インナー大会 中小企業班

Post on 15-Dec-2014

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中小企業がグローバル化の第一歩として

法政大学 稲垣ゼミ 中小企業班 奥井、大月、稲塚、青山、舘野

本日の流れ

中小企業の現状

提案

今後の展望

中小企業とは???

中小企業の定義

製造業・その他の業種   300 人以下       3 億円以下 卸売業          100 人以下       1 億円以下 小売業          50 人以下       5,000 万円以下 サービス業        100 人以下       5,000 万円以下

中小企業者の定義

業種 従業員規模 資本金規模

小規模企業者の定義業種 従業員規模

製造業・その他     20 人以下 商業・サービス業   5人以下

日本の企業数

企業数( 421.0万社)

中小企業大企業中小企業

約419.8万社 99.7%

大企業約1.2万社0.3%

*経済産業省「工業統計表」総務省「事務所・企業統計調査」再編加工出典

約7割の雇用

中小企業活性化が日本経済活性化に

必要不可欠

人材不足

後継者問題

IT化

人材育成

技術開発

資金調達

グローバル化

営業力・販売力強化

中小企業が抱える問題

グローバル化

なぜ???

海外展開を取り巻く日本の状況

人口減少 高齢化

GDPシェアの低下

大企業の海外移転

日本国内は企業が飽和状態!!

海外進出を果たす事が中小企業にとって生き残っていくための鍵となる

企業の海外進出状況(例)

企業数( 7171 社)

海外進出企業非海外進出企業

非海外進出企業2919社

59.3%

40.7%海外進出企業4252 社

*中小機構 平成23年度調査報告より*企業数 7171社は有効回答があった企業数

撤退企業数

海外進出企業( 4252 社)

59.3 %

非海外進出企業( 2919 社)

40.7 %

撤退移転経験企業

( 515 社)7.2 %

撤退経験企業( 119 社)

1.7 %

634社8.8%

その他重要ポストの人材の流出

インフラの未整備労働争議等の発生

模倣品の増加、技術の流出納期管理の困難性

政情・経済不安、社会不安製品価格の下落

税制・法制度の問題重要取引先の移転・撤退・倒産

賃金の上昇売掛金回収の困難性

現地での市場競争の激化現地派遣日本人責任者の力不足

原材料・資材の調達の困難性市場ニーズへの迅速な対応の困難性

現地パートナーとのトラブル日本本社の事業戦略変更

生産コストの上昇生産・品質管理の困難性

受注先、販売先の開拓・確保の困難性

0 5 10 15 20 25 30 35

中小企業の海外拠点撤退・移転の理由

販路獲得が課題

そこで

中小企  業の

      販路獲得を目的に

国際見本市  × 空港

提     案

見本市とは

商品の見本を持ち寄り、売買の 商談を行う場

販路獲得の場販路獲得の場販路獲得の場販路獲得の場販路獲得の場販路獲得の場販路獲得の場

つまり

提案する目的

日本の製品をより多く知ってもらいここでより商談を成功させ販路

獲得の足掛かりにする

見本市の役割

ビジネス関係者の取引を行うまた、客の中には商品を直接購買したいとする人以外にも、代理店や販売として一緒にビジネスをやっていきたいという人もいる

なぜ、国際見本市なの

か???

それは

多数の出展企業

世界各国のバイヤー

①効率的な商談ができる

更に!!

②販路開拓・顧客開拓

③テスト・マーケティング

④調査・情報収集

⑤知名度があがる

具体的に見ていくと…

2010年の宝飾展で展示面積は約5万㎡の会場で商売額は 120億

円であった。

1㎡あたり24万円の売り上げ

事例①宝飾展

国際宝飾展( 2010年)面積 約5万㎡商売額 120億円

出展海外からも402社出展

その他経済効果 33億円

事例② FPD製造技術展

フラットパネルディスプレイ製造技術展

面積 約 18万㎡商売額 約 500億円

来場者

5万 6000人(アジア中心)

出展 668社その他経済効果 57億円

1㎡あたり27万円の売り上げ

スマートエネルギー week2013展

面積 約 8万㎡商談額 1,800億円

来場者

88,000名( 8,400名海外)

出展 1,600社その他経済効果 73億円

1㎡あたり225万円の売り上げ

事例③スマートエネルギーweek2013

国際見                         本  市   の    メリットに    付 加 価         値を

国際見本市

× 空 港

提案内容

空港内のブースなどの場所を使い国際ミニ見本市を年間を通して定

期的に行う

イメージ

その期間に空港内を歩いているといたるところに様々な商品の見本

が置いてある

これはジェトロや経済産業省と協力して行っていきたいと思います

国際見本市を空港でやるメリットとは???

メリット①時間短縮

空港の中で行うためその見本市が行われている場所に行く手間が省ける

具体的には

あまり時間がとれない人も空港内ならまたすぐに飛行機に乗り帰ったり移動することができる

メリット②新規にこの見本市に来る可能性

成田空港国際 線を使う外国人

2012年合計 7,396,734 1日平均 20,210また、通過客

合計 5,705,532 1日平均 15,589

ものすごく多くの人が使っている

この多くの人たちの中にもビジネスマンは多くいるはずで新規の客

が眠っている

国際見本市 ×成田空港

成田空港にある今はクレジットカードや化粧品サンプルリングのブース (各 5㎡ )やターミナル内ではないが中央広場を利

用する

具体的には

5㎡ ×40企業= 200㎡+α(中央広場 )

2か月で 2400企業

1日  40企業 ×60日=2400企業

費用は場所代だけで最低 2か月で2億円 ( 推定 )+α

10㎡が 2か月 100万で 200㎡+α(中央広場代 ) 必要なので

しかし

この費用以上に行う価値がある上記の経済効果

そして、この提案は…

空港で国際見本市をやることで中小企業の販路獲得の足掛かりになる可能性を広げるこ

とができる

今後の展望

国際見本市を空港で行うことを広げていく

国内外問わず様々な場所で行うことを目標にする

例 国内~中部国際空港 ~

この空港はイベントスペースがあるためそこを使って国際見本市を行うことができないか?

例 国外~ミュンヘン~

この空港はルフトハンザ航空の乗り換えでよく使われるために様々な人が乗り降りするために多くの人に見てもらう チャンスになるの

では?

参考文献①書籍 グローバル化と中小企業  筑摩書房 中沢孝夫   小さな会社の経営革新 7 つの成功法則 角川 SSC 新書 久保田 章市     百年企業、生き残るヒント 角川 SSC 新書 久保田 章市    中小企業白書 2008 ~ 2013年版 中小企業庁

 中小企業の現状とこれからの経営 21世紀の中小企業経営 中央大学出版部 前田重朗    中小企業の国際化 戦略 同友館 額田 春華 , 遠原 智文 , 山本 篤民 , 張 又心 Barbara, 久保田 典男 , 山本 聡

       

参考文献②HP  PDF ジェトロ 国際 貿易振興機構  http://www.jetro.go.jp/indexj.html

 サローネ国際見本市  http://www.milanosalone.jp/fiera/mobile/gaiyou/

 カンディハウス  http://www.condehouse.co.jp/

 成田国際空港株式会社  http://www.naa.jp/jp/airport/pdf/unyou/y_1978-2012.pdf

 中小企業庁  http://www.chusho.meti.go.jp/

 

 

 

最後にゼミの OBであり成田空港に勤めている古賀さんいろいろ相談に乗っていただき本当にありがとうございました。

ご清聴ありがとうございました。

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