プロジェクトポートフォリオ オブジェクト倶楽部2009夏イベント

Post on 10-May-2015

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プロジェクトゲームのひとつ、「プロジェクトポートフォリオ」のワークショップのプレゼン資料です。 オブジェクト倶楽部2009夏イベントで使ったものです。 ゲームのマテリアルは、 http://yattom.jp/trac/public/wiki/ProjectGames/ProjectPortfolio にあります。

TRANSCRIPT

オブジェクト倶楽部のやっとむこと

(株)永和システムマネジメント 安井 力

カードゲームでプロマネ疑似体験!

自己紹介 安井力(やすいつとむ) / やっとむ

http://yattom.jp/ (株)永和システムマネジメント 『アジャイルな見積りと計画づくり』(翻訳)

増刷しました! RubyKaigi2009 (7/17~19)

ブースで販売します

プランニングポーカーのおまけ付き!

3

スタッフ紹介 山田さん

伊藤さん

家永さん

4

本セッションの概要 なぜゲームなのか?

プロジェクトゲームとはなにか?

『プロジェクトポートフォリオ』を試してみて、どんな効果や気づきが得られるのか?

今後にどうすれば活かせるのか?

5POINT! 参加型ワークショップです

数当てゲーム ホワイトボードのマスを埋めます 3つの法則があります 最初にすべての法則を当てた人にプレゼント!

6

数当てゲーム:正解

1. 1以上の整数である(自然数である)

2. 偶数である3. 左の数よりも大きい

7

ゲームだから面白い?

8

ゲームをしているとき…

集中する、熱中する

頭を使う、工夫する

協調と対立、交渉する

終わったあとで話に花が咲く

9

プロジェクトゲーム

ソフトウェア開発プロジェクトにまつわることを学習するのに役立つゲーム

ゲームを通じて知識を身につける

疑似体験で手法や技術を習得する

体験談や議論のきっかけにする

10POINT! http://yattom.jp/

プロジェクトポートフォリオ システム開発プロジェクトのマネジメント体験

QCDコントロールとリスク管理

プロジェクト成功のために協力

ユーザ側担当者と開発側担当者

自分自身の評価も大事

プロジェクトとひとことで言っても、様々

⇒ ポートフォリオ

今日のためにバージョンアップしました!

11POINT! あくまでゲームです

遊び方:

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施策カード

リスクカード プロジェクト状況シート

遊び方: 施策カード プレイヤーの手札

USERとDEVELOPER 交互にカードを出す

先攻が出し、それを見て後攻が出す 先攻・後攻は毎回交代

強いカードを出したほうが取る Q/C/Dの値でプロジェクト状況が変わる

A~Dが施策の「強さ」 強いカードを出したほうがスコア獲得 カードの枚数がゲームのスコア スコアの高いプレイヤーが「上手」 何ゲームか遊んで合計で競う

があるのはリスクの大きい施策

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RISK

遊び方: 状況シート 状況シートはプロジェクトの現状を示す

Quality=品質、機能(スコープ)、有用性

Cost=コスト、残り予算、縛りの厳しさ

Delivery=納期、残り期間、デッドラインの厳しさ

Risk=リスク、まだ現実化していない

INITIALから開始、マイナス方向は事態の悪化

QCDのいずれかが赤いゾーンに入ったら、プロジェクトは中断、崩壊となる

このときは、取ったカードにかかわらずスコアはゼロ(双方とも)

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遊び方: リスクカード 状況シートのRiskは、進むのみで回復できない

毎回1マスずつ進む RISKと書いたカードを出したらさらに1マス

進む 合計2マス進む 双方がRISK!カードだったら合計3マス進む

「!」まで進むとリスクが現実化 リスクカードを裏返したまま、1枚引く Q/C/Dに甚大なダメージを与える

リスクカードをキャンセル、または軽減できるカードもある 手札にあればその場で1枚出せる

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進め方(1/6): 概要 ランダムにカードを3枚ずつ選ぶ

⇒ どんなプロジェクトか

ユーザと開発者が交互に手札からカードを出す

⇒ プロジェクトの進行と状況の推移

手札をすべて出せたら、プロジェクト完了

⇒ 「勝ち」双方のスコアを計算する

途中でQ/C/Dが1つでもオーバーしたら、プロジェクト失敗

⇒ 「負け」双方ともスコアはゼロ

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進め方(2/6): 準備 ユーザと開発者を決める

ユーザはUSER 、開発者はDEVELOPER

状況シートのINITIALのところにコマを並べる(Quality, Cost, Delivery, Riskの4カ所)

リスクカードをシャッフルし、裏返して積んでおく

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進め方(3/6): プロジェクト計画 施策カードをシャッフルし、

裏返したままで3枚ずつ取る

3枚をお互いに見えるよう並べる。これが今回のプロジェクトの特徴となる。

計6枚のQ/C/Dの値をそれぞれ合計し、マイナスだったらそのぶんコマをマイナスへ動かす(プラスだったらそのまま)

各自、施策カードの手札をあと4枚選ぶ

合計7枚

すでに出ている3枚も手札

このプロジェクトを成功できるように

18POINT! プロジェクト中断=スコアは双方ゼロ!

進め方 (4/6): プロジェクト進行 先攻が手札(開いた3枚+4枚)から1枚出す

後攻も手札から1枚出す

内容的に対応する必要はない

プロジェクト状況が変化

2枚のカードのQ/C/Dの合計で、コマを動かす

Riskは無条件で1段階進む 「RISK」の施策カードが出たら、さらに進む

強いカードを出したほうが、スコア獲得(2点)

同じだったら先攻が獲得

先攻と後攻を毎回交代して、手札がなくなるまで続ける

最初はユーザ先攻

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進め方 (5/6): リスク実現 状況シートのRiskが「!」まで進んだら、

リスクが実現化する リスクカードから、見ないで1枚引く 書いてある指示に従う

Q/C/Dが大幅に悪化 まだ出していない手札に、リスクに対抗できる

ものがあれば、出していい 書いてある指示に従う(キャンセル/軽減) 最初に選ばなかった施策カードから、

1枚ランダムに引いて手札に加える 状況シートのRISKはINITIALに戻す

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進め方 (6/6): ゲーム終了 プロジェクトが中断することなく

手札を出し切ったら、プロジェクト完了

2人の勝利!

それぞれが獲得したスコアを合計する 何回かゲームをして、個人のスコアで優务を競う

プロジェクトが中断してしまったら、そこでゲーム終了

2人とも敗北!

今回のゲームのスコアは、2人ともゼロ点

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では、遊んでみてください!無事に完了したら「プロジェクト成功! #oblove」

失敗に終わったら「プロジェクト失敗! #oblove」

と、twitterに書いてくれると嬉しいです

気づきの共有

1. A4の紙に、気づきを書く(20字以内)

2. 3分間でできるだけ多くの人と見せ合う

3. よい意見には星印(スター)を

グループディスカッション グループに分かれて議論します

まずテーマごとに分かれてください

A) このワークショップで得た気づきについて

B) 「プロジェクトポートフォリオ」をどう使うか?

C) 「ゲーム」を仕事で活かすアイデア

D) フリーテーマ

人数が多かったら5人前後ずつで

ディスカッションの成果を模造紙に残す

最後に発表

24POINT! なにを持って帰りたいですか?

グループディスカッションの発表

25POINT! 2番目に大切な時間ですよ!

おみやげができましたか?

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