採用ブランドの確立を目指して エグゼクティブのサポートを得るための4つのポイント...
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エグゼクティブの サポートを得るための 4つのポイント
採用ブランドの確立を目指して
今日、あらゆる企業が採用ブランドの重要性を理解しています。一方で、すべてのエグゼクティブが支援してくれているとは限りません。ここでは、採用ブランディングをビジネスで優先させるための戦略をご紹介します。
課題の理解
裏付け強力な採用ブランディングが、優れた人材を引き寄せるだけでなく、定着にも役立つことをアピールしましょう。
データの活用採用ブランディングをサポートするデータを見つ けましょう。まず、現在の状況を共有し、さらにこれから進む べき方向について説明します。これは、影響や進展状況を時間を追って把握するのに役立ちます。現在の採用に要する時間、入社決定率、これ以外のエグゼクティブが関心を持つと思われるデータを提示し、 次に、戦略がどのような変化をもたらすかを示します。
粘り強く交渉採用ブランディング戦略への賛同を得ることはたやすくありませんが、粘り強く続けることで必ず成果が得られます。
企業がエグゼクティブに対して効果的に利用してきた評価基準の 1つに、採 用ブランディング指標 (TBI) があります。TBIは、プロフェッショナル市場における会社の採用ブランディングを表す指標の 1つです。この指標を時間を 追って追跡することで、貴社の採用ブランディングの進展具合を測れるだけでなく、競合他社との比較や貴社の立ち位置を理解できます。
毎夜、貴社のエグゼクティブが頭を悩ませていることは何でしょうか。採用ブランディングがそれらの問題の解決につながることを示しましょう。エグゼクティブチームが抱える問題点を特定し、それにブランディング戦略を合致させます。たえば、ブランディングが優秀な人材を惹き付けるだけでなく、収益アップ、人材定着率の向上、モラル構築につながることを示します。
人材戦略は今や企業のCEOが注目するホットトピックです。事実、CEOの 93%が人材獲得において新しい戦略を取り入れている、またはその必要性を認識しています。1 以下に、この論点を裏付けるデータをご紹介します。採用ブランディングは、優秀な人材を引き寄せる 56%のプロフェッショナルが新しい仕事を引き受けるかどうかを判断する際、企業の評判をチェックしています。これは同時に、強力な採用ブランディングが短期間でコスト効率の高い人材採用を実現することを示しています。
採用ブランディングは、優秀な人材を定着させる 強力な企業ブランドが確立された会社は、そうでない企業と比べて離職率が28%低いことがわかっています。2 貴社のポジションニングを認識し、そこから生まれる文化を育成することは、社員の満足度と生産性の向上につながります。
採用ブランディングは、社員によるエンゲージメントを促進する 調査によると、エンゲージメントの高い社員は、
480%高い意欲をもって企業を成功に導くことがわかっています。3 社員と候補者、パートナー、または顧客とのやり取りはすべて、企業ブランドを高めたり、損ねたりする可能性を秘めています。社員に貴社の採用機会を知ってもらい、積極的に関与させることで、多大なサポートを得ることができます。
93% のCEOが人材における新たな戦略を取り入れている、またはその必要性を認識し
ている 1
採用ブランディング指標の比較 ( 競合他社との比較 ) 指標値の変化
2013年 3月 2013年 7月 2013年 11月 2014年 3月
カーラ・ヤーノット氏は、このことを実際に体験しました。それは、彼女がSAIC社でグローバル人材獲得 /ブランディング部門の責任者を務めていたときのことです。同社の考え方はきわめて保守的で、ソーシャルメディアの活用には非常に消極的でした。ヤーノット氏は、データを活用した会話、価値を実証するためのパイロットプログラムの策定、できるだけ多くのエグゼクティブとの1対 1の話し合いを通じて、反論を覆すことに成功しました。
最終的に、彼女はリーダーシップチームの同意を得ることに成功し、SAICの採用ブランディングを次の段階に進めるためのリソースと取り組みの機会を得ることができました。
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1. PWC、第 17 回グローバル CEO 年次調査、2014 年 2 月。Linkedln 人材ブログ「採用ブランドの価値とは ?」2011 年12月 11日。3. 社員エンゲージメントとカスタマーエクスペリエンスおよび生産性との強い関連性、Temkin Group 調査、2013 年 1 月 12 日
「おそらく私は同じ話を40 回はしたでしょう。同じ相手に同じ話をしたこともあります。まるで壊れたレコードのように同じことを唱えているように感じるかもしれませんが、相手はそうは思いません」
カーラ・ヤーノット氏 SAJC
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