Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表)...

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Ⅲ 就業形態別集計結果

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Page 1: Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表) 規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイ

Ⅲ 就業形態別集計結果

Page 2: Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表) 規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイ

集計結果の概要

1.賃 金

2.労働時間と出勤日数

3.雇 用

第1図 産業別パ-トタイム労働者比率

毎月勤労統計調査では、近年の就業形態の多様化の動きを調査結果に反映させるため、下記項目について、一般の労働者とパートタイム労働者に区分して集計を行っている。 平成23年の集計結果の概要は次のとおりである。

 規模5人以上の各月平均の常用労働者数は、一般の労働者が2,214,983人、パートタイム労働者が836,316人で、常用労働者総数に占めるパートタイム労働者の割合は27.4%であった。 なお、パートタイム労働者の男女構成比は、男28.4%、女71.6%であった。(第1図、第3表、第4表、第4図、第5図)

規模5人以上の1人平均月間現金給与総額は、一般の労働者が432,904円、パートタイム労働者が98,207円であった。(第1表)

規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイム労働者が92.1時間であった。 また、1人平均月間出勤日数は、一般の労働者が20.1日、パートタイム労働者が15.8日であった。(第2表)

27.4

4.1

17.5

1.3

5.7

16.3

34.1

7.1

12.3

18.8

80.0

51.3

35.2

31.3

5.1

30.9

21.8

0.8

13.5

1.4

6.3

15.7

29.5

6.1

15.6

24.8

73.1

67.2

26.3

16.7

2.0

36.1

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

調査産業計

建設業

製造業

電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業,郵便業

卸売業,小売業

金融業,保険業

不動産業,物品賃貸業

学術研究,専門・技術サービス業

宿泊業,飲食サービス業

生活関連サービス業,娯楽業

教育,学習支援業

医療,福祉

複合サービス事業

その他のサービス業

5人以上

30人以上

(%)

- 99 -

Page 3: Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表) 規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイ

(規模5人以上)現金給与総額 定期給与額 超過労働給与額

一般労働者パ-トタイム労  働  者 一般労働者

パ-トタイム労  働  者 一般労働者

パ-トタイム労  働  者

TL 調 査 産 業 計 432,904 98,207 350,851 95,404 23,851 3,542D 建 設 業 464,963 108,431 393,814 106,506 22,660 3,134E 製 造 業 424,058 128,029 343,009 123,305 24,481 8,499F 電気・ガス・熱供給・水道業 652,627 196,872 481,297 179,300 54,412 1,254G 情 報 通 信 業 490,749 149,938 386,109 145,872 33,370 6,051H 運 輸 業 , 郵 便 業 427,673 121,129 362,442 118,218 48,764 10,314I 卸 売 業 , 小 売 業 415,595 86,318 332,169 84,003 14,305 1,513J 金 融 業 , 保 険 業 518,101 123,958 393,219 117,383 28,673 3,726K 不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業 476,250 99,996 375,237 96,491 21,813 4,880L 学術研究,専門・技術サービス業 480,732 128,760 396,183 126,090 25,395 6,361M 宿 泊 業 , 飲 食 サ ー ビ ス 業 329,686 69,711 294,713 68,953 19,483 2,050N 生活関連サービス業,娯楽業 303,454 99,754 271,137 98,863 9,892 2,895O 教 育 , 学 習 支 援 業 551,281 89,160 405,388 83,059 8,204 1,482P 医 療 , 福 祉 388,581 114,444 318,316 109,670 17,064 1,849Q 複 合 サ ー ビ ス 事 業 544,462 120,230 425,013 111,257 28,384 1,681R そ の 他 の サ ー ビ ス 業 352,740 114,089 298,930 111,875 28,583 4,654

(規模30人以上)現金給与総額 定期給与額 超過労働給与額

一般労働者パ-トタイム労  働  者 一般労働者

パ-トタイム労  働  者 一般労働者

パ-トタイム労  働  者

TL 調 査 産 業 計 471,980 109,147 368,354 105,419 29,519 5,303D 建 設 業 559,297 198,221 427,783 193,967 35,810 2,704E 製 造 業 467,763 143,755 361,940 137,255 29,950 15,221F 電気・ガス・熱供給・水道業 645,674 197,917 471,701 176,174 57,239 673G 情 報 通 信 業 558,538 161,272 423,423 156,920 39,951 6,201H 運 輸 業 , 郵 便 業 451,829 125,230 378,510 122,056 55,976 11,870I 卸 売 業 , 小 売 業 441,311 96,930 340,044 93,552 16,498 1,770J 金 融 業 , 保 険 業 559,518 132,487 420,692 126,065 31,159 5,119K 不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業 491,703 96,955 377,796 93,782 28,064 4,055L 学術研究,専門・技術サービス業 637,274 120,653 488,340 118,554 43,459 9,005M 宿 泊 業 , 飲 食 サ ー ビ ス 業 366,078 71,525 316,098 70,506 28,346 2,246N 生活関連サービス業,娯楽業 389,986 78,565 310,883 77,774 26,385 2,636O 教 育 , 学 習 支 援 業 610,213 122,797 440,855 112,288 7,453 767P 医 療 , 福 祉 407,522 138,167 329,943 132,593 20,620 3,627Q 複 合 サ ー ビ ス 事 業 573,396 145,294 450,459 126,858 32,558 2,514R そ の 他 の サ ー ビ ス 業 325,538 105,552 273,705 103,913 27,437 4,042

第2図 就業形態別・産業別賃金 -規模5人以上-

産     業

第1表 就業形態別・産業別賃金(単位:円)

産     業

(単位:円)

0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000

調査産業計

建設業

製造業

電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業,郵便業

卸売業,小売業

金融業,保険業

不動産業,物品賃貸業

学術研究,専門・技術サービス業

宿泊業,飲食サービス業

生活関連サービス業,娯楽業

教育,学習支援業

医療,福祉

複合サービス事業

その他のサービス業

(円)

一般労働者

パートタイム労働者

- 100 -

Page 4: Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表) 規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイ

第2表 就業形態別・産業別労働時間(規模5人以上)

総実労働時間 所定外労働時間 出勤日数

一般労働者パ-トタイム労  働  者 一般労働者

パ-トタイム労  働  者 一般労働者

パ-トタイム労  働  者

TL 調 査 産 業 計 165.3 92.1 12.1 2.9 20.1 15.8D 建 設 業 174.9 98.9 15.4 2.5 20.7 14.5E 製 造 業 165.2 126.0 11.6 6.4 19.8 18.2F 電気・ガス・熱供給・水道業 157.4 107.8 18.5 0.8 18.8 15.5G 情 報 通 信 業 163.3 112.1 15.9 3.7 19.6 16.8H 運 輸 業 , 郵 便 業 179.5 118.2 22.4 9.1 20.5 19.2I 卸 売 業 , 小 売 業 163.3 89.9 8.2 1.5 20.4 16.4J 金 融 業 , 保 険 業 157.2 106.1 15.6 3.0 19.2 16.8K 不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業 169.5 96.7 13.3 5.0 20.5 15.7L 学術研究,専門・技術サービス業 164.6 108.5 16.2 5.2 19.9 15.6M 宿 泊 業 , 飲 食 サ ー ビ ス 業 188.1 74.4 14.8 1.9 22.1 14.3N 生活関連サービス業,娯楽業 176.6 97.2 9.3 2.2 21.4 15.6O 教 育 , 学 習 支 援 業 152.3 51.7 4.1 1.0 20.0 11.0P 医 療 , 福 祉 152.6 79.3 4.9 1.0 20.0 14.4Q 複 合 サ ー ビ ス 事 業 158.0 104.9 11.1 2.1 18.8 14.7R そ の 他 の サ ー ビ ス 業 163.1 102.7 15.0 3.8 19.7 17.5

(規模30人以上)総実労働時間 所定外労働時間 出勤日数

一般労働者パ-トタイム労  働  者 一般労働者

パ-トタイム労  働  者 一般労働者

パ-トタイム労  働  者

TL 調 査 産 業 計 162.2 98.0 13.1 4.1 19.6 16.4D 建 設 業 173.0 123.2 19.0 1.5 19.9 16.6E 製 造 業 162.1 134.7 12.9 11.1 19.2 18.3F 電気・ガス・熱供給・水道業 155.4 109.0 16.1 0.5 19.0 15.2G 情 報 通 信 業 161.9 118.8 17.4 3.7 19.4 17.8H 運 輸 業 , 郵 便 業 179.0 117.4 25.2 10.5 20.2 19.0I 卸 売 業 , 小 売 業 161.7 100.1 9.0 1.8 20.2 17.9J 金 融 業 , 保 険 業 156.4 115.2 17.2 4.2 19.2 17.3K 不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業 161.9 90.9 12.6 3.3 19.8 16.4L 学術研究,専門・技術サービス業 159.9 106.2 16.0 7.1 19.3 15.2M 宿 泊 業 , 飲 食 サ ー ビ ス 業 175.9 74.1 14.3 1.8 21.3 14.2N 生活関連サービス業,娯楽業 172.2 76.2 10.0 3.0 20.4 13.2O 教 育 , 学 習 支 援 業 148.8 57.8 3.4 0.5 19.9 11.7P 医 療 , 福 祉 151.2 78.2 5.1 1.4 19.7 12.9Q 複 合 サ ー ビ ス 事 業 159.3 107.5 12.1 4.8 18.8 17.8R そ の 他 の サ ー ビ ス 業 159.3 98.4 14.3 3.2 19.2 17.4

 第3図 就業形態別・産業別労働時間 -規模5人以上-

産     業

産     業

(単位:時間・日)

(単位:時間・日)

0.0 50.0 100.0 150.0 200.0

調査産業計

建設業

製造業

電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業,郵便業

卸売業,小売業

金融業,保険業

不動産業,物品賃貸業

学術研究,専門・技術サービス業

宿泊業,飲食サービス業

生活関連サービス業,娯楽業

教育,学習支援業

医療,福祉

複合サービス事業

その他のサービス業

(時間)

一般労働者

パートタイム労働者

- 101 -

Page 5: Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表) 規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイ

第3表 就業形態別・産業別常用労働者数及び労働異動(規模5人以上)

常用労働者数 労働異動(年累計)一般労働者 パ-トタイム労働者

入職率 離職率 超過率 入職率 離職率 超過率TL 調 査 産 業 計 2,214,983 836,316 1.23 1.32 △ 0.09 3.33 3.12 0.21D 建 設 業 184,325 7,868 0.90 1.18 △ 0.28 1.80 1.33 0.47E 製 造 業 567,631 120,594 0.83 1.00 △ 0.17 2.66 2.36 0.30F 電気・ガス・熱供給・水道業 20,252 264 0.96 0.81 0.15 2.86 1.20 1.66G 情 報 通 信 業 96,585 5,827 1.33 1.34 △ 0.01 6.35 5.88 0.47H 運 輸 業 , 郵 便 業 176,044 34,142 1.22 1.21 0.01 3.33 2.75 0.58I 卸 売 業 , 小 売 業 414,500 214,456 1.11 1.17 △ 0.06 2.59 2.72 △ 0.13J 金 融 業 , 保 険 業 87,611 6,712 1.51 1.72 △ 0.21 1.42 1.88 △ 0.46K 不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業 52,008 7,301 1.23 1.60 △ 0.37 3.33 2.57 0.76L 学術研究,専門・技術サービス業 79,796 18,430 1.14 0.98 0.16 2.83 2.29 0.54M 宿 泊 業 , 飲 食 サ ー ビ ス 業 44,474 178,225 1.97 2.52 △ 0.55 4.46 4.25 0.21N 生活関連サービス業,娯楽業 44,182 46,646 1.65 1.53 0.12 2.67 3.19 △ 0.52O 教 育 , 学 習 支 援 業 82,300 44,765 2.21 1.78 0.43 4.78 4.84 △ 0.06P 医 療 , 福 祉 188,548 85,841 1.60 1.59 0.01 3.70 2.63 1.07Q 複 合 サ ー ビ ス 事 業 35,121 1,888 1.86 2.44 △ 0.58 2.47 2.17 0.30R そ の 他 の サ ー ビ ス 業 141,554 63,358 1.91 1.84 0.07 3.47 2.72 0.75

(規模30人以上)常用労働者数 労働異動(年累計)

一般労働者 パ-トタイム労働者入職率 離職率 超過率 入職率 離職率 超過率

TL 調 査 産 業 計 1,349,706 375,274 1.24 1.33 △ 0.09 2.82 2.95 △ 0.13D 建 設 業 71,543 548 0.05 0.10 △ 0.05 1.71 4.13 △ 2.42E 製 造 業 366,890 57,263 0.80 1.06 △ 0.26 2.19 2.18 0.01F 電気・ガス・熱供給・水道業 14,808 211 0.83 0.99 △ 0.16 3.05 1.37 1.68G 情 報 通 信 業 66,114 4,468 0.54 0.58 △ 0.04 4.60 5.52 △ 0.92H 運 輸 業 , 郵 便 業 131,360 24,426 1.00 1.22 △ 0.22 3.67 2.57 1.10I 卸 売 業 , 小 売 業 235,298 98,403 1.23 1.23 0.00 1.50 2.06 △ 0.56J 金 融 業 , 保 険 業 63,145 4,098 1.24 1.36 △ 0.12 1.35 1.96 △ 0.61K 不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業 27,513 5,070 1.30 1.53 △ 0.23 3.07 2.83 0.24L 学術研究,専門・技術サービス業 32,003 10,558 1.19 1.42 △ 0.23 3.03 2.93 0.10M 宿 泊 業 , 飲 食 サ ー ビ ス 業 18,999 51,529 1.05 0.89 0.16 3.25 3.88 △ 0.63N 生活関連サービス業,娯楽業 9,396 19,278 1.41 2.18 △ 0.77 1.85 2.57 △ 0.72O 教 育 , 学 習 支 援 業 56,172 20,049 0.77 1.28 △ 0.51 6.86 6.42 0.44P 医 療 , 福 祉 139,241 27,813 2.18 1.86 0.32 4.89 3.96 0.93Q 複 合 サ ー ビ ス 事 業 26,817 544 1.70 1.60 0.10 1.91 1.95 △ 0.04R そ の 他 の サ ー ビ ス 業 90,355 51,018 1.98 2.72 △ 0.74 2.97 2.91 0.06

(単位:人・%・ポイント)

(単位:人・%・ポイント)

第4図 就業形態別・産業別常用労働者数 -規模5人以上-

パ-トタイム労  働  者

産     業

産     業一般労働者

パ-トタイム労  働  者

一般労働者

0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 3,500,000

調査産業計

建設業

製造業

電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業,郵便業

卸売業,小売業

金融業,保険業

不動産業,物品賃貸業

学術研究,専門・技術サービス業

宿泊業,飲食サービス業

生活関連サービス業,娯楽業

教育,学習支援業

医療,福祉

複合サービス事業

その他のサービス業

(人)

一般労働者

パートタイム労働者

- 102 -

Page 6: Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表) 規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイ

第4表 パ-トタイム労働者数及び男女比率(規模5人以上) (単位:人・%)

パ-トタイム労働者数 男  女  比  率計 男 女 計 男 女

TL 調 査 産 業 計 836,316 237,302 599,014 100.0 28.4 71.6D 建 設 業 7,868 1,741 6,127 100.0 22.1 77.9E 製 造 業 120,594 28,734 91,860 100.0 23.8 76.2F 電気・ガス・熱供給・水道業 264 147 117 100.0 55.7 44.3G 情 報 通 信 業 5,827 1,490 4,337 100.0 25.6 74.4H 運 輸 業 , 郵 便 業 34,142 14,457 19,685 100.0 42.3 57.7I 卸 売 業 , 小 売 業 214,456 54,471 159,985 100.0 25.4 74.6J 金 融 業 , 保 険 業 6,712 790 5,922 100.0 11.8 88.2K 不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業 7,301 4,067 3,234 100.0 55.7 44.3L 学術研究,専門・技術サービス業 18,430 3,266 15,164 100.0 17.7 82.3M 宿 泊 業 , 飲 食 サ ー ビ ス 業 178,225 62,143 116,082 100.0 34.9 65.1N 生活関連サービス業,娯楽業 46,646 16,236 30,410 100.0 34.8 65.2O 教 育 , 学 習 支 援 業 44,765 19,173 25,592 100.0 42.8 57.2P 医 療 , 福 祉 85,841 14,589 71,252 100.0 17.0 83.0Q 複 合 サ ー ビ ス 事 業 1,888 319 1,569 100.0 16.9 83.1R そ の 他 の サ ー ビ ス 業 63,358 15,680 47,678 100.0 24.7 75.3

(規模30人以上) (単位:人・%)パ-トタイム労働者数 男  女  比  率計 男 女 計 男 女

TL 調 査 産 業 計 375,274 104,136 271,138 100.0 27.7 72.3D 建 設 業 548 273 275 100.0 49.8 50.2E 製 造 業 57,263 16,409 40,854 100.0 28.7 71.3F 電気・ガス・熱供給・水道業 211 147 64 100.0 69.7 30.3G 情 報 通 信 業 4,468 1,156 3,312 100.0 25.9 74.1H 運 輸 業 , 郵 便 業 24,426 11,506 12,920 100.0 47.1 52.9I 卸 売 業 , 小 売 業 98,403 17,187 81,216 100.0 17.5 82.5J 金 融 業 , 保 険 業 4,098 324 3,774 100.0 7.9 92.1K 不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業 5,070 3,141 1,929 100.0 62.0 38.0L 学術研究,専門・技術サービス業 10,558 1,932 8,626 100.0 18.3 81.7M 宿 泊 業 , 飲 食 サ ー ビ ス 業 51,529 17,688 33,841 100.0 34.3 65.7N 生活関連サービス業,娯楽業 19,278 7,122 12,156 100.0 36.9 63.1O 教 育 , 学 習 支 援 業 20,049 8,638 11,411 100.0 43.1 56.9P 医 療 , 福 祉 27,813 6,555 21,258 100.0 23.6 76.4Q 複 合 サ ー ビ ス 事 業 544 189 355 100.0 34.7 65.3R そ の 他 の サ ー ビ ス 業 51,018 11,869 39,149 100.0 23.3 76.7

 

産     業

産     業

第5図 パ-トタイム労働者の男女比率 -規模5人以上-

28.4

22.1

23.8

55.7

25.6

42.3

25.4

11.8

55.7

17.7

34.9

34.8

42.8

17.0

16.9

24.7

71.6

77.9

76.2

44.3

74.4

57.7

74.6

88.2

44.3

82.3

65.1

65.2

57.2

83.0

83.1

75.3

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

調査産業計

建設業

製造業

電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業,郵便業

卸売業,小売業

金融業,保険業

不動産業,物品賃貸業

学術研究,専門・技術サービス業

宿泊業,飲食サービス業

生活関連サービス業,娯楽業

教育,学習支援業

医療,福祉

複合サービス事業

その他のサービス業

(%)

- 103 -

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Ⅳ 小規模事業所(常用労働者1~4人)の

賃金、労働時間等の調査結果

(平成23年 特別調査結果)

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- 104 -

凡 例

1.「鉱業,採石業,砂利採取業」については、府内の抽出事業所がないため非表章となってい

る。

2.統計表の産業分類のうち製造業中分類については、下表の略称を用いている。

ア.製造業中分類

略 称 製 造 業 中 分 類 産業分類番号

食料品・たばこ 食料品,飲料・たばこ・飼料製造業 E09,10

繊維工業 繊維工業 11

木材・木製品 木材・木製品製造業(家具を除く) 12

家具・装備品 家具・装備品製造業 13

パルプ・紙 パルプ・紙・紙加工品製造業 14

印刷・同関連業 印刷・同関連業 15

化学、石油・石炭 化学工業、石油製品・石炭製品製造業 16,17

プラスチック製品 プラスチック製品製造業 18

ゴム製品 ゴム製品製造業 19

窯業・土石製品 窯業・土石製品製造業 21

鉄鋼業 鉄鋼業 22

非鉄金属製造業 非鉄金属製造業 23

金属製品製造業 金属製品製造業 24

はん用機械器具 はん用機械器具製造業 25

生産用機械器具 生産用機械器具製造業 26

業務用機械器具 業務用機械器具製造業 27

電子・デバイス 電子部品・デバイス・電子回路製造業 28

電気機械器具 電気機械器具製造業 29

情報通信機械器具 情報通信機械器具製造業 30

輸送用機械器具 輸送用機械器具製造業 31

その他の製造業 その他の製造業、なめし革・同製品・毛皮製造業 32,20

イ.卸売業,小売業の主な中分類

略 称 中 分 類 産業分類番号

卸売業

小売業

卸売業

小売業

I-1

I-2

3.統計表中の符号の用語は、次のとおりである。

「-」 該当数字なし

「X」 事業所数が少ないため秘匿したもの

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調査結果の概要

1.賃 金

2.労働時間と出勤日数

3.雇 用

男 女19 206,506 283,142 7.2 20.6 220,204 42.7 57.320 206,442 250,984 7.2 20.4 225,865 42.6 57.421 179,442 155,745 6.9 20.1 172,845 39.4 60.622 178,501 140,461 7.0 20.2 173,367 40.5 59.523 190,425 178,846 7.0 20.0 164,021 43.6 56.4

(単位:円・時間・日・人・%)

特 別 給 与 額 出 勤 日 数

毎月勤労統計調査特別調査は、厚生労働大臣が指定する地域に所在し、調査産業に属する事業所のうち常用労働者を1~4人雇用する事業所を対象に、年1回実施するものである。 日本標準産業分類の改定(平成19年11月)に伴い、平成21年調査から改定後の産業分類に基づき表章している。 平成23年の調査は、平成23年7月31日現在の状況について行い、結果の概要は次のとおりであった。

 きまって支給する給与は 190,425円で、前年に比べ 6.7%増加した。また、過去1年間(平成22年8月1日~平成23年7月31日)の賞与を中心とする特別に支払われた現金給与額(特別給与額)は 178,846円で、前年に比べ 38,385円増加した。

労働者男女比率

1人1日あたりの実労働時間数は、 7.0時間で前年と同水準だった。また、出勤日数は20.0日で、前年より0.2日減少した。

 常用労働者数は 164,021人で、男女の比率は、男 43.6%、女 56.4%であった。 また、常用労働者の構成を産業別にみると、「卸売業,小売業」が26.7%と最も多く、次いでの「製造業」が12.6%、「宿泊業,飲食サービス業」の11.8%の順となった。

実労働時間数(1日あたり)

き ま っ て支給する給与

常用労働者数年

賃金・労働時間・労働者数 -調査産業計-

- 105 -

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第1表 産業大中分類別,きまって支給する現金給与額,1日の実労働時間数,月間出勤日数

計 男 女 計 男 女TL 190,425 258,667 137,676 7.0 7.8 6.3

D 270,050 318,010 151,082 7.5 8.0 6.3

E 221,682 258,867 135,746 7.3 7.8 6.1E09,10 食 料 品 ・ た ば こ X X X X X X11 繊 維 工 業 171,143 242,141 125,328 6.3 7.0 5.812 木 材 ・ 木 製 品 X X X X X X13 家 具 ・ 装 備 品 X X X X X X14 パ ル プ ・ 紙 X X X X X X15 印 刷 ・ 同 関 連 業 174,547 205,970 122,517 7.8 8.1 7.216,17 化 学 、 石 油 ・ 石 炭 X X X X X X18 プ ラ ス チ ッ ク 製 品 265,714 328,775 109,034 7.9 8.5 6.419 ゴ ム 製 品 - - - - - -21 窯 業 ・ 土 石 製 品 X X X X X X22 鉄 鋼 業 X X X X X X23 非 鉄 金 属 製 造 業 X X X X X X24 金 属 製 品 製 造 業 224,099 253,990 124,849 7.6 7.9 6.225 は ん 用 機 械 器 具 X X X X X X26 生 産 用 機 械 器 具 237,652 275,683 145,919 6.9 7.7 5.027 業 務 用 機 械 器 具 X X X X X X28 電 子 ・ デ バ イ ス X X X X X X29 電 気 機 械 器 具 X X X X X X30 情 報 通 信 機 械 器 具 X X X X X X31 輸 送 用 機 械 器 具 X X X X X X32,20 そ の 他 の 製 造 業 205,534 240,306 170,925 7.0 8.0 6.0

F - - - - - -

G 309,616 367,411 202,492 8.1 8.6 7.2

H 225,743 282,180 156,111 7.9 8.4 7.4

I 199,720 267,217 154,904 7.1 7.9 6.5I-1 卸 売 業 237,872 289,170 181,329 7.4 7.9 6.8I-2 小 売 業 165,804 231,646 139,219 6.8 8.0 6.4

J X X X X X X

K 197,645 240,018 150,629 7.1 7.4 6.7

L 237,271 280,085 202,533 7.4 8.0 7.0

M 98,639 173,751 72,996 6.0 8.2 5.3

N 135,744 171,809 124,820 6.7 7.9 6.4

O 85,224 102,482 78,591 5.3 5.3 5.3

P 158,306 196,968 149,707 6.5 7.2 6.3

Q X X X X X X

R 226,344 268,132 159,359 7.5 7.7 7.0

調 査 産 業 計

建 設 業

サ ー ビ ス 業

電気・ガス・熱供給・水道業

情 報 通 信 業

医 療 , 福 祉

複 合 サ ー ビ ス 事 業

運 輸 業 , 郵 便 業

教 育 , 学 習 支 援 業

学術研究,専門・技術サービス業

宿 泊業,飲食サービス業

生 活 関 連 サ ー ビ ス 業 , 娯 楽 業

製 造 業

卸 売 業 , 小 売 業

金 融 業 , 保 険 業

不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業

産 業1日の実労働時間数(時間)きまって支給する現金給与額(円)

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及び性別常用労働者数

(平成23年7月)

計 男 女 計 男 女20.0 21.4 18.9 164,021 71,509 92,512 TL

21.2 22.1 19.2 11,630 8,289 3,341 D

20.4 21.1 18.9 20,619 14,392 6,227 EX X X X X X E09,10

20.1 19.8 20.3 2,027 795 1,232 11X X X X X X 12X X X X X X 13X X X X X X 14

21.7 23.0 19.6 1,306 814 492 15X X X X X X 16,17

21.2 21.9 19.3 1,034 737 297 18- - - - - - 19X X X X X X 21X X X X X X 22X X X X X X 23

20.9 21.6 18.5 5,125 3,939 1,186 24X X X X X X 25

20.1 21.4 17.0 2,994 2,116 877 26X X X X X X 27X X X X X X 28X X X X X X 29X X X X X X 30X X X X X X 31

20.8 21.9 19.8 1,064 531 533 32,20

- - - - - - F

21.5 21.8 20.7 4,333 2,814 1,518 G

21.1 21.9 20.2 1,563 863 700 H

20.5 22.0 19.5 43,737 17,452 26,285 I21.0 21.7 20.3 20,583 10,792 9,791 I-120.0 22.5 19.1 23,155 6,660 16,494 I-2

X X X X X X J

20.6 22.0 19.2 12,140 6,385 5,755 K

20.0 21.0 19.2 8,783 3,934 4,849 L

18.3 22.1 17.0 19,436 4,947 14,490 M

20.0 19.4 20.2 13,351 3,104 10,247 N

14.0 12.7 14.5 5,604 1,556 4,048 O

19.3 20.8 19.0 13,179 2,398 10,781 P

X X X X X X Q

22.0 22.7 21.0 6,514 4,011 2,502 R

産 業常用労働者数(人)出勤日数(日)

- 107 -

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第2表 産業大中分類別、特別に支払われた現金給与額(平成22年8月1日~  平成23年7月31日)及び常用労働者数(勤続1年以上)

(平成23年7月)

計 男 女 計 男 女TL 178,846 239,414 131,356 148,721 65,361 83,360

D 186,876 249,354 46,629 10,662 7,376 3,286

E 118,693 140,117 70,882 19,936 13,767 6,169E09,10 食 料 品 ・ た ば こ X X X X X X11 繊 維 工 業 168,984 286,988 93,844 1,969 766 1,20312 木 材 ・ 木 製 品 X X X X X X13 家 具 ・ 装 備 品 X X X X X X14 パ ル プ ・ 紙 X X X X X X15 印 刷 ・ 同 関 連 業 62,161 35,018 103,647 1,244 752 49216,17 化 学 、 石 油 ・ 石 炭 X X X X X X18 プ ラ ス チ ッ ク 製 品 27,538 34,606 9,977 1,034 737 29719 ゴ ム 製 品 - - - - - -21 窯 業 ・ 土 石 製 品 X X X X X X22 鉄 鋼 業 X X X X X X23 非 鉄 金 属 製 造 業 X X X X X X24 金 属 製 品 製 造 業 95,350 117,984 22,408 5,009 3,823 1,18625 は ん 用 機 械 器 具 X X X X X X26 生 産 用 機 械 器 具 112,811 111,847 114,976 2,849 1,972 87727 業 務 用 機 械 器 具 X X X X X X28 電 子 ・ デ バ イ ス X X X X X X29 電 気 機 械 器 具 X X X X X X30 情 報 通 信 機 械 器 具 X X X X X X31 輸 送 用 機 械 器 具 X X X X X X32,20 そ の 他 の 製 造 業 134,280 163,544 105,153 1,064 531 533

F - - - - - -

G 467,331 566,312 273,019 3,804 2,520 1,284

H 300,149 466,037 77,802 1,507 863 644

I 196,553 270,366 146,591 40,573 16,381 24,192I-1 卸 売 業 260,968 363,144 146,063 18,699 9,897 8,801I-2 小 売 業 141,489 128,665 146,892 21,874 6,484 15,390

J X X X X X X

K 203,742 231,232 172,053 11,270 6,035 5,235

L 353,971 312,267 390,135 7,982 3,707 4,275

M 22,827 51,975 13,839 15,668 3,693 11,975

N 44,660 34,071 48,172 11,674 2,908 8,766

O 94,185 61,894 106,492 5,111 1,410 3,700

P 178,873 108,128 190,102 11,147 1,527 9,620

Q X X X X X X

R 255,315 341,185 124,571 6,313 3,810 2,502

特別に支払われた現金給与額(円) 常用労働者数(人)産 業

調 査 産 業 計

運 輸 業 , 郵 便 業

卸 売 業 , 小 売 業

金 融 業 , 保 険 業

不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業

建 設 業

製 造 業

電気・ガス・熱供給・水道業

情 報 通 信 業

医 療 , 福 祉

複 合 サ ー ビ ス 事 業

サ ー ビ ス 業

学術研究,専門 ・ 技 術サ ービ ス業

宿 泊業,飲食サービス業

生 活 関 連 サ ー ビ ス 業 , 娯 楽 業

教 育 , 学 習 支 援 業

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Ⅴ 毎月勤労統計調査地方調査の説明

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1.調査の概要

(1) 調査の沿革

毎月勤労統計調査(基幹統計、厚生労働省所管)の歴史は古く、その前身は大正12年7月に開

始された「職工賃銀毎月調査」及び「鉱夫賃銀毎月調査」まで遡ることができる。

その後、幾度かの変遷を経て、昭和19年7月に勤労統計調査令(昭和19年4月勅令第

265号)に基づき、現在の名称である「毎月勤労統計調査」が内閣統計局によって開始され、

戦後労働省に移管、数次の改正が行われ現在に至っている。

地方調査は、昭和26年4月にそれまで都道府県労働基準局で行っていた都道府県別の「毎月

勤労統計調査」を「毎月勤労統計調査地方調査」として毎月勤労統計調査に吸収し、全国、地方

を通じて一貫した方法により行うこととなったものである。(詳細は「5.毎月勤労統計調査の沿

革(123頁)」を参照)

(2) 調査の目的

大阪府における雇用労働者の賃金、労働時間及び雇用について、毎月の変動を明らかにするこ

とを目的としている。

(3) 調査の期間

調査期間は原則として調査対象月の1日から月末までの1か月間であるが、給与締切日の定め

がある場合は、前月の最終給与締切日の翌日から本月の最終締切日までとする。

(4) 調査の範囲

大阪府における地方調査は、日本標準産業分類に定める「鉱業,採石業,砂利採取業」、「建設

業」、「製造業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」、「情報通信業」、「運輸業,郵便業」、「卸売業,

小売業」、「金融業,保険業」、「不動産業,物品賃貸業」、「学術研究,専門・技術サービス業」、

「宿泊業,飲食サービス業」、「生活関連サービス業,娯楽業」、「教育,学習支援業」、「医療,福

祉」、「複合サービス事業」、「サービス業(他に分類されないもの)」に属し、5人以上の常用労働

者を雇用する民営、官営及び公営の全事業所から抽出された約2,000事業所について調査を

行っている。

なお、「鉱業,採石業,砂利採取業」は抽出事業所が府内に少ないため、非表章となっている。

(5) 調査の方法

30人以上の常用労働者を雇用する事業所(以下「第一種事業所」という。)については、事業

主が調査票に記入して郵送により提出する方式、または電子情報処理組織により提出する方式と

する。

5~29人までの常用労働者を雇用する事業所(以下「第二種事業所」という。)については、

統計調査員による実地調査を行う方式、または電子情報処理組織により提出する方式とする。

2.標本設計及び結果の算定

(1) 抽出方法

第一種事業所の標本抽出は、総務省統計局の事業所・企業統計調査(平成18年の調査を最後

とし、平成21年から経済センサスに統合)によって把握した事業所全数名簿を産業、規模別に

区分けし直し、その区分ごとに所定の抽出率で無作為に行っている。抽出した事業所は、予備調

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査を行った上で調査対象として指定する。

抽出替えは実施後約3年が経過した時点で、その時点における最新の事業所全数リストを用い

て実施される。最近では、平成24年1月に抽出替えを行った。

第二種事業所は、二段抽出の方法を採っている。一次抽出単位は、事業所・企業統計調査の調

査区を数個ずつ統合した「毎勤第二種基本調査区」である。毎勤第二種基本調査区から全国調査

にあっては1,914区抽出、地方調査にあっては更に647区を追加抽出し、予備調査を行っ

た上「毎勤第二種指定調査区」とする。選定した毎勤第二種指定調査区のことを「指定調査区」

と呼ぶ。

次に、指定調査区について「調査区内事業所名簿」を作成し、その名簿から常用労働者が5~

29人の事業所を選り抜き、「5~29人事業所名簿」を作成する。この「5~29人事業所名

簿」から都道府県、産業別に所定の抽出率で無作為に事業所を抽出し、調査対象として指定する。

なお、第二種事業所では、標本事業所の交替は一斉に行うのではなく、調査区を3組に分けて

6か月ごとに3分の1ずつ交替する方式(ローテーション方式)をとり、各組18か月継続の調

査を行っている。

(2) 調査結果の推定

集計結果の数値は、大阪府における規模5人以上の全事業所に対応するものとして推定された

数値である。したがって推定数値に若干の標本誤差が伴うが、この調査では常用労働者1人平均

「きまって支給する給与(定期給与)」の標本誤差率が産業、規模別に一定限度内となるように設

計されている。

(3) 特別集計(夏季及び年末賞与の集計)

第一種事業所において6月、7月、8月の3か月(夏季)、及び11月、12月、翌年1月の3

か月(年末)に支給された「特別に支払われた給与」の中から、賞与、期末手当等を抜き出して

集計、公表している。

この特別集計の主要な結果として、支給を行った事業所数の全事業所に対する割合、支給労働

者数(労働者に賞与の支給を行った事業所の常用労働者数であり、賞与の支給を受けていない者

も一部含まれる)の全常用労働者に対する割合、支給労働者一人当たり賞与支給額等を産業別、

規模別に集計している。

3.結果利用上注意すべき事項

(1) 主要調査事項の定義

ア 現金給与額

「現金給与額」とは、所得税、社会保険料、組合費等の諸控除金を差し引く以前の総額のこ

とであり、それぞれ以下のように分類している。

「きまって支給する給与」(統計表では「定期給与」で表記)とは、労働協約、団体協約ある

いは給与規則等によってあらかじめ定められている支給条件、算定方法によって支給される給

与で「超過労働給与」を含む。「超過労働給与」とは所定の労働時間を超える労働に対して支給

される給与や、休日労働、深夜労働に対して支給される給与のことであり、時間外手当、早朝

出勤手当、休日出勤手当、深夜手当等である。

なお、「所定内給与」とは、「きまって支給する給与」から「超過労働給与」を除いたもので

ある。

「特別に支払われた給与」とは、「賞与」、「定昇・ベースアップ等の追給」、「3カ月を超える

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期間で算定される通勤手当」、「その他」のことであって、支給額が契約等によってあらかじめ

確定していても、非常にまれに支給されたり、支給事由の発生が不確定であるものも含める。

「現金給与総額」とは「きまって支給する給与」と「特別に支払われた給与」との合計額で

ある。

イ 出勤日数

調査期間中に労働者が実際に出勤した日数のことである。事業所に出勤しない日は有給でも

出勤日にはならないが、1時間でも就業すれば1出勤日となる。

ウ 実労働時間数

調査期間中に労働者が実際に労働した時間数のことである。休憩時間は給与が支給されると

否とにかかわらず除かれるが、運輸関係者等の手待時間は含まれる。本来の職務外として行わ

れる当宿直の時間は含めない。

「所定内労働時間数」とは、事業所の就業規則で定められた正規の始業時間と終業時間との

間の休憩時間を除いた実際に労働した時間である。「所定外労働時間数」とは、早出、残業、臨

時の呼出、休日出勤等の実労働時間数のことである。

「総実労働時間数」とは、「所定内労働時間数」と「所定外労働時間数」の合計である。

エ 常用労働者

常用労働者とは、事業所に使用され給与を支払われている者(船員法に基づく船員を除く。)

のうち、期間を定めず又は1か月を超える期間を定めて雇われている者や、日々又は1か月以

内の期間を定めて雇われている者のうち、前2か月間にそれぞれ18日以上雇い入れられた者

をいう。

なお、理事、重役などの法人の役員や、事業主の家族である従業者であっても、常時事業所

に勤務して、他の一般労働者と同じ給与規則で毎月給与の支払いを受けている者は含まれる。

オ パートタイム労働者

パートタイム労働者とは、常用労働者のうち、一日の所定労働時間が一般の労働者よりも短

い者又は一日の所定労働時間が一般の労働者と同じで一週の所定労働日数が一般の労働者より

も少ない者をいう。

(2) 実数集計結果算定の方法

集計にあたっては、集計産業、事業所規模別に「母集団労働者数」と呼ぶ数値を必要とする。

この「母集団労働者数」とは、事業所・企業統計調査の結果から作成され、設定した時点から、

月々の集計産業、事業所規模別の労働者異動数の調査結果に基づいて推移するものである。

調査項目における各平均値を算定する場合、集計した産業、事業所規模別の調査労働者数をそ

れぞれの「母集団労働者数」にまず復元してから行う。この復元する率を「推計比率」という。

「推計比率」は次の式で求められる。

ア 月例分における産業、規模別及び産業計、規模計の各種平均値の算定方法

産業別,規模別の調査事業所のきまって支給する給与、超過労働給与、特別に支払われた給

与、所定内労働時間、所定外労働時間及び出勤日数の各集計延数に推計比率を乗じ、次に同様

値共に調査票数値の合計

(産業、規模別)(産業、規模別)

労働者数女子前調査期間末常用+労働者数男子前調査期間末常用

、規模別)母集団労働者数(産業=

(産業、規模別)推計比率

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の方法で推計した前月末推計労働者数と本月末推計労働者数との和半で除して得られる。

これらを式で示すとそれぞれ次のようになる。

[各種産業別、規模別] [各種産業計、規模計]

rere21

raa

10

10 EE

21

AA

a :各種産業別、規模別の平均値 A :各種調査票数値の合計(産業、規模別) r :推計比率(産業、規模別) A :各種産業計、規模計の平均値 A :a×r ∑ :産業又は規模別について合計をとることを示す記号

0e , 1e :前月末及び本月末調査労働者数(産業、規模別)

0E , 1E : 0e ×r, 1e ×r

イ 年集計における規模、産業別及び規模計、産業計の各種平均値の算定方法

月例の集計において求めた数値(各集計延数にそれぞれの推計比率を乗じた数値)を、1月

分から12月分まで合計する。これを年累計サマリーと呼ぶ。年平均値の算出方法は、この年

累計サマリーを用いて求める。これを式で示すとそれぞれ次のようになる。

10 tt21

bb

10 tt

21

bB

b :各種産業別、規模別の平均値 b :各種Aの年累計サマリー(産業、規模別) B :各種産業計、規模計の平均値 ∑ :産業又は規模別について合計をとることを示す記号

0t , 1t : 0E , 1E の年累計サマリー(産業、規模別)

(3) 指数、増減率及び労働異動率

ア 指数作成の意義及び基準時

指数作成の意義は、一定時点の水準を産業、規模によらず100に揃えることによって、そ

の後の推移(時系列変化)を産業間、規模間で比較することを容易にすることにある。

水準を100とする時点を「基準時」という。昭和56年3月20日の統計審議会において、

「指数の基準時は、原則として5年ごとに更新するものとし、西暦年の末尾が0又は5の付く

年とする。」という旨の答申がなされており、毎月勤労統計調査もそれに従って、基準時を西暦

が5で割り切れる年としている。また、5年ごとに基準時を更新することとしている。

現在の基準時は平成22年(2010年)=100である。

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イ 指数の種類

毎月勤労統計調査の本府における指数作成の種類は次のとおりである。

指数の種類 指数作成に用いる実数

常用雇用指数 本調査期間末常用労働者数

現金給与総額指数 常用労働者一人平均月間現金給与総額

きまって支給する給与指数 常用労働者一人平均月間きまって支給する給与

所定内給与指数 常用労働者一人平均月間所定内給与

総実労働時間指数 常用労働者一人平均月間総実労働時間数

所定内労働時間指数 常用労働者一人平均月間所定内労働時間数

所定外労働時間指数 常用労働者一人平均月間所定外労働時間数

実質賃金指数(現金給与総額指数)

実質賃金指数(きまって支給する給与指数)

ウ 月例分集計における指数の作成方法

実質賃金指数以外の指数は、実数を「基準数値」と呼ぶ数値で除して100倍し、四捨五入

により小数点以下第一位の数値としたものとする。「基準数値」とは、基準年における指数作成

に用いる実数の12か月単純平均値である。

実質賃金指数は、現金給与総額指数ときまって支給する給与指数を、それぞれ「消費者物価

指数(持家の帰属家賃を除く総合:総務省統計局調べ大阪市分)」で除して100倍し、小数点

以下第二位を四捨五入したものである。これは、賃金の変化から物価変動分を除いた変化を表

す指数である。

なお、現金給与総額指数のことを、実質賃金指数と対比して用いる場合、名目賃金指数とい

う。

エ 年平均集計における指数の作成方法

指数の年平均値は、上記の方法により求めた毎月の指数を単純平均し、小数点以下第二位を

四捨五入して第一位までとしたものである。実質賃金指数については、名目賃金指数の年平均

値を、消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合:総務省統計局調べ大阪市分)の年平均値

[それぞれ四捨五入して第一位までの数値としておく]で除して100倍した後、同様に四捨

五入して求めている。

オ 指数の改訂(ギャップ修正)

指数は、時系列比較を目的として作成するものである。よって、過去の指数について修正す

る処理を適宜行うことで、より正確な時系列比較が行われると考えられることから、指数を修

正することがある。

賃金・労働時間指数の修正処理を行う時期は、第一種事業所の抽出替えが行われたとき、常

用雇用指数についての修正処理は、原則として、事業所・企業統計調査実施直後に行う第一種

事業所の抽出替えのときである。

抽出替え時の月には、新しい母集団事業所リストから抽出した新サンプルに入れ替えるので

あるが、従来のサンプルについても併せて調査を行い、両者それぞれについて集計する。両者

の結果には、差が発生し、集計結果では、新サンプルが新しい母集団事業所リストから抽出し

たものであるから、より正確な水準であると考えられる。この考えにしたがって、抽出替えの

際に生じた時系列差を調整しながら過去の指数を修正することとなる。

この修正行為を「ギャップ修正」という。

最近では、平成24年1月分時において、サンプルの抽出替えを行ったことにより、この

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「ギャップ修正」を行い、長期的時系列連続性の保持を図った。

修正方法は次のとおりである。

① ギャップ修正(賃金・労働時間指数)

a.修正期間:平成21年2月から平成23年12月まで

b.ギャップ率の計算(賃金指数の場合)

きまって支給する給与のギャップ率を、現金給与総額指数と所定内給与指数のギャップ

修正にも適用した。

(少数点以下第7位)

(労働時間指数の場合)

総実労働時間、所定内労働時間、所定外労働時間のそれぞれにおいてギャップ率を計算

し、それぞれの指数のギャップ修正に用いた。

(少数点以下第7位)

c.指数の改訂:平成21年2月から平成23年12月までの指数を次の式に基づき改めた。

(小数点以下第1位)

I’:修正後指数

I :修正前指数

n :平成21年2月から当該月までの月数(平成21年2月はn=1、平成23年

12月はn=35)として、平成21年2月からn番目の月の指数を修正した。

(実質賃金指数):実質賃金指数については、次式に基づき改訂した。

(少数点以下第1位)

R17 :修正後の実質賃金指数

W :修正した(名目)賃金指数

C17 :平成17年基準の消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)

d.年平均等の指数

年平均、半期及び四半期の指数については、各月の指数をcの式に基づき改訂した後、

当該期間で単純平均して算出した。ただし、実質賃金指数の年平均等は、改訂後の(名

目)賃金指数と消費者物価指数のそれぞれについて年平均等をとったものの比により得た。

② 増減率の改訂

平成21年2月分以降の前年同月増減率、平成21年平均以降等の前年増減率について

は、指数を①のとおり修正した後、再計算したものに改めた。

 平成24年1月分きまって支給する給与新調査結果  平成24年1月分きまって支給する給与旧調査結果 

G(ギャップ率)=

平成24年1月分新調査結果平成24年1月分旧調査結果

G(ギャップ率)=

n36

I’ (修正後指数) =I×{1+(G-1) × }

WC17

R17(平成17年基準)= ×100

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再計算が必要な期間

月次:平成21年2月以降平成23年12月までの前年同月増減率

年:平成21年平均以降平成23年平均までの前年増減率

③ 指数の基準時更新

基準時の更新は平成24年1月分の新調査結果の公表と同時に行った。

平成23年12月までの全ての指数について、以下の処理を行った。

a. 指数の遡及改訂

(名目賃金・労働時間指数)

平成23年12月までの全ての指数を平成22年平均の指数が100 になるように次式

より改訂した。

I”: 基準時更新後指数

I’:修正後指数オ①cで修正した指数

(実質賃金指数)

実質賃金指数開始時点から平成23年12月までの実質賃金指数を次式に基づき改訂

した。

R22 :平成22年基準の実質賃金指数

W :aの式に基づき修正した(名目)賃金指数

C22 :平成22年基準の消費者物価指数( 持家の帰属家賃を除く総合)

b.年平均等の指数

年平均の指数については、aの改訂後の名目の指数値をそれぞれの期間で単純平均し

て算出した。

ただし、実質賃金指数の年平均等は、基準時改訂後の(名目) 賃金指数と消費者物価指数

(平成22年基準) のそれぞれについて年平均等をとったものの比により得た。

c.実質賃金指数の増減率

実質賃金指数の増減率は、aにおいて基準時更新した後の指数( 平成22年基準)を利

用し、再計算を行った。

なお、実質賃金指数以外の指数は、基準時更新によって改定しない。

④ 常用雇用指数のギャップ修正

雇用指数は、最新の経済センサスの結果( 民営及び官公営) が示され、新しい母集

団枠が利用可能となったときに指数の改訂を行う。

最近では、平成21年経済センサス基礎調査の結果を新しい母集団枠とし、前回事業

所・企業統計調査を行った平成18年10月に遡って指数及び増減率の改訂を行った。

a.修正期間:平成18年10月から平成23年12月までの63か月間。

WC22

R22(平成22年基準)= ×100

(平成22年の指数のある月数の和)×100平成22年各月の指数(①cの数値)の合計

I''(平成22年基準)=I’×

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b.ギャップ率の計算

用労働者数月分の前調査期間末常年毎勤の平成

査による常用雇用者数年経済センサス基礎調平成G(ギャップ率)=

72121

(少数点以下第7位)

c.指数の修正:まず、平成18年10月から平成21年6月までの指数を次の式に基づき

修正した。

331)(G1n

-+(修正後指数)=II’(小数点以下第1位)

I’:修正後指数

I :修正前指数

n :平成18年10月から当該月までの月数

(平成18年10月はn=1、平成21年6月はn=33)として、平成18年10月から

n番目の月の指数を修正した。

また、平成21年7月から平成23年12月までの指数を次の式に基づき修正した。

(小数点以下第1位)

d.年平均等の指数:賃金及び労働時間指数と同様。

⑤ 増減率の改訂(常用雇用指数)

平成18年10月分以降の前年同月増減率、平成18年平均以降等の前年増減率につい

ては、指数を④のとおり修正した後、再計算したものに改めた。

再計算が必要な期間

月次:平成18年10月以降平成23年12月までの前年同月増減率

年:平成18年平均以降平成23年平均までの前年増減率

⑥ 指数の基準時更新

賃金及び労働時間指数と同様。

⑦ 賞与の増減率の改訂

夏季賞与及び年末賞与についても増減率の再計算を行った。その際は、夏季賞与は7月

分、年末賞与は12月分とみなして賞与支給額(実数) をギャップ修正した上で増減率を

再計算した(ギャップ率はきまって支給する給与のギャップ率を使用した。)

再計算が必要な期間(夏季賞与及び年末賞与)

平成21年以降平成23年までの夏季賞与の対前年同期増減率

平成21年以降平成23年までの年末賞与の対前年同期増減率

カ 入職率及び離職率

この調査では前月末、本月末現在の常用労働者数を調査すると同時に、月間の増加労働者数

I’ (修正後指数) =I×G

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及び減少労働者数を調査しており、これらの増加、減少の前月末労働者に対する100分比を

それぞれ入職率、離職率(両者を総称して異動率ともいう。)として毎月産業別に算出している。

式で示すと次のとおりとなる。

入職率(離職率)の中には、単に新規入職者(離職者)のみならず、同一企業内における転

勤者や給与支給の復活者(停止者)等が含まれている。

この入・離職率は事業所間における雇用の流動状況を示す指標として、雇用指数とともに雇

用動向の分析等に使用している。

なお、雇用指数は前述したように公表数字が定期的に修正されるが、入・離職率は遡って修

正しない。

労働異動率の年平均は、1月分から12月分の労働異動率の単純平均とする。また、労働異

動率の変化は増減差(ポイント)で捉えている。

まで求める)より小数点以下第2位    (四捨五入に

100者数前調査期間末常用労働

労働者数調査期間中の減少常用離職率=

100者数前調査期間末常用労働

労働者数調査期間中の増加常用入職率=

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4.調査票の様式

(第一種事業所用の全国調査表及び地方調査票、第二種事業所用の全国調査表及び地方調査票並びに特別調査票の各様式を添付)

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(第一種事業所用の全国調査表及び地方調査票、第二種事業所用の全国調査表及び地方調査票並びに特別調査票の各様式を添付)

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(第一種事業所用の全国調査表及び地方調査票、第二種事業所用の全国調査表及び地方調査票並びに特別調査票の各様式を添付)

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(第一種事業所用の全国調査表及び地方調査票、第二種事業所用の全国調査表及び地方調査票並びに特別調査票の各様式を添付)

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(第一種事業所用の全国調査表及び地方調査票、第二種事業所用の全国調査表及び地方調査票並びに特別調査票の各様式を添付)

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5.毎月勤労統計調査の沿革

(昭和 32 年~54 年)

(2) 全国甲調査と同じ産業

に属し、労働大臣の指定

する調査区(約 2,300

区)に所在し、規模1~

4人の事業所約 40,000 所

昭和 33 年から昭和 44

年までは労災特別調査と

して実施

(昭和 55 年~平成元年)

(2) 全国甲調査と同じ産業

に属し、労働大臣の指定

する調査区(約 4,750

区)に所在し、規模1~

29 人の事業所約 134,000

(うち、大阪府は

約 3,500 所)

(2) 鉱業、建設業、製造

業、電気・ガス・熱供

給・水道業、運輸・通信

業、卸売・小売業、飲食

店、金融・保険業、不動

産業、サービス業の各産

業に属し、規模 30 人以上

の事業所約 16,700 所

(うち、大阪府は

約 900 所)

(2) 全国甲調査と同じ産業

に属し、労働大臣の指定

する調査区(約 1,900

区)に所在し、規模5~

29 人の事業所約 16,500

(うち、大阪府は

約 1,300 所)

(2) 全国甲調査と同じ産業

に属し、規模 30 人以上の

事業所約 22,000 所

(うち、大阪府は

約 1,000 所)

職 工 賃 銀 毎 月 調 査

鉱 夫 賃 銀 毎 月 調 査

(1) 内務省社会局

(2) 北海道ほか22府県における工場及び東京鉱務署

ほか4鉱務署管内における鉱山合計 510所

(大正12年7月当時)

(調査名とその実施機関)

(昭和32年7月~平成元年12月)

(大正12年7月~14年3月)

[注 (1) 実施主体 (2) 対象範囲及び数]

(1) 内閣統計局

(2) 29府県の工場、鉱山及び交通関係事業所

合計 2,500所(昭和14年1月以降) (大正10年11月~

昭和14年7月)

吸収

労働統計(日銀)

(昭和14年6月~昭和16年10月)

労 働 統 計 毎 月 実 施 調 査 (1) 内閣統計局

(2) 33府県における上記範囲事業所

合計約 7,200所

(昭和16年11月~昭和19年6月)

労 働 統 計 毎 月 調 査 (1) 内閣統計局

(2) 33府県における上記範囲事業所

合計約 4,700所

(昭和19年7月~昭和26年3月)

毎月勤労統計調査(第1期) (1) 総理府統計局(調査の企画、結果公表について、

昭和23年9月以降労働省)

(2) 全国の工場、鉱山、交通事業体、銀行、百貨店

合計約 5,000所

(昭和26年4月~昭和32年6月)

毎月勤労統計調査(第2期) (1) 労働省

(2) 鉱業、建設業、製造業、卸売・小売業、不動産業、金融・

保険業、運輸・通信業、電気・ガス・水道業、サービス業

(一部)に属し、規模30人以上の事業所18,500所

(うち全国調査 9,300所) 全国調査 地方調査

(1) 労働省 毎月勤労統計調査(第3期)

(大正14年4月~昭和14年5月)

賃 銀 毎 月 調 査

全国甲調査 全国乙調査 地方調査 特別調査

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(注)平成 13 年 1 月の省庁再編により、「労働省」は「厚生労働省」に組織変更した。

平成 17 年1月より全国調査及び地方調査ともに平成 14 年3月改訂の日本標準産業分類に基づく集計、公

表を開始した。(特別調査は平成 16 年調査から)

「鉱業」、「建設業」、「製造業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」、「情報通信業」、「運輸業」、「卸売・小売

業」、「金融・保険業」、「不動産業」、「飲食店,宿泊業」、「医療,福祉」、「教育,学習支援業」、「複合サービ

ス事業」、「サービス業」

平成 22 年1月より全国調査及び地方調査ともに平成 19 年 11 月改訂の日本標準産業分類に基づく集計、

公表を開始した。(特別調査は平成 21 年調査から)

「鉱業,採石業,砂利採取業」、「建設業」、「製造業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」、「情報通信業」、

「運輸業,郵便業」、「卸売業,小売業」、「金融業,保険業」、「不動産業,物品賃貸業」、「学術研究,専門・

技術サービス業」、「宿泊業,飲食サービス業」、「生活関連サービス業,娯楽業」、「教育,学習支援業」、「医

療,福祉」、「複合サービス事業」、「サービス業(他に分類されないもの)」

特別調査

(2) 全国調査と同じ産

業に属し、厚生労働

大臣の指定する調査

区(4,750 区)に所在

し、規模1~4人の

事業約 77,400 所

(うち、大阪府は

約 3,000 所)

(2) 鉱業、建設業、製造

業、電気・ガス・熱供

給・水道業、運輸・通

信業、卸売・小売業、

飲食店、金融・保険

業、不動産業、サービ

ス業の5人以上の事業

所約 33,200 所

(うち、大阪府は

約 1,900 所)

(2) 全国調査と同じ産

業に属し、規模5人

以上の事業所約

43,500 所

(うち、大阪府は

約 2,000 所)

(平成2年1月以降)

(1) 厚生労働省(旧労働省) (注) 毎月勤労統計調査(第4期)

全国調査 地方調査

第一種事業所に

係 る 調 査

第二種事業所に

係 る 調 査

第一種事業所に

係 る 調 査

第二種事業所に

係 る 調 査

規模 30 人以上の

事業所

約 16,700 所

(うち、大阪府

は約 900 所)

厚生労働大臣の指

定する調査区

(1,914 区)に所

在し、規模5~29

人の事業所、約

16,500 所

(うち、大阪府は

約 1,000 所)

規模 30 人以上の

事業所

約 21,500 所

(うち、大阪府

は約 1,000 所)

厚生労働大臣の指

定する調査区

(2,561 区)に所

在し、規模5~29

人の事業所、約

22,000 所

(うち、大阪府

は約 1,000 所)

Page 30: Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表) 規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイ

- 125 -

○ 表章産業の変遷

(昭和 26 年 4 月~平成 16 年 12 月)

産 業 名 昭和26. 4

~26.12

27. 1

~32.12

33. 1

~47. 3

47. 4

~47.12 48. 1

~60. 3

60. 4

~平成16.12

建設業 ○ ○ ○ ○ ○

製造業 ○ ○ ○ ○ ○ ○

電気・ガス・

熱供給・水道業

運輸・通信業

}○ 注(1) }○ 注(1)○ 注(2) ○ 注(2) ○ 注(3) ○

○ ○ ○ ○

卸売・小売業,

飲食店 ○ 注(4) ○ 注(4) ○ 注(4) ○ 注(4) ○ 注(4) ○

金融・保険業 ○ ○ ○ ○ ○ ○

不動産業 ○ ○ ○ ○ ○ ○

サービス業 - - - ○ ○ ○

注 (1)昭和 32 年 12 月まで、運輸通信及びその他の公益事業として表章。

(2)昭和 33 年1月から昭和 47 年 12 月まで電気・ガス・水道業として表章。

(3)昭和 48 年1月から昭和 60 年 3 月まで電気・ガス・水道業・熱供給業として表章。

(4)昭和 60 年 3 月まで、卸売・小売業として表章。

(平成 17 年 1 月~) (平成 22 年 1 月~)

産 業 名 注(5) 産 業 名 注(6)

建 設 業 建 設 業

製 造 業 製 造 業

電 気 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業 電 気 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業

情 報 通 信 業 情 報 通 信 業

運 輸 業 運 輸 業 , 郵 便 業

卸 売 ・ 小 売 業 卸 売 業 , 小 売 業

金 融 ・ 保 険 業 金 融 業 , 保 険 業

不 動 産 業 不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業

飲 食 店 , 宿 泊 業 学術研究,専門・技術サービス業

医 療 , 福 祉 宿 泊 業 , 飲 食 サ ー ビ ス 業

教 育 , 学 習 支 援 業 生 活 関 連 サ ー ビ ス 業 , 娯 楽 業

複 合 サ ー ビ ス 事 業 教 育 , 学 習 支 援 業

サ ー ビ ス 業 医 療 , 福 祉

複 合 サ ー ビ ス 事 業

サービス業(他に分類されないもの)

(5)平成 14 年 3 月改定の日本標準産業分類に基づく

(6)平成 19 年 11 月改定の日本標準産業分類に基づく

Page 31: Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表) 規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイ

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○ 第一種事業所の産業別・規模別事業所抽出率

産 業 名 抽 出 率

500人以上 100~499人 30~99人

D 建 設 業 全 数 1/ 36 1/192

E 製 造 業

09,10 食 料 品製造業、飲料・たばこ・飼料製造業 〃 1/ 12 1/ 96

11 繊 維 工 業 〃 1/ 4 1/ 24

12 木 材 ・ 木 製 品 製 造 業 〃 1/ 4 1/ 18

13 家 具 ・ 装 備 品 製 造 業 〃 1/ 4 1/ 6

14 パ ル プ ・ 紙 ・ 紙 加 工 品 製 造 業 〃 1/ 16 1/ 24

15 印 刷 ・ 同 関 連 業 〃 1/ 16 1/ 36

16,17 化 学 工 業 、 石 油 製 品 ・ 石 炭 製 品 製 造 業 〃 1/ 24 1/ 48

18 プ ラ ス チ ッ ク 製 品 製 造 業 〃 1/ 8 1/ 36

19 ゴ ム 製 品 製 造 業 〃 1/ 4 1/ 16

21 窯 業 ・ 土 石 製 品 製 造 業 〃 1/ 4 1/ 18

22 鉄 鋼 業 〃 1/ 12 1/ 36

23 非 鉄 金 属 製 造 業 〃 1/ 12 1/ 18

24 金 属 製 品 製 造 業 〃 1/ 24 1/ 96

25 は ん 用 機 械 器 具 製 造 業 〃 1/ 16 1/144

26 生 産 用 機 械 器 具 製 造 業 〃 1/ 24 1/ 96

27 業 務 用 機 械 器 具 製 造 業 〃 1/ 8 1/ 16

28 電 子 部 品 ・ デ バ イ ス ・ 電 子 回 路 製 造 業 〃 1/ 6 1/ 6

29 電 気 機 械 器 具 製 造 業 〃 1/ 16 1/ 24

30 情 報 通 信 機 械 器 具 製 造 業 〃 1/ 4 1/ 4

31 輸 送 用 機 械 器 具 製 造 業 〃 1/ 6 1/ 48

32,20 その他の製造業、なめし革・同製品・毛皮製造業 〃 1/ 4 1/ 16

F 電 気 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業 〃 1/ 36 1/ 24

G 情 報 通 信 業 〃 1/ 12 1/ 72

H 運 輸 業 , 郵 便 業 〃 1/ 24 1/144

I 卸 売 業 , 小 売 業

1 卸 売 業 〃 1/ 24 1/ 96

2 小 売 業 〃 1/ 18 1/ 72

J 金 融 業 , 保 険 業 〃 1/ 12 1/ 48

K 不 動 産 業 , 物 品 賃 貸 業 〃 1/ 4 1/ 12

L 学 術 研 究 , 専 門 ・ 技 術 サ ー ビ ス 業 〃 1/ 18 1/ 48

M 宿 泊 業 , 飲 食 サ ー ビ ス 業

75 宿 泊 業 〃 1/ 18 1/ 18

N 生 活 関 連 サ ー ビ ス 業 , 娯 楽 業 〃 1/ 4 1/ 48

O 教 育 , 学 習 支 援 業 〃 1/ 16 1/256

P 医 療 , 福 祉

83 医 療 業 〃 1/192 1/144

Q 複 合 サ ー ビ ス 事 業 〃 1/ 2 1/ 72

R サ ー ビ ス 業 ( 他 に 分 類 さ れ な い も の )

91 職 業 紹 介 ・ 派 遣 業 〃 1/ 24 1/ 24

92 そ の 他 の 事 業 サ ー ビ ス 業 〃 1/ 16 1/ 48

Page 32: Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表) 規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイ

統 計 資 料 室

各種統計資料を整備しています。自由に閲覧できますので、ぜひご利用ください。

所 在 地 大阪市住之江区南港北1-14-16

大阪府咲洲(さきしま)庁舎 19階

最 寄 駅 大阪市営地下鉄中央線

「コスモスクエア」駅下車、南東へ徒歩約8分

ニュートラム南港ポートタウン線

「トレードセンター前」駅下車、ATCビル直結

電 話 06-6210-9211

利用時間 月~金曜日 午前9:00~午後5:15

土曜日、日曜日、祝日、年末年始は休みです。

資料のコピーもできます。(有料)

「大阪府の統計情報」 ● ホームページのご案内 ●

http://www.pref.osaka.lg.jp/toukei/top/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

● 統計課では、ホームページを通じて最新の統計情報をご提供しています。

▼ 統計課が公表する統計報告書全文をPDFで掲載。

▼ 平成23年度大阪府統計年鑑も全文掲載。

▼ 約2,400表の各種データExcelファイルを掲載。

▼ [分野別・公表順]2種類の方法ですばやく検索。

▼ 毎月の最新データなら統計月報へ

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大阪府総務部統計課 情報・分析グループ

T E L :06‐6210‐9196

F A X :06‐6614‐6921

Page 33: Ⅲ 就業形態別集計結果労働者が98,207円であった。(第1表) 規模5人以上の1人平均月間総実労働時間数は、一般の労働者が165.3時間、パートタイ

平成24年9月発行 〒559-8555 大阪市住之江区南港北一丁目 14 番 16 号 大阪府総務部 統計課 勤労・教育グループ TEL 06(6210)9200・9201/FAX 06(6210)9210 URL: http://www.pref.osaka.lg.jp/toukei/top/index.html