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平成 28年9月15日 株式会社日本政策金融公庫 農業経営における女性の存在感強まる 収益増にも寄与 ~過半数の農業経営で女性が経営に関与、「6次化」などでセンス発揮~ <平成28年上半期農業景況調査関連> 日本政策金融公庫(略称:日本公庫)農林水産事業が、平成 28 年7月に実施した 「平成 28 年上半期農業景況調査」で、農業現場における雇用状況の動向、とりわけ女性の 経営への関与状況について調査したところ、「経営者が女性」「役員として登用」「管理職など 幹部として登用」というように女性が経営に関与する経営体は全体の過半数に上ることがわかり ました。 また、女性の経営への関与が収益増にも寄与することもわかりました。これは、農業 の6次産業化における販売現場等で、消費者ニーズを敏感に掴みとる女性ならではのセ ンス等が生きている面もあったと考えられます。 調査結果の詳細は以下のとおりです。 <調査結果のポイント> ○ 農業経営における女性の関与割合は増加(資料:9~11 ページ) 過去5年間の農業経営において、女性が経営に関与する割合の変化は、「変動ない」 (74.4%)が多かったものの、「増加している」(17.5%)が「減少している」(8.1%)よりも 9.4 ポ イント高くなりました。地域別に見ると「中国・四国」(25.2%)で高い一方で「北海道」 (12.2%)で低くなりました。売上規模別では「5億円以上」(33.3%)、「1億円以上5億円未 満」(26.3%)、「5千万円以上1億円未満」(18.2%)と売上規模が大きくなるほど割合が高い 傾向となりました。 さらに、女性が経営に関与する割合が「増加している」と答えたグループの財務状況に注 目すると、個人・法人といった経営形態によらず収益が大きく増加していました(売上高増加 (注) :27.0%、経常利益増加率 (注) :139.2%)。(注)別添資料P2「調査要領」参照 ○ 女性が農業経営へ関与したグループでは高い収益の伸び(資料:12~15 ページ) 「経営者が女性」「役員として登用」「管理職など幹部登用」というように女性が経営に関与 する経営体の割合は 53.8%と過半数に上りました。 さらに、3年間での売上高と経常利益の増加率について調査したところ、「女性が経営に 関与している」グループでは売上高増加率が 23.6%、経常利益増加率が 126.6%となり、 「関与していない」グループと比べて、売上高増加率が 1.9 ポイント、経常利益増加率が 71.4 ポイント高く、女性の経営への関与は収益増にも寄与すると考えられます。 農業景況調査:雇用 ニュースリリース

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平 成 2 8 年 9 月 1 5 日

株式会社日本政策金融公庫

農業経営における女性の存在感強まる 収益増にも寄与

~過半数の農業経営で女性が経営に関与、「6次化」などでセンス発揮~ <平成28年上半期農業景況調査関連>

日本政策金融公庫(略称:日本公庫)農林水産事業が、平成 28 年7月に実施した

「平成 28年上半期農業景況調査」で、農業現場における雇用状況の動向、とりわけ女性の

経営への関与状況について調査したところ、「経営者が女性」「役員として登用」「管理職など

幹部として登用」というように女性が経営に関与する経営体は全体の過半数に上ることがわかり

ました。 また、女性の経営への関与が収益増にも寄与することもわかりました。これは、農業

の6次産業化における販売現場等で、消費者ニーズを敏感に掴みとる女性ならではのセ

ンス等が生きている面もあったと考えられます。

調査結果の詳細は以下のとおりです。

<調査結果のポイント>

○ 農業経営における女性の関与割合は増加(資料:9~11ページ)

過去5年間の農業経営において、女性が経営に関与する割合の変化は、「変動ない」

(74.4%)が多かったものの、「増加している」(17.5%)が「減少している」(8.1%)よりも 9.4 ポ

イント高くなりました。地域別に見ると「中国・四国」(25.2%)で高い一方で「北海道」

(12.2%)で低くなりました。売上規模別では「5億円以上」(33.3%)、「1億円以上5億円未

満」(26.3%)、「5千万円以上1億円未満」(18.2%)と売上規模が大きくなるほど割合が高い

傾向となりました。

さらに、女性が経営に関与する割合が「増加している」と答えたグループの財務状況に注

目すると、個人・法人といった経営形態によらず収益が大きく増加していました(売上高増加

率(注):27.0%、経常利益増加率(注):139.2%)。(注)別添資料P2「調査要領」参照

○ 女性が農業経営へ関与したグループでは高い収益の伸び(資料:12~15ページ)

「経営者が女性」「役員として登用」「管理職など幹部登用」というように女性が経営に関与

する経営体の割合は 53.8%と過半数に上りました。

さらに、3年間での売上高と経常利益の増加率について調査したところ、「女性が経営に

関与している」グループでは売上高増加率が 23.6%、経常利益増加率が 126.6%となり、

「関与していない」グループと比べて、売上高増加率が1.9ポイント、経常利益増加率が71.4

ポイント高く、女性の経営への関与は収益増にも寄与すると考えられます。

農業景況調査:雇用

ニュースリリース

2

○ 「6次化」「営業・販売」で女性が活躍し、高い収益を実現(資料:16~19)

農業経営における女性の担当分野は、「生産」の回答が最も多く(67.4%)、続いて「経営

管理」(49.7%)、「営業・販売」(25.0%)、「6次化」(17.8%)、「その他」(10.0%)となりまし

た。

中でも、「6次化」「営業・販売」を担当していると回答したグループは、特に経常利益増加

率が高く、法人経営体に至っては極めて高い増加率となりました(6次化:431.1%、営業・販

売:672.3%)。

業種別では「稲作(都府県)」「果樹」「採卵鶏」は「6次化」「営業・販売」の両方で回答が

多いという特徴がありました。「6次化」「営業・販売」といった分野において、女性目線で消

費者ニーズを敏感に感じ取り、販売などにうまく活かすことにより、結果として高い収益の伸

びに結びついていると考えられます。

調査時期 平成 28年7月

調査方法 往復はがきによる郵送アンケート調査

調査対象 スーパーL資金または農業改良資金ご融資先のうち21,389先

※ 今回調査では、熊本地震による影響が見込まれる地域にある経営体を調査対象外としています

有効回答数 5,997先(回収率:28.0%)

稲作(北海道):559、稲作(都府県):1,690、畑作:438、露地野菜:482、施設野菜:440、

茶:145、果樹:340、施設花き:210、きのこ:80、酪農(北海道):222、

酪農(都府県):260、肉用牛:391、養豚:240、採卵鶏:125、ブロイラー:57、その他:318

雇用状況等の動向に関する調査 ~農業経営で女性の存在感が強まる 収益増にも寄与~

平成 28年9月 15日

日本政策金融公庫

農林水産事業本部

資料

1

目次

調査要領............................................. 2

設問一覧............................................. 3

概要................................................. 4

雇用状況の動向....................................... 5

経営における労働力の変化............................. 7

経営における女性の割合の変化......................... 9

女性の経営への関与.................................. 12

経営における女性の担当分野.......................... 16

付録................................................ 20

2

調査要領

1.調査目的

株式会社日本政策金融公庫が行う農業景況調査の対象者(スーパーL資金または農業改良資

金ご融資先)に対して、雇用状況等の動向、とりわけ女性の活躍推進状況について調査するととも

に、売上高等の財務分析を通じて、その効果を検証する。

2.調査方法

郵送アンケート及び財務分析(郵送アンケートは平成 28年上半期農業景況調査に併せて実施)。

財務分析の集計は、分析対象の平均値を用いた。

※ 売上額増加率 :(直近の売上額の総和-直近から3年前の売上額の総和)

÷直近から3年前の売上額の総和

※ 経常利益増加率:(直近の経常利益の総和-直近から3年前の経常利益の総和)

÷直近から3年前の経常利益の総和

※ 経常利益について: 対象が個人事業主の場合は「所得金額」を用いた。

3.調査時期

平成 28年7月

4.調査対象

スーパーL資金または農業改良資金ご融資先 21,389先

※ 今回調査では、熊本地震による影響が見込まれる地域にある経営体を調査対象外とした

5.有効回答数

5,997先(回収率:28.0%)

うち、財務分析 4,222先

なお、財務分析は、アンケート回答のうち分析可能な財務データのある融資先を対象に行った。

また、項目ごとに集計可能なデータが異なるため、項目ごとに回答数は異なる。

3

設問一覧

雇用状況の実績は

回答 ① 過剰である ② 適正である ③ 不足である

経営における労働力について、過去5年間で

回答 ① 家族が就農した ② 常時雇用を増やしている

③ 外国人研修生を増やしている ④ パートを増やしている

⑤ 変動なし ⑥ 減らしている

経営における女性の割合(パート・研修生除く)について、過去5年間で

回答 ① 増加している ② 変動なし ③ 減少している

女性の経営への関与について(複数回答可)

回答 ① 経営者が女性である

② 役員として登用している

(家族経営の場合、経営方針の決定に関与している)

③ 管理職など幹部登用している、もしくは事業の一部を委ねている

④ 今後、関与強化を考えている

⑤ 関与していない

以下の質問は上記の質問で①~④を回答した方に伺います。

女性はどのような分野を担当していますか(複数回答可)

回答 ① 生産 ② 6次化(加工、商品開発等)

③ 営業・販売 ④ 経営管理 ⑤ その他

4

概要

本調査では、農業現場における雇用状況の動向、とりわけ女性の経営関与の状況について

調査した。

その結果、農業経営において労働力が不足する中、「経営者が女性」「役員として登用」「管

理職など幹部登用」というように女性が経営に関与する経営体は全体の過半数に上ることが

分かった。しかも、女性の経営への関与は収益増にも寄与するという結果になった。

また、「6次化」「営業・販売」といった分野で女性が活躍し収益を伸ばす経営体の姿が鮮

明になった。

(1)雇用状況の動向、経営における労働力の変化

○ 雇用状況 DIは▲30.1 と二桁のマイナス値となり、労働力不足は深刻な状況にある。

○ 労働力不足の対応として「パートを増やしている」との回答が多かった(26.5%)。

(2)経営における女性の割合の変化

○ 労働力不足に対して「パートを増やしている」経営体が多い一方、経営における女性の関与は

増大している。

○ 過去5年間の農業経営における女性の割合の変化は、「変動ない」(74.4%)が多かったものの、

そうした中で「増加している」(17.5%)が「減少している」(8.1%)よりも 9.4ポイント高かった。

○ さらに、「増加している」と答えたグループの財務状況に注目すると、個人・法人といった経営形

態によらず収益が大きく増加していた(売上高増加率:27.0%、経常利益増加率:139.2%)。

(3)女性の経営への関与

○ 「経営者が女性」「役員として登用」「管理職など幹部登用」というように女性が経営に関与する

経営体は全体の過半数(53.8%)に上った。

○ さらに、「女性が経営に関与している」グループでは売上高増加率が 23.6%、経常利益増加率

が 126.6%となり、「関与していない」グループと比べて、売上高増加率が 1.9ポイント、経常利

益増加率が 71.4ポイント高く、女性の経営への関与は収益増にも寄与するという結果になっ

た。

(4)経営における女性の担当分野

○ 農業経営における女性の担当分野として、「6次化」「営業・販売」を担当していると回答したグ

ループは、いずれも経常利益増加率が高く、特に法人経営体では極めて高い増加率となった

(6次化:431.1%、営業・販売:672.3%)。

○ 業種別では「稲作(都府県)」「果樹」「採卵鶏」は「6次化」「営業・販売」の両方で回答が多いと

いう特徴があった。

○ 「6次化」「営業・販売」といった分野において、女性目線で消費者ニーズを敏感に感じ取り、販

売などにうまく活かすことにより、結果として高い収益の伸びに結びついていると考えられる。

5

雇用状況の動向

○ 平成 28年の雇用状況 DI(注)は全体で 27年(▲26.3)より 3.8ポイント低下し、▲30.1

(図1)。

○ 全業種で二桁のマイナス値で、労働力不足は深刻な状況にある。

○ 特に DIが低いのは、酪農(北海道:▲41.9)、きのこ(▲40.5)、畑作(▲40.8)。高い

のは、ブロイラー(▲17.5)、茶(▲21.0)、肉用牛(▲23.6)。

○ 地域別では、北海道で「不足である」と回答した割合(39.6%)が高い(表1)。

○ 売上規模別では、売上が大きくなるほど「不足である」傾向が強い(表2)。

図1 業種別 雇用状況 DI

(注) DI(Diffusion Index = 動向指数)は前年と比較して、「良くなった」の構成比から「悪くなった」の構成比を

差し引いたもの。27年の結果は「平成 27年下半期農業景況調査」による。

(回答数) 全体:5,403、稲作(北海道):500、稲作(都府県):1,423、畑作:382、露地野菜:442、施設野菜:421、

茶:138、果樹:319、施設花き:201、きのこ:79、酪農(北海道):203、酪農(都府県):223、肉用牛:360、

養豚:233、採卵鶏:124、ブロイラー:57、その他:298

▲ 26.3

▲ 26.7

▲ 18.8

▲ 33.6

▲ 34.9

▲ 24.1

▲ 26.6

▲ 25.6

▲ 26.8

▲ 26.6

▲ 40.4

▲ 25.8

▲ 24.7

▲ 35.6

▲ 31.0

▲ 15.4

▲ 30.1

▲ 31.6

▲ 25.7

▲ 40.8

▲ 37.1

▲ 27.8

▲ 21.0

▲ 25.7

▲ 32.3

▲ 40.5

▲ 41.9

▲ 24.3

▲ 23.6

▲ 35.6

▲ 28.2

▲ 17.5

農業全体

稲作(北海道)

稲作(都府県)

畑作

露地野菜

施設野菜

果樹

施設花き

きのこ

酪農(北海道)

酪農(都府県)

肉用牛

養豚

採卵鶏

ブロイラー

27年 28年上半期

6

表1 地域別 雇用状況の動向

(注)地域は農林水産省地方農政局単位

表2 売上規模別 雇用状況の動向

(注)売上は対象経営体の直近のデータ

地域 過剰である 適正である 不足である 回答数

全体 2.1% 65.7% 32.2% 5,403

北海道 0.8% 59.5% 39.6% 1,302

東北 1.8% 69.1% 29.0% 995

関東 3.5% 65.8% 30.7% 854

北陸 2.8% 73.7% 23.5% 464

東海 2.4% 63.0% 34.6% 254

近畿 1.6% 66.1% 32.3% 322

中国・四国 2.3% 64.0% 33.7% 483

九州 2.6% 68.6% 28.8% 729

売上規模 過剰である 適正である 不足である 回答数

全体 2.1% 65.9% 32.0% 5,321

5億円以上 1.4% 55.7% 42.9% 352

1億円以上5億円未満 3.1% 62.7% 34.2% 818

5千万円以上1億円未満 2.4% 65.5% 32.1% 789

1千万円以上5千万円未満 1.7% 67.9% 30.4% 2,808

1千万円未満 2.7% 67.0% 30.3% 554

7

経営における労働力の変化

○ 労働力不足の対応として「パートを増やしている」との回答が多かった(26.5%)(表3)。

○ 畜産分野は「家族が就農した」「常時雇用を増やしている」を併せて、常時雇用を増やし

ている傾向にある。

○ 果樹等の園芸分野は「パートを増やしている」傾向が強く見られた。

○ きのこは「変動なし」の回答が最も少なく(28.8%)、その他どの項目も高いポイントと

なった。

○ 「外国人研修生を増やしている」は採卵鶏(31.5%)の回答が多く、茶(1.4%)や稲作

(北海道:2.5%、都府県:2.4%)で少なかった。

○ 地域別では、稲作経営体が多い東北や北陸で「外国人研修生を増やしている」の回答が

少なかった(表4)。

○ 売上規模別では、売上が大きくなるほど「変動なし」の回答が少なく、常時雇用、外国

人研修生を増やす傾向にあった。一方で、中規模層ではパートを増やす傾向が強く、小

規模層では「変動なし」の回答が多い傾向があり、労働力不足への対応は売上規模によ

り異なることが明確になった(表5)。

表3 業種別 経営における労働力の変化

(注)項目は複数回答可

業種 家族が就農した常時雇用を

増やしている

外国人研修生を

増やしている

パートを

増やしている変動なし 減らしている 回答数

全体 15.9% 17.7% 7.0% 26.5% 45.9% 4.9% 5,851

稲作(北海道) 17.3% 7.3% 2.5% 26.4% 52.5% 4.7% 550

稲作(都府県) 16.8% 14.1% 2.4% 26.7% 48.5% 6.1% 1,636

畑作 16.7% 11.1% 3.5% 23.1% 53.6% 5.4% 425

露地野菜 12.8% 20.6% 14.3% 30.4% 43.4% 4.7% 470

施設野菜 16.6% 18.4% 10.8% 37.8% 35.9% 4.1% 434

茶 14.8% 8.5% 1.4% 21.8% 53.5% 9.2% 142

果樹 16.3% 19.6% 3.3% 39.8% 36.1% 6.6% 332

施設花き 12.6% 12.1% 9.2% 30.0% 44.9% 8.2% 207

きのこ 12.5% 37.5% 16.3% 40.0% 28.8% 6.3% 80

酪農(北海道) 20.4% 20.8% 10.2% 11.6% 52.3% 1.9% 216

酪農(都府県) 18.1% 17.7% 15.7% 15.3% 47.6% 3.2% 248

肉用牛 20.4% 21.2% 3.9% 18.1% 51.6% 1.8% 382

養豚 11.0% 34.6% 10.5% 11.8% 43.0% 1.7% 237

採卵鶏 8.9% 38.7% 31.5% 22.6% 29.8% 2.4% 124

ブロイラー 25.5% 27.3% 16.4% 27.3% 30.9% 7.3% 55

8

表4 地域別 経営における労働力の変化

(注)項目は複数回答可

(注)地域は農林水産省地方農政局単位

表5 売上規模別 経営における労働力の変化

(注)項目は複数回答可

(注)売上は対象経営体の直近のデータ

地域 家族が就農した常時雇用を

増やしている

外国人研修生を

増やしている

パートを

増やしている変動なし 減らしている 回答数

全体 15.9% 17.7% 7.0% 26.5% 45.9% 4.9% 5,851

北海道 16.7% 12.0% 4.1% 23.6% 52.3% 4.8% 1,421

東北 17.9% 15.8% 3.0% 27.9% 46.3% 5.3% 1,111

関東 15.4% 19.6% 13.7% 26.9% 41.3% 3.8% 924

北陸 15.3% 19.8% 1.9% 26.5% 45.9% 7.4% 529

東海 10.9% 17.3% 13.5% 27.8% 47.7% 3.8% 266

近畿 11.6% 15.9% 5.8% 27.5% 48.1% 7.5% 345

中国・四国 13.5% 24.9% 10.2% 32.0% 41.4% 3.1% 510

九州 17.7% 23.8% 9.5% 24.6% 40.5% 4.8% 745

売上規模 家族が就農した常時雇用を

増やしている

外国人研修生を

増やしている

パートを

増やしている変動なし 減らしている 回答数

全体 15.9% 17.9% 7.0% 26.6% 45.8% 4.9% 5,757

5億円以上 6.1% 56.8% 26.7% 23.1% 21.7% 1.4% 359

1億円以上5億円未満 15.1% 38.6% 15.8% 29.9% 31.1% 2.9% 834

5千万円以上1億円未満 15.4% 21.6% 7.6% 31.3% 41.2% 3.8% 837

1千万円以上5千万円未満 16.9% 9.5% 3.1% 26.5% 50.9% 5.8% 3,073

1千万円未満 18.0% 4.9% 2.3% 19.1% 59.5% 6.3% 654

9

経営における女性の割合の変化

○ 過去 5年間の農業経営における女性の割合の変化は、「変動ない」(74.4%)が多かった

ものの、そうした中で「増加している」(17.5%)が「減少している」(8.1%)よりも

9.4ポイント高かった(図2、3、4)。

○ 業種別で「増加している」は、「採卵鶏」(30.6%)、「果樹」(27.1%)、「施設野菜」(25.8%)

で高い割合を示した(図2)。

○ 地域別では、「中国・四国」で高く(25.2%)、北海道で低くなった(12.2%)(図3)。

○ 売上規模別には「5億円以上」(33.3%)、「1億円以上5億円未満」(26.3%)が高くな

り、売上が大きいほど高い傾向にあった(図4)。

○ さらに、「増加している」と答えたグループの財務状況に注目すると、個人・法人といっ

た経営形態によらず収益が大きく増加していた(売上高増加率:27.0%、経常利益増加

率:139.2%)(表6)。

図2 業種別 経営における女性(パート・研修生除く)の割合の変化(過去 5 年間)

(回答数) 全体:5,711、稲作(北海道):544、稲作(都府県):1,549、畑作:421、露地野菜:464、施設野菜:430、

茶:140、果樹:329、施設花き:207、きのこ:79、酪農(北海道):208、酪農(都府県):245、肉用牛:373、

養豚:235、採卵鶏:124、ブロイラー:55、その他:308

17.5

9.9

14.1

12.1

22.0

25.8

12.9

27.1

16.9

19.0

10.1

18.4

16.9

20.4

30.6

20.0

74.4

81.8

76.6

79.6

68.5

67.9

80.7

63.2

70.5

70.9

84.6

76.7

79.6

74.5

64.5

69.1

8.1

8.3

9.3

8.3

9.5

6.3

6.4

9.7

12.6

10.1

5.3

4.9

3.5

5.1

4.8

10.9

全体

稲作(北海道)

稲作(都府県)

畑作

露地野菜

施設野菜

果樹

施設花き

きのこ

酪農(北海道)

酪農(都府県)

肉用牛

養豚

採卵鶏

ブロイラー

増加している 変動なし 減少している (%)

10

図3 地域別 経営における女性(パート・研修生除く)の割合の変化(過去 5 年間)

(注)地域は農林水産省地方農政局単位

(回答数)全体:5,711、北海道:1,404、東北:1,074、関東:903、北陸:511、東海:262、近畿:331、

中国・四国:496、九州:730

図4 売上規模別 経営における女性(パート・研修生除く)の割合の変化(過去 5 年間)

(注)売上は対象経営体の直近のデータ

(回答数)全体:5,691、5億円以上:357、1億円以上 5億円未満:835、5千万円以上 1億円未満:834、

1千万円以上 5千万円未満:2,979、1千万円未満:614

17.5

12.2

17.9

19.6

16.0

19.8

17.2

25.2

20.0

74.4

79.5

73.7

72.0

74.8

73.3

74.6

68.3

72.7

8.1

8.3

8.4

8.4

9.2

6.9

8.2

6.5

7.3

全体

北海道

東北

関東

北陸

東海

近畿

中国・四国

九州

増加している 変動なし 減少している

17.7

33.3

26.3

18.2

13.9

14.3

74.3

59.4

66.2

74.3

78.4

74.4

8.0

7.3

7.4

7.4

7.7

11.2

全体

5億円以上

1億円以上5億円未満

5千万円以上1億円未満

1千万円以上5千万円未満

1千万円未満

増加している 変動なし 減少している

(%)

(%)

11

表6 回答(経営における女性(パート・研修生除く)の割合の変化(過去 5 年間))別 3年間での売上高と経常利益の増加率

(注)増加率の算出方法は調査要領参照

直近売上高 直近経常利益 3年前売上高 3年前経常利益 回答数

女性の割合 430 27 339 11 764

増加している 法人 781 42 613 14 395

個人 55 11 46 9 369

27.0% 139.2% - - -

法人 27.5% 211.9% - - -

個人 19.1% 22.4% - - -

女性の割合 214 18 177 9 3,277

変動なし 法人 559 35 458 12 1,104

減少している 個人 38 9 34 8 2,173

20.8% 91.9% - - -

法人 22.1% 203.6% - - -

個人 11.6% 10.2% - - -

増加率

平均(百万円)

増加率

指標

平均(百万円)

12

女性の経営への関与

○ 「経営者が女性」「役員として登用」「管理職など幹部登用」というように女性が経営に

関与する経営体は全体の過半数(53.8%)に上った(図5)。

○ さらに、「女性が経営に関与している」グループでは売上高増加率が 23.6%、経常利益

増加率が 126.6%となり、「関与していない」グループと比べて、売上高増加率が 1.9ポ

イント、経常利益増加率が 71.4ポイント高く、女性の経営への関与は収益増にも寄与す

るという結果になった(表7)。

○ 女性の農業経営の関与のうち、「役員として登用している」と回答したグループを見た場

合、業種別では「施設花き」「きのこ」「茶」「酪農(北海道)」「肉用牛」に多かった(表

8)。また、地域別では「九州」「東海」「関東」で高い比率となった(表9)。

○ 売上規模別では、売上が大きいほど女性が経営に関与している傾向が見られた(表 10)。

一方で、売上5億円以上の経営体では1億円以上5億円未満の経営体と比べて「関与し

ていない」の回答が多いものの、「今後、関与強化を考えている」も多く、規模が大きい

経営体での女性の経営関与の推進に発展性があるように見えた。

○ また、経営への関与の在り方ごとに結果を見ると(表 11)、女性が「管理職など幹部登

用」されているグループでは売上高増加率 24.3%、経常利益増加率 309.2%と高い数字

を示した。他方、「経営者が女性である」は売上高増加率 18.2%、経常利益増加率-22.4%

と低く、「役員として登用している」では売上高増加率は 24.3%と高いものの、経常利

益増加率は 60.8%と低くなった。女性が経営者である割合は低く、売上平均も低いこと

から、これらの経営体は発展途上にある可能性が高く、女性経営者、役員の経営能力の

向上により、経営の発展が期待される。

図5 女性が経営に関与する経営体の割合 (注) 「関与している」は、女性の経営への関与について「経営者が女性」「役員として登用」「管理職など幹部登用」いず

れか1つ以上回答した経営体を示す。

13

表7 回答(女性の経営への関与について)別 3年間での売上高と経常利益の増加率①

(注)増加率の算出方法は調査要領参照

表8 業種別 女性の経営への関与について

(注)項目は複数回答可

業種経営者が

女性である

役員として登用している

(家族経営の場合、経営

方針に関与している)

管理職など幹部登用し

ている、もしくは事業

の一部を委ねている

今後、関与強化を考

えている関与していない 回答数

全体 2.6% 33.8% 14.7% 23.3% 37.8% 5,601

稲作(北海道) 0.8% 27.2% 8.8% 19.3% 49.0% 533

稲作(都府県) 2.2% 25.0% 11.9% 24.0% 46.4% 1,528

畑作 0.7% 32.5% 9.6% 24.3% 39.9% 416

露地野菜 3.3% 35.4% 14.2% 25.0% 35.4% 452

施設野菜 3.0% 36.9% 15.5% 24.4% 32.0% 406

茶 2.3% 43.6% 18.0% 18.8% 31.6% 133

果樹 5.0% 42.1% 19.5% 24.8% 28.8% 323

施設花き 2.9% 46.3% 16.1% 19.5% 29.8% 205

きのこ 1.3% 44.3% 26.6% 31.6% 22.8% 79

酪農(北海道) 5.3% 43.3% 14.4% 20.7% 30.3% 208

酪農(都府県) 2.9% 37.9% 21.3% 25.4% 27.9% 240

肉用牛 3.0% 42.1% 14.2% 18.9% 35.8% 366

養豚 2.7% 41.2% 19.5% 25.7% 27.4% 226

採卵鶏 2.4% 38.4% 23.2% 26.4% 28.0% 125

ブロイラー 5.5% 41.8% 21.8% 23.6% 23.6% 55

直近売上高 直近経常利益 3年前売上高 3年前経常利益 回答数

経営への関与 295 23 239 10 1,816

関与している 法人 637 40 511 12 765

個人 47 10 41 9 1,051

23.6% 126.6% - - -

法人 24.6% 244.9% - - -

個人 14.2% 15.1% - - -

経営への関与 164 14 134 9 1,467

関与していない 法人 440 28 357 13 468

個人 34 8 30 7 999

21.7% 55.2% - - -

法人 23.3% 107.8% - - -

個人 12.6% 9.9% - - -

指標

増加率

平均(百万円)

増加率

平均(百万円)

経営者が女性

もしくは

役員として登用

もしくは

管理職など幹部起

14

表9 地域別 女性の経営への関与について

(注)項目は複数回答可

(注)地域は農林水産省地方農政局単位

表 10 売上規模別 女性の経営への関与について

(注)項目は複数回答可

(注)売上は対象経営体の直近のデータ

地域経営者が

女性である

役員として登用している

(家族経営の場合、経営

方針に関与している)

管理職など幹部登用し

ている、もしくは事業

の一部を委ねている

今後、関与強化を考

えている関与していない 回答数

全体 2.6% 33.8% 14.7% 23.3% 37.8% 5,601

北海道 2.0% 32.5% 10.8% 21.7% 41.4% 1,383

東北 2.7% 32.0% 14.0% 23.2% 40.7% 1,048

関東 3.0% 36.4% 17.5% 25.9% 31.7% 870

北陸 2.4% 26.7% 15.0% 23.7% 43.7% 506

東海 2.3% 39.1% 21.8% 19.2% 31.8% 261

近畿 3.3% 29.7% 15.0% 24.3% 40.5% 333

中国・四国 3.5% 33.8% 16.7% 25.5% 35.0% 491

九州 2.8% 40.9% 15.4% 23.0% 32.3% 709

売上規模経営者が

女性である

役員として登用している

(家族経営の場合、経営

方針に関与している)

管理職など幹部登用し

ている、もしくは事業

の一部を委ねている

今後、関与強化を考

えている関与していない 回答数

全体 2.6% 33.8% 14.8% 23.4% 37.7% 5,510

5億円以上 3.1% 32.5% 25.1% 29.7% 30.5% 354

1億円以上5億円未満 4.3% 42.1% 23.9% 25.8% 25.5% 819

5千万円以上1億円未満 2.5% 40.5% 16.3% 23.3% 31.7% 815

1千万円以上5千万円未満 1.9% 31.4% 11.8% 22.3% 41.6% 2,922

1千万円未満 4.0% 25.8% 8.2% 22.0% 47.8% 600

※ 表 11参照

15

表 11 回答(女性の経営への関与について)別 3年間での売上高と経常利益の増加率②

(注)増加率の算出方法は調査要領参照

経営への関与 160 10 135 13 113

経営者が女性 法人 292 13 244 21 56

個人 30 6 28 5 57

18.2% -22.4% - - -

法人 19.5% -34.4% - - -

個人 7.6% 27.9% - - -

経営への関与 197 17 158 11 1,369

法人 419 26 332 12 550

個人 48 11 42 9 819

24.3% 60.8% - - -

法人 26.2% 116.1% - - -

個人 13.9% 12.5% - - -

経営への関与 539 37 434 9 606

法人 1,011 63 811 10 308

個人 50 10 43 8 298

24.3% 309.2% - - -

法人 24.6% 536.0% - - -

個人 17.0% 25.6% - - -

経営への関与 395 25 321 9 920

法人 866 45 699 10 395

個人 41 9 37 9 525

23.0% 163.5% - - -

法人 23.9% 331.7% - - -

個人 10.6% 9.2% - - -

経営への関与 164 14 134 9 1,467

関与していない 法人 440 28 357 13 468

個人 34 8 30 7 999

21.7% 55.2% - - -

法人 23.3% 107.8% - - -

個人 12.6% 9.9% - - -

平均(百万円)

管理職など

幹部登用

増加率

平均(百万円)

増加率

増加率

平均(百万円)

増加率

平均(百万円)

増加率

平均(百万円)

役員として

登用

今後、関与強化を

考えている

16

経営における女性の担当分野

○ 農業経営における女性の担当分野として、「6次化」「営業・販売」を担当していると回

答したグループは、いずれも経常利益増加率が高く、特に法人経営体では極めて高い増

加率となった(6次化:431.1%、営業・販売:672.3%)(表 12)。

○ 業種別では「稲作(都府県)」「果樹」「採卵鶏」は「6次化」「営業・販売」の両方で回

答が多いという特徴があった(表 13)。

○ 「6次化」「営業・販売」といった分野において、女性目線で消費者ニーズを敏感に感じ

取り、販売などにうまく活かすことにより、結果として高い収益の伸びに結びついてい

ると考えられる。

○ なお、全体では担当分野として「生産」の回答が多く(67.4%)、続いて「経営管理」(49.7%)、

「営業・販売」(25.0%)、「6次化」(17.8%)、「その他」(10.0%)という結果になった

(表 13、14、15)。

17

表 12 回答(女性の担当分野)別 3年間での売上高と経常利益の増加率

(注)増加率の算出方法は調査要領参照

直近売上高 直近経常利益 3年前売上高 3年前経常利益 回答数

担当分野 261 22 209 10 1,633

生産 法人 629 41 497 11 604

個人 44 10 39 9 1,029

25.0% 120.5% - - -

法人 26.4% 280.6% - - -

個人 14.0% 10.9% - - -

担当分野 25 422 7 439

6次化 法人 874 37 720 7 249

個人 36 9 32 8 190

21.1% 232.7% - - -

法人 21.4% 431.1% - - -

個人 12.5% 13.1% - - -

担当分野 342 21 270 6 618

営業・販売 法人 710 38 554 5 283

個人 32 7 29 7 335

27.0% 254.2% - - -

法人 28.1% 672.3% - - -

個人 8.6% 3.9% - - -

担当分野 294 23 236 10 1,257

経営管理 法人 616 41 488 13 545

個人 48 10 43 9 712

24.6% 124.7% - - -

法人 26.0% 220.5% - - -

個人 11.8% 14.6% - - -

担当分野 641 38 509 15 246

その他 法人 1,411 76 1,115 22 107

個人 48 10 43 8 139

25.8% 165.1% - - -

法人 26.6% 238.2% - - -

個人 10.4% 16.9% - - -

経営への関与 164 14 134 9 1,467

関与していな

い法人 440 28 357 13 468

個人 34 8 30 7 999

21.7% 55.2% - - -

法人 23.3% 107.8% - - -

個人 12.6% 9.9% - - -

平均(百万円)

増加率

平均(百万円)

増加率

増加率

平均(百万円)

増加率

平均(百万円)

平均(百万円)

増加率

(加工、商品

開発等)

平均(百万円)

増加率

指標

18

表 13 業種別 経営における女性の担当分野

(注)項目は複数回答可

表 14 地域別 経営における女性の担当分野

(注)項目は複数回答可

(注)地域は農林水産省地方農政局単位

業種 生産6次化

(加工、商品開発等)営業・販売 経営管理 その他 回答数

全体 67.4% 17.8% 25.0% 49.7% 10.0% 3,418

稲作(北海道) 76.5% 14.4% 19.3% 33.0% 12.1% 264

稲作(都府県) 61.1% 24.2% 32.5% 46.3% 9.0% 797

畑作 67.6% 11.1% 15.2% 41.4% 16.4% 244

露地野菜 73.8% 12.6% 21.0% 46.5% 10.5% 286

施設野菜 76.1% 19.1% 25.4% 50.0% 9.6% 272

茶 53.9% 18.0% 38.2% 59.6% 6.7% 89

果樹 68.9% 32.0% 56.0% 49.8% 2.7% 225

施設花き 71.3% 14.0% 31.5% 59.4% 6.3% 143

きのこ 78.7% 26.2% 23.0% 45.9% 4.9% 61

酪農(北海道) 82.6% 10.4% 6.3% 45.1% 9.7% 144

酪農(都府県) 74.1% 8.4% 9.0% 65.7% 8.4% 166

肉用牛 64.5% 8.5% 9.4% 60.3% 9.4% 234

養豚 58.6% 14.8% 14.8% 59.9% 12.3% 162

採卵鶏 52.2% 27.8% 35.6% 54.4% 12.2% 90

ブロイラー 68.3% 17.1% 17.1% 53.7% 24.4% 41

地域 生産6次化

(加工、商品開発等)営業・販売 経営管理 その他 回答数

全体 67.4% 17.8% 25.0% 49.7% 10.0% 3,418

北海道 73.0% 12.0% 14.8% 39.5% 13.9% 792

東北 68.0% 18.5% 22.4% 49.6% 8.7% 607

関東 65.4% 16.0% 29.4% 54.3% 7.8% 586

北陸 64.3% 28.2% 43.2% 46.1% 8.2% 280

東海 63.3% 15.3% 26.6% 62.7% 9.6% 177

近畿 62.4% 28.4% 38.7% 44.3% 10.3% 194

中国・四国 67.3% 22.4% 26.6% 51.3% 12.2% 312

九州 65.5% 16.6% 21.9% 59.8% 7.4% 470

19

表 15 売上規模別 経営における女性の担当分野

(注)項目は複数回答可

(注)売上は対象経営体の直近のデータ

売上規模 生産6次化

(加工、商品開発等)営業・販売 経営管理 その他 回答数

全体 67.3% 17.8% 24.9% 49.9% 10.1% 3,368

5億円以上 57.2% 21.0% 21.4% 56.4% 12.8% 243

1億円以上5億円未満 61.0% 20.2% 24.0% 60.0% 10.3% 603

5千万円以上1億円未満 69.0% 16.7% 21.8% 51.9% 8.5% 551

1千万円以上5千万円未満 70.3% 16.8% 26.4% 45.4% 10.6% 1,665

1千万円未満 69.0% 18.3% 27.1% 45.4% 7.2% 306

20

付録

表 16 業種別・地域別回答数

表 17 業種別個人・法人回答数

北海道 東北 関東 北陸 東海 近畿 中四国 九州 計

全体 1,450 1,145 945 541 270 360 517 769 5,997

稲作(北海道) 559 - - - - - - - 559

稲作(都府県) - 695 186 441 36 147 121 64 1,690

畑作 364 9 14 2 1 1 12 35 438

露地野菜 147 51 118 13 16 19 59 59 482

施設野菜 22 28 122 6 52 44 60 106 440

茶 0 0 40 0 9 10 0 86 145

果樹 8 54 80 16 10 55 76 41 340

施設花き 8 26 43 8 44 17 16 48 210

きのこ 0 16 31 8 3 1 12 9 80

酪農(北海道) 222 - - - - - - - 222

酪農(都府県) - 53 92 13 14 17 35 36 260

肉用牛 46 79 56 8 34 21 42 105 391

養豚 16 58 64 10 16 1 14 61 240

採卵鶏 7 15 33 4 13 7 25 21 125

ブロイラー 0 17 4 0 1 0 6 29 57

業種 個人 法人 計

稲作(北海道) 281 50 331

稲作(都府県) 752 403 1,155

畑作 197 59 256

露地野菜 230 87 317

施設野菜 243 81 324

茶 70 35 105

果樹 190 46 236

施設花き 111 43 154

きのこ 19 54 73

酪農(北海道) 93 53 146

酪農(都府県) 138 68 206

肉用牛 195 135 330

養豚 43 138 181

採卵鶏 12 98 110

ブロイラー 19 29 48

計 2,686 1,536 4,222

21

表 18 回答全体の財務データ

表 19 売上規模別財務データ

売上規模 指標 直近売上高 直近経常利益 3年前売上高 3年前経常利益 回答数

5億円以上 平均(百万円) 2,459 150 1,947 40 322

増加率 26.3% 272.3% - - -

1億円以上5億円未満 平均(百万円) 209 14 178 8 726

増加率 17.8% 70.1% - - -

5千万円以上1億円未満 平均(百万円) 69 11 63 10 664

増加率 9.7% 15.2% - - -

1千万円以上5千万円未満 平均(百万円) 26 7 25 7 2,134

増加率 3.1% 0.7% - - -

1千万円未満 平均(百万円) 7 2 8 2 376

増加率 -17.6% -31.6% - - -

直近売上高 直近経常利益 3年前売上高 3年前経常利益 回答数

248 19 203 10 4,222

法人 612 37 495 12 1,536

個人 40 9 35 8 2,686

22.6% 99.3% - - -

法人 23.8% 201.7% - - -

個人 13.0% 11.3% - - -

指標

平均(百万円)

増加率

22

表 20 業種別財務データ

業種 指標 直近売上高 直近経常利益 3年前売上高 3年前経常利益 回答数

稲作(北海道) 平均(百万円) 34 12 34 12 331

増加率 -2.3% -3.8% - - -

稲作(都府県) 平均(百万円) 37 6 38 8 1,155

増加率 -0.7% -14.9% - - -

畑作 平均(百万円) 59 12 53 11 256

増加率 10.8% 12.7% - - -

露地野菜 平均(百万円) 80 9 69 7 317

増加率 15.9% 23.8% - - -

施設野菜 平均(百万円) 56 6 47 5 324

増加率 20.3% 18.0% - - -

茶 平均(百万円) 84 7 76 9 105

増加率 10.5% -25.0% - - -

果樹 平均(百万円) 65 9 48 7 236

増加率 36.4% 37.9% - - -

施設花き 平均(百万円) 79 7 73 7 154

増加率 8.7% 2.3% - - -

きのこ 平均(百万円) 318 18 285 5 73

増加率 11.4% 299.9% - - -

酪農(北海道) 平均(百万円) 153 21 127 11 146

増加率 20.3% 85.8% - - -

酪農(都府県) 平均(百万円) 219 23 187 11 206

増加率 16.8% 113.3% - - -

肉用牛 平均(百万円) 347 33 271 25 330

増加率 28.1% 30.6% - - -

養豚 平均(百万円) 835 56 672 10 181

増加率 24.3% 489.9% - - -

採卵鶏 平均(百万円) 1,339 65 1,006 3 110

増加率 33.1% 1963.6% - - -

ブロイラー 平均(百万円) 3,091 236 2,541 -22 48

増加率 21.6% 1170.4% - - -