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平成30年度新潟県当初予算の概要 ~命と暮らしを守り、現在と未来への責任を果たす~ 平成30年3月

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Page 1: 平成30年度新潟県当初予算の概要 · 平成30年度当初予算の全体フレームについて 一般会計の予算規模 1兆2,392億円 ㉙比 156億円( 1.2%)㉙12,548億円

平成30年度新潟県当初予算の概要

~命と暮らしを守り、現在と未来への責任を果たす~

平成30年3月

Page 2: 平成30年度新潟県当初予算の概要 · 平成30年度当初予算の全体フレームについて 一般会計の予算規模 1兆2,392億円 ㉙比 156億円( 1.2%)㉙12,548億円

目 次

平成30年度当初予算の全体フレーム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

「にいがた未来創造プラン」の実現に向けた重点的な取組 ・・・・・・・・ 3

平成30年度予算における人口減少問題対策の主な取組 ・・・・・・・・・・ 12

投資事業のポイント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

スクラップ・アンド・ビルドの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

財源対策的基金残高と県債残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

予算の概要(計数) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20

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平成30年度当初予算の全体フレームについて

◆ 一般会計の予算規模 1兆2,392億円㉙比 ▲156億円(▲1.2%) ㉙12,548億円

① 「にいがた未来創造プラン」の基本理念である「命と暮らしが守られ、一人一人が

未来への希望を持って自らの幸福を実現できる新潟県を創る」取組を積極的に推進

② 県費負担教職員に係る給与負担の政令市移譲の影響など、予算総額が減少する

特殊要素がある中で、「命と暮らしを守り、現在と未来への責任を果たす」ために必

要な予算を確実に措置

予算編成に当たっての視点

〈予算総額減少の特殊要素〉

・県費負担教職員に係る給与負担の政令市移譲の影響(㉙税交付金→㉚税源移譲) ▲112億円

・中小企業金融対策費(過年度貸付分)の減 ▲56億円

・中越沖復興基金の出資債償還の減による公債費の減 ▲30億円

○ 人口減少対策をはじめ、「にいがた未来創造プラン」で掲げた目標の達成に向

けた取組を積極的に展開

○ 本県が現在抱えている課題に対して適切に対応

・インフラ施設の適正な維持管理、老朽化対策

・県立病院等の運営など医療環境の確保・充実 など

※ 上記の取組や課題への対応のため、県税や交付税などの歳入を適切に見込んだ上で、不足する財源については、財源対策的基金からの繰入れにより措置

◆ 県税収入 ㉙ 2,581億円 → ㉚ 2,514億円 ▲67億円 (▲2.6%)

→ 県費負担教職員給与負担に係る政令市への税源移譲(個人県民税)による減 等

◆ 普通交付税+臨時財政対策債 ㉙ 2,892億円 →㉚ 2,877億円 ▲15億円(▲0.5%)

→ 地方財政対策における減(歳出特別枠の廃止等)や本県における公債費に対する

交付税措置の減 等

◆ 財源対策的基金繰入金 ㉙ 60億円 → ㉚ 96億円 +36億円 (+60.0%)

歳入のポイント

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◆ その他本県の抱えている課題への対応

○ インフラ施設の適正な管理の徹底と長寿命化対策の推進投資事業全体 1,906億円(+12億円) 〔うち県単公共(維持補修系) 95億円(+6億円)〕

○ 県立病院及び魚沼基幹病院の安定的な運営、燕労災病院の運営開始病院事業会計及び基幹病院事業会計への繰出金 163億円(+8億円)

など

1 健やかに伸び伸びと共に暮らせる新潟

〔主な取組〕

・健康・医療分野のビッグデータの利活用に向けた

取組

・専門医制度への対応など、医師の確保に向けた

取組

・子ども医療費助成の増額など、地域において子

ども生み育てやすい環境の充実

・介護人材など福祉を支える人づくりの推進

など

2 安全に安心して暮らせる新潟

〔主な取組〕

・原発事故に関する3つの徹底的な検証

・インフラ施設の適正な管理と長寿命化対策

など

歳出のポイント

◆ 「にいがた未来創造プラン」の実現に向けた重点的な取組

○ 「にいがた未来創造プラン」において掲げた本県が目指す5つの将来像の実現に

向けた取組を重点的に推進

3 活力ある産業と働きやすい新潟

〔主な取組〕

・AI・IoTの活用など、県内企業の生産性向上の取組

・起業家予備軍の育成や起業希望者への伴走型

支援

・企業立地関連補助金の見直しによる高い付加

価値を創出する企業の立地促進

・新たな米政策に対応した業務用米の生産拡大、

新潟米のブランド確立 など

4 魅力と賑わいのある新潟

〔主な取組〕

・奨学金返還支援の拡充や情報発信の強化によるU・Iターンの促進

・滞在型観光の推進等による交流人口の拡大

・空港へのアクセス改善など、新潟空港の利用促進

など

安全で暮らしやすい新潟 持続的に発展し賑わいのある豊かな新潟

5 学びやすく、成長・活躍できる新潟

〔主な取組〕

・給付型奨学金の創設による誰もが等しく教育を受けられる環境の整備

・教育支援システムの運用による教員の指導力向上

・相談窓口の充実など、いじめの解消や未然防止等に向けた取組

・教員の多忙化解消の取組 など

人口減少問題への対応(上記の政策の総動員による取組)

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命と暮らしが守られ、一人一人が未来への希望を持って自らの幸福を実現できる新潟県を創ります。

◆ 地域で安心して医療が受けられる体制を整備するとともに、魅力ある勤務環境づくりを通じた医師等の確保に取り組みます。

○ 健康・医療分野のビッグデータの利活用を推進します。

【新】県民健康ビッグデータプロジェクト推進事業 33,410千円・県民健康ビッグデータ構想を策定するとともに、医療ビッグデータの先行分析等を実施

県立病院における電子カルテの整備促進 (H30~H32年度 債務負担行為設定済み)・電子カルテ未導入の県立6病院へのクラウド型電子カルテの導入に向けて、システム構築に着手

【拡】電子カルテの統合データベース整備に向けた取組 30,172千円・県立病院を中心とする電子カルテデータの統合データベース整備に向けた基本計画を策定

○ 新たに導入される専門医制度への対応など、医師確保の取組を推進します。

【新】専門医を目指す医師の確保に向けた取組 15,141千円・専門医を目指す医師の確保に向け、複数の医療機関が連携して行う研修内容充実の取組等を支援

【拡】医師養成修学資金貸与事業 346,460千円・医師の養成と県内定着の促進を図るため、医学生に対する修学資金の貸与を拡充

○ 看護職員の更なる養成・確保の取組を推進します。

【拡】看護職員養成推進事業 78,192千円・看護職員養成施設の体制強化に向けた取組を支援・新たに、県立十日町病院附属看護専門学校(仮称)の開校に向けた教員養成やカリキュラム作成を実施

【新】訪問看護教育体制整備事業 4,531千円・訪問看護従事者の確保と資質向上を図るため、訪問看護新任者とその教育担当者に対する現地指導を実施

【改】看護職員再就業支援強化事業 7,000千円・看護職員向けの再就業支援講習会や相談会の実施・新たに、求職者情報交換会や施設見学等を実施

健やかに伸び伸びと共に暮らせる新潟県を実現します

〔関連事業〕 ・医師・臨床研修医招へい総合支援事業 48,690千円・地域医療研修特別プログラム事業 2,209千円

〔関連事業〕 ・看護職員就業支援等の取組 136,473千円・看護職員Uターン・県内就業促進事業 31,237千円

《達成目標》・人口10万人当たりの医師数 (H28) 205.5人 → (H32) 213.4人

《達成目標》・人口10万人当たりの看護職員数 (H28) 1,213.3人 → (H32) 1,360.2人

【新】:新規 【拡】:拡充(制度の拡充や新たな取組の追加、支援対象の拡大) 【改】:改善(より効果的な取組に見直し)

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○ 各医療圏で、安心して医療が受けられる体制を整備します。

【新】地域中核病院機能強化支援事業 518,561千円・地域医療構想に基づく複数病院の再編による中核的な病院の施設整備を支援

救急医療電話相談事業 19,713千円・夜間の急な病気等に対する不安の解消等を図るため、電話相談窓口を設置

◆ 伸び伸びと子どもを生み育てられる環境を実現します。

○ 地域の総力を挙げて、子どもを生み育てやすい環境の充実に取り組みます。

【改】 「あなたの婚活」応援プロジェクト 52,693千円・広域的な出会いの場の創出や、「にいがた出会いサポートセンター」による個別のマッチング・新たに、結婚観を醸成する若者向けセミナーを開催するほか、企業等と連携したイベントを支援

【新】地域の子育て力育成事業 16,791千円・少子化対策モデル事業の成果を踏まえ、新たに、NPO等が市町村と連携・協力して行う子育て支援の取組を支援

【拡】子ども医療費助成等交付金 1,455,056千円・市町村が行う子どもの医療費助成や子育て支援策に要する経費に対し、交付金を交付・市町村の子ども医療費助成の実態を踏まえ、交付水準を小学校6年生までの子どもの人口に引上げ

【拡】少子化対策に係る企業等との協働の仕組み構築事業 7,188千円・「にいがた子育て応援企業」を認定し、連携金融機関による教育ローン等の優遇や子育てのための休暇制度創設に奨励金を支給

・新たに、妊娠・出産に関する専門家を企業に派遣

◆ 共に暮らせる福祉の充実を目指します。

○ 福祉を支える人づくりや、高齢者・障害者の地域生活を支える取組を推進します。

【拡】地域包括ケアシステム構築市町村支援事業 14,150千円・大学と連携した効果的な介護予防プログラム策定や、リハビリ専門職等を活用した介護予防の取組を拡充

【拡】介護人材確保の取組 137,617千円・介護の魅力発信や介護人材のマッチング、再就業支援等を実施・キャリア形成や資格取得支援などの離職防止の取組を拡充

【新】医療的ケア児への支援体制の整備 14,572千円・医療的ケア児の保育所等での受入れ促進や地域生活を支援するため、看護師の派遣や

コーディネーターの養成を実施

〔関連事業〕 ・魚沼基幹病院の運営 1,753,924千円 ・県央基幹病院建設事業 1,984,432千円・十日町病院改築事業 1,694,222千円 ・加茂病院改築事業 1,843,928千円

〔関連事業〕 ・子育て世代包括支援センターの取組支援 30,156千円・待機児童解消に向けた取組 24,942千円・周産期医療対策事業 185,555千円 ・不妊治療費助成事業 273,472千円

〔関連事業〕 ・介護事業所助っ人派遣 9,210千円 ・保育補助者雇上強化事業 81,761千円・手話普及推進事業 10,877千円・地域共生社会実現に向けた基盤の構築支援 11,800千円

《達成目標》・医療圏ごとの完結率 (H27) 87.9% → (H32) 91%

《達成目標》・合計特殊出生率 (H28) 1.43 → (H32) 1.61

《達成目標》・介護職員数(常勤換算) (H28) 28,348人 → (H32) 34,000人

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◆ 県民の安全を最優先に、原子力発電所に関する3つの徹底的な検証を進めます。

○ 「福島第一原発事故の原因の検証」、「原発事故が健康と生活に及ぼす影響の検証」、「万一原発事故が起こった場合の安全な避難方法の検証」を進めます。

3つの検証を総括する委員会の開催 7,000千円・3つの検証を総括する検証総括委員会を開催

原発事故原因の検証 13,286千円・技術委員会において、福島第一原発事故原因の検証を、引き続き徹底して実施

原発事故による健康への影響の検証 9,317千円・福島第一原発事故による健康への影響を徹底的に検証

原発事故による生活への影響の検証 9,392千円・福島第一原発事故による避難生活の状況を徹底的に検証

安全な避難方法の検証 13,734千円・避難委員会において、避難計画の実効性等を徹底的に検証・原子力防災訓練の実施

◆ インフラ施設の適正な管理を徹底し、県民の安全で安心な暮らしを守ります。

○ 社会資本を適正に管理するとともに、長寿命化に取り組みます。

【拡】道路維持管理の強化 3,524,759千円・県管理道路のパトロールや路面、側溝の修繕等を実施・新たに、道路の異常に関する情報を一元的に管理・共有するシステムを構築し、日常の道路管理体制

を強化

【拡】社会資本長寿命化対策費 925,002千円・橋りょう、トンネル等の定期的な点検を行い、点検結果や補修・更新内容等のデータベース化を推進・施設の長寿命化に向け、劣化状況や補修の優先度について、新たに一元的に管理

◆ 災害に強い地域づくりを推進します。

○ 糸魚川市大規模火災の教訓等を踏まえた、地域防災力の向上等に取り組みます。

【新】地域火災予防対策強化支援事業 5,000千円・木造密集地域において、連動型住宅用火災警報器等を整備するモデル的取組を支援

【新】まちの防火対策支援事業 2,432千円・防火対策の講習会、ワークショップ等を開催

安全に安心して暮らせる新潟県を実現します

〔関連事業〕 ・放射線防護施設維持管理費 20,891千円 ・監視施設設備等整備費 686,336千円・緊急被ばく医療体制整備事業 73,422千円

〔関連事業〕 ・基幹水利施設ストックマネジメント事業 2,441,150千円・県立学校の大規模・耐震改修の推進 3,051,882千円

〔関連事業〕 ・防災意識啓発事業 6,383千円・地域防災力向上事業 15,057千円

《達成目標》・災害や危機に対し、自ら対策を講じている県民の割合 (H28) 54.6% → (H32) 70%

《達成目標》・万一原発事故が起こった際に、自分が取るべき行動を理解している者の割合(H29) 30.9% → (H32) 増加させる

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◆ 県民所得の向上に向けて、意欲ある企業等を支援します。

○ 意欲ある県内企業の生産性向上、海外展開やAI・IoT活用など高付加価値化を支援します。

【新】生産性牽引投資促進事業 450,000千円・生産性向上につながる設備投資を支援し、ワーク・ライフ・バランス推進企業に優遇措置を適用

【新】新潟県外国人材受入サポートセンターの設置 25,000千円・県内企業の高度外国人材活用や外国人技能実習制度の適正な運用の確保に向けて、新たに設置

【拡】AI・IoT活用ビジネス創出事業 51,000千円・新たに、健康・医療分野の導入モデル実証や、中小企業のモデル的なシステム等導入を支援

○ 起業家予備軍を育成し、若者等の夢をかなえる起業・創業を伴走型で支援します。

【新】起業家予備軍拡大事業 1,500千円・若年層の起業マインドを醸成し、経営者・先輩起業家の支援ネットワークを新たに形成

【拡】起業チャレンジ奨励事業 55,000千円・身近なビジネスでの起業から、事業承継による起業まで多様な形態の創業を、件数を拡大して支援

【新】ふるさと起業家応援事業 8,000千円・ふるさと納税を活用した資金調達支援により、創業・第二創業を支援

【新】クラウドファンディング活用支援事業 5,000千円・創業者・第二創業者等のクラウドファンディング活用による事業拡大や事業PRを支援

○ 県内企業の再生可能・次世代エネルギーの活用を促進します。

【新】再生可能エネルギー設備導入促進事業 25,300千円・県内企業の再生可能エネルギーの自家消費拡大に向けて、発電及び蓄電設備の導入を支援

【新】風力発電メンテナンス業務参入支援事業 7,000千円・今後増加が見込まれる風力発電のメンテナンス業務参入を支援

【新】燃料電池自動車・水素供給設備の普及促進 77,246千円・燃料電池車(FCV)普及に向けて、水素ステーション設置を支援し、普及啓発のためのFCVを率先導入

○ 若者に選ばれる企業の誘致を推進します。

【拡】企業立地関連補助金の統合・再編・若者に選ばれる良質な雇用や高い付加価値を創出する企業の立地を重点的に支援

活力のある産業と働きやすい新潟県を実現します

〔関連事業〕 ・海外市場獲得サポート事業 190,000千円・地域中核企業国内販路開拓促進事業 67,500千円

〔関連事業〕 ・U・Iターン創業加速化事業 135,000千円・中小企業創業等支援資金 新規融資枠44億円

〔関連事業〕 ・新エネルギー産業参入・育成促進事業 30,300千円・地域再生可能エネルギー面的活用促進事業 8,550千円

《達成目標》・1人当たり県民所得 (H26) 269.7万円 → (H32) 287.5万円

《達成目標》・開業率 (H28) 3.1% → (H32) 4.4%

《達成目標》・県内需要電力量に対する再生可能エネルギー発電電力量の割合(H28) 41.8% → (H32) 46%

《達成目標》・県内における企業立地件数 (H28) 73件 → (H29~H32累計) 300件・地域未来投資促進法に基づく企業立地1件当たりの付加価値額 (H29~H32平均)203百万円

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◆ 誰もが働きやすい環境づくりを推進します。

○ 働き方改革を推進するとともに、働くことを希望する方の就労促進に向けて取り組みます。

【拡】働き方改革推進事業 26,138千円・ワーク・ライフ・バランス推進と育児・介護休業制度の定着推進に向けた取組を総合的に実施・働き方改革を推進するため、新たに長時間労働是正に向けたキャンペーンを実施

【拡】男性の育児休業取得促進事業 14,000千円・男性の育児休業取得促進を図る事業主及び取得労働者に助成金を支給・助成対象とする育児休業の取得開始時期を拡大

【拡】育児等両立再就職支援事業 19,247千円・育児や介護等を行っている者に配慮した職業訓練をコース数を増加して実施

【拡】少子化対策に係る企業等との協働の仕組み構築事業 7,188千円 〔再掲〕・「にいがた子育て応援企業」を認定し、連携金融機関による教育ローン等の優遇や子育てのための休暇制度創設に奨励金を支給

・新たに、妊娠・出産に関する専門家を企業に派遣

◆ 暮らせる・稼げる21世紀型農林水産業を実現します。

○ 平成30年以降の米政策に的確に対応するため、農業者等が需要に応じた米生産に取り組むことができる環境整備や、業務用米の販路拡大を推進します。

【拡】新たな米政策に対応する新潟米総合生産対策 200,890千円・新潟米基本戦略に合致した取組を積極的に行う地域への支援や、多収穫・低コスト栽培に取り組む産地、農業法人等の支援を、新たに総合的に実施

・業務用米等の生産拡大や多収穫・低コスト生産に必要な機械・施設整備を支援

【拡】業務用需要創造・販路開拓支援事業 12,808千円・首都圏等の大口実需者に対する産地プレゼンテーションや商談会の開催を、拡充して実施

○ コシヒカリの高いブランド価値を浸透させるとともに、デビュー2年目となる新之助のトップブランド米としての定着に向けた取組を推進します。

新潟米宣伝事業 80,500千円・「コシヒカリと言えば、新潟県」という産地のイメージ強化につながるPRを実施

新潟の新しい米「新之助」ブランド化推進事業 192,041千円・デビュー2年目となる「新之助」のプレミアムブランドの確立と定着のための取組を実施

○ ほ場整備と連携した高収益の園芸産地形成を支援します。

【拡】大規模園芸産地育成事業 172,160千円・新たに、ほ場整備地区等における大規模園芸産地の形成に向けた機械化・施設化を支援

〔関連事業〕 ・障害者雇用促進プロジェクト 25,708千円 ・中高年齢者再就職支援事業 19,579千円

〔関連事業〕 ・県産農産物の海外販路拡大 24,308千円・にいがた発・新たな米文化創造事業 13,020千円

〔関連事業〕 ・ほ場整備園芸産地化実証事業 33,101千円・園芸産地力強化支援事業 26,681千円

《達成目標》・一般労働者の年間総実労働時間(規模5人以上)(H28) 2,040時間 → (H32) 2,020時間未満

《達成目標》・農業産出額等 (H27) 2,460億円 → (H32) 2,548億円

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○ 中山間地域農業の維持と持続的な営農体制の構築を推進します。

【拡】「公的サポート」モデル事業 29,623千円・中山間地域において、他産業並みの所得を確保できる仕組みを国に提案するための実証を実施・新たに地区を追加し、担い手の負担軽減につながる集落営農体制モデルを実証

【拡】雇用を契機とした法人経営発展支援事業 8,800千円・中山間地域における農業法人の新規雇用と多角化・複合化に向けた取組を支援・新たに地区を追加し、経営発展の取組を推進

○ 森林資源や水産資源の有効利用により、林業や水産業の振興に取り組みます。

【拡】林業成長産業化推進事業 21,409千円・素材生産量拡大や資源フル活用に向けた効率的なシステムへの誘導支援を地区を追加して実施

【新】販売力強化支援事業 2,000千円・漁業者と流通・加工業者が連携して取り組む新商品開発や販路開拓を支援

〔関連事業〕 ・中山間地域等直接支払交付金 2,475,115千円 ・山の法人設立促進事業 8,086千円

◆ 若者のU・Iターンと県内定着を促進します。

○ U・Iターン促進のため、情報発信による本県への関心の掘り起こしから受入体制整備まで一貫した取組を推進します。

【拡】Uターン促進奨学金返還支援事業 13,987千円・県外在住の本県出身者が本県にUターン就業した場合に奨学金の返還を支援・県外就業期間や学歴要件、県内での雇用形態の要件を緩和

【拡】移住者受入体制支援モデル事業 50,000千円・市町村が行う移住者の受入・定着に係る取組を総合的に支援・首都圏でのネットワークづくりや、地域住民を対象とする移住者受入研修を対象に追加するとともに、

市町村提案枠を設定

【拡】にいがた暮らし情報発信事業 37,308千円・SNS等を活用した対象にダイレクトに届く情報発信を強化・県・市町村、企業等の連携により首都圏で開催するオール新潟U・Iターンフェアの開催回数を拡充

【改】首都圏等に向けた積極的な情報発信 51,500千円・首都圏及び関西圏等に向け、各種メディアやイベント等により、本県の魅力や重要施策を発信

○ 県内外大学生の県内就職促進に向けた取組を推進します。

【拡】県内大学生等の県内定着促進事業 50,500千円・市町村・地元産業界・県内大学等と連携したインターンシップ等を実施・新たに、保護者向けにセミナー・企業見学会、合同企業説明会を開催

【拡】定住促進(リブ・インにいがた)対策事業 78,362千円・にいがたUターン情報センターの運営や県内で就職活動等を行う県外学生の交通費を支援・首都圏での合同企業説明会の開催回数を増加

【新】協定大学連携促進事業 1,483千円・U・Iターン就職促進に関する協定締結大学の協力を得て、主に大学1~2年生を対象としたU・Iターンに関心を持ってもらうためのイベントを実施

魅力と賑わいのある新潟県を実現します

〔関連事業〕 ・首都圏移住相談窓口設置事業 17,603千円・U・Iターン促進「新潟コンシェルジュ」事業 61,517千円

《達成目標》・首都圏相談窓口等の新規登録者数 (H28) 1,397人 → (H29~32平均) 1,500人以上

《達成目標》・県内大学生等の県内就職率 (H28) 57.7% → (H32) 61%・協定大学卒業者のUターン就職率 (H29.3卒業者) 31.5% → (H33.3卒業者) 34.5%

〔関連事業〕 ・県外学生インターンシップ参加促進事業 14,071千円

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◆ 多様な地域資源を活かした観光振興と交流人口の拡大に取り組みます。

○ 本県ならではの魅力ある観光地づくりと、国内外からの誘客の取組を推進します。

【新】日本海美食旅(ガストロノミー)推進事業 27,419千円・新潟の食文化と観光を融合した新しい旅を提案する滞在型観光のモデル的取組等を支援

【新】新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン推進協議会事業 59,360千円[一部基金]〔全体事業規模(H30~H32) 約3億円〕

・2019年秋のデスティネーションキャンペーン関連の取組を実施

【拡】広域周遊ルート誘客促進事業 55,834千円・外国人観光客の誘客に向け、広域観光周遊ルートの旅行商品造成に向けた取組等を実施・首都圏の外国人観光案内所と連携した情報発信や、海外観光コーディネーターの配置を新たに実施

◆ 北東アジアをはじめとする諸外国との交流を推進します。

○ 海外との経済交流や、グローバル人材の育成と人的交流を推進します。

【新】新潟県海外ビジネスサポートデスク設置事業 8,000千円・新たに、県内企業の海外展開に関するワンストップ相談窓口を設置し、関係機関と相談情報を共有化し共同で支援を実施

【拡】東南アジアビジネス等推進事業 17,803千円・新たに、現地コンサルタントの活用により、県内企業の東南アジアでの展開をサポート

【新】日本人留学生拡大・グローバル人材就職支援 5,300千円・大学1・2年生を対象とした留学促進セミナーや、留学経験者等を対象とする就職説明会等を開催

◆ 更なる拠点性向上に向けた交通ネットワークの整備を推進します。

○ 短中期的な新潟空港へのアクセス改善と、「新潟空港の路線ネットワーク戦略2017」に基づく空港利用促進を推進します。

【新】新潟空港アクセス改善プロジェクト事業 24,623千円・新潟空港アクセス向上のため、空港から県内観光地等への二次交通整備や定額タクシー導入調査、

無料駐車場の整備に向けた調査等を実施

【拡】新潟空港路線利便性向上事業 110,306千円・新たに訪日誘客支援空港認定に伴う着陸料等の助成を実施し、路線の新設・増便を促進

【新】新潟空港発信力強化事業 3,000千円・新潟空港の魅力を高め、航空利用者以外も含めた空港利用者増加のため、イベント開催等を支援

〔関連事業〕 ・着地型観光支援事業 29,440千円 ・外国人観光客誘致に向けた取組 101,255千円・寺泊赤泊航路支援への取組 80,000千円

〔関連事業〕 ・北東アジア交流拡大戦略事業 50,762千円・海外事務所の運営(縮減分を東南アジア地域の交流拡大に充当) 44,767千円・外国人留学生拡大支援事業 22,597千円

〔関連事業〕 ・国際線利用促進事業 47,900千円 ・国内線利用促進事業 42,391千円・ハブ空港接続強化事業 11,852千円

《達成目標》・満足度「大変満足」の割合 (H27秋~H28夏) 19.1% → (H32) 40%以上・観光入込客数 (H28) 74,172千人 → (H32) 80,000千人・外国人延べ宿泊者数 (H28) 267,020人泊 → (H32) 500,000人泊

《達成目標》・日本人留学生数 (H27) 1,125人 → (H31) 1,525人・外国人留学生数 (H28) 2,286人 → (H32) 2,986人・新潟税関支署管内の輸出総額 (H28) 153,856百万円 → (H32) 160,010百万円

《達成目標》・新潟空港の年間利用者数 (H28) 991,347人 → (H32) 1,350,000人

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○ 地域の基盤となる道路整備や港湾整備など、拠点性の向上を図ります。

【拡】日本海沿岸東北自動車道(朝日温海道路)の整備促進 3,874,000千円・早期全線供用に向けて、整備を促進(直轄負担金)・整備促進を支援するため、新たに、県も事業用地の先行取得に協力

◆ 地域公共交通の維持・確保に向けた取組を支援します。

○ 事業者、地元自治体、関係者等が連携した公共交通の維持等に向けた取組を支援します。

【新】高齢者等移動手段確保支援事業費補助金 50,000千円・高齢者等の移動手段確保・充実に向けたコミュニティバスの導入など市町村が行う新たな取組を支援

【新】えちごトキめき鉄道新駅整備補助金 8,700千円・糸魚川市地域公共交通協議会が行う新駅整備に係る詳細設計費を支援

◆ 住みやすく暮らしやすいまちづくりを推進します。

○ 市町村が主体的に取り組む魅力あるまちづくりに、県も連携して取り組みます。

【新】にぎわい空間創出支援モデル事業 10,000千円・市町村が主体的に取り組むまちづくりに、検討段階から県も連携し、調査費用等を支援

【新】空き家再生まちづくり支援事業 11,250千円・空き家などの既存ストックを活用したまちづくりを進める市町村に対し、費用の一部を支援

〔関連事業〕 ・地方バス路線の維持・確保 591,789千円・ほくほく線鉄道安全輸送設備等整備事業 27,214千円

◆ 将来の夢や希望を育みかなえる教育を推進します。

○ 家庭の経済状況にかかわらず、誰もが等しく豊かな教育を受けられる環境を整備します。

【新】新潟県給付型奨学金 124,800千円・経済的理由によって大学への進学を断念することがないよう、新潟県版給付型奨学金を創設

学びやすく、成長・活躍できる新潟県を実現します

〔関連事業〕 ・奨学給付金 643,944千円・私立高等学校学費軽減補助金 167,763千円

〔関連事業〕 ・地域高規格道路整備計画調査費 51,000千円・県内港コンテナ貨物利用拡大支援事業 177,246千円

《達成目標》・住んでいるまちが魅力的だと感じる住民の割合 (H32) 増加させる

《達成目標》・住民税所得割非課税世帯と課税世帯の大学等進学率の差(H29.3卒業者) 10.0% → (H33.3卒業者) 減少させる

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○ 教員の指導力向上や魅力ある学校づくりにより、一人一人を伸ばす教育を推進します。

【新】新潟県教育支援システム費 7,031千円・教員間で指導方法や教材を共有し、指導力の向上等を図るため、教育支援システムを導入

【新】明日の新潟の飛躍につながる魅力ある学校づくり推進事業 12,000千円・「県立高校の将来構想」において目指す高校の姿を具体化するための各学校の特色ある取組を推進

◆ いじめの解消や未然防止等に向けた体制を強化します。

○ 喫緊の課題であるいじめ問題への対応を強化するため、相談しやすい環境をさらに整備するとともに、いじめの未然防止や早期発見、早期解消に向けた体制を強化します。

【拡】いじめ等の解消及び未然防止等の取組 303,589千円・従来の電話やメール相談に加え、新たにSNS(ライン)を活用した相談窓口を設置・新たに全県立高校にスクールカウンセラーを配置するとともに、小学校における相談時間を拡充

◆ 教員の多忙化解消に取り組みます。

○ 教員が児童生徒一人一人と向き合える時間の確保に取り組みます。

【新】スクール・サポート・スタッフ配置事業 45,468千円・授業の準備等、教員の業務支援を行うサポート・スタッフを大規模校に配置

【拡】部活動環境整備支援事業 30,565千円・新たに、中学校や高等学校において部活動の指導、大会引率等を行う部活動指導員を配置

◆ 魅力ある高等教育環境の充実に取り組みます。

○ 県内大学等の魅力向上や、教育・研究等の機能強化を支援します。

【拡】大学魅力づくり支援事業 25,000千円・学部の新設や特色ある教育プログラムの開発など、県内大学が行う魅力向上に向けた取組を支援・新たに、県内大学合同による進学説明会を生徒・保護者向けに開催

【新】新潟県立大学新学部設置準備 48,538千円・国際経済学部(仮称)の平成32年4月設置に向けた、教育課程の検討や施設整備に係る基本設計等

を実施

◆ 県民に夢や感動を与えるスポーツと文化の振興に取り組みます。

○ スポーツや文化を通じた豊かな生活を実現します。

【新】スポーツ大会誘致・開催支援事業 5,000千円・県内各地での地域の特色を活かしたスポーツ大会の誘致に向けた取組を支援

【拡】東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致等促進費 13,695千円・事前キャンプの誘致等を行う市町村への支援を拡充するとともに、聖火リレー実行委員会を設置

【拡】国民文化祭等推進費 78,943千円・2019年に県内初開催となる第34回国民文化祭、第19回全国障害者芸術・文化祭に向け、広報やプレイベント等を実施

〔関連事業〕 ・佐渡金銀山世界遺産登録推進 146,226千円

〔関連事業〕 ・一人一人の未来を創るキャリア教育推進事業 13,983千円・魅力ある高校づくりプロジェクト 17,339千円・魅力ある私立高校づくり支援事業 105,000千円

《達成目標》・「授業が分かる」児童生徒の割合(小・中学校) (H28) 79.6% → (H32) 81%・「進路実現に学校は役に立っている」と感じている生徒の割合(高校)

(H28) 67.3% → (H32) 72%

《達成目標》・「いじめはどんなことがあってもいけないこと」と考える児童生徒の割合(H28) 小学校97.6%・中学校95.2% → (H32) 小学校100%・中学校100%

《達成目標》・県内大学の志願倍率 (H29) 3.6倍 → (H32) 3.7倍

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平成30年度予算における人口減少問題対策の主な取組

~ 県政のあらゆる分野での取組を総動員した新潟県の総合力向上 ~

人口減に歯止めをかけるため、出生数の増加や人口の流入促進・流出抑制に有効な施策をできるかぎり

講じるとともに、新潟県を子育てしやすく、暮らしやすく、学びやすく、働きやすい、総合的に魅力ある地とす

るため、県政のあらゆる分野での取組を総動員して、新潟県の総合力を高めていきます。

そのため、県と市町村の連携強化はもとより、県民、企業、関係機関やNPOなど、多様な主体と認識を共

有しながら、連携・協働して人口減少問題対策に取り組んでいきます。

【にいがた未来創造プランの達成目標】

人口動態の改善数 5,900人程度(平成36年度)

人口動態の増減数の現状(平成28年)

△18,408人 自然動態:△12,615人

社会動態:△5,793人(うち県外△5,906人)

Ⅰ 社会動態

本県に比べ社会動態が良好な近隣県と比較・分析した結果、本県は社会動態の減少傾向が顕著であ

り、「大学等の高等教育機関の受け皿づくり」「県内企業の認知度向上」「U・Iターン促進のための効果的な

情報発信や受入体制の充実」が課題となっています。

特に社会減が著しい進学期及び就業期、若年層の移動や自然動態への影響が考えられる結婚・子育て

期の3つの年齢階層へ直接的に働きかける施策を効果的に推進します。

県内大学等の魅力向上

【拡】大学魅力づくり支援事業 25,000千円

・学部新設や特色ある教育プログラムの開発など、県内大学が行う魅力向上に向けた取組を支援

・新たに、県内大学合同による進学説明会を生徒・保護者向けに開催

【新】新潟県立大学新学部設置準備 48,538千円

・新潟県立大学国際経済学部(仮称)の平成32年4月設置に向けた、教育課程の検討や施設整備に係る設

計等を実施

若者の県内企業への就職促進

【拡】県内大学生等の県内定着促進事業 50,500千円

・市町村・地元産業界・県内大学等と連携したインターンシップ等を実施

・新たに、保護者向けにセミナー・企業見学会、合同企業説明会を開催

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【拡】定住促進(リブ・インにいがた)対策事業 78,362千円

・にいがたUターン情報センターの運営や県内で就職活動等を行う県外学生の交通費を支援

・首都圏での合同企業説明会の開催回数を増加

U・Iターン関心者の掘り起こしと、受入体制の充実

【拡】にいがた暮らし情報発信事業 37,308千円

・SNS等を活用した対象にダイレクトに届く情報発信を強化

・県・市町村、企業等の連携により首都圏で開催するオール新潟U・Iターンフェアの開催回数を拡充

【改】首都圏等に向けた積極的な情報発信 51,500千円

・首都圏及び関西圏等に向け、各種メディアやイベント等により、本県の魅力や重要施策を発信

【拡】Uターン促進奨学金返還支援事業 13,987千円

・県外在住の本県出身者が本県にUターン就業した場合に奨学金の返還を支援

・県外就業期間や学歴要件、県内での雇用形態の要件を緩和

【拡】U・Iターン創業加速化事業 135,000千円

・首都圏等からのU・Iターン創業や、県内在住の県外出身者の創業を支援

・ファミリー層のU・Iターン創業促進のため、年齢要件(40歳未満)を撤廃

【拡】移住者受入体制支援モデル事業 50,000千円

・市町村が行う移住者の受入・定着に係る取組を総合的に支援

・首都圏でのネットワークづくりや、地域住民を対象とする移住者受入研修を対象に追加するとともに、市町村

提案枠を設定

ヒト・モノ・情報が活発に行き交うことによる暮らしやすさや魅力の創出(魅力向上)

【新】にぎわい空間創出支援モデル事業 10,000千円

・市町村が主体的に取り組むまちづくりに、検討段階から県も連携して取り組み、調査費用等を支援

【拡】美しいまちづくり推進事業 12,255千円

・良好な景観の保全・形成を促進するための取組を実施

【新】日本人留学生拡大・グローバル人材就職支援 5,300千円

・大学1・2年生を対象とした留学促進セミナーや、留学経験者等を対象とする就職説明会等を開催

【拡】新潟空港路線利便性向上事業 110,306千円

・新たに訪日誘客支援空港認定に伴う着陸料等の助成を実施し、路線の新設・増便を促進

【新】日本海美食旅(ガストロノミー)推進事業 27,419千円

・新潟の食文化と観光を融合した新しい旅を提案する滞在型観光のモデル的取組等を支援

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Ⅱ 自然動態

「結婚を希望する人がその願いをかなえる」ことができるよう、未婚者のニーズや市町村・民間との役割分

担を踏まえて、効果的な「出会いの場」を創出します。また、妊娠・出産、育児への不安に関する相談窓口

や病児保育施設など、子育てに関する情報が必要な人に届くとともに、社会全体で子育てを支えていく機

運が高まるよう「妊娠・出産、子育て、教育環境の充実」を推進します。

結婚を希望する人がその願いをかなえるような支援

【改】「あなたの婚活」応援プロジェクト 52,693千円

・広域的な出会いの場の創出や、「にいがた出会いサポートセンター」による個別のマッチング

・新たに、結婚観を醸成する若者向けセミナーを開催するほか、企業等と連携したイベントを支援

妊娠・出産、子育て、教育環境の充実

【新】地域の子育て力育成事業 16,791千円

・少子化対策モデル事業の成果を踏まえ、新たに、NPO等が市町村と連携・協力して行う子育て支援の取組

を支援

【拡】子育て世代包括支援センターの取組支援 30,156千円

・妊娠・出産や子育ての相談に対応する子育て世代包括支援センターを整備する市町村への支援を拡大

【拡】生涯を通じた女性の健康支援事業 6,718千円

・妊娠に関する夜間・休日の電話相談窓口を設置

・新たに、アドバイザー等を派遣し、市町村の子育て世代包括支援センターの整備を推進

【拡】周産期医療対策事業 185,555千円

・周産期母子医療センターの運営を支援するなど、妊娠・出産から新生児に至る総合的な医療提供体制を整備

・小児・周産期医療機器整備の支援対象施設数を拡充

【拡】子ども医療費助成等交付金 1,455,056千円

・市町村が行う子どもの医療費助成や子育て支援策に要する経費に対し、交付金を交付

・市町村の助成実態を踏まえ、交付水準を小学校6年生までの子どもの人口に引上げ

【改】待機児童解消に向けた取組 24,942千円

・年度途中の待機児童の発生を防ぐため、あらかじめ市町村が保育士を加配する取組を支援

・新たに、保育士の再就業に向けた相談会等を実施

【新】医療的ケア児への支援体制の整備 14,572千円

・医療的ケア児の保育所等での受入れ促進や地域生活を支援するため、看護師の派遣やコーディネーター

を養成

【新】新潟県給付型奨学金 124,800千円

・経済的理由によって大学への進学を断念することがないよう、新潟県版給付型奨学金を創設

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Ⅲ 若者や県外居住者にも選ばれる企業の育成・創出(魅力ある良質な働く場の確保)

社会動態と自然動態に共通する課題として、魅力ある良質な働く場の確保が挙げられます。この

課題についてこれまでも取り組んで来ましたが、人口減少問題の重要な要素として、「若者や県外

居住者にも選ばれる企業の育成・創出(県民所得の向上)」に重点的に取り組んでいきます。

① 所得水準向上や経営規模拡大に向けた高付加価値化

【新】生産性牽引投資促進事業 450,000千円

・生産性向上につながる設備投資を支援し、ワーク・ライフ・バランス推進企業に優遇措置を適用

【新】新潟県外国人材受入サポートセンターの設置 25,000千円

・県内企業の高度外国人材活用や外国人技能実習制度の適正な運用の確保に向けて、新たに設置

【拡】AI・IoT活用ビジネス創出事業 51,000千円

・新たに、健康・医療分野の導入モデル実証や、中小企業のモデル的なシステム等導入を支援

【拡】新たな米政策に対応する新潟米総合生産対策 200,890千円

・新潟米基本戦略に合致した取組を積極的に行う地域への支援や、多収穫・低コスト栽培に取り組む産地、農

業法人等の取組の支援を、新たに総合的に実施

・業務用米等の生産拡大や多収穫・低コスト生産に必要な機械・施設整備を支援

【拡】大規模園芸産地育成事業 172,160千円

・新たに、ほ場整備地区等における大規模園芸産地の形成に向けた機械化・施設化を支援

② 起業家予備軍の育成、起業希望者への伴走型支援

【新】起業家予備軍拡大事業 1,500千円

・若年層の起業マインドを醸成し、経営者・先輩起業家の支援ネットワークを新たに形成

【拡】起業チャレンジ奨励事業 55,000千円

・若者等の身近なビジネスでの起業から、事業承継による起業まで多様な形態の創業を支援

【新】クラウドファンディング活用支援事業 5,000千円

・創業者・第二創業者等のクラウドファンディング活用による事業拡大や事業PRを支援

③ 「労働条件・環境」の改善

【拡】働き方改革推進事業 26,138千円

・ワーク・ライフ・バランス推進と育児・介護休業制度の定着促進に向けた取組を総合的に実施

・働き方改革を推進するため、新たに長時間労働是正に向けたキャンペーンを実施

【拡】男性の育児休業取得促進事業 14,000千円

・男性の育児休業取得促進を図る事業主及び取得労働者に助成金を支給

・助成対象とする育児休業の取得開始時期を拡大

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【拡】少子化対策に係る企業等との協働の仕組み構築事業 7,188千円

・「にいがた子育て応援企業」を認定し、連携金融機関による教育ローン等の優遇や子育てのための休暇制度

創設に奨励金を支給

・新たに、妊娠・出産に関する専門家を企業に派遣

【拡】企業立地関連補助金の統合・再編

・若者に選ばれる良質な雇用や高い付加価値を創出する企業の立地を重点的に支援

〈人口減少問題対策の推進〉

県民フォーラムの開催など様々なチャンネルを通して、県民等との対話の機会を積極的に設け、人口減少

をより身近な問題と認識していただくとともに、幅広い意見もいただき施策に反映していきます。

併せて、「人口減少対策ワーキングチーム」において、施策の進捗管理や部局横断的な対応が必要な課

題の検討を行い、政策に反映していきます。

【新】人口減少問題対策推進事業(県民フォーラム等実施) 4,317千円

・人口減少問題について県民意識の醸成と幅広い意見聴取を行うため、県民フォーラムを開催

・部局横断的なワーキングチームを設置し、施策の進捗管理や検討を実施

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投 資 事 業 の ポ イ ン ト

○ 公共施設の安全の確保のための老朽化対策等の推進 317億円(国土交通省防災・安全交付金の活用等)

・公共土木施設や農業水利施設等の老朽化対策等

〔 道路の緊急的な老朽化対策等の実施 〕・出雲崎町道路陥没事故を踏まえ、インフラ施設の適正な管理を徹底すると

ともに、緊急的に道路陥没のリスクの高い箇所の老朽化対策等を2月冒頭補正に前倒して実施し、H30当初予算と一体的に対応

※県単公共(維持補修系) (2月冒頭補正+H30当初)120億円

※社会資本長寿命化対策費(施設点検、点検結果一元化等) (H30当初:投資以外) 9億円

○ 強くしなやかな県土をつくる防災・減災対策の推進 623億円(国土交通省防災・安全交付金の活用等)

・水害の防止や被害軽減のための対策・土石流や地すべりなどの土砂災害防止対策 など

○ 快適な暮らしを支えるきめ細かな公共事業の推進 90億円・すれ違い危険箇所の解消(道路拡幅等)・都市施設の整備(都市公園・緑地の整備等) など

○ 医療・介護・福祉・教育施設のハード整備の推進 183億円・加茂病院、十日町病院の建設・地域の基幹的病院の施設・設備整備の促進・高校・特別支援学校の大規模・耐震改修・こども自然王国の改修、実習船「海洋丸」代船建造 など

○ 更なる拠点性の向上と交通網の整備 213億円(国土交通省社会資本整備総合交付金の活用等)

・港湾等へのアクセス向上につながる交通ネットワークの改善・日本海沿岸東北自動車道の整備促進(直轄事業負担金)・船舶の大型化への対応や航行安全確保のための港湾整備 など

〈 投 資 事 業 全 体 〉 1,906億円 ( 1.01 )・一般公共・交付金(一部再掲) 913億円 ( 1.01 ) ※災害関連を除く・県単公共(再掲) 185億円 ( 1.03 )(うち土木公共施設 : 維持補修系 95億円 建設系 57億円 )

〈総事業費ベース〉

安全で安心な暮らしを確保し、より快適な日常生活を実現するため、生活密着型のきめ細かな公共事業をはじめ、老朽化対策や防災・減災対策のほか、本県の更なる拠点性の向上に向けた交通ネットワークの整備等にしっかりと取り組みます。

( )内:対前年度倍率

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ス ク ラ ッ プ ・ ア ン ド ・ ビ ル ド の 概 要

平成29年度部局長枠事業 平成30年度部局長枠事業

《見直し対象事業》200事業(30億円) → 《再構築事業》132事業(30億円)

事業のスクラップ・アンド・ビルドによる効果的・効率的な施策を実現するため、各部局長のマネジメントの下、事業の再構築を進めます。

○ 部局長枠2,601事業(平成29年度当初予算)について、費用対効果等の視点からゼロベース

で見直し事業の選定を行い、200事業で見直しを実施

○ 見直しによって捻出した財源により、効果的・効率的な施策を推進するため、「にいがた未

来創造プラン」の実現に向けた取組など、132事業を再構築

(※事業の部分統廃合を含む)

200事業(30億円)を見直し

①費用対効果の面から取組を再検討すべき事業・・・6億円

② 予算額と実績額の乖離が大きい事業・・・1億円

③ 長期間継続している事業(5年程度)・・・13億円

④ その他の事業・・・10億円(複数の類似事業、経費節減等)

132事業(30億円)に再構築

《政策の重点化の視点・・・21億円》◆「にいがた未来創造プラン」の推進○社会資本長寿命化対策費(部局長枠分)○全県立高校にスクールカウンセラーを配置 など

《役割分担の視点・・・1億円》○新たな米政策に対応する新潟米総合生産対策(部局長枠分) など

《サービス水準の視点・・・4億円》○地域情報化の推進とサービス水準の向上を図るシステム構築 など

《成果検証の視点・・・4億円》○新規利用荷主開拓のためのポートセールス活動重点化 など

2県出資法人への県派遣職員の減員(▲0.5億円)

1民間の資金・ノウハウを活用した公共サービスの提供

内 部 管理 経 費 の 縮 減

2内部管理経費等間接経費の縮減(▲5億円)

○(公財)新潟県中越大震災復興基金○(公社)新潟県観光協会○えちごトキめき鉄道(株)○公立大学法人新潟県立看護大学

○県立武道館のPFIによる整備・運営※平成30年 3月~平成31年9月:建設※平成31年12月 :施設供用開始

○システム機器の積極的な再リースの活用等○電子申請化による窓口委託費の縮減等○庁舎・各種施設の維持管理の効率化

職員の適正配置等

県民ニーズに対応しつつ、職員の適正配置等により定員を削減(▲13億円)

事務の効率化の推進

▲5億円

1職員の適正配置(▲13億円)

▲14億円

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〔単位:億円〕

〔単位:億円〕

財源対策的基金残高

県 債 残 高

財源対策的基金残高と県債残高

億円 H22末(決算) H23末(決算) H24末(決算) H25末(決算) H26末(決算) H27末(決算) H28末(決算) H29末(見込) H30末(見込)

15,000

12,500

10,000

7,500

5,000

27,500

25,000

22,500

20,000

5,000

7,500

2,500

2,500

17,500

通常債

臨時財政対策債

3,458

22,131

4,785

23,341

4,121

23,642

21,831

5,386

18,341

5,958

17,730

程度

6,950

程度

17,993

6,312

17,787

6,562

17,750

程度

6,800

程度

H22末(決算) H23末(決算) H24末(決算) H25末(決算) H26末(決算) H27末(決算) H28末(決算) H29末(見込) H30当初編成後億円

600

0

500

400

300

200

100

498481 483 490 495 501 488

程度

507

※残高は今後変動し、

最終専決で確定

392

程度

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1 歳入款別一覧表

予算の概要(計数)

(単位:千円、%)

当   初 構成比 当   初 構成比 前年比 特定財源 一般財源

県 税 258,098,000 20.6 251,367,000 20.3 97.4 251,367,000

地 方 消 費 税 清 算 金 79,565,000 6.3 83,923,000 6.8 105.5 83,923,000

地 方 譲 与 税 40,362,000 3.2 40,850,000 3.3 101.2 40,850,000

地 方 特 例 交 付 金 866,000 0.1 813,000 0.1 93.9 813,000

地 方 交 付 税 243,700,000 19.4 247,200,000 19.9 101.4 247,200,000

交 通 安 全 対 策特 別 交 付 金

529,000 0.0 482,000 0.0 91.1 482,000

分 担 金 及 び 負 担 金 4,759,897 0.4 4,783,035 0.4 100.5 4,783,035

使 用 料 及 び 手 数 料 15,618,235 1.3 15,222,472 1.2 97.5 10,344,709 4,877,763

国 庫 支 出 金 142,971,646 11.4 141,227,866 11.4 98.8 140,489,096 738,770

財 産 収 入 3,965,009 0.3 4,339,448 0.4 109.4 1,026,072 3,313,376

寄 附 金 3,051,940 0.2 522,454 0.0 17.1 24,318 498,136

繰 入 金 ※ 26,014,955 2.1 33,558,372 2.7 129.0 23,177,482 10,380,890

諸 収 入 156,866,318 12.5 148,531,353 12.0 94.7 144,434,042 4,097,311

県 債 278,232,000 22.2 266,220,000 21.5 95.7 266,220,000

繰 越 金 160,000 0.0 160,000 0.0 100.0 160,000

歳 入 合 計 1,254,760,000 100.0 1,239,200,000 100.0 98.8 324,438,754 914,761,246

     ※電気事業特別会計地域振興積立金(売電による剰余金)からの繰入金15億円(㉙15億円)を含む       (充当事業)森林整備、自然エネルギー産業支援、福祉の充実、産業振興の事業

款   別平成29年度 平成30年度

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2 歳出款別一覧表 (単位:千円、%)

当   初 構成比 当   初 構成比 前年比 特定財源 一般財源

議 会 費 1,420,343 0.1 1,453,388 0.1 102.3 1,453,388

総 務 費 27,407,759 2.2 28,338,348 2.3 103.4 3,134,994 25,203,354

県 民 生 活 ・ 環 境 費 9,125,339 0.7 9,261,782 0.8 101.5 3,075,600 6,186,182

福 祉 保 健 費 168,961,209 13.5 165,887,370 13.4 98.2 18,825,879 147,061,491

労 働 費 3,025,816 0.2 3,029,775 0.3 100.1 1,957,254 1,072,521

産 業 費 134,381,406 10.7 131,780,479 10.6 98.1 122,066,891 9,713,588

農 林 水 産 業 費 85,238,897 6.8 87,249,326 7.0 102.4 45,936,229 41,313,097

土 木 費 146,716,773 11.7 144,064,831 11.6 98.2 50,833,813 93,231,018

警 察 費 50,765,353 4.1 52,175,619 4.2 102.8 4,284,130 47,891,489

教 育 費 184,167,160 14.7 182,484,344 14.7 99.1 41,578,709 140,905,635

災 害 復 旧 費 7,663,185 0.6 11,328,086 0.9 147.8 7,516,973 3,811,113

県 債 費 300,217,381 23.9 295,799,787 23.9 98.5 10,376,919 285,422,868

諸 支 出 金 135,369,379 10.8 126,046,865 10.2 93.1 14,851,363 111,195,502

予 備 費 300,000 0.0 300,000 0.0 100.0 300,000

歳 出 合 計 1,254,760,000 100.0 1,239,200,000 100.0 98.8 324,438,754 914,761,246

款   別平成29年度 平成30年度

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3 歳出性質別一覧表 (単位:千円、%)

当   初 構成比 当   初 構成比 前年比

601,714,957 48.0 586,190,140 47.3 97.4

244,974,206 19.5 245,261,590 19.8 100.1

33,836,515 2.7 34,191,576 2.8 101.0

17,510,584 1.4 18,540,587 1.5 105.9

9,102,830 0.8 8,010,300 0.6 88.0

296,290,822 23.6 280,186,087 22.6 94.6

186,212,108 14.8 187,247,322 15.1 100.6

178,914,646 14.2 176,372,227 14.2 98.6

補 助 事 業 90,956,549 7.2 93,408,687 7.5 102.7

単 独 事 業 55,962,611 4.5 53,455,105 4.3 95.5

直 轄 事 業 負 担 金 24,233,207 1.9 24,412,296 2.0 100.7

受 託 事 業 7,762,279 0.6 5,096,139 0.4 65.7

7,297,462 0.6 10,875,095 0.9 149.0

299,306,297 23.9 294,913,183 23.8 98.5

8,924,391 0.7 8,075,752 0.7 90.5

123,942,212 9.9 116,736,399 9.4 94.2

34,360,035 2.7 45,737,204 3.7 133.1

300,000 0.0 300,000 0.0 100.0

1,254,760,000 100.0 1,239,200,000 100.0 98.8

※公債費には県債管理特別会計繰出分を含む。

4 積     立     金

5 金  融  的  経  費

区      分平成29年度 平成30年度

(5)補 助 費 等

2 投  資  的  経  費

(1)普 通 建 設 事 業

(2)災 害 復 旧 事 業

3 公     債     費 ※

1 消  費  的  経  費

7 予     備     費

歳  出  合  計

6 繰     出     金

(1)人   件   費

(2)物   件    費

(3)維 持 補 修 費

(4)扶   助   費

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