クエン酸サイクル

脱水

水和

３級アルコール

２級アルコール

ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体

チオエステル加水分解反応

ΔG0' = -31.5 kJ/mol

（ATPは-30.5 kJ/mol）

ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体

1

2

3

4

5

ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体

ピルビン酸デカルボキシ

ラーゼと同様の反応機構

（この後が異なってい

る。アセトアルデヒドを

遊離しない。）

クエン酸シンターゼ

acetyl-CoA carboxy methylacetyl-CoA

oxaloacetic acidmalic acid

クエン酸シンターゼ

クエン酸シンターゼ

アコニターゼ

アコニターゼ

isocitric acid

C1

C2C3

Fe

S

アコニターゼ

isocitric acid

イソクエン酸デヒドロゲナーゼ

イソクエン酸デヒドロゲナーゼ

NADP+

Ca2+（本来は Mn2+）

isocitric acid

CHC

O

O-

OH

CHCH2

CO- O

C

O-

O

2-オキソグルタル酸デヒドロ

ゲナーゼ複合体

2-オキソグルタル酸 スクシニル-CoA

スクシニルCoAシンテターゼ

スクシニル-CoA コハク酸

COO-

CH2

CH2

C

COO-

O

CoASH CO2

NAD+ NADH + H+

COO-

CH2

CH2

C

S

O

CoA

GDP + Pi GTPCOO-

CH2

CH2

C

S

O

CoA

COO-

CH2

CH2

COO-

CoASH

コハク酸デヒドロゲナーゼ フマラーゼ

リンゴ酸デヒドロゲナーゼ クエン酸サイクルによるATPの生産

クエン酸サイクル１回りごとに次の化学変化が起

こる。

アセチル基１個が２分子のCO 2に酸化され４

電子対が生じる（入ってくるアセチル基とは

異なる炭素がCO 2となる）。

３分子のNAD +がNADHに還元される（３電

子対分の還元）。

１分子のFADがFADH 2に還元される（１電子

対分の還元）。

高エネルギーリン酸基を持つGTP（または

ATP）が１分子できる。

１．

２．

３．

４．

クエン酸サイクルでアセチル基から引き抜かれた

８個の電子は電子伝達系に入り、２分子のO 2を

H2Oに還元する。酸化的リン酸化でNADHから

の電子対は３ATPを、FADH 2からの電子対は２

ATPを生産する。そこでクエン酸サイクル１回り

で12ATPが生産される。