【調査結果】

１　家族経営体　

a

林業粗収益 千円

素材生産 〃

立木販売 〃

その他 〃

うち造林補助金 〃

林業経営費 千円

うち請負わせ料金 〃

　　器具・機械修繕費 〃

　　雇用労賃 〃

林業所得 千円

　本資料は、農林水産省ホームページの「統計情報」の次のＵＲＬから御覧いただけます。

　【 https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/rinkei/index.html#y 】

465

1,038

令和元年12月18日公表

平成30年林業経営統計調査

2,742 1,065

保有山林面積

17.1

表１　家族経営体（全国）（１経営体当たり）の経営収支等

単位 平成30年 構成割合

6,435 －

3,780 2,144 207

1,429

区 分

648

100.056.75.537.8

100.038.8

11.217.0

－

306

請負わせ料金

(38.8)

器具・機械

修繕費

(17.0)

雇用

労賃

(11.2)

その他

(33.0)平成30年

林業経営費

274万２千円

（100%）

図１ 家族経営体の林業

経営費の構成割合

(1) 平成30年の家族経営体（全国平均）の１経

営体当たり林業粗収益は378万円となった。

一方、林業経営費は274万２千円となった。

この結果、林業所得は103万８千円となった。

(2) 林業経営費に占める主要費目の構成割合は、

請負わせ料金が38.8％と最も高く、次いで器

具・機械修繕費17.0％、雇用労賃11.2％の順

となっている。

本調査は、

１ 平成20年度調査以降、５年に１度の周期年調査として実施している。

２ 家族経営体の調査の対象は、平成25年度調査は、直近の農林業センサスに基づく林業経営体のうち、保有

山林面積50ha以上の経営体又は20～50ha未満で施業労働日数が30日以上の経営体を要件としたが、平成30年

調査では保有山林面積20ha以上で施業労働日数が30日以上を要件としたほか、30日未満であっても、(1)主

伐面積１ha以上、(2)植林又は利用間伐面積が２ha以上、(3)保育面積５ha以上のいずれかに該当する経営体

を対象に変更した。

３ 会社経営体の調査の対象は、直近の農林業センサスに基づく林業経営体のうち、株式会社、合名・合資会

社等により林業を営む経営体で、①過去１年間の素材生産量が1,000㎥以上、②過去１年間の受託収入が

2,000万円以上のいずれかに該当する経営体を対象として、今回、新たに調査を実施した。新たに調査を実施

した。

- 1 -

２　会社経営体　

a㎥

林業事業営業利益 千円

林業事業売上高 千円

保有山林収入 〃

請負収入 〃

立木買い素材生産収入 〃

林業事業営業費用（①＋②） 千円

売上原価① 〃

　うち賃金 〃

原木購入費 〃

減価償却費 〃

機械修繕費 〃

販売費・一般管理費② 〃

林業事業外営業利益 千円

営業利益 〃

営業外収益 〃

営業外費用 〃

経常利益 〃

表２　会社経営体（全国）（１経営体当たり）の経営収支等

区 分 単位 平成30年度 構成割合

請負面積（植林及び保育） 5,073 －10,858 －素材生産量

127,502 100.0

1,169 7,027

2,699

29,369

5,497

5,879 13,127 14,523

△ 6,372

9,071

98,133 33,345

40,448

121,130 856

79,826

－－

10.3

23.0

－

－－－

11.4

4.6

33.4

77.026.2

100.00.7

65.9

売上原価

（77.0）

販売費・一

般管理費

（23.0）

賃金

（26.2）

原木

購入費

(11.4)

減価償却費

（10.3）

機械修繕費

（4.6）

その他

（24.5）

平成30年度

林業事業営業費用

１億2,750万

２千円

（100%）

(1) 平成30年度の会社経営体（全国平均）１経

営体当たり林業事業売上高は１億2,113万円と

なった。

一方、林業事業営業費用は１億2,750万２

千円となった。

この結果、林業事業営業利益はマイナス

637万２千円となった。

(2) 林業事業営業費用に占める主要費目の構成

割合は、賃金が26.2％と最も高く、次いで原

木購入費11.4％、減価償却費10.3％の順と

なっている。

図２ 会社経営体の林業事業

営業費用の構成割合

- 2 -

◎累年データ

年 次 保有山林 林業粗収益 林業経営費 林業所得面積

a 千円 千円 千円 千円 千円 千円平成14年度 8,606 3,263 1,897 688 2,224 622 1,039

　　15 8,721 3,416 2,002 665 2,235 645 1,181

　　16 8,736 3,125 1,786 628 2,081 613 1,044

　　17 8,796 2,987 1,667 591 2,109 707 878

　　18 8,841 3,082 1,635 479 2,125 626 957

　　19 8,786 2,370 1,246 466 1,613 539 757

　　20 8,790 2,254 1,041 470 1,681 557 573

　　25 9,820 3,239 1,744 755 2,371 982 868

　　30年 6,435 3,780 2,144 648 2,742 1,065 1,038資料：農林水産省統計部「林業経営統計調査」

◎関連データ

家族経営体の林業経営収支等の推移(全国)

請負わせ料金

注：１　平成20年度調査から、５年に１度の周期年調査とした。　　２　平成30年調査から、世帯員等による30日以上の施業実態がある経営体等を調査対象としたこと

から、平成25年度調査と接続しないため、データの利用に当たっては留意されたい。　　３　平成30年調査から、造林補助金については林業粗収益に含めたため、平成25年度以前について

も遡及して林業粗収益に含めた。 ４　調査期間は平成25年度以前は４月から翌年３月、平成30年は１月～12月とした。

素材生産 造林補助金

◎調査結果の利活用

・新たな森林・林業基本計画の策定に係る資料として利用

・民間事業体の育成に関する諸施策の分析・検討資料として利用

単位：千ｍ3

あかまつ えぞまつ・ ・

くろまつ とどまつ

平成25年 19,646 17,246 624 10,902 2,300 2,263 1,012 145 2,400

26 19,916 17,743 674 11,194 2,395 2,369 958 153 2,173

27 20,049 17,815 779 11,226 2,364 2,299 969 170 2,236

28 20,660 18,470 678 11,848 2,460 2,312 1,013 153 2,188

29 21,408 19,258 641 12,276 2,762 2,290 1,090 198 2,153

30 21,640 19,462 628 12,532 2,771 2,252 1,114 165 2,178

資料：農林水産省統計部 「木材統計調査」

樹種別素材生産量の推移

年　　次 計

針　　葉　　樹

広葉樹小　計 す　ぎ ひのき からまつ その他

- 3 -

白紙

　統計表一覧

ページ

１　家族経営体調査（保有山林面積規模別）（１経営体当たり平均）・・・・・ ６

２　会社経営体調査（林業事業売上高別）（１経営体当たり平均）・・・・・・ ８

　利用上の注意

　１　表中に用いた記号は次のとおりである。「０」：単位に満たないもの（例：0.4千円 → ０千円）「－」：事実のないもの「△」：負数

【 統 計 表 】

　２　この統計表に掲載された数値を他に転載する場合は、「平成30年林業経営統計調査」　　（農林水産省）による旨を記載してください。

単位 平 均 20～50ha未満

(1) 経営体 241 121

【経営の概況】

(2) 人 1.78 1.78

(3) a 6,435 3,038

人 工 林 (4) 〃 4,638 2,275

天 然 林 (5) 〃 1,692 708

(6) ｍ3 210 107

(7) 時間 807 702

育 林 (8) 〃 181 175

素 材 生 産 (9) 〃 318 239

(10) 〃 653 614

(11) 〃 154 88

【林業経営の総括】

(12) 千円 3,780 2,168

(13) 〃 207 140

(14) 〃 2,144 1,126

(15) 〃 1,429 902

(16) 〃 648 326

(17) 千円 2,742 1,497

雇 用 労 賃 (18) 〃 306 168

原 木 費 (19) 〃 298 116

器 具 ・ 機 械 修 繕 費 (20) 〃 465 362

賃 借 料 ・ 料 金 (21) 〃 185 95

請 負 わ せ 料 金 (22) 〃 1,065 502

負 債 利 子 (23) 〃 7 0

(24) 千円 1,038 671

【分析指標】

(25) ％ 27.5 31.0

(26) 円 16,131 22,087

(27) 〃 1,590 1,093

保 有 山 林 面 積

区 分

年 度 始 め 世 帯 員

１　家族経営体調査（保有山林面積規模別）（１経営体当たり平均）

う ち

う ち

保 有 山 林 の 伐 採 材 積

総 投 下 労 働 時 間

う ち

家 族

雇 用

素 材 生 産

集 計 経 営 体 数

林 業 所 得 率

保有山林１ha当たり林業所得

林業労働１時間当たり林業所得

林 業 所 得

林 業 粗 収 益

立 木 販 売

そ の 他

林 業 経 営 費

う ち 造 林 補 助 金

- 6 -

50～100 100～500 500ha以上

68 45 7 (1)

1.79 1.81 1.59 (2)

6,761 18,726 68,163 (3)

4,669 14,042 42,350 (4)

1,955 4,455 24,806 (5)

311 459 1,238 (6)

1,031 824 1,348 (7)

178 203 191 (8)

429 469 701 (9)

745 664 407 (10)

286 160 941 (11)

5,549 7,803 14,415 (12)

122 575 2,256 (13)

3,212 4,775 8,973 (14)

2,215 2,453 3,186 (15)

749 2,105 1,314 (16)

4,235 5,640 9,781 (17)

640 272 1,056 (18)

849 91 495 (19)

683 488 1,226 (20)

249 427 1,367 (21)

1,092 3,810 3,566 (22)

22 14 5 (23)

1,314 2,163 4,634 (24)

23.7 27.7 32.1 (25)

19,435 11,551 6,798 (26)

1,764 3,258 11,386 (27)

- 7 -

単位 平 均 5,000万円未満

(1) 経営体 48 7

【経営の概況】

(2) a 5,073 2,831

(3) ｍ3 10,858 2,529

(4) 人 11.12 5.26

(5) 日 2,202 1,236

うち 通 年 雇 用 (6) 〃 2,150 1,236

【林業経営の総括】

(7) 千円 △ 6,372 △ 8,059

(8) 〃 121,130 27,787

保 有 山 林 収 入 (9) 〃 856 169

請 負 収 入 (10) 〃 79,826 17,197

立 木 買 い 素 材 生 産 収 入 (11) 〃 40,448 10,421

(12) 〃 127,502 35,846

(13) 〃 98,133 24,045

う ち 期 首 棚 卸 高 (14) 〃 9,517 1,955

賃 金 (15) 〃 33,345 10,553

原 木 購 入 費 (16) 〃 14,523 484

機 械 修 繕 費 (17) 〃 5,879 1,748

減 価 償 却 費 (18) 〃 13,127 5,000

期 末 棚 卸 高 (19) 〃 9,947 1,952

(20) 〃 29,369 11,801

う ち 給 料 手 当 ・ 役 員 報 酬 (21) 〃 13,443 4,586

販 売 経 費 (22) 〃 3,476 531

減 価 償 却 費 (23) 〃 2,463 2,221

(24) 千円 9,071 2,990

(25) 〃 71,317 20,082

(26) 〃 62,246 17,092

(27) 千円 2,699 △ 5,069

(28) 〃 5,497 3,302

(29) 〃 1,169 191

(30) 〃 7,027 △ 1,958

(31) 〃 2,704 1,333

(32) 〃 1,891 3,731

(33) 〃 2,645 325

(34) 〃 5,195 △ 4,681

特 別 損 失

販 売 費 ・ 一 般 管 理 費

林 業 事 業 外 営 業 利 益

売 上 原 価

営 業 利 益

経 常 利 益

特 別 利 益

営 業 外 収 益

営 業 外 費 用

当 期 純 利 益

法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税

林 業 事 業 外 売 上 高

林 業 事 業 外 営 業 費 用

２　会社経営体調査（林業事業売上高別）（１経営体当たり平均）

区 分

請 負 面 積 （ 植 林 及 び 保 育 ）

林 業 事 業 営 業 費 用

林 業 事 業 売 上 高

林 業 事 業 営 業 利 益

素 材 生 産 量

就 業 日 数

従 業 員 数

集 計 経 営 体 数

- 8 -

5,000万～１億 １～３ ３億円以上

15 17 9 (1)

5,735 3,722 11,988 (2)

5,073 19,403 36,541 (3)

9.29 13.41 29.23 (4)

1,608 2,959 5,613 (5)

1,584 2,823 5,563 (6)

△ 5,232 △ 12,184 13,662 (7)

76,261 170,015 464,607 (8)

351 880 5,840 (9)

63,885 97,099 279,592 (10)

12,025 72,036 179,175 (11)

81,493 182,199 450,945 (12)

55,574 142,444 394,159 (13)

2,711 14,288 54,787 (14)

24,019 43,429 113,943 (15)

2,449 27,457 78,749 (16)

2,632 9,750 22,522 (17)

6,690 21,568 42,929 (18)

1,502 14,326 68,568 (19)

25,919 39,755 56,786 (20)

11,672 16,399 36,515 (21)

3,372 5,688 3,111 (22)

2,401 3,155 760 (23)

5,223 19,132 10,211 (24)

27,812 182,362 49,128 (25)

22,589 163,230 38,917 (26)

△ 9 6,948 23,873 (27)

4,363 8,179 8,026 (28)

615 2,510 2,029 (29)

3,739 12,617 29,870 (30)

1,001 6,716 1,497 (31)

495 3,443 6 (32)

1,130 5,590 6,935 (33)

3,115 10,300 24,426 (34)

- 9 -

- 10 -

【調査の概要】

１ 調査の目的

林業経営統計調査は、林業経営体の財産状況、収支状況、施業状況等の経営実態

を明らかにし、「森林・林業基本法」に基づく林業行政等を推進するための資料を

整備することを目的とする。

２ 調査の対象

2015年農林業センサス（農林業経営体調査）において把握した林業経営体のうち

以下に該当する経営体を対象とした。

(1) 家族経営体調査

家族により林業を営む経営体のうち保有山林面積が20ha以上で①過去1年間で林

木に係る施業（育林、伐採及び素材生産）労働日数が30日以上の世帯員等がいる

経営体、又は②過去1年間で林木に係る施業（育林、伐採及び素材生産）労働日

数が30日以上の世帯員等がいない経営体で過去1年間の施業面積（委託した施業

面積を含む。）が(ｱ)主伐面積１ha以上、(ｲ)植林又は利用間伐面積が２ha以上（両

作業の合計を含む。）、(ｳ)保育面積が５ha以上のいずれかに該当する経営体

(2) 会社経営体調査

株式会社、合名・合資会社又は合同会社により林業を営む経営体のうち①過去

１年間の素材生産量が1,000㎥以上、又は②過去１年間の受託収入が2,000万円以

上のいずれかに該当する経営体

３ 調査事項

(1) 家族経営体調査

ア 山林の状況と年内異動

イ 林業用建物

ウ 林業用機械など

エ 林産物の在庫と家計消費

オ 林業用資材の在庫

カ 売掛未収入金・買掛未払金

キ 林業用借入金

ク 林業関係租税公課諸負担

ケ 貸付山林面積

コ 森林経営計画

サ 林業収入

シ 林業支出

ス 作業別労働

セ 世帯員

- 11 -

(2) 会社経営体調査

ア 会社の概要

イ 従業員の状況

ウ 作業別就業日数

エ 林業用機械の使用状況

オ 作業面積及び素材生産量の状況

カ 財産及び損益の状況

４ 調査期間

(1) 家族経営体調査

平成30年１月から平成30年12月までの１年間である。

(2) 会社経営体調査

平成30年４月から平成31年３月までの間に到来した決算日前１年間である。

図 会社経営体調査の調査期間

５ 調査方法

調査は、調査票を配布し、原則として、調査対象経営体が記入した調査票を（必

要に応じ税務申告関係帳簿類等を併せ）郵送により回収する自計調査により実施し

た。

なお、調査対象経営体の協力が得られた場合は、経営統計調査オンラインシステ

ムを使用して電子調査票等を送信・回収する自計調査により実施した。

６ 調査対象経営体数（標本の大きさ）

(1) 家族経営体調査

251経営体（うち、集計経営体数：241経営体）

(2) 会社経営体調査

50経営体（うち、集計経営体数： 48経営体）

注： 調査対象経営体のうち、調査期間中に調査不能となった調査対象経営体を除

いた調査対象経営体を集計経営体としている。

５ ６ ７ ８ ９ 10 11 12 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 10 11 12 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７

○○

○○

○○

○○

○○

○○

…調査期間 ○…決算期の終了月

11月～10月

決 算 期 間前年 調査年 翌年

５ 月 ～ ４ 月

６ 月 ～ ５ 月

７ 月 ～ ６ 月

８ 月 ～ ７ 月

９ 月 ～ ８ 月

10月～９月

12月～11月

１月～12月

２ 月 ～ １ 月

３ 月 ～ ２ 月

４ 月 ～ ３ 月

- 12 -

７ 集計方法

集計経営体ごとにウエイトを定め、集計対象とする区分ごとに次の式により算出

した。

この場合のウエイトは、家族経営体については全国農業地域別保有山林面積規模

別に、会社経営体については全国農業地域別林業収入規模別に、区分した階層ごと

の標本抽出率の逆数としている。

８ 調査の精度

(1) 家族経営体調査

ア 目標精度

１経営体当たり林業粗収益を指標とした目標精度は8.0％である。

イ 実績精度

１経営体当たり林業粗収益を指標とした実績精度を標準誤差率（標準誤差の

推定値÷推定値×100）により示すと13.5％である。

(2) 会社経営体調査

ア 目標精度

母集団の大きさが比較的小さいことから、目標精度を設定せずに、標本の大

きさを定めた。

イ 実績精度

１経営体当たり林業事業売上高を指標とした実績精度を標準誤差率（標準誤

差の推定値÷推定値×100）により示すと5.4％である。

当該階層から抽出した集計経営体数

2015年農林業センサス結果における当該階層の大きさ（経営体数）標本抽出率＝

【平均値の算出方法】

ｎ　Σ ｗｉ　×　ｘｉ

i=１

求めようとする項目の平均値　＝ ｎ Σｗｉ

　i=１

　 ｎ　：　集計対象区分に属する集計経営体数

　ｗｉ：　集計対象区分に属するｉ番目の集計経営体のウエイト

　 ｘｉ：　集計対象区分に属するｉ番目の集計経営体のｘについての調査結果

- 13 -

９ 分析指標等の計算方法

林業経営の主要な分析指標は、次の式により計算し表示した。

(1) 家族経営体調査

ア 林業所得 ＝ 林業粗収益 － 林業経営費

イ 林業所得率 ＝ 林業所得 ÷ 林業粗収益×100ウ 保有山林１ha当たり林業所得 ＝ 林業所得÷保有山林面積×100a×1,000円エ 林業労働１時間当たり林業所得 ＝ 林業所得 ÷ 家族労働時間 × 1,000円

(2) 会社経営体調査

ア 林業事業営業利益＝林業事業売上高－林業事業営業費用（売上原価＋販売費・

一般管理費）

イ 林業事業外営業利益＝林業事業外売上高－林業事業外営業費用

ウ 営業利益＝林業事業営業利益＋林業事業外営業利益

エ 経常利益＝営業利益＋営業外収益－営業外費用

オ 当期純利益＝経常利益＋特別利益－特別損失－法人税、住民税及び事業税

10 用語の解説(1) 林業事業とは、立木販売、素材生産をして販売等を行うことである。(2) 林業事業外とは、自ら営む素材の加工を行う製材業や農業等である。(3) 伐採材積とは、伐採した木材の体積である。(4) 立木販売とは、立木を伐採せずに、取引きする販売形態である。(5) 素材生産とは、立木を伐採し、丸太にした状態で販売することである。(6) 造林補助金とは、造林に支払われる補助金である。

造林以外の下刈り、倒木起こし、除伐、保育間伐等に支払われる補助金、森林整備地域活動支援交付金、しいたけ種駒補助金等を含む（地方自治体が助成する補助金を含む。）。

11 その他(1) この資料の詳細な数値はホームページに掲載（令和２年２月予定）するととも

に、その後刊行する『平成30年林業経営統計調査報告』に掲載する。

なお、公表した数値の正誤情報は、ホームページでお知らせする。

(2) 前回調査（平成25年度調査）からの主な変更点は、次のとおりであり、調査結

果を比較する場合には、これら変更点があることに留意されたい。

ア 家族経営体調査

(ｱ) 調査の対象は、平成25年度調査は、保有山林面積が20～50haの経営体は世

帯員等による30日以上の施業労働日数を要件としたが、平成30年調査では保

有山林面積20ha以上で世帯員等による30日以上の施業労働日数を要件とした

ほか、30日未満であっても、(a)主伐面積１ha以上、(b)植林又は利用間伐面

積が２ha以上、(c)保育面積５ha以上のいずれかに該当する経営体を対象と

した。

(ｲ) 林業粗収益は、農業経営統計調査に合わせ、造林補助金を含めた計上に変

更した。

(ｳ) 調査期間は、平成25年度調査は４月から翌年３月としていたが、平成30年

調査では１月～12月に変更した。

(ｴ) 集計区分の表章は、平成25年度調査は全国・全国農業地域別の表章として

いたが、平成30年調査では全国農業地域別については廃止した。

イ 会社経営体調査

新たに調査を実施した。

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【ホームページ掲載案内】

○ 各種農林水産統計調査は、農林水産省ホームページ中の統計情報で御覧いただ

けます。

【 https://www.maff.go.jp/j/tokei/ 】

この結果の分野別分類は「森林・林業」に分類しています。

【 https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/rinkei/index.html#y 】

○ 本統計の累年データは、農林水産省ホームページ中の統計情報で御覧いただけ

ます。

【 https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/rinkei/index.html#l 】

【関連リンク】

林野庁ホームページ

https://www.rinya.maff.go.jp/index.html

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◎本統計調査結果について

農林水産省 大臣官房統計部

経営・構造統計課 林業・漁業経営統計班

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◎農林水産統計全般について

農林水産省 大臣官房統計部

統計企画管理官 広報普及班

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政府統計の総合窓口（ｅ-Sｔａｔ）

https://www.e-stat.go.jp/

令和２年２月１日現在で、2020年農林業センサスを実施します。○農林業経営体調査（令和元年12月中旬～令和2年２月末）○農山村地域調査（令和元年12月上旬～令和２年２月末）

円滑な調査の実施に向けて、ご協力をお願いします。また、調査票はオンラインによる回答も可能です。

農林業センサスホームページＵＲＬ：https://www.maff.go.jp/j/tokei/census/afc