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Post on 04-Apr-2019

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CAD/CAMの基礎知識と のご紹介

CAD/CAMって何?

CAD Computer Aided Design(コンピュータによる設計支援ツール) またはComputer Assisted Drawing(コンピュータを使った製図システム)の略称。 コンピュータを利用して機械や建築物、自動車、電気回路といった工業製品の設計、 製図作業を行うシステム。

CAM Computer Aided Manufacturing (コンピュータ支援製造)の略称。 製品の製造を行うために、CADで作成された形状データを入力データとして、 加工用のNCプログラム作成などの生産準備全般をコンピュータ上で行うシステム。

CAD/CAM CADとCAMを一つにして設計・製図からNCプログラム作成までを行うシステム。

2次元とは…

CAD/CAMでよく聞く2次元・3次元って?

PC画面を製図機にみたて 平面的な図形を描くもの

X,Y,Z座標を持ち PC画面上で直接製品形状をつくり上げ 立体的なモデルを構築するもの

3次元とは…

2.5次元とは…

2.5次元CAMって聞いた事があるけど…?

CADで平面図に高さの情報を加えることで簡単な立体表示をしたもの 3次元に比べデータ量が少なく、価格も安いのが特徴

・紙では無く、データとして残せる

→容易に修正や類似形状の作成ができる

・PC画面上でシミュレーションができる

→形状の確認や干渉チェックが行える

・寸法や座標などの手計算の手間が省ける

→作業時間短縮かつミスが削減出来る

・統一したNCデータの出力が出来る

→熟練した技術者でなくても加工ができる

・おおよその加工時間がわかる

→納期が把握しやすくなる

CAD/CAM導入のメリット

まとめると…

従来の手書きの図面作成や手打ちでのプログラミングに比べ

作業効率が格段に向上致します!!

・取引先のCADデータが取り込める →図面を読み取ってプログラムを組まなくても、 取り込んだモデルから直接CAMでプログラムを組める ・特殊形状の加工が行える →曲面の加工や同時5軸加工など、手計算では不可能な 加工ができる ・新しい技術・分野への参入ができる →今までできなかった加工ができるようになり、 仕事の幅を広げることができる

さらにCAD/CAMを使用すれば…

機械の力を最大限に引き出すには CAD/CAMが必要不可欠!!

形状(モデル)の確認 CADデータをCAMシステムで形状を確認します

↓ 初期設定・加工境界定義・加工条件設定 加工工程を考え使用工具、加工条件を設定します

↓ 工具経路作成(CL計算) CAM機能のもつ加工方法で工具経路を作成します

↓ 工具経路の確認・シミュレーション 工具経路を確認し、修正が必要であれば行います

↓ ポスト処理 CAMポストプロセッサ機能で工具経路をNCデータに変換します

↓ NCプログラムのチェック NCプログラムをチェックし加工指示書、工具リストなどを作成します

↓ 実加工 NC機械側で、工具やワークの取り付け、ワーク座標設定、工具長

などの段取りを行い加工します

CAMにおける作業の流れ

CADデータの互換性

CADの種類が違えばデータの形式も異なります 人も国によって話す言語が違うのと一緒です

では異なるCADソフト間ではどうやってデータの受渡しをするのか?

CADには中間ファイルと呼ばれるいわば共通言語のような データ形式が存在します(DXF,IGESなど) AからBのCADへデータを渡す場合、Aのデータを一度中間データに 変換することで、Bで読み込むことができるようになります

仕事に適したCAD/CAMを選びたい…

弊社主力商品 なら お客様に合わせた最適な構成を選択することができます

Mill Level1 Mill Level2 Mill Level3

Mill+Lathe Multi Axis Router

Lathe Wire Art

限定付き3軸加工 複合面3軸加工 2軸~2.5軸加工

複合旋盤加工 5軸加工 ルーター専用加工

旋盤加工 ワイヤー加工 レリーフ加工

のご紹介

は世界トップシェアのCAD/CAMシステムです PCクラスの3次元CAD/CAMとして圧倒的なパフォーマンスを発揮し、 2軸から5軸までのマシニング、旋盤、ワイヤー放電、さらに複合機まであらゆる NC加工シーンに対応し、汎用性に優れています。

納品本数による 世界のCAM商品トップ10

※ 米国の独立系調査会社CIMデータ社 調べ

商品構成

Mill Level1 (2次元~2.5次元加工) 割り出し加工まで対応できる高性能な2.5次元CAD/CAM

ドリリング モーフィングポケット テーパー加工

工具負荷制御 3D面取り イケール対応(割出し)

商品構成

Mill Level3 (3次元加工) 多彩なツールパスと高速切削機能で形状に最適な加工を実現!

複合面粗取り 等高線加工 取り残し加工

仕上げブレンド加工 ホルダーライブラリ 最適化された高速加工

商品構成

Multi Axis (多軸加工オプション) 多数の事績を誇る簡単かつ高品質な多軸オプション

ポート加工 多彩な工具姿勢制御 インペラフロアー加工

セーフティーゾーン アドバンス5軸インターフェイス

商品構成

Lathe (旋盤加工) 充実した旋削機能と工具のカスタマイズで効率的な加工を実現 粗取り加工 仕上げ加工 ネジ切り加工

溝加工 バイト角干渉チェック加工

商品構成

Lathe+Mill/Lathe+Mill+Multi Axis (複合旋盤加工) Mill,Multi Axisとの組み合わせで複合旋盤にも柔軟に対応

C軸コントロール 2スピンドルにも対応

4軸ブレード 5軸輪郭

商品構成

Wire (ワイヤー加工) 上下異形状に対応した、 使いやすくシンプルなシステム

Router (木工加工) V字カッターや彫刻機能を搭載した 木工加工専用CAM

Art (レリーフ加工) 画像やイラストを元に簡単に作成できる 彫刻モジュール

ポスト出力(GコードのNCデータに変換)

ポストプロセッサー(ポスト)とは・・・CAD/CAMで作られた加工定義を工作機械用のNCデータに変換する為のプログラムです。

ポストプロセッサーとは・・・

何故ポストプロセッサーが必要なのか!?

• NCコントローラメーカー毎にGコードの種類や

NCデータの構造が異なる

• 工作機械の構造が異なる事により座標の方向が異なる

• 機械メーカー様の新技術に常に対応させる為

• ユーザー毎にGコードデータの組み立てが異なる

シミュレーションソフトの必要性

メリット

・ 加工前に加工工程を確認でき、無駄な工程やトラブルを

未然に防ぐ事が出来る

※干渉チェック、削り残しも一目瞭然

・ 最近では、工作機の構造物付きのシミュレーションも充実してきている

・ 3次元的な描画のため、新人や加工未経験者でも分かり易い

NC作成から加工迄の流れ

LANやUSBメモリー等で直接渡す

データサーバー等が非搭載で容量の大きなデータを送る場合

CAM

DNC

工作機械に搭載されている方式

・ フラッシュメディアによる受け渡し

・ USBメモリによる受け渡し

・ イーサネットによる受け渡し

外部の端末を利用した受け渡し

・ DNCシステム

・ 外付けのドライブによる受け渡し

最近のNCデータ受け渡し

DNC 運転

工作機械とは RS232Cケーブルで接続

通常のケーブルでは 約15m 程度が推奨

長距離での接続は 光ファイバーで接続

送信するデータと NCをスケジュール管理

データサーバー非搭載の

工作機械へは対応のデータ入出力機を用いれば対応

可能になります

さまざまなインターフェースのない機械へは

USBメモリ、LAN接続対応

CAD/CAMに関するお問い合わせは…

本社 〒578-0965 大阪府東大阪市本庄西2-6-23 TEL 06-6744-7331 FAX 06-6744-7431 関東支社 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-2-3 6F TEL 045-476-3371 FAX 045-476-3374 名古屋営業所 〒465-0024 愛知県名古屋市名東区本郷3-139 TEL 052-773-5711 FAX 052-773-5719 東北営業所 〒980-0022 宮城県仙台市青葉区五橋1-1-58-910 TEL 022-212-6637 FAX 022-212-6639

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