■電源について■

　ＡＫＩ-ＰＩＣ８７７-Ｖ２モジュールは、基板上に３端子レギュレータ(Ｕ１)

　を実装しています。この３端子レギュレータを使用せず、直接５Ｖを入力する

　ことも出来ます。入力電圧によって、下記表に従って、接続して下さい。

JP３

ショート（ハンダを盛って接続）

オープン（そのままの状態）

入力電圧

６～１２Ｖ

５Ｖ

ＣＮ－Ｃ－⑭（＋）ＣＮ－Ｃ－⑩（－）

端子

ＣＮ－Ｃ－⑨（＋）ＣＮ－Ｃ－⑩（－）

PIC16F877A　 -I/PT

部品面 半田面

■部品配置図■

■CN-４について■

　CN-４は、AKI-877ICEキット用接続コネクタです。AKI-877ICEを使用しな

　い場合は、取り付けなくても、かまいません。

■RS232C（U３）について■

　RS232C用U3と接続する為に、JP１、２は０Ω抵抗がすでに実装され接続され

　ています。16F877の44、1ピンをRC６、７として使用する場合はあらかじめ、

　JP１、２を取り外して下さい。

　RS232Cレベルの入出力は、CN-C、CN-４の両方に出ています。

■プルアップ抵抗などについて■

　AKI-PIC877-V2モジュールは使い良いように、あらかじめ次のピンがプルア

　ップ(プルダウン)されています。

　CN-B-⑤(RA4/TOCKI)� 10Kでプルアップ（オープンドレインプルアップ用）

　CN-B-⑪(RC4/SDI/SDA)� 2Kでプルアップ（Ｉ2Ｃプルアップ用）

　CN-B-⑫(RC5/SD0)�� 2Kでプルアップ（Ｉ2Ｃプルアップ用）

　CN-C-⑤(RB3/PGM)�� 10Mでプルダウン（書き込み制御用）

　CN-C-⑪(MCLR/Vpp)� 1Kでプルアップ（書き込み制御用）

※供給電源についてDC５V時は、JP３は開放し、CN-C-⑨から供給DC６～12V時は、JP３を接続し、CN-C-⑭から供給

※

※ PWR(電源６～12V)

完成品モジュールAKI-PIC877-V2

20MHzクロック高速動作・40mm×26mmの超小型サイズAKI-PICプログラマキットVer3で、そのまま書き込みが出来ます。RS232C用IC・20MHzクリスタル・5Vレギュレータ を搭載。

★ご要望の多かったPIC16F877A-I/PT使用のマイコンモジュール完成品です。

★AKI-PICプログラマVer3で、直接書き込みが出来ます。(基板側ファームウエ

　アVer4.0以上が必要です。入手方法等は「書き込みについて」を御覧下さい)

★RS232C用IC、20MHz水晶発振子のほか、5Vレギュレータも搭載しています。

■部品表

XC6202P502P

PIC16F877A-I/PT

ADM3202ARN

1SS344

FA-238　20MHz

1μF　16V

0.1μF　25V(50V)

10pF　50V

1μF　16V

2kΩ

10MΩ

1kΩ

0Ω

0Ω

(2×5)P ピンヘッダ

(2×14)P ピンヘッダ

(1×14)P ピンヘッダ

　１P ピンヘッダ

　　　　　部品

U１

U２

U３

D２

X１

C１,２

C３,～８

C９,10

C11,12

R１,２

R３,４

R５

JP１,２

JP３

CN-4

CN-A,B

CN-C

CN-5

　　　　　部品説明

チップ型5V3端子レギュレータIC

フラット型PICマイコンIC

チップ型RS232CレベルコンバータIC

チップ型ショットキーダイオード

チップ型(20MHz)水晶発振子

チップ型積層セラミックコンデンサ

　　　　〃

　　　　〃

　　　　〃　　（実装せず）

チップ型抵抗

　　　〃

　　　〃

　　　〃

　　　〃　　　（実装せず）

10P(オス)コネクタ（実装せず）

28P(オス)コネクタ

14P(オス)コネクタ

1P(オス)コネクタ

数量

１

１

１

１

１

２

６

２

０

２

２

１

２

０

０

１

１

１

（ AKI-877ICEは販売終了しました。）

Rx

Tx

AE-877FP V2

C8

0.1u

C7

0.1u

CN-A

1413121110987654321

R1

2K

+5V

R2

2KCN-B

1413121110987654321

+5V

CN5

CN-C123456789

1011121314

C5

0.1uC6

0.1u

C4

0.1u JP1

JP2

+5V

CN4123456789

10

D21SS344

+5V

U2PIC16F877FP QFP44

NC34

RC1/CCP2/T1OSCI35

RC2/CCP136

RC3/SCK/SCL37

RD0/PSP038

RD1/PSP139

RD2/PSP240

RD3/PSP341

RC4/SDI/SDA42

RC5/SDO43

RC6/TX/CK44

RC

7/R

X/D

T1

RD

4/P

SP

42

RD

5/P

SP

53

RD

6/P

SP

64

RD

7/P

SP

75

VS

S2

6

VD

D2

7

RB

0/IN

T8

RB

19

RB

210

RB

3/G

MT

11

NC 12NC 13

RB4 14RB5 15

PGC/RB6 16PGD/RB7 17

MCLR/VPP 18AN0/RA0 19AN1/RA1 20

VF-/AN2/RA2 21VF+/AN3/RA3 22

T0C

KI/R

A4

23A

N4/

RA

524

RD

/AN

5/R

E0

25W

R/A

N6/

RE

126

CS

/AN

7/R

E2

27V

DD

128

VS

S1

29O

SC

1/C

KIN

30O

SC

2/C

KO

UT

31T

1OS

O/T

1CK

I/RC

032

NC

33

C3

0.1u

U3ADM3202ARN

C1+1

V+2

C1-3

C2+4

C2-5

V-6

T2Out7

R2In8 R2Out 9T2In 10T1In 11

R1Out 12R1In 13

T1Out 14GND 15VDD 16

R5

1K

+5V +5V

R3

10K

R4

10M

X1

20M

Hz

C10

C9

JP3

+5V

U1XC6202P502P-SOT-89

1

2

3O

G

I

C1

1uF

/16V

C2

1uF

/16V

C11

1uF

/16V

C12

1uF

/16V

JP1,JP2は 0Ω抵抗を取り付ける。

動作に問題がある場合は、C11,12を追加実装する

CN-Cの14ピンから、レギュレータを経由し電源(６V以上)を供給する時は、JP3にハンダを盛ってショートして下さい。

CN-Cの９ピンから、直接電源を供給する時は、JP3はオープンの状態で使用して下さい。

CN4 - 4

CN4 - 6

■回路図■

ＡＤＭ３２０２ＡＲＮC1+

C1–C50.1μF

+VCC

V+0.1μF

10V+

+C30.1μF6.3V

3.3V

C2+

C2– +

V–0.1μF10V

+C40.1μF10V

T1OUTT1IN

T2OUTT2IN

EIA/TIA-232出力

R1OUT

R2OUT

R1IN

R2IN

EIA/TIA-232入力*

CMOS入力

CMOS出力

ADM3202GND

T1

T2

R2

R1

*各RS-232入力上に5kΩのプルダウン抵抗を内蔵

＋3.3V→＋6.6V

＋6.6V→－6.6V

電圧昇圧器

電圧インバータ

16

15

14

13

12

11

10

9

1

2

3

4

5

6

7

8

C1+

V+

C1–

C2+

C2–

V–

T2OUT

R2IN

VCC

GND

T1OUT

R1IN

R1OUT

T1IN

T2IN

R2OUT

ADM3202

最大出力電流 ：150mA（許容損失内 ）

最大動作電圧 ：20V

出力設定電圧範囲 ：1.8～18V (0.1V ステップ）

高精度 ：設定電 圧精度±2％

低消費電流 ：10μA (TYP.)

入力安定度 ：0.01% / V (TYP.)

入出力電位差 ：200mV @ 30mA

670mV @ 100mA

1Vout

2Vss

3Vin

SOT-89（TOP VIEW）

1SS344

1

2

31.　アノード2.　無接続3.　カソード

●　順方向特性が良い。●　逆回復時間が短い。●　平均整流電流が大きい。

VF(3)＝0.50V（標準）trr＝20ns（標準）IO＝500mA（最大）

XC6202P502P