平成31年度 地域循環共生圏づくりプラットフォームの構築に向け … · 20...

111
活動団体名 主な活動地域 1 長沼町 北海道夕張郡長沼町 2 2 特定非営利活動法人 仕事人倶楽部 岩手県北岩手9市町村(久慈市、二戸市、九 戸郡軽米町、洋野町、九戸村、野田村、二戸 郡一戸町、岩手郡葛巻町、下閉伊郡普代村) 5 3 一般社団法人 Reborn-Art Festival 宮城県石巻市 8 4 一般社団法人 サスティナビリティセンター 宮城県本吉郡南三陸町 11 5 会津森林活用機構 株式会社、 会津地域森林資源活用事業推進協議会 福島県会津地域13市町村(喜多方市、会津若 松市、耶麻郡西会津町、磐梯町、猪苗代町、 北塩原村、河沼郡会津坂下町、柳津町、湯川 村、大沼郡三島町、金山町、会津美里町、昭 和村) 14 6 小田原市 神奈川県小田原市 17 7 国立大学法人 富山大学 富山県富山市 20 8 七尾街づくりセンター 株式会社 石川県七尾市 23 9 根羽村 長野県下伊那郡根羽村(矢作川流域) 26 10 一般社団法人 スマート・テロワール協会 長野県上高井郡小布施町(北信地域) 29 11 浜松市 静岡県浜松市 34 12 伊豆半島ジオパーク推進協議会 静岡県伊豆半島15市町(沼津市、熱海市、三 島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国 市、賀茂郡東伊豆町、河津町、南伊豆町、松 崎町、西伊豆町、田方郡函南町、駿東郡長泉 町、清水町) 37 13 富士宮市 静岡県富士宮市 40 14 裾野市深良地区まちづくりコンソーシアム 静岡県裾野市(深良地区) 43 15 おわせSEAモデル協議会 三重県尾鷲市 46 16 認定特定非営利活動法人 まちづくりネット 東近江(東近江市環境円卓会議事務局) 滋賀県東近江市 49 17 亀岡市 京都府亀岡市 53 18 環境アニメイティッドやお 大阪府八尾市(高安地区) 56 19 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES) 兵庫県北摂地域(宝塚市、川西市、川辺郡猪 名川町) 59 20 奈良市 奈良県奈良市 63 21 みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会 和歌山県田辺市、日高郡みなべ町 66 22 那智勝浦町 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 69 23 AMAホールディングス 株式会社 島根県隠岐郡海士町 72 24 真庭市 岡山県真庭市 75 25 エーゼロ 株式会社 岡山県英田郡西粟倉村 78 26 コウノトリ定着推進連絡協議会 徳島県徳島市(吉野川流域) 81 27 宗像国際環境会議実行委員会 福岡県宗像市 84 28 一般社団法人 九州循環共生協議会 福岡県朝倉市 88 29 鹿島市ラムサール条約推進協議会 佐賀県鹿島市 91 30 小国町 熊本県阿蘇郡小国町 94 31 熊本県、南阿蘇村 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 97 32 奄美市 鹿児島県奄美市(奄美大島一円) 100 33 徳之島地区自然保護協議会 鹿児島県徳之島 103 34 宮古島市 沖縄県宮古島市 106 35 国頭村 沖縄県国頭郡国頭村 109 平成31年度 地域循環共生圏づくりプラットフォームの構築に向けた 地域循環共生圏の創造に取り組む活動団体の選定団体一覧

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Page 1: 平成31年度 地域循環共生圏づくりプラットフォームの構築に向け … · 20 奈良市 奈良県奈良市 ... 33 徳之島地区自然保護協議会: 鹿児島県徳之島

活動団体名 主な活動地域1 長沼町 北海道夕張郡長沼町 2

2 特定非営利活動法人 仕事人倶楽部岩手県北岩手9市町村(久慈市、二戸市、九戸郡軽米町、洋野町、九戸村、野田村、二戸郡一戸町、岩手郡葛巻町、下閉伊郡普代村)

5

3 一般社団法人 Reborn-Art Festival 宮城県石巻市 84 一般社団法人 サスティナビリティセンター 宮城県本吉郡南三陸町 11

5会津森林活用機構 株式会社、会津地域森林資源活用事業推進協議会

福島県会津地域13市町村(喜多方市、会津若松市、耶麻郡西会津町、磐梯町、猪苗代町、北塩原村、河沼郡会津坂下町、柳津町、湯川村、大沼郡三島町、金山町、会津美里町、昭和村)

14

6 小田原市 神奈川県小田原市 177 国立大学法人 富山大学 富山県富山市 208 七尾街づくりセンター 株式会社 石川県七尾市 239 根羽村 長野県下伊那郡根羽村(矢作川流域) 26

10 一般社団法人 スマート・テロワール協会 長野県上高井郡小布施町(北信地域) 2911 浜松市 静岡県浜松市 34

12 伊豆半島ジオパーク推進協議会

静岡県伊豆半島15市町(沼津市、熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、賀茂郡東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、田方郡函南町、駿東郡長泉町、清水町)

37

13 富士宮市 静岡県富士宮市 4014 裾野市深良地区まちづくりコンソーシアム 静岡県裾野市(深良地区) 4315 おわせSEAモデル協議会 三重県尾鷲市 46

16認定特定非営利活動法人 まちづくりネット東近江(東近江市環境円卓会議事務局)

滋賀県東近江市 49

17 亀岡市 京都府亀岡市 5318 環境アニメイティッドやお 大阪府八尾市(高安地区) 56

19 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)兵庫県北摂地域(宝塚市、川西市、川辺郡猪名川町)

59

20 奈良市 奈良県奈良市 6321 みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会 和歌山県田辺市、日高郡みなべ町 6622 那智勝浦町 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 6923 AMAホールディングス 株式会社 島根県隠岐郡海士町 7224 真庭市 岡山県真庭市 7525 エーゼロ 株式会社 岡山県英田郡西粟倉村 7826 コウノトリ定着推進連絡協議会 徳島県徳島市(吉野川流域) 8127 宗像国際環境会議実行委員会 福岡県宗像市 8428 一般社団法人 九州循環共生協議会 福岡県朝倉市 8829 鹿島市ラムサール条約推進協議会 佐賀県鹿島市 9130 小国町 熊本県阿蘇郡小国町 9431 熊本県、南阿蘇村 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 9732 奄美市 鹿児島県奄美市(奄美大島一円) 10033 徳之島地区自然保護協議会 鹿児島県徳之島 10334 宮古島市 沖縄県宮古島市 10635 国頭村 沖縄県国頭郡国頭村 109

平成31年度 地域循環共生圏づくりプラットフォームの構築に向けた地域循環共生圏の創造に取り組む活動団体の選定団体一覧

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活動団体名:⻑沼町活動地域 :北海道⼣張郡⻑沼町

活動におけるテーマタンチョウも住めるまちづくり

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

※イメージ図

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

• 安全に安心して暮らせるまち• 自然環境と調和したまち• 来てみたい・住んでみたいまち

ひと・緑がかがやく

田園と交流のまち

第5期長沼町総合振興計画

※イメージ図

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課題現状地域の現状と課題

農業:基幹産業。繁忙期に作業者不足観光:グリーン・ツーリズム特区。受入農

家の高齢化に伴い受入数減少商業:どぶろく特区。道の駅。温泉。

人口減少の軽減・移住の促進 長沼町内での仕事創出・紹介

農業 6次産業化 農産物のブランド化 農業の魅力向上・発信 就農支援

観光 観光形態の多様化への対応 体験型観光の強化 インバウンドへの対応

石狩平野に広がる農村景観 標高100~280mの馬追丘陵 夕やけ 舞鶴遊水地とタンチョウ

面積168.52平方km

札幌市から32km(車で50分~1時間)

新千歳空港から29km(車で30分)

自然

産業

18,763 16,936

14,850 13,797 13,354 12,921 12,282 12,293 12,462 12,401 11,691 11,076

0

5,000

10,000

15,000

20,000

1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015

人口(人)人口減少傾向

タンチョウが安心して生息し繁殖・子育てできる環境

タンチョウをシンボルにした農業・観光等産業の活性化

舞鶴遊水地洪水被害軽減のため国が整備面積:約200ha容量:約820万m3

平成27年度から供用開始

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

工事中の舞鶴遊水地にタンチョウが飛来平成24年8月

「舞鶴遊水地にタンチョウを呼び戻す会」設立、要望提出平成26年5月

「長沼町タンチョウとの共生検討会議」設立平成26年12月

「タンチョウも住めるまちづくり検討協議会」設立平成28年9月

ながぬま農業協同組合

各農家

長沼町商工会

研究機関専門家タンチョウを

呼び戻す会各商店

タンチョウも住めるまちづくり検討協議会

写真提供:札幌開発建設部

地元農家

長沼町

国交省札幌開発建設部

長沼町観光協会

千歳川河川事務所

環境省北海道地方環境事務所

北海道空知総合振興局

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今後の事業取り組み予定

◎ 舞鶴遊水地における観察拠点の充実

野鳥観察小屋「鳥の駅マオイトー」内展示物 誘導看板や説明看板 観察用設備(双眼鏡等) など

◎ 町全体に観光誘客効果を波及させる体制の整備

観光協会、商工会、グリーンツーリズム推進協議会等の町内ファクターとの連携 遊水地周辺マップやタンチョウ商品紹介チラシの作成 など

◎ タンチョウも住めるまちづくりの取組の町内外への普及・定着

市民が参加できるイベント・ワークショップ・講演会等の開催 サポーター(仮称)制度の創設 など

◎ 取組の持続性の確保

取組資金獲得のための体制の検討・整備 寄附グッズの制作 など

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇観光協会・商⼯会・グリツリ推進協議会・JA・呼び戻す会などとの連携内容検討

◇観光協会・商⼯会・グリツリ推進協議会・JA・呼び戻す会などとの個別ヒアリング

◇新規/継続⾏事の開催検討 ◇新規/継続⾏事の開催

◇グリツリ推進協議会 総会

各WGの適宜開催

◇検討協議会/専⾨部会

◇各ステークホルダーとの連携事業の実施

◇次年度年間⾏事予定の作成

◇ビジョン検討◇ビジョン概定・策定

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(久慈市、⼆⼾市、葛巻町、普代村、軽⽶町、野⽥村、九⼾村、洋野町、⼀⼾町)

活動におけるテーマ北岩⼿9市町村が連携し⼤都市圏と

の交流をまで視野に⼊れた「北岩⼿循環共⽣圏」の構築

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:特定⾮営利活動法⼈仕事⼈倶楽部活動地域 :北岩⼿9市町村(北岩⼿循環共⽣圏)

1

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

四国4県とほぼ同じ面積

神奈川県より少し大きな面積

横浜市の6倍の面積横浜市の1/31の人口

一つ一つは小さいけど、9市町村が連携することにより

横浜市を中心とした大都市圏との域外循環

北岩手9市町村の域内循環

2

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地域の現状 課題

【活動地域の概要】岩手県東北端部に位置する人口:11.9万人 面積:2,610.5km2

森林割合:80% リアス式海岸 夏場の沿岸には「やませ」が発生。

【現状から考える地域の課題】・人口減少・少子高齢化と担い手の確保・地域資源の地域における魅力の再確認・再生可能エネルギーの活用が不十分・情報・人材等の不足

【活動地域の特性(強み・弱み)】弱み:東日本大震災からの復興のさなか

認知度が低い少子高齢化が進む

強み:9市町村が連携して取り組む「森・里・川・海」の地域資源が豊富再生エネのポテンシャル量が豊富

【今後取り組むべき課題】・複数の市町村に跨った広域連携維持・域内の魅力や北岩手循環共生圏の取組の周知・多様な地域資源の域内外での活用の検討・豊富な再生可能エネルギー積極的な有効活用・域内循環・域外循環の向上による経済活性化・持続可能な仕組みや組織作り

【活動地域にある地域資源】山菜・キノコ、乳製品、食肉(豚・鶏・牛)、三陸鉄道、塩、昆布、サケ、ウニ、アワビ、漆、りんご、サクランボ、山葡萄、食用ホオズキ、雑穀類、ワイン、琥珀、マリンローズ、ティラノサウルス化石、清水・湧水、日本一の白樺美林、みちのく潮風トレイル、縄文遺跡群、リアス式海岸、三陸ジオパーク、津波被害からの復興、自然体験・教育旅行メニュー、木炭、アパレル産業、バイオマス発電(木質・畜産)、風力発電(陸・海)、小水力発電、太陽光発電

【課題の中で地域循環共生圏を活用し、解決しようと考える課題】北岩手9市町村が連携する事により、豊富な「森・里・川・海」の地域資源の活用すると共に、再生可能エネルギーも一地域資源として同様に活用することにより、人間の求める生活の基盤(衣食住)や人間らしい生き方を提供できる地域となる。それを都市住民にとって魅力ある「北岩手ブランド」として確立し、北岩手故の高付加価値として産み出し、域内の経済循環からの生活レベルの向上や交流人口の増加、移住・定住の促進等を図り、持続可能な社会の構築に取り組む。

地域の現状と課題

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

パートナー

横浜市

北岩手循環共生圏ブランドの確立

北岩手の 9 市町村が1つの循環共生圏 として市場を拡大し、

都市部(横浜市)との地域循環交流を推し進めることで新しい圏益を創成する。 4

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今後の事業取り組み予定「森・里・川・海」の地域資源を活用した地域連携による事業・9市町村の連携のみではなく民間や県北広域振興局も巻き込んだ組織作り・H31/2/6の連携協定のもと、北岩手9市町村の横浜市におけるPR活動の実施・横浜市と北岩手9市町村地域連携に関する勉強会を開催・岩手県産木材を共生圏を活かし効率的に集め首都圏を中心に売り出す事業を検討・域内地域新電力による再エネ由来の電力のPRや利用促進及び横浜市等への売電検討・DGCの積極利用による再エネの産地証明の導入促進及び検討・観光の地域資源を活用した北岩手9市町村でのツアープランを大手旅行会社と検討・「ぶっとべ」を活用した域内外へのPR及び販売促進イベントの開催・山葡萄ワイン・ビール・日本酒等のアルコール産業のPR及び販売促進イベントの開催・シリアル(雑穀)を都内有名ホテルグループでの利用開始及び海外への展開の検討・サケ・ウニ・アワビ等の水産資源の観光利用及び大都市圏への販売促進活動・国内随一の縫製業のブランド化のPR活動・白樺樹液商品等の新たな商品開発と横浜市を中心とした大都市圏への販路拡大

地域循環共生圏を構築する上で今後必要となるものは何か?地域行政が連携して同じ方向を向かうと共に、継続した情報発信やステークホルダーとなる地域事業者や住民を巻き込んで、継続して繰り返し地域内で啓発を行うと共に、横浜市を中心とした大都市圏とも交流し連携を図っていく事が重要である。そのためには、多様な地域資源の活用のための多様な専門家等の人的サポート、地域循環共生圏に係る組織運営に向けた経済的なサポートといった、人・情報・資金が今後も地域循環共生圏を構築し維持するためには必要であると考えています。

5

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

スケジュール(令和元年度)

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

成果発表会◇現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限シンポジウム◇

◎北岩⼿展(7/30〜8/2:開催中)(PRイベント・横浜市役所本庁舎)

◎①北岩⼿フェア(横浜元町:ナチュラルエッセイ)②北岩⼿フェア(横浜元町:ナチュラルエッセイ)◎

◎いわて北三陸イベント(⼋景島シーパラダイス)★北岩⼿ぶっとべ(畜産商品)ぐれっと街道祭

■②北岩⼿循環共⽣圏勉強会(久慈市・済)

■③北岩⼿循環共⽣圏勉強会(久慈市)

■④北岩⼿循環共⽣圏勉強会(久慈市)

⑤北岩⼿循環共⽣圏■勉強会(久慈市)

⑥北岩⼿循環共⽣圏勉強会(久慈市)■

◎北岩⼿ワインフェア(会場未定)

▲①横浜市と東北12市町村との連携連絡会(横浜市開港記念館・済)

▲②横浜市と東北12市町村との連携連絡会(久慈市)

★北岩⼿循環共⽣圏シンポジウム(久慈市・⼆⼾市)

ステークホルダーのリストアップ

ステークホルダーとの個別調整及び更なる掘起し

再エネ関係施設視察★

様々なステークホルダーと多様なジャンルにおいて、北岩手循環共生圏の理念の共有化、ヒアリング等の協議の実施及びイベントやシンポジウム等の協働実施を

各専門家を交えて検討・構築を行う

北岩手循環共生圏の考え方の検討

北岩手循環共生圏のビジョン策定のための検討を

各種専門家と共に検討し、骨格を形成する。

北岩手循環共生圏ビジョンの取りまとめ及び

原案策定

北岩手

循環共

生圏ビ

ジョン

策定

「北岩手循環共生圏」の設立(北岩手ブランドの形成)

活動団体成果報告書提出◇◇事業団体採択

◇公募〆切

6

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:⼀般社団法⼈Reborn-Art Festival活動地域 :宮城県⽯巻市

活動におけるテーマ持続可能な循環型社会の実現

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

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地域の現状と課題

◎⾏政主導の復興事業の終了(2020年)

◎⽔産業の売上が⾼いが、住⺠減少及び⾼年齢⼈⼝の割合が⾼く、働き⼿減少へ

◎⽔産物・⿅を中⼼とした⾷資源、⾃然・⾵景・地域⽂化など

地域の現状◎経済基盤の落ち込みの懸念

◎継続的な復興や地域発展

◎地域循環から⽣まれる魅⼒をアートや⾷・⾳楽を⽤いて域内外、世界に発信できる地域づくり

課 題

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

地域の資源、⼈々、⽂化を活かし、地域内外の数々の循環を⽣み出すため、2017年よりアートと⾷と⾳楽の総合「Reborn-Art Festival」事業を実施。年間通じて実施することにより、地域に新しいつながりをもたらし、地域内外のさまざまな交流を⽣み出すことで持続的なコミュニティづくりを⽬指す。

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

Reborn-Art Festival2019開催

TRANSIT!Reborn-Art2020計画

TRANSIT!Reborn-Art2020計画

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:⼀般社団法⼈サスティナビリティセンター

活動地域 :南三陸町

活動におけるテーマ地域経済循環と地域⼈材育成の

リンク(連鎖)

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

私たちの町は、「森⾥海ひと いのちめぐるまち」を実現し、持続可能なまちづくりのトップランナーを⽬指します。

・世界中から⼈々が循環型の復興モデルを学びに来る町。・経済⾃治、エネルギー⾃治、地域⾃治が浸透している町。

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地域の現状と課題

◎活動地域の概要・志津川湾を囲む町域と流域がほぼ⼀致する三陸沿岸の町

◎活動地域の特性(強み・弱み)・森⾥海のプレイヤーの存在・復興特需の終焉と経済流出◎活動地域にある地域資源・FSC®認証林(県内初)・ASC認証カキ養殖場(国内初)・南三陸BIO(⽣ゴミ処理)・南三陸ネイチャーセンター・めぐりん⽶、無農薬ササニシキ・バイオマス産業都市構想・地域おこし協⼒隊(起業家募集)

地域の現状◎現状から考える地域の課題・復興特需後の地域経済◎今後取り組むべき課題・いのちめぐる町であることが地域経済の活性化にも有効であるような仕組み作り(南三陸ブランド)

◎課題の中で地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題・地域経済循環の仕掛けの⼀つとして、地域のものが売れれば売れるほど、⼈材育成や環境保全にお⾦が回る仕組みをつくる。

課 題

アイディア:ラムサール基⾦(仮称)寄付付き商品とローカル認証の組み合わせ

⼈ :町内事業者、基⾦設置者、消費者⼈材育成プログラム提供者、、、

アプローチ:商品・サービスの売り上げに対する⼀定割合の寄付を取り⼊れていただくことで、南三陸ブランドとしての価値を⾼める

プロセス :基⾦の設計、認証の仕組み検討、使途の検討

仕組み :南三陸ブランドの⽬指す姿の⾒える化と基⾦設置による地域経済循環の仕組み作り

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

いのちめぐるまち推進協議会の枠組みを活かし、基⾦事業のあり⽅について検討・決定する。仕組みを作ったら、多くの事業者の参加を促すプロモーションを⾏う。地域産品・サービス購買者が共感できる⼈材育成・環境保全メニューをそろえ、実施する。町外との協働/連携をどのようにしていくべきかについては、課題がある。

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇基⾦事業の検討・南三陸ブランドのあり⽅(ローカル認証?)

・寄付⾦活⽤法の具体化・認証ロゴの制作・基⾦造成先との相談・交渉

◇地域事業者への周知・パンフレット等の制作・地域事業者への説明・⾏政との協調

◇⼈材育成事業者等との連携・育成プログラムの開発・実施主体の枠組み検討

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活動団体名: 会津森林活⽤機構㈱ http://www.a-forest.co.jp/

会津地域森林資源活⽤事業推進協議会活動地域 : 喜多⽅市、会津若松市、北塩原村、⻄会津町、磐梯町、猪苗代町、

会津坂下町、湯川村、柳津町、三島町、⾦⼭町、昭和村、会津美⾥町

活動におけるテーマ

森 活

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

わたしたちの地域は「森活(もりかつ)」で循環経済共⽣圏。農林業/⼯業/観光/⽣活/⽔資源活⽤・・すべての活動は森活に

通じます。ZER(Net Zero Energy Region)を⽬指せる基盤をつくります。森活により流動⼈⼝増加、地域外貨を得て森活に再投資、循環経済実現へ。

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地域の現状と課題

◎12/13市町村が過疎地

◎世界に誇れる会津⽂化、会津産品があるにもかかわらず、統⼀ビジョンとコンセプト検討実⾏が不⾜

◎資源:森林、⽔、温泉(地熱)、

観光名所、冷熱(雪)・・

地域の現状◎豊富な資源を活かす

◎創造的破壊(考え⽅)Break for Creation !

◎⾏政区を越えて協⼒する「森活」で地域は豊かになる。

課 題

循環経済共⽣圏の活動を⼤地とのコミュニケーションたる「森活」に統⼀し、地域内⽣活者が団結する。「森活」は国内外の投資家から資⾦を調達し地域資源の流動化を⽬指す。経済でのIRR(Internal Rate of Return:内部収益率)も重要だが、それ以上に脱炭素化に進む価値が⾼いことを説得する。

⇒この脱炭素化の価値が新しい尺度の⼀つとなる。

災害時を想定して⾃⽴と⾃律のできる地域イメージからはじめ、現状の成⽴理由を他地域との連関で認識し、⾷とエネルギーがあれば⾃⽴できることを⾃覚する。

2018年に会津13市町村地域の協⼒で設⽴された「会津森林活⽤機構株式会社」が「森活」の中⼼となり、森林をはじめとする「Asset」を管理する組織をつくる。

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

活動の「⾒える化」の⼀つとして建物などの⽊造・⽊質化の加速化林業フィールドの拡⼤(森林経営管理法への対応含む)⾏政、経済界、住⺠とのビジョン共有

循環共⽣圏実現には、地域が資本主義の本質と脱炭素社会の協調を認識できる仲間で構成されることが必要となる。温故創新のためには創造的破壊も必要。

⇒過去にとらわれない⽬的志向が重要

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇会津13市町村担当課との情報共有◇地域内商⼯会・商⼯会議所への説明とヒヤリング

◇会津地域森林資源活⽤事業推進協議会での計画報告◇会津苗⽊⽣産設備(⽊バイ温⾵ボイラ)⾒学

◇中間報告⾻⼦共有報告書内容共有◇

次年度計画策定◇◇福島県、関連中央官庁との意⾒交換

◇「森活」コンセプトの具体化◇ビジョン案の検討

◇事業推進協議会総会での当該プロジェクト説明

◇地域内関連マスタープランとの整合確認・位置づけ

◇地域循環経済ビジョン策定◇関連情報収集

ビジョンの⾒直し◇

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活動におけるテーマ課題解決活動を価値化し、⼈と資⾦の循環を⽣み出す

”寄気イノベーション”

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:⼩⽥原市活動地域 :神奈川県⼩⽥原市

寄気・・・様々なステークホルダーが、⼩⽥原の伝統⼯芸である寄⽊細⼯のように気持ちを寄せ合いながら共同体を形成すること。

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

⼩⽥原市

環境

地域の資源を⽣かした、地に⾜の着いた経済活動が根付いている

⾃然と共存し⼈々と⼿を携えていく意識と⼒を持つ⼈間が育っている

経済 社会

⼀次産業

森里川海

企業等

おだわら環境志⺠ネットワーク

⼤学

SDGs未来都市「⼈と⼈とのつながりによる『いのちを守り育てる地域⾃給圏』の創造」に寄与

⾃然の恵みの提供・享受⽔・空気・⾷料⽊材エネルギー地域資源の活⽤

観光(交流)による地域活性化⼀次産業の基盤強化と暮らしへの定着

地場産品の循環雇⽤創出

地域内消費の拡⼤

協働の推進保全・再⽣

地域課題の価値化⼈と⾃然のつながりによる豊かな暮らしの実現地域コミュニティ強化防災・減災機能向上

地域資源を磨き上げ、より豊かな状態で次世代へと受け継ぎ、⽣かしきる地域

いのちを⽀える豊かな⾃然環境がある

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地域の現状と課題

地域の現状■暮らしの基盤となる恵まれた環境を有するまち・森⾥川海がコンパクトにまとまった⾃然地形・温暖で穏やかな気候、豊富な⽔

・⽊⼯業や⽔産業等の地場産業の発展・歴史に培われた城下町、宿場町の地域⽂化の創出・都市近郊の交通の要衝・⾃然、産業、歴史・⽂化オールインワンのまち・官⺠協働によるエネルギーの地域⾃給の取組・地域を守り育てる活発な市⺠の活動

■多様な課題に対する先導的取組の実践・環境活動団体等の中間⽀援組織「おだわら環境志⺠ネットワーク」設⽴

・環境省 地域循環共⽣圏構築検討業務「⼩⽥原森⾥川海インキュベーション事業“寄気”」実施

・「地⽅再⽣コンパクトシティのモデル都市」選定・「SDGs未来都市」「⾃治体SDGsモデル事業」選定

地域循環共⽣圏を活⽤して解決すべき課題

■地域課題を解決する活動への強⼒な⽀援・推進■域内外からの⼈材の獲得■資⾦循環の仕組みの構築

多彩な⾃然環境や地場産業、歴史・⽂化、市⺠⼒がオールインワンに揃う⼩⽥原その豊かさを持続可能なものにする仕組みが必要

地域の課題・⼈⼝減少 ・⼀次産業の担い⼿不⾜・少⼦⾼齢化 ・⾝近な環境資源の劣化・ライフスタイルの変化 ・⾃然環境との接点の希薄化

【具体的な課題】・耕作放棄地増加・⿃獣被害増加・森林や⾥⼭の荒廃 等

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

活動コンテンツ付加

地域エネルギー事業(湘南電⼒ 等)

持続可能な地域社会を⽀える「環境」の保全・涵養持続可能な地域社会を⽀える「環境」の保全・涵養

⼀次産業に寄与する活動コンテンツオリーブ収穫、船釣り・川釣り、Re農地講座、きまつり、間伐体験 等

⾃然環境との接点希薄

⾃然環境との接点希薄

耕作放棄地、⿃獣被害増加森林や⾥⼭の荒廃

耕作放棄地、⿃獣被害増加森林や⾥⼭の荒廃

⼀次産業の衰退

⼀次産業の衰退

課題解決活動を経済的・社会的に価値化課題解決活動を経済的・社会的に価値化

資⾦・経営⽀援

IT技術導⼊

フィールド提供

課題解決活動を経済的・社会的に価値化し、地域エネルギーを活かして⼈・資⾦を循環させる

環境

⼩⽥原箱根商⼯会議所

⾦融機関横浜銀⾏さがみ信⾦

IT企業

⼀次産業農・林・⽔産業

企業マッチング協賛・寄附

⼈材投⼊

各団体等との調整

社会

慶應義塾⼤学⽂教⼤学 等

観光・旅⾏業鉄道会社ヒルトン⼩⽥原

実証実験ビジネスコンテスト

⼩⽥原市

環境保全に寄与する活動コンテンツ放棄⽵林の伐採・活⽤、休耕⽥への⽥植え、イノシシ・シカ等解体 等

フィールド提供、⼀括管理・運営

おだわら環境志⺠ネットワーク

電⼒購⼊

電⼒販売

寄附

市⺠・都市住⺠

地域電⼒ユーザー

志ある市⺠ 酒匂川を⽔源として利⽤する市⺠(川崎市等)

地域コンソーシアム

脱炭素型交通関係⼈⼝獲得ニーズ調査

エネルギー企業から課題解決企業へ

⼀次産業の基盤強化、関係⼈⼝の増加による地域経済循環の向上を同時達成

経済

活動コンテンツ提供

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今後の事業取組予定

⼩⽥原版地域循環共⽣圏のための主体と仕組みを構築

■コンソーシアムによる地域課題の解決を価値化するスキームの構築

• ⾃然環境や農林⽔産業等における課題の解決に資する活動コンテンツの提供・体系化

• 専⾨的知⾒を有する⼤学や商⼯会議所、⾦融機関等との連携による課題解決活動の経済的・社会的価値化

【必要となるもの】• 経済的・社会的価値の創出により、環境分野から課題解決に資するビジネスモデル• 地域エネルギーを介した⼈と資⾦の循環を促進させるためのニーズ分析や経営戦略

■地域エネルギー事業等による⼈・資⾦循環の仕組みづくり

• 地域課題の解決に資する活動コンテンツを付加した電⼒の販売による、関係⼈⼝及び財源の確保

• 脱炭素型地域交通による⼈の誘導

■新たな⼈材確保とおだわら環境志⺠ネットワークの組織強化• 森⾥川海に関わる団体・個⼈の取組を連携・拡充するために構築した「おだわら環境志⺠ネットワーク」を本事業の運営主体としてさらに強化

• おだわら市⺠学校を通じた担い⼿発掘• 酒匂川を⽔源として利⽤する都市住⺠(川崎市等)の取り込み

7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

【参考】令和2年度の予定 上半期:事業試験実施、課題抽出及び修正下半期:事業の本格実施、おだわら環境志⺠ネットワークの体制構築

スケジュール(令和元年度)

◆請負業者決定◆事務局設置◆キックオフミーティング

◆現地意⾒交換会

◆中間報告書提出期限

◆成果発表会◆シンポジウム

◆活動団体成果報告書提出

◆地域コンソーシアムキックオフ

◆ニーズ調査

※ビジョンの共有、役割分担 ◆次年度事業計画決定

想定されるステークホルダーとの打ち合わせ

◆分科会(運営形態)◆分科会(メニューシステム)

◆分科会(その他⽀援システム)

・分科会は各ステージ毎に実施予定(回数は状況に応じて)・各ステージによってメンバー構成を変えられる・コアメンバーは情報共有を図りながら、検討を進める

おだわら市⺠学校

脱炭素型交通事業

◆中間まとめ

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:国⽴⼤学法⼈ 富⼭⼤学活動地域 :富⼭県富⼭市

活動におけるテーマまちづくり・地域課題解決型事業を通じた「プラットフォームの仕組みづくり」

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

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地域の現状と課題

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

7⽉24⽇(⽔)開催

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

活動団体が今年度に取り組む2つのテーマに係るスケジュールを具体的に記⼊してください。

◇事務局設置

◇事業検討会

◇準備委員会

◇第1回協議会

◇事業検討会

◇第2回協議会

•問題と資源の整理•資源活⽤アイデアの抽出

• ステークホルダーの検討

•プロジェクトチーム結成

◇準備委員会

◇第1回協議会 ◇第2回協議会•コンセプトの共有•アウトプットの共有•資源活⽤アイデアの整理

•プロジェクト価値の明確化

参加者募集

◇第3回協議会•経済負荷の検討•経済循環の検討

◇第4回協議会•費⽤対効果の検討

◇第3回協議会 ◇第4回協議会•資⾦獲得プロジェクトの試作

•プロジェクトの試⾏

•趣旨・概要説明

◇シンポジウム•プロジェクトの公開

◇シンポジウム•共⽣圏づくりとの連動

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:七尾街づくりセンター株式会社活動地域 :⽯川県七尾市

活動におけるテーマ⾯⽩い経営者・事業者を育てる!

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿・2030年に向けて、今描いている将来ビジョン

⾯⽩い経営者・事業者を中⼼に、能登の⾥⼭⾥海の魅⼒を余すところなく発揮する!

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地域の現状と課題

◎活動地域の概要⼈⼝:5.3万⼈、⾼齢化率:36.2%⾯積:318.3 km²

◎活動地域の特性(強み・弱み)能登の⾥⼭⾥海(世界農業遺産)豊かな⼀次産業(農林⽔産)⻘柏祭(世界無形⽂化遺産)少⼦化と⼈⼝流出による担い⼿不⾜個⼈事業主の廃業問題

◎活動地域にある地域資源旅館⽇本⼀の加賀屋がある和倉温泉能登島の旅館群(約30件)牡蠣、河豚、ナマコなどの海産物

地域の現状◎現状から考える地域の課題

✔ ⼀次産業の担い⼿不⾜からなる⾥⼭⾥海の荒廃

✔ 情報発信の不⾜によりインバウンド対応ができていない

✔ 地域のあきらめ感

◎今後取り組むべき課題✔ ⼀次産業の担い⼿育成✔ 情報発信の不⾜によりインバウ

ンド対応ができていない

◎課題の中で地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題

✔ 情報発信する仕組みを作り、地域が動いていることを地域内外に占めす!

課 題

地域の将来ビジョン、地域の現状及び課題の解決のために、どのようなステークホルダー(団体名・⼈)を巻き込み、どのように本事業を進めて⾏きたいかについて、具体的に記載していください。

どのようなアイディアがあるか?→ ローカル・エコ・ツーリズム、てみるフェス、ビジネスバトンスクール

どのような⼈を巻き込んでいくか?→ DMO、御祓川、商⼯会議所、市役所、のと共栄信⽤⾦庫、若⼿事業者、

都市部の⼈材会社、⽇経新聞どのようにアプローチしていくか?

→ 新たな旅である体験ツアーの募集、事業計画の検討、後継者募集どのようなプロセスになるか?

→ 情報発信、来訪、発⾒、計画、採⽤、育成どのような仕組みを作っていくか?

→ 事業承継オーケストラ、七尾市合同⼈材募集イベント

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

地域の現状、課題、現在の取組状況を踏まえ、今後本事業をどの様に取り組んでいくか。(具体的な事業内容)✔ 情報発信の仕組み化

→ キャンペーンで、地元からの情報量を増やす✔ ローカル・エコ・ツーリズムの商品化

→ 体験型の新しい旅をつくる✔ 地元事業者のチャレンジによる新しい商品、サービスの創造

→ てみるフェス、ビジネスバトンスクールによる⽀援

地域循環共⽣圏を構築する上で、今後必要となるものは何か。✔ 仕組み化するためのマンパワー✔ 仕組み化した後に継続できるためのテクノロジー✔ 上記を確保するための資⾦

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

(実施事業)

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇てみるフェス

◇⼈材募集イベント◇後継者募集ツアーとケーススタディ

◇ローカル・エコツーリズム

◇ビジネスバトンスクール

DMO、御祓川、商⼯会議所

◇情報発信の仕組み化

DMO、御祓川、商⼯会議所

地元の若⼿経営者・事業者

⽇経新聞・ETIC⽇経新聞・ETIC

◇てみるフェス

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:⻑野県根⽻村活動地域 :⽮作川流域

活動におけるテーマ流域は⼀つ「運命共同体」

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿「流域全ての地域に⼈が住み続け、流域全体で

⾃然環境保全に取り組みます」

矢作川流域根羽村

下流域都市部

人口減少・少子高齢化↓

過疎化の進行↓

担い手・後継者不足↓

荒廃地の増加↓

自然環境・国土保全への悪影響

自然環境保全↑

低炭素社会実現に向けた取組

↑・人口増加・まちの更新・自動車への過度な依存・流域材として上流域の木材の利用促進

・環境教育の推進 等々

・森林環境整備の推進・環境教育の場の提供 等々

→ 雇用の場の確保

経済性・持続性

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地域の現状と課題

【概要】⻑野県の最南端に位置し、愛知県と岐⾩県に接する根⽻村は総⾯積89.97k㎡のうち94%を⼭林が占めます。⼈⼝は昭和32年の3,282⼈をピークに減少の⼀途をたどり平成27年には970⼈にまで減少し、⾼齢化率は50%を超えます。【特性】村内全⼾が5.5haの⼭林を所有し、森林組合員で、古くから林業を基幹産業とし、林業が低迷する中にあって、産業としての林業に加え環境⾯からも森林管理の必要性を認識し現在も官⺠協働で林業振興に取り組んでいます。【地域資源】・下流域の⾃治体、団体の所有する⼭林を含め、村内のほぼ全域でFM認証を取得した⼭林 ・COC認証を取得した村単独の森林組合 ・豊かな⼭林から⽣まれる希少種も⽣息する清流 ・地域を守る元気な⾼齢者。

地域の現状【現状】⼈⼝減少、少⼦⾼齢化の進⾏による後継者・担い⼿の不⾜。⾃然環境と国⼟の保全を持続させるため、地域に⼈が住み続けなければならい。【今後】最⼤の地域資源である森林を活⽤し、⽊材の⽣産・加⼯・販売まで⾏うトータル林業により⼀定の成果は挙げてきたものの、更に環境保全への取組みとして環境学習の場の提供、⽊質バイオマスエネルギー源としての森林の利活⽤を進める等、地域内で経済効果が得られる取組みが求められます。【地域循環共⽣圏の活⽤】上流域の⾃然環境悪化が下流域にまで影響することを流域全体で認識し、流域全体で環境保全に向けて経済性・持続性を持った交流、取組の実現に向けた仕組みや組織を検討したい。

課 題

【上流域の想いは・・・】・上流域で産出された⽊材を下流域でもっと使ってもらいたい・・・・児童⽣徒、企業の環境学習の場として上流域を提供し、現地体験を有料にして仕事の⼀つにできないか・・・

・都市部で農業に関⼼のある⼈を対象に耕作放棄地の活⽤はできないか・・・・⽊質バイオマスエネルギーの利活⽤を進めたいが・・・

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

上 流 域農 山 村

下 流 域都 市 部

自然・水・木材・食・エネルギー等

人・金・消費・交流等

経済性・持続性

流域内での経済の循環

【大学】助言・共同研究

【NPO】環境保全の取組 【金融機関】

事業内容の分析

【商工業団体】事業化への取組

【民間企業】雇用の場の創出

【農林業者】環境保全・講師

【自治体】調 整

上流域の課題・目標の解決が下流域の理解・協力により双方にとってメリットになることが流域全体の環境保全につながるものであり、様々な角度から経済性と持続性を持った事業を検討し、上流域の担い手確保を目指します。

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今後の事業取り組み予定

「トータル林業」による⽊材への⾼付加価値化による林業の活性化、⼤正3年の下流域利⽔組合による上流域の⼭林購⼊から始まった上下流交流についても、現在は環境学習、⽊育分野を中⼼に企業、NPO、⼩中学⽣の交流も⾏われていますが、残念ながら、地域資源を活かしきれていない状況にあります。

今後、流域全体を⼀つの共⽣圏として捉え 「上流域で産出する⽊材の下流域での使⽤」「上流域の仕事にできるような環境学習、森林ツーリズムの実施」等、下流域住⺠の理解・協⼒を得て、上流域の地域資源を最⼤限に活⽤した上で、流域圏内で経済を循環させ、流域全体で担い⼿を確保し、⼈が住み続けられる仕組みの検討、実現を⽬指します。

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

スケジュール(令和元年度)

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

全ての地域に人が住み続けられる流域圏

次世代に向けた森林づくりと木材・森の更なる有効活用

◇検討体制の整備

課題・目標の整理

経済合理性・持続性の分析

事業内容の検討

◇まとめ

【地方自治体】(課題・目標の整理、事業実施の調整)【農林業関係者】 (森・里の適正管理)【大学】(学術面からの助言、共同研究)【商工業団体】(経済合理性を持つ事業化への取組、調整)【金融機関】(経済面からの事業内容分析、事業実施可能性の検討)【NPO】(環境保全・木育活動への取組)【民間企業】(事業化、雇用の場の創出)

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:浜松市活動地域 :静岡県浜松市

活動におけるテーマ浜松市における⽊質バイオマスサプライチェーンの構築

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

“地域で使うエネルギーを、地域でつくり、地域で賢く使う”

【地域でエネルギーをつくる】・分散型エネルギーの導⼊(⽊質バイオマスエネルギー利⽤)

【地域で賢く使う】・⽊質バイオマス熱電併給、熱供給

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地域の現状と課題

◎全国第2位の市域を有する国⼟縮図型都市

◎全国トップクラスの⽇照時間や市域の66%を占める広⼤な森林資源

【豊富な再⽣可能エネルギー資源】

地域の現状(全体)・発電、熱供給⽤の⽊質バイオマスのサプライチェーンが未構築

(原料サイド)・原材料の搬出コスト⾼

(製造サイド)・安定かつ低価格の原材料調達

(需要サイド)・⽊質バイオマス導⼊に対するニーズの少なさ

・安価な燃料調達

課 題

【地域のステークホルダー】(燃料供給)林業関係者(燃料製造)バイオマス関連機器製造者、バイオマス燃料製造者(需要者) 環境意識の⾼い事業者、農業者、市⺠など

【事業実施による環境、経済及び社会への効果】◆⽊質バイオマスサプライチェーンの構築◆新たなビジネス及び雇⽤の創出◆環境負荷軽減

“中⼭間地域と都市部が補完しあい、地域循環共⽣圏を創造する”

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

◆アンケート調査及びヒアリング調査・サプライチェーンの各担い⼿に対してアンケート調査及びヒアリング調査を実施

◆周知セミナー・地域における事業の必要性等を周知するため、各ステークホルダーをターゲットとしたセミナーの開催

◆対話型ワークショップ・サプライチェーンの各担い⼿を対象とした対話型ワークショップを開催

◆アドバイザーの配置及び無料相談・専⾨的な知⾒を持ち、事業の総合的なプロデュース⽀援を⾏うアドバイザーを配置

・無料相談会の実施◆バイオマス設備製造⼯場⾒学・バイオマス設備を製造する市内企業の⼯場を訪問

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

アンケート・ヒアリング

◇周知セミナー

◇対話型ワークショップ①

◇対話型ワークショップ②

◇対話型ワークショップ③

◇無料相談会 ◇無料相談会

◇⼯場⾒学事業報告書作成◇

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サステイナブルツーリズムの推進

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:伊⾖半島ジオパーク推進協議会活動地域 :伊⾖半島15市町(熱海市,伊東市,下⽥市,三島

市,伊⾖市,伊⾖の国市,沼津市,函南町,⻄伊⾖町,松崎町,

南伊⾖町,東伊⾖町,河津町,清⽔町,⻑泉町)

活動におけるテーマ

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

サステイナブルツーリズムの推進

伊⾖半島の⾃然・⽂化を知り・守り・活⽤することで持続可能な開発を実践します。

①⽕⼭できた伊⾖半島の⼤地とそこで育まれてきた動植物・⽂化を尊重する②伊⾖半島の⾃然を保全し⽂化を継承する③⼈・モノ・カネ・情報・エネルギーの域内循環を向上させる④観光業におけるサービス向上、雇⽤創出、所得増加、事業継続を⽬指す⑤責任ある旅⾏者が伊⾖半島の⾃然と⽂化を満喫できる時間と空間を提供する

*観光は⽬的ではなく持続可能な開発を実践するための⼿段。*伊⾖半島ジオパーク基本計画の「地域経済とサステイナブルツーリズム」に該当

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地域の現状と課題

◎活動地域の概要ジオパークとして伊⾖半島15市町が持続

可能な開発に取り組む(2012年国内認定,2018年ユネスコ認定)

◎活動地域の特性(強み・弱み)強み:国内でも有数の観光地

ジオパークの域内外ネットワーク弱み:マスツーリズムの弊害

域内循環が不⼗分

◎地域資源伊⾖半島ユネスコ世界ジオパーク富⼠箱根伊⾖国⽴公園⾃然・⽂化,温泉,地場産品など(⾃然遺産・⽂化遺産リスト作成済)

地域の現状◎現状から考える地域の課題・ジオパークの認知が⾼まるも、その活⽤は不⼗分

◎今後取り組むべき課題・ソーシャルキャピタルの醸成・パートナーシップの構築・ST推進団体との連携・域内交流の促進・情報発信⽅法の整備・効果測定とその可視化

◎課題の中で地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題・パートナーシップの構築・情報集約サイトの構築

課 題

◆ステークホルダー

・当協議会 会員72団体⾏政,⼤学,交通事業者,⾦融業,NPO,ガイド団体など

・応援会員146社(観光関連業者中⼼)

◆ボトムアップアプローチ・ワーキングチームの⽴ち上げ・基準・ルール作り・パートナーシップ協定の締結→これらをジオパーク基本計画にも反映

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

【例えば】情報集約サイトの構築

①ワーキングチームの⽴ち上げガイド団体,アクティビティ事業者,ホテル・旅館業,交通事業者,⾏政,情報通信事業者ほか

②基準・ルール作り例)環境に配慮した宿泊や観光体験を提供しているか?

わさびなどの地場産品を積極的に活⽤しているか?プラスチックごみの削減に取り組んでいるか?「責任ある旅⾏者」について情報発信しているか?

②パートナーシップの構築基準に基づきジオパークと個別事業者間で協定締結

③情報集約サイトの構築と運⽤パートナー事業者を掲載,プロモーション

(効果測定)ー「旅⾏者が選ぶIzu Peninsula UGGp Best

Practice Award」の運⽤ーサイト訪問者の分析 など

写真 海ジオワークショップ

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今後の事業取り組み予定

今後の取り組み国際的な持続可能な地域開発プログラムである「ジオパーク」の枠組みの下,本事

業では「パートナーシップの構築」と「情報集約サイトの構築」を通じて伊⾖半島におけるサステイナブルツーリズムを推進する。

具体的には・専⾨部会・作業部会の設置(ボトムアップアプローチ)

例)パートナーシップ部会、情報集約サイト構築部会、海のアクティビティ部会,ジオトレイル部会,エネルギー部会など

・部会を通じたステークホルダーの利害調整とパートナーの発掘・担い⼿⽀援:情報発信サイトの構築,域外ST事業者との連携など・エコツーリズム推進全体構想の提出

→伊⾖半島でジオパーク,エコツーリズムの⼀体的な運営を実施する

今後必要となるもの(域内調達が難しいもの)・効果測定⼿法および観光動態調査⼿法の開発・域外サステイナブルツーリズム事業者との連携

写真 鉢窪山さんぽ

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◆ステークホルダーからの意⾒聴取

*既に地域内の主要なステークホルダーの巻き込みは完了

◇サステイナブルツーリズムを推進する団体との連携協議

◇キックオフミーティング

◇パートナーシップ部会の設置

◇情報集約サイト構築部会の設置

分野別基準作りなど

基準作り、パートナー協定、サイト構築

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活動団体名:静岡県富⼠宮市活動地域 :富⼠宮市全域

活動におけるテーマ

富⼠⼭の恵みを次世代につなぐ地球にやさしいまち

富⼠⼭SDGs

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿「世界遺産富⼠⼭のまち」富⼠宮市を環境で元気にする

✕ ✕

富⼠⼭の⾃然を守り、

その恵みを産業で活かすネットワーク構築し、持続

可能なまちづくりを⽬指す!

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地域の現状と課題

◎世界遺産富⼠⼭の構成資産(歴史・⽂化)

◎緑あふれる森林資源

◎富⼠⼭麓の豊かな⽔資源と⾃然環境

◎⾼低差を活かした農産物や⾷によるまちづくり

◎観光、⾃然体験施設の充実(登⼭・キャンプ・レジャー)

◎⽇本三⼤急流の富⼠川

地域の現状◎⼈⼝減少、少⼦⾼齢化◎富⼠⼭麓の⾃然環境と調和した景観保全(周辺地域との広域的な取組・連携)

◎豊かな⽔資源の保全と活⽤(⽔質保全、産業活⽤、富⼠川流域との連携)

◎森林の整備(⽔源かん養)◎家畜排せつ物の余剰堆肥、下⽔汚泥の活⽤

◎エネルギー費⽤の域外流出◎⾃⽴分散型エネルギーの推進(防災・減災)

課 題

豊富な⽔資源等活かした再⽣可能エネルギー関連事業等の創出(⾜腰の強い地域経済の構築、電⼒の地産地消)

家畜排せつ物や下⽔汚泥の有効利⽤森林整備を促進(地場産⽊材「富⼠ヒノキ」の利活⽤)

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

地域課題の共有 ⇒ ビジネスチャンスの可能性!環境ビジネスの創出を支援する

富士宮版プラットフォームの構築

(仮称)

富士宮市地域循環共生圏推進協議会

レジャー・観光

畜産系バイオマス

木質系バイオマス

小水力発電

エコツーリズム

支 援

(仮称)富士宮市地域循環共生圏推進協議会(仮称)富士宮市地域循環共生圏推進協議会

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今後の事業取り組み予定

組織づくり・多様な主体が課題を共有しながらその解決について研究し、新しい発想や仕組みなどを構築する

・既存団体との連携や協働を通した実効性のある活動(ふじのみや地球温暖化対策地域協議会、観光協会、森林組合、商⼯会議所、企業、環境活動団体、⾦融機関)

⼈材育成・地域コーディネーターや地域のキーパーソンの発掘

「富⼠⼭と⽔」を環境保全の象徴としてブランド化

※組織づくりやビジネス化に向けて専⾨的なアドバイス、⽀援チームの派遣を希望。

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

●課題の把握テーマの共有

●スケジュール、プロジェクト⽬標

●会議・勉強会意⾒を出し合う

事業の可能性・部会ごとに意⾒交換

●フィードバック ●まとめ

■7⽉上旬市関係課説明会開催

■7⽉中旬企業・団体説明会開催

■協議会設⽴準備会

■7⽉下旬⾦融機関

■活動団体検討

■庁内調整 ・エネルギー系・⾮エネルギー系

● 構想の策定

■部会の構築・運営

■協議会設⽴

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活動団体名:裾野市深良地区まちづくりコンソーシアム

活動地域 :静岡県裾野市深良地区

活動におけるテーマ森のチカラ最⼤化プロジェクト

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

エネルギー

森林資源

整備・活⽤

観 光教 育

⼈材育成深良⽤⽔

※写真はイメージです

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

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現 状 裾野市は静岡県の東、富⼠⼭のふもとに広がり、東には箱根外輪⼭、⻄には愛鷹連⼭と豊か

な⾃然に囲まれた⼯業のまちである。⼈⼝は51,621⼈(令和元年7⽉1⽇現在)、⾯積138.17平⽅キロメートル。気候は温暖で、交通の便も良く、豊かな⾃然と産業が調和したまちである。

周囲に箱根・富⼠⼭・伊⾖等の景勝地を抱えアクセスが良いが、周辺地域に⽐べ商業施設や観光スポットの整備が遅れている。

地域資源として、箱根⼭系⻄麓の森林資源(林地及び産出材)、富⼠⼭の景観、歴史遺産(深良⽤⽔・神社仏閣等)、地産⾷材(しいたけ・そば他特産品)、空き家や遊休家屋、農地があげられる。

課 題 ただ通過するだけの街から脱却し、交流/流⼊⼈⼝を増加させ、地域の活性化を図ることがテーマ。

商店街の衰退や⾼齢化の進展によるまちの活⼒低下を、どう維持・向上させるか。

防災・減災都市、脱炭素社会の実現という社会的要請に応えること。

地域の現状と課題

裾野市深良地区まちづくりコンソーシアム

NPO

法⼈

地域活⼒

創造センター

森林整備・⽊質

燃料材供給・事

務局

㈱芙蓉商会

ステークホル

ダー・

関係者調整

㈱リコー

各種事業化提案

・事務局補助

⼭林所有者

森林資源と

フィールド提供

富⼠シイタケ産業

(

そば処恋路亭︶

観光資源開発

興禅寺

歴史⽂化

資源活⽤

⼤岡建設⼯業㈱

エネルギー

プラント等

設備施⼯・管理

㈱サナース

エネルギー

プラント等

設備施⼯・管理

(

有)

ミタケ総業

森林整備

㈱いしい林業

森林整備

裾野市

(

環境市⺠部

⽣活環境課)

⾏政

⾃治体

地元

⾦融機関

防災機関

教育機関

観光協会

地元

有識者

サポーター

飲⾷店等

○定例会(全体会合) ○⼩委員会(各種調整・提案) ○分科会(専⾨部会)にてプロセス進⾏

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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森林整備

•防災、減災、景観等の多様な森林機能の維持管理(今後5年の森林経営計画策定済み)

•樹種転換事業

•森林整備のフランチャイズ事業化

•⽣産材を利⽤した防災拠点づくり

エネルギー

•未利⽤材を活⽤し資源化(燃料チップ・堆肥等)

•⽊質バイオマスによる熱利⽤事業/⼩規模熱電併給事業

観 光

•整備林地を利⽤した富⼠⼭絶景ポイント作り

•歴史遺産(深良⽤⽔や神社仏閣等)へのトレッキング・サイクリングコース整備

•地元⾷材や澄んだ⽔を味わう拠点づくり(道の駅・レストラン等)

•森の中に滞在するキャンプ場等の設⽴

教育・⼈材育成

•⻘少年向けの林業や農業を通じた体験学習講座の設置

•林業や農業従事者の育成プログラムの設置

•⾥⼭でのリモートワーク・コワーキングの環境整備

•学び働いた後に交流を深める施設等の整備(レストラン・宿泊温浴施設等)

地域循環共⽣圏構築のために必要なものとは

事業に不可⽋な⼈材育成・確保及び地域全体を巻き込むネットワーク構築

上記のネットワークの構築と維持や事業展開に必要な、情報発信と資⾦調達

今後の事業取り組み予定

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請け負い業者決定 ◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限

活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

コンソーシアム発⾜時より、定例会・⼩委員会・分科会の開催◆裾野市深良地区まちづくりコンソーシアム発⾜

コンソーシアム発⾜準備

ネットワーク構築のため、随時説明会等の開催

◆第1回定例会

◆第2回定例会

◆第3回定例会

◆第5回定例会

◆第1回⼩委員会

◆第4回定例会

◆第2回⼩委員会

◆第3回⼩委員会

◆ 随時⼩委員会・分科会の開催

◇キックオフミーティング

◇事務局設置

スケジュール(令和元年度)

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:おわせSEAモデル協議会活動地域 :三重県尾鷲市

活動におけるテーマ

おわせSEAモデルを活⽤した「ふるさと尾鷲」の復活

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿尾鷲市、尾鷲商⼯会議所および中部電⼒㈱が、中部電⼒㈱尾鷲三⽥⽕⼒発電所の跡地を「新たなエネルギー」と「豊かな⾃然の⼒」で、産業、観光、市⺠サービスを融合した拠点として、⼈々が集い活気あふれる「ふるさと尾鷲」を⽬指していく

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地域の現状と課題

◎活動地域の概要三重県の南部、東紀州地域の中央に位置海と⼭に囲まれた地域⼈⼝:17,720⼈うち6割が50歳以上(7/1現在)

◎活動地域の特性(強み・弱み)【強み】漁業や林業が盛ん多⾬地帯であるが⽇照時間は⽐較的⻑い熊野古道(世界遺産)がある【弱み】⾼齢化、過疎化が進んでいる津波の浸⽔域

◎活動地域にある地域資源発電所跡地:約63万m2豊かな⾃然環境(⽔産業:ブリ、林業:尾鷲ヒノキ)

エネルギー施設からの未利⽤エネルギー地下⽔や海⽔(海洋深層⽔)も豊富

地域の現状◎現状から考える地域の課題津波の浸⽔域市の財政難産業の空洞化および雇⽤の減少⼈⼝の流出と⾼齢化⼤都市からの距離が遠い観光への訴求⼒が乏しい

◎今後取り組むべき課題働く場所(雇⽤)の創出教育環境の場の創出⾼齢化社会に対応したまちづくり

◎課題の中で地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題地産エネルギーの有効活⽤による新たな産業の創出による雇⽤創出および⼈⼝流出の⻭⽌め

⾃然を活かした観光拠点の開発による尾鷲市外からの来訪者(集客)の増加

課 題

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

本活動に当たっては、尾鷲市、尾鷲商⼯会議所および中部電⼒㈱の3者で協議体を構成し、その協議体の下にプロジェクト毎に部会を設置し、具体的な検討を進めていく

協議会には、アドバイザーとして三重県、三重⼤学を加え、産官学連携にて課題解決、施策の実現に向けて取り組んでいく

なお、部会には協議会メンバーの他、各種組合(漁協、森林組合)、地元⾦融機関、地元企業・事業パートナーおよびコンサル会社などにも鋭意参画いただき、検討を深化させていく

実施体制

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今後の事業取り組み予定

【ゾーニング構想・イメージ】

⽤途(事業) 内容

釣り桟橋 ⽇本最⼤級となる釣り桟橋を設け、新たな釣りのフィールドを設ける

運動施設・公園 ⼦供からお年寄りまでのんびりくつろげる市⺠の憩いの場を創出する

教育・体験学習 市内外の児童・学⽣を呼び込むフィールド教育の場を創出する

アクティビティ ⾃然を満喫するアクティビティを核とした着地型観光の拠点を創出する

宿泊施設 グランピングやコンテナハウスなどによる癒しの場を創出する

PoC(実証実験) 時代、地域にあった実証実験ができる産業創出の場を創出する

企業誘致 コンセプトに合致した企業誘致を⾏い、新たな雇⽤を創出する

ごみ処理施設 広域ごみ処理施設を整備し、排熱活⽤することで新たな産業を創出する

⽊質バイオマス発電 周辺地域の間伐材等を活⽤し、排熱活⽤することで新たな産業を創出する

太陽光発電 エリア内における誘致企業等へのクリーンで安価な電⼒供給を検討する

陸上養殖 エネルギー施設からの排熱を活⽤した屋内型施設による陸上養殖を⾏う

植物⼯場 エネルギー施設からの排熱を活⽤した次世代型施設園芸を⾏う

飲⾷・商業施設 市⺠から来訪者まで活⽤される施設。集客交流拠点として誘致・建設する

【各事業イメージ】昨年度末に協議会にてグランドデザインを策定し、展開を⽬指していく各事業を設定した

当グランドデザインに基づき、具体的な検討を進めていく中で、以下の点が重要なポイントとなる*魅⼒的なコンテンツの設定および企業誘致の実現*各事業における事業性の担保(⾃⽴)および事業運営スキームの確⽴

*各事業・施策の連携による、相乗効果の発揮 など

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

スケジュール(令和元年度)

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

【PJ- E】部会開催(事業スキーム検討、事業性評価、排熱活⽤検討 等)

【PJ-A】部会開催(実験研究、事業スキーム検討、事業計画策定 等)

【PJ-S】部会開催(コンテンツ設定、事業スキーム検討、資⾦調達検討、事業性評価 等)

▼各部会設⽴

▼HP開設予定▼フォーラム開催(8/3)

▼協議会総会 協議会総会▼

▼事務局会議▼事務局会議

▼事務局会議▼事務局会議

▼事務局会議▼事務局会議 ▼事務局会議

▼事務局会議▼事務局会議

▼事務局会議▼事務局会議

【PJ- E】部会参画者拡⼤、事業関係者(⾏政、組合、⺠間企業等)との協議・折衝、企業誘致・情報発信活動

【PJ-A】部会参画者拡⼤、企業誘致・情報発信活動、事業者公募、補助⾦獲得活動

【PJ-S】部会参画者拡⼤、企業誘致・情報発信活動、補助⾦獲得活動

【全 体】ゾーニング、企業誘致条件、全体事業運営スキーム、津波対策等検討

市⺠への説明会(尾鷲市) HPでの企業・事業者募集

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活動におけるテーマ循環共⽣社会を実現する志のあるお⾦の循環

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:NPO法⼈まちづくりネット東近江(公益財団法⼈東近江三⽅よし基⾦)

活動地域 :滋賀県東近江市

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

循環共生型社会

本市が持つ豊かな自然と人々の営みを有機的につなげ、「地域から大都市へ人材、資金が流出する社会構造」から「地域の自給力と創富力を高める地域完結型の構造」へ転換して、「市民が豊かさを感じる循環共生型社会」を創生しようとするものです。また、同じ琵琶湖流域にある都市へ自然資源、生態系サービス等を提供し、資金、人材などの提供を受け、健全な都市との循環共生を目指すものです。

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地域の現状と課題

地域経済の課題◎消費の流出734億円

◎エネルギー代⾦の流出294億円

地域資源の毀損◎⾃然資本森林の荒廃、愛知川

◎⼈的資本⼈⼝減、引きこもり

◎⼈⼯資本インフラ過剰と劣化

◎社会関係資本社会的孤⽴、地縁弱体化

822億/2,048億=40.1%<地元信⽤⾦庫の預貸率>

東近江市環境審議会

【東近江市環境円卓会議】(環境基本計画に位置付け)

市民・事業者・行政・専門家等が対等の立場で参加し、共通のテーブルで将来像の実現に向けた計画の進捗管理・課題抽出・政策提言を行う。運営委員会を設置し活動する。

・指標のチェック(CO2,円,つながり時間、生物多様性の視点を含む)・将来像と取組の進捗状況をわかりやすく伝える・課題抽出・課題共有の場作り

【公益財団法人東近江三方よし基金】H29年6月12日設立H30年7月2日公益認定

地域金融機関、事業者、NPO、行政等が参加し、環境基本計画の実現に向けた活

動の様々な資金調達の支援と、コレクティブインパクトによる課題解決の仕組みづくりをサポートする。

・評議員(8名)、理事(18名)、監事(2名)で組織を構成・公益法人化を目指して滋賀県に申請中・支援する取り組みの種類

◉暮らしを支える ◉地域の食と農業を支える ◉森里川湖のつながり保全・活用 ◉子ども・若者を支える ◉生業・起業・ものづくりを支える ◉再生可能エネルギーを支える◉基金の運営を支える

例)森おこしプロジェクト・イヌワシの棲む森づくりの実現

・森林資源を活用したコミュニティビジネスの支援

地域金融機関 龍谷大学LORC 東近江市

【NPO法人まちづくりネット東近江】(既存の中間支援組織)・情報収集・提供に関わる事業・相談・コンサルティングに関わる事業・交流促進に関わる事業・マネジメントに関わる事業・人材育成に関わる事業

・協働推進のためのコーディネートに関わる事業

・コミュニティビジネス等の育成・支援に関わる事業

・市民活動・NPO、地域コミュニティ、参加と協働等に関わる調査研究事業

事務局

非資金的支援

①多様な主体によるプラットフォーム

②自立のための経済的仕組み

地域循環共⽣圏の実現のための体制図

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公益財団法人東近江三方よし基金

(基本財産は772名の志民寄附)H29.6.12設立→H30.7.2公益認定

東近江市版SIB事業(地域の社会的投資による成果連動補助金)自然環境を生かした新・近江商人応援事業(寄附を活用した起業・創業支援助成) etc

湖東信用金庫(地域金融機関)

・地域の社会的投資商品の紹介

・東近江三方よし基金の理念に貢献する起業・創業提携融資を検討

プラスソーシャルインベストメント株式会社

(第二種金融商品取引業者)

・社会的投資の案件組成

・社会的投資のためのプラットフォーム設置・運営

東近江市における社会的投資推進に関する協定締結(2018.11.16)

東近江三方よし基金では、環境(CO2、生物多様性)、経済(地域経済貢献度)、社会(人と自然・人と人のつながり時間)の視点で、分野を超えてつながるプロジェクトを支援

Environment&Social(人と自然、人と人のつながりの継承)

「食と農」を支えるプロジェクト市民の寄付を、地元野菜の地域内流通を支える株式会社へ出資し、その配当で公益事業を支える仕組み

寄附 MURASAKI no ORGANIC万葉の時代から滋賀県東近江地域にある「紫草(ムラサキ)」を使ったオーガニックのスキンケアコスメ「MURASAKI no ORGANIC」を商品化。耕作放棄地の解消と山間部の雇用創出を目指す。

政所茶生産振興室町時代から続く有機栽培・手摘みの政所茶の継承を実現するため、付加価値の高い販路開拓、山村の丁寧な暮らし体験ツアー等を実施する。

東近江市版SIB市民共同発電所市民出資で太陽光発電を設置し、その売電益は地域商品券で還元し、地域でお金を回す仕組みにつなげる。その一部を公益活動への寄附にあてる団体もある。

社会的投資

がもう夢工房空き店舗を改修して、地域の拠り所としてコガモカフェをオープン。着地型観光や人材バンク、子ども食堂など、地域の拠点として活用。定期的にマルシェを開催し、地元野菜や果物を販売。

東近江市版SIB 薪プロジェクト獣害を防止するため雑木林を伐採し更新するため、雑木を薪として販売し、エネルギーとして利用する仕組み。薪割作業を地域の働きづらさを抱える若者らの中間的就労の場となる。

東近江市版SIB

東近江三方よし基金では、市と連携して多様化する地域の課題を発見・共有し、共通価値を創出する自治のあり方を継承

Local Governance(共に考え、共に創る 地域自治の継承)※認定NPO法人まちづくりネット東近江と連携

コレクティブインパクト事業「イヌワシの棲む森づくり」市域の56%を占める森林は、イヌワシが生息し、多

様性豊かな生態系が維持されていた。しかし、材価の低迷や所有者の高齢化など、豊かな森はその姿を変えている。森林・林業・木材に関する多くの利害関係者と研究者、行政が集い、その課題の明確化と具体的な対応策について議論し実践につなげるプロジェクト。

新たな課題東近江市環境円卓会議環境・経済・社会の視点で、分野を超えてつながるプロジェクトを普及すると共に、環境基本計画の進捗管理も担う。新たな地域課題を深め共有する場を設定する環境円卓会議を運営する。

プラットフォーム

地域ブランディングの本質東近江市で暮らし続ける地域ブランディングを実現するため、市民が主体的にまちに関わろうという前向きな気持ちを育む人材育成について行政、市民、企業、教育機関等が議論し具体策を検討する。

人材育成

東近江市版SIB地球ハートヴィレッジ空家を活用した地域の拠点で、子育て世代がA&Hカ

フェを運営し、地域住民が講師となって講座を開催したり、性別や世代に関係なく地域の居場所を提供している。

ぐるりの家空家を活用して、産前産後の母親を支える活動を実施する。マイ助産師制度を普及するための勉強会や、母親の社会参加をサポートするなど、経験を生かしたビジネスの展開を模索している。

東近江市版SIB

社会的事業への資金調達支援に関する協働協定書(2017.6.20)

東近江市・事業者募集及び交付金支払 ・評価委員会に参加

東近江市版SIB

・普及啓発

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

今後の事業取り組み予定助成⾦や⾏政補助⾦等単年度の⽀援を受け、⽴ち上がった事業の継続や発展を⽀える融資制度を地域⾦融機関と連携して創設します。地域⾦融機関が創設する融資制度において、東近江市環境円卓会議が設定する環境(CO2削減または⽣物多様性保全)、経済(地域経済への貢献度)、社会(⼈と⼈・⼈と⾃然のつながり時間の増加)の評価軸を審査に⽣かす仕組みを具体化すると共に、公益財団法⼈東近江三⽅よし基⾦が採択された事業者へ利⼦補給する仕組みを構築します。

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スケジュール(令和元年度)4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇検討WGメンバーの検討

◇東近江市環境円卓会議運営委員会協議

◇検討WG①◇検討WG②

◇検討WG③◇具体策素案

◇関係機関への協議◇具体策策定

◇湖東信⽤⾦庫へ依頼

◇環境円卓会議運営委員へ依頼

◇滋賀県琵琶湖環境科学研究センターとの連携協議

◇環境円卓会議へ協議

◇事業者相談会

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活動団体名:活動地域 :京都府⻲岡市を

中⼼とするエリア

活動テーマ:

環境を軸とした地⽅創⽣SDGs

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

1

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

2

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地域の現状と課題◆どんなところ?・京都市から電⾞で20分、⼈⼝9万⼈弱の「トカイナカ」

・京野菜の⼀⼤⽣産地

◆ 「強み」は⾼い市場ポテンシャル・市域から⾞で1時間圏内の⼈⼝は1,640万⼈。⼤都市の近郊に位置する交通アクセスの要所

・観光客数、消費額は成⻑(291万⼈・75億円)

◆ 「弱み」は希薄になりがちな郷⼟愛・市外への通勤通学者が⼈⼝の2割弱を占め、ベッドタウンゆえに市⺠の郷⼟愛が希薄になりがち

・京都市の陰に隠れ、まちの知名度が低い

◆地域資源・湯の花温泉・保津川下り 三⼤観光資源・トロッコ列⾞・⻲岡⽜や京野菜に代表される質の⾼い農畜産物・京都スタジアム(京都サンガF.C.)・芸術家のネットワーク(かめおか霧の芸術祭)

◆シビックプライド・地域ブランドが弱い・⼈⼝の流出(年間400⼈)や⾼齢化(29%)が進む中で、ヒトを惹きつけるシビックプライドの醸成、地域資源の付加価値を⾼める地域ブランドの確⽴が急務

◆地域経済循環率(71%)・住⺠所得(413万円)が低い・昼間⼈⼝が少なく(昼夜間⼈⼝⽐率85%)、産業集積が進んでいない。⺠間投資や消費が流出する結果、域内資本が域内⽣産に還元されない

☆「シビックプライド」(郷⼟愛)の創出⇒まちづくりへの参加、地産地消の促進

☆環境を軸にした地域ブランドの確⽴・発信⇒企業誘致、移住定住、交流⼈⼝の増加

☆地域循環共⽣圏の構築⇒地域経済循環率・住⺠所得の向上

3

⻲岡の新たな顔となる京都スタジアム

・2020年1⽉に開業予定・京都サンガの本拠地・環境を軸とした地⽅創⽣SDGsを体現

(ex.リユース⾷器や地元野菜マルシェ)

①多様な主体の巻き込み、②発信⼒、③持続可能性の観点から、以下の3つを舞台装置として、具体的な事業を展開。

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

4

世界に誇れる環境先進都市かめおか協議会

・2019年4⽉に発⾜・産官学36団体で構成・地域循環共⽣圏の実現に向けた協議

(ex.レジ袋禁⽌条例の制定に向けた協議)

地域資源を体感するかめおか霧の芸術祭

・2018年度から開始・住⺠参加型の芸術祭・アート×企業×⾏政による価値の創造

(ex.廃棄パラシュート⽣地のエコバッグ)

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今後の事業取り組み予定

◆昨年12⽉、環境先進都市の実現に向け、「かめおかプラスチックごみゼロ宣⾔」を市議会と共同で発出。取り組みの第1歩として、市内6事業所12店舗と協定を締結し、本年8⽉20⽇からレジ袋の有料化を開始予定。2020年中の「プラスチック製レジ袋禁⽌条例」の制定・施⾏を⽬指す。隣接する他市にも呼びかけ

◆「環境先進都市かめおか」を⽬指し、企業・市⺠とともに今年度から取り組む事業

◆スタートアップ資⾦の調達については、府内トップとなったふるさと納税(2018年度6.1億円)の利⽤や、そのノウハウを活かしたクラウドファンディングを実施予定。また、地域⾦融機関の⼈材・ネットワークを⽣かしたプロジェクトを検討中

5

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

「世界に誇れる環境先進都市かめおか協議会」

かめおか霧の芸術祭

他パートナーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇協議会設⽴ ◇ 協議会開催 構成する36団体を集め各⽉開催

ビジョン及びロードマップ2030作成

6

年間を通して各プロジェクトにおいて企業に働きかけ

職員向けSDGsの浸透に向けた取り組み

市⺠向けワークショップの実施 ◇芸術祭コアイベント

◇対外公表

※⻲岡を象徴する「霧」が1年で最も美しい時期

◇条例のパブコメ・制定

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:環境アニメイティッドやお活動地域 :⼤阪府⼋尾市⾼安地域

活動におけるテーマ:キンタイを軸とした農⼭村部と都市部の

循環型共⽣圏づくり

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

高安の森林資源と八尾のものづくりの力がつながり、持続可能なまちをつくる!

高安地域

・豊かな森林資源・農業・花き栽培・歴史遺産も多数・魅力的な古民家・活用できる廃校

八尾の都市部

・ものづくり企業の技術力

・都市部に住む多くの住民

・原材料として森林資源や農産物などの提供

・自然体験や歴史を感じるプランの提供・廃校を中心にした体験拠点を提供・都市部近郊の田舎暮らしを提案

・ものづくり企業の技術の提供により、森林資源や農産物を元にした商品の開発

・開発した商品の都市部での消費・廃校を利用した体験拠点への参加や、体験型ツアーなどへの参加

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地域の現状と課題

◎活動地域の概要・⼋尾市の⾯積の1/6を占める⾼安地域の林野部・地場産業は、花き栽培と⽔⽥、造園業、近郊野菜づくり

・都市部はものづくり企業が盛ん◎活動地域の特性・都市近郊(⼤阪市から20分程度)の距離で⾃然を楽しめる。・10年以上に渡り森林整備活動など地域に密着して活動をしていている。◎活動地域にある地域資源・⾥⼭の森林資源・農作物や花き栽培・魅⼒的な古⺠家・活⽤できる古⺠家・古墳などの歴史遺産・ものづくり企業の技術⼒

地域の現状◎現状から考える地域の課題・森林の整備は進むものの森林資源の活⽤ができていない。・耕作放棄地も増え、地場産業が衰退している。・少⼦⾼齢化が進み、⼈⼝減少・◎今後取り組むべき課題・森林資源の活⽤・農作物や花きなどを加⼯するなどして活⽤・若者の移住促進・廃校の利活⽤・古⺠家の利活⽤◎課題の中で地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題・森林資源の活⽤・農作物や花きなどを加⼯するなどして活⽤・廃校の利活⽤

課 題

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

ヒノキの消臭剤

・高安のヒノキの葉を活用した消臭剤の開発

完全有機フラワーの粉末フレーバー

・完全有機の花を栽培し、粉末にして、フレーバーとして販売する。

廃校を活用した体験型拠点・間伐材を利用した木育講座等、すでに実施されている講座と、新たな講座を追加して、廃校を拠点として整備する。

エコツアーの実施

・自然体験、歴史文化に触れるツアーを企画。

・洗剤メーカーなどの協力・ものづくり企業の情報発信をしてきたチームと連携(YAOLA)

・食品加工業などの協力を得る。・アニメイティッドやお会員企業やみせるばやおなどの協力

・これまで、10年以上に渡り、実績のある団体などの協力を得ながら、有料のツアーをつくる。

・すでに取り組みが始まっている。・イベントの開催実績もあり。・地域の合意形成については、すでに大枠で合意が取れている。

すべてを同じキンタイブランドとして発信する。

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今後の事業取り組み予定

ー今後の予定ー事業に係るキーパーソンを巻き込んで、チームづくりを⾏っている。本事業の趣旨を共有した上で役割分担を明確化し進めていいく。商品、体験コースなどの試作をつくり、テストマーケティングを⾏う。

ー今後の課題ー商品を開発するためのパートナーとなる中⼩企業実際に商品を販売していく際の販路将来的には、都市部にアンテナショップをつくりたいITを活⽤した、販路の拡⼤森林資源を最⼤限に活⽤するための重機仕組みを引き継ぐ⼈材育成

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

コアメンバーの巻き込み

サポートメンバーの巻き込み事業の中⼼を担うメンバーの巻き込み

商品開発などでサポートいただく企業などの巻き込み

現状の整理 ビジョン策定

・物語のカタチでビジョンを共有・イラストでの可視化も⽬指したい

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活動団体名:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)

活動地域 :兵庫県北摂地域

活動におけるテーマ⾥⼭保全をベースにした

⾷料とエネルギーの⾃給⾃⾜、

山間・農村部と都市部間の⼈と資源の還流

北摂⾥⼭地域循環共⽣圏

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿⾥⼭保全をベースにした⾷料とエネルギーの⾃給⾃⾜、山間・農村部と都市部間の

⼈と資源の還流

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地域の現状と課題

◎活動地域の概要西谷(宝塚市)、中谷(猪名川町)、東谷(川西市)。古くから摂津の国の一つの文化圏として形成された地域。都市、山間、農村部が混在している。

◎活動地域の特性(強み・弱み)里山の文化や歴史、都市部からのアクセスのよさ地球温暖化に伴う日照りや高温による農作物の日焼けや品質低下地域住民の高齢化に伴う交通弱者の増加と地域公共交通サービスの不足様々な主体による地域活性化の取組を連携させる地域コーディネーターの不在

◎活動地域にある地域資源森林や農畜産業から得られるバイオマス、農業と太陽光発電を両立させたソーラーシェアリングの実績、地域の核となる多様な団体の存在

◎現状から考える地域の課題北部の山間・農村部における人口減少および高齢化

◎今後の取り組むべき課題地球温暖化に伴う日照りや高温による農作物の日焼けや品質低下、地域住民の高齢化に伴う交通弱者の増加と地域公共交通サービスの不足、様々な主体による地域活性化の取組を連携させる地域コーディネーターの不在

◎課題の中で地域循環共生権を活用し、解決しようと考える課題地域の強靭化、地域連携の創出強化、地域コーディネーターの育成

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

どのようなアイディアがあるか?5つの事業、2つの活動に分化し、集中

特化した事業推進を図るとともに、全体調整機能を設け、進捗管理・連携推進を実現する。どのような⼈を巻き込んでいくか?現在各々の事業の核となっている⼈をア

サインすることで、実現性が⾼くかつ未来につながる意欲にあふれた連携を実現する。 どのようにアプローチしていくか?現在の事業展開をサポートし、かつ、連

携から⽣み出されるポテンシャルを付加することで、共⽣圏としての全体性を強化育成する。どのようなプロセスになるか?事業強化→連携強化→結果総括→PDCA

どのような仕組みを作っていくか?⽉単位のレビューと3⽉ごとの検証・計

画⾒直し、活動への反映を通じて結果にコミットするPM⼿法を導⼊する

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今後の事業取り組み予定①本提案事業は、西谷、中谷、東谷を中心とした地域で実施する5つの活動、それを都市部住民と

つなぐ2つの活動、そしてこれらの活動間の連携を図る全体調整業務からなる。

全体調整地球環境戦略研究機関(IGES)関西研究センターが、兵庫県阪神北県民局交流室環境課と連携し

て担当する。各活動の関係者間の調整は、同課が事務局を務める阪神地域エコ・ネットワーク推進会議資源循環検討分科会を通じて行う。各活動の需要と供給を情報通信技術(ICT)でつなぐことに

よるビジネス化の支援及びこれらの活動・サービス間の相互利用を可能にするシステムの構築に関しては、県内外の大学・研究機関や民間企業の技術的支援を仰ぐ。

1)太陽光発電と農業の両立西谷地区においてソーラーシェアリング市民農園計6基(発電容量計186kW)を設置運営する非営

利型株式会社宝塚すみれ発電の活動を中谷や東谷など他地区に発展・拡大していく 。

2)バイオマスの有効利用非営利型株式会社宝塚すみれ発電は、農林水産省2018年度「6次産業化支援事業」等にて、乳牛

ふん尿等を活用するバイオガスプラントによる地域循環型エネルギーシステムの構築を進めており、この事業を宝塚市西谷地区の酪農事業者に拡大発展させる。生活協同組合コープこうべは食品廃棄物の堆肥化やバイオガス化を進めており、猪名川町では間伐材やせん剪定枝葉から木質ペレットを年600トン程度生産、国崎クリーンセンター(猪名川上流広域ごみ処理施設組合)にも多くの木質バイオマスが集積 していることから、連携の中で事業化を推し進める。

3)地域交通システムの構築太陽光発電の電力を利用した電気自動車や電動アシスト自転車及び充電スタンドの設置、バイオ

ガス生成によるバイオ燃料を利用したコミュニティバスの運行等、地産のクリーン・エネルギーを利用したインフラ整備等、地域の交通サービスを提供している能勢電鉄株式会社、阪急バス株式会社、阪急タクシー株式会社、さらにそのプラットフォーム構築に関しては大阪大学産業科学研究所関谷研究室等の関係者を交え、その実現可能性を協議していく。

今後の事業取り組み予定②4)食の地産地消

NPO法人元気ファーマいながわは農家から休耕田を借り、自分で育てた野菜を食べるだけでなく、道の駅いながわ等で販売し、それを各種イベントや学校給食・飲食店等に提供し、子供たちの野菜づくり体験プログラムや野菜づくり講座を開講している。甲子園大学栄養学部フードデザイン学科は、農産品の生産だけでなく、地域色を生かしたレシピ開発を学科活動として取り組んでいる。これらの活動に都市住民を惹きつけ、都市部と農村部の連携を図ることにより、農地や環境の保全を推進。

5)森林・里山の保全NPO法人北摂里山文化保存会は、ナショナルトラスト活動の精神から、「日本一」と称される里山の

根幹である川西市黒川(東谷地区)の台場クヌギ林1.7haを取得し、その保全活動を進めている 。広範なボランティア組織と連携し、全体の保全計画を効率化し、保全要員を都市部などにも広く募ることで、北摂地区全域での自然保全活動を広げていくことで、共生圏の基盤を構築する。

6)教育:体験型学習プログラムの作成と運営東谷地区では北摂里山博物館が北摂里山大学という市民講座を開講しており、自然観察から里山

の保全活動、植生管理、菊炭の製造・販売、生物多様性、防災と安全等のテーマを取り扱っている。これらの教材を参考に、NPO法人北摂里山文化保存会と各活動主体が協力し、本提案事業の活動を学習プログラム化し、この関係者のネットワークを活かし、さらに領域を広げた学習機会の提供を進める。本事業では、この学習プログラムの運用を通じ、新たなプログラムを生み出せる人材を育成し、北摂里山地域循環共生圏の事業全体の持続的発展を目指す。

7)観光:都市住民や観光客の取り込み神戸新聞社の発信力を生かす。同社は昨年度、兵庫県、神戸市、神戸大学、兵庫六甲農業協同組

合、生活協同組合コープこうべ等と連携し、地域資源から得る自然エネルギー「地エネ」を生かした地域づくりを推進する「地エネと環境の地域デザイン協議会」を発足した。協議会メンバーとの連携、新聞紙上での成果の発信、本提案事業の活動の体験型学習プログラムへの集客を通じて、都市住民

の導入を促進する。

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スケジュール(令和元年度)7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

環境省

上旬: 請負先決定

30~31日:活動団体情報交換会①

 【実施内容】

 ・地域循環共生圏について

 ・活動団体の取組予定の発表

 ・経費の精算等について

 ※ 支援チーム派遣先決定のため

   のヒアリングを兼ねる

下旬:有識者会議①

・本業務の進め方につ

いて

・情報交換会①での結

果報告

 を踏まえ、支援チー

ム派遣

 先決定

(参考)

プラットフォームの在

り方に関

するWG① (都内)

下旬:有識者会議②

【検討事項】

・プラットフォーム

の在り方について

・環境整備及び支援

チーム派遣等の継続

の要否について

中旬:

支援チーム連絡

調整会議②(都

内)

(参考)

プラットフォー

ムの在り方に関

するWG③ (都

内)

中旬:有識者会

議③

【検討事項】

次年度環境整備

団体の選定につ

いて

下旬:報告書提

阪神地域エコ・ネットワーク推進

会議資源循環検討分科会 30~31日:ISAP2019で発表(横浜)

上旬:

・計画書作成(IGESが

環境省

 へ提出)

・各地域での活動開始

中旬:中間報告結果

取り

    まとめ

活動団体担当者

(IGES)は12月20日

(金)までに事務局

の全体統括者へ報告

 分科会の活動 8日:第1回分科会開催

上旬:第2回分科会開催

※ 9月6日 分科会事前

打合わせ

上旬:第3回分科会開

兵庫県 リーディングプロジェクト副知事協議 来年度予算要求

地エネ協議会(神戸新聞社) 8日:協議会設立、シンポジウム開催 第2回協議会(分科会開催) 第3回協議会(シンポジウム)

2019年度

上旬:

有識者会議①で決定した

団体へ支援チーム派遣開

(3回程度)(3月まで)

中旬:支援チーム連絡調

整会議①(都内)

【実施内容】

各活動団体での取組進捗

状況の確認と情報の共有

※ 請負業者で情報発信

WEB

  サイト公開

上旬:現地意見交換

会の開催(現地訪

問・アドバイス・状

況確認)(12月ま

で)

【実施内容】

1団体当たり1回実施

各活動団体の実施状

況について活動団

体、環境省及び請負

者による意見交換会

(参考)

下旬:環境省のみで

プラットフォームの

在り方に関するWG②

(都内)

中旬:活動団体

情報交換会②

(成果発表会・

都内)

【実施内容】

・活動団体の取

組成果の発表

・次年度の継続

の意思確認と評

シンポジウム開

催(場所未定)

下旬:活動団体

成果報告書の提

精算書類最終締

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:奈良市(観光経済部産業政策課)活動地域 :奈良市

活動におけるテーマ創業⽀援事業との有機的な連携を

活かした地域経営モデル

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

地域循環共生圏

地域循環共生圏

新産業の創出

新しい地域経営モデル

循環・共生の思想

アントレプレナーシップ教育

創業支援

シェアリングビジネス地域交通ビジネス

農業観光ビジネス(グリーンツーリズム)

学生向けプログラム

神社仏閣

伝統工芸・伝統建築

行政課題解決

日本茶・米などの農業

哲学者・アーティスト

リビングラボ

他地域・世界へ発信

SIB・コミュニティバンク

SDGsの実現にも不可欠な起業家精神を醸成

事業開発

どぶろく特区

『サーキュラーエコノミー』を超える日本版SDGsの中核的考え方を生み出す

日本・世界からヒト・モノ・カネを誘致

市民が育む世界の古都奈良 ~豊かな自然と活力あふれるまち~

「公」の役割を市民・NPO・事業者など多様

な主体が担う循環・共生型企業を生み出すエコシステム

東部・中山間地域

地域循環共生圏

大学との連携

持続的な都市機能

地球にも観光客にも地元住民にも優しい都市機能の実現

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地域の現状と課題

◎奈良市⼈⼝ 35万⼈◎観光⼊込客数 1,700万⼈/年(うち⽇帰り客が1,500万⼈)➣観光業以外に突出した産業はない

◎県外就業率34%➣市内在学⼤学⽣の68%が奈良市外に就職希望

◎東部地域に豊かな⾃然あり⼀⽅で⾼齢化率38.1%(市全体では、28.4%)

地域の現状◎「しごと」を求めた若者の県外流出の⾷い⽌め

◎⻘年期におけるアントレプレナーシップ教育

◎観光業のさらなる発展観光業以外の産業創出

◎東部地域を含めた市全体の多様性をもった⾃⽴と協調ある発展

◎新たな公共の担い⼿創出

課 題

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

地銀信金

NPO

神社仏閣

関連団体市民

市内企業

福祉

起業家コミュニティ

大学行政

地域の核となるステークホルダーの組織化

① ⾏政主体テーマ・課題

② 住⺠活動主体テーマ・課題

③ ビジネス主体テーマ・課題

地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業

③ ビジネス主体テーマ・課題

奈良市ベンチャーエコシステム推進事業

起業家創出・育成・資金調達支援など

地域資源

地域課題 行政課題

生み出された価値解決された課題

生み出された価値解決された課題

ビジネスチャンス 新規事業アイデア

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今後の事業取り組み予定

今後の具体的な事業内容コンソーシアム初期メンバーの組織化各種統計データ・⾏政課題の情報提供コンソーシアムにおいて課題や意⾒の集約テーマごとにプロジェクトチーム組成

地域循環共⽣圏を構築する上で必要となるもの市⺠のアントレプレナーシップ醸成ビジネスを実現に導く事業化⽀援体制SIBやコミュニティバンク、クラウドファンディング等含む多様な資⾦調達スキームの検討

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

各種統計データ、⾏政課題などの情報提供関係者や地域住⺠からの課題や意⾒の集約

⾏政主体テーマ・課題に関して予算措置検討・実⾏準備

住⺠主体テーマ・課題に関して地縁組織との協議・実施

ビジネス主体テーマ・課題に関して事業化プログラム策定

初期メンバーの組織化 随時、メンバー強化 テーマごとにプロジェクトチーム組成

メンバー再構成

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和歌⼭県 ⽥辺市、みなべ町

活動におけるテーマ

未利⽤資源を活⽤した低炭素社会の実現と地域の活性化

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名みなべ・⽥辺地域世界農業遺産推進協議会

活動地域

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」の保全・活用の取組を核に、地域循環共生圏の創出による持続可能な地域を目指します。

未活用となっている地域資源を最適な規模で循環させる循環型社会の創出

持続的な農林水産業の保全と継承地域内でのバイオマス利活用の促進

温室効果ガスの排出抑制資源採取に伴う生態系の損失防止

低炭素社会の実現

こうした活動を通じて地域の活性化につなげる

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地域の現状と課題

◎現状から考える地域の課題・農家数の減少と後継者不足・梅の消費量の減少・梅干しの製造過程で排出される調味

残液の増加・失われつつある薪炭林の管理技術・放置された人工林の増加

◎今後取り組むべき課題・未利用資源の循環利用・域外に流出しているエネルギー代金

◎課題の中で地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題・梅調味残液の処分コスト・温室効果ガスの排出・関係⼈⼝(地域を⽀える⼈)

課 題

◎活動地域の概要・県の南西海岸に位置・人口76,000人(みなべ町及び田辺市)

◎活動地域の特性・梅生産量日本一・製炭業が盛ん

◎活動地域にある地域資源・世界農業遺産「みなべ・⽥辺の梅システム」・梅(南⾼梅)・紀州備⻑炭・梅加⼯の際に出る調味残液・梅の剪定枝・間伐材等の森林資源・近隣観光地への来訪者

地域の現状

「みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会」(2014年設立)が事業を推進

世界農業遺産の保全と継承に5年間取り組んできた実績が有り、既に強固なチームワークが構築

ワークショップやシンポジウムを開催し、既存の枠組みを拡げていく

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

ⅰ)梅産業の振興

ⅱ)製炭業の振興と森林管理

ⅲ)未活⽤資源の循環利⽤

ⅳ)観光振興

計画を実現していくためには、⽀援チームの派遣が必要!

・梅加工の際に発生する調味残液

・梅の剪定枝、林地残材や間伐材

未利用資源の活用

バイオガス(マス)発電(低炭素社会の実現 )

・「梅システム」の魅力

・世界遺産(紀伊山地の霊場と参詣道)などを訪れる観光客

地域資源の活用

都市農村交流(地域を支える関係人口の増加)

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◆ 1stワークショップ

◆ 11/29地域循環共生圏シンポジウム

◆ 2ndワークショップ

◆報告書提出(中間)

◆成果発表

◆策定◆素案策定

報告書提出(最終) ◆

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:和歌⼭県 那智勝浦町活動地域 :那智勝浦町

活動におけるテーマ⾃然を敬い⽣きる

〜観光のまちから「環幸」のまちへ〜

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

熊野信仰に基づいた環境負荷の少ない暮らしで住民幸福度が高い、「環幸」のまち

将来ビジョン

熊野信仰

資源循環

自然保護

自然エネルギー

熊野信仰

再エネ、資源循環、自然保護

自然環境との調和

地域資源利用ビジネスの創出

UIターン者の増加都市との連係

住民幸福度↑

地域の課題解決交流・協働で地域の活力↑

一次産業、観光など産業間の循環

都市と当町の循環

地域内の循環

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地域の現状と課題町の概要

人口 :15千人産業 :観光、マグロ・水産名所 :那智の滝、勝浦温泉

弱み

• 観光地としての知名度・集客力• 原生林〜里山まで多様な自然環境

• 観光以外の産業が弱い• 観光コンテンツが偏在

地域資源

再エネポテンシャルの発揮

中心部以外の地域振興

地域資源を活用した事業づくり

地域循環共生圏によって解決を図る課題

地域資源

地域の課題

歴史・文化 自然環境 産業

世界遺産・大門坂 色川地区の棚田

太田の用水路

マグロ・水産加工

那智の原始林 観光・宿泊

• 宿泊者数の減少• 観光ニーズ多様化への対応

• 少子・高齢化、人口減少• 観光以外の産業育成• 公共交通空白地帯

観光

• 災害への備え• 関係人口の増加• 獣害・耕作放棄地

地域特性

強み

弱み

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

製材業の端材ホテルの食品残渣 小規模山間農業 堆肥化し有機野菜を栽培

チップボイラへ転換

地域の資源・課題 課題解決型事業

多様な観光ニーズへの対応

地域の資源✕課題で事業の創造

シュタットベルケの設立

ホテルの燃料消費

那智の滝100年の森 エコツーリズム

再エネポテンシャルの発揮

地域資源を利用した事業づくり

農村部の地域振興

都市との連係

• 小水力の電気で動くEVによる公共交通• 災害時の再エネによる電力自給

etc

他にも

地域資源・人材

ノウハウ・人材・資金

当町

都市 ◆挑戦のフィールド 自己実現、成長機会

◆関係人口の増加 “課題解決ツーリズム”◆地元の価値を再発見 シビック・プライド

再エネ・新電力行政

事業者

住民

資源循環 自然保護

出資

個々には小さく事業化は難しいが、束ねることで全体として成立させる。

収益事業(エネルギー等)で低・非収益事業(防災、公共交通等)を支える。

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那智勝浦町シュタットベルケ

資源の補完

事業の円滑な運営

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今後の事業取り組み予定

2019

事業性調査↓

計画策定

2020‐2021

2030

エネルギー 資源循環 自然保護 シュタットベルケ

構想策定

計画策定

2022‐2029

事業実施

準備会の設立↓

資源・意向調査 ⇒ 叩き台↓

住民・事業者と話合い&ワークショップ↓

2030年に向けての将来ビジョン

都市との連係

ホテル/農家連絡会↓

意向調査モニターツアー

堆肥の利用 事業体の設立

小水力、木質バイオマス熱供給、地域新電力

食品残渣堆肥の利用、農産物・ジビエの利用

那智原始林の保全、エコ・ツアー、EVによる公共交通

都市住民も交えたシュタットベルケの設立・運営

ホテルの協力

住民の協力

担い手の発掘

熊野信仰に基づいた環境調和型の暮らしで住民幸福度が高い、「環幸」のまち

設備導入

EVバス

エコツアー有機野菜

農家の協力

→↓

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

[聞取り]ホテル、製材、⽔産、JAなど

◇商⼯会説明会

資源調査◇成果報告

ステークホルダーの組織化

[踏査]農業⽤⽔路、砂防堰堤、浄⽔場など

たたき台作り

住⺠・事業者向け説明会

◇構想

HP上で公開し意⾒募集

構想の⾒直し

◇第1回 ◇第2回 ◇第3回SDGsワークショップ

◇⽊質バイオ⼩⽔⼒◇

勉強会

◇第3回協議会◇第2回協議会◇第1回協議会

◇第4回

◇住⺠・事業者向け報告会

◇第1回 ◇第2回 ◇第3回

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:AMAホールディングス株式会社活動地域 :島根県隠岐郡海⼠町

活動におけるテーマ“ないものはない”を

社会・経済・環境で体現し世界へ広げる

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

海⼠町は【ないものはない】といえる持続可能な社会へのタグボートを⽬指します

①「ありません」便利なものはなくてよい ないことを積極的に受け⼊れる②すべて「あります」⼈が⽣きていくために⼤切なものはすべてここにある③ないなら「つくる」みんなで創る過程にこそ意味がある(思い出づくり)

地域の⼈どうしの繋がりを⼤切に、無駄なものを求めず、シンプルでも満ち⾜りた暮らしを営むことが真の幸せではないか?

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地域の現状と課題

1)少数のリーダーの危機感経営の限界短距離⾛・⼈柱モデルによるリーダーの疲弊・孤⽴次世代リーダーの育成不⾜

2)単独組織のインパクトの限界⼈材採⽤・⼈材育成・情報発信での限界

3)地域内経済循環の低さ海⼠町42.9% 隠岐の島町61.8%島根県79.1%(2010年RESASより)

4)豊かな⾃然を当たり前とする低い環境保全意識と⾃然資本の荒廃農薬を使⽤しない⽥んぼの割合:1.1%住⺠⼀⼈あたりゴミの量0.41t(2009年)→0.49t(2017年)

5)地域の評価基準の⾒直し忙しくて“やった気”になっているが⼤切なことは進んでいるのか?

課 題◎⼈⼝2353⼈ ⾼齢化率41%◎本⼟から3時間 東京から8時間◎⼈⼝の流出と財政破綻の危機

◎給料カット・産業創出・⾼校魅⼒化◎H16〜29:移住者624⼈428世帯◎リーダーたちの引退と世代交代

【経済資本】◎外貨獲得産業:CAS、隠岐⽜等◎地域通貨ハーン【社会資本】◎幸福度調査◎海⼠ファン

地域の現状概要

挑戦

資源

AMAホールディングスによる島まるごと株式会社化

1)ボトムアップ型のビジョニング経営2-1)官⺠連携のコレクティブインパクト2-2)島内外の⼈を活かしきる島の⼈事部3)外貨獲得に加え地域内経済循環の向上4)環境保全意識を⾼め、

持続可能な環境資本の活⽤5)海⼠らしい豊かさ『ないものはない』

ライフスタイルの実現

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

1)地域資本(経済・社会・環境)の⾒える化・経済資本:地域内経済循環向上のために産業連関表の作成と活⽤・経済資本:地域通貨ハーンを活⽤した共感電⼦通貨eumoの実証実験・社会資本:島まるごと採⽤情報の⾒える化・環境資本:環境資源循環向上のためにマテリアルフローづくり・調査内容をまとめた海⼠町地域資本⽩書づくり

2)実施体制づくり・官⺠連携のAMAホールディングスを⺟体にコレクティブインパクトを⽣み出せる体制づくり

(コレクティブインパクトに必要な5要素 ①共通アジェンダ ②評価システム③互いの活動を強化しあう ④継続的なコミュニケーション ⑤バックボーン組織)

3)『ないものはない』のビジョン・地域の経営指標づくり

▼必要なもの▼地域経済・⼈材・経営・環境の専⾨家 + 事業を推進するプレイヤー+ 地域コーディネーター⼈件費

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

地域資本の⾒える化

実施体制づくり

ビジョン策定経営指標づくり

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇町政50周年式典新ないものはない宣⾔

◇AMAホールディングス島の経営会議ビジョン会議

評議委員準備

eumo実証実験

海⼠町版産業連関表作成

島の⼈事部 採⽤情報⾒える化 マテリアルフロー作成

海⼠町⽩書作成

経営指標会議

産業連関表活⽤会議

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:真庭市活動地域 :岡⼭県真庭市

活動におけるテーマ真庭版地域循環共⽣圏の創造

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿最上流部に位置する自治体の責務として、森里川海連携の推進再生可能エネルギー自給率100%を目指したバイオマスの多様な活用

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地域の現状と課題地域の現状 課 題

・国立公園蒜山に源流を発する旭川の最上流部に位置する中山間の杜市

・市域の8割が森林で、西日本有数の木材の集散地(「里山資本主義・真庭の挑戦」がスローガン)

◎ 地域の概要

◎ 地域の特性(強み・弱み)

・木質バイオマス発電、CLT等の新産業、生ごみ由来

の液肥の農業利用など、地域資源の循環利用の取組が評価され、SDGs未来都市に選定。「永続的な中山間地域」を目指す。

・地方創生への取組にかかわらず、人口減少と偏在化が進行。人口減少対策が最大の課題

◎ 地域資源

・森林、草原、中山間、歴史的町並み、林業・バイオマス産業、UIターン者など多様な資源があるが、市域が広域(東京都23区の1.3倍)で、有機的な連携・活用が課題(EDIT MANIWAの推進)

◎ 現状から考える地域の課題

◎ 今後取り組むべき課題

・森林資源のフル活用により、再生可能エネルギー自給率100%を目指す。

・環境学習、農業資源・草原景観の活用等による質の高い滞在型観光を推進。

・生ごみ由来の液肥の農業利用や瀬戸内海のカキ殻を利用した米づくりなど、有機資源循環や森里川海連携による農業をスマート農業技術により推進

◎ 地域循環共生圏を活用する課題

・リーサス(地域循環経済分析)を活用した「回る経済」の構築

・森里川海をテーマにした農業生産、環境保全活動等による人と資源の交流・連携・産学官金連携によるSDGs、ESGの取組の推進

・ジャージー酪農が支える蒜山の草原景観・隈研吾氏設計のCLTオブジェを蒜山高原に移設・北房のホタルや勝山の歴史的町並み・真庭なりわい塾、起農スクールなどを通じたUIターン者などの多彩な人材

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

地域循環共⽣圏推進体制

総合計画審議会市内で農林、医療、福祉、教育、地域づくり等の取組を⾏っている幅広い⽅で構成

報告 調整

森林バイオマスの多様な活⽤事業

⾥⼭・⾥海連携事業

広葉樹活⽤・地域マイクログリッド環境教育推進

瀬⼾内海との交流

多様な主体との連携のもと地域資源を活⽤し、環境・社会・経済への課題解決に向けた事業

真庭市版地域循環共⽣圏構想の策定

総合計画審議会とともに、地域資源により適切な規模の循環の形成を⾏い、【多彩な地域を、「モノ・カネ」が循環し、安全安⼼な⽣活ができる「まち」】を⽬指す、真庭市版地域循環共⽣圏構想を策定する。

ステークホルダーの組織化

地域資源の持続的な活⽤に向けて、市内外の多様な主体と積極的に連携・協⼒する体制を構築する。

構想を踏まえた実施計画の策定モデル事業として、「バイオマスの多様な活⽤事業」、「⾥⼭・⾥海連携事業」の実施計画を経済合理性と持続可能性を踏まえて、関係者とともに作成

真庭市版地域循環共⽣圏モデル事業

⾥海⽶のブランド化

⾏うこと

リーサスの活⽤(課題抽出)

⾦融機関との連携(ESG投資の推進)

流域連携(ヒトモノ交流)

真庭市SDGs円卓会議 全市をあげてSDGsを推進するため、様々なステークホルダーの参加・関与を促進

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今後の事業取り組み予定真庭版地域循環共⽣圏モデル事業

再⽣可能エネルギー⾃給率100%を⽬指して〜持続的利⽤可能な「薪炭林」の復活

海と⼭は、いのちでつながっている〜⾥⼭・⾥海連携による「真庭⾥海⽶」の展開

【ステークホルダー】・瀬⼾内かきがらアグリ推進協議会(JAグループ岡⼭、岡⼭コープ、⽇⽣漁協、真庭市、備前市等)

・SDGs未来杜市・真庭スマート農業オープンラボ(農業者、岡⼭⼤学、農業⾼校、ドローン研修機関等)

・北房まちづくり会社(ホタルを活⽤した観光地域づくり)

岡⼭県⼀の河川・旭川の源流の真庭市は、全国有数の⾥⼭の宝庫。アマモ再⽣に取り組む瀬⼾内海の漁業者と連携し、森のミネラルで育まれたカキの殻を⼟壌改良剤として⽔⽥に還元する「真庭⾥海⽶」を⽣産。この取組と連動して、⽇本有数のホタルの⾥・真庭市北房地区でホタルの住み続けられる環境づくり等を推進。また、ドローン等のスマート農業技術を活⽤したきめ細か

な防除や効果的な施肥、⼟壌健全度分析等により、環境保全型農業の「⾒える化」を推進。

間伐材・製材端材に加え、森林⾯積の4割を占める広葉樹林を⽊質バイオマス発電燃料として循環利⽤(萌芽更新)するとともに、災害時にも地域に電⼒を供給できる「地域マイクログリッド」を導⼊し、再⽣可能エネルギー⾃給率100%を⽬指す(現⾏33%)。整備された広葉樹林は、シカなどの⿃獣被害の緩衝帯とな

り、ジビエカーを活⽤し、⾼い衛⽣基準をクリアしたジビエの普及を図る。

【ステークホルダー】・森林組合、素材⽣産業者(⽊材伐採、⽣産業者)・真庭⽊材事業協同組合(⽊質バイオマス燃料調製)・真庭バイオマス発電所、笠岡市・新⾒市等の⽊質バイオマス発電所(⽊質バイオマス燃料の需要先)・中国電⼒、中国経済産業局(地域マイクログリッド)・真庭地域猟友会(⿃獣対策、ジビエ利⽤)

【里地・里山の分布(環境省)】【間伐材・製材端材の集積基地】 【移動式鳥獣解体処理施設「ジビエカー」】【SDGsをテーマにした「真庭里海米」】

【⾥⼭・⾥海連携事業】 【バイオマスの多様な活⽤事業】

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

真庭市総合計画審議会 真庭市総合計画審議会

真庭市版地域循環共⽣圏構想策定

(⾥⼭・⾥海連携事業)環境学習交流 コープ等での販売 漁業者・消費者との交流活動

(下流域との連携・協⼒)

真庭⾥海⽶の⽣産・流通の拡⼤(JA・農家・販売業者) 学校給⾷への提供 ブランド価値の向上

(バイオマスの多様な活⽤事業)

真庭市林業・⽊材産業成⻑化検討会、地域マイクログリッド検討会

地域の林業・⽊材産業、発電事業者と、技術的課題、経営収⽀等について検討

リーサス勉強会リーサス勉強会 リーサス勉強会

⾦融機関関連会議(域内ESG投資の促進)

SDGs円卓会議

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:エーゼロ株式会社活動地域 :岡⼭県 ⻄粟倉村

活動におけるテーマ未来の⾥⼭

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

未来の⾥⼭

① お⾦がきちんと回っており、⼈が無理をしていない➁ 多様な⾃然資本 → 多様な⼈の活躍の場

武内和彦・鷲⾕いづみ・恒川篤史[編]装画 松村千鶴「⾥⼭の環境学」

新しい景観/植⽣/⾃然との関わり

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地域の現状と課題

現 状 課 題◎地域の概要・⼈⼝1500⼈の⼭村・百年の森林構想◎地域の特性・移住者が多い・チャレンジ精神が旺盛・市場規模は⼩さい◎地域資源・ローカルベンチャースクール

◎現状の課題・⾃然活⽤技術を持つ⼈材

の⾼齢化◎今後取り組むべき課題・耕作放棄地の急増

◎地域循環共⽣圏を活⽤し、解決したい課題

・⼀次産業の稼ぐ⼒の弱さ

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

都市住⺠⾃然と関わりたい体を動かしたい

安⼼できる物を買いたい

村の⾼齢者⾃然を使う知恵がある

体⼒は不安⽣きがいが欲しい

村の⾃然⽥畑や森が

使われていない

★ つなげる事で課題解決 ★

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今後の事業取り組み予定

シルバーベンチャー聞き書きライブラリ作成中

百森2.0多様な森づくり

関係⼈⼝アプリ都市住⺠とのつながり作り

ぐるぐるめぐる商店ふるさと納税 → ECサイト

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇村内勉強会w/前野マドカ⽒?

◇村内勉強会w/京都⼤学 森⾥海連環学専⾨家ヒアリング

◇都市との連携会議

関係⼈⼝アプリの開発、運⽤

村内シルバー⼈材/ローカルベンチャーヒアリング

コンセプト/考え⽅ たたき台 モデル取組み計画コンセプト/考え⽅ 明確化

“つなぎ⽅”の検討 持続可能な体制検討

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活動団体名:コウノトリ定着推進連絡協議会活動地域 :吉野川流域

活動におけるテーマ持続可能なプラットフォームを⽬指して

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

○「コウノトリの舞う国⼟づくり」が実現している・複数ペアによる繁殖地が形成されている・⽇本の野外で絶滅したコウノトリの野⽣復帰の拠点となる

○環境保全につながる活動で地域経済が活性化している・コウノトリ復活にも地域経済にも不可⽋な農業の持続的発展・地場産業、観光にも環境保全の要素を取り⼊れる

○圏外(都市部)との間で、⼈・物・⾦の循環が盛んになっている・コウノトリを指標とした環境を創る活動に市⺠、企業が参加・活動資⾦を確保するしくみを確⽴・地域循環共⽣圏を⽀える持続可能なプラットフォームを構築

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地域の現状と課題

地域の現状 課 題

○3年連続で繁殖成功し、飛来数も増加

○環境にやさしい農業の取組が増加

○地域資源

・農水産物(れんこん、なると金時、梨、すだち、鳴門わかめ、鯛)

・伝統的産業(塩、酒、大谷焼)

・観光資源(鳴門海峡のうず潮、四国遍路の一番札所)

2014 2015 2016 2017 2018

104ha

60戸

24戸

50ha

2016 2018

同時最大羽数

24羽

エコファーマー+特別栽培

○繁殖ペアは1組で繁殖地としては極めて脆弱。複数ペアによる安定した繁殖地の形成が必要。

○農業は地域の基幹産業だが、担い手の確保に不安も。農業をより魅力のある産業とし、地域の担い手確保の一助とする。

○環境を核に、農業、地場産業、観光などの地域資源を結んで最大限に活用する。

○地域共生圏外(都市部)から地域内へ、人と金の流れの促進。

○これらの活動に必要な人材育成と資金システムを構築するためプラットフォームの強化。

ステークホルダーの増加、充実策として、

・コウノトリ協議会の構成員である、行政、大学、農業団体、野鳥団体、商工会に加え、地元の金融機関、製造業、観光業などの企業を巻き込み、活動に必要な資金システム構築と人材確保を目指す。

必要な推進機関として、協議会コアメンバーを中心としたNPO法人を設立し、企業等をNPOの賛助会員とし、資金、マンパワー、ノウハウを提供してもらう。

・国交省の組織吉野川流域コウノトリ・ツルの舞う生態系ネットワーク協議会と連携して、河川整備に伴う地域ぐるみでの環境再生事業に参画し、地域団体や企業との連携強化を目指す。

・農水省の日本型直接支払い制度を活用し、コウノトリ等を指標とした農村地域の環境保全を担う実施主体を育成、支援する。

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

○新設NPO法人による活動強化(設立申請済)

<新規事業>

・SDGsの視点を取り入れた参加企業等の募集・HP、情報誌による情報発信・農水省の直接支払い制度を活用したビオトープの増設・「県コウノトリ里親センター(仮称)」整備計画に参画

<強化事業>

・複数ペアの繁殖に必要な営巣場所の確保・足環装着関連事業の受託 ・観察会、各種ワークショップの実施・エコツアー実施事業体の編成(観光業者、地域商社等)

○他組織との連携による事業実施・吉野川流域コウノトリ・ツルの舞う生態系ネットワーク協議会(国交省)・みどりネット(農水省関係)・自治体、自治会、環境保全活動組織、社会奉仕団体、他のNPO法人、等々

○地域共生圏外(都市部)との連携、交流・・・人、物、金の流れ・「コウノトリれんこん」や関連商品の販路拡大、観光、エコツアーの集客に協力を得られるステークホルダーの獲得(地元の銀行、事業者等が協力)

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

v

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇NPO設⽴総会、設⽴申請 ◇NPO成⽴

参加企業・個⼈(賛助会員)の募集◇NPOのHP運営開始

れんこん関連商品の取引事業者の掘り起こし(地元銀⾏・JA)

◇協議会総会でビジョン策定について共通認識

◇協議会総会でビジョン協議

◇ビジョン策定に係る先進事例調査

ビジョン策定WS(NPOが企画・運営) ビジョン策定◇

エコツアー実施事業体づくり、計画協議

国交省等関連組織の会議

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:宗像国際環境会議実⾏委員会活動地域 :福岡県宗像市活動におけるテーマ“常若“な地域社会を⽬指して!

〜海の鎮守の森構想〜

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

元祖国際都市である宗像市は、環境・観光地域づくりを⽬指し、国内外から、宗像の歴史、環境、⽂化、⾷を求めて訪れる⼈々が増えている。・・・来年度DMO取得、2年後エコツーリズム、ヘルスツーリズム本格的始動。

海⼥の発祥地である宗像鐘崎の海には、海藻が繁茂し、海⼥漁に従事する若者も増え、宗像ブランドが確⽴され、若⼿漁師も漁業を続けている。・・・来年度⼤島漁師に⽔産⾼校卒業⽣就職、2年後地域おこし協⼒隊2名海⼥業従事

宗像の地産地消エネルギーの取り組みが進み、地域の未利⽤資源(例えば牧場からの糞尿、⿂加⼯の残渣、漂着ゴミとしての海藻など)を活かしたエネルギー事業が始まる。・・・来年度環境省モデル事業取得による取組み本格始動

宗像国際環境100⼈会議が、より市⺠、全国、国際的にも認知され、“環境のダボス会議”と呼ばれるようになり、継続的に開催されている。・・・今年度のべ参加数1000名、来年度3000名に。(現状800⼈)

「海の鎮守の森」基⾦が広がり、宗像の環境を保全するネットワーク(企業、⾏政、研究機関、メディア、NPO、学⽣など)の⽀援、活動、事業によって環境保全活動が持続可能な状況になっている。・・・来年度100万円、再来年度100万計300万円原資により⼀般社団法⼈化へ。

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地域の現状と課題

◎活動地域の概要・⼈⼝10万⼈弱の中都市・農業45億、漁業27億・村(離島)町市の合併都市・釣川を軸に森川⾥海が⼀体◎活動地域の特性・⽔産業は全国平均の4.3倍・⼆⼤都市福岡北九州の中間・世界⽂化遺産登録地域・観光DMOは未整備◎活動地域にある地域資源・宗像⼤社の歴史、⽂化・全国有数道の駅むなかた・世界に繋がる⽞界灘の海・環境会議のネットワーク

地域の現状◎現状から考える地域の課題・漁業を取り巻く環境変化・持続可能な観光の取組体制・脱炭素社会へのリーダーシップ◎今後取り組むべき課題・世界遺産の活⽤と維持管理・DMO候補法⼈からDMO・エネルギーの地産地消◎課題の中で地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題・宗像版脱炭素社会モデル構築・エコツーリズム等持続可能な観光・海の鎮守森構想の実⾏プラン

課 題

地元漁師(宗像鯱の会メンバー)、海⼥(地域おこし協⼒隊)、旅館(国⺠宿舎)、ゲストハウス(⼤島の古⺠家)、海藻加⼯会社(アカモク加⼯)と連携した宗像ならではの環境・観光地域づくりプログラムの開発。今年度は、その内容をフリーペーパー(約10万部発⾏)、SNSを通じて、告知。海外旅⾏会社とも、宗像旅⾏商品造成を⾏う。◆宗像国際環境会議実⾏委員会参画企業のSDGs×地域環境団体、地域事業者のコーディネイト。企業の技術⼒、⼈的資本、資⾦⼒、ネットワークを活かし、地域の事業者、環境団体などの課題を共有し、まずは8⽉開催の宗像国際環境100⼈会議分科会にて、セッション⾏ない、実⾏に繋げていく。

◆すすき牧場から排出される糞尿を活⽤した地域エネルギー事業の可能性について、関係者との会合を⾏ない、今年度は提⾔をまとめ、来年度施策に反映。

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

宗像鐘崎・⼤島でのエコツーリズムヘルスツーリズム事業・・宗像鯱の会、観光協会連携

宗像国際環境100⼈会議からSDGs未来都市への展開・・宗像市役所、各参画企業

◆脱炭素社会を⽬指した地域エネルギー事業FS(フィジビリティ・スタディ)・・有志によるプロジェクトチーム

SDGs(企業)×宗像 未来予想図

6

キリンビール×

宗像漁協

宗像魚のブランド化推進サステナブルな漁業のPR飲食店等とのマッチング

TOTO×

NPO法人/学校

水環境基金を通じたNPO支援

節水の授業の学校への実施

シャボン玉石けん×

宗像市・漁協・離島

無添加石けんを一定期間、一定エリアの地域に提供、

その期間、水質調査、

海藻調査を行う。

今後の可能性(抜粋)

トヨタプロダクションエンジニアリング

×海女

海中映像の撮影による藻場の変化の監視

日本環境設計×

宗像市・小売店など

市内プラゴミを使ったマイバック等の製作配布

市内プラゴミ削減

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(情報共有先として久留⽶市/うきは市)

活動におけるテーマ⽵活⽤産業育成システム構築による

⽔源⾥⼭の保全と都市との循環共⽣圏づくり〜「筑後川流域・循環共⽣ネットワーク」(SDGsおよび適応策モデル)を⽬指して〜

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:⼀般社団法⼈ 九州循環共⽣協議会活動地域 :福岡県朝倉市

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿〜「筑後川流域・循環共⽣ネットワーク」 (SDGsおよび適応策モデル) を⽬指して〜

温暖化適応策 竹利用有機農業 酵素風呂 水源里山保全 水源涵養

里山保全ボランティア 竹活用農産品・観光 自然共生理念の共有

① 自然と共生した「水源里山保全型産業」と都市の消費者との広域連携地域社会

② 平成29年に経験した激甚災害に学び、適切な里山の利用と保全がなされた災害の少ない地域社会

③ 住民・企業等が参画した地域社会づくり

【情報発信・機会提供】水源里山の状況発信保全取組としての生業

【水源里山保全参画】

水源里山保全型商

品サービス提供

消費者のボランティ

ア体験

福岡都市圏広域行政事業組合「流域連携基金事業」HPより

水資源に恵まれない福岡都市圏(ピンク) 災害が多い筑後川流域(イエロー)

朝倉市うきは市

久留⽶市

福岡市

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地域の現状と課題

地域の現状 課 題◎活動地域の概要⼈⼝の減少働く場が少ない

◎活動地域の特性(強み・弱み)筑後川とその⽔系が流れ、肥沃

かつ平坦な農地が広がる。

◎活動地域にある地域資源未利⽤資源としての⽵、および、

肥沃かつ平坦な農地

空き家を含む稼働率の向上が望まれる施設や温泉

有機栽培農産物、ならびに、そのノウハウ保持者

◎現状から考える地域の課題新たな産業の育成と需要の開拓◎今後取り組むべき課題発想転換、地域資源の⾒つめな

おし◎地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題地域資源産業の育成都市圏とのヒト・モノの交流関

係構築環境問題やSDGsといった都

市圏需要側と共有。必要な情報の発信共鳴できる価値観を産業へ反映。

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために管理放棄(放置竹林)

■竹藪の拡大■生物多様性の喪失■水源涵養機能の低下■土砂災害の可能性■不法投棄の温床■猪の隠れ場所(農業被害など)

自然資源の活用が「お仕事づくり」に。(アンダーユースによる里山荒廃の抑止に)★多様な植物の再生と生物の保全★里山保全・景観保全★水源涵養機能・防災(地滑り抑制)★獣害軽減

厄介者を素材活用へ

パウダー状竹チップ

竹やぶは過疎化を加速

竹やぶに飲み込まれる家屋

整備後は、メンマ・酵素風呂など産業創出

◆1次粉砕竹の買取で伐採を推進 ◆定年後の有料ボランティア(森林組合、自衛隊等) ◆農閑期の肥料づくり兼ねた副業 ◆体験ボランティア

プロセス 取組 関係者名 アプローチ・協働内容

① ロケーション(竹やぶ)決定と、整備後の活性化を住民と協議

福岡県竹林オーナー制度を活用 (福岡県・朝倉市と相談中)

■竹やぶ該当地域の区長などを窓口に協議(市が仲介)予定

■伐採範囲と整備後の活性化策(メンマ・竹ぬか漬物・酵素風呂など)を区長と協議予定

活性化策(メンマ・竹ぬか漬物・酵素風呂など)準備

教育用テキストを作成。開講は次年度

■メンマ・竹ぬか漬物の市民向け講座で有名な日高氏(糸島市)の協力確認済■酵素風呂「酵素庵」経営者・金森氏(熊本市)の協力確認済

② 竹伐採促進策としての

伐採竹(パウダー状竹チップ)買取システム試行

■チッパー無償貸出

■住民やボランティア等伐採者へ買取・支払

■チッパーメーカーからレンタル(協議完了)■ボランティア募集(自衛隊OB団体、住民、農家など)予定【備考】買取った竹チップは肥料用に嫌気発酵、希望者(農家)にて試用。

■竹チップ肥料登録の検討■肥料使用農家向け説明会開催準備

■協力者「たまな」は千葉県知事登録済。協力者より助言得る予定■「たまな」の事例に倣い県や市の協力を得、農家向け説明会準備

― 販路開拓に向けた取組み(準備)。ふるさと納税大手サイトが運営するクラウドファンディングと協議中。商品などは販売でなく返礼品(予定)

■福岡都市圏CSR企業

■福岡都市圏広域行政事業組合(全て予定。クラウドF準備次第で適宜提案)

■水源里山保全の取組の説明予定

■寄付(ふるさと納税)・投資(クラウドF)へ協力依頼予定

〜多様な⽤途開発に有⽤なチップ。流通システム(ハード⾯、ソフト⾯)の構築が⼤前提〜

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今後の事業取り組み予定【安定的経済循環に今後必要なもの】

安定的消費、担い手育成、プラットフォーム(営業・発信・連携)、資金(貸出用チッパー・粉砕竹買取運営など)

集塵機能付きチッパー

陽が差さない。光を求め地下茎が拡散(侵食)

草も生えないガチガチの土壌

二次粉砕 酵素風呂(砂風呂の様に竹パウダーを利用したリラクゼーション)

プラスチック成形材(植物配合抗菌樹脂)

嫌気発酵の肥料と無農薬野菜

竹チップぬか床・メンマ

「竹利用=水源里山保全=水・空気の供給」の意義に賛同

陽が差す。浸食防止。多様性保全。水源涵養機能低下防止。

ふるさと納税

クラウドファンディング

次年度の取組

水源里山保全型の商品

消費による間接参画X販売

〇返礼品

寄付

投資

一次破砕

図中の 二次粉砕機を活用し、既に、竹を配合したプラスチックが生産されている。流域への工場誘致に向け、近隣市を交えた共同研究会を設置したい。

廃校活用など既に引き合いあり

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻

き込み

【県農林事務所・朝倉市】と「⽵林オーナー制度」進め⽅確認・ロケーション候補決定

【チッパーメーカー(㈱⼤橋)】とレンタル期間決定【伐採ボランティア】(住⺠/企業等)決定買取価格・⽇程決定。

【「ロケーション該当区⻑】と伐採エリアの境界線確認、活性化策(メン

マ・竹ぬか漬物・酵素風呂など)準備

【伐採ボランティア】から竹チップを買取。嫌気発酵し肥料化。【AGSA<注>】にて肥料として試用。アンケート入手【県普及センター/朝倉市】と情報共有

【講師2名】と教育用テキスト作成(開講は次年度)

【「たまな」】の助言を得、肥料登録申請作業の準備

スケジュール(令和元年度)

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

「水源里山保全型産業を通

じた、サステナブルな水の

利用」

◇シンポジウム

①ロケーション(竹やぶ)決定と、整備後の活性化を住民と協議

②竹伐採促進策『伐採竹(パウダー状竹チップ)買取システム』試行

<注>AGSAとは朝倉農業⾼校の跡地で、有機栽培農家を育成する学校を運営。株式会社 アグリガーデンスクール&アカデミー福岡・朝倉校

「3市副市長+福岡都市圏組合の座談会」に向けた調整、9‐10月開催目標

テーマは、「水源里山保全型産業の振興を通じた、サステナブルな水の利用」

【備考】「たまな」他、本事業協力者プレゼンも行う。翌日には3市内の農家向け「竹肥料事例紹介セミナー」も企画

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:⿅島市ラムサール条約推進協議会活動地域 :佐賀県⿅島市

活動におけるテーマ「環境と産業の調和」から「有明海再⽣」に向けて

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

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地域の現状と課題

◎活動地域の概要• 佐賀県⻄南部に位置し、有

明海に⾯した⼈⼝約30,000⼈の都市。

• H28〜30地域循環共⽣圏構築検討業務実証地域として活動

◎活動地域の特性• 森⾥川海が⼀体となった⾃

然豊かな町◎活動地域にある地域資源• ラムサール条約登録湿地「肥前⿅島⼲潟」• 重要伝統的建造物群保存地区「肥前浜宿」

地域の現状◎現状から考える地域の課題• 有明海の環境悪化• ⼈⼝減少が県平均よりも進

んでいる。◎今後取り組むべき課題• ⼈々の関⼼を有明海に向ける• 環境と産業の調和◎課題の中で地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題・有明海の環境改善・環境と産業の調和

課 題

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

下水道事業

環境と産業の調和

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今後の事業取り組み予定

•ラムサールブランド認証品の品数増と出⼝戦略

⇒基⾦の増•市内イベントの活⽤による経済効果増⇒観光客誘致•下⽔道事業とのコラボによる、環境と産業の調和

⇒農協・漁協の取り込み、企業誘致※ 今後必要となるのは・・・・マーケティング

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

環境と産業の調和

交流人口の増加

◇関係部署との意⾒交換会ラムサール・下⽔道・農林⽔産課・商⼯観光課

◇⿅島市・佐賀市・荒尾市連携会議②

◇⿅島市・佐賀市・荒尾市連携会議③

◇関係団体との意⾒交換会ニューツーリズム協議会

◇有明海勉強会で報告◇関係団体との意⾒交換会

⾦融機関との連携

◇関係部署との意⾒交換会ラムサール・下⽔道・農林⽔産課・商⼯観光課

◇推進協議会へ諮る

部会や⼥性のワークショップでの検討

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活動団体名:熊本県⼩国町活動地域 :熊本県⼩国町

活動におけるテーマ地熱とバイオマスを

活かしたまちづくり

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿・2030年に向けて、今描いている将来ビジョン

地域資源(地熱と森林)を活かした循環型の社会と産業を創出し、将来にわたって持続可能な町

・2030年のあるべき姿

経済⾯▶▶町が主体的に⾏う地域資源の有効活⽤を実現するまち- 本町が参画する地域PPSによる発電事業や、町内事業所及び家庭向けの熱供給事業など、豊富

な地域資源を活⽤した事業展開を推進し、持続可能な経済システムの確⽴・活性化を⽬指す。

社会⾯▶▶SDGs推進のための研究・交流拠点整備と新産業が創出できるまち

- 旧⻄⾥⼩学校を活⽤したエネルギー研究・交流拠点を整備し、産官学⾦労⾔による地域資源の活⽤に関する調査研究活動、町内外の⼈的交流を促進することで、SDGsの担い⼿となる地域⼈材の育成や、新たな地域産業の創出を促すほか、交通インフラをはじめとする⽣活基盤の維持・拡充にも取組、持続可能な地域コミュニティの実現を⽬指す。

環境⾯▶▶町内が⼀体となって低炭素⾏動ができるまち- SDGsの普及・啓発により、町⺠⼀⼈ひとりが主体的にエコ活動を推進する⾵⼟を醸成し、再

⽣可能エネルギーの利⽤促進、森林資源の保全・有効活⽤など、町⺠・町内事業者が⼀体となった低炭素⾏動に取組、町全の環境負荷低減を⽬指す。

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地域の現状と課題

◎活動地域の概要・⼈⼝7,200⼈・⾯積137㎢・H25 環境モデル都市・H30 SDGs未来都市◎活動地域の特性(強み・弱み)

・観光資源(温泉・⾃然)・電⼒⾃給率◎活動地域にある地域資源・地熱・森林(総⾯積の78%)

地域の現状◎現状から考える地域の課題・地域産業の空洞化・コミュニティの崩壊◎今後取り組むべき課題・地熱資源の多⾯的活⽤・森林資源の⾼付加価値化

による事業性向上・公共交通システムの維持

と拡充◎課題の中で地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題・⼈⼝減少の⾷い⽌め・GDPの増額

課 題

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

町内

各団体

地域

住民

地域PPS

再エネ開発業者(町内)

教育

機関

金融

機関

公的研究機関

JOGMEC

民間コンサルタント

民間シンクタンク

民間

企業

マス

コミ

多様なステークホルダーによる会議体の設置◆住⺠:SDGs未来会議

⇒ ⾏動、推進主体、意⾒出し、検討◆⾏政:SDGs推進職員会議

⇒ ⾏動、推進主体、意⾒出し、検討◆企業:ネイチャーエナジー⼩国㈱

⇒事業主体◆⾦融:肥後銀⾏、熊本銀⾏、JA

⇒資⾦供給◆有識者:アドバイザリーボード

⇒技術的専⾨⽀援、助⾔、運営⽀援

地域コンソーシアム⼩国町SDGs未来都市デザインセンター(仮称)

事業化ヴィーグルの設置

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今後の事業取り組み予定

1.持続可能な町になるための社会システム実装・町の資源を有効活⽤しながら、社会⾯、経済⾯、環境⾯の取組を有機的につなげ、

「⼩国町ならでは」の、持続可能なエコシステム=まちづくりの仕組みを構築し、実践実装していくことがゴール。

・エコシステムが⾃律して動くこと、根付くことを⽬指す。

2.社会システム=事業化ヴィーグルの⽴ち上げ・このエコシステムで最も重要な役割を担うのが、「エネルギー研究・交流拠点」の

運営機能(事業主体)。・町内外の⼈的交流、経済的交流、ノウハウの蓄積等を⾏い、SDGs未来都市に位置

づけられる様々な事業を「創発・プロデュース」していくことになり、地域の経済循環を⾃ら事業主体となってけん引していく事業主体(ヴィーグル)が必要。

3.官⺠連携による事業化及び事業化ヴィーグル組織・今までの取組を含めて、①町内複数のプロジェクトが有機的に連携し、相乗効果を

⽣み出すことや、②町⺠、町内事業者、町(⾏政)が参画・連携することで、地域経済への効果を最⼤化していくことが課題。

・官⺠連携による事業化ヴィーグルを⽴ち上げることで、町のグリップ(ガバナンスが効く状態に)すること及び町⺠、町内企業との着実な連携を図る事業推進体制及びスキームの実現を⽬指す。

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇アドバイザリーボード委嘱

◇SDGs推進職員会議 第1回 ◇第2回 ◇第3回◇全国⽊のまちサミット

ビジョン策定

アドバイザリーボードとの協議

◇SDGs未来会議 第1回 ◇第2回 ◇第3回

企業等との連携調整

マスコミとの連携

ビジョン検討

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環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動団体名:熊本県、南阿蘇村活動地域 :熊本県南阿蘇村

活動におけるテーマ湧⽔や⾃然景観を活かした地域活性化

都市●草原再生などによる自然資源を活用した

サービスの提供・草原維持による地下水涵養・放牧牛(赤牛)や湧水を活用した特産品の提供・自然景観の維持によるQOL向上

●自然資源維持に向けた資金・人材などの提供・野焼きボランティアへの参加・特産品の購入・消費・観光客として地域経済活性化

南阿蘇村●自立分散型社会・潜在的な地域資源の活用・新たな地域資源の創出及び特産品開発による産業化・観光資源として磨き上げられた自然景観と牧野の維持

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

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○世界に誇る広大な草原景観・火山景観・国立公園の指定、世界ジオパーク登録や世界農業遺産認定⇒さらに、世界文化遺産をめざす

○草原を源とする豊かな湧水・熊本都市圏100万人の水資源の供給源⇒さらに、九州の水がめとして6本の一級河川の源流域として約230万人の生活を潤す

○2016年4月熊本地震の発生・阿蘇地域は甚大な被害を受ける → 観光業及び地域農業の衰退

○地域の社会状況変化・畜産業の衰退、野焼きの担い手不足・高齢化 → 草原維持の危機、草原面積の減少

危機

○大きなポテンシャルを最大限活かす・観光や農業のブランド化・草原の新たな資源化・商品化

現行の取組みを有機的につなげる地域の強み

を発揮

地域の現状

地域の現状と課題

【南阿蘇村の地域資源】・阿蘇の自然がつくり出す四季折々の風景や草原に囲まれた自然景観、草原が提供する生態系・豊富な水資源に恵まれ、水稲やそば、あか牛に代表される農畜産物 など

環境省・熊本県・東海大学の三者(南阿蘇村は立会人)により、「阿蘇地域の創造的復興に向けた地域循環共生圏の構築に関する協定」を締結

平成30年(2018年)1月17日

今回の事業を三者協定における地域創生プロジェクトの一つに位置付け、熊本県、南阿蘇村及び東海大学が相互に連携し、取り組んでいく

【地域コンソーシアム構成メンバー(案)】熊本県、南阿蘇村、東海大学、地銀、企業、NPO、住民代表(区長) など

・地域創生プロジェクト(南阿蘇村黒川地区創造的復興プロジェクト)を昨年度から実施

・本年度から研究プロジェクトもスタート→2019年4月20日キックオフミーティング開催(草原学習館)

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

・国立公園満喫プロジェクト・阿蘇草原再生協議会・三者協定に基づく研究プロジェクト など

協力・連携

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今後の事業取り組み予定○サブテーマ1 ~草原再生・地下水涵養~

(取組内容)・草原維持の必要性の周知及び野焼き再開に向けた取組み・草原が育む生態系の保全及び観光資源の維持・草原の新たな地域資源(カヤ材、飼料、肥料)としての活用

(目標)・草原再生による地下水涵養、観光資源の維持、牧野の限定的な観光利用の推進

・新たな地域資源(カヤ材など)の経済価値向上

(想定される効果)・草原維持・再生、地下水保全、地域内への観光入込客数増加・新たな地域資源の創出による産業化、地域活性化

○サブテーマ2 ~湧水等を活用した特産品生産と都市農村交流~

(取組内容)・湧水を活用した特産品開発(水前寺のり、ミズゴケ、やまめなど)・農畜産物のブランド化と都市農村交流

(目標)・南阿蘇村ブランドの特産品開発による収益拡大・国立公園満喫プロジェクトと連携した体験農業や観光農園、農家民泊などのグリーン・ツーリズムの推進

(想定される効果)・農家の収益拡大による新規就農者の増加・都市圏との交流促進による地域活性化

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇地域コンソーシアム設置地域コンソーシアムを定期的に開催

◇サブテーマ1に係る課題整理

◇テーマごとの対応案整理(サブテーマ1)・課題解決策検討

(サブテーマ2)・商品化等に向けた検討

◇サブテーマ2の進捗状況把握◇テーマごとのビジョン素案策定

◇テーマごとのビジョン策定

◇テーマごとにステークホルダー検討

◇サブテーマ2のステークホルダー組織化

◇サブテーマ1のステークホルダー組織化

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活動団体名:徳之島地区⾃然保護協議会活動地域 :⿅児島県徳之島

(2020年 世界⾃然遺産推薦地)

活動におけるテーマアマミノクロウサギと共⽣する持続可能な世界⾃然遺産のシマ

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

自然環境保全

アマミノクロウサギと共生する持続可能な世界自然遺産のシマ

環境配慮型農業

基金

世界自然遺産ブランド

地域そのものをブランド化

認定 情

報発信

地域活性化子どもたちが誇りに思う島

支援 支援

商品の高付加価値化

エコツーリズムの推進

亜熱帯性気候を活かした

農作物クロウサギなどの希少種

他地域 民間企業等

企業CSR活動受入等民間との連携

共同販促等他地域との連携

環境教育・食育・食害対策など

連携・融合

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地域の現状と課題

◎地域の概要⿅児島県の離島,⼈⼝約2万3千⼈世界⾃然遺産推薦地,⾼い出⽣率基幹産業農業

◎活動地域の特性強み アツクナリヤスイ島弱み サメヤスイ島

◎活動地域にある地域資源⾃然,農作物(サトウキビ・バレイショ・熱帯果樹等) ⽂化・歴史(闘⽜)

地域の現状◎現状から考える地域の課題⾃然:地域住⺠の理解・認識不⾜農業:地理的条件による不利性,販促

⼒の弱さ共通:希少種による⾷害等による軋

轢や連携不⾜

◎今後取り組むべき課題2⼤地域資源である⾃然と農業の連携

◎課題の中で地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題・世界⾃然遺産ブランドの⽴ち上げによる農業の⾼付加価値化

・ブランド利益を活⽤した⾃然保護基⾦の⽴ち上げ

課 題

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

フロー 関係者・ステークホルダー

自然保護関係者と農業関係者による協議(現状の課題整理や方針の話し合い)

関係行政機関・自然保護団体農協・各生産者組合等

地域コンソーシアムの立ち上げ 関係行政機関・自然保護団体・農業関係団体・観光関係団体・経済関係団体等

ブランド化に向けた具体的協議(例:くろうさぎかじっタンカン・黒うさぎ黒糖など)

地域コンソーシアム

情報発信・販路拡大へ向けた協議地域コンソーシアム

地域おこし協力隊や他地域との連携

ブランドの確立・自然保護基金の運用 地域全体

自然と農業の連携による高付加価値化により経済活動と自然環境保全が循環する持続可能な世界自然遺産のシマの確立

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今後の事業取り組み予定

地域の現状、課題、現在の取組状況を踏まえ、今後本事業をどの様に取り組んでいくか。(具体的な事業内容)〇徳之島に適した環境保全型農業のあり⽅検討。〇世界⾃然遺産ブランド⽴上げ。〇SNS等による広報周知。販路・販促⽅法の確⽴。〇ふるさと納税との連携。〇⾃然保護基⾦の⽴上げ。〇基⾦を活⽤した環境教育活動や希少種による⾷害対策、農産物での⾷育など。〇企業CSR活動受⼊やニーズ調査等での⺠間知⾒の活⽤・連携〇他の世界⾃然遺産地域や環境保全型農業推進地との連携。

地域循環共⽣圏を構築する上で、今後必要となるものは何か。〇中⼼となる⼈物。(地域コーディネーター)〇地域の理解、協⼒。〇ビジョン達成までのプロセスの共有化。〇先進地事例や専⾨的⽴場からの助⾔

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇事業の中⼼となる⼈物の抽出

◇事務局設置◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇ステークホルダーへの声かけ

◇関係機関を交えた第1回意⾒交換会

◇関係機関を交えた第2回意⾒交換会

◇第1回以降交換会を踏まえたステークホルダーへの声かけ

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活動団体名:宮古島市活動地域 :宮古島市

活動におけるテーマエコアイランド宮古島における

地域経済循環の確⽴

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿エコアイランド宮古島「千年先の、未来へ。」5つのゴールと地域経済循環の実現で⽬指す“いつまでも住み続けられる豊かな島”

エコアイランド宮古島宣⾔2.0 5つのゴール エコアイランド宮古島 概念図

【第3レイヤ】~暮らし~

IT/AI活用・IoT健康管理・家事時間短縮

【ベース・レイヤ】~自然資本~

●地下水

●サンゴの海

●森林

●湧水

【第2レイヤ】~人工資本~

地下水水質・農業対策・畜産対策・生活排水対策

固有種保全・外来種対策・土地利用対策

サンゴ被度・地下水保全・海浜利用改善・温暖化対策

CO2排出削減

●ライフライン ●道路・港湾

●ごみ処理

●余暇(時間)

●安心・安全

●便利

●水道

●消費●健康

●地域経済循環

エネルギー自給率向上・省エネ・再エネ拡大

●エネルギー

エコツーリズム・自然体験・歴史文化体験

市民発電事業・市民ファンド・地域活動支援

コミュニティビジネス・地域資源活用・地産地消・地域環境・文化継承

労働力供給日本本土アジア諸国

●生産/所得

そば栽培・地下水保全・地力増強・食糧確保

観光⇔農水産業・地域食材提供・加工業連携

ごみ排出量削減・厨芥類・紙・布類・脱プラ

経済循環促進・地域通貨・独自税制等

脱プラ・3R促進・古紙回収sys・紙レジ袋

●伝統文化

●大気

●教育●移動・交通

●住宅

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地域の現状と課題

◎離島沖縄本島から300km◎すべて地下⽔に依存◎地下ダムによる農業展開◎サンゴなど⾃然の魅⼒による観光振興

◎エコ施策の推進体制

◎観光客の急増(店舗混雑等)→リゾート開発増→住宅不⾜→家賃⾼騰

◎ 「バブル」と⾔われる中、恩恵の実感が乏しい。

◎経済の実態把握が未着⼿

地域の現状◎観光に対するネガティブな感情が広まりつつある。

◎経済的な恩恵を市⺠に繋げ、市⺠⽣活の改善へ繋げる必要。

◎「環境」や「経済」のみならず、「暮らし」の豊かさを再定義する必要。

◎まずは地域経済循環の分析を⾏い、好循環を⽣み出す仕組みづくりに着⼿。

課 題

地域経済の分析は必要だが、分析のみでは解決に結びつかない。結果を踏まえ、市⺠や関係団体等と問題意識を広く共有する必要がある。また、共有化された問題意識をベースとして、具体的な対策を⽴案し、暮らしが豊かになるイメージを共有することが重要。

本市には、各地域の⾃治会を基礎として、コミュニティに強い繋がりがあるため、⾃治会単位での巻き込みを想定。

また、対策の具現化に向けては、地域における企業や⾦融機関との連携が重要。

近年の社会的変化から派⽣する様々な課題があることから、解決策を新たなビジネスチャンスに繋げていく。

実⾏にあたっては、地域経済循環に資するファイナンススキーム(ローカルファイナンス)の仕組みを取り⼊れていく。

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

地域の現状、課題を共有するためのプラットフォームとして、市⺠協議会を設置する。地域経済分析や新規プロジェクト検討の状況、先進地域のローカルファイナンスモデル等について、協議会で共有。エコ推進計画の更新作業と連携。庁内勉強会と市⺠協議会で、官⺠双⽅から課題出し。

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

協議会の立ち上げ

フォーラム開催

フォーラム開催

ワークショップ開催

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活動団体名:国頭村役場活動地域 :国頭村内

環境で地⽅を元気にする地域循環共⽣圏づくりプラットフォーム事業

活動におけるテーマ豊かな⾃然を活かした地域産物の付加価値化と地産地消の推進

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の姿

くんじゃん

国頭村の中⼼産業である農林漁業を軸に、持続的な⾃然環境と地域社会の両⽴、世界⾃然遺産に値する⾃⽴分散型社会へ!国頭村は、2020年の世界⾃然遺産登録を⽬指し、

これを好機に、⾃然豊かな「やんばる3村」という場所を活かした

○地域資源「国頭だからある産物」を地域から発信・消費促進

○将来的には2030年を⾒据え、産学官連携などによる環境配慮型の産物に対する追加的な付加価値化の前進

に取り組んでまいります。

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地域の現状と課題

◎国頭村の概要沖縄島最北端に位置し、世界⾃

然遺産候補「やんばるの森」の⼤部分を有し、森⾥川海の全てがそろう『森と⽔とやすらぎの⾥』。

◎国頭村の産業の強み農林業が建設・サービス業と並

んで⾼⽔準の村内純⽣産。その中で『畜産』が産出額の3/4を独占。

◎国頭村にある地域資源豊かな“⾃然環境”と産業を含め歴史深い“地域社会”

地域の現状◎現状から考える課題・加⼯農産物ほぼない・村内消費(観光・⾷育等)少ない・希少種との軋轢あり

◎今後取り組むべき課題地産地消・村外消費促進

→安定需要・供給→追加的価値へ

◎地域循環共⽣圏を活⽤し、解決しようと考える課題⾃然環境などの特性を活かした

『国頭物』付加価値化と地産地消

課 題

くんじゃんもん

具体的には…地域資源「国頭だからある産物」を地域から発信・消費促進

を⽬指して…

「地産地消」といってもどこから始める?オクマプライベートビーチ&リゾートや物産センターなど

⽣産者から「いただきます」「ごちそうさま」が⾒える場所どのような仕組みでアプローチしていく?「国頭村地産地消推進協議会」を活⽤して

『国頭物』の付加価値化に関する⽅針を検討どのような⼈を巻き込んでいくか?安定需要と安定供給に関係する⽅々+付加価値化の⼿法について⻑けている有識者なども

地域循環共⽣圏を活⽤して⽬指す地域の実現のために

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今後の事業取り組み予定

地産地消の促進、⾷育の推進⾃然環境を活かした農林漁業産物の付加価値化:世界⾃然遺産候補は、特⾊の異なる4島(やんばる3村、⻄表島、奄美⼤島、徳之島)から成るため、相互連携が重要

各種⼩売店のみならず、ふるさと納税返礼品やネットショッピング等を通した地域外消費の増強

安定的な需要と供給・農産物の加⼯品開発

周辺環境に配慮した産物の検討・開発と追加的価値の導⼊、環境保全対策との連携

スケジュール(令和元年度)

4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉

事業全体の予定

ビジョンの策定

ステークホルダーの巻き込み

◇請負業者決定

◇キックオフミーティング◇事務局設置

◇成果発表会現地意⾒交換会

◇中間報告書提出期限活動団体成果報告書提出◇

◇シンポジウム

◇地産地消推進協議会第1回開催

(地産地消の促進・安定供給に向けた課題整理)

普及啓発資料(Webコンテンツ・チラシ等)の制作

◇協議会第2回開催(今後の付加価値化の⽅針検討、各種情報共有)

◇協議会第3回開催(付加価値化の⽅針決定、各種情報共有、対外情報発信等のキックオフ)

◆有識者招聘(付加価値化・ロゴによる意識醸成を⽬指して)

◆現地視察

地元企業との連携調整地元企業との連携調整

⽣産者との意⾒交換⽣産者との意⾒交換

企業連携による地産地消の実績構築企業連携による地産地消の実績構築

商⼯会や地元店舗との連携調整商⼯会や地元店舗との連携調整