小口止用 サイドブロック...小口止め工とは・・・...
Post on 12-Mar-2020
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小口止め工とは・・・ ブロック積み擁壁などの構造物の両端が侵食され破壊されるのを防護するために、コンクリートや矢板、杭などで横断方向に仕切った構造物のことです。 現状では、現場打ちコンクリートで構築することが多いのですが、型枠や支保工の関係で、ブロック積みより先に施工されます。しかし、幅30cm の小口止めは、擁壁高さが高くなればなるほど不安定で、作業上安全とは言えません。また、小口止めコンクリートの養生が完了し型枠を脱型するまでは、小口止め部近傍のブロック積みができないという工程的な制約もあります。
1.1段の高さを50cmに設定しているため。ブロック積みとほぼ同時に積み上げることが可能です。
2.小口止用サイドブロックを挟んで、擁壁の反対側も随時埋め戻すことが可能です。
3.小口止用サイドブロック1個の重量が100kg程度なので、積みブロックを施工する重機で施工可能です。
小口止用サイドブロック 〈プレキャスト小口止ブロック〉
そこで今回開発されたのが「小口止用サイドブロック」です。
施工写真
NETIS登録番号:QS-140005-A
はらみ防止用専用セパレータ(4ヶ所)
転倒防止・はらみ防止アングル
背面ブロック
前面ブロック
ガイドピン
KCスタンドフォーム
Sアンカーボルト
D13鉄筋
●側壁は、現場打ちコンクリートとの付着が良好な「KCスタンドフォーム」を使用します。●「KCスタンドフォーム」の長さ調整カット、セパレータ用穴開けは現場加工となります。●アングルで仮固定し、背面ブロックが不慮の加重で転倒するのを防止します。またアングルは側壁のはらみ防止も兼ねます。●中詰めコンクリートは、製品高さの8割程度打設し、製品の継ぎ目と打ち継ぎ面が合わないようにします。●前面・背面ブロックからのアンカーを鉄筋で連結し、一体化を図っています。●上下の位置決めはガイドピンで行います。
小口止用サイドブロック 構造詳細
cba
HW
H1
L
200265
465
cba
L
200265
465
500
300
ガイドピン用穴 4ヶ所
PTインサートM12 4ヶ所
PTインサートM12 1ヶ所
※5分用のみ3ヶ所L=64
L=30
ガイドピン用穴 4ヶ所
PTインサートM12 4ヶ所L=64
■側面図
■平面図
■側面図
■平面図
5分型・4分用前面型・3分型ブロック
5分型・4分用前面型3分型ブロック
4分用背面型ブロック
4分用背面型ブロック
1:(0.5・0.4・0.3)
1:0.4
■寸法・重量表
呼 称
3分型4分前面型4分背面型5分型
495495465495
150200200250
345295265245
100100-100
500500500500
130121103113
寸 法(mm)L a b c H
120120120-
H1参考重量(kg)
※3分型は反転して3分の背面ブロックとして使用できます。
PTインサートM12 1ヶ所L=30
本社〒890-0062 鹿児島市与次郎2-7-25 Tel.099(252)9911 Fax.099(259)4100http://www.infratec.co.jp/
●施工に不備があると、損傷などの原因 となることもあります。不明な点は弊 社または販売代理店にご相談ください。
500
1段目
500
500
500
500
500
5500
500
500
500
500
500
A
B
C
A
850
900
300
B
C
850
L=240
1100Sアンカーボルト専用セパレータ
専用セパレータ
KCスタンドフォーム
D13鉄筋
D13鉄筋
1150
300
1350
1400
300
1400
L=740
標準施工断面図(5分勾配)
1:0.5
1:0.4
11段目10段目9段目8段目7段目6段目5段目4段目3段目2段目1段目
240×500×10 2枚290×500×10 2枚340×500×10 2枚390×500×10 2枚440×500×10 2枚490×500×10 2枚540×500×10 2枚590×500×10 2枚640×500×10 2枚690×500×10 2枚740×500×10 2枚
L=350 1本L=400 1本L=450 1本L=500 1本L=550 1本L=600 1本L=650 1本L=700 1本L=750 1本L=800 1本L=850 1本
段 数 KCスタンドフォーム寸法(mm)
D13鉄筋寸法(mm)
22224444444
専用セパレータ(組)
0.0340.0410.0480.0550.0620.0690.0760.0830.0900.0960.103
現場打ちコンクリート(m3)
■参考数量表(5分勾配)
■A-A断面図
■B-B断面図
■C-C断面図
(1ヶ所当り)
2段目
3段目
4段目
5段目
6段目
7段目
8段目
9段目
10段目
11段目
Sアンカーボルト
前面ブロック
背面ブロック
前面ブロック
現場打ちコンクリート
KCスタンドフォーム
背面ブロック
500100
■専用セパレータ穴位置図
●KCスタンドフォームの長さ、L=400以上の 場合は専用セパレータを4ヶ所取り付けます。
LL
500
100
100
100
100100
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