asp等の情報共有システムを活用した工事書類作 成、授受の省力化 ·...
Post on 08-Oct-2019
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• 関東地方整備局では、土木工事における「受発注者間のコミュニケーションの円滑化」「生産性の向上」に関して具体的に推進することを目的に、ASP方式(「アプリケーション・サービス・プロバイダ」の略)による情報共有システムを平成21年度より試行しており、平成25年からの本格運用導入開始に向けた試行工事の大幅拡大を実施しています。
情報共有システム(概要)
・ASP等の情報共有システムを活用した工事書類作成、授受の省力化
H22.9月「土木工事の情報共有システム活用ガイドライン」の策定
試行開始前の確認事項、運用ルール、具体的な書類等を追加
平成24年度版「関東地方整備局 情報共有システム運用の手引き」
情報共有システムは、書類提出や整理等の単純な作業時間を短縮し、受発注者間での対面打合せや現場管理に費やす時間を拡充することを支援するシステムです。
情報共有システム(概要)
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現場(臨場) 出張先、別の現場、移動中など
モバイル端末、パソコン (タブレット端末、スマートフォンなど)
モバイル端末 (タブレット端末、スマートフォンなど)
監督 職員
監督 職員
いつでもどこでも 工事帳票の処理が可能
工事目的物を確認しながら 工事帳票の処理が可能。
事務所
WEB上の情報共有システム (ASP・SaaSなど)
書類提出のための移動時間、コストを削減できた。書類は、いつでもどこでも閲覧、決裁できた。
現場 代理人
対面打合せ
情報共有システム(概要)
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「情報共有システム」とは?
従来の紙媒体では、工事書類の作成、印刷、配布、整理等に多くの時間や資源を費やす必要がありました。一方、情報通信技術(ICT)を活用した「情報共有システム」では、関係者が互いに作成した情報を「いつでも」「どこでも」検索、閲覧、取得できるようになり業務の効率化、省力化を図ることができます。
①書類作成、提出、整理時間の短縮 ・「工事打合せ簿」「段階確認願」等の定型的な書類を準備 ・工事名等の定型項目は入力済み(二重入力、記載ミスの予防) ・承認された書類は、自動的に所定のフォルダに整理 ・電子納品要領に沿った、電子的な工事書類を自動的に出力
②複数現場におけるスケジュール調整の効率化 ・複数現場のスケジュールを一元的に把握、共有 ・監督職員のスケジュールが分かるので、段階確認の調整が楽になる
③情報の迅速な共有 ・現場への注意喚起、住民苦情等工事間の連絡・周知の徹底と時間短縮
情報共有システム(概要)
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「情報共有システム」のメリット
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【メリット】 ・「工事打合せ簿」「段階確認願」等の定型的な書類を準備 ・工事名等の定型項目は入力済み(二重入力、記載ミスの予防)
これまで
これから
6月の工事履行報告
再利用
7月の工事履行報告 工事名や発議年月日など 同じような項目を何度も入力
6月の工事履行報告 7月の工事履行報告
工事名等の定型的な入力項目を自動的に入力
入力の省力化
翌月、同様の書類を作成する場合も全て入力が必要
資料作成が スピードアップ
①書類作成、提出、整理時間の短縮(1/2)
情報共有システム(概要)
定型的な書類のテンプレート
6
【メリット】 ・承認された書類は、自動的に所定のフォルダに整理。 ・電子納品要領(H22.9)に沿った、電子的な工事書類(工事打合せ簿等)に整理した書類を自動的に出力
【工事帳票】 ・施工計画書 ・打合せ簿 ・段階確認書
工事書類(短期書類) 情報共有システムより出力
紙で保管
作成した帳票は自動的に適切なフォルダへ移動
※フォルダ構成はイメージ
①書類作成、提出、整理時間の短縮(2/2)
情報共有システム(概要)
工事書類等出力・保管支援機能
A工事のスケジュール
情報共有システム(ASP)
【監督職員】
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B工事のスケジュール
C工事のスケジュール
D工事のスケジュール
【メリット】
・複数現場のスケジュールを一元的に把握、共有
・監督職員による複数工事への一括連絡 ・スケジュールの一括管理
②複数現場におけるスケジュール調整の効率化
情報共有システム(概要)
・関係者のスケジュール把握が容易
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