2. isa-95のすべてがわかるチュートリアル....

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1. リファレンスモデルによる緩やかな標準の勧め

西岡靖之(法政大学デザイン工学部)

2. ISA-95のすべてがわかるチュートリアル

宮田宏(横河電機株式会社IA-MK本部)

3. <事例検証>ISA-95の活用方法

村手恒夫(アズビル株式会社アドバンスオートメーションカンパニー)

日本機械学会生産システム部門研究発表講演会製造オペレーション管理の国際規格ISA-95徹底研究

特別企画

リファレンスモデルによる緩やかな標準の勧め

2015年3月16日

西岡靖之(法政大学)

日本機械学会生産システム部門研究発表講演会製造オペレーション管理の国際規格ISA-95徹底研究

生産革命「インダストリー4.0」

垂直統合とネットワーク化された生産システム

付加価値ネットワークを通じた水平統合

全体バリューチェーンにわたるEnd-to-endエンジニアリング

3

大手製造業 中小製造業

海外拠点

中堅製造業

国内拠点 九州地域

東北地域

ユーザ

消費者

製造ラインをパーツとして再構成する

リアルとバーチャルの融合で新たな需要の創出

装置のトレーサビリティ

情報のトレーサビリティ

製品(ワーク)のトレーサビリティ

技術(知財)のトレーサビリティ

個体識別技術

無線統合技術

セキュアなOS技術

4

つなげることが付加価値を生む!

工程設計 生産準備 生産管理 設備保全

設計データ

工程データ

生産データ

設備データ

デジタルファクトリ(リファレンスモデル)

設計データ 設備データ

メーカー(発注者)

サプライヤー(調達先)

連携 連携 連携

メーカー(受注者)

工場のデジタル化を加速する

サプライチェーン + エンジニアリングチェーン

バリューチェーン

ハードウェア

ソフトウェア

ヒューマンウェア

人中心のデジタル化

5

国際標準とは??

InternationalElectrotechnicalCommission

InternationalOrganization forStandardization

IEC 62264

IEC 62453 (FDT)

IEC 62541 (OPC)

IEC 62769(FDI)

Enterprise-Control System Integration

Part.1,2,3,4,5

国際標準の番号

TC184/SC5 TC65/SC65E委員会 委員会

Devices and integration in enterprise systems

Automation systems and integration

委員会の名前

国際標準はどうやって作られる?

TC65/SC65E委員会

審議するところ

WD CD CDV

SP-95委員会

リエゾン

WD CD CDV

ISWG(国際エキスパート)

ANSISTD

WG(有志誰でもOK)

ISA95委員会

夜の部

• 終了後に食事会

• 語学力よりもハートが大事

• みんなも実はよく分かっていない

• 日本には最近興味がない

モデルが好き

コンセプトが好き

最適化が好き

標準化が好き

インタフェースが好き

シミュレーションが好き

電話会議が好き強いものが好き

• 終了後に食事会

• 語学力よりもハートが大事

• みんなも実はよく分かっていない

• 日本には最近興味がない

標準屋=技術屋の特徴

国際標準の種類

• 強制法規型• 利用者の安心安全のために法律等で規制するための

基準やルールを定める

• 認証評価型• 利用者側の視点から製品選択の基準を示し、望ましい

製品開発の方向性を定める

• 接続規約型• 相互接続性は相互運用性を確保するためのインタ

フェースや接続手順を定める

• リファレンス型• 利用者の相互運用性を高めるために開発者に対して

前提とする用語やモデルを定める

9

2種類のシステム

モノ システム自然現象

10

システム

目的意識行動規範

ゼロから作り上げることができる自然界のばらつきの範囲内であれば再現性がある。

要素に人が含まれるので設計どおりにいかない。自らの意図で自律的に変化する。ゼロからではなく、現行のしくみの改変や組み換えとなる。

第二種のシステム(業務システム)

第一種のシステム(人工物システム)

リファレンスモデルとは?

標準仕様

業務システムB

業務システムA

参照(リファレンス)

業務システムB

業務システムA

接続仕様

接続仕様に合わせる

接続仕様を合わせる

11

連携オブジェクトの設定

作業ID

作業名

担当者

装置名

工程名

工具名

処理時間

段取時間

開始時刻

備考

AS-ISモデル

作業指示

ワークセンタ

作業工程

時間

開始日時

担当者

リファレンスモデル

作業指示

ワークセンタ

作業工程

時間

開始日時

摘要摘要

連携モデル

(連携しない)

(連携しない)

(連携しない)

12

工具名 拡張

共通プロファイル

連携のために必要な業務オブジェクトと項目をリファレンスモデルをもとに定義したもの

実装プロファイル

個別の業務アプリケーションが連携のために実装した機能を定義したもの

PSLX3リファレンスモデル

業務アクティビティ

業務オブジェクト

連携用共通スキーマX

連携用共通スキーマY

連携用共通スキーマZ

A社の業務

個別のデータ構造

Bの業務

C社の業務

D社の業務

共通プロファイルにはIDを設定して

連携コントローラに登録する

個別アプリが管理し要求されたら連携相手に通知できるようにしておく

13

ISA-95(IEC62264)リファレンスモデル

レベル4

レベル3

レベル0,1,2

現時点でのIECのIndustry4.0の標準はレベル0,1,2が中心

日本はディスクリート系のこの領域が特に強い

現場データを中核とした管理手法

WG18:Cause and Effect TableConvenor: H.Weber (DE)

WG19:Life-cycle mng. Sys&productsConvenor: M.Ullemeyer(DE)

1140 Experts (532 Experts)

47 Working Groups (WG, JWG, MT, PT)

Membership: P:26/O:17

P:28/O:14 P:24/O:16 P:25/O:15 P:22/O:4

IECでの標準化

IEC62264-3でのPSLXの位置付け

PSLX3リファレンスモデル

17

PSLX3による情報連携プラットフォームリファレンスモデル(前編)業務アクティビティ

「つながる工場」のための情報連携プラットフォーム ―PSLX3活用の手引き―

PSLX3による情報連携プラットフォームリファレンスモデル(後編)業務オブジェクト

PSLX3による情報連携プラットフォームデータ通信規約―OASIS PPS標準仕様―

PSLX3による情報連携プラットフォーム業務ソフトウェア実装マニュアル

第一部

第二部

第三部

第四部

第五部

(作成中)

http://pslx.org/platform/

執筆者、協力者

18

北島 禎二 東京農工大学児玉 公信 (株)情報システム総研杉浦 彰俊 森永エンジニアリング(株)高見 光吉 横河ソリューションサービス(株)茅野 眞一郎 三菱電機(株)出町 公二 横河電機(株)西岡 靖之 法政大学宮田 宏 横河電機(株)村手 恒夫 アズビル(株)

IEC 65E/JWG5国内委員会+有志

スポンサー 特定非営利活動法人ものづくりAPS推進機構

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