市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

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市場動向並びに 弊社製品の今後の展望について インフラジスティックス・ジャパン株式会社 東 賢

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2012/11/16に開催したセミナーでお話した「市場動向並びに弊社製品の今後の展望について」で利用したスライドを共有させて頂きます。

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Page 1: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

市場動向並びに

弊社製品の今後の展望について

インフラジスティックス・ジャパン株式会社 東 賢

Page 2: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

INFRAGISTICS 【名】

ɪnfrədʒɪˈstɪks : インフラジスティックス 1. ニュージャージーに本社を置く UI コントロールを中心としたソフトウェ

ア製品を開発・販売するグローバルカンパニー

2. Infrastructure(基礎構造)+ logistics(後方支援)

3. バイク乗りが社長の東京・原宿の会社【日本】

4. インフラさん【俗称】

Page 3: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

Ken Azuma

東 賢(Ken Azuma) インフラジスティックス・ジャパン株式会社

代表取締役/シニアUXアーキテクト

「全ての状況における生産性の向上」と

「優れた UI / UX をお届けすること」の二つを

コアバリューとして、様々な形で

アプリケーションにかかわる皆様が、

優れたユーザーインターフェイスを通じ、

満足度の高いサービスを展開されるための

様々なお手伝いをさせていただいております。

インフラジスティックス・ジャパン株式会社

f Microsoft MVP

Windows Touch & Tablet PC

Blog

Page 4: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について
Page 5: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

利用のポイント/傾向

ユーザーインターフェイス開発において、いかに生産性を高め、 優れたUXを実現するための支援が出来るかを追求

•プロジェクトにおける工数の削減

•提案/設計時のラピッドプロトタイピングにも利用 SIer

•自社製品の継続的アップグレードに伴う価値向上

•弊社製品による他のプラットフォームへの迅速な対応 ISV

•セルフ開発スキーム確立における標準パーツとしての利用

•「作らない」ための弊社製品の利用 In-house IT

• 開発/テスト双方における工数の削減 • パフォーマンスの高さ(特にグリッド/チャート) • 手軽に一貫した優れたスタイルによる外観の高い品質を得ることが可能 • 日本法人によるダイレクトサポート • サブスクリプション/アップグレードにおける継続的な価値向上(大小の機能追加及びバグフィックスを含む)

• ソースコードの開示(100万行以上の洗練されたコード!) • どの製品でも一貫したアーキテクチャと同じアプローチをとっていることによる学習コストの削減

Page 6: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

NETADVANTAGE

Page 7: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

ANDROID HTML5 iOS

Page 8: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

プロローグ

昨年末~今年の初め頃にお話していたこと

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IDCの予測する

2012年国内IT市場の主要10項目

1 国内IT市場は、復興財政支出政策の影響を受け、スマートフォン、ITサービス、ソフトウェアが市場を押し上げる

2 国内クライアント市場は「マルチデバイス」時代に入り、モバイルデバイスが国内IT市場の成長を牽引し続ける

3 クラウドサービスがITのモダン化を加速させ、「モダンPaaS」を創生する

4 ハイブリッドクラウド時代を迎え、クラウドサービス向けIT市場のフレームワークが形成される

5 事業継続/災害対策ソリューションは仮想化技術の進展とクラウドサービスの成熟によって再構築が進む

6 モバイルデバイス、3.9G/LTEサービスの早期展開によって通信事業者ネットワークインフラ市場が活性化する

7 2012年はビッグデータ活用型アナリティクスビジネスのリーダーの座をかけた競争のスタートダッシュの年になる

8 国内企業の海外ITシステム構築/運用を巡る、国内・グローバル・オフショアベンダー間の競争が激化する

9 センサーネットからインターネットに接続する「スマートデバイス」が増え、デバイスの「ソーシャル化現象」が起きる

10 次世代の最初の10万のスマートシティソリューションは「第3のITプラットフォーム」上に構築される

http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20111215Apr.html

ほぼ予測通りの2012年となった

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ガートナー 、2012年以降重要展望

Gartner Predicts 2012

1 2015年までに、低コスト・クラウド・サービスがアウトソーシング大手企業の収益の最大15%まで食い込む

2 2013年には消費者向けソーシャル・ネットワークへの投資バブルが、2014年にはエンタプライズ・ソーシャル・ソフトウェア・ベンダーへの投資バブルがはじける

3 2016年までに、企業における電子メール・ユーザーの少なくとも半数が、デスクトップ・クライアントではなくブラウザやタブレット、モバイル・クライアントを利用するようになる

4 2015年までに、スマートフォンとタブレットをターゲットにしたモバイル・アプリケーションの開発プロジェクトはネイティブPCプロジェクトを上回り、その比率は4対1になる

5 2016年までに、企業の40%がすべてのタイプのクラウド・サービスの利用に際し、独立した機関によるセキュリティ・テストの結果をクラウド選定条件にする

6 2016年末には、Global 1000企業の半数以上が顧客に関する機密データをパブリック・クラウドに格納するようになる

7 2015年までに、ほとんどの企業においてIT支出の35%がIT部門の予算枠外で管理されるようになる

8 2014年までに、米国で消費されているアジア調達の完成品およびアセンブリの20%が、北米・中南米にシフトする

9 2016年までに、新たな脆弱性を狙ったサイバー犯罪により、経済的損失は年間10%の割合で増加する

10 2015年までに、80%のクラウド・サービスの価格にグローバル燃料サーチャージが含まれるようになる

11 2015年までを通じ、Fortune 500企業の85%以上が、ビッグ・データを競合優位性確保のために効果的に活用することに失敗する

http://www.gartner.co.jp/press/html/pr20111214-01.html

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20,000円を切るタブレットの登場

Nexus7 19,800JPY

Kindle Fire HD 15,800~JPY

Kobo Arc 200~USD

• コンシューマーは明らかにこれらのハードウェア利用に流れる • 最初から「クライアント環境は特定できない」ことが前提 • それぞれのブラウザの仕様の違いにも注意が必要 • BYODの対象ともなってくる

Page 12: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

Windows RT デバイスの登場

• Net PC レンジの価格 • 情報の消費だけでない生産性を求めるユーザーへ訴求 • エンタープライズ市場におけるコンパニオン利用にも期待 • Officeが同梱され、リモートアクセス用のVDAライセンスも付属 • “PC Meets Tablet” “Device for Prosumer”

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Windows 8

PC 生産性

Tablet 創造性

PC Meets Tablet =

Windows8

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PC Meets Tablet

PC Meets Tablet

Keyboard and Touch

Work and Play

Productive and Creative

Page 15: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

本格的なマルチデバイス時代への突入

利用シナリオ/スクリーンサイズ/インプットデバイス/OS/ブラウザなど 様々な要素の多様化に対応する必要が出てきている

Page 16: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

マルチ?

スクリーンサイズ

フォームファクター

インプットデバイス

ブラウザー

OS

UIテクノロジー

Page 17: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

今最もよく聞かれる質問は。。。

外部環境の変化が非常に早く、 技術の絞り込みが非常に難しい状況

ユーザーインターフェイス開発においてどの テクノロジーを利用して開発していくべきか?

現状でテクノロジーを長期スパンで 絞り込む事自体に大きなリスクがある

Page 18: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

避けることのできない大波

“Consumerization of IT”

Forrester Research, Inc.、『The Hour Of The Vendor Strategist: Three Mega Business Trends Will Reshape The Tech Sector』

ユーザーは普段の生活の中で 高度なIT活用体験を当たり前に享受している

Page 19: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

UX が Consumerization of IT を加速する

ユーザーは普段の生活の中で 高度なIT活用体験を当たり前に享受している

ユーザーがエンタープライズITにおいても 同様の体験を求める傾向が加速する

Page 20: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

デバイスの時代は...

AGE DEV ICE

Page 21: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

DEVICE AGE

AGE DEV ICE 開発者にとって「氷河期」 のような危機的状況にある

Page 22: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

DEV-ICE-AGE

「恐竜」のような組織・体制では生き残れない。 俊敏に変化に適応できる必要がある。

Page 23: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

UIの変遷とテクノロジーのギャップ

CLI

GUI

NUI

新たなUIが一般化する前に、現世代のテクノロジーで 次世代のUIを実現しようとする期間がある

この期間においては淘汰されるリスクと共に 市場のバランスを変える大きなチャンスがある!

Page 24: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

ユーザーインターフェイスの変遷

それぞれの段階で開発の方法も対象も変わっている。 NUIへ至る過程でのタッチ UI の登場は

CUI→GUIの変革と 同等あるいは更に大きなインパクトをもたらすと考えられる。

Command-line UI Graphical UI Natural UI

Page 25: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

DEV-ICE-AGE

この変革の時代を生き残るための 2つのキーポイントとは:

開発スピードを加速させる生産性

ユーザー体験のデザイン

Page 26: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

UIコントロールを使った生産性の向上

できるだけ部品をそのまま利用することによって、 できるだけ「作らない」ことを検討する。

そのために、標準コントロールだけでなく、 多くのUIコントロールをカードとして持っておく。

既に顧客の頭の中にあるUIのイメージは 標準コントロールの範囲を大幅に超えている。

Page 27: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

UIコントロールを使った生産性の向上

他のどの産業も生産工程で「開発」をしていない。

優れたプロトタイプを繰り返し「開発」し、 最終的な生産工程でスムーズに組み立てていく。

Page 28: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

アセット ベクターやビットマップによるアイコンなど、

UI 上でそのまま表示されるもの

スタイル UI コントロールに適用される外観

モーション 状態内/状態間のアニメーション

レイアウト ネスト構造を持ったグループ化されたレイアウトコントロール

UI コントロール 多くはデータバインドの対象となる UI コントロール

スクリーン 複数のレイアウトを管理する画面の集合

組み立てるのは何か?

これらの項目はUIガイドラインの項目として書かれるような ポイントとして押さえるべき大項目となる

Page 29: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

NetAdvantageのメリット

開発工数の大幅な削減

高度なパフォーマンスチューニング

タッチ対応への迅速な移行のサポート

ビジュアルデザインを独立して設定可能

クロスプラットフォームで共通のAPI

Page 30: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

インフラジスティックス・ジャパン株式会社

Windows ストアアプリケーション用UIコントロール (Beta)

Page 31: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

UIコントロールを活用した開発

重要なポイント 設計にコンポーネントを合わせるのではなく、

コンポーネントを設計時点の選択肢として検討することで最大の効率化が実現

フェーズ 標準コントロール使用 UIコントロールを使用

設計 • 標準のコントロールでカバーできない仕様は、追加開発の為の設計が必要

• 多機能なコンポーネントを前提とすることで、多くの仕様を吸収することが可能

• 早期に多くの機能を備えたプロトタイプの実装が可能

実装(拡張) • 標準コントロールの拡張

• 単体テスト

• コンポーネントの機能の範囲で仕様が決定している場合、拡張は不要

本実装 • コーディング等負荷大 • 機能が増えればその分テス

トの負荷大

• プロパティベースの効率的な開発

• 製品でテスト済みなので単体テストの負荷小

結合テスト • Bugfixの負荷大 • パフォーマンスチューニン

グの負荷大

• Bugfixの負荷小 • パフォーマンスチューニング

の負荷小

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単体テスト

コンサルティング会社A様のケース チャートコンポーネント(ローソク足)をご活用

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30人日

13人日

開発効率に2倍以上の差! 「テスト工数が圧倒的に変わってくる」

実工数比較

Page 33: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

お客様導入事例

カブドットコム証券株式会社様

• NetAdvantage(WindowsForms)を採用し、

大幅に開発効率を向上

(通常3~4ヶ月→1ヶ月に短縮)

• Gridのソートや列の並び替え機能や

ツリー、ツールバー機能等を活用

→開発工数の削減

• デザインツールAppStylistにより、

アプリの外観を一元的に設定・管理

→デザイン工数の削減

※詳細は弊社サイトをご参照下さい

http://jp.infragistics.com/jirei/kabudotcom.aspx

株価情報の一覧表示画面

発注パネル

Page 34: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

パフォーマンス検証例

• 業界最速のデータグリッド – 対象コントロール:XamGrid

– テスト内容:xamGrid をさまざまな ItemSource へバインドし、 LayoutUpdated イベントの描画にかかった時間を測定

– 想定操作:データの読み込み時のエンド ユーザーの待ち時間を測定

■表1:描画に要した時間 ※IList へバインド - 10 列、1,000,000 行のデータ

弊社製品 競合製品 I 競合製品 II

所要時間 (ms) 1,028 2,050 99% 遅い 1,962 90% 遅い

メモリ使用量 - テスト前(KB)

91,852 88,964 0.3% 少ない 90,683 0.1% 多い

メモリ使用量 - テスト後(KB)

91,762 144,394 57% 多い 128,511 40% 多い

■表2:描画に要した時間 ※ObservableCollection へバインド - 10 列、1,000,000 行のデータ

弊社製品 競合製品 I 競合製品 II

所要時間 (ms) 1,028 2,025 96% 遅い 1,962 90% 遅い

メモリ使用量 - テスト前(Kb)

91,852 91,360 等しい 90,660 1% 少ない

メモリ使用量 - テスト後(Kb)

91,762 113,795 24% 多い 128,207 39% 多い

※詳しくは、パフォーマンスホワイトペーパーをご参照下さい。 http://jp.infragistics.com/innovations/performance-whitepapers.aspx#13967

Page 35: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

ビジュアルスタイルの適用

例:リソース

ウォッシング機能

基本色を1色選択するだけでアプリケーションの外観をキレイにスタイリング

Page 36: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

要件定義 基本設計 詳細設計 開発 単体

テスト

結合

テスト

システム

テスト

従来、導入が検討されたのは開発一歩手前、あるいは開発に着手してからであり、要件が完全に固まった状態であった。そのため、やむを得ずコントロールのカスタマイズをされるケースも多く、あまり効率の良い状態ではない。

要件定義 基本設計 詳細設計 開発 単体

テスト

結合

テスト

システム

テスト

有効活用されているお客様では、共通して「設計段階においてUIコンポーネントで要件が満たせるかどうかについて評価」を行い、開発の難易度を決定されている。結果として見積もりが正確になり、手戻りが少なくなる。

UIコントロールの有効活用

Page 37: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

2nd FACTORY CO.,Ltd. CONFIDENTIAL 36

セカンドファクトリー様との協業でお届けできるものは:

ユーザー、課題の理解 仮説

インタラクション設計

プロトタイプ開発 早期の検証

実際に利用できる成果物をお届けしていきます。

触れる、実機で動く、最終に近い、

ユーザーの想像力を喚起できる

プロトタイプ

グラフィックアセット

テーマ/スタイル

ビジュアルデザイン

コードレベルで再利用可能な

実際にコントロールを配置した

レイアウトデザイン

継続的な開発に利用できる

練りこまれたUXを表現するための

UI ガイドライン

Page 38: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

Announce!

製品版Ignite UIから、グリッドを 商用利用な形で無償提供します!

Page 39: 市場動向並びに弊社製品の今後の展望について

リスクをチャンスに変換していこう!

この不連続の時代において、 リスクだけでなく大きなチャンスに目を向けて、

大胆にアクションして行きましょう!

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