワードロック・リモート探知・リモート操作ができます。

ウイルス検出率テストを行う第三者機関、 AV-TEST.org によると無料のセキュリティソフトの検知率は一様に低いらしいので有償のものをインストールするのがオススメです。以下すべて Android 版。 iOS 向けは無い（＝不要？）のでご注意ください。

ノートン： http://jp.norton.com/mobile-security/ ウィルスバスター： http://virusbuster.jp/vb2012/android/index.htm? カスペルスキー： http://www.kasperskystore.jp/product/2011/kms9.html