①―主体的な学びを促す 多様な教材群が,児童の「考え,議...

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一枚絵を見ながら,児童が公園の管理者になって,公園のきまりを作っていくという学習活動が組まれた教材です。自分たちできまりを作ることで,きまりの意義や役割についての考えを深めることができます。

5年 P.81「公園のきまりを作ろう」

「おおきに,ありがとう」という読み物と併せて,「和菓子職人 秋田さんの話」,「五感の芸術――和菓子」という資料を掲載しています。複数の視点で,日本の伝統文化について考えを深めることができます。

5年 P.132「おおきに,ありがとう」

■一枚絵から考える教材

■複数の資料と併せて考えられる教材

19

2年以上の冒頭には,児童が,話し合ったり演じたり,読んだり書いたりする活動に取り組みながら,主体的に考えることが道徳の授業であることを示す,「道徳の時間は」を設けました。

主人公の姉(中学生)が,友達どうしで撮った写真をインターネット上にアップロードしたことで,トラブルが起きてしまうお話です。インターネットを利用するときに伴う責任や,自律的な判断が必要な場面について,考えることができます。

6年 P.152「気に入らなかった写真」

6年 P.4「道徳の時間は」

 発達段階に配慮した、児童の興味・関心を引くような教材を配しました。美しい描きおろしの

挿絵や迫力ある写真で構成された教材、児童が親しみやすい漫画形式の教材、見開きの一枚絵か

ら考えを促す教材など、児童の「学びたくなる意欲」を刺激できるよう工夫しました。

■漫画形式の教材

多様な教材群が,児童の「考え,議論したくなる」気持ちを引き出します。

■道徳の授業開き

多様な教材で、「考え、議論したくなる」教科書に

①―主体的な学びを促す

1314

 とたんにオオカミは、目をとがらしました。

「�

お、おまえは、友だちから金を取と

るのか。それが�

本当の友だちか。」

 オオカミは、きばをカチカチ鳴らしました。

 トランプは、オオカミが三回勝か

って、キツネが一回

勝か

ちました。

「あのう――。」

 キツネは、申も

しわけなさそうに手をさし出しました。

「なんだい、友だち。」

「まだ、お代だ

 いただいてないのですが――。」

「お代だ

だって?」

子どもたちに大人気の絵本を,画家の降矢ななさんに,本書のために描きおろしてもらいました。「友だち屋」という商売を始めたキツネとオオカミとのやり取りから,「本当の友達」とはどんな存在なのか,児童それぞれが考えを深めていくことがねらいです。

16

 トランプは、オオカミが三回勝か

って、キツネが一回

勝か

ちました。

「あのう――。」

 キツネは、申も

しわけなさそうに手をさし出しました。

「なんだい、友だち。」

「まだ、お代だ

 いただいてないのですが――。」

「お代だ

だって?」

3年 P.26「友だち屋」

絵本のよさを生かした、大胆な紙面構成にしました。

■絵本(写真絵本も含む)を元にした教材(各学年一教材)

15

地球をおおう青い層そう

地球にかかる雲の様子

NASA,JAXAの迫力ある写真と共に,宇宙の広がりに思いを馳せ,その広大な宇宙と人間とのつながりが感じられる教材です。

18

地球をおおう青い層そう

地球にかかる雲の様子

 これは宇う

宙ゅう

から見た地球だ。地球は雲をまとっている。

雲はどうしてできるのだろう。

 それは、地球に大気(空気)や水があるからだ。その

おかげで、わたしたちは地球の上で生きていられる。

 よく見てごらん。まるでうすい皮のように地球のまわ

りをおおっている、青い色の層そ

があるだろう?

 

 それが大気だ。このわずかな大気を、地球で生きる生

き物みんなで分けあっているのだ。

5年 P.60「宇宙から見えたもの」

17

6年 P.15 「世界人権宣言から学ぼう」

4年 P.168 「神戸のふっこうは,ぼくらの手で」

いろいろな人が親切な行いをしている一枚絵から,誰もが共に助け合いながら暮らしていくことについて考える教材。な ど

阪神・淡路大震災が発生した当時の神戸で,児童たちが,避難所で自分たちにできることを始めたというお話から,災害時に助け合いながら行動していくことについて考える教材。など

人がもつ権利と義務について示された

「世界人権宣言」30条全てを掲載。それを参考にして「クラス人権宣言」を考えていくことができる教材。など

4年 P.168 「神戸のふっこうは,ぼくらの手で」

6年 P.15 「世界人権宣言から学ぼう」

3年 P.140 「みんながくらしやすい町」3年 P.140 「みんながくらしやすい町」

〈福祉に関する教育〉

〈法教育〉

〈防災教育〉

21 20

 道徳科で扱う道徳的諸価値には、現代社会のさまざまな課題が関わっています。

学習指導要領の中で、「現代的な課題」として挙げられている内容について考えを

深められるよう、教材化を図りました。2年 P.128

「日本のお米,せかいのお米」

4年 P.13 「『正直』五十円分」

6年 P.30 「なれなかったリレーの選手」6年 P.30 「なれなかったリレーの選手」

2年 P.128

4年 P.13

さまざまな国の料理を写真と共に紹介し,世界の食文化について興味をもつことができる教材。など

兄弟だけで買い物をした児童が,お釣りの間違いを素直に申告するかどうか葛藤する教材。など

夜更かしをしたことで翌日の体調に影響が出てしまい,リレーの選手に選ばれなかったというお話から,健康的な生活の大切さについて考える教材。など

〈食育〉

〈消費者教育〉

〈健康教育〉

多様な教材で、「考え、議論したくなる」教科書に

②―現代的な課題と向き合う

20

5年 P.172「クール・ボランティア」

生活の身近なところからボランティア活動を始める主人公の変化を通し,ボランティア活動とは何のために行うのかを考える教材。など

さまざまな国の子どもたちの様子を写真で見て,生活や文化の多様性にふれることができる教材。など

小学生のときに出会った感動から将来の夢を抱き,努力を続けて世界一のパティシエになる夢を叶えた人物を取り上げた教材。など

5年 P.172「クール・ボランティア」

3年 P.164 「スーパーパティシエ物語」3年 P.164 「スーパーパティシエ物語」

〈社会参画に関する教育〉

1年 P.112「せかいの こどもたち」1年 P.112「せかいの こどもたち」

〈国際理解教育〉

〈キャリア教育〉

22

(出力のための調整ページです。)

6年 P.102「『働く』ってどういうこと?」

4年 P.128「わたしの大切なもの」

「人は,何のために働くのだろう。」というめあてに沿って考えが深められるよう,ここでは,製菓会社に勤める人と気象予報士のお話を紹介。また,アンケート調査の結果も示し,働くことの尊さについて,複数の資料から考えられるよう工夫しました。

世界各国の子どもたちの「わたしの大切なもの」を紹介。自分とは,暮らす地域や文化が異なる人たちとの,同じところ・違うところに気がつくことができます。

26

 児童がよりよく生きるための基盤となる道徳性を養うためには、児童が多様な考えや

感じ方に接することが大切です。物事を多面的・多角的に考えることができるように、

教材に複数の観点を取り入れたり、てびきに幾つかの観点を示すなどの工夫をしました。

3年 P.73「なおとからのしつもん」

人によって態度を変える「なおと」の様子が気になっている「ぼく」。それぞれの場面で,「なおと」に言われた相手の気持ちを想像することで,立場による感じ方の違いについて考えることができます。

2年 P.45「ありがとうの手紙」

「ありがとう」の気持ちは,人によって違います。4人の児童の「ありがとうの手紙」を紹介することで,感謝の内容や伝える相手がさまざまに広がることに気づくことができます。

多様な教材で、「考え、議論したくなる」教科書に

③―多面的・多角的な学びができる

23

ダメなうそほど、

すぐばれる。

なんでだろう。

ダメなうそをついちゃうときって

どんなとき?

おこられたくないとき?

人によくおもわれたいとき?

あとはなんだろう。

ダメなうそをたくさんつくと、

人からしんじてもらえなくなる。

しんじてもらえなくなると

人はどうなっちゃうんだろう。

「うそ」って、なんだろう。

3年 P.106「なんだろう なんだろう」

25

ダメなうそほど、

すぐばれる。

なんでだろう。

ダメなうそをついちゃうときって

どんなとき?

おこられたくないとき?

人によくおもわれたいとき?

あとはなんだろう。

ダメなうそをたくさんつくと、

人からしんじてもらえなくなる。

しんじてもらえなくなると

人はどうなっちゃうんだろう。

「うそ」って、なんだろう。

うそって、だれにもばれなければ

うそじゃなくなるの?

「ついてもいいうそ」と

「ダメなうそ」が

あるのかな?

おやが子どものためにつくうそは

いいのかな?

「おもしろいうそ」だったら

いいのかな?

「いいうそ」って、

たとえばどんな

うそだろう。

「だいじなことをだまってる」のって、

うそ?

うそじゃない?

いままでいちどもうそをついたことが

ない人なんているのかしら?

3年以上に,「うそ」「友達」「生きる幸せ」「自分」というテーマについて,作家のヨシタケシンスケさんと問答ができるページを設けました。答えのない幾つもの「なんだろう」で,児童の多様な考えを引き出します。複数の道徳的価値が含まれた内容として,道徳の時間以外にも,楽しみながら考えることができます。

24

図書委員であり,地域の陸上大会の選手でもあるケンタは,タクヤとミキ,それぞれから今日中にやらなければならないことを指摘されます。二つの役割の中で,自分の行動を決断するとき,どんなことを考えなければならないのか,判断の過程も意識することができます。

よりよい学校にしていくために,最高学年としてどんなことができるかを考えます。教材をきっかけに,その後の解決策を話し合う活動を取り入れています。

5年 P.78「ケンタの役割」

6年 P.88「六年生の責任って?」

28

一つしかないジャングルジムで遊んでいるくま君とさる君。でも,ねこちゃんとはいっしょに遊びたくないくま君に,さる君が「どうしていっしょにあそばないの?」と問います。3人の気持ちの変化を想像しながら,仲よく遊ぶためにはどうすればよいのかを考えます。

1年 P.68「ジャングルジム」

 児童がさまざまな問題場面に出会ったときに、その状況にふさわしい、道徳的な価値に根ざした判断ができる力を培うことが

求められています。

 教材の特性に合わせ、てびき「考えよう」に、「あなただったらどうしますか。」という問いを配しています。また、読み物教

材の形式を取らない、日常で起こりがちな葛藤場面や決断を求められる場面に焦点を当てた教材も、多数用意しています。あら

かじめ用意された「答え」があるのではない、児童一人一人の問題解決に至る考えが保証される教材となるよう工夫しました。

多様な教材で、「考え、議論したくなる」教科書に

④―問題を解決する力が身につく

27

係の仕事をしているうちに,仕事の大変さに悩んでしまった主人公に対して,クラスメートが「その係の仕事は大切だと思う」と声をかけます。クラスメートは,その理由をどんなふうに言ったのか,空欄になっている部分から考えを進めていく教材です。

3年 P.108 「係の仕事に取り組むときに」

1年7

どうして

 こう

 なるのかな

【規則の尊重】

20

ジャングルジム

【公正、公平、社会正義】

2年1

二年生になって

【節度、節制】

15

クラスの大へんしん

【�

よりよい学校生活、集団生活の充実】

17

こまっている子が

 いるよ

【親切、思いやり】

20

どんなきまりが

 あるかな

【規則の尊重】

21

教室でのできごと

【�

善悪の判断、自律、自由と責任】

3年7「わたしらしさ」をのばすために

【個性の伸長】

14

なおとからのしつもん

【公正、公平、社会正義】

16

持ってあげる?

 食べてあげる?

【親切、思いやり】

22

係の仕事に取り組むときに

【勤労、公共の精神】

29

みんながくらしやすい町

【親切、思いやり】

4年5

言わなきゃ

【�

善悪の判断、自律、自由と責任】

17

つまらなかった(山口理)

【相互理解、寛容】

29

スーパーモンスターカード

【�

善悪の判断、自律、自由と責任】

30

ちょっと待ってよ

【公正、公平、社会正義】

32

学級会での出来事

【相互理解、寛容】

5年4

すれちがい(谷口清子)

【相互理解、寛容】

5

どうすればいいのだろう

【公正、公平、社会正義】

7

あいさつって

【礼儀】

15

ケンタの役割

【�

よりよい学校生活、集団生活の充実】

16

公園のきまりを作ろう

【規則の尊重】

22

道案内(山口理)

【親切、思いやり】

6年2

世界人権宣言から学ぼう

【規則の尊重】

10

みんな、おかしいよ!(山口理)

【相互理解、寛容】

16

六年生の責任って?(山口理)

【�

よりよい学校生活、集団生活の充実】

19「働く」ってどういうこと?

【勤労、公共の精神】

23

どうすればいいの?

【相互理解、寛容】

28

気に入らなかった写真

【�

善悪の判断、自律、自由と責任】

道徳的問題の解決を考える場面を扱った教材

など

29

(出力のための調整ページです。)

3年 P.171「自分の気持ちをつたえよう!」

「優しい人になりたい」と思った主人公が取る行動を,身近な二つの場面で示し,役に分かれて演じながら,それが本当に「優しい行動」なのかどうかを考える教材です。

2年 P.74「およげないりすさん」

あひるさんたちが,仲間の中で唯一泳げないりすさんを仲間外れにしてしまった後,もう一度りすさんを遊びに誘います。仲間外れにしてしまったりすさんのことを,どんなふうにもう一度誘えばいいのかを考えるために,かめさんとりすさんの役になって,話し合う活動を組み入れました。

 児童が、切実さをもって道徳的価値の意義などについて考えが深められるよう、随所に

「◯◯になったつもりで、話してみよう」「演じてみよう」などの学習活動を用意しました。

一時間の授業の中で、無理なく活動に取り組めるよう配慮しています。

 よりよい対人関係が築けるように、全学年の付録に、円

滑なコミュニケーションを取ることができるようになるた

めの「こつ」を示しています。関連する本教材のページを

示しているので、連動して活用することもできます。また、

年間を通して、随時学級活動の時間に取り組むこともでき

ます。さらに、特別支援の観点からも、一人一人の個性に

配慮しながら、誰もが気持ちよく集団生活を営むために身

につけてほしい基本的な内容を取り上げています。

■�

よりよい対人関係を築くための

「こつ」を身につける取り組み

3年 P.79「持ってあげる? 食べてあげる?」

一年

……三つの

 「あ」で

 ともだちを

 つくろう!

二年

……「さくせん『ゴリラ』」で、友だちとなかよくなろう!

三年

……自分の気持ちをつたえよう!

四年

……相手の気持ちによりそおう!

五年

……ありのままの自分を受け入れよう!

六年

……おたがいがここちよくなる話し方を身につけよう!

1年20

ジャングルジム

【公正、公平、社会正義】

4年21

土曜日の学校

【礼儀】

5年7

あいさつって

【礼儀】

6年23

どうすればいいの?

【相互理解、寛容】

その他、体験的な学習に取り組める教材

など

多様な教材で、「考え、議論したくなる」教科書に

⑤―体験的な学習に取り組める

3031

4年 P.116  「生き物と機械」

6年 P.134「命のつながり」

3年 巻頭ページ

発達段階に沿った,生き生きとした巻頭詩が,児童を道徳の学びに誘います。「みんな 生きてる みんなで 生きてる」ことが,全ての道徳の学びを貫くコンセプトです。

生命誌研究者の中村桂子氏が,生命の尊さや不思議さについて,全学年を通して語っています。

5年 P.28「命の詩―電池が切れるまで」

病気のため小学4年生で亡くなったゆきなちゃんが,命を大切にすることの意味をこの詩に込めました。「電池はすぐにとりかえられるけど命は……。」ゆきなちゃんといっしょに考えてほしいと思います。

 道徳の学習全体を通して、「命」の大切さが意識できるよう考えました。自分の命、他の人の命、草木や動物たちの命、

地球の命、その全てを慈しみ、大切に思うことが究極の目標であると考え、「生命の尊さ」を扱った教材を全学年に三つ

ずつ掲載しています。

1年4

みんな

 いきてる(編集委員会)

16

いきて

 いるって(中村桂子)

32

ちいさな

 ふとん(齊藤純)

2年4

がんばれアヌーラ(中川志郎)

23

生まれるということ(中村桂子)

33

空色の自転車(編集委員会)

3年3

ヌチヌグスージ―命の祭り(草場一壽)

9

大切なものは何ですか(茶圓克己)

17

生きているなかま(中村桂子)

4年4

生きているしるし(古家千鶴子)

24

生き物と機械(中村桂子)

33

おじいちゃんの

 ごくらく

 ごくらく(西本鶏介)

5年6

命の詩―電池が切れるまで(宮本雅史)

25

最後のコンサート―チェロ奏者・徳永兼一郎(編集委員会)

32「同じでちがう」(中村桂子)

6年12

命の旅(二神慎之介)

25

命のつながり(中村桂子)

31

おじいちゃんとの約束(山口理)

生命の尊さ、大切さについて考える教材

多様な教材で、「考え、議論したくなる」教科書に

⑥―生命の尊さを見つめる

3233

 長く道徳教育の中で実践されてきた「定番」といわれる教材を用意し

ました。定番教材であっても、内容・表現等は、現代の児童が学ぶのに

不明確な点や人権的な配慮を欠くものがないよう、改めて見直しました。

4年 P.60「泣いた赤おに」

人間と仲よくしたいのに,なかなかうまくいかないで悩んでいる赤鬼のことを,友達の青鬼が助けます。赤鬼と青鬼の友情について,友達を思いやる気持ちに迫りながら考えていくことのできる教材です。

5年 P.6「夢を実現するためには」―大谷翔平

5年 P.86「真の看護を求めて―ナイチンゲール」

 先人の生き方からは、時代を超えた普遍的な考え方や知恵を学ぶことが

できます。また、世界を舞台に活躍する日本人スポーツ選手をはじめ、現

在活躍する人の、自身の弱さを克服し強く生きる姿から、児童が勇気をも

つことができるような教材を用意しました。

1年8

かぼちゃの

 つる(大蔵宏之)

【節度、節制】

9

きんの

 おの(編集委員会)

【正直、誠実】

14

はしの

 うえの

 おおかみ(奈街三郎)

【親切、思いやり】

21

おふろそうじ(小林陽子)

【希望と勇気、努力と強い意志】

22

ひしゃくぼし(編集委員会)

【感動、畏敬の念】

25

二わの

 ことり(久保喬)

【友情、信頼】

29

くりの

 み(平井芳夫)

【親切、思いやり】

2年2

ぐみの木と小鳥(村田吉之視)

【親切、思いやり】

6

お月さまとコロ(生方勝)

【正直、誠実】

13

黄色いベンチ(千葉県道徳評価研究会)

【規則の尊重】

3年13

よわむし太郎(荒木徳也)

【善悪の判断、自律、自由と責任】

19

黄金の魚(舟崎克彦)

【節度、節制】

26

ふろしき(村岡節子)

【�

伝統と文化の尊重、�

国や郷土を愛する態度】

4年2

絵はがきと切手(辺見兵衛)

【友情、信頼】

7

目覚まし時計(廣瀬久)

【節度、節制】

13

泣いた赤おに(浜田広介)

【友情、信頼】

16

祭りだいこ(笠原昭一)

【�

伝統と文化の尊重、�

国や郷土を愛する態度】

20

雨のバス停留所で(成田國英)

【規則の尊重】

22

ブラッドレーのせい求書(編集委員会)

【家族愛、家庭生活の充実】

25

花さき山(斎藤隆介)

【感動、畏敬の念】

5年2

流行おくれ(生越詔二)

【節度、節制】

4

すれちがい(谷口清子)

【相互理解、寛容】

11

一ふみ十年(吉藤一郎)

【自然愛護】

14

絵地図の思い出(馬場喜久雄)

【友情、信頼】

19

友のしょうぞう画(井美博子)

【友情、信頼】

21

ブランコ乗りとピエロ(永井裕)

【相互理解、寛容】

29

うばわれた自由(江橋照雄)

【善悪の判断、自律、自由と責任】

6年21

ロレンゾの友達(武田正樹)

【友情、信頼】

22

手品師(江橋照雄)

【正直、誠実】

24

マザー=テレサ(沖守弘)

【感動、畏敬の念】

32

最後のおくり物(武田正樹)

【親切、思いやり】

長く親しまれてきた「定番」といわれる教材

1年33

シートンと

 どうぶつたち

【個性の伸長】

2年7

おり紙の名人―よしざわ

 あきら

【個性の伸長】

3年6

ぬれてしまった本―エイブラハム=リンカーン

【正直、誠実】

35

スーパーパティシエ物語[

辻口博啓]

【�

希望と勇気、�

努力と強い意志】

4年23

なしの実―アンリ=ファーブル

【正直、誠実】

27

より遠くへ[

佐藤真海]

【�

希望と勇気、�

努力と強い意志】

5年1

夢を実現するためには[

大谷翔平]

【�

希望と勇気、�

努力と強い意志】

9

水がわたる橋―通潤橋[

布田保之助]

【感謝】

17

真の看護を求めて―ナイチンゲール

【真理の探究】

24

世界最強の車いすテニスプレーヤー―国枝慎吾

【�

希望と勇気、�

努力と強い意志】

25

最後のコンサート―チェロ奏者・徳永兼一郎

【生命の尊さ】

6年3

自分を信じて―鈴木明子

【�

希望と勇気、�

努力と強い意志】

17

日本植物分類学の父―牧野富太郎

【真理の探究】

18

小川笙船

【�

希望と勇気、�

努力と強い意志】

24

マザー=テレサ

【感動、畏敬の念】

26

五十五年目の恩返し[

杉原千畝]

【感謝】

27

ブータンに日本の農業を[

西岡京治]

【�

国際理解、�

国際親善】

29

私には夢がある[

マーティン=ルーサー=キング=ジュニア]

【�

公正、公平、�

社会正義】

先人や、現在活躍している人の生き方に学ぶ教材

多様な教材で、「考え、議論したくなる」教科書に

⑦―長く親しまれてきた読み物も

多様な教材で、「考え、議論したくなる」教科書に

⑧―人物の生き方に学ぶ

3435

 道徳科が学校教育の要であることに基づいて、積極的に他教科や特別活動などとの関連を意識した教材を配しました。

また、「つなげよう」では、道徳の時間に学んだことが、他教科や日常へとつながるよう、そのヒントも示しています。

[詳細は本書P.‌ 7参照]

 さまざまな地域の題材や、日本の郷土や伝統文化を取り扱った教材を、全学

年に掲載しました。自分とは関わりのない地域の事例の場合でも、自分の住む

地域につなげられるように、てびきを工夫しました。さらに、三年以上には、

日本各地の伝統文化を紹介した付録を設けました。

3年 P.122「ふろしき」

5年 P.192 付録「日本に伝わる『伝統工芸』」

1年

27

にほんの

 あそび

【�

伝統と文化の尊重、�

国や郷土を愛する態度】

2年

26

かさじぞう(瀬田貞二)

【感動、畏敬の念】

27

もうすぐお正月(山口理)

【家族愛、家庭生活の充実】

29

おせちのひみつ(編集委員会)

【�

伝統と文化の尊重、�

国や郷土を愛する態度】

30

日本のお米、せかいのお米(編集委員会)【国際理解、国際親善】

冬休みの前に

 お正月のじゅんびを

 しよう

3年

3

ヌチヌグスージ―命の祭り(草場一壽)

【生命の尊さ】

26

ふろしき(村岡節子)

【�

伝統と文化の尊重、�

国や郷土を愛する態度】

付録

日本につたわる「くらしの道具」

4年

8

琵琶湖のごみ拾い(野呂昶)

【勤労、公共の精神】

10

ぼくたちのバラ花だん(編集委員会)

【感謝】

11

いのちをつなぐ岬(櫻井季己)

【自然愛護】

13

泣いた赤おに(浜田広介)

【友情、信頼】

16

祭りだいこ(笠原昭一)

【�

伝統と文化の尊重、�

国や郷土を愛する態度】

付録

日本に伝わる「祭り」

5年

9

水がわたる橋―通潤橋(大林美穂)

【感謝】

10

曲げわっぱから伝わるもの(編集委員会)【�

伝統と文化の尊重、�

国や郷土を愛する態度】

26

おおきに、ありがとう(上條さなえ)

【�

伝統と文化の尊重、�

国や郷土を愛する態度】

27

小さな国際親善大使(編集委員会)

【国際理解、国際親善】

付録

日本に伝わる「伝統工芸」

6年

11

海のゆりかご—

アマモの再生(編集委員会)【自然愛護】

12

命の旅(二神慎之介)

【生命の尊さ】

20

ようこそ、菅島へ!(編集委員会)

【�

伝統と文化の尊重、�

国や郷土を愛する態度】

付録

日本の「町おこし」

日本の郷土や伝統文化に親しむ教材・付録

〈例〉3年 P.160「漢字に思いをこめて」→国語科との関連

家族への思いを,漢字一文字に込めて伝える活動ができる教材です。教科書の例を見た後に,児童が自分の家族への漢字を書く欄を用意しています。

〈例〉5年 P.70「命を守る防災訓練」→特別活動や日常生活との関連

各校で取り組む「防災教育」と関連させた指導が可能です。

多様な教材で、「考え、議論したくなる」教科書に

⑨―日本の郷土や伝統文化に親しむ

多様な教材で、「考え、議論したくなる」教科書に

⑩―他教科等との関連

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