a s i · 2012. 9. 3. · ・会場 フェールmami第2会場 ・出欠...
TRANSCRIPT
ASIニュース 2011 年(平成 23 年)1 月 20 日発行 通巻 94 号
1
「極寒の山塊を染める」 松本市側の乗鞍高原より望む烏帽子岳(左2628m)・大丹生岳(右2698m)の朝焼
け。 これらは乗鞍の北に連なり、足元をスカイラインが走る。 その向こうには北アルプスの数々の偉容が待ち受
けている。 写真~2p の「日の出」も : 石塚広居会員
『連絡先・投稿先』
発行人:棚田 貴
事務局:刈谷市一ツ木町鵜島 1-100
〒448-0003/Tel & Fax:0566-23-3549 e-mail:[email protected] (編集配信:岩清水)
目 次
2p <年頭所感> 棚田理事長
3p 1月度 定例理事会実施報告
3p 「俳句三句」--- 川本会員
4p [報告](1月まなび交流塾)「参加型HP立ち上げについて」- 小林会員・岩清水会員
5p 第2回書道友の会--3月度「まなび交流塾案内」 万年会員の書き初め
5p 「書き初め」- 中村会員・万年会員
6p [随想] ASIの会発足当時の思い出(1)- 石井会員(顧問)
7p 銭太鼓百人打ち会11年の歩み – 水野会員
8p 「中馬のおひなさん in足助」始まる - 案内人:工藤会員
8p 会員著書紹介 --- 林会員
A S I ニュース 1月号 NPO 法人
あいち生涯学習インストラクターの会
ASIニュース 2011 年(平成 23 年)1 月 20 日発行 通巻 94 号
2
【年頭所感】
これまでやったこと *** これからやりたいこと
理事長 棚田 貴
会員のみなさん、2010 年の新春を迎え、おめでとうございます。
2009 年の民主党を軸とする政権交代以降
も、わが国の政治は安定することなく、前年
夏からの世界的な大不況と日本経済の不振・
デフレ・雇用や社会保障不安から脱却できな
いまま新年となった訳ですが、卯年の縁起に
因んで、世の中が思いのほか好転することを
鶴首して待ち望む次第です。
昨年の総会で新執行部が発足してから、早くも7ヶ月が過ぎ去り、リーダーとしての力
量不足を痛感しつつも、何とか「弛まぬ前進」を心掛けております。
これまで進捗したのは①会員の日常活動に関する情報の顕在化をめざし、②生涯学習を
中心とした情報を、ASI ニュースを受け皿として共有化し、③会員の専門や主要関心分野
を知悉するための名簿の公開に踏み切り、④従来の「まなび実践塾」を「ASI 交流塾」(隔
月開催)と「ASI まなび塾」(総会と同時開催)に分割し、会員交流の日常化をめざす、⑤
会員の多様な専門・関心分野の中から、書道・ハーブ・写真・きもの・介護などのグルー
プ化をめざす、⑥金山駅最寄りに会議室(活動拠点)を確保、⑦理事会の定例開催と議事
録の速報化、⑧役員の役割分担の明確化と活動スケジュール化などですが、日暮れて道遠
しの感なきにしもあらずであります。
私は個人の力量に依存するのではなく、技術ノウハウなどが組織の中に蓄積されると同
時に、多数のリーダーが組織内で育成されることを願いながら、退会者の復帰や退会希望
者の退会見合わせを図っております。
さて、これから取り組みたいことは、⑨生涯学習の推進や普及を会員の居住地で定着化
させる、⑩自己啓発・相互啓発によるスキルアップをめざす、⑪生涯学習に関する文部科
学省や関係自治体の方針・施策などの調査研究と活用、⑫ニュースへの投稿促進や運用体
制の整備などでありますが、これらの困難な課題にチャレンジするためには、執行部の熱
意と実行力と財政力が不可欠であろうと考えます、⑬新会員の勧誘と、⑭執行部体制の強
化(役員の補充)が、この扉を開けるキーファクターではないかと、私は考え始めていま
す。私達の永遠の活動テーマは「生涯学習」であり、私のモットーは、ASI の会のだれに
でも役割と居場所があるような、温かなグループを構築すること」だと申し上げておきま
しょう。
ASIニュース 2011 年(平成 23 年)1 月 20 日発行 通巻 94 号
3
俳句
川本
克彦(守山区)
元旦や
すずめ喧し
いつもより
認知症の
老母
は
は
の部屋へも
鏡餅
元旦も
昨日が続く
介護かな
自分の誕生日は何とか言えるが、
何歳になるのかは分からない。今年の
誕生日が来ると九十一歳になる母は、
しかし息子の私も分からない。
この人は誰かと聞かれて「よそのお
じさん」と答えているのを見ている
と、悲しいとか淋しいとかを通り超し
て笑いながら見つめてしまう。
【報告】 2011 年 1 月定例理事会
・日時 1月 15日(土)10:00~11:00
・会場 フェール MAMI第 2会場
・出欠 出席6名、欠席1名、オブザーバー出席:小林会員
・議題
1.報告確認事項
1-1 ASI の会会員名簿
公開用会員名簿が前月配布されたが、専門・関心分野などでの交流の促進を期待したい。なお、
理事には住所等の記載の名簿を連絡情報確認用に配布され、問い合わせに対応する。
1-2 新会員の勧誘活動
現会員の分布状況や過去の勧誘経過などをふまえて対象行政区を特定し、協会から有資格者名
簿の提供を受けて、ASI の会独自にて新会員の勧誘活動とオリエンテーションを実施する予定。
1-3 雑件
(1)みかわ ASI の会は、1月4日知立市で世話人会と新年会(ゲスト4名)を開催した。新年
度は豊橋市(6月)と安城市(9月)で例会を実施する予定。
(2)日進市の NPO ゆるやかネットワーク主催の第2回ゆるやかサロン「市民参加と協働」が、
1/15(土)に同市にぎわい交流館で開催されたが、同市へ会の代表名と事務所の変更がなされて
いなかったので 1/15 に理事長が市役所で所要の手続きをした。なお、同 NPO との関係を明確化
していくこととした。
(3)飯塚京子さん(豊橋市)、杉本清造さん(江南市)の両名が退会した。
(4)2011 年度も毎月第2土曜午前中の会議や会員交流などの活動拠点として「フェール MAMI
第2会場」を確保した。なお、5月の通常総会の会場は未定。
2.審議事項
2-1「ASI の会HP創設可否について
●前月に続き小林会員及び岩清水副理事長から今後の事務的問題含みでデモ説明があり、参加者
と質疑。当面実施の方向で実験を続けることとした。詳細は4pの交流塾の報告参照。
写真:「あさつゆ」林会員
ASIニュース 2011 年(平成 23 年)1 月 20 日発行 通巻 94 号
4
報 告 1月「まなび交流塾」 提 案 者 : 小 林 敬 典 (中区)
「参加型HPと asi-net立ち上げについて」
確認・要約 岩清水哲哉(一宮市)
1.企画の確認 課題:ASIの会の公式ホームページ新規作成
マイクロソフト社が無料で全世界にサービス提供をしている『MaicroSoft OfficeLive SmallBusiness』
を用いて、最短で WEBページを立ち上げることを考えた。操作も、慣れれば簡単である。
2.環境整備
既に、公式ホームページの元となる雛形ページの取得は完了している(岩清水副理事長立会い)。
後は、雛形に求められた記事を入れ込んでいくだけである。
本 WEB サイト自体が、SOHO 対象として小組織向けとして設計されたものなので、ASIのホ
ームページ用としても非常に有用と思われる。後で、ページの変更も可能。
投稿用の記事さえ準備すれば、すぐにでも公式ホームページへと反映出来る常設環境も持って
いるので、会員の共通・平等なツールとして利用可能。
【閲覧用の雛形ページの URL】
http://asi-net.web.officelive.com/default.aspx
【編集ページ入り口(サインイン)の URL〔更新作業担当者用〕】
http://smallbusiness.officelive.com/ja-JP/Worldwide
【サインイン情報】(極秘事項)
●Windows Live ID: 会員及び関係者対象 ●パスワード: 入力利用会員対象
3.立ち上げへの条件整備及び運営上のアクションプラン
① 理事会が正式に WEBページ立ち上げの許可をする。ネットシステム名<asi-net>(アシネット)
② 理事会は運用に関する関係規定を整備し会員に公表する。
③ 初回のみ、会員(希望者)には立ち上げた WEB ページのアドレス(URL)をメールなどで配布する。
④ WEBトップページ用の記事として理事会は『会のご案内、セールス ポイント、会史、ライセンス、受
賞歴などの紹介文』、『連絡先情報』など、立上げで必要な基本的記事などを会の責任として提示する。
同時にその他ASIニュースなど最新の会の情報記事などを雛形のページに載せる。
⑤ 閲覧会員には、WEB ページ内、“お問い合わせ”より感想やアイディアを書いて返信して頂く。トッ
プページには、新規の一般閲覧訪問者にもその旨のご協力の宣伝もしておく。意見等を集計して、WEB ペ
ージ内の改善全般を行う。まずは完成形へ持ち込み、以後は記事のメンテナンスを続行していく。
⑥ 有志や希望者があれば、担当者が説明をして新規の WEBページ編集用の担当者となって手伝って頂く。
⑦ 各自利用費用はパソコン環境があれば可能なので原則無料。
⑧ 当会路用のHPのシステム(MaicroSoft OfficeLive SmallBusiness)の詳細は下記サイト参照。
http://www.microsoft.com/japan/office/officelive/sb/default.
ASIニュース 2011 年(平成 23 年)1 月 20 日発行 通巻 94 号
5
新年を迎えられ会員のみなさまおめでとうございます。
今年はうさぎ年です。飛躍の年になるよう望みたいです。
いつまでも心身ともに若々しくありたいと願っています。
自分のため、人のために身体手足を軽く動かし、いつもプ
ラス志向で生き甲斐を求めます。
中村茂雄(硯堂)(吉良町)
会員の皆様、あけましておめでとうございます。
皆様にとってよい年になるよう願いながら、おめでたい
「吉夢」「寿」(
巻頭頁)を書きました。
今年も皆様のご
活躍をお祈り申し上げます。
万年真衣(岩倉市)
3月 まなび交流塾案内
第2回 書道友の会
【参加者募集】
●日時: 平成23年3月12日(土)10:30~12:00
●場所: フェール MAMI 第2会場2階 (入口はビル南側)
熱田区新尾頭 1-4-2(金山駅南口を西へ徒歩5分:杉本ビル向かい)
●対象: 大人の方はどなたでも。ASI会員ほか友人・知人お誘いください。
●内容: (1)会員・書道愛好家の自己紹介、作品紹介
(書道をはじめたきっかけや活動紹介)
(2)交流会:持参作品、当日作成作品をもとに交流を深めます。
●会費: 500円
●持ち物: 書道用具一式 及び お手持ちの作品、活動状況のわかる写真やチラシ等
●申込み・連絡先等:不明点、お問い合わせなどありましたら下記へご連絡ください。
なお、参加される方は2月28日までにお名前・参加人数、作品持ち込みの有無
(有の場合は大きさ・形状と数)等を担当者宛FAXやメールなどであらかじめ
申し込みいただければ幸いです。(当日自由参加歓迎)
●担当者:① 中村茂雄 0563-35-1392
② 万年真衣 0587-66-344([email protected])
****************************************
書き初め
ASIニュース 2011 年(平成 23 年)1 月 20 日発行 通巻 94 号
6
随 想
会発足当時の思い出(1)
石井 英昭(名東区)
ASIが発足して八年、語呂合わせでいえば「八は末広がり」、おまけに「卯年は跳ねる」
といわれて、今年は会の活動と組織の飛躍が期待される年といえよう。
八年前の会設立当時の思い出や経過を書いてほしいという編集部の求めに応え、個人的
な感想を含めて、以下 3回にわたって述べさせていただく予定である。
生涯学習インストラクターとしての出発
1996(平成 8)年 2月、第 1回生涯学習インストラクター全国大会が東京で開かれ、私が
「事例報告者」として参加したことが出発点となる。その席上、岡本包治、白石克己両先
生と会い励ましと助言を受けて、翌年 1 月に名古屋で、全国で始めての「インストラクタ
ー・ネットワーク」を作り、以後 6年間経験交流を続けてきた。
2003(平成 15)年 1 月、名古屋市周辺のインストラクターに呼びかけて、愛知の会準備
会を開いた。そのときの賛同者は 31 名、出席者は 22 名であったが、そのうちの大半の人
たちはASIの結成に参加している。
準備会では「まずこの地域周辺だけで集まって、具体的な活動目標を持ち事業展開をし
ていこう」という意見、「全県に呼びかけて、経験交流と情報交換をする組織をつくろう」
という意見も出て、結局両者の意見を組み合わせて方向を決めることとなった。
「あいち生涯学習インストラクターの会」結成
2003(平成 15)年 4 月 5 日、第 1 回総会が名古屋市中区伏見の「ボランティア・NPO
センター」で開催され、「あいち生涯学習インストラクターの会(ASI)」が誕生する運
びとなった。参加者は 66 名、当日の出席者は 31 名、出席者は会場整備から情勢と方針・
活動目標討議にいたるまできわめて熱心に参加し、会への熱意が感じられた。
なかでも遠方からの参加で終車の時間を過ぎるまで会場の後片付けを手伝われた中村茂
雄さんのことは印象に残っている。6 月から翌年 3 月まで 10 回にわたって毎月第 1 土曜日
に例会を開き、各会員の活動状況報告や専門分野
のレポートが発表された。活動が本格化し始めた
矢先、佐藤事務局長の病気入院、12 月から私が
事務局を兼任という事態となった。
<次号へ>
<編集註>*筆者:初代理事長・現顧問
*右写真:渡部会員・創設に参画
ASIニュース 2011 年(平成 23 年)1 月 20 日発行 通巻 94 号
7
銭太鼓百人打ち会11年の歩み
水野 晃(豊山町)
銭太鼓百人打ち会が発足して、今年で12年目を迎えます。銭太鼓は一般にあまりなじ
みのない伝統芸能であります。私たちのおじいさん、おばあさんの時代には、どこの町や
村でも見かけた地域のコミュニケーションの一つでもありました。私の祖母も銭太鼓を楽
しんでいました。その姿を今でも鮮明に覚えています。
この伝統大衆芸能を今一度蘇らせ、地域の人情と人の和を再び取り戻し、それを一層広
めるために11年間会を運営してきました。銭太鼓はお年寄りから子供まで気軽に楽しみ
ながら、和気あいあいの中で上達していける芸と思います。また、目標百人という多くの
人が一丸となって演奏することは想像するだけでも壮観と言えるでしょう。
会員数は発足当時80名で、その後100名を越し順調でした。思い出に残る演奏会は
88名が参加した愛知万博「お祭り広場」での演奏です。その後、会員数は減少傾向に、
現在40数名となりましたが、会の趣旨に基づき毎日練習に励んでおります。
また、会に希望をもたらした出来事が四年前にありました。銭太鼓発祥の地、島根県出
身の中村 瑞子先生(中村民謡会)から「正調安来節保存会東海支部」へ入会の誘いがあ
ったことです。昨年はわが町、豊山町で第4回東海支部安来節審査会が開催され、東海地
方から約120名が審査に訪れました。念願の地元開催に感動しました。会からは17名
全員が3級の免状をいただき、みんなほっとしました。私も現在、東海支部の幹事をさせ
ていただいています。
生涯学習の一環である銭太鼓に巡り合え、生涯を通じ、楽しく生きがいを持って打ち込
めることに感謝しています。これからも銭太鼓の普及に努めて参ります。銭太鼓に興味あ
る方、経験のある方がおみえでしたら是非ご連絡ください。< [email protected] >
http://www.youtube.com/watch?v=jg8AlHH2UHM
*上記サイトでの動画で練習ビデオを見ることができます。(編集註)
銭太鼓(ぜにだいこ)とは、出雲地方(現在の島根県東部)に古くから伝わる民俗的なリズム楽器で、
「銭の鳴る音」を利用して踊りの伴奏に使用するもの。または、演じる事そのものをさす。「銭太鼓」
とは書くが、和太鼓の一種ではない。特に、島根県の伝統民謡である「安来節(やすぎぶし)」の際に
よく演じられる。 (ウィキペディアより:編集註)
ASIニュース 2011 年(平成 23 年)1 月 20 日発行 通巻 94 号
8
『中馬のおひなさん in 足助』始まる! 工藤 吉昭(豊田市)
今年も2月5日から3月6日まで、豊田市足助町
の古い町並み一帯で、第13回中馬のおひなさんが
江戸後期から明治、大正、昭和、平成と続く町並み
通りに面して約140軒の商家や民家と交流感・区
民館・中馬館などで、土びなや衣装びな、ひな飾り
の道具が飾られます。
また、中馬のおひなさん開催期間中は色々なイベント
が企画されています。2月5日(土)の《がんとう》は
この地方に古くから伝わるおひなさんの行事で、子供た
ちがおひなさんの日に「おひなさん見せて」と言って家
を回ると、お菓子などがもらえる習慣です。
(協力店:小学生以下 100名まで)
土びな会場の本町区民館では 2月 19-20日(土-日)、
26-27日(土-日)の4日間、禰宜田徹氏(三河大浜土人
形作家)による土びな絵付けの実演が行われます。
また、足助交流館では期間中に絵てがみコンクールの
絵てがみ募集があります。2月 11日(祝)にはトロンボ
ーンとピアノ演奏、2月 26日(土)にはオカリナ演奏の
春待ちコンサートが開催されます。
皆さん!早春の一日を『中馬のおひなさん in 足助』
に出掛けてみてはいかがですか!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
著書紹介
会員の林正治氏(豊橋市)がこのほど下記著作を上梓された。
*著者:林 正治
*署名:『心の故郷』『永遠と無限の幸福しかない世界』の創り方セミナー
(人生は永遠と無限の『生涯学習』)
*出版社ほか:文芸社 (¥1,300+税)2月1日より書店店頭へ
*なお、著者の林会員から「版元承認の印税は ASI の会へ寄付したい」との申し出があり、
ありがたくお受けすることとしたので、奮ってお買い上げをお願いします。(理事会)