3回『語源の広場セミナー』 - eigo33.com 1006 gogenhirobaseminar.pdf ·...

第3回『語源の広場セミナー』『英語の語彙習得戦略を作ろう』2018/10/6 bono相模大野サウスモール3階

12018 10/6, Kiyoshi Matsuzawa

１、英単語の成立を知る（ゲルマン語系、ラテン語系の２階建て！攻略法は異なる）

２、辞書→語源の説明を読む（辞書を（頼れる）生涯の友にしよう）

３、語彙は（楽しい）ライフワーク（日本語、英語の語彙は生涯増え続ける）

2

Old English系=古英語ゲルマン語が語源

もともとの英語「ゲルマン語」 vs 「ラテン語・フランス語」語源

英語はゲルマン語族！でも語彙の多くはラテン語。

英語のもともとの語源は古英語（OE = Old English)です。基礎・骨格

ロマンス語族の単語は英語では外来語です。

ロマンス語族は、ラテン語、仏語、イタリア語、スペイン語などです。


ゲルマン語は基本語彙に多い

3

英語はゲルマン語族。でもラテン語系が圧倒的多数

約9200語

135,000語

アルク SVL12000http://bit.ly/2ngyWPD

（語源の窓第14話参照）http://bit.ly/2FmzTwm

講談社英和中辞典 EJ

OE=古英語が語源

主にラテン語＆仏語等が語源

約2800語約5000語

ゲルマン語系23%

ラテン語系 59%

仏語系10%

その他8% 英語はゲルマン語族！

でも多く見積もってもOE

系の単語は（たぶん）全部で5000単語ぐらいです。

ロマンス語族の単語は外来語。でも英単語の９割ほどを占めています。

アルクが選んだ、難易度順12,000語(SVL12000)では、OE系が2800語（23%）外来語が77%（うちラテン語系＋仏語系が約70%）！

5000/140,00=3.6%


ゲルマン語系

http://bit.ly/2ngyWPD

http://bit.ly/2FmzTwm

4

貴方の語彙数は？


アルク SVL12000

1001-2000AbilityAbroadAbsentAccentAcceptAccidentAccountActionActiveActivityActorActressActualActuallyAddAddress

5001-6000AbortionAbruptAccessibleAccidentallyAccommodateAccountantAccountingAccumulateAccuracyAccusationAceAcknowledgeActivistAdequateAdjectiveAdministrative

11001-12000AbateAbdicateAbdominalAbhorAbhorrentAbjectAbominableAbreastAccedeAccessionAcclamationAccoladeAcornAcquiescenceAcreageAcrid

自分の語彙数は、半分

知っている所

5000

10000

2500


語彙5000語から10,000語に Let’s Go!

約2500語

約1500語

7500

約1000語約5000語

（ラテン語系）

約2000語（ゲルマン語系）

約3000語(地名・人名歴史・雑学)

発音！

語源の知識が役立つ単語

7

日本語「てにをは」ラテン語「格変化」英語「語順→文型」

Brutus ・・・は（主格）Bruti ・・・の（属格）Bruto・・・に（与格）Brutum ・・・を（対格）Bruto・・・によって（奪格）Brute・・・よ（呼格）

Oh God, If you cannot make me thin,make my friends fat.


アルク「基本動詞をマスターしよう」https://www.alc.co.jp/vocgram/article/basic/

ゲルマン語

https://www.alc.co.jp/vocgram/article/basic/

8

文法基本動詞（ゲルマン語）を使いこなそう！！

Make, Have, Get, Give, Take, Do （中学で習う動詞）S（主語）V（動詞） O（目的語がラテン語系）の例文

I make a reservation. 予約する。I make an appointment. 約束する。I make a change. 変更する。I make a decision. 決心する。I make a discovery. 発見する。I make an effort. 努力する。I make an excuse. 言いわけする。I make a journey. 旅行する。I make a plan. 計画する。I make a speech. 演説する。

基本動詞をマスターしよう make 2 https://bit.ly/2keR7U0makeなどの超基本動詞の出現頻度が高い。


https://bit.ly/2keR7U0


第6話 MAKE（その１）makeの機能make の使い方をマスターするには、辞書に載っている「作る」などの意味を理解するだけでなく、

その機能を理解することが近道です。

make の典型的な機能は次の文章によく表れています。Oh God! If you cannot make me thin, make my friends fat!

（神様、もしも私をスリムにできないなら、友だちみんなを太らせてください)

この文章の make の機能は、You（＝God）make me thin.（主語＋make＋目的語＋補語）、つまり目的語の me を thin（やせた状態）にすることです。

make を「作る」と覚えると、make の機能がわかりにくくなります。make のもともとの意味は、「何らかの材料からある物を作り上げる」ことです。

make の最大の特徴は「無の状態から何かを作り出す、材料から完成品を作る、ある性質のものを別の性質に変える」ことを表す機能を持っていることです。このイメージを把握してください。

You make me thin. の場合、今の私は thin の状態ではありません。たぶん fat なのでしょう。体型を fat の状態からthin の状態に変えるので、make を使います。この場合、have や get は使えません。

次の例でこのことをみてみましょう。３つの文の違いがわかりますか。I have a reservation.（予約があるという状態を保っている）I've got a reservation.（私か、またはだれかが、予約をした。その予約の権利を私が手に入れた）I made a reservation.（予約がない状態から、手続きをして予約がある状態にした）

have の場合は「予約をしたあとに、その予約の権利を保持していること」を表しています。get の場合は「自分かあるいはだれかが予約をした（状態を変えた）結果、今は私が予約を手にしたこと」を表しています。

「無」の状態から「有」の状態にする機能を持っているのは make だけなので、「予約のない状態から、予約のある状態を作り出す」場合には make を使います。

make には、「だれかが努力して、状態を変える」という意味が含まれています。自然にできてしまうことに make は使えません。




《c1380》（O）F accepter // L acceptare（freq.） ← accipere to take ← ac－‘AD－’＋capere to take （⇒captive）

その単語の原義は「(快く)贈り物･申し出などを受け取る」

研究社新英和大辞典＞意味の後に語源がある

語源のクイズ？？

貴方の電子辞書に入っているかも

辞書には語源の説明がある

謎解きゲーム


[L.acceptare＜accipe re, acceptum (ad to＋capere to take)]

OF or L ac-(cept- cipio=capio to take)

Origin and Etymology of ACCEPT"to receive graciously, favor, approve of, judge worthy," borrowed from Anglo-French accepter, borrowed from Medieval Latin acceptāre

ネット辞書無料


ネット辞書無料ONLINE ETYMOLOGYDICTIONARY より


後期ラテン語


①から⑫のラテン語はcapere(cipio)から合成。ラテン語capereの派生ラテン語は接頭辞がつくとcipiとつづり、過去分詞形はcept(um)と綴ります。→ acceptも

『単語耳』第3巻P237 より


deceive, perceive, receiveの綴りはどこから来たの？

『語源図鑑』P40-41 より


Origin and Etymology of DECEIVE

Middle English, from Anglo-French deceivre, from Latin decipere, from de-+ capere to take — more at HEAVE

deceive, perceive, receiveの綴りはどこから来たの？ラテン語の de+capereを合成した語は decipere（原形）ー＞ decipio（1人称単数形現在）という綴りになります。

今は無い

https://www.merriam-webster.com/dictionary/heave

20

語源の頻度ランキング


黄金の語根https://bit.ly/2wXRiME

TOP 20がおいしい！TOP100まで知っていると謎解きゲームに正解

https://bit.ly/2wXRiME

20000

5000


ライフワーク 20,000語越え！（英語をマスター！）

約10,000語

（ラテン語系）

約3000語

（ゲルマン語系）

約5000語

(地名・人名歴史・雑学)

15000

10000

約2000語

(専門用語・趣味)

英語の骨格となる語中学・高校で習う単語

語源の知識が役立つ単語

物理・化学・医学・政治・経済・数学・ブランド(名)カタカナ語（発音できること！！）

22

今後：英語以外の言語にも語源力を使う

OE系23%

ラテン語系59%

仏語系10%

その他8%

仏語機能語＋基本語

入れ替える

語源の窓第7話（仏語と英語の語彙の近さ L.venire） http://bit.ly/2DYKrFPこのURLでvenireを検索してみよう


似ている単語の例です。ラテン、伊、西、仏、英語の順。1 familia（家族）, famiglia（伊）, familia（西）, famille（仏）, family（英）2 comprehendere（理解する）, comprendere伊, comprender西, comprendre仏, comprehend英

英米人は日本人の1/10の労力で習得（仏語・英語、伊語・英語）

http://bit.ly/2DYKrFP


「語源の広場」 →「黄金の語根」より

3回『語源の広場セミナー』 - eigo33.com 1006 gogenhirobaseminar.pdf ·...

Documents