0

AI活用実践演習A (JavaによるWebアプリケーション開発)環境セットアップ手順 Mac編

1

本手順書の目的

ゴール• AI活用実践演習A (JavaによるWebアプリケーション開発) の講義受講および演習実施に必要となる実習環境をセットアップする。

事前準備

3

事前準備• xCodeのインストール

− App StoreよりXcodeをインストールする

• Command Line Tools for Xcodeのインストール− ターミナルより以下のコマンドを実行する

# xcode-select --install

− 以下のようなウィンドウが表示されたら、「インストール」をクリックする

4

事前準備• Homebrewのインストール

− ターミナルより以下の赤字のコマンドを実行する− 「==> Installation successful!」と出力されればインストールは成功している

# /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)”

・・・（中略）・・・

Press RETURN to continue or any other key to abort ==> /usr/bin/sudo /bin/mkdir -p /Library/Caches/Homebrew

To proceed, enter your password, or type Ctrl-C to abort.

Password:

・・・（後略）・・・

Enterを押下

macのパスワードを入力

Eclipseのインストール

6

Eclipseのインストール（.zip）• Eclipseの日本語化対応実施済みの「Pleiades All in One Eclipse」を利用する。

− 以下のサイトより最新のEclipseのJava Full Packageをダウンロードする。このJava Full Editionを利用することで、Webアプリケーション・サーバーであるTomcatもまとめて導入できる。

• http://mergedoc.osdn.jp/− ダウンロードしたzipファイルを展開する。（dmgファイルの場合は次のスライドへ）− 展開したフォルダのpleiades/eclipse/eclipse.appを実行し、Eclipseが起動することを確認する。

最新版を選択

必ずFull Editionを選択すること

7

Eclipseのインストール（.dmg）• Eclipseの日本語化対応実施済みの「Pleiades All in One Eclipse」を利用する。

− 以下のサイトより最新のEclipseのJava Full Packageをダウンロードする。このJava Full Editionを利用することで、Webアプリケーション・サーバーであるTomcatもまとめて導入できる。

• http://mergedoc.osdn.jp/− ダウンロードしたdmgファイルをクリックする。

最新版を選択

必ずFull Editionを選択すること

8

Eclipseのインストール（.dmg）• Eclipseの日本語化対応実施済みの「Pleiades All in One Eclipse」を利用する。

− ダウンロードした.dmgファイルをクリックすると以下のような画面が出るので、appファイルをApplicationフォルダへドラッグ＆ドロップする。− ApplicationフォルダからEclipse_**.appファイルを起動する。セキュリティエラーが出る場合は、 マーク＞システム環境設定＞セキュリティとプライバシー＞一般タブ内の「このまま開く」をクリックする。しばらくすると警告メッセージが出るが、「開く」をクリックする。

− Eclipseが起動することを確認する。

MySQLのインストール

10

MySQLのインストール・起動・停止• ターミナルより以下のコマンドを実行し、MySQLをインストールする

# brew install mysql

• ターミナルより以下のコマンドを実行し、MySQLを起動する（SUCCESS!と出れば成功）# mysql.server start

• MySQLを停止する場合は、ターミナルより以下のコマンドを実行する# mysql.server stop

11

MySQLの初期設定 (1/2)• ターミナルより以下のコマンドを実行し、MySQLの初期設定を行う

− 質問にはすべてy（=はい）で答えてOK

# mysql_secure_installation

・・・（中略）・・・

Press y|Y for Yes, any other key for No: y

・・・（中略）・・・

Please enter 0 = LOW, 1 = MEDIUM and 2 = STRONG: 0Please set the password for root here.

New password:

Re-enter new password:

Estimated strength of the password: 50

Do you wish to continue with the password provided?(Press y|Y for Yes, any other key for No) : y

・・・（中略）・・・

Remove anonymous users? (Press y|Y for Yes, any other key for No) : ySuccess.

・・・（中略）・・・

パスワードを入力(2回)

パスワードの強さを選択(0~2)

12

MySQLの初期設定 (2/2)• （続き）

・・・（中略）・・・

Disallow root login remotely? (Press y|Y for Yes, any other key for No) : ySuccess.

・・・（中略）・・・

Remove test database and access to it? (Press y|Y for Yes, any other key for No) : y

・・・（中略）・・・

Reload privilege tables now? (Press y|Y for Yes, any other key for No) : ySuccess.

All done!

13

MySQLのファイル読み込み権限設定• 今後の演習で、テストデータをMySQLに読み込む事前準備が必要となるケースがある。• MySQLは、指定されたフォルダのファイルしか読み込めないように、セキュリティの設定がなされているため、今回の講義用にファイル読み込み用フォルダを変更する。

• 以下の赤字のコマンドを実行し、my.cnfの保存場所を調べる。− 以降の説明では、/usr/local/etc/がインストールディレクトリであるとして説明するので、適宜読み替えること。

• /usr/local/etc/my.cnf を編集し、以下の行を追加する。ユーザー名は各自の環境に合わせて変更すること。

− ユーザがmy.cnfの編集権限を持っておらずエラーが出た場合は、以下のコマンドを実行する。

• mysqlを再起動する。

secure-file-priv=“/Users/(ユーザー名)/JavaLecture"

# mysql.server stop# mysql.server start

# sudo chmod 644 /usr/local/etc/my.cnf# sudo open -e /usr/local/etc/my.cnf

# brew config | grep PREFIXHOMEBREW_PREFIX: /usr/local# mysql –help | grep my.cnf

order of preference, my cnf, $MYSQL_TCP_PORT,/etc/my.cnf /etc/mysql/my.cnf /usr/local/etc/my.cnf ~/.my.cnf

EclipseとMySQLの連携設定

15

EclipseとMySQLの連携設定• MySQLの公式ホームページよりJDBCドライバをダウンロードする

− https://dev.mysql.com/downloads/connector/j/にアクセス− 「Platform Independent」を選択し、tarもしくはzip形式でダウンロード、ファイルを展開

• CLASSPATH（クラスパス）を設定する（※こちらの設定は授業内で行います。また、次ページ以降の「DBViewer」を使用する場合は不要です。）

− JDBCドライバは外部ライブラリであるため、使用する際にはクラスパスの設定が必要。− システムの環境変数CLASSPATHに、展開したファイル内のjarファイルのパスを指定する。− eclipseの場合は、「ビルドパスの構成」から外部ライブラリの設定が可能

「外部JARの追加」を選択し、JDBCドライバのjarファイルを選択

プロジェクトの「参照ライブラリ」にMySQLのJDBCドライバが追加される

プロジェクトの上で右クリック

16

DBViewer Pluginのインストール• Eclipseのプラグインである「DBViewer」を使用すると、データベースの内容を確認できます。

• Eclipseメニューから ヘルプ ＞ 新規ソフトウェアのインストール を選択します。

• インストールダイアログが表示されるので、「追加」をクリックします。

• 「リポジトリーの追加」というダイアログが表示されるので、− 名前(N): DBViewer UpdateSite− ロケーション(L): http://www.ne.jp/asahi/zigen/home/plugin/dbviewer/

と入力して「追加」をクリックしてください。

参考URLhttps://symfoware.blog.fc2.com/blog-entry-808.html#:~:text=DBViewer%20Plugin%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB,%E7%94%BB%E9%9D%A2%E3%81%8C%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E3%81%A8%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%81%97%E3%81%A6OK%E3%80%82

17

DBViewer Pluginのインストール• 使用可能なソフトウェアに「DBViewer GenerateVO Option」と「DBViewer Plugins」が表示されるので、この２つにチェックを入れて、「次へ」をクリックします。

• 「インストール詳細」では「次へ」をクリックします。

• 次に「ライセンスのレビュー」が表示されるので、ライセンス・テキストを読んで「使用条件の条項に同意します」にチェックを入れて「完了」をクリックしてください。

18

DBViewer Pluginのインストール• インストールを始めるとセキュリティー警告が表示される場合がありますが、「インストール」を選択します。

• インストールが終了すると、Eclipseの再起動を求められます。「今すぐ再起動」をクリックしてください。

• 再起動したら、Eclipseメニューの ウィンドウ > パースペクティブ > パースペクティブを開く > その他 を選択します。パースペクティブ選択画面の中に「DBViewer」が追加されているはずです。

19

EclipseとMySQLの連携設定（DBViewer Plugin）※以降は「第02回_データベースの基礎②（別紙）_1.0.pdf」の作業が完了してから行ってください。• Eclipseの ウィンドウ＞パースペクティブ＞パースペクティブを開く＞その他 を選択し、一覧の中から「DBViewer」をクリックする。• DBツリー・ビューの「登録」アイコンをクリックし、データベース定義の登録を行う。

− データベース定義名︓（例）JavaLecture− JDBCドライバ︓ファイルの追加からMySQLの公式ホームページよりダウンロードしたjarファイル（15ページ参照）を選択− 「次へ」をクリック

20

EclipseとMySQLの連携設定（DBViewer Plugin）• 接続情報の設定を編集

− JDBC Driver : com.mysql.cj.jdbc.Driver− JDBCタイプ : Type4− 接続文字列 : jdbc:mysql://localhost:3306/(データベース定義名、例︓JavaLecture)− 接続ユーザ : root− 接続パスワード : MySQL設定時に決めたパスワード

• 「テスト接続」をクリックし、エラーが出なければ「完了」をクリック。− 接続文字列にエラーが出た場合は、「jdbc:mysql://localhost:3306?characterEncoding=UTF-8&serverTimezone=JST」に書き換える（右図参照）

21

EclipseとMySQLの連携設定（DBViewer Plugin）• 接続の確認

− DBツリー・ビューの中に定義したデータベースが作成されていることを確認する。− 緑のチェックマークが付いていれば「接続」状態。付いていなければ、データベース名を右クリックし「接続」を選択。

− 「java_lecture」内にdept、employee、lecture、student、studentlectureが入っていることを確認する。

緑のチェックマークがついていることを確認

22

EclipseとMySQLの連携設定（DBViewer Plugin）• 接続の確認

− SQL実行・ビューに以下を入力し、実行ボタンをクリックする。

実行ボタンをクリック

1 USE java_lecture;2 SELECT NAME, AGE FROM STUDENT WHERE DEPTNO = ‘G03’

出力結果