全体目標

124
全全 全全全全全 21 全全全全全 全全全全全全全 全全 全全 全全 全全 全全 全全 全全全全全 全全 全 全全 全全 全全全 全全 全全全全全 全全 全全 全全 全全全全 全全 全全全 全全 全全全全全 全全 健健健健健 21 健健健

Upload: beaumont-dilan

Post on 30-Dec-2015

19 views

Category:

Documents


0 download

DESCRIPTION

健康いわて 21 プラン. 健康いわて 21 プランの全体目標と重要領域. 身体活動 領域. 栄養 領域. 喫煙 領域. 自殺 領域. アルコール 領域. 全体目標. こころ 領域. 口腔保健 領域. 不慮の事故 領域. がん 領域. 糖尿病 領域. 循環器疾患 領域. 1 全体目標. 全体目標. 全体目標の代表目標項目 (2). ・ 主観的な健康指標「自分は健康であると思う人」の割合の増加 ・ 早世に関する指標「 65 歳未満で死亡する人の割合」の減少. 全体目標. 今後の取り組むべき課題と施策. - PowerPoint PPT Presentation

TRANSCRIPT

全体目標

健康いわて 21プランの全体目標と重要領域

自殺領域

栄養領域

喫煙領域

アルコール領域

身体活動領域

こころ領域

不慮の事故領域

がん領域

口腔保健領域

糖尿病領域

循環器疾患領域

健康いわて 21プラン

主観的な健康指標「自分は健康であると思う人」の割合の増加・

早世に関する指標「・ 65 歳未満で死亡する人の割合」の減少

全体目標1 全体目標

全体目標の代表目標項目 (2)

① 健康づくり施策の確実な推進

② メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病対策

 の推進

③ こころの健康づくりと自殺予防の推進

④ 介護予防と連携した健康づくりの推進

今後の取り組むべき課題と施策

全体目標

全体目標

早世、障がいにつながる危険因子

生活習慣 栄養、身体活動、喫煙、アルコール、     こころ (ストレス )、休養、口腔保健

危険状態 肥満、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、     メタボリックシンドローム、歯周病、うつ

疾病等  がん、脳血管疾患、心疾患、糖尿病合併症     自殺、不慮の事故

早世、障がい

健康づくりの重要

全体目標

疾病予防と介護予防の関係

疾病予防 介護予防特定高齢者

施策

一般高齢者施策

ハイリスクアプローチ

ポピュレーション

アプローチ

連携できる部分も

ある

栄養状態、栄養素(食物)摂取に関する代表目標項目( 5)

成人の肥満者の割合の減少・ 児童・生徒の肥満児の割合の減少・ ・ 20 歳代女性のやせの者の割合の減少

・ 20 ~ 40 歳代の 1日当たりの平均脂肪エネルギー比率の減少

成人の・ 1 日当たりの野菜の平均摂取量の増加

知識 態度 行動に関する代表目標項目・ ・ ( 2)

朝食の欠食率の減少・ メタボリックシンドロームを認知している県民の割合の増加・

栄養領域2 栄養

栄養領域の代表目標項目 (7)

① 県民一人ひとりにあった望ましい食事に関する啓発の

 強化

② 健診後の事後指導の充実

③ 県民を取り巻く食環境の整備-民間活力の導入-

④ 給食施設における栄養管理や喫食者指導の充実

今後の取り組むべき課題と施策

栄養領域

栄養領域

間違った食習慣と生活習慣病

やさしい生活習慣病の自己管理、医薬ジャーナル社出版、 2007

間違った食習慣 生活習慣病

食べ過ぎ

動物性脂肪の摂り過ぎ

野菜、果物の不足

塩分の摂り過ぎ

お酒の飲み過ぎ

不規則な食事

肥満、脂質異常症、糖尿病、脂肪肝、痛風

肥満、脂質異常症、大腸がん、乳がん

動脈硬化、大腸がん、その他のがん、便秘

高血圧、脳血管障害、胃がん

肝機能障害、膵臓炎、動脈硬化

肥満、脂質異常症、糖尿病、便秘

栄養領域

成人の肥満者 (BMI≧25.0) の割合(岩手県)

平成 16年度県民生活習慣実態調査

15.8

29.626.7

43.6

30.433.9

9.1

16.7

26.1

32.8

41.4 41.9

0

10

20

30

40

50

20 29~ 歳 30 39~ 歳 40 49~ 歳 50 59~ 歳 60 69~ 歳 70歳~

年齢階級

男性 女性

割合( % )

栄養領域

肥満児の割合(全国と岩手県)(村田式による標準体重の 20%以

上 )

2.9

4.8 6.

3

7.8 9.

2 10.3

10.6

11.1

9.9

9.5

11.7

11.1

11.1

4.9

8.2

9.8

12.4 13

.6

12.9

15.1

14.7

11.9

12.3 13

.7

12.2

12.7

0

5

10

15

20

5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳 11歳 12歳 13歳 14歳 15歳 16歳 17歳

年齢

全国 岩手

平成 19 年度学校保健統計調査

割合( % )

岩手県は肥満児が多い!

栄養領域

47都道府県における肥満児の割合 (中学 1年生 (12 歳 ))

 ~ 1010 ~ 1212 ~ 1414 ~ 1616 ~

全国  11.1

平成 19 年度学校保健統計調査

⑦ 14.7

① 17.8

② 16.0

③ 15.2(%)

栄養領域

肥満の具体的な原因

やさしい生活習慣病の自己管理、医薬ジャーナル社出版、 2007  一部改変

① 運動不足

② 外食  (カロリー過多、偏食になりすぎ )

③ 夜型生活  (食事時間が不規則になり、夜食が増える )

④ 加齢  (基礎代謝が低下し、太りやすくなる )

⑤ 食事の仕方

  (朝食抜き、早食い、ながら食いはカロリーが増える )

⑥ アルコール  (飲み過ぎはカロリーが増える )

⑦ 間食

⑧ ストレス

⑨ 宴会 旅行 ・ ( 食べ過ぎはカロリーが増える )

⑩ 体質 遺伝・

栄養領域

食生活指針平成 12年 3月策定

● 食事を楽しみましょう。

● 1 日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。

● 主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

● ごはんなどの穀物をしっかりと。

● 野菜 果物、牛乳 乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。・ ・● 食塩、脂肪は控えめに。

● 適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。

● 食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。

● 調理や保存を上手にして無駄な廃棄を少なく。

● 自分の食生活を見直してみましょう。

栄養領域

食事バランスガイド平成 17年 6月策定

栄養領域

岩手版 食事バランスガイド平成 19 年 3月策定

年齢や活動状況に応じた望ましい食生活の実践

県民の皆さんに心がけて欲しいこと

☆ 朝食は 1日の活力源! 毎日しっかり食べましょう!

☆ 野菜が主体のお料理を あと 1皿増やしましょう!

☆ こってり料理においしいお菓子 食べる頻度は少なめ

に!

栄養領域

成人等に関する代表目標項目( 4)

県民の一日の平均歩数の増加・ 運動習慣者の割合の増加・ 成人の肥満者の割合の減少 ・ < 再掲 >

メタボリックシンドロームを認知している県民の割合の増加 ・ < 再掲 >

高齢者に関する代表目標項目( 1)

高齢者の日常生活における歩数の増加・

児童 生徒等に関する代表目標項目・ ( 1)

児童・生徒の肥満児の割合の減少 ・ < 再掲 >

身体活動領域

身体活動領域の代表目標項目 (6)

3 身体活動

① 県民一人ひとりにあった運動習慣の定着促進

② 健診後の事後指導の充実

③ 地域における運動環境の整備-民間活力の導入-

④ 職域保健における運動領域の取組強化

⑤ 教育委員会等と連携した運動の推進

今後の取り組むべき課題と施策

身体活動領域

身体活動領域

運動の効果

体脂肪の減少・ ( 肥満の改善 )

生活習慣病のリスク低下・

身体機能の維持向上・

  (心肺機能、筋力、平衡感覚、基礎代謝、関節可動域な

ど )

成長ホルモン分泌の刺激・

精神的ストレスの軽減・

睡眠の質の改善・

記憶力、認知力の維持  など・

身体活動領域

身体活動・運動・生活活動① 「身体活動」=安静にしている状態より多くのエネルギー

 を消費するすべての動きのこと

② 「運動」=身体活動のうち、体力の維持 向上を目的とし・ て計画的 意図的に実施するもの・③ 「生活活動」=身体活動のうち、運動以外のもの

エクササイズガイド 2006

身体活動領域

メッツ 「 」 <強さの単位 >

 身体活動の強さを安静時の何倍に相当するかで表す単位

  座って安静にしている状態= 1 メッツ

  普通歩行= 3メッツ

エクササイズ「 (Ex) 」 (=メッツ 時・ ) <量の単位 >

 身体活動の量を表す単位

 身体活動の強度 (メッツ ) に身体活動時間 (時 ) をかけたもの

   6メッツの身体活動を 30 分行った場合:

     6メッツ×1/2時間= 3エクササイズ ( メッツ 時・ )

メッツ と エクササイズ「 」 「 」

エクササイズガイド 2006

身体活動領域

[基本となる目標] 週 23エクササイズ ( メッツ 時・ ) の活発な身体活動(運動 生活活動・ )! そのうち 4 エクササイズは活発な運動を!

健康づくりのための身体活動量の基準値

① 身体活動 :  23エクササイズ/週 ( メッツ 時/週・ ) 強度が 3メッツ以上の活動で 1日あたり約 60 分。歩行中心の 活動であれば 1 日あたり、およそ 8,000 ~ 10,000歩に相当。

② 運動量  :  4エクササイズ/週 ( メッツ 時/週・ ) 例えば、速歩で約 60 分。ジョギングやテニスで約 35 分。

健康づくりのための運動基準 2006 、エクササイズガイド 2006

[内臓脂肪を確実に減らすための目標] 週 10 エクササイズ ( メッツ 時・ )以上の運動を!

身体活動領域

1 エクササイズに相当する活発な身体活動

エクササイズガイド 2006

身体活動領域

身体活動のエクササイズ数表

「 3メッツ」以上の運動(身体活動量の目標の計算に含むもの)メッツ 活動内容 1 エクササイズ

に相当する時間3.5 体操 (家で、軽・中等度 )

ゴルフ (カートを使って、待ち時間を除く)

18分

3.8 やや速歩(平地、やや早めに= 94m/分) 16分4.0 速歩 ( 平地、 95 ~ 100m/分程度 )、

水中運動、水中で柔軟体操、卓球太極拳、アクアビクス、水中体操

15 分

7.0 ジョギング、サッカー、テニス水泳:背泳、スケート、スキー

9分

8.0 サイクリング(約 20km/ 時)ランニング: 134m/分水泳:クロール、ゆっくり(約 45m/分)

8分

一部抜粋

エクササイズガイド 2006

身体活動領域

運動を継続するために

● 無理なく継続すること

  そのためには、自分にあった運動の種類、強さ、持続時

 間、頻度、実施時間などを決める。

● 継続するための工夫

  例えば、通勤時間を利用する。 ( 自家用車を自転車に切

 替える。エレベーターに乗らないで、階段を歩く。 )

● その他の注意点

  運動で健康を害しないようにすること。

始めから無理な目標はたてないこと!

場合によっては、フィジカルチェックやメディカルチェックを受けましょう!

自分に適した運動の定期的な実践と身体活動量の

増加

県民の皆さんに心がけて欲しいこと

☆ 歩行数 まず 1,000歩増から始めましょう!

☆ 1 日 30 分以上の運動 週 2 日以上を習慣に!

身体活動領域

喫煙領域

成人の喫煙率の減少・

未成年者の喫煙率の減少・

妊婦の喫煙率の減少・

公的施設及び企業 事業所における分煙化並びに学校施設における敷地・ ・

 内禁煙化の推進

禁煙支援プログラムの普及・

公共の場や職場での効果の高い受動喫煙防止対策についての知識の普及・

喫煙領域の代表目標項目 (6)

4 喫煙

① 未成年者の喫煙防止

② 喫煙者に対する禁煙支援

③ 受動喫煙の防止

④ たばこ対策を推進するための総合的な環境づくり

今後の取り組むべき課題と施策

喫煙領域

26.1

51.6

6.8

23.5

43.9

7.8

0

20

40

60

80

100

全体 男性 女性

喫煙率

H11 H16

( %)

県民生活習慣実態調査

成人喫煙率(岩手県)

喫煙領域

喫煙領域

★ 1この 年間に禁煙を試みたか

20.9 71.2 7.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%( )割合 %

試みたことがある 試みたことはない 不明

★ 喫煙をやめたいか

18.6 46.3 30.5 4.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%( )割合 %

よく思う 時々思う 思ったことはない 不明

喫煙者の禁煙に対する思いと行動(岩手県)平成 16年度県民生活習慣実態調査

70.64 23.04 6.16総数

吸わない 以前は吸っていたが妊娠してからやめている 吸う 未記入

81.91

77.56

65.84

58.28

9.55

16.73

27.57

33.12

8.54

5.6

6.38

8.28

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40代

30代

20代

10代

( )割合 %

妊婦の喫煙状況(岩手県)

喫煙領域

がん等疾病情報解析プラットホーム平成 16年度~ 18 年度集計※ 母子健康手帳交付時に調査

2.2

6.2

13.9

2.7

8.3

19.1

1.6

4.4

9.6

0

5

10

15

20

25

1中 1高 3高

喫煙率

男女 男 女

( %)

健康いわて 21プラン健康度実態調査(未成年調査、平成 14年)

未成年の喫煙率(岩手県)

喫煙領域

喫煙率=この 30 日間にタバコを吸った者の割合

タバコの健康障害

虚血性心疾患1.7倍

くも膜下出血 1.8倍

肺気腫など 2.2倍

胃潰瘍 1.9倍

口腔・咽頭がん 3.0倍

肺がん4.5倍

喉頭がん 32.5倍食道がん 2.2倍

膵臓がん1.6倍

肝臓がん3.1倍

胃がん1.4倍

膀胱がん1.6倍

他に子宮がん(女 )1.6倍 1998 平山 雄

喫煙領域

1993 平山 雄

1981 伊藤ら

喫煙領域

受動喫煙の健康障害

National Cancer Institute, Monograph 10: Health Effects of Exposure to Environmental Tobacco Smoke

◆受動喫煙の影響が確実なもの 成長への影響・・・・乳幼児突然死症候群、低出生体重 呼吸器への影響・・・小児の気管支炎、肺炎、喘息、中耳炎           目、鼻への刺激 がんへの影響・・・・肺がん、副鼻腔がん 心血管への影響・・・心疾患による死亡

◆受動喫煙の影響が示唆されるもの 成長への影響・・・・流産、問題行動、知能低下 呼吸器への影響・・・呼吸機能低下 がんへの影響・・・・子宮頚がん

禁煙支援いろいろ

◆個別支援 ・禁煙治療 (外来 ) ・禁煙相談 ・個別禁煙教育 ・健康診断時の禁煙指導 ・日常診療での禁煙指導 ・インターネット禁煙マラソン◆グループ学習 ・禁煙教室 ・禁煙セミナー◆セルフヘルプ法 ・禁煙コンテストなどのイベントやキャンペーン

禁煙治療に保険が使える医療機関(2008.05現在 )

岩手県内  51機関盛岡市内  22機関

喫煙領域

喫煙領域

未成年者の喫煙、未成年者へのタバコの販売は法律(未成年者喫煙禁止法)で禁じられています

未成年者が喫煙をしてはいけない根拠

1. 喫煙開始年齢が早いほど、若い年代で

 がんや心筋梗塞による死亡率が上昇する。

2. 成人よりタバコの煙による健康障害度が大きい。

3. 成人より短期間でニコチン依存状態に陥る。

4. 喫煙はドラッグへと連なる入門薬物となる。

たばこに無縁 ( 煙 )な環境

を!

県民の皆さんに心がけて欲しいこと

成人

☆ まず、禁煙にチャレンジしましょう!

☆ 周りに人がいるところでは吸わないように気をつけましょう!

未成年

☆ たばこは絶対に吸わないで!

喫煙領域

成人に関する代表目標項目( 1)

多量に飲酒する人の割合の減少・

未成年に関する代表目標項目( 1)

未成年者の飲酒率の減少・

アルコール領域の代表目標項目 (2)

アルコール領域5 アルコール

アルコール領域

① 多量飲酒者の割合の減少

② 未成年者の飲酒防止

今後の取り組むべき課題と施策

アルコール領域

成人男性の飲酒状況1(岩手県)★ アルコールの摂取頻度は

32.1

44.3

27.4

35.3

10.2

13.2

6.7

10.4

8.8

8.7

6.3

8.2

4.5

5.5

13.0

6.9

7.0

4.2

27.3

16.7

34.1

25.1

8.6

10.7

8.2

9.0

3.0

1.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60 -歳

40-59歳

20-39歳

総数

( )割合 %

毎日 5-6週 日 3-4週 日 1-2週 日1-3月 日 やめた ほとんど飲まない 未記入

平成 18 年度岩手県健康調査

アルコール領域

成人男性の飲酒状況2(岩手県)★ アルコール飲酒者の 1日あたりの量は

3.2

11.5

22.0

10.8

12.3

27.7

19.1

20.2

43.7

35.8

38.7

39.3

40.5

24.0

17.9

28.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60 -歳

40-59歳

20-39歳

総数

( )割合 %

3合以上 2 3~ 合 1 2~ 合 1合未満 未記入

平成 18 年度岩手県健康調査

アルコール領域

成人女性の飲酒状況1(岩手県)

1.5

5.3

8.2

4.1

4.8

3.3

6.2

4.9

3.7

11.7

15.9

8.8

81.6

61.8

51.4

69.0

1.4

2.9

1.4

3.0

13.9

7.1

6.5

3.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60 -歳

40-59歳

20-39歳

総数

( )割合 %

毎日 5-6週 日 3-4週 日 1-2週 日1-3月 日 やめた ほとんど飲まない 未記入

★ アルコールの摂取頻度は 平成 18 年度岩手県健康調査

アルコール領域

成人女性の飲酒状況2(岩手県)★ アルコール飲酒者の 1日あたりの量は

2.6

12.4

5.4

7.2

5.3

5.1

13.8

26.1

42.5

29.3

83.1

62.1

38.9

58.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

60 -歳

40-59歳

20-39歳

総数

( )割合 %

3合以上 2 3~ 合 1 2~ 合 1合未満 未記入

平成 18 年度岩手県健康調査

14.9

27.5

34.6

14.5

30.2

38.0

15.5

25.1

31.9

0

10

20

30

40

50

1中 1高 3高

飲酒率

男女 男 女

( %)

健康いわて 21プラン健康度実態調査(未成年調査、平成 14年)

未成年の飲酒率(岩手県)未成年の飲酒率=この 30 日間にアルコール飲料を飲んだ者の割合

アルコール領域

アルコールの健康への影響

1. 酩酊 飲酒による眠気、判断力の低下のため、交通事故等の原因 短時間の多量飲酒は急性アルコール中毒の原因

2. 臓器障害 肝炎、肝硬変、脳卒中、がん等の多くの疾患との関係あり

3. 依存症 長期の多量飲酒は、アルコール依存症の原因

4. 未成年者・胎児への影響 未成年者の飲酒は健康への影響が成人よりも大きい 妊娠女性の飲酒は、胎児に悪影響を及ぼす危険性あり

アルコール領域

節度ある適度な飲酒とは?

「節度ある適度な飲酒」として、 1日当たりの飲酒量は純アルコール換算で、 20g程度 (ビール中瓶 1本程度 )が適当

 女性や 65歳以上の高齢者、少量のお酒で顔が赤くなるアルコールの分解能力の低い人では、より少ない量が望ましい

お酒の種類ビール

(中瓶 1本 500ml)

日本酒(1 合 180ml)

ウイスキー

(ダブル 60ml)

焼酎 (35度 )

(1 合 180ml)

ワイン(1杯 120ml)

度数 5% 15% 43 % 35% 12%純アルコール量 20g 22g 20g 50g 12g

主な酒類の換算の目安表

純アルコール 1ml = 0.8g

アルコール領域

未成年者が飲酒をしてはいけない根拠

1. 脳の神経細胞を破壊する。

2. 男らしさ、女らしさが妨げられる。   (身体の発育が妨げられるおそれがある。 )

3. 未成年者はアルコールを分解する仕組みが未熟である。

4. アルコール依存症になりやすい。   (未成年者は心身が未発達なため適度な飲酒をするという判断力がない。また、

 未成年の時から飲酒すると次第に飲酒量が増え、飲まないと落ち着かなくなる。

  そして大量のお酒を毎日飲むようになり、アルコール依存症となる。 )

5. 人生の幅を狭めてしまう。   (酒の酔いは他の楽しみ方を学ぶ意欲をなくす。 )

アルコール領域

社団法人アルコール健康医学協会ホームページより

未成年者の飲酒、未成年者へのアルコールの販売は法律(未成年者飲酒禁止法)で禁じられています

心も身体もリフレッシュできる節度ある飲酒環境

を!

県民の皆さんに心がけて欲しいこと

アルコール領域

成人

☆ お酒の適量は 1日 1合以下です! 飲みすぎの方は要注

意!

☆ 週に 2日の休肝日を習慣に!

未成年

☆ お酒は 20歳になってから!

むし歯の予防に関する代表目標項目( 2)

・ 3歳児におけるむし歯を持たない者の割合の増加

・ 12 歳児における 1人平均のむし歯の本数の減少

歯周病 (歯肉炎 歯槽膿漏・ )及び歯の喪失の予防に関する代表目標項目

( 3)

中年期・ (45 ~ 64 歳 )における 24歯以上有する者の割合の増加

高年期・ (65 歳以上 ) における 20歯以上有する者の割合の増加

成人の喫煙率の減少 ・ < 再掲 >

口腔保健領域

口腔保健領域の代表目標項目 (5)

6 口腔保健

① 幼年期 (1 ~ 4歳 )及び少年期 (5 ~ 14 歳 )のむし歯

の予防

② 青年期以降 (15 歳~ )の歯周病 (歯肉炎 歯槽膿漏・ )

及び

 歯の喪失の予防

③ 高年期 (65 歳~ )の口腔機能の向上

④ 8020運動の推進強化

口腔保健領域

今後の取り組むべき課題と施策

口腔保健領域

8020運動を知っていますか

80 歳になっても自分の歯を20本以上保とうという運動

口腔保健領域

94.0

69.0

52.6

36.5

22.4

93.9

74.0

49.0

27.3

18.8

93.9

71.6

50.7

31.4

20.0

0

20

40

60

80

100

40 49~ 歳 50 59~ 歳 60 69~ 歳 70 79~ 歳 80歳~

年齢階級

男性 女性 男女計

割合( % )

残存歯数が 20本以上の者の割合(岩手県)

平成 18 年度岩手県健康調査

口腔保健領域

0

20

40

60

80

100

-14

15-1

9

20-2

4

25-2

9

30-3

4

35-3

9

40-4

4

45-4

9

50-5

4

55-5

9

60-6

4

65-6

9

70-7

4

75-7

9

80-8

4

85-

年齢階級

う蝕 歯周病 破折 矯正 その他 無効・無回答割合( % )

抜歯主原因の割合8020 推進財団「永久歯の抜歯原因調査」

口腔保健領域

噛む 8 大効用「ひみこの歯がいーぜ」

ひみこのはがいぜ

肥満を防ぐ

味覚の発達

言葉の発音がはっきり

脳の発達

歯の病気を防ぐ

がんを防ぐ

胃腸の働きを促進する

全身の体力向上と全力投球

しっかり噛んで食べていますか

しっかり噛んで食べると・・・

肥満の解消・予防

早食いを防止し、満腹感が得られやすくなるため、食べ過ぎ・ドカ食いを防止します

よく噛むことで視床下部からホルモン(神経ヒスタミン)が分泌され、食欲を抑制します

よく噛むことで交感神経が刺激され、代謝が活発になって消費カロリーが増加します

ゆっくり、よく味わうことになり、うす味、少量でも十分な満足感が得られます

 まずは、いつもより 5回多く 噛むようにしましょう。 目標は 1口 30回噛むことです。

口腔保健領域

喫煙が口腔に及ぼす影響

タバコは、煙が口の中を最初に通過するため、口腔がん以外

にも次のような種々の病気や症状の原因となります。

 

 歯周病、歯肉の色素沈着、白板症、口内炎、

 黒毛舌、歯の色素沈着、歯石沈着、根のむし歯、

 口臭(タバコ臭)、味覚の減退 など

 

また、妊婦の喫煙は子どもの口唇口蓋裂の発生を高めます。

口腔保健領域

歯肉が腫れ、歯の色素沈着や歯石沈着もみられます。

歯にはタバコ色素の沈着が、歯肉にはメラニン色素の沈着がみられます。

<歯周病>

<歯の色素沈着と歯肉の色素沈着>

口腔保健領域

8020 の推進

セルフケアとプロフェッショナルケア

プロフェッショナ

ルケア

セルフケア

・口の中のセルフチェック・歯磨き、歯間清掃・フッ素によるむし歯予防・好ましい食生活・禁煙   ・定期的な歯科健診の受診

など

歯科医師による・定期的な歯科健診・歯科保健指導(歯磨き指導、食生活指導、 禁煙支援など)・歯の専門的クリーニング

など

口腔保健領域

口腔保健領域

☆ 乳幼児の仕上げ磨きを習慣に!

☆ フッ素によるむし歯予防法を利用しましょう!

☆ 甘いおやつや飲み物は 1日 2回以下に!

☆ 歯間清掃用具 (フロス、歯間ブラシ )の活用を習慣

に!

☆ 定期的に歯科健診を受けましょう!

生涯自分の歯で食事を楽しむため

に!

県民の皆さんに心がけて欲しいこと

がん領域7 がん

がん死亡者数の減少に関する代表目標項目( 1)

全がん死亡者数の減少・ ( 人口 10万対 75歳未満年齢調整死亡率 )

各がん検診受診率の増加に関する代表目標項目( 5)

胃がん検診受診率の増加    子宮がん検診受診率の増加・ ・

肺がん検診受診率の増加    乳がん検診受診率の増加・ ・

大腸がん検診受診率の増加・

がん領域の代表目標項目の設定 (13)

[代表目標目標] (つづき)

がんの危険因子に関する代表目標項目( 7)

・ 20 ~ 40 歳代の 1日当たりの平均脂肪エネルギー比率の減少 < 再掲 >

成人の・ 1 日当たりの野菜の平均摂取量の増加 < 再掲 >

県民の一日の平均歩数の増加 ・ < 再掲 >

運動習慣者の割合の増加 ・ < 再掲 >

高齢者の日常生活における歩数の増加 ・ < 再掲 >

成人の喫煙率の減少 ・ < 再掲 >

多量に飲酒する人の割合の減少 ・ < 再掲 >

がん領域

① 喫煙、食生活、運動、飲酒等の生活習慣の改善による

 一次予防の推進

② 各種がん検診の推進

今後の取り組むべき課題と施策

がん領域

0

100

200

300

1951 56 61 66 71 76 81 86 91 96 01 06

西暦

主な死因別にみた死亡率の推移 ( 全国、人口 10万対死亡率 )

人口動態統計人口 10 万対死亡率

悪性新生物

心疾患

脳血管疾患

肺炎

不慮の事故自殺肝疾患結核

がん領域

がん領域

死因順位

死因名 割合(%)

1 悪性新生物 30.42 心疾患 16.03 脳血管疾患 11.84 肺炎 9.95 不慮の事故 3.56 自殺 2.87 老衰 2.68 腎不全 2.09 肝疾患 1.510 慢性閉塞性肺疾患 1.3

平成 18 年人口動態統計

全国 ( 死亡者数 1,084,450人 ) 死因名 割合

(%)1 悪性新生物 27.52 心疾患 17.13 脳血管疾患 15.84 肺炎 9.15 不慮の事故 3.96 自殺 3.27 老衰 2.78 腎不全 1.99 慢性閉塞性肺疾患 1.410 肝疾患 1.2

岩手県 (死亡者数 14,552 人 )

がん領域

 岩手県におけるがん死亡の特徴

他の都道府県よりも死亡率の高いがんは? 

男性・・・大腸がん、前立腺がん女性・・・大腸がん

他の都道府県よりも死亡率の低いがんは? 

男性・・・胃がん、肝臓がん女性・・・胃がん、肺がん、肝臓がん、乳がん

平成 16~ 18 年度における都道府県別標準化死亡比にて判定

がん領域

現状において推奨できるがん予防法

厚生労働科学研究「生活習慣改善による予防法の開発と評価」研究班作成

● たばこは吸わない。他人のたばこの煙を可能な限り避ける。

● 適度な飲酒。飲まない人・飲めない人は無理に飲まない。

● 食事は偏らずバランスよく。

 ○ 塩蔵食品・食塩の摂取は最小限。

 ○ 野菜・果物不足にならない。

 ○ 熱い飲食物、保存・加工肉の摂取は控えめに。

● 定期的な運動の継続。

● 成人期での体重を維持(太り過ぎない、やせ過ぎない)。

● 肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染している場合は治療する。

  がんを引き起こすウイルスへの感染を予防する。

がん領域

● 40 歳以上は、

  年に 1回、胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診を受け

 しょう。

● 20 歳以上の女性は、

  2年に 1回、子宮頸がん検診を受けましょう。

● 40 歳以上の女性は、

  2年に 1回、乳がん検診を受けましょう。

● 過去に肝炎ウイルスの検査を受けたことがない方は、

  一度は肝炎ウイルス・キャリア検査を受けましょう。

がんを早期に発見し、早期に治療しましょう!

がん予防のための生活習慣の実践と定期的な

がん検診受診!

☆ 禁煙、適切な食生活、身体活動量増加、節度ある飲酒

 実践しましょう!

☆ 定期的な検診受診で、がんの早期発見に

 努めましょう!

県民の皆さんに心がけて欲しいこと

がん領域

循環器疾患の減少に関する代表目標項目( 5)

脳血管疾患死亡数の減少・ ( 人口 10万対年齢調整死亡率 )

心疾患死亡数の減少・ ( 人口 10万対年齢調整死亡率 )

高血圧症有病者の減少・ (40 ~ 74 歳の推定数 )

脂質異常症有病者の減少・ (40 ~ 74 歳の推定数 )

メタボリックシンドロームの該当者 予備群の減少・ ・ (40 ~ 74 歳の推定

数 )

循環器疾患領域の代表目標項目 (17)

8 循環器疾患、 9 糖尿病

循環器疾患領域・糖尿病領域

[代表目標目標] (つづき)

血圧低下等に関する代表目標項目( 8)

成人の肥満者の割合の減少 ・ < 再掲 >

児童・生徒の肥満児の割合の減少 ・ < 再掲 >

メタボリックシンドロームを認知している県民の割合の増加 ・ < 再掲 >

県民の一日の平均歩数の増加 ・ < 再掲 >

運動習慣者の割合の増加 ・ < 再掲 >

高齢者の日常生活における歩数の増加 ・ < 再掲 >

成人の喫煙率の減少 ・ < 再掲 >

多量に飲酒する人の割合の減少 ・ < 再掲 >

循環器疾患領域・糖尿病領域

[代表目標目標] (つづき)

健康診断を受ける人の増加に関する代表目標項目( 4)

定期健診等の糖尿病、循環器疾患に関連する検診受診率の増加・

メタボリックシンドロームの概念を導入した健康診査の受診者数の向上・

 [特定健康診査実施率の向上]

メタボリックシンドロームの概念を導入した保健指導の受診者数の向上・

 [特定保健指導実施率の向上]

定期健診等受診後の糖尿病又は循環器疾患に関わる異常所見者への事後・

 指導の徹底 < 再掲 >

循環器疾患領域・糖尿病領域

糖尿病患者の減少に関する代表目標項目( 8)

糖尿病有病者の減少・ (40 ~ 74 歳の推定数 )

メタボリックシンドロームの該当者 予備群の減少・ ・ (40 ~ 74 歳の推定

数 )

成人の肥満者の割合の減少 ・ < 再掲 >

児童・生徒の肥満児の割合の減少 ・ < 再掲 >

メタボリックシンドロームを認知している県民の割合の増加 ・ < 再掲 >

県民の一日の平均歩数の増加 ・ < 再掲 >

運動習慣者の割合の増加 ・ < 再掲 >

高齢者の日常生活における歩数の増加 ・ < 再掲 >

糖尿病領域の代表目標項目 (12)

循環器疾患領域・糖尿病領域

< 再掲>

[代表目標目標] (つづき)

糖尿病と事後指導に関する代表目標項目( 4)

定期健診等の糖尿病、循環器疾患に関連する検診受診率の増加・

メタボリックシンドロームの概念を導入した健康診査の受診者数の向上・

 [特定健康診査実施率の向上] < 再掲 >

メタボリックシンドロームの概念を導入した保健指導の受診者数の向上・

 [特定保健指導実施率の向上] < 再掲 >

定期健診等受診後の糖尿病又は循環器疾患に関わる異常所見者への事後・

 指導の徹底

循環器疾患領域・糖尿病領域

① 喫煙、食生活、運動、飲酒等の生活習慣の改善による

 一次予防の推進

② メタボリックシンドロームに着目した健康診査及び保

 指導の推進

今後の取り組むべき課題と施策

循環器疾患領域・糖尿病領域

循環器疾患領域・糖尿病領域

平成 17年度人口動態統計特殊報告

全国  61.9 ~ 5555 ~ 6060 ~ 6565 ~ 7070 ~ 7575 ~

47都道府県における脳血管疾患の死亡状況 (男性 )  (人口 10万対年齢調整死亡率 )

① 84.0

② 81.4

③ 79.3

循環器疾患領域・糖尿病領域

47都道府県における脳血管疾患の死亡状況 ( 女性 )  (人口 10万対年齢調整死亡率 )

全国  36.1

平成 17年度人口動態統計特殊報告

  ~ 32.532.5 ~ 35.035.0 ~ 37.537.5 ~ 40.040.0 ~ 42.542.5 ~ ② 45.3

③ 44.7

① 46.4

循環器疾患領域・糖尿病領域

脳血管疾患の予防

◆ 生活習慣の改善

  食生活の改善・   (食塩の摂取制限、バランスの取れた食事習慣 )

  運動・  適正体重の維持・  禁煙・  適度な飲酒・  肉体的、精神的ストレスの解消・◆ 危険因子の改善

  高血圧症、脂質異常症、糖尿病、不整脈の治療・

循環器疾患領域・糖尿病領域

47都道府県における心疾患の死亡状況 (男性 )  (人口 10万対年齢調整死亡率 ) 平成 17年度人口動態統計特殊報

  ~ 70 70 ~ 80 80 ~ 90 90 ~ 100100 ~

全国  83.7

① 108.0

② 101.0

③ 100.5

⑤ 98.1

循環器疾患領域・糖尿病領域

47都道府県における心疾患の死亡状況 ( 女性 )  (人口 10万対年齢調整死亡率 ) 平成 17年度人口動態統計特殊報

全国  45.3  ~ 37.537.5 ~ 42.542.5 ~ 47.547.5 ~ 52.552.5 ~

① 55.5 ③ 52.6

② 53.0

⑮ 47.5

循環器疾患領域・糖尿病領域

虚血性心疾患の予防

◆ 生活習慣の改善

  禁煙・  運動・  食生活の改善・  適正体重の維持・  精神的、肉体的ストレスの解消・◆ 危険因子の改善

  高血圧症、脂質異常症、糖尿病の治療・

虚血性心疾患の一次予防ガイドライン (2006年改訂版 ) 一部改変

17.4

25.628.2

32.5

39.041.4

29.2

9.4

14.1

19.8

27.7

34.237.7

22.3

13.9

5.00

10

20

30

40

50

40 44~ 歳 45 49~ 歳 50 54~ 歳 55 59~ 歳 60 64~ 歳 65 69~ 歳 70 74~ 歳 (40 74 )~ 歳

年齢階級

男性 女性

割合( % )

※集計における高血圧症の定義: 収縮期血圧が 140mmHg以上または拡張期血圧 90mmHg以上、または現在高血圧症治療中

高血圧症有病者の割合(岩手県)

平成 18 年度岩手県生活習慣病等実態調査

循環器疾患領域・糖尿病領域

脂質異常症有病者の割合(岩手県)

平成 18 年度岩手県生活習慣病等実態調査

※集計における脂質異常症の定義:  HDLコレステロール 40mg/dl未満または現在脂質異常症治療中

13.514.3 14.1

15.313.7

15.0 14.3

2.2

5.6

9.8

15.7

18.2

20.8

11.4

13.6

2.6

0

5

10

15

20

25

40 44~ 歳 45 49~ 歳 50 54~ 歳 55 59~ 歳 60 64~ 歳 65 69~ 歳 70 74~ 歳 (40 74 )~ 歳

年齢階級

男性 女性

割合( % )

循環器疾患領域・糖尿病領域

糖尿病有病者の割合(岩手県)

※集計における糖尿病の定義:  HbA1c6.1%以上または現在糖尿病薬物療法中

平成 18 年度岩手県生活習慣病等実態調査

割合( % )

10.4

13.6

17.516.7

17.919.0

14.9

4.9

8.79.9

11.7 11.4

14.4

9.6

7.5

3.8

0

5

10

15

20

25

40 44~ 歳 45 49~ 歳 50 54~ 歳 55 59~ 歳 60 64~ 歳 65 69~ 歳 70 74~ 歳 (40 74 )~ 歳

年齢階級

男性 女性

循環器疾患領域・糖尿病領域

メタボリックシンドローム該当者 予備群の割合・

※集計におけるメタボリックシンドローム該当者・予備群の定義は国民健康・栄養調査に準ずる。

15.821.0 21.4

23.9 22.727.9

21.2

24.7

28.6 26.3 25.6 27.9 24.125.6

13.0

23.0

0

25

50

75

40 44~ 歳 45 49~ 歳 50 54~ 歳 55 59~ 歳 60 64~ 歳 65 69~ 歳 70 74~ 歳 (40 74 )~ 歳

年齢階級

該当者 予備群

平成 18 年度岩手県生活習慣病等実態調査

割合( % )

(岩手県男性)

循環器疾患領域・糖尿病領域

メタボリックシンドローム該当者 予備群の割合・

※集計におけるメタボリックシンドローム該当者・予備群の定義は国民健康・栄養調査に準ずる。

8.9 10.714.8 15.9

21.6

12.19.0

10.914.7

14.3 15.4

15.8

12.2

4.32.94.5

0

25

50

75

40 44~ 歳 45 49~ 歳 50 54~ 歳 55 59~ 歳 60 64~ 歳 65 69~ 歳 70 74~ 歳 (40 74 )~ 歳

年齢階級

該当者 予備群

平成 18 年度岩手県生活習慣病等実態調査

割合( % )

(岩手県女性)

循環器疾患領域・糖尿病領域

撲滅運動 「メタボリックシンドローム キャンペーン オフィシャルガイドブック 2006 」

メタボリックシンドロームは動脈硬化性疾患の危険を高める!

循環器疾患領域・糖尿病領域

撲滅運動 「メタボリックシンドローム キャンペーン オフィシャルガイドブック 2006 」

内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満

循環器疾患領域・糖尿病領域

内臓脂肪型肥満は悪性の肥満!

撲滅運動 「メタボリックシンドローム キャンペーン オフィシャルガイドブック 2006 」

循環器疾患領域・糖尿病領域

生活習慣病の発症・重症化の流れ生活習慣病とは不適切な食生活、運動不足、喫煙など

で起こる病気

・ 不健康な生活習慣の継続により、右へと段階的に進行・ どの段階でも、生活習慣を改善することで進行を抑えることが可能・ 境界領域期での生活習慣の改善が、生涯にわたって QOL( 生活の質 )を維持する上で重要

※ 一部の病気は、遺伝、感染症等により発症することがある。

・不適切な食生活

(エネルギー、食

塩、脂肪の過剰な

ど )

・運動不足

・ストレス過剰

・飲酒

・喫煙   など

・肥満症

・糖尿病

・高血圧症

・脂質異常症

 など

・虚血性心疾患

(心筋梗塞、狭心

症 )

・脳卒中

( 脳出血、脳梗塞

等 )

・糖尿病の合併症

(失明、人工透析

等 )

 など

境界領域期

・肥 満・高血糖・高血圧・脂質異常  など

予備群

・半身の麻痺・日常生活に おける支障・認知症 など

不健康な生活習慣 内臓脂肪症候群

としての生活習慣病

重症化・合併症生活機能低下要介護状態

循環器疾患領域・糖尿病領域

生活習慣病の発症・重症化予防○高血糖、高血圧、血清脂質異常、内臓肥満などは別々に進行するのではなく、「ひとつの氷山から水面上に出たいくつかの山」のような状態○投薬(例えば血糖を下げるクスリ)だけでは水面に出た「氷山のひとつの山を削る」だけ○根本的には運動習慣の徹底と食生活の改善などの生活習慣の改善により「氷山全体を縮小する」ことが必要

適正な血糖・血圧・血清脂質

摂取エネルギーの減少正しい栄養バランス

消費エネルギーの増大心身機能の活性化

達成感・快適さの実感   

継続

食生活の改善

体重・腹囲の減少

代謝の活性化・内臓脂肪の減少(良いホルモン分泌↑、不都合なホルモン分泌

↓ )

高血糖 高血圧 脂質異常

運動習慣の徹底

代謝機能の不調

内臓肥満

個々のクスリで、1つの山だけ削っても、他の疾患は改善されていない。

氷山全体が縮んだ!

1に運動1に運動

2に食事2に食事

しっかり禁煙しっかり禁煙

最後にクスリ最後にクスリ

生活習慣の改善・運動習慣の徹底・食生活の改善・禁 煙

厚生労働省資料より

循環器疾患領域・糖尿病領域

循環器疾患領域・糖尿病領域

定期健診

[目的]

 健康な状態を維持するためのチェック

[健診を活かす 3つの基本]

  検査値が正常値からどれだけはずれているか・

  以前の結果と比較して、検査値の変化の程度を確認する・

  健診結果の問題の背景にある複数の原因を把握する・

健診 120%活用法、健康日本、 2008(7)  改変

循環器疾患領域・糖尿病領域

保健指導[目的]  受診者が生活習慣を変えることで、肥満、高血糖、高血圧、 血清脂質異常などの状態を改善すること

[生活習慣改善のステップ] ① 健診結果を理解して、自らの身体の変化に気付く ② 自らの生活習慣を振り返り、問題点を把握 ③ 問題がある生活習慣を改善するための行動目標を設定  ④ 行動目標を実践し、その実践を継続 ⑤ 実践の結果を評価   必要があれば行動目標を修正した上で新たな実践を継続

医師、保健師、管理栄養士などがサポート

健診 120%活用法、健康日本、 2008(6)  改変

循環器疾患領域・糖尿病領域

厚生労働省広報資料

特定健康診査 特定保健指導について・

循環器疾患領域・糖尿病領域

厚生労働省広報資料

循環器疾患や糖尿病予防のための生活習慣の実践

と定期的な健康受診

☆ 適切な食生活と身体活動量増加に心がけ、肥満予防に 努めましょう!

☆ 定期的な健診受診で健康状態を 確認しましょう!

☆ 保健指導の対象となった方は生活習慣改善に 努めましょう!

県民の皆さんに心がけて欲しいこと

循環器疾患領域・糖尿病領域

・ SIDS(乳幼児突然死症候群 ) 、誤飲による窒息や中毒、溺死、転落、

 交通事故などの不慮の事故による死亡数の減少 (人口 10万対死亡

率 )

不慮の事故領域

不慮の事故領域の代表目標項目 (1)

10 不慮の事故

① 子どもや高齢者に対する事故防止対策と見守り体制の

 強化

② 幼年期からの事故防止意識の啓発

③ 応急措置や心肺蘇生法等の普及推進

今後の取り組むべき課題と施策

不慮の事故領域

9.1

7.2

5.5

5.2

5.7

4.8

13.3

7.3

5.4

4.0

1.6

1.2

0.8

0.7

0.1

0.2

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0

岩手県

全国

10人口 万対死亡率

交通事故 転倒・転落 不慮の溺死及び溺水 不慮の窒息 煙、火・火炎への曝露 有害物質による中毒 乳幼児突然死症候群 その他の不慮の事故

不慮の事故による死亡状況(全国と岩手県)平成 18 年人口動態統計

(SIDSを含む )

30.5

41.5

不慮の事故領域

569人

38,464 人

不慮の事故領域

31.8

77.9

47.8

24.416.8

24.835.8

23.6

6.7

33.8

45.854.8 33.1 15.8

44.6

15.4 18.429.8 28.5

42.148.4

0

20

40

60

80

100

総数 0歳 1 4~ 歳 5 14~ 歳 15 44~ 歳 45 64~ 歳 65歳~

年齢区分

()

割合

家庭内事故 交通事故 交通事故以外の家庭外事故

不慮の事故死における家庭内事故、交通事故の割合(全国)

平成 18 年人口動態統計

(SIDSを含まず )

不慮の事故領域

3.0

9.011.6

2.9

12.2

1.8

6.4

0

10

20

30

40

総数 0歳 1 4~ 歳 5 14~ 歳 15 44~ 歳 45 64~ 歳 65歳以上

年齢区分

10人

口万

対死

亡率

窒息 溺死・溺水転倒・転落 火災中毒 その他

家庭内での不慮の事故による年齢別死亡状況(全国) 平成 18 年人口動態統計(SIDSを含ま

ず )

子どもの事故防止のポイント[誤飲による事故]

子どもは好奇心が強く何でも「物をつかむ」、「口にいれる」行動をとるので、あらゆる物が異物 誤飲に・つながる恐れがあることを理解する。

誤って飲み込みやすいと思われる物は、子どもの手の届く所には置かない。

[水による事故]

浴室に鍵をかけたり柵を設け、近づくことができないようにする。

入浴中は常に気を配り、子どもから目を離さない。

水遊びの時は目を離さない。

[転倒、墜落、転落による事故]

階段に転落防止柵や手すりを設ける。

高い場所には子どもが近づくことができないようにする。

ベランダには踏み台となるようなものは置かない。

[遊具による事故]

保護者の付き添いが事故防止には有効。

安全な遊び場か確かめて、年齢にあった遊具を選ぶ。

正しい使い方をさせるよう心がける。

不慮の事故領域

高齢者の事故防止のポイント

不慮の事故領域

① 転倒 転落事故を防止・   段差をなくしたり、段差を小さくする。・   階段、廊下、玄関,浴室などに手すりを設ける・   階段、廊下、玄関などに明るい照明をつける。・   床や階段などにつまずきそうな物を置かない。・   すべりやすい靴下やスリッパは履かない。・② 浴室での溺死、熱傷事故を防止

   浴室を暖めてから入浴し、冬場は脱衣場を暖房して脱衣場と浴室の・   温度差を減らす。

   給湯やシャワーの湯温が熱くなりすぎないように管理する。・③ 衣類に着火する事故を防止

   生地の袖や裾が広がった衣類は、火がついても気づきにくいので注・   意する。

高齢者の事故防止のポイント(つづき)

不慮の事故領域

国民生活センター、危害情報からみた高齢者の家庭内事故  2003

④ 窒息事故を防止

   食事の際は、お茶や水を飲んで口の中を湿らせてから、少しずつ、・

   ゆっくりよく噛んで食べる。また、食べているときに話しかけるな

   どして慌てて飲み込まないようにする。

   餅など粘りのある食品を食べる場合は、小さく切ったものを食べる。・

⑤ 商品選びの工夫

   高齢者向けの安全性の高い商品、使いやすく工夫されたユニバーサ・

   ルデザインの商品を選ぶよう心がける。

⑥ 健康管理で事故を防止

   日頃から身体を動かすことを心がけ、身体機能の維持向上に努める。・

救命のリレー

不慮の事故領域

早い 119番通報

早い応急手当

早い救急処置

早い救命医療医療機関における高度な救命医療

救急救命士などの行う高度な救急処置

救急車到着前の早い心肺蘇生と早い除細動

落ち着いて、はっきりと119番に通報する

☆ 交通ルールを守りましょう!

☆ 家庭、職場や地域での事故防止に取り組みましょう!

☆ 応急処置や心肺蘇生の方法を

 身につけましょう!

不慮の事故に関する予防法と学習の実

践!

県民の皆さんに心がけて欲しいこと

不慮の事故領域

こころの領域 [代表目標目標]( 2)

睡眠時間が十分で熟睡している人の割合の増加・

最近・ 1か月にストレスを感じた人の割合の減少

自殺の領域 [代表目標目標]( 1)

自殺による死亡数の減少・ ( 人口 10万対死亡率 )

こころ・自殺領域11 こころ、 12 自殺

こころ 自殺領域の代表目標項目・ (3)

こころの領域

① こころの健康に関する正しい理解の普及啓発

② こころの健康づくりに対する相談体制の充実

自殺の領域

① 総合的な自殺対策の推進

今後の取り組むべき課題と施策

こころ・自殺領域

こころ・自殺領域

自殺の問題の深刻さ

・ 平成 10年~ 18 年に日本では年間約 3万が自殺している。

   (岩手県では年間約 500 人 )

・ 年間の自殺未遂者は 30万人以上と推計される。

・ 20 、 30 歳代では、自殺は死亡原因の 1位である。

・ 自殺者の中で、 40、 50 、 60 歳代の占める割合が高い。

・ 自殺による死亡率は、 40歳以上で高い。

・ 自殺が起きると、 1件あたり少なくとも 6 人が影響を受ける。

・ 自殺が家族や地域に及ぼす心理的、社会的、経済的影響は

 莫大である。

自殺は早世の大きな原因

こころ・自殺領域

  47都道府県における自殺の死亡状況 ( 人口 10万対死亡率 )

 ~ 2020 ~ 2525 ~ 3030 ~ 3535 ~

平成 18 年人口動態統計

① 42.7

② 34.1③ 31.7

④ 31.7

⑤ 31.6

全国  23.7

19.2

36.3

46.1

60.6

49.355.4

98.4

31.0

54.9

74.9

91.2

69.0

61.8

91.9

2.9 4.9

0

20

40

60

80

100

10 19~ 歳 20 29~ 歳 30 39~ 歳 40 49~ 歳 50 59~ 歳 60 69~ 歳 70 79~ 歳 80歳以上

年齢階級

(H 5 9 ) 5- 年 年平均(H13 17 ) 5- 年 年平均

 年齢階級別自殺死亡率の年次比較(岩手県男性)死亡率(人口 10 万

対) 平成 18 年人口動態統計

こころ・自殺領域

5.9 9.0 9.2

19.4 21.0

39.5

70.4

10.4 8.7 10.6

18.4

28.334.1

60.6

1.5 1.30

20

40

60

80

100

10 19~ 歳 20 29~ 歳 30 39~ 歳 40 49~ 歳 50 59~ 歳 60 69~ 歳 70 79~ 歳 80歳以上

年齢階級

(H 5 9 ) 5- 年 年平均(H13 17 ) 5- 年 年平均

 年齢階級別自殺死亡率の年次比較(岩手県女性)死亡率(人口 10 万

対) 平成 18 年人口動態統計

こころ・自殺領域

こころ・自殺領域

自殺の危機要因家庭問題

自殺時に抱えていた危機要因数は一人あ

たり平均 4つ

特定非営利活動法人自殺対策支援センターライフリンク「自殺実態白書 2008」305 人が遺した軌跡~「自殺実態 1000 人調査」より~

仕事の失敗、職場の人間関係、職場環境の変化 (配置転換、昇進、降格、転職 ) 、休職、過労、職場のいじめ、仕事の悩み

家族の不和 (親子間、夫婦間、その他 ) 、家族の死亡 (自殺、その他 ) 、家族の将来悲観、離婚の悩み、被虐待 ( 過去、当時 ) 、 DV、子育ての悩み、介護・看病疲れ身体疾患 (腰痛、その他 ) 、精神疾患 (うつ病、その他 ) 、アルコール問題、病苦倒産、事業不振、失業、就職失敗、生活苦、借金の取り立て苦負債 (多重債務、連帯保証債務、住宅ローン、その他 ) 、

結婚をめぐる悩み、失恋、不倫の悩み

進路に関する悩み (入試、その他 ) 、学業不振、いじめ ( 過去、当時 ) 、学内の人間関係 (教師と、他生徒と )、ひきこもり、不登校

犯罪発覚、犯罪被害、後追い、心中、近隣関係、将来生活への不安、その他 ( 医師からの告知、被災、更年期障害、冤罪、若年性認知症、身体奇形の悩み、ギャンブル依存 ) 、不明

男女問題

健康問題

経済 生活問題・

勤務問題

学校問題

その他

こころ・自殺領域

自殺時に抱えていた危機要因全体の 7割が上位 10 要因に集中

① うつ病② 家族の不和 (親子間+夫婦間+その他+離婚の悩み )③ 負債 (多重債務+連帯保証債務+住宅ローン+その他 )④ 身体疾患 (腰痛+その他 )⑤ 生活苦 (+将来生活への不安 )⑥ 職場の人間関係 (+職場のいじめ )⑦ 職場環境の変化 (配置転換+昇進+降格+転職 )⑧ 失業 (+就職失敗 )⑨ 事業不振 (+倒産 )⑩ 過労

特定非営利活動法人自殺対策支援センターライフリンク「自殺実態白書 2008」305 人が遺した軌跡~「自殺実態 1000 人調査」より~

こころ・自殺領域

自殺の危機の複合と進行段階

自殺

うつ病生活苦

家族の不和負債

失業

職場の人間関係

身体疾患

過労

事業不振 職場環境の変化

自殺のきっかけとなる最初の危機要因が発生した段階

最初の危機要因から問題が連鎖を起こし始めた段階

危機要因の連鎖が複合的に起こり事態が深刻化した段階

自殺実態白書 2008 一部改変

こころ・自殺領域

自殺のサイン (自殺予防の十箇条 ) 次のようなサインを数多く認める場合は、自殺の危険が迫っている。① うつ病の症状に気をつけよう (気分が沈む、自分を責める、  仕事の能率が落ちる、決断できない、不眠が続く )② 原因不明の身体の不調が長引く③ 酒量が増す④ 安全や健康が保てない⑤ 仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う⑥ 職場や家庭でサポートが得られない⑦ 本人にとって価値あるもの (職、地位、家族、財産 ) を失う⑧ 重症の身体の病気にかかる⑨ 自殺を口にする⑩ 自殺未遂におよぶ

自殺総合対策の在り方検討会報告書「総合的な自殺対策の推進に関する提言」

こころ・自殺領域

自殺予防の基本方向危険な状態に追い込まれないよう、追い込まれる前に心の悩みを解消すること

心の健康を損なってしまった自殺の危険性の高い人を医療機関での治療に確実につなげること( 自ら心の不調に気づき、適切に対処することができるようにする )(自分の身近な人が発している自殺のサインに早く気づき、精神科医などの専門家につなぎ、その指導を受けながら日常生活の中で見守っていく )

自分自身がストレスに気づき、これに対処するための知識、方法を身に付け、実践することができるようストレスに強い心の健康づくりに日頃から努めること

 自殺総合対策の在り方検討会報告書「総合的な自殺対策の推進に関する提言」

自殺や精神疾患についての正しい理解を進め、偏見をなくしていくこと

こころ・自殺領域

うつ病について

・ うつ病は特別な人がかかる疾患ではなく、誰でもかかる

 可能性がある。

・ 心配や過労、ストレスが続いたり、孤独や孤立感が強く

 なったり、将来への希望が見いだせないと感じた時などに

 うつ病にかかりやすい。

・ うつ病は心身のエネルギーを低下させ、いろいろな病気

 の原因になったり、病気を悪化させたり、最悪の場合は自

 殺の恐れもある。

・ うつ病は早期発見、早期治療が大事である。

厚生労働省地域におけるうつ対策検討会「うつ対策推進方策マニュアル-都道府県・市町村職員のために-」

こころ・自殺領域

うつ病を疑うサイン

 自殺総合対策の在り方検討会報告書「総合的な自殺対策の推進に関する提言」

周りから見てわかる症状 表情が暗い、涙もろい 反応が遅い、落ち着きがない 飲酒量が増える

身体に出る症状 食欲がない、便秘がち 身体がだるい、疲れやすい 性欲がない、頭痛、動悸 胃の不快感、めまい、喉が乾く

自分で気づく変化 憂鬱、気分が重い、気分が沈む 悲しい、イライラする 元気がない、集中力がない 好きなこともやりたくない 細かいことが気になる 大事なことを先送りする 物事を悪いほうへ考える 決断を下せない 悪いことをしたように感じて         自分を責める 死にたくなる、眠れない

こころ・自殺領域

うつ病が疑われたら

[自分がした方がよいこと]・ 専門家 ( 医師、保健師など ) に相談 受診する。・・ 休養と、場合によっては服薬が必要。・ 早い段階で対応すると、早く回復する。

[周囲の人がした方がよいこと]・ うつ状態について質問し、原因について尋ねる。・ うつ状態が強くて日常の仕事、家事などが困難であれば、 休養と治療を勧める。・ 医師などへの相談を勧める。 (その際、誰かが付き添って行く )

・ 本人が受診を拒否したら、本人が信頼している家族、友人 などから受診を勧めてもらう。・ 治療開始後は、本人の回復ペースに配慮して支援する。

 うつ対策推進方策マニュアル-都道府県・市町村職員のために- 一部改変

こころ・自殺領域

うつ病にならないために

○ 毎日の小さな苛立ちに対しては・・・ ストレス解消法 ( スポーツ、趣味、レジャー、睡眠など )が有効

○ 少し深刻な問題に対しては・・・ ・ 問題を整理して、解決のための選択肢を考える ・ 自分の手に余る問題に対しては、誰かに相談する ・ 事故や失敗などに対しては、気持ちの整理をして、これ  からのことを考える

○ 病気にかかりそうになったら・・・ 休養をとり、医師などに相談 ( 健康は何をするのにも基本 )

うつ対策推進方策マニュアル-都道府県・市町村職員のために- 一部改変

☆ 自分にあったストレス解消法を実践しましょう!

☆ 悩みや不安は早めに相談しましょう!

こころの健康づくりの実践とうつ病などの精神疾患への理解と早期発見!

県民の皆さんに心がけて欲しいこと

こころ・自殺領域

健康いわて 21プラン

栄養領域

身体活動領域

喫煙領域

アルコール領域

こころ領域

健康

口腔保健領域

不慮の事故領域

がん領域

糖尿病領域

循環器疾患領域

自殺領域

豊かな人生をおくるため

全体目標

全体目標と重要領域の関係

環境づくり

本人

豊かな人生

共助

島内 1987,吉田・藤内 1995  改変

一人では出来ない健康づくり!

健康いわて 21プラン

地域の健康づくりの推進

健康

自助家族

地域住民

保健・医療等の行政関係者

公助

目指すものはQOL( 生活の質 )の向上

自助 共助公助

自 助共 助

公 助

健康づくりでは自助・共助・公助をバランスよく!

健康いわて 21プラン