認知症の人にやさしいまちの指標
TRANSCRIPT
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DFJI/ 富士通研究所 岡田 誠
2015.9. 6認知症フレンドリージャパン・サミット (DFJS 2015)
認知症の人にやさしいまちの指標(フィデリティー・スケール)を考えてみるワークショップ
筑波大学河野 禎之
モデレーター
筑波大学河野 禎之
DFJI/ 富士通研究所 岡田 誠
河野 禎之(筑波大学)
臨床心理学 / 社会福祉学 / 精神神経科学 / 効果測定 / 認知症 / 高齢者 / ダイバーシティ / エイジング / 神経心理学 / 臨床心理学 / 老年心理学
認知症の本人と介護者の国際的な QOL 尺度の日本語化と信頼性・妥当性の確立に向けた実践的研究
認知症支援における効果測定の確立と実践 認知症の精神症状・行動症状のアセスメント 認知症の神経心理学的アセスメント認知症の人のための
心理社会的アプローチとその効果測定
岡田 誠( DFJI/ 富士通研)
認知症プロジェクト・ワークショップ Futures : across sectors, across borders ヒストリーピン:富士宮プロジェクト 認知症の人にやさしいまちづくりガイド 旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント
15 分
15 分 ×3
15 分
“ イントロダクション” “ 指標を具体的に考えてみる” ” 今後” + “ 振り返り”
認知症の人にやさしいまちの指標~ セッションの流れ ~
“ イントロダクション”
認知症の人にやさしいまちの指標(フィデリティー・スケール)
「認知症の人にやさしいまちの指標」の動機
http://www.glocom.ac.jp/news/973
H26 年度インタビュー調査
H26 年度 老人保健健康増進等事業「認知症の人にやさしいまちづくりの
推進に関する調査研究事業」
たくさんのヒントがあった
もっと知恵を寄せたい
インタビュー調査の記録 (H26 老健事業)
工夫は、富士宮・大牟田・京都だけのはずがない まずは、インタビューの中に隠された知恵を抽出
現在進行中のプロセス(富士宮・大牟田)抽出 カード化
知恵のカテゴリー化
指標のイメージ(カテゴリ × レベル)
特長は、まちによって異なるはず すべてを右にすればよいというものでもない
プロジェクト化
DFJI プロジェクト
フィデリティスケールプロジェクト
H27 老健事業
“ 認知症の人の視点に立って認知症への社会の理解を深めるための普及啓発に関する調査研究事業”
【目標・スケジュール】2015 年度上期: 仮説的な試案検討2015 年度下期: フィードバック・ブラッシュアップ2016 年 2 月: α(xx) 版を作成。2016 年度: β(00) 版を DFJS2016 で提示
指標づくりにぜひ参加を
“ 指標を具体的に考えてみる”
認知症の人にやさしいまちの指標(フィデリティー・スケール)
「ひと」の広がり キーパーソンの広がり
セクターを超えて認知症にやさしいまちづくりに取り組んでいる中心的な人が存在しているか(見えているか)。それらの人同士のつながりが生まれているか、つながりから具体的なアクションが生まれているか。
本人の声と行動 本人が「伝えられる」環境づくり
認知症の本人がどのくらい広く自分の状況(認知症であること等)を伝えられる環境にあるか。そのための取り組みがあるか。
本人の言葉を聞く
カテゴリー・サブカテゴリーの例
作業中の「富士宮: 358項、 48 カテゴリ」 より
キーパーソンのつながりセクターを超えて認知症にやさしいまちづくりに取り組んでいる中心的な人が存在しているか(見えているか)。それらの人同士のつながりが生まれているか、つながりから具体的なアクションが生まれているか。
レベル 1 2 3 4 5キーパーソンのいる領域数
・市役所・社協・地域包括・商店街・町内会や自治会
いない福祉・行政に少なくと
も 1名福祉・行政に複数名
福祉・行政以外にも
福祉・行政以外の複数の領域と地域に複数名
0 1 3 5< 10<
キーパーソン同士のつながりの数地域外とのつながりの数具体的なアクションの数
その他のサブカテゴリ
本人が伝えられる環境づくり認知症の本人がどのくらい広く自分の状況(認知症であること等)を伝えられる環境にあるか。そのための取り組みがあるか。
レベル 1 2 3 4 5
伝えられる相手の範囲
いない配偶者家族
友人知り合い
近所・地域・活動の場
(職場など)
不特定多数(講演会など)
伝えられる相手の数 0 1 3 5< 10<
伝えられている当事者の数 0 1 3 5< 10<
本人のことばを聞く
レベル 1 2 3 4 5
本人の視点から
周りの人は聞いてくれ
ない
家族を通して聞いてくれる
特定の人だけ聞いてく
れる
不安はあるが周りの人は聞いてく
れる
安心して周りの人が聞いて
くれる
家族の視点から
聞いていない
本人の話を聞きながら否定してしま
う
本人の話を聞きながら遮ってしま
う
本人の言葉を先回りしながら聞く
本人の言葉を待ちながら聞
く
行政の視点から
聞いていない
医療・福祉の関係者から聞く
家族会から聞く
家族から聞く
本人から聞く
地域の人の視点から 興味がない
本人の声をメディアを通じて聞く
本人の声を講演会で聞
く
本人と話をする
本人と友人になる
このあとの作業のイメージ
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10207191126035908&set=a.10207191125875904.1073742146.1215770019&type=3&theater
1行分を、実際に書いてみる
カテゴリ
各レベルの内容( 1, 2, 3, 4, 5)
作業シート(各自1枚)
評価指標のタネ
氏名
ビジョン・目標大カテゴリー
もやもや・感想
1 2 3 4 5指標
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
大切にしたいこと(ビジョン)を考える個人として1~3個考える(ポストイッ
ト) チームで「なぜ大切にしたいか」を話す個人として1個選ぶ配られる紙の右上に貼る
ワーク1
評価指標のタネ
氏名
ビジョン・目標大カテゴリー
もやもや・感想
1 2 3 4 5指標
○○○○○○
カテゴリー × レベルを考える各自:カテゴリー(1)、レベル(5段階)
チームでお互いに感想を述べる レベル感は納得しやすいか?
感想を受け、各自修正する
ワーク2
評価指標のタネ
氏名
ビジョン・目標大カテゴリー
もやもや・感想
1 2 3 4 5指標
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
席をかえて、同じことを繰り返す チームでお互いに感想を述べる
レベル感は納得しやすいか?感想を受け、各自修正する
ワーク3
評価指標のタネ
氏名
ビジョン・目標大カテゴリー
もやもや・感想
1 2 3 4 5指標
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
このあとの作業のイメージ
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10207191126035908&set=a.10207191125875904.1073742146.1215770019&type=3&theater
1行分を、実際に書いてみる
カテゴリ
各レベルの内容( 1, 2, 3, 4, 5)
まとめ
【目標・スケジュール】2015 年度上期: 仮説的な試案検討、仮案 α(00) 案提示2015 年度下期: フィードバック・ブラッシュアップ2016 年 2 月: α(xx) 版を作成。2016 年度: β(00) 版を DFJS2016 で提示
それぞれのまちが部品として使えるように
指標は、知恵を寄せる仕掛け
DFJI プロジェクト
フィデリティスケール・プロジェクト
H27 老健事業
https://www.facebook.com/dementia.friendly.japan
チームでお互いに、今日の振り返りを共有してください。
振り返り
【お願い】
指標のタネは机の上に残してください。 集めたタネは休憩室に並べておきますが、持
ち帰らないでください。事務局で回収して、資料として使います。
認知症フ レ ン ド リ ー ジ ャ パン・イニシアチブ
評価指標のタネ
氏名
ビジョン・目標大カテゴリー
もやもや・感想
1 2 3 4 5指標
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○