平成30年第3回紋別市議会定例会会議録(第1日)平成30年第3回紋別市議会定例会会議録(第1日)...

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1 平成30年第3回紋別市議会定例会会議録(第1日) 開会日時 平成30年9月4日(火) 開会午前1000議事日程 日程第1 会期の決定 日程第2 報告第1号 専決処分の報告について 日程第3 報告第2号 平成30年度に公表する健全化判断比率の報告について 報告第3号 平成30年度に公表する資金不足比率の報告について 日程第4 報告第4号 平成29年度紋別市一般会計継続費精算報告書の報告について 日程第5 報告第5号 平成29年度教育に関する事務の管理及び執行状況の点検及び評価報告について 日程第6 議案第1号 平成30年度紋別市一般会計補正予算(第3号) 議案第2号 平成30年度紋別市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 議案第3号 平成30年度紋別市港湾埋立事業特別会計補正予算(第1号) 議案第4号 平成30年度紋別市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第5号 平成30年度紋別市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 議案第6号 平成29年度紋別市一般会計歳入歳出決算の認定について 議案第7号 平成29年度紋別市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第8号 平成29年度紋別市港湾埋立事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第9号 平成29年度紋別市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第10平成29年度紋別市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第11平成29年度紋別市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第12平成29年度紋別市営農飲雑用水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第13平成29年度紋別市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第14平成29年度紋別市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第15平成29年度紋別市水道事業会計決算の認定について 議案第16平成29年度紋別市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 議案第17紋別市税条例の一部改正について 議案第18紋別市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正 について 議案第19損害賠償の額の決定及び和解について 出席議員16名) 副議長 1番 2番 3番 4番 5番 6番

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平成30年第3回紋別市議会定例会会議録(第1日)

1 開会日時

平成30年9月4日(火)

開会午前10時00分

2 議事日程

日程第1 会期の決定

日程第2 報告第1号 専決処分の報告について

日程第3 報告第2号 平成30年度に公表する健全化判断比率の報告について

報告第3号 平成30年度に公表する資金不足比率の報告について

日程第4 報告第4号 平成29年度紋別市一般会計継続費精算報告書の報告について

日程第5 報告第5号 平成29年度教育に関する事務の管理及び執行状況の点検及び評価報告について

日程第6 議案第1号 平成30年度紋別市一般会計補正予算(第3号)

議案第2号 平成30年度紋別市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

議案第3号 平成30年度紋別市港湾埋立事業特別会計補正予算(第1号)

議案第4号 平成30年度紋別市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

議案第5号 平成30年度紋別市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)

議案第6号 平成29年度紋別市一般会計歳入歳出決算の認定について

議案第7号 平成29年度紋別市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第8号 平成29年度紋別市港湾埋立事業特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第9号 平成29年度紋別市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第10号 平成29年度紋別市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第11号 平成29年度紋別市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第12号 平成29年度紋別市営農飲雑用水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第13号 平成29年度紋別市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第14号 平成29年度紋別市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第15号 平成29年度紋別市水道事業会計決算の認定について

議案第16号 平成29年度紋別市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について

議案第17号 紋別市税条例の一部改正について

議案第18号 紋別市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正

について

議案第19号 損害賠償の額の決定及び和解について

3 出席議員(16名)

議 長 柴 田 央 君 副議長 鈴 木 敏 弘 君

1番 山 﨑 彰 則 君 2番 保 村 幸 二 君

3番 円 角 光 君 4番 橘 有 三 君

5番 梶 川 友 子 君 6番 野 村 淳 一 君

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8番 田 中 勝 彦 君 9番 喜 多 俊 晴 君

10番 宮 川 正 己 君 12番 加 藤 裕 貴 君

13番 青 木 邦 雄 君 14番 石 田 久 就 君

15番 阿 部 秀 明 君 16番 飯 田 弘 明 君

4 欠席議員(なし)

5 説明員

市 長 宮 川 良 一 君 副 市 長 棚 橋 一 直 君

佐 藤 久 祐 君 市民生活部長 伊 藤 強 君

長谷川 恒 君 徳 正 修 一 君

稲 葉 宏 剛 君 建設部次長 大 月 茂 君

技 監 高 嶋 靖 欣 君 水 道 部 長 加 川 安 明 君

広域病院連携推進室長 牧 野 昌 教 君 観光交流推進室長 寺 井 志 郎 君

大 谷 信 一 君 企 画 監 中 島 和 彦 君

若 原 喜 直 君 財 政 課 長 長谷川 哲 也 君

企画調整課長 富 樫 豪 志 君 市長政策室参事 菅 原 雅 志 君

坂 井 利 孝 君 飯 田 欣 也 君

社会福祉課参事 大 平 一 也 君 介護保険課長兼参事 山 本 晃 男 君

仲 条 憲 明 君 商工労働課長 高 橋 秀 明 君

鈴 木 英 樹 君 港 湾 課 長 岩 井 智 広 君

森 谷 裕 一 君 総 務 課 長 永 井 勝 君

庶務課庶務係長 中 野 弘 貴 君

○教育委員会

教 育 長 齋 藤 房 生 君 堀 籠 康 行 君

教育施設整備推進室次長 稲 葉 宏 剛 君 学 務 課 長 浜 屋 武 志 君

学務課参事 小 林 昌 史 君 学校給食センター長 小 林 邦 博 君

大 平 祐 一 君 スポーツ振興課長 髙 橋 博 明 君

教育施設整備推進室参事 森 谷 裕 一 君

○監 査 委 員 斉 藤 博 哉 君

6 議会事務局出席職員

事務局次長 細 川 貴 志 君 議 事 係 長 渡 辺 幸 路 君

議 事 係 大 澤 諒 馬 君

総 務 部 長 兼行財政改革推進室長 兼市長政策室長

保健福祉部長 兼臨時給付金対策室長

産 業 部 長 兼木質バイオマス火力発電所推進室長 建 設 部 長

兼広域病院連携推進室次長

庶務課長兼参事 兼行財政改革推進室参事

紋別地区消防組合 事務連絡室長

市 民 課 長 兼臨時給付金対策室参事

土 木 課 長 兼広域病院連携推進室参事

都市建築課長 兼広域病院連携推進室参事

生涯学習課長 兼教育施設整備推進室参事

社会福祉課長 兼臨時給付金対策室参事

保健福祉部参事 兼臨時給付金対策室参事

教 育 部 長 兼教育施設整備推進室長

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午前10時0分 開会

○議長(柴田 央君) ただいまより本日をもって招集されました平成30年第3回紋別市議会定例会を開会いた

します。

本日の出席議員数は、16名であります。よって、開議の定足数に達しましたので、これより会議を開きま

す。

本日の会議録署名議員には、2番保村幸二君、12番加藤裕貴君の両君を指名いたします。

ここで事務局職員より諸般の報告を申し上げます。

議事係長。

○議事係長(渡辺幸路君) ご報告を申し上げます。

まず、本日の配付文書でございますが、本定例会審議日程表、本日の議事日程、説明員等報告、議案付託

表を配付してございます。

次に、本日の議事日程ですが、日程第1から第6までとなってございます。

以上で報告を終わります。

○議長(柴田 央君) これより本日の議事に入ります。

日程第1、会期の決定を議題といたします。

お諮りいたします。

本定例会の会期は、本日から9月13日までの10日間といたしたいと思います。これにご異議ありません

か。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

ご異議なしと認めます。

よって、本定例会の会期は、本日から9月13日までの10日間と決定いたしました。

日程第2、報告第1号を議題といたします。

報告第1号について提出者の説明を求めます。

佐藤総務部長。

○総務部長兼行財政改革推進室長兼市長政策室長(佐藤久祐君) おはようございます。

それでは、ただいま上程されました報告第1号専決処分の報告についてご説明を申し上げます。

本報告は地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により指定された事項に基づき専決処分し

た損害賠償額の決定及び和解について、同条第2項の規定により報告をさせていただくものであります。

次のページの専決処分一覧をごらん願います。

初めに、本年3月2日、環境生活課所管のごみ収集車両の紋別市花園町5丁目における物損事故につい

て、被害者の車両損害額121万1,150円について損害賠償額として専決し和解をしたものであります。

次に、本年3月16日、土木課所管の除雪車両の紋別市緑町4丁目における物損事故について、被害者の車

両損害額139万6,311円について損害賠償額として専決し和解をしたものであります。

以上、報告させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

○議長(柴田 央君) 質疑を行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)

質疑を終結いたします。

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以上で報告第1号を終わります。

日程第3、報告第2号及び報告第3号を一括議題といたします。

まず、報告第2号について提出者の説明を求めます。

佐藤総務部長。

○総務部長兼行財政改革推進室長兼市長政策室長(佐藤久祐君) それでは、ただいま上程されました報告第2

号平成30年度に公表する健全化判断比率の報告につきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に

基づく平成29年度決算による健全化判断比率の概要をご説明申し上げます。

なお、この比率の算定に当たりましては、法律の基準に基づき、各会計の重複経費などを除外した決算値

を使用するため、決算書等の書類と数値が異なっておりますので、ご留意をいただきたいと存じます。

それでは、最初に実質赤字比率であります。これにつきましては一般会計等における実質収支の赤字が当

該自治体の標準的な一般財源である標準財政規模に占める割合をあらわす比率であります。この比率が

13.39%以上になりますと早期健全化団体、20%以上になりますと財政再生団体に指定されることとなりま

す。本市におきましては、一般会計等の実質収支が3億6,354万6,000円の黒字でありましたことから、この

比率については算定されておりません。

次に、連結実質赤字比率であります。これにつきましては一般会計等と特別会計の実質収支額及び企業会

計等の資金不足額または資金剰余額を合算した各会計総体での赤字額が標準財政規模に占める割合をあらわ

す比率であります。この比率が18.39%以上になりますと早期健全化団体、30%以上になりますと財政再生

団体に指定されることとなります。本市におきましては、全ての会計で赤字または資金不足は発生しておら

ず、合算で9億2,172万8,000円の黒字となりましたことから、この比率については算定されておりません。

次に、実質公債費比率であります。これにつきましては、一般財源に占める公債費の比率を3カ年平均し

たものでありますが、この数値が25%以上になりますと早期健全化団体、35%以上になりますと財政再生団

体に指定されることになります。本年につきましては10.5%と算定され、昨年の算定値11.2%に比べ、

0.7ポイント改善したところであります。その要因といたしましては、既往債の償還完了等により元利償還

金が減少したこと、公債費に充当される公営企業繰出金が減少したことにより、単年度では1ポイントの改

善、3カ年平均では0.7%の改善となったところであります。

最後に、将来負担比率であります。これにつきましては一般会計等の市債残高や債務負担行為残高、職員

の退職金のほか、特別会計等の市債のうち、一般会計等が将来負担すると見込まれる額から基金残高や都市

計画税などの特定収入を控除し、標準財政規模で除したもので、この比率が350%以上になりますと早期健

全化団体に指定されることになります。本年につきましては39.5%と算定され、昨年の算定値37.9%と比較

し、1.6ポイント増加したところであります。その要因といたしましては、生涯学習センターなどの大型建

設事業の実施により地方債残高が増加したことや、広域紋別病院企業団が発行した地方債に対する負担割合

を変更したため組合等負担見込み額が増加した影響のほか、標準財政規模が減少したことなどによるもので

あります。

なお、これらの比率につきましては、今後、広報もんべつや市のホームページにて市民の皆様に公表をさ

せていただく予定のほか、現在総務省においてこの比率の審査及び集計を行っており、このたびの数値は速

報値となりますことをご了承いただきたいと存じます。

以上、ご報告させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

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○議長(柴田 央君) 質疑を行います。

野村淳一君。

○6番(野村淳一君) 将来負担比率についてちょっとお聞かせください。

今回は39.5%、前回に比べて1.6%の増加だとされています。これは実は前回だけではなくて、この3年

間徐々にですがこの将来負担比率は増加をしています。何らかの要因、背景があるのかなと思いますので、

その要因について、この連続して増加しているということの流れについて、要因をもしあれば教えていただ

きたい。この数字の根拠になっている将来負担額について、お幾らなのか教えてください。

○議長(柴田 央君) 暫時休憩します。

―――――――――

午前10時10分 休憩

午前10時11分 再開

―――――――――

○議長(柴田 央君) 休憩を解きます。

長谷川財政課長。

○財政課長(長谷川哲也君) 失礼しました。

まず、将来負担比率の増加要因ということでございますけども、こちらにいたしましては、例えば給食セ

ンターですとか生涯学習センターですとか、ちょっと大きい事業が何年間か今続いているような状況でござ

います。それに伴って、そこの事業を行うときに借りた公債費というものが残高として今残ってきているよ

うな状況なんですけども、先ほど言っていたその前段の実質公債費比率というところにおいてはまだ償還が

始まってございませんので、そこではまだ反映されてないところなんですけれども、実際、借金としては残

高が積まさっているような状況なので、そういうものを加味して増加してきているというような要因でござ

います。

あともう一つ、先ほど、部長の説明でもあったとおり、例えば一部事務組合に対する負担割合について

も、今まで議会のほうでもお話しさせていただいたと思うんですけども、通常の繰り入れから少し拡充して

繰り入れしている部分の中に、病院の公債費の支払いに対する繰り入れについても、従来は交付税ベースと

いうことでお支払いさせていただいていたんですけれども、そこについても総務省の繰出基準ベースという

ことで、公債費の元利償還の2分の1ということで、その辺の取り扱いも変わってきてございますんで、そ

ういった意味で負担する公債費が増えてきているということになってございます。

それと、もう一つなんですけども、将来負担額のほうなんですけれども、ちょっとここが計算とすると先

ほど言ったように市が持っている市債の残高ですとか、将来負担すべきほかの企業会計に対する繰り出しの

残高とかというものがちょっと加わってくるんですけども、そこから実際はそれに対する交付税を差し引い

たりとかという計算になるんですが、負担額ということだったので、ちょっと負担額のほうを足しましたら

373億円ぐらいというぐらいになってございます。

以上でございます。

○議長(柴田 央君) 野村淳一君。

○6番(野村淳一君) この将来負担比率については、かつて50%を優に超えていた時代がありました。これは

数年前ですよね。それからどんどん改善されてきて3割台にまでなって、この数年間また徐々に上がってき

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ているんですね。今おっしゃったようにその将来負担額が373億円程度ですね。今聞いてすぐに数字出なか

ったんで、ちょっと数字出るのかわかんないですが、聞きたかったのは、この373億円というのは一般会計

等なんです。これに特別会計の負債を加える。さらに利子分を加える。そうなると、今、紋別市が全体とし

て持っている借金総額が出てくるんですね。これは400億円を優に超えるんだと思うんです。この数字が全

体の紋別の将来負担になるんだろうというふうに思っているんですが、この紋別のその借金の総体の金額、

もし今わかれば教えていただきたいんですが。同時に、先ほどあったように、これから公債費比率も今度は

逆に上がっていく可能性が出てくるわけです。将来の負担についてどういうような対応をしていくのか、そ

の考えがあれば教えてください。

○議長(柴田 央君) 財政課長。

○財政課長(長谷川哲也君) お答えします。

今、先ほどの質問、お答えがちょっとわかりづらくてすみません。先ほど答えた373億円程度というの

は、先ほど言った一般会計だけではなくて、企業会計ですとか病院とかに負担する分とかということを含め

た全体の分ということでご理解いただきたいんですけども、一般会計だけの地方債残高ということでいきま

すと、決算の成果報告書の一番最後のページにあります将来負担額のところの数字になるんですけども、年

度末の一般会計地方債の現在高ということで239億6,286万5,000円というふうに記載されてございます。

それと、公債費比率を今後どういうふうに増加させないようにということで考えているのかということな

んですけども、やはり財政的なものから考えると、毎年償還している起債の償還額ってありますけども、で

きれば中長期に見て返す以上に借りないということが一番大事なことだとは思っていますし、そのためにで

きるだけ計画的に事業を進めていきたいというふうに考えてございます。

以上です。

○議長(柴田 央君) 野村淳一君。

○6番(野村淳一君) 私が聞いているのは、特別会計も含めて、利子分も含めて、紋別が今全体に抱えている

借金の総額は幾らなのかということを単純に聞いてるんです。それは373億円じゃないんですよ。違います

よね。これは利子分入ってないですね、この金額には。それも含めて、本当に我々が将来どのぐらいの金額

を今背負っているのかという金額がわかればということを聞いているんです。今、課長がおっしゃった

373億円の中身については理解をして質問しているつもりです。私に誤解があれば教えてください。そうで

あれば私の勉強不足だとなりますけども。もう一回、何かわかれば教えてください。

○議長(柴田 央君) 暫時休憩します。

―――――――――

午前10時17分 休憩

午前10時18分 再開

―――――――――

○議長(柴田 央君) 休憩を解きます。

長谷川財政課長。

○財政課長(長谷川哲也君) 申しわけございません。野村議員の要するに元金以外の利息分を含めてどうなの

かということのご質問なんですけど、申しわけございません、今ちょっと手持ちのほうに全体を把握できる

資料がございませんのでお答えはできないんですけども、当然、利息というものを加算すると負担というの

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はもうちょっと増えるわけなんですけども、ただ近年の起債の償還においては今低金利でございますので、

利息分がかなり低下している状況ではございますけども、一般会計においても大体持っている償還額の4%

ぐらいの利子負担はあるというふうには理解してございますので、その辺ちょっと考慮をしながら今後の財

政のほうを検討していきたいと思ってございます。

以上です。

○議長(柴田 央君) 以上で質疑を終結いたします。

報告第2号を終わります。

次に、報告第3号について提出者の説明を求めます。

佐藤総務部長。

○総務部長兼行財政改革推進室長兼市長政策室長(佐藤久祐君) それでは、ただいま上程されました報告第3

号平成30年度に公表する資金不足比率の報告についてご説明を申し上げます。

資金不足比率につきましては、地方公営企業法の非適用会計にあっては実質収支額、法適用会計にあって

は貸借対照表の流動資産から流動負債を差し引いた額が赤字の場合、その赤字額を事業の規模で除した比率

で、これが経営健全化基準である20%以上になりますと経営健全化計画を策定し、事業の効率化を図り、資

金不足を解消していかなければなりません。

それでは、法適用企業から会計ごとにご説明をさせていただきます。

水道事業会計につきましては、流動資産5億4,758万5,000円に対し、企業債を除外した流動負債が1億

7,885万8,000円で、その差引額3億6,872万7,000円が資金剰余となり、資金不足は発生しておりません。

同じく法適用企業の下水道事業会計におきましても、流動資産2億4,795万8,000円に対して企業債を除外

した流動負債が1億2,251万1,000円で、その差引額1億2,544万7,000円が資金剰余となり、資金不足は発生

しておりません。

次に、法非適用企業であります。

簡易水道事業特別会計につきましては、実質収支が0円となり、資金不足は発生しておりません。

同じく法非適用企業の港湾埋立事業特別会計におきましても、実質収支は956万5,000円の黒字となり、資

金不足は発生しておりません。また、地方債残高を加え土地販売収入見込み額を控除した資金剰余額は0円

と算定されております。これらの比率につきましても、報告第2号の健全化判断比率と同様に、今後市民の

皆様に公表をさせていただきますとともに、速報値であることをご了承いただきたいと存じます。

以上、ご報告させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

○議長(柴田 央君) 質疑を行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)

質疑を終結いたします。

以上で報告第3号を終わります。

日程第4、報告第4号を議題といたします。

報告第4号について提出者の説明を求めます。

佐藤総務部長。

○総務部長兼行財政改革推進室長兼市長政策室長(佐藤久祐君) それでは、ただいま上程されました報告第4

号平成29年度紋別市一般会計継続費精算報告書の報告についてご説明を申し上げます。

Page 8: 平成30年第3回紋別市議会定例会会議録(第1日)平成30年第3回紋別市議会定例会会議録(第1日) 1 開会日時 ... 議案第11号 平成29年度紋別市土地取得業特別会計歳入歳出決算の認定について

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この報告書は市営住宅建設事業の継続費に係る事業年度が平成29年度で終了したため、地方自治法施行令

第145条第2項の規定に基づき、継続費の精算について報告を行うものであります。

次ページをお開きいただき、継続費精算報告書をごらん願います。

地方自治法第212条第1項の規定に基づき、まちなか幸団地公営住宅の建設事業を平成27年度から平成

29年度までの3カ年の継続事業として実施したもので、全体計画といたしまして総予算額が7億9,330万

円、支出済額は7億2,245万359円となり、年割額と支出済額との差は7,084万9,641円となりました。

以上、ご報告させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

○議長(柴田 央君) 質疑を行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)

質疑を終結いたします。

以上で報告第4号を終わります。

日程第5、報告第5号を議題といたします。

本報告は、教育委員会からの報告であります。

質疑を行います。

青木邦雄君。

○13番(青木邦雄君) 何点かお聞きいたしたいと思います。

1つ目に、13ページの事業番号で言えば15、16、外国語指導助手配置と子供の外国語活動についてなんで

すけど、評価の内容については特に触れませんが、ここにある課題及び今後の方向性が全く同じ文章で書か

れているというのは、この事業が表裏一体とか、例えば事業は分けてるけども一緒のものというようなこと

はないと思うんですが、その理由についてをお聞きしたいことと、ここにも書いてますけれども、平成32年

度から小学校での英語の教育が実施されるということになりますけども、現在2名のALTの配置につい

て、今後増員とかの計画等、これは報告ですから聞いていいものかどうかわかりませんが、等についても既

に検討されているのかどうかについて、1点目としてお聞きします。

○議長(柴田 央君) 浜屋学務課長。

○学務課長(浜屋武志君) では、1点目についてお答えいたします。

15、16の事業につきましては、基本的にALTを活用した事業ということになりますので、今後の方向性

等については同じくなっているというような状況になっております。

平成32年度、ALTの今後の増員につきましては、予算とも兼ね合いまして今後検討していくということ

でご理解いただきたいと思います。

○議長(柴田 央君) 青木邦雄君。

○13番(青木邦雄君) ありがとうございました。

それでは次、33ページの事業番号60番、放課後児童、いわゆる留守家庭児童園ですけども、これは学識経

験者の指摘にもあったと思うんですが、送迎バスの利用実績が2年続いてゼロと。見直しが必要というふう

に書いてありますけども、送迎バスの手配というのは本来保護者からの要望をもとに設定されていると思う

んですが、それがゼロに終わったという、例えば急な転校とかそういう事情があったのか、例えば当然、校

区外の施設に通うということであれば行く子供にとってもなかなかふだん一緒に生活しているわけじゃない

んで見なれない人のところに行くのにはちょっと抵抗があるとか、そういう意味で最終的に子供たちの事情

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で取りやめたものなのか。それとあと、見直しという内容ですけども、単純に予算計上を需要が発生したと

きに対応するというような見直しなのか、もっと別な次元の見直しということを想定されているのかをお聞

きします。

○議長(柴田 央君) 大平生涯学習課長。

○生涯学習課長兼教育施設整備推進室参事(大平祐一君) お答えします。

送迎バスにつきましては、渚滑地区のお子様が民間の大谷の児童園のほうに通う場合のバスのことを想定

してございまして、こちら利用者が単純にいないということでゼロという形になってございます。

見直しの関係につきましては、現在のところはいないということですので、このバスの事業につきまして

は事業者との契約は今現在していない形でそのまま据え置きをしていますが、このままの状態でいくのか、

それとも例えばその人数が少ないようであればバス以外の方法を使ってやるのかというようなことの検討を

進めていくということでございます。

以上でございます。

○議長(柴田 央君) 青木邦雄君。

○13番(青木邦雄君) 最後にもう一点、小中学校の就学援助とそれから奨学金の給付の事業につきまして、

今後、例えば支給時期ですとか給付型の検討とかというふうにここの方向性では記載されておりますけど

も、これも将来的な計画ですから、現段階でここまで検討が進んでいるというものがありましたらちょっと

お示し願いたいと思います。

○議長(柴田 央君) 浜屋学務課長。

○学務課長(浜屋武志君) まず、19番の事業のほう、就学援助事業につきましては、支給日につきまして、今

までは7月から支給していましたが、それを前倒しして6月から支給を始めているということでございま

す。あと、中学校の入学準備金につきましても、2月から支給するような前倒しを行っている状況でござい

ます。

続きまして、36番の奨学資金貸与事業につきましては、国のほうでも無償で奨学金を給付するという事業

が始まっておりますけれども、市としましては今、具体的な事業というところまでは行っておりません。今

後、その国の動向を見まして検討していきたいということでございます。

以上です。

○議長(柴田 央君) 野村淳一君。

○6番(野村淳一君) 16ページのスクールカウンセラー、23番、ちょっとこれについてお聞かせください。

これは1日4時間程度の相談業務だというふうに思っていますが、相談件数がそれぞれ記されています。

主な相談内容を教えていただきたいというふうに思います。

それと、19、20、特別支援教育にかかわってお聞かせください。

最初に19ページの事業番号29です。特別支援教育支援員です。これは拡大分も含めて配置をされていま

す。その配置の内容については、平成29年度からは各学校が必要とする児童生徒に合わせ支援員を配置し、

各学校や児童生徒の実情に合わせた活用を行ったと述べています。ちょっと具体的な内容と、そしてどの学

校に何名配置されているのか教えていただきたいと思います。

次の20ページですが、ここで事業名30番、教育支援委員会事業、これは特別支援教育に対する配置の問題

ですが、ここの今後の方向性の問題で、特別支援教育連携協議会設置の検討を行うと述べています。この内

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容、あるいはこの検討の状況などについて教えてください。

その下に、事業名32番です。特別支援教育推進委員会、これは巡回相談を行っているもので、今回は巡回

相談はなかったんですが、その方向性の中で巡回相談への周知及び指導員のスキル、指導体制に課題がある

ことから見直しを行うと述べています。この内容についてお示しをいただきたいと思います。

それと、今もありました。22ページの奨学金にかかわって、36番。実はこれ、まだ検討中なんでしょうけ

ど、この検討するというこの文面が登場してから3年たってんですよ。3年間ずっと検討する検討するなん

ですよ、これ。もういいかげん具体的な結論と方向性を出さないと、また来年も検討するで終わるのかなと

いう気がしてならない。もう少し突っ込んだ検討の状況の中身をお示しをいただきたいというふうに思って

います。とりあえず。

○議長(柴田 央君) 暫時休憩します。

―――――――――

午前10時34分 休憩

午前10時37分 再開

―――――――――

○議長(柴田 央君) 休憩を解きます。

浜屋課長。

○学務課長(浜屋武志君) 大変申しわけありませんでした。

まず、23のスクールカウンセラー配置事業の相談内容についてなんですけれども、多い順番からいきます

と不登校にかかわる相談、友人関係の相談、さらには家庭環境の相談、心身の健康、保健に関する相談、あ

とは発達障害の相談、以上となっております。

続きまして、29の特別支援教育支援員配置事業でございます。

学校の内容、状況につきましては、まず紋別小学校が6名、潮見小学校が6名、南丘小学校が3名、紋別

中学校が1名、潮見中学校が2名。配置の考え方につきましては、これまでは1対1ということだったんで

すけれども、学校から配置の調査内容を受けまして、配置人数を適正に配分しているという状況でございま

す。

30番、教育支援委員会事業の方向性の中で、特別支援教育連携協議会を設置しますということで書かれて

おりますが、先ほどの32の事業と関連してきます。32の事業の特別支援教育推進委員会、これは1回という

ことなんですが、現在、特別支援委員会の機構、中身の規則の見直しを行いまして判定の相談等のやり方、

調査の学びの場相談員というような相談員の仕組みも変えまして、それに伴い特別支援教育推進委員会の開

催が1回ということがありましたので、この委員会を廃止する方向で今年度考えております。それに伴いま

して、それにかわる組織としまして特別支援教育連携協議会を設置するというような考えでございます。現

状は、先月、特別支援委員会を初めて設置しましたので、それに伴いまして連動した形で特別支援教育連携

協議会の設置も含めて教育支援委員会の中でご説明させていただきながら、速やかに設置する方向で今考え

ているところでございます。

36番の奨学資金貸付けの関係ですね。先ほど、青木議員にもお答えしましたが、国の無償貸付けというよ

うな制度を行っておりますけれども、まだ人数も非課税世帯というように限られている状況がございます。

市としましても、国の動向を見定めまして検討していくということでご理解いただきたいと思います。

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以上です。

○議長(柴田 央君) 野村淳一君。

○6番(野村淳一君) 最初に、スクールカウンセラーの相談内容についてお聞きしました。

不登校の問題やあるいはさまざまな家庭環境、あるいは発達障害などさまざまな相談があると思います。

これは本人だけじゃなくて保護者からの相談もたくさん来ているんだというふうに思うんですね。問題なの

は、今そういう相談を受けた内容を聞けば、福祉にかかわる問題、あるいは医療にかかわる問題、さまざま

な問題に連携をしていく必要が出てくるのかなという気がしてなりません。そこでただ聞いて終わりという

わけではないんだろうと思いますが、そういう形でさらにそういう相談の内容を発展させていく、あるいは

連携していくというような状況はどのように今されているのかお示しをいただきたいと思います。

それと、特別支援に関係してですが、状況はわかりました。今回のこの評価は単にやったやらないだけで

なく、さっき私が指摘したように、こういう方向でさまざまな検討をするということで立ち入って書かれて

いるので非常にわかりやすくて評価をしたいと思うんです。だから、細かい話が質問できるわけでして、そ

れで皆さん大変だと思うんだけども。

そこで、もう一回聞きますが、特別支援教育連携協議会、今つくっていくって方向でした。もう一回聞き

ます。主な役割は何なんですか。そして、それはどういうメンバーが中心になるんですかということなんで

す。

それともう一つ、奨学金です。国の動向というそっけない答弁でした。実は昨年、私同じ質問しているん

です。そのときに、例えばその奨学金を受けてて、その子供が紋別に帰ってきた、紋別で就職をした。その

場合、奨学金を免除するようなことも含めて紋別としての方向性を研究したいという、非常に一歩踏み込ん

だ具体的な答弁をされていたんです。ちょっと期待をしていたんです。それはどうなったのかなということ

も含めてちょっとお示しください。

○議長(柴田 央君) 浜屋課長。

○学務課長(浜屋武志君) まず、先ほどのスクールカウンセラーの連携の関係、これにつきましては福祉・医

療との連携、会議等を行いまして、そのときにはスクールカウンセラーも同席いただきまして個別ケースの

相談等の協議をいただいて、その相談内容について対応していくというような状況でやっております。

続きまして、特別支援教育連携協議会の役割なんですけれども、この協議会のイメージとしましては、も

ともと教育にかかわる教育関係者以外に、小さいころから卒業し、最終的には就労していくというようなこ

とのつながりがありますので、保育所であったり小学校の教諭、さらには高等養護、高校、さらには就労関

係者、さらに福祉関係者という、子供が生まれてから最終的に卒業後も含めてどういう形でこの子を育てて

いくかということを協議する場ということで考えているのが連携協議会というところでございます。

○議長(柴田 央君) 小林参事。

○学務課参事(小林昌史君) 奨学金のほうについては私のほうからお答えいたします。

昨年、前向きな答弁をさせていただいております。それから、私今、高校支援を担当しておりますもので

すから、高校に通う生徒にその奨学金の協議も内部ではしております。そこでの原資の問題とか国が進めて

おりまして、学務課長からも人数の設定が少ないというのはあります。北海道のほうの給付型の奨学金、

10万円ほどのものなんですけれども、それもございます。それの活用をして、その不足分を補填している自

治体もあります。そこら辺は協議内容、検討内容なんですけれども、なかなか原資の問題、あと高校生を対

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象にするべきなのかとか、そういういろんな総体的なものがありまして、実際のところ結論には至っていな

い状況です。まず、紋高支援の中でそういうものができるかというものも協議の場にのせて内部ではありま

すので、同じような答弁の繰り返しになるんですけれども、今後検討協議をしてまいります。

以上です。

○議長(柴田 央君) 以上で質疑を終結いたします。

報告を終わります。

日程第6、議案第1号ないし議案第19号を一括議題といたします。

本案について一括提出者の説明を求めます。

宮川市長。

○市長(宮川良一君) おはようございます。

ただいま上程されました議案第1号ないし議案第19号につきまして提案理由の大綱をご説明申し上げま

す。

初めに、議案第1号平成30年度紋別市一般会計補正予算(第3号)についてであります。

本案は、平成29年度決算関連のほか、各事業等の補正のため既定予算総額184億7,577万5,000円に7億

1,402万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ191億8,979万7,000円にしようとするものであり

ます。

その主な内容について歳出からご説明いたしますと、最初に総務費でありますが、総務管理費において平

成29年度決算剰余金処分に係る財政調整基金積立金ほか3件6億8,453万2,000円、徴税費において市税過誤

納還付金175万円を追加し、合わせて6億8,628万2,000円を追加計上いたしました。

次に、民生費でありますが、社会福祉費において臨時福祉給付金国庫補助金精算返還金ほか5件574万

9,000円、児童福祉費において児童手当給付費国庫負担金精算返還金ほか4件450万7,000円、生活保護費に

おいて生活保護費等負担金精算返還金ほか1件1,036万2,000円をそれぞれ追加し、合わせて2,061万8,000円

を追加計上いたしました。

次に、商工費でありますが、商工業育成経費のほか1件206万円を追加計上いたしました。

次に、教育費でありますが、保健体育費において小向小学校シックスクール健康被害者賠償金506万

2,000円を追加計上いたしました。

以上が歳出予算の概要でありますが、これに要する財源といたしまして、国庫支出金30万1,000円、道支

出金5,000円、寄附金5億円、繰越金2億1,271万6,000円、市債100万円をそれぞれ追加し、収支の均衡を図

ったものであります。

次に、第2表債務負担行為補正につきましては、例規整備業務委託料の追加、第3表地方債補正につきま

しては、保育所整備事業債の変更であります。

次に、議案第2号ないし議案第5号の各特別会計補正予算についてでありますが、いずれも平成29年度決

算に関連した予算補正であります。

初めに、議案第2号平成30年度紋別市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでありま

す。

本案は、既定予算総額28億602万5,000円に3,487万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ28億

4,089万6,000円にしようとするものであります。

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その内容について歳出からご説明いたしますと、諸支出金でありますが、還付金及び還付加算金において

国庫支出金等精算返還金3,429万1,000円、財政安定化基金積立金において58万円、合わせて3,487万1,000円

を追加計上いたしました。

以上が歳出予算の概要でありますが、これに要する財源といたしまして、繰入金3,371万4,000円、繰越金

115万7,000円をそれぞれ追加し、収支の均衡を図ったものであります。

次に、議案第3号平成30年度紋別市港湾埋立事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。

本案は、既定予算総額1億2,519万6,000円に478万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億

2,997万8,000円にしようとするものであります。

その内容について歳出からご説明いたしますと、港湾埋立事業費でありますが、積立金において港湾整備

基金積立金478万2,000円を追加計上いたしました。

以上が歳出予算の概要ですが、これに要する財源といたしまして、繰越金478万2,000円を追加し、収支の

均衡を図ったものであります。

次に、議案第4号平成30年度紋別市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。

本案は、既定予算総額20億4,238万2,000円に7,092万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ21億

1,330万2,000円にしようとするものであります。

その内容について歳出からご説明いたしますと、最初に基金積立金でありますが、介護給付費準備基金積

立金2,960万3,000円を追加計上いたしました。

次に、諸支出金でありますが、償還金及び還付加算金において国庫支出金等精算返還金4,131万7,000円を

追加計上いたしました。

以上が歳出予算の概要でありますが、これに要する財源といたしまして、支払基金交付金189万3,000円、

繰入金982万4,000円、繰越金5,920万3,000円をそれぞれ追加し、収支の均衡を図ったものであります。

次に、議案第5号平成30年度紋別市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)についてでありま

す。

本案は、既定予算総額3億2,946万7,000円に88万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億

3,035万2,000円にしようとするものであります。

その内容について歳出からご説明いたしますと、基金積立金でありますが、後期高齢者医療事業基金積立

金88万5,000円を追加計上いたしました。

以上が歳出予算の概要ですが、これに要する財源といたしまして、繰越金88万5,000円を追加し、収支の

均衡を図ったものであります。

次に、議案第6号から議案第15号につきましては、それぞれ平成29年度紋別市各会計歳入歳出決算の認定

でありまして、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見

をつけて議会の認定に付するものであります。

次に、議案第16号平成29年度紋別市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてであります。

本案は、平成29年度紋別市下水道事業会計における剰余金を処分したいので、地方公営企業法第32条第2

項の規定により議会の議決を求めるとともに、平成29年度紋別市下水道事業会計歳入歳出決算の認定につき

まして、同法第30条第4項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。

次に、議案第17号紋別市税条例の一部改正についてであります。

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本案は、個人住民税における所得割の寄附金税額控除の対象となる特定非営利活動法人の主たる事務所の

所在地を変更するとともに、条文中の文言を整理するため、所要の改正をしようとするものであります。

次に、議案第18号紋別市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正に

ついてであります。

本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の基

礎資格を拡大するとともに、教員免許状の更新を受けていない場合の取り扱いを明確にするため、所要の改

正をしようとするものであります。

次に、議案第19号損害賠償の額の決定及び和解についてであります。

本案は、紋別市立小向小学校新校舎利用に伴い、平成19年2月に発生した児童、教職員、保護者等のシッ

クハウス症候群に似た健康被害に関し、その賠償額を定め和解を成立させたく、地方自治法第96条第1項第

12号及び第13号の規定により議会の議決を求めるものであります。

以上で提案理由の説明を終わりますので、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。

○議長(柴田 央君) 総括質疑を行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)

総括質疑を終結いたします。

お諮りいたします。

ただいま議題となっております議案第6号ないし議案第16号については、7人の委員をもって構成する決

算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありま

せんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

ご異議なしと認めます。よって、議案第6号ないし議案第16号については、7人の委員をもって構成する

決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。

お諮りいたします。

ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、議長により指名したいと思いま

す。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

ご異議なしと認めます。よって、議長により指名することに決しました。

直ちに事務局次長から指名申し上げます。

事務局次長。

○事務局次長(細川貴志君) ご指名を申し上げます。

1番山﨑彰則議員、2番保村幸二議員、3番円角光議員、8番田中勝彦議員、12番加藤裕貴議員、13番青

木邦雄議員、14番石田久就議員、以上でございます。

○議長(柴田 央君) お諮りいたします。

ただいま指名のとおり選任することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました7人の諸君を決算審査特別委員会の委員に選

任することに決しました。

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次に、ただいま議題となっております議案第17号ないし議案第19号については、お手元に配付の議案付託

表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。

お諮りいたします。

議事の都合により、9月5日から9月9日までの5日間休会いたしたいと思います。これにご異議ありま

せんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

ご異議なしと認めます。よって、9月5日から9月9日までの5日間休会することに決しました。

なお、再開は9月10日午前10時からであります。当日は定刻までにご参集願います。

本日の会議はこれをもって散会いたします。

午前11時2分 散会

以上、会議録の内容に相違ないことを証するため、ここに署名する。

議 長

署 名 議 員

署 名 議 員