お台場学園前砂浜における海苔の生育について

お台場学園前砂浜における海苔の生育について

文部科学省国立教育政策研究所

文部科学省

国立教育政策研究所

総括研究官やま

山もり

森こう

光よう

陽(教育心理学)

koyo＠ nier.go.jp

平成 26年 11月 15日

この内容は個人的見解であり国立教育政策研究所の公式見解ではありません

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この講義の内容

1 見た目からわかる海苔の育ち

2 海苔の育ちを支える

3 海苔の成長の推定

4 よい海苔を育てる

文部科学省　国立教育政策研究所お台場学園前砂浜における海苔の生育 3 / 12

見た目からわかる海苔の育ち

海の中での海苔の様子

(a) 12/24 (b) 12/28 (c) 12/30

(d) 1/5 (e) 1/9 (f) 1/14文部科学省　国立教育政策研究所お台場学園前砂浜における海苔の生育 5 / 12

海苔の育ちを支える

海苔のお世話

(g) 12/24網上げ (h) 12/28網下げ (i) 1/1網上げ

(j) 1/5巡視 (k) 1/11剪定 (l) 1/31確認


海苔の成長の推定

お世話のために見込みを立てる

昨年度の海苔の生長は右図の通り。

今年度も同じとは限らない。

お世話 (網の上げ下げなど)をするには見込みを立てたほうがやりやすい。

日数の説明率が高そう。

日数を説明変数として回帰式に当てはめ，回帰係数を推定する。

1 4 8 10 12 16 20 25

day

leng

th

010

2030

4050



海苔成長推定のストラテジー

海苔の生長を推定する式

length = a× bday

データday13 <- c(1,4,8,10,12,16,20,25)

length13 <- c(0,3,5,7,11,17,25,50)

コードnori 13 exp <- nls(length13~a*b^ day13,

start=list( a=1, b=1 ))



海苔成長推定のストラテジー



2013年度の海苔成長の指数回帰

length = a× bday

表 1 : 推定結果

定数推定値 SE t pa 1.91 .47 4.05 .01b 1.14 .02 76.01 .00

残差の標準誤差=3.74, df = 6

0 10 20 30 40

010

2030

4050

60

Odaiba_nori_2013_length_estimate

day

leng

th



2012, 13年度の比較

length = a× bday

表 2 : 推定結果 (2012年度)

定数推定値 SE t pa .46 .61 .76 .59b 1.11 .04 28.38 .02残差の標準誤差=1.86, df = 1

表 3 : 推定結果 (2013年度)

定数推定値 SE t pa 1.91 .47 4.05 .01b 1.14 .02 76.01 .00残差の標準誤差=3.74, df = 6

leng

th

0 10 20 30 40

010

2030

4050

60

Odaiba_nori_estimate_comparison

day

leng

th

AY2013AY2012


よい海苔を育てる

推定結果の適用範囲

(m) 1/5 (n) 1/17

日数以外の要因の強さの違い

25日目以降の伸びがあまり見られない

中間刈り取り以降の伸びがあまり見られない


お台場学園前砂浜における海苔の生育について

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