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Rule book (c) 2013 Néstor Romeral Andrés - Rules (c) 2011-2012 Grant Fikes Special thanks to our fuelers: Victor M. Gonzalez Miguel, Nathan Morse, Kevin Petrychyn, Gary Bannister, Edison HePleaseDoNotOpen, Evan Rattner, Avri Klemer, Daniel Danzer and Grant Fikes’ friends. Translation by Atsushi Matsumoto. A two-player abstract strategy board game by Grant Fikes はじめに Battle of LITS (バトル・オブ・リッツ) は日本のロジッ クパズル LITS(リッツ) からヒントを得た2人用ボード ゲームです。バトル・オブ・リッツは×と○のボードで プレイします。各プレイヤーは1つのシンボル(×または ○)を担当し、共有プールにあるL型、I型、T型、S型の コマを使って相手のシンボルを覆うことを目指します。 3つのシンプルなルールでコマの配置は制限され、それ によって自分のシンボルが覆われることを防いだり、相 手のシンボルを攻撃したりすることができます。コマが 配置できなくなった時、見えたままになっているシンボ ル数で勝者が決まります。相手より自分のシンボルが多 いプレイヤーの勝ちです! バトル・オブ・リッツでは次のものを使用します: - レーザーカットされたテトロミノ 20個 (赤のLが5個, 黄のIが5個, 緑のTが5個, 青のSが5個) - ×と○がある10x10マスのボードが4つ印刷された ラバーパッド。各ボードは異なる戦略を提供しま す。また、パッドの両サイドのコーナーにはどちら が×でどちらが○かを示す×と○もあります。 準備 どちらが×でどちらが○かを決め、各プレイヤーが自分 のシンボルの近くに座るようにボードを置きます。両プ レイヤーが見やすく取りやすいボード付近にテトロミノ を置きます。4つのボードのうちどれをプレイするかを 選びます。 ×プレイヤーから始め、交互に手番を行います。手番 では共有プールからいずれかのテトロミノを取って ボード上に配置します。×プレイヤーは最初のテトロ ミノを好きな場所に配置することができ、以降の全て のテトロミノは3つの配置ルールに従います: - 全てのテトロミノは他のテトロミノに少なくとも 1個は接していなければなりません(図1参照)。 - 同じ形のテトロミノは接してはいけません。 (テトロミノは形によって色分けされており、同じ 形のテトロミノは同じ色です。図2参照) - 2x2の4マスが全てテトロミノで覆われてはいけませ ん。 ゲームを公平にするため、スワップルールを用います。 ○プレイヤーの初手のみ、○プレイヤーはテトロミノを 置くのではなく、ボードを180°回転させて、担当する シンボルを×に入れ替えることができます。そうした場 合、×プレイヤーは○プレイヤーとなり、2個目のテト ロミノを置きます。以降は通常通り手番を交代します。 テトロミノをボード上に配置できる限り、手番をパスす ることはできず、毎手番テトロミノを配置しなければな りません。上記のルールに反することなくテトロミノを 置くことができない場合ゲームは終了します。 これ以上テトロミノが配置できなくなったらゲーム終了 です。プレイヤーはボード上に自分のシンボルが何個見 えたままになっているかを数え、自分のシンボルが多 かったプレイヤーの勝ちです。同数の場合、最後のテト ロミノを置いたプレイヤーの勝ちです。バトル・オブ・ リッツに引き分けはありません。 その他のリンク - このゲームのデザイナーはブログを持っています。 http://mathgrant.blogspot.com/ - このゲームのBoardGameGeekのページは以下の通 りです。 http://boardgamegeek.com/boardgame/105265/ battle-lits 図1: コマが他の コマに接し ていない 図5: これ以上コマを配置できないため ゲーム終了。覆われずに残ったシンボル の数が、×が17箇所、○が15箇所で ×プレイヤーの勝ち。 内容物 遊び方 図2: コマが同じ 形のコマに 接している 図3: 2x2の4マス のエリアが 覆われている 図4: 正しい配置 ゲーム終了

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Rule book (c) 2013 Néstor Romeral Andrés - Rules (c) 2011-2012 Grant Fikes Special thanks to our fuelers: Victor M. Gonzalez Miguel, Nathan Morse, Kevin Petrychyn, Gary Bannister,

Edison HePleaseDoNotOpen, Evan Rattner, Avri Klemer, Daniel Danzer and Grant Fikes’ friends.Translation by Atsushi Matsumoto.

A two-player abstract strategy board game by Grant Fikes

はじめに

Battle of LITS (バトル・オブ・リッツ) は日本のロジックパズル LITS(リッツ) からヒントを得た2人用ボードゲームです。バトル・オブ・リッツは×と○のボードでプレイします。各プレイヤーは1つのシンボル(×または ○)を担当し、共有プールにあるL型、I型、T型、S型のコマを使って相手のシンボルを覆うことを目指します。 3つのシンプルなルールでコマの配置は制限され、それによって自分のシンボルが覆われることを防いだり、相手のシンボルを攻撃したりすることができます。コマが配置できなくなった時、見えたままになっているシンボル数で勝者が決まります。相手より自分のシンボルが多いプレイヤーの勝ちです!

バトル・オブ・リッツでは次のものを使用します:

- レーザーカットされたテトロミノ 20個(赤のLが5個, 黄のIが5個, 緑のTが5個, 青のSが5個)

- ×と○がある10x10マスのボードが4つ印刷されたラバーパッド。各ボードは異なる戦略を提供します。また、パッドの両サイドのコーナーにはどちらが×でどちらが○かを示す×と○もあります。

準備

どちらが×でどちらが○かを決め、各プレイヤーが自分のシンボルの近くに座るようにボードを置きます。両プレイヤーが見やすく取りやすいボード付近にテトロミノを置きます。4つのボードのうちどれをプレイするかを選びます。

×プレイヤーから始め、交互に手番を行います。手番では共有プールからいずれかのテトロミノを取ってボード上に配置します。×プレイヤーは最初のテトロミノを好きな場所に配置することができ、以降の全てのテトロミノは3つの配置ルールに従います:

- 全てのテトロミノは他のテトロミノに少なくとも1個は接していなければなりません(図1参照)。

- 同じ形のテトロミノは接してはいけません。(テトロミノは形によって色分けされており、同じ形のテトロミノは同じ色です。図2参照)

- 2x2の4マスが全てテトロミノで覆われてはいけません。

ゲームを公平にするため、スワップルールを用います。○プレイヤーの初手のみ、○プレイヤーはテトロミノを置くのではなく、ボードを180°回転させて、担当するシンボルを×に入れ替えることができます。そうした場合、×プレイヤーは○プレイヤーとなり、2個目のテトロミノを置きます。以降は通常通り手番を交代します。

テトロミノをボード上に配置できる限り、手番をパスすることはできず、毎手番テトロミノを配置しなければなりません。上記のルールに反することなくテトロミノを置くことができない場合ゲームは終了します。

これ以上テトロミノが配置できなくなったらゲーム終了です。プレイヤーはボード上に自分のシンボルが何個見えたままになっているかを数え、自分のシンボルが多かったプレイヤーの勝ちです。同数の場合、最後のテトロミノを置いたプレイヤーの勝ちです。バトル・オブ・リッツに引き分けはありません。

その他のリンク

- このゲームのデザイナーはブログを持っています。http://mathgrant.blogspot.com/

- このゲームのBoardGameGeekのページは以下の通りです。http://boardgamegeek.com/boardgame/105265/battle-lits

図1:コマが他のコマに接し

ていない

図5: これ以上コマを配置できないためゲーム終了。覆われずに残ったシンボル

の数が、×が17箇所、○が15箇所で×プレイヤーの勝ち。

内容物

遊び方

図2:コマが同じ形のコマに接している

図3:2x2の4マスのエリアが

覆われている

図4:正しい配置

ゲーム終了