電子書籍の鮮度モデル
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電子書籍の鮮度モデル。モノの3分で企画したので荒っぽい内容ですみません。TRANSCRIPT
電子書籍の鮮度モデルオフィスサイトウ | FXFROG.com | 斉藤之雄 | 2013/Mar/27
出荷されてから時間が経つに連れて最終消費者がお手頃価格で購入できるモデル。
鮮度モデルとは
お時間限定 大特価タイムセール
なぜ鮮度モデルなのか 作家の場合、初回はハードカバー本で出版し、文庫本サイズとして定着するまでにそれらしくコストを下げ部数を伸ばしていく。創作物故、よほどのtypo が無い限り改訂を伴う増刷はあまりない。
誰もがデビューできる電子書籍の場合、値下げをするのは電子書籍基盤側のキャンペーン加担か、値下げをしてこそ適正価格か、あるいは・・・。(察するが良い)
→誰もがデビュー出来る。だからこそ適正価格でありたい。(読み手の視点)
不人気コンテンツも時間が経てば値下がるので、ヘンな折衝をしなくてもいいし、自身の諦めもつく。
初版からの追加があれば第2弾、第3弾と続編構成も可能である。それが電子書籍の利便性でもある。
大人気コンテンツも時間が経てば値下がることで、さらに売れる構造が自然と出来上がる。
最後は販売終了、あるいは無償頒布といった展開も可能。これにより著者としての実績は継続。
鮮度モデルの利点(書き手)
技術書の場合、対象となるソフトウェアやハードウェアが、EOS(End Of Support)や EOL (End Of Life)になっていることがあるのに、電子書籍が
いつまでも発売価格が変わらないのは不自然という疑念を払拭し安心して購入できる。
鮮度が古いのだから安くて当たり前。タイムセールスではなく、鮮度価格バンザイ!
古くなりすぎたものは無償となり図書館として生涯利用できる(かも)。
鮮度モデルの利点(読み手)
コンテンツ品数勝負ではなく、長期利用者の開拓が容易。
無償段階でダウンロード数を公表するのもあり。
人気著者の鮮度期間は区別することで、不人気コンテンツを自然淘汰できる。(これは良い!)
基盤は意外とカンタン。キャンペーン設定できるフレームワークであれば、それをグループ化するだけでプロビジョニング対応。
鮮度モデルの利点(基盤側)
大雑把なイメージ
画像は EC-CUBE 2.11 デモサイトから引用しました 。 http://demo211.ec-cube.net/
鮮度モデル、もしかすると既に存在しているかも知れません。というのも電子書籍ではない昔からEC基盤にはキャンペーン設定が出来るように
なっているので、設定次第(コンテンツを期間でグループ化し、それを繰り返し化)では、よくある食品系のワケありタイムセール同様に自動運用可能です。
なかには手動でワケありタイムセールを実施しているトホホ通販会社もありますがw
まとめ