aicj's english programs outside of normal class hours
TRANSCRIPT
AICJ’s English programs outside of normal class hours
― 英語重点教育のための補完的活動 -
Jordan Svien ・ Misato Nakagawa
本校の特色• 「英語を学ぶ」ではなく、「英語で学ぶ」ーAICJでは英語の授業に必ずネイティブ教員が入ります。例:中 1 の英語の授業時間 週 8 時間( 3 時間TT、 5 時間ネイティブ教員による英語の授業)ー英語による数学、理科、体育などの授業展開ー国際的な学校行事• 高校からは姉妹校である AIC ニュージーランド校への進学、本校での IB コース、国内進学コースを選択
補完的教育をなぜ実施するのか• 通常時間外での英語の使用を増やすことで、 音楽やスポーツといったより実践的な場面で生徒たちが自ら英語を話す機会を持てる• 英語教育カリキュラムを補完することで – 実生活に基づいた英語でのコミュニケーション能力を高める– 英語の4技能スキルを上げる– 英語を学校で日常的に使う機会を増やす
補完的教育とはどのようなものか★ プレスクール★ イングリッシュ・キャンプ★ イングリッシュ・デー★ NZ語学研修★ 英検対策★ 朝の1分間スピーチ★ 英語で唄う音楽祭★ オンラインプログラム
Pre-school<日時> 4 月第一週目の 5 日間<内容>フォニックス・自己紹介<ねらい>・英語で行われる授業の他、職員室の入り方、本の借り方、授業の号令なども英語で行う為、入学前に学校生活で必要最低限の英語表現を身に付ける。
– フォニックス(今年度は特にサイトワードに焦点を当てた)– 号令のかけ方・教室配置・教科名など学校生活関係した語彙– クラスルーム・イングリッシュ– 基本的な Wh- 疑問文
• 最終日には、一人ずつ英語で自己紹介を行い、 5 日間で交友の輪を広げる
Daily Outline①1 日目・ Ice Breaker・ Alphabet A-Z・ letter sounds
2 日目・ Introduce wh-question・ Short vowels・ Classroom English
3 日目・ Introduce wh-question・ Matching activity between English and Japanese・ Magic E・ School rooms
How are you?
I’m fine too, thank you.
I’m fine ,thank you. And you?
You Try
A: g
C: c
B: d
D: b
50:50
151413121110987654321
$1 Million$500,000$250,000$125,000$64,000$32,000$16,000$8,000$4,000$2,000$1,000$500$300$200$100
__rayon
C: crayon
cat
Level
1
Could you repeat the
word please?
Phonics
Daily Outline
4 日目• Introduce wh-question• Long Vowels
5 日目Presentations( Students make their
poster presentations )
Presentation
Self-Introduction
English CampAims of the English Camp 【ねらい】 :・様々なレッスンやアウトドアアクティビティを通じ、友達や先生たちと英語でコミュニケーションがとれるようになる・授業外で英語を自主的に使えるようになる
Time 27(Tues) 28(Wed) 29(Thurs)6:40
8:15 学校[各 HR ]集合8:40 貸切バスにて移動10:30 江田島着
Wake up Wake up
7:10 Assembly Cleaning[ 館内役割分担 ]
7:30 Breakfast[with 水筒 ] ※最終日は時間短縮となる7:50
③9:00 ~ 12:00Morning Lessons and Activities
大掃除 9:20 迄⇒講堂移動9:30 点検(要正副リー
ダー)9:00
10:00 10:40 ~ 11:45≪ 講堂≫Arrival Ceremony
10:00Departure Ceremony10:30
10:40 貸切バスにて江田島出発12:50 学校着、 13:00 頃解散
11:0012:00 Lunch[with 水筒 ]
13:00①13:00 ~ 16:45荒代海岸散策
13:00 ~ 16:45英語研修A:4 研 ,B:9 研 ,C:1 研 ,D:2 研 ,E:3 研
17:00 Assembly
17:30 部屋会議 部屋会議18:00 Dinner[with 水筒 ]
19:00 ②19:00 ~ 21:00Evening Activities
④19:00 ~ 21:00 Evening Activities
21:00 Bath Time[with 風呂道具&ねまき ]22:00 Bed Making ※ 2 日目は帰る準備もしておく22:30 Go to Bed : 22:30消灯
Activity ~スポーツ~<日時> 2 日目の午前 9 : 00 ~ 12 : 00<内容>英国の伝統スポーツ<目的>・ネイティブ教員からルール説明やアドバイスを受けながら、コミュニケーションをとることで英語力向上に努める。・リーダーシップをとることやチームワークなど、友達と協力し合う大切さを、アウトドアならではのアクティビティを通して経験する。
Activity ~レッスン~<日時>2日目の午後 13 : 00 ~ 16 : 45
<内容>• Lesson1 ( 50 分)― Composition Practice, Card Games
• Lesson2 ( 50 分)―Words Relay, Tongue Twisters • Lesson3 ( 50 分)― Black’s World • Lesson4 ( 50 分)― Baby, do you Love Me? Digital Scavenger Hunt+ Action Words and Adjectives
Activity ~キャンプファイヤー~<日時>2日目の午後 19 : 00 ~ 21:00<内容>・英語で合唱・ダンス・マシュマロを焼いてクッキーに挟む s’more「スモア」作り<目的>・異文化体験を通して国際的相互理解に努める。・歌詞に出てくる短いフレーズや単語を繰り返し発することで、英語での発話能力を高める。
English Day<日時>昨年度: 9 月 今年度: 12 月<内容>スピーチコンテスト・劇の発表<ねらい>・英語のみを用いて行うイベント を通し、英語への意識を高め る。・当日だけでなく、それに向けた 準備の中で、英語を多用する 機会を増やすことができる。
スピーチコンテスト[概要 ]• NTE の授業内で全生徒がスピーチ作成。• スピーチトピックは、レッスンルームごとにレベルに合わせて設定。 この際、 NTE からスピーチの書き方や話すときのコツなどの指導も行う。[ コンテスト ]各レッスンルームの授業内で予選各クラス優秀者2 名を選出し、 English Day 当日の本選出場者とする。 ↓各レッスンルームの代表者2 名が一人一人スピーチをし、賞競う※昨年度の結果必ずしも上位のレッスンルームが勝ったわけではない。
劇[概要 ]レッスンルームごとにレベルに合った内容を選定 ↓・役の割り振り ・台詞、動きの練習 ・小道具作り・発音やイントネーション、ゼスチャーについての指導 [ 発表会 ]全レッスンルームが順に発表※昨年度結果→学年ごとのタイトルと総合タイトルを争った。→昨年は、中 1 のクラスがパワーポイントを駆使した中 3 のクラスを抑えて総合優勝した。
New Zealand Program
• ニュージーランドにある姉妹校のAICに短期語学留学、高校からの編入が可能。• 短期語学留学の対象は中学1年~高校2年で、現地では基礎クラスで授業を行う。• 高校から編入した場合はコースを選択し、国内海外問わず大学に進学します。
<中 1 ・中 2対象>留学期間:夏休み、冬休み【午前】レッスンルームに分かれて4技能を強化することを目的とした授業を展開。【午後】アクティビティー他 *昨年度は 8 人~ 9 人のグループに分かれ、最終日に劇を発表。約 2 週間でリーダー・副リーダーを中心に準備を進めた。
•役割の決定
2 日目~ 5 日目 •台本の読み合わせ •台詞の暗記
6 日目~ 10 日目 •動作を交えた練習•衣装、音響、背景の作成
※ 役割によっては台詞が長い為、各グループでカットしたり、英文を容易に直したり工夫を凝らした。
※元劇団出身者のネイティブ教師の指導に加え、背景にはパワーポイントを使用した。
英検対策■目標級 中 1 :3級 中 2 :準2級 中3:2級■使用教材・英検過去問題集・英検予想問題集 ・英検でる順パス単・英検でる順合格問題集・その他文法問題集
■目的 目標を明確にし、達成感を得ることで英語を学ぶ楽しさを実感する 4技能の向上効果を図るため■取り組み • 英検1次対策―学年混合で取得級別にクラス分け。• 放課後に60分×週2日(リスニング、筆記各1日)で実施。 模擬英検実施。 • 英検2次対策―英語科教員と1対1で2次試験に向けた対策。 • 英単語テスト―毎朝ホームルームで各学年目標級の単語テスト実施• (1日20単語)。 • 英単語コンテスト―年に3回実施。• 朝の単語テストで実施してきた範囲より出題。 範囲例 中1:4級(1~588 )、3級(1~120 ) 中2:準2級(1~480 ) 中3:2級(1~480 ) • 夏期講習―夏休み期間中4週間、週2日(1コマ90 分)で実施。 主に文法強化を目標とする。
1 分間スピーチ概要• 朝の SHR の時間帯を使用• 1 日 1 人英語による 1 分間スピーチ• 1 日 2 人ペアで英語による 1 分間チャット 目的• 英語の授業内だけなく日常の中で英語を使えるようになる• 人前で堂々と英語でプレゼンテーションできるようになる• 伝わりやすい文章構成を考える+ライティング力の向上
テーマ・例 「テーマ」自由• 1 分間スピーチの例• (中 1 )自己紹介 My favorite food is ~ ./ My star sign is~ ./ I like ~ . などを使って• (中 2 )好きなスポーツ選手・音楽・映画、飼っているペットの紹介、体育祭の応援団の練習• (中 3 )尊敬する人、これから頑張りたいこと1 分間チャットの例• インタビュー形式など• 放課後の友人同士の会話• 時には担任・副担任の先生、クラスメイトに発問し、アドリブで答えてもらうこともある
効果・課題・展望成果• 人前で披露するという経験が、その後の英語学習の意欲向上に繋がる• 伝わりやすい文章構成を考える(必要に応じて英語科教員の添削もあり)課題• 声の大きさ、抑揚、アイコンタクトなどが不十分なことがある• 内容があまり練られていないことがある今後の展望• 回数を重ねることで、失敗を恐れず自信を持って英語を使えるようにしたい• 課題を改善していくために、英語科教員による指導を増やしたい• 数名のグループでディスカッションするなど、さまざまな形態で英語を話す機会を増やしたい
Music Day<内容>英語で合唱<目的> ー英語に訳すことで、正しい英語表現を身につける。 ー英語のフレーズを繰り返し唄いインプット、日常会話でアウトプットして いく。 ※英語の単語や教科書に出てくる和文を英語に直す取り組みと比べ て意欲的に取り組む姿が多く見られた。<概要>音楽の教科書から各クラス選曲 ↓・歌詞の半分以上を各クラスで英訳 ↓・音楽の教員による添削 ↓・ [ 本番 ] 学年の優秀賞と中学部・高校部の優秀賞を決定
Online programs• 校内での学習を補完するために利用している4つのオンラインリソース :• Quizlet.com• Smart Choice online• Skype• ReadTheoryオンラインプログラムを利用する理由– 宿題をパソコンを用いることで動機づけになる– 週末や休暇中の課題をすぐに出すことができる– インターネットへのアクセスが制限されても校内で行うことができる
Quizlet.com
• Quizlet.com は無料の第三者サイトです• 教員は単語リストを簡単に素早くアップロードすることができる• 生徒は学習する、ゲームをする、自分でテストをしてみるためにサイトにアクセスすることができる• すべての単語の音声を聞くことができるので、スペルと発音を覚えやすい• もしも授業時間が余った場合にクイズレットを利用することを楽しみにする生徒も多い
Smart Choice online
• 主要教材であるスマートチョイスに付随しているウェブサイトです。スピ―キング、リスニング、グラマー、語彙など総合的な学習が可能です• 宿題として課したり、生徒が授業で用いられた言葉をプラスアルファで学習するために利用します• 教員がログインとパスワードを生徒に割り当て、 3 年間同じものを使用できます• 教員はそれぞれの生徒の状況(得点やどのくらい時間をかけたのか)を確認することができます• 2012 年 6 月から利用しています
SKYPE• 放課後に毎週行われる高い英語能力を持った生徒や意欲的な生徒対象のプログラム• 英語の母語とする中高生と話す機会を与えるため実施• AICオークランド校の生徒とマッチングを行い、週に一度ペアで行う• 会話のテーマは毎週与えられるが、生徒たちは自由に決めることもできる(節度ある範囲内で)
ReadTheory.org• 学習者の理解能力に応じて、リーディングやボキャブラリークイズを解くことができる無料の第三者サイト• 宿題は、獲得した得点、合格したクイズの数、到達したレベルによって評価する• ポイントやレベルアップシステムやアバターは生徒のモチベーションアップにつながる• ログインとパスワードは中学生のあいだは同じものを使用できる• 現在は試験的に利用しており、 2013 年の秋にから本格的な利用を検討している
The conclusion・コミュニケーションの手段として使用する活動を積み重ね、これを通じて語彙や文法などの習熟を図り、「読む」「書く」「聞く」「話す」のコミュニケーション能力の育成を図る。・授業で習熟度別のクラス編成を取り入れたり、TTの授業を展開する他、行事などで積極的に英語に触れる機会を与える。これらの機会を中学時に設けることで、子供たちに明確な目的意識や言語観を持って、コミュニケーションを図る楽しみを実感させる。