問題を解決のプロセスとツール
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I-TRIZ で技術的問題を解決する
Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc.
Ideation International Inc.
問題解決のプロセスとツール
• ウィルフォート国際特許事務所• アイディエーション・ジャパン㈱• IDEATION INTERNATIONAL INC.
• I-TRIZ とは、 IDEATION INTERNATIONAL INC. が開発した創造方法論 IDEATION-TRIZ の略称です。
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問題解決のプロセスとツール
Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc.
Ideation International Inc.
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問題解決のためのI-TRIZ の全体プロセスとツール
課題定義
タスク生成と選択
コンセプト構築
問題的状況
Step 1 Step 2 Step 4 Step 5 創造的解決策
他のタスクへ
システム・アプローチ
オペレータ資源把握
アイデア創出
Step 3
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プロブレム・フォーミュレータ
評価
状況を多方面から把握し、課題(方
向性)を見出す
利用できる資源を徹底的に洗い
出す
状況の機能構造を可視化し、問題(タスク)を漏れなく見つ
け出す
既知の類似問題の解法を与え、新アイデア創出を助け
る
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システム・アプローチ■ 通常人は、問題が起きているシステムだけに注目しがち。だが、熟練した問題解決者は異なる見方をする。彼らは、スーパーシステムにもサブシステムにも同時に着目する。ほかにも視座と視点を変えて状況を分析する。■ システム・アプローチは熟達者と同様の見方、つまり多軸観察( 4 次元モデル)を行う。
■ 各軸で「どこがどう変われば 状況が改善されるか?」を考える。 ■ 優れた解決への有望な方向性 (最重要課題)を見出すことができる。
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① システム階層:スーパー / システム / サブ ② 時間:過去 / 現在 / 未来 ③ 問題:原因 / 効果(結果) ④ 機能:入力 / 出力
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機能 (FUNCTIONAL) システムやその環境が、革新につながる追加の機能や格別の効果(しばしば予想外)を生みだす能力
場 (FIELDS)( エネルギー ) システムや環境で利用可能な、あらゆる種類のエネルギー、動作、力など。(機械的、熱的、化学的、電気的、磁気的、電磁気的)
情報 (INFORMATION) システムとその環境に関する追加の情報であり、システムに吸収され、システムを通過する、またはシステムから出てくる物質や場から得られる。物質 (SUBSTANCES)
システムとその環境を作っているあらゆる種類の材料や部材
空間 (SPACE) システムとその環境内に存在する未利用の空き空間
時間 (TIME )プロセスの 開始前、終了後、サイクル間に存在する、部分的または全く未利用な時間
利用可能資源の把握利用可能資源の豊富さが、アイデアの豊富さを左右する!
誰も気づいてない未利用資源の発見と活用が、斬新なアイデアを生む!!
全資源の “FFISST(握り拳)”
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プロブレム・フォーミュレータ課題を達成するために取り組むべき問題(タスク)を網羅的に洗い出す
状況を機能モデル化する。すなわち、システムや環境に存在する機能要素(モノ、動作、作用、効果)間の原因と結果の関係を描いていく。
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取り組むべき具体的問題(タスク)を網羅的に抽出する。
機能ダイヤグラムに一定のロジックを適用することにより、あらゆるタスクを抽出することができる。
意外なところに、素晴らしい解決を導くヒントが隠れていることが少なくない!網羅的にタスクを洗い出すことで、その意外なヒントを発見することができる!!
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プロブレム・フォーミュレータ機能ダイヤグラムの例
飛行機を破壊
ファンが破壊
破片が飛散
材料が傷つく
遠心力
高エネルギーの破片
カバーが重い
カバーが強い
破片を止める
試験が容易
カバーが厚い
ファン回転
高速回転 空気移動Willfort International Patent Firm
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飛行機の空調用ファンの外カバーが、ファンが破壊した時の破片飛散を防ぐために厚く重く、定期試験が大変である、という状況をモデル化した例
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プロブレム・フォーミュレータタスク生成ロジックを使って、取り組み可能なタスクを網羅的に見つけ出す
1. 有害要素 「カバーが重い 」を除去、軽減、防止する手段を見つけろ。 その手段は有益要素「カバーが厚い」があっても機能する。
2. 有益要素「試験が容易」を得る別の手段を見つけろ。 その手段は有害要素「カバーが重い 」に影響されない。
4. 矛盾を解決せよ: 有益要素「カバーが厚い」は、 有益要素「カバーが強い」を提供するのに存在すべきである
が、 有害要素「カバーが重い 」 を回避するのに存在すべきでない。
17. 有害要素 「高エネルギーの破片 」を除去、軽減、防止する手段を見つけろ。その手段は有害要素 「機体を破壊 」を回避する。
その手段は有益要素「高速回転」があっても機能する。Willfort International Patent Firm Ideation Japan Inc.
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前頁の機能ダイヤグラムから得られたタスクの一部を示した例
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プロブレム・フォーミュレータの威力
人がうんざりする人が待つエレベータ
が遅い
エレベータが多くの階で止
まる
多くの階の人を乗せる
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1.エレベータが多くの階で止まるに影響されずに多くの階の人を乗せる を得る別の方法を見つける。
2.人が待つがあっても人がうんざりする を解消する方法を見つける。
3.エレベータが遅いがあっても人が待つ を解消する方法を見つける。
4.エレベータが多くの階で止まるがあってもエレベーターが遅い を解消する方法を見つける。
5.矛盾を解決する:エレベーターが多くの階で止まる は多くの階の人々を乗せる を提供すべきであり、かつ エレベーターが遅い を提供すべきでない。
アイデア待っている間・有益なこと・興味あることを行う
高層ビルで遅いエレベータを待つ人々がウンザリするという状況例
普通なら気付かない着眼点
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オペレータでアイデア創造オペレータは数百万の優れた特許の解決原理を法則(一般パターン)化したもの歴史上最もイノベーティブ、クリエーティブだった人々の知恵を拝借するのである
新しい問題
新しい解決策
機能モデリングでタスクを定式
化
資源、効果を考え、
類推思考
オペレータ・システム類似する既知の問題
類似する既知の解決策
試行錯誤のアプローチ
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① 有害要素を除去② 有益要素を改善③矛盾を解決
① 有害要素除去のため のオペレータ群② 有益要素改善のため のオペレータ群③矛盾解決のため のオペレータ群
・試行錯誤では効率が悪い! 心理的惰性に阻まれる!
・オペレータから知恵をもらえば、 心理的惰性を打破して斬新な アイデアが効率的に出せる!!
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オペレータ(発明パターン)の例
既知の問題例:ピーマンの種を抜く
I-TRIZ オペレータ : 既知の問題「物体を破壊するか、異物を除去したい」 → 既知の解決策「圧力(エネルギー)をゆっくり上昇させ、次に一気に落とす」
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ヒマワリ種の殻を外す ダイヤモンドを割る フィルターを掃除する
この問題に取り組む人は、近い食品分野のピーマン例を比較的容易に知り得て応用できるかもしれない。
他方、これらの問題に取り組む人は、遠い食品分野のピーマン例など知る確率は非常に低く、試行錯誤を繰り返す。しかし、オペレータによりピーマン例を容易に応用できるのである。
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統一化されたオペレーター・システム
有用な特性を強化する有害な特性を低下させる理想化有用な作用の効果を増やす部分的 /過剰な作用を加える逆転させる統合する・組み合わせる分解する・分割する新システムを合成する
タイプ1:有用機能を得るための別な方法を見つける
タイプ2:有害な機能を除去、緩和する方法を見つける
有害な特性を低下させる有用な特性を強化する有害な効果を打ち消すシステムを有害な効果から保護する有害な作用に影響を与える有害な結果を弱めるか、そこから利益を得る
古典的 TRIZ のオペレーター・システムは複雑で使いずらい。実際の現場で、全てを使うと非常に時間がかかり、大いに疲れる。だから、或るものに偏って使うことが多い。
・ 40 の発明原理 ・ 76 の発明標準解 ・トリミング ・進化トレンド、 etc.
I-TRIZ は、 TRIZ理論を見直し、統一的な新オペレーター・システムを構築。
そこに含まれるオペレーターの数は数百。
プロブレム・フォーミュレーターにより分類されたタスクのタイプに応じて、各タスクに適したオペーレーターを使い分けることができる。
I-TRIZ のブレインストーミング法に従いオペレータを使うことで、人々は、少ない頭脳ストレスで、高いモティベーションを保ちつつアイデアを出せる。
だから、実用的、効率的、効果的!
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タイプ3:矛盾を解決する
矛盾を解決するには、有用機能を2つの状態に分離して、一方の状態では有用結果が提供され、他方の状態では有害機能が打ち消されるようにする。
次の方法を検討せよ: 空間で分離する 時間で分離する 構造で分離する 状態で分離する
統一化されたオペレーター・システム古典的 TRIZ では、矛盾を 2 種類に分
け、異なる解決法を用いる。 ①技術的矛盾→マトリックスと発明原理 ②物理的矛盾→分離原理古典的 TRIZ には、状況の中から、ど
のようにして矛盾を見つけ出すかについて、格別の便利な方法を提供していない。
古典的 TRIZ の上記事情は、多くの
人々を混乱させ、疲れさせる。しかも、マトリックスは、多くの
TRIZ専門家・実務家が( TRIZ 開発者のアルトシュラー氏ですら)「実用的でない」と評している。
I-TRIZ では、機能ダイヤグラムを描けば、自ずと矛盾が抽出される。
そして、すべての矛盾を「物理的矛盾」に統一して扱えるように工夫されている。
マトリックスは最早使用しない。
だから、実用的、効率的、効果的!
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コンセプトのブラッシュ・アップ - 不具合予測で欠点探索
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不具合予測のためのオペレーター
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