プロダクトデザイン meets コミュニケーションデザイン

株式会社ブランドリームス代表／コピーライター菅原瑞穂

プロダクトデザイン meets SOMETHING NEW! 第5回

2014年3月17日月曜日

本日のスケジュールけっこう密度濃いです。

14:00 - 14:20 オープニング、第1回～4回までの振り返り14:20 - 14:40 ワーク1「???をしてみよう！」14:40 - 15:40 <What? 編コミュニケーションデザインって何ですか？>

-そもそも”コミュニケーション”とは？-コミュニケーションをデザインするメリット-さまざまなコミュニケーションデザイン

<休憩>

15:40 - 16:40 <How? 編コミュニケーションデザインの実践>-コミュニケーションデザインのプロセス-ワーク2「自分にキャッチコピーを付けてみよう」-さまざまな事例（コンセプトとアウトプット）-最終ワーク（16:30-16:50）

16:50 ～ 17:00 質疑応答

講師自己紹介菅原瑞穂です。よろしくお願いいたします。

株式会社ブランドリームス代表取締役／コピーライター

英国留学後、Vodafone、Microsoft、SONYにてテクニカルライター／翻訳者として務めた後、2010年にブランドリームスを設立。映画、演劇、音楽等のエンターテイメントから得た「感動」をブランディングを介して世の中に還元し、クールで、キュートで、セクシーで、ロックなNPOや社会貢献活動を日本に増やすため日夜活動中。東北復興支援団体「Tohoku Rising」ネーミング、内閣府の雇用創造事業「SEEDx 地域未来塾」クリエイティブディレクション、mass x mass ／関内フューチャーセンター主催の「横浜フェアツーリズム」ワークショップ設計など、実績多数。

菅原瑞穂です。非営利組織をもっと面白くする活動してます。略歴:

2000年ごろ: ライター・翻訳者としてキャリアスタート。2007年5月: 某格闘技の大会で優勝。女子の日本チャンプに。2007年7月: 普通のOLさん目指して株式会社SONY入社。2010年1月: 井深さん/盛田さん並にデカいことやろうと退社。2010年6月9日: 株式会社ブランドリームスを設立。

最近の実績SEEDx 地域未来塾クリエイティブディレクション

最近の実績Paperglass（福井県鯖江市）海外向けブランディング

最近の実績「Boys INHEELS」プロデュース

最近の実績「Undress」プロデュース/コピーライティング

これまでの振り返り「プロダクトデザイン meets SOMETHING NEW」とは？

◯ JIDA東日本ブロックデザインプロセス委員会が2013年度から新しくスタートしたシリーズもののワークショップ付き勉強会です。

◯ 参加者に対して以下の3つを提供する。

　● 未来志向のプロダクトデザインを実現するプロセスを構築するヒント

　● 参加者がデザインするプロダクト/経営する組織のブランド価値向上のヒント

　● プロダクトデザインやモノ作りに対してワクワクする感覚

これまでの振り返り（第1回）How to Meet SOMETHING NEW?

これまでの振り返り（第2回）プロダクトデザイン meets エシカル

これまでの振り返り（第3回）プロダクトデザイン meets ピープルデザイン

これまでの振り返り（第4回）プロダクトデザイン meets FAB

突然ですがワークその1制限時間は10分

　　　　TwitterまたはFacebookで、　　　今日のこのセミナーに対する　　あなたの意気込みを投稿してください。

What編:コミュニケーションデザインとは？コミュニケーションデザインって何ですか？

コミュニケーションデザインとはコミュニケーションを通じた

課題解決である。（by ブランドリームス菅原瑞穂）

“コミュニケーション” って何？そもそもコミュニケーションとは？

◯ コミュニケーションとは…。

何かが伝えられることを通して、何かが共有されるという事態により生じる結果、またはそのプロセスを指している。

“コミュニケーション” って何？コミュニケーションとは？

発信者が「伝えたい」と思ったことが、相手に伝わること。

“コミュニケーション” って何？コミュニケーションを構成する要素

言語的要素● 文字的要素● 音声的要素

非言語的要素● 視覚● 聴覚● 嗅覚● 触覚● 味覚

“コミュニケーション” って何？コミュニケーションは二者の関係性で変化する

！”＃＄％＆？

　(・ω<)

コミュニケーションをデザインすると？コミュニケーションをデザインするメリット

◯ 発信者が「伝えたい！伝えよう！」と意図したことが、ズレ・ブレなく、伝えたい相手に伝わるようになる

◯ （個人について）なりたい自分に短時間で近づくことができる。

◯ （組織について）ブランド価値の向上が見込める

◯ お付き合いしたい人・グループだけが周りに集まるようになる

“理由付け” があるコミュニケーションは、ひと味ちがう

[重要] この勉強会における大前提ここで扱う「コミュニケーションデザイン」について

◯ 個人に関しては、家族や恋人などの親しい相手に対するものというよりも、ビジネスという文脈での知人・友人に対するコミュニケーションデザインを想定する

◯ 組織に関しては、社内および同格のビジネスパートナー等へのものというよりも、ビジネスという文脈での知人・友人に対するコミュニケーションデザインを想定する

◯ “嘘をつく” “人を傷つける” ためのコミュニケーションデザインは扱わない。

コミュニケーションデザインとは？コミュニケーションデザインの設計とは？

Step 1. 軸を定める。

Step 2. 伝える相手が誰か（どんなグループか）を設定する。

Step 3. “何を伝えるか（What）” をデザインする

Step 4. “どう伝えるか（How）” をデザインする

Step 5. デザインしたコミュニケーションを実施する

Step 6. 実施の結果として得たフィードバックを、Step 1.～4に反映し、プロセスを修正する。

コミュニケーションデザインとは?Step 1. 軸の設定

◯ （個人の場合）周りに打ち出したい自分のイメージ・魅力は何か？

◯ （組織の場合）ミッションとビジョンは何か？

◯ 課題／ニーズの明確化

コミュニケーションデザインとは?Step 2. 相手が誰か（どんなグループか）を想定する◯ 自分（企業）との関係性は？

◯ 性別／年齢／属性は？

◯ どんな生活パターンで暮らしているか？

◯ なにを “好き・良い” と感じるか？

◯ なにを “嫌い・悪い” と感じるか？

コミュニケーションデザインとは?Step 3. “何を伝えるか”（What）をデザインする

◯ Step 1とStep 2で決めたことをベースに考える。

◯ （個人の場合）そのイメージ・魅力が伝わる言語的・非言語的表現は？

◯ （組織の場合）ミッションとビジョンをどう言語的・非言語的表現に落としこむか？

◯ なにを “言うべき” か？

◯ なにを “言わない” か？

コミュニケーションデザインとは?Step 4. “どう伝えるか”（How）をデザインする

◯ チャネルは？

◯ 時間帯は？

◯ 頻度は？

◯ 場所は？

◯ （テキストに関して）どんなトーンで？

◯ （音声に関して）どんな声の大きさ・高さ・トーンで？

コミュニケーションデザインとは?Step 5. デザインしたコミュニケーションの実施

コミュニケーションデザインとは?Step 6. フィードバックと反省

さまざまなコミュニケーションデザイン個人のコミュニケーションデザイン

◯ 言語的なコミュニケーションのデザイン

　● 名前

　● 自己紹介の内容

　● 名刺交換の際に添える一言

　● プレゼンテーションのコンテンツ　

　● Facebook等ソーシャルメディアから発信するテキストコンテンツ

　● 個人が発信するメール等のテキストコンテンツ

さまざまなコミュニケーションデザイン個人のコミュニケーションデザイン

◯ 非言語的なコミュニケーションのデザイン（視覚、聴覚、触覚、聴覚、味覚）

　● 名前の字面・音感

　● 服装や髪型

　● ネイルやアクセサリー

　● 自己紹介や名刺交換の際の声のトーンや話し方

　● 普段会話する際の声のトーンや話し方

　● プレゼンテーション時の声、身振り、お作法

　● 体臭や使用する香水

　● Facebook等ソーシャルメディアで発信する画像・映像・音声コンテンツ

　● お菓子など配った際のその味

さまざまなコミュニケーションデザイン組織のコミュニケーションデザイン

◯ 言語的なコミュニケーションのデザイン

　● 社名や商品名のネーミング

　● コピーライティング（ミッション・ステートメント、キャッチコピー等）

　● Webページのテキストコンテンツ

　● Facebook等ソーシャルメディアから発信するテキストコンテンツ

　● 広告宣伝

　● 広報（プレスリリース）

◯ 非言語的なコミュニケーションのデザイン（視覚）

　● ロゴのデザイン

　● コーポレートカラー

　● CM等の出演者、構成など

　● Webページのデザイン

　● Facebook等ソーシャルメディアから発信する画像や動画のコンテンツ

　● プレスリリース等の広報コンテンツ

◯ 非言語的なコミュニケーションのデザイン（聴覚）

　● 社名・商品名等の音感

　● CM等のBGM

　● カスタマーサポート等に出るオペレーターの声のトーン・話し方

◯ 非言語的なコミュニケーションのデザイン（触覚、嗅覚、味覚）

　● 社屋やショップに使用される芳香剤・アロマ

　● （アパレル等の場合）提供する衣服の食感・香り

　● （アパレルブランドなど）開発する香水

　● （小売店等の場合）店舗設計に使用した素材の質感

　● （飲食店の場合）提供する飲み物や食べ物の味・香り・質感

他のデザイン分野との関係どんなデザインもコミュニケーションを意識する

休憩10分休憩します。

他のデザイン分野との関係水分計「sustee」

他のデザイン分野との関係土木のデザイン「阿武隈川渡利地区」

他のデザイン分野との関係音楽プロダクション「So Happy」0.0 remix

How編: どうデザインするの？コミュニケーションデザインのプロセス

コミュニケーションデザインとは？コミュニケーションデザインのプロセス

Step 1. 軸を定める。

Step 2. 伝える相手が誰か（どんなグループか）を設定する。

Step 3. “何を伝えるか（What）” をデザインする

Step 4. “どう伝えるか（How）” をデザインする

Step 5. デザインしたコミュニケーションを実施する

Step 6. 実施の結果として得たフィードバックを、Step 1.～4に反映し、プロセスを修正する。

コミュニケーションデザインとは?Step 1. 軸の設定

◯ （個人の場合）周りに打ち出したい自分のイメージ・魅力は何か？

◯ （組織の場合）ミッションとビジョンは何か？

◯ 課題／ニーズの明確化

コミュニケーションデザインとは?Step 2. 相手が誰か（どんなグループか）を想定する◯ 自分（企業）との関係性は？

◯ 性別／年齢／属性は？

◯ どんな生活パターンで暮らしているか？

◯ なにを “好き・良い” と感じるか？

◯ なにを “嫌い・悪い” と感じるか？

コミュニケーションデザインとは?Step 3. “何を伝えるか”（What）をデザインする

◯ Step 1とStep 2で決めたことをベースに考える。

◯ （個人の場合）そのイメージ・魅力が伝わる言語的・非言語的表現は？

◯ （組織の場合）ミッションとビジョンをどう言語的・非言語的表現に落としこむか？

◯ なにを “言うべき” か？

◯ なにを “言わない” か？

コミュニケーションデザインとは?Step 4. “どう伝えるか”（How）をデザインする

◯ チャネルは？

◯ 時間帯は？

◯ 頻度は？

◯ 場所は？

◯ （テキストに関して）どんなトーンで？

◯ （音声に関して）どんな声の大きさ・高さ・トーンで？

コミュニケーションデザインとは?Step 5. デザインしたコミュニケーションの実施

コミュニケーションデザインとは?Step 6. フィードバックと反省

ワークその2自分にキャッチコピーを付けてみよう。

◯ 制限時間は10分◯ まずはコンセプトワーク◯ 文字制限は12文字 ± 2文字

事例紹介デザインプロセスを想像してみる

◯ 個人のブランディング

◯ 個人のFacebook投稿

◯ Webマガジン

◯ 組織のブランディング

◯ 組織のFacebookページ

事例紹介

最終ワークやってみよう。

テーマ:

「あなた（もしくは働く企業・部署）の課題 or ニーズを

コミュニケーションを介して解決するためのデザインとは？」

参考書籍コミュニケーションデザイン（設計）について

質疑応答本日はありがとうございました。

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