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1608-1000-J FXSS（DO927） Printed in Japan

高度情報マネジメント統括本部セキュリティープロジェクト部

2009年 第57回 電気科学技術奨励賞 受賞2010年 第2回 レーザー学会産業賞「奨励賞」受賞

受 賞 歴

●このカタログの記載内容は2016年8月現在のものです。●カタログに記載の仕様、寸法および外観は、改良のため予告　なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。●商品の色調は印刷の都合により、実際の色と異なってみえる　場合がありますので、あらかじめご了承ください。●所在地は変更になる場合がありますのでご了承ください。

※国際規格により定められた安全度水準の尺度であり、レベル1からレベル4までの4段階に　分類される。その中で、SIL4は、最高の安全水準を示す。

2015年 SIL4（Safety Integrity Level 4）取得

特筆すべき認証

三次元レーザレーダの特長・性能

特 長

移動物体の検知手法事例

性 能

◎あらゆる物体の形状・位置・動きをリアルタイムで把握することができます。◎対象までの距離を直接計測するので、高精度に位置を検知できます。◎画像センサと異なり、夜間や悪天候など自然現象に左右されず、安定して物体を　検知・追尾することができます。◎電波ではなく光を使用するため、電子機器に影響を及ぼすことはありません。

踏 切 用 （標 準）

5～30m

水平方向　最大60°垂直方向　最大30°

0.5秒

IEC60825-1 Class1 JIS C 6802 Class1

計 測 距 離

計 測 画 角

計 測 周 期

レーザー製品の安 全 基 準

道 路 用 （標 準）

最大200m

水平方向　最大90°垂直方向　最大60°

0.3秒

三次元レーザレーダ様々な物体の形状、位置と動きをリアルタイムに把握する。

計測範囲にレーザ光照射各点までの距離を算出 ❶1スキャン目 ❷2スキャン目 ❸Nスキャン目

1～Nスキャン

X

Z

Y

レーザスキャニング

対象物からのレーザ反射を抽出

TOF方式

全スキャンデータ

X

Z

Y

位置とサイズを出力

点群データを処理

123

45

照射したレーザ光

時間軸

反射光

時間差=距離に比例

信号強度

信号強度

時間軸

●長距離でも高精度な測距性能計測にはパルスレーザを使用。レーザ光を対象に照射し、反射した光が戻ってくるまでの時間を計測するTOF（Time of

Flight）方式により長距離の計測も高感度に実現します。

●2軸走査機構レーザ光を水平、垂直方向に走査する機構を搭載しており、2軸スキャニングにより立体的な計測が可能です。

●センシング性能1画面の計測を最小0.1秒～最大3秒、水平方向 最大90°、垂直方向 最大60°でセンシングを行います。

●移動物体検知アルゴリズム独自の移動物体検知アルゴリズムにより、道路上の歩行者や車両、空中の物体などを正確に検知・追尾することが可能です。

●降雪時でも安定した検知ロジック独自のノイズ除去手法により、降雪・降雨時の悪環境下でも確実に検知します。

形・位置・動きを瞬測。悪天候下や夜間でも、物体の形状と位置・動きをリアルタイムにキャッチします。■安全運転支援システム国内の安全運転支援システム用センサとして計50台以上の実績！！●路側センサとして、1台で広い範囲（水平90°、垂直60°、最大計測距離200m）を検知可能です。●車両と歩行者を瞬時検知し、注意情報をドライバーに知らせます。●日本国内ではDSSS（Driving Safety Support System）サービスのセンサとして採用されています。

街のあらゆるところで、IH Iの三次元レーザレーダが活躍しています。

三次元レーザレーダ感知画面

◎踏切障害物検知

踏切内状況（カメラ映像に赤枠で検出結果を表示）

＊一般的な踏切大きさ基準

三次元レーザレーダ感知画面

◎道路状況および3DLR検知画面

カメラ映像に赤枠で検出結果を表示

●1台で踏切全体の検知（水平60°、垂直30°、最大計測距離30m）ができます。＊

●積雪や降雨等の天候、日照や夜間等の時間帯に左右されることなく、踏切内に滞留した車両や障害物を検知し、踏切事故防止に貢献しています。●建築限界内に機器を設置しないため、設置工事とその後のメンテナンスが容易です。

三次元レーザレーダのアプリケーション例

弊社がシンガポールの社会実験で開発したOBU（On Board Unit）画面。右折時の対向車、歩行者情報を表示します。

広い画角を利用し、1台で対向車線（対向車）と横断歩道（歩行者）を同時に検知

2m

0m

Height

DO NOT CROSS

○○-△△渋滞3km

○○-△△渋滞3km

○○-△△渋滞3km

■船舶検知システム水門整備工事時など、船舶の接近情報が必要とされる場面で、作業員の目が行き届かないところ（暗闇、遠方、悪天候など）の船舶を検知し、作業員の信号制御をサポートします。

■人流監視システム人の出入り状況、流れを検知します。混雑緩和への活躍が期待できます。

■多重事故防止システム高速道路上の急カーブでの衝突事故を防ぐため、低速・停止車両や事故車両を検知し、後続の車両にその存在を知らせ、注意喚起します。

■踏切障害物検知装置国内外の踏切に計1,700台以上の納入実績!!欧州向け装置では国際安全性規格最高水準のSIL4を取得!!