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  • CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ゙ Product Data Sheet June2016

    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ■簡単なデータ収集機能と高性能な分析用ツールが1台に

    ■4チャンネルのデータ収集でルーチン作業が短時間に、高度な技術も使えるように

    ■内蔵インテリジェントガイド試験とデータ解析

    ■人間工学設計で現場での使いやすさを改善

    ■現場からAMSシートソフトウェアにデータをワイヤレスで簡単に転送

    概要今日の経済状況下では、プラントは継続的に競争力を維持する方法を模索しています。保全部門では、このことは多くの場合、より少ない人数都より少ない予算を意味します。このような少人数で多くの実現を求められる環境では、作業員は次の定検をただ待つ余裕はありません。作業員は、顕在化しつつある問題を迅速かつ正確に特定し、機械の問題の根本原因を特定し、解決する必要があります。CSI2140は、振動分析データ収集で業界をリードするエマソンの次世代製品です。前期モデルのCSI2130同様に、以下の機能があります。■振動データのルーチン収集

    ■高度な振動解析

    ■クロスチャンネル分析

    ■過渡状態解析

    ■ダイナミック・バランシング

    ■モーター監視

    ■実稼働振形状(ODS)モーダル解析

    The CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザはクラス最高の速度と性能で振動データの収集と現場での解析を可能にします.

    実用的な情報を迅速に得るばかりでなく、効果的に問題解決ができる、直感的で簡単に操作できる近代的で革新的な通信とインターフェースが必要です。エマソンのCSI2140マシナリ・ヘルス・アナライザは、その実現を目標に設計されました。

    ルーチンデータと修正メンテナンスジョブを現場からワイヤレスで解析とレポート用のAMSスイート:マシナリ・ヘルス・マネージャに転送します。AMSマシナリ・マネージャは、振動、油分析、サーモグラフィおよびバランシングなどの多様な技術データを単一のデータベースに統合します。AMSマシナリ・マネージャで生成された警報は、お客様のプラントプラント設備と組合せることができるAMSスイート:アセットパフォーマンス・マネジメントにエクスポートすることができます。CSI2140およびAMSスイーとは、プラントの稼働率と信頼性の向上に必要な予兆情報を提供します。

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    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ June2016

    4 チャンネルの利点CSI2140 には、シングルチャンネル及びデュアルチャンネルのオプションがありますが、予兆保全には4チャンネルが最適です。CSI2140は、(業界最速といわれている) CSI2130より30%も速く測定ポイントからのデータを収集します。4チャンネルでは、データ収集ルーチン作業が一層早くなります。他の4チャンネル計器と異なり、 CSI2140は、重要な装置の起動とトラブルシューティング時の診断などその機能が最も必要とされる時に、4チャンネル全てを使うことができます。

    4チャンネルの使用で短時間により多くの装置を監視。3軸加速度計を使用して、CSI2140はベアリングの垂直、水平、軸方向の測定値を同時に収集します。センサを測定点に配置してボタンを押し、収集が終了すると次のベアリング計測に移ります。CSI2140のデータ収集時間は、 CSI2130と比較して最大50%、他の振動計と比べればさらに短くなります。高速データ収集は、過酷で危険な環境での作業時間を短縮し、解析や診断など高付加価値の業務に専念出来るということです。

    4チャンネルのデータ収集で、強力な診断を実現します。4チャンネルを使用することで、更に高度で深い診断が可能となります。CSI 2140 の 4 チャンネルで、最も難しい装置の監視をすることにより、問題の根本原因を特定する為に有用な診断ツールとなります。例えば、

    ■デュアルオービットプロット、カップリングのいずれかの側のオービットプロット、ファン、あるいは他の生産装置の両スリーブベアリングのデュアルオービットプロットで、シャフトがどのように ベアリングレースに関連して動いているかを確かめます。■実稼動振動形状 (ODS) モーダルデータを 66 % 速く取得

    し、機械の物理的な運動をアニメーション化し、慢性、或いは、複雑な機械の問題の根本原因を特定する重要なツールとなります。

    シナリオ振動の要因をつきとめる: ワンステップで理論的で一貫性のある試験

    生産量の80%に関わる8台の重要なモータ/ポンプのルーチンデータを収集するため、4チャンネルのデータ収集機能を持つ新型CSI2140マシナリ・ヘルス・アナライザを使用します。

    #3ポンプに異常な振動値が見られます。これは#3モータ/ポンプ、あるいは何か他の問題でしょうか?

    先月、#5ポンプで高振動がありました。その問題の原因を見つけ、解決のするため数時間を費やし、楽しみにしていたナイター放映を見逃してしまいました。原因は、#6モータ/ポンプからの振動が#5モータ/ポンプより伝わっていたことであると判明しました。もし使用したアナライザに理論的で一貫性のある試験機能が

    高度な診断に必要な情報を即座に入手し、機器の不具合を特定するか、ターボ機器の起動を継続しても安全であるかの判断が即座にできます。

    効率的に備わっていれば、的確に振動の原因を見つける方法がわかり時間通りに家に帰ることができたかもしれません。

    4チャンネルのデータ収集を活用すれば、わずか2分間で#3モータ/ポンプとその隣の機械で一貫性のある試験を実行することができます。

    今回は、#3モータ/ポンプと隣接する機会それぞれにセンサをとりつけるだけです。 アナライザに入力して開始するだけで、結果が表示されます。モータの振動間には一貫性がありません。したがって、#3が本当に対処する必要があるモータであることが分かります。

    このように、自信を持って問題を解決することができます。

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    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ June2016

    CSI 2140は、4チャンネルの同時データ収集に加えて位相も計測し、最も複雑な機械の問題をリアルタイムに見ることができます。

    強力なバッテリで現場への持ち運びが容易ルーチンデータの収集は、長時間に及びます。このため、勤務時間中ずっと持ち歩くことに十分に耐える長寿命の分析計が必要です。CSI 2140は、人間工学と高度なエンジニアリングでこれらの要求にお応えします。薄くて軽い 分析計は、長いルーチンの中でも快適に持ち歩くことができ、片手での操作が可能です。首と背中の摩擦を減らすため、ショルダーストラップには大きな滑り止めパッドがついています。右利き、左利き、どちらのユーザーにも使いやすいように、ボタンを押して簡単にストラップを付け外しすることができます。

    環境に左右されない高い視認性。 日光やその他の明るさの条件によりスペクトルや波形データの確認に苦労したのは昔のことです。CSI2140のタッチスクリーンは、手袋をはめたままでも操作可能で、オートライトセンサ内蔵です。画面のバックライトを調整して、周囲の照明環境に応じて画面表示を最適化します。プラントのある場所から別の場所に移動(例えば、直射日光のあたる場所から暗い室内に移動)しても視認性は維持されます。バックライト付キーパッドにより暗い環境でも作業を続けられます。事務所では、スタンドを使い、もっともデータが見やすい角度に調整できます。充電器及び通信ケーブルは、ユニットの上部にあるため、立ったままでの作業の際も邪魔になりません。

    www.emersonprocess.com/csi

    取付・取外しが簡単なコンフォートストラップで、現場では片手操作ができます。

    中断のないルーチン作業。CSI 2140は市場で入手できる中で持続時間が最も長いバッテリーを採用しています。その為、データ保存やバッテリー交換のために事務所に戻る必要がありません。新しいリチウムイオンバッテリーは長寿命で、1回の充電で全シフトあるいは2回分のルーチン作業が可能です。現場作業がしやすいように、バッテリーを交換しなくて済むように設計されています。さらに、外部電源によって現場で作業中にバッテリーを充電することも可能です。車の充電器のオプションを使用すれば、ルーチン作業の途中で充電することも可能です。

    CSI 2140 は迅速な分析のため、あるいは遠隔地から集中管理サーバへ無線ホットスポットを使いワイヤレスでデータ転送します。ルーチン作業と解析を並行することで、保全チームの作業効率を最大化することができます。

    インテリジェント機能診断テストを現場で実行する機能を備えているため、単純なデータ収集作業を、もっと効果的な機械の状態分析作業に変えることが出来ます。今日の要求の多い作業環境下では、時間をかけて高度な分析技術を習得することは困難です。アナリシス・エキスパートを通じた組込みインテリジェンス機能を活用し、初心者でもボタンのタッチ操作のみで、熟練者のようにトラブルシューティングに必要なテストができます。作業者は、年に数回しか実施しない試験の複雑な設定を覚えておく必要はなく、必要な時に診断のメリットを得ることができます。最も重要なことは、CSI 2140 を現場で素早く、多く活用し、装置状態の更なる悪化を回避することです。

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    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ June2016

    現場で実証された技術の蓄積エマソンの次世代振動アナライザは、業界をリードする従来モデルに使われた現場で実証済みの技術に基づいています。CSI 2130の機能は、CSI 2140 にも継承されています。

    ベアリングとギアの摩耗の早期検知 ‒ 多くのデータ収集計にとってアンバランスやミスアライメントを検知することは簡単ですが、これらの問題は、装置の問題としては影響の少ない問題です。機械的な故障の 50 % 以上は、ベアリングやギアボックスの問題によるものです。ほとんどのデータ収集計には、顕在化しつつあるこれらの問題を検知する技術は備わっていません。機械がすでに損傷しているか、故障直前にしか、問題を検知することができません。

    CSI 2140 はエマソン特許技術 PeakVue処理と他のどんな技術よりも早期にベアリングとギアの摩耗を検知出来るデジタル技術を採用しています。ベアリングとギアの摩耗の初期兆候である ‒ 衝撃が発するストレス波形を計測することで‒ CSI 2140が重大で費用のかかる損害を予防している間に、機械の保全計画を経てることができます。

    300相対的なデータ収集時間(秒)

    CSI 2120アナライザ

    213

    CSI 21301 Ch.

    アナライザ

    133

    CSI 21302 Ch.

    アナライザ

    108

    CSI 21303軸センサ2chアナライザ

    73

    CSI 2140

    55

    250

    200

    150

    100

    50

    0

    現場から事務所の分析者にデータをワイヤレスで転送することで、ルーチン作業と解析の同時進行ができます。

    バックライト付キーパッドと大きく明るいスクリーンの環境適合照明により、CSI 2140 はどのような環境でも見やすい表示が可能です。

    故障600-60000 RPM機械速度で、直接連結された水平ポンプの典型的な値.

    0% >0.45 >50+

    4

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    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ June2016

    フルレンジの計測 ‒ CSI2140 の広い周波数帯は業界の新基準になっています。 CSI2140 は、他社の振動分析計や収集計では範囲外になる重要な速度の装置信号を計測することができます。CSI2140は市場で最も高い周波数域を誇ります。最大80,000Hzの信号が計測でき、遠心圧縮機やその他の高速機械で、正確な診断をすることができます。

    現場での分析 ‒ 装置のより高度な手当と標準的なルーチンスペクトルと波形データでは出来ない複雑な機械の故障診断を保全の目標とする場合は、高度な解析機能を持つ振動分析計が必要です。CSI2140は、以下の機能を含む先進的な現場型分析ツールです。

    ベアリングやギアからの定期的な衝撃と潤滑油の問題に関連した不規則な衝撃を識別する波形の自己相関。

    誤った周波数の重なりで、振動スペクトルのエネルギーピークを特定するソースを識別します。

    2年間で最大12 狭帯域のパラメータをトレンドする機能で 、直近のデータと過去のデータを比較表示することができます。

    14の事前設定エキスパート(コーストダウン、バンプテスト、時間動機平均、オーダー追跡、MCSA、高解像度、高頻度など) が難しい機械の問題を解決します。

    複数の計測値を比較できる最大8つまでのプロット表示

    可変速度での分析 ‒ 生産需要に対応するために、重要な装置の多くは様々な速度で運転されているため、可変速度での分析は、機械の状態管理に不可欠です。殆どの振動計は、データ収集中に可変速度を考慮しませんが、CSI 2140 は、定期的なルーチンデータ収集中に、可変回転速度を自動的に考慮します。これは、曖昧なデータを排除し、現場で顕在化しつつある問題の評価のための正確な指標となります。

    スリーブベアリングの致命的な故障の予知 ‒ 現在プラントに設置されている多くのオンライン監視装置は、壊滅的な状態を回避する緊急停止装置です。CSI2140でこれらのシステムからの信号を収集することで、大きな問題が発生する前に問題を特定することによる予兆機能を追加することができます。4チャネルのデータ収集で、スリーブベアリングのある装置の両ベアリングのオービットプロットによる同時監視を可能にします。これらのオービットプロットにより、油によるホワール振動やホイップ、ミスアライメント、シャフト摩擦などの問題を特定することができます。トレンドデータにより、顕在化しつつあるクラックやその他の構造的な欠陥を見つけることができます。

    問題のある機械の監視 ‒ CSI 2140 は、仮設のオンライン監視装置として機能します。外部電源を使用すると、最大連続して1ヵ月まで、機械の状態を監視することができます。 CSI2140は、総合速度、特定の故障タイプに関連付けられた故障のフォールト周波数帯域、あるいは長期間の完全なスペクトルを含むデータを自動的に取得し、保存することができます。新しい装置の慣らし期間のデータの取得、あるいは、既知の故障を持つ機械の次回定検を明確にすることができます。

    機械の起動/停止時のデータを取得 - CSI2140は、過渡状態の分析に、起動、コストダウン、あるいはプロセス変更時に抽出される特定データの連続波形の収集ができます。過渡状態の波形から抽出されたスペクトルは、速度と時間変化を表示するために、個別に、またはカスケードプロットで表示することができます。この分析は、ターボ機械の重要かつ共振周波数を特定するために非常に有効です。

    振動とプロセスの相関関係 ‒ CSI2140は、装置の振動信号に加えて、装置に関連するプロセス変数を測定、保存し、トレンドすることができます。圧力、温度、速度、流量などのプロセス変数は電圧入力として計測するか、あるいはタッチスクリーンのユーザーインターフェースで手動入力することができます。これらのプロセス変数は、機械状態に関する情報を提供し、機械状態の根本的な原因の動作条件を判断するために振動と相関させることができます。

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    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ June2016

    ニーズに適うモジュール設計CSI2140 は現在の要求に対応した構成にすることができ ‒ 将来、必要とされる要件が変わっても拡張できるモジュールです。 初期投資を無駄にせず、簡単に予算内で処理能力を拡張できます。この汎用性のある機器は、1・2・4チャンネルのアナライザとして、計測機能有り・無し、あるいは現場のバランシング機器としても購入できます。用途に応じて機能を組み合わせることができます。追加モジュールで過渡および構造解析もできます。

    先進的なクロスチャンネル分析 ‒ 標準的データ収集は機械の故障の原因を特定できますが、多くの場合、故障の根本的な原因を特定するためには、クロスチャンネル解析が必要です。定期的データ収集に加え、高度なクロスチャンネルアプリケーションは、一貫性と計測されたチャンネル間で転送される相関関数を計測します。クロスチャンネル解析は、稼働中の実際のシャフトの動きを調べるのに役立ち、ひび割れや共振などの構造的問題を特定するため、振動データを向上します。クロスチャンネルデータは、通常は基準センサとその他3つまでのセンサの間で収集され、完全な転送関数、位相または一貫性のデータが全てのまチャンネルで使えます。

    実稼働振動形状(ODS) モーダル解析 ‒ ODSデータにより、実際の稼働振動データを使用したアニメーションで、機械の構造モデリングが可能になります。分析者は、機会が運転中にどのように動いているかを、視覚的に観察することができ、さらに構造的な補正の必要性を判断することができます。データは稼働している器械が間に収集され、構造的共振(通常はモーダル解析で見られる)とミスアライメントや、不均衡など稼働時の力が組み合わされた動きを示します。4チャンネルのデータ収集は、生産に影響なくすべての必要なデータを取得する、非侵入型の方法です。4チャンネルのデータ収集機能と、3軸ならびに通常の1軸加速度計の組み合わせで、ODSデータ収集を簡単かつ効率的に行うことができます。

    過渡解析 ‒ 高度な過渡解析ソフトウェアを使用すると、ポスト処理と分析のために、長時間にわたって静振動信号を保存することができます。これはターボ機械のコーストダウン、または短く反復的なデューティ·サイクル時の診断に不可欠です。他の製品とは異なり、CSI2140は、ソフトウェアでつなぎ合わせた複数の短いデータブロックでは無く、単一の連続ブロックデータとして過渡波形データを拾得します。この連続波形データが収集や診断に見逃しがないことを保証します。このデータは、CSI2140上で直接調べたり、AMS マシナリ・マネジャでライブ再生することができます。

    3軸加速度計は垂直、水平及び軸方向を同時に 計測します。

    現場でバランシング ‒ 高度なバランシングソフトウェアを使用すると、CSI 2140 を現場用バランシング機器として使うことができます。このアプリは、バランシングの問題に対して早くて効果的なソリューションのシンプルでまっすぐな操業と高度な技術を一つにします。視覚的なユーザーインターフェースが、バランシングのチェックリストを示すので、最低限のトレーニングで効果的な操作ができます。このソフトウェアは、単純な機械には標準モードを、より複雑な機械の場合には最大4プレーンの高度なバランシングモードに出来ます。全てのジョブの文書は、印刷したり、AMSマシナリ・マネジャに保存することができます。

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    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ June2016

    高度なバランシング高度なバランシングソフトウェアは、現場のバランシングの問題を解決するため、以下の2つのソリューションを提供します。

    ベクトル平均 - この技術者、計測に悪影響を与えるバックグラウンドの振動をシステム的に取り除きます。

    バランシングチェック - 特許技術により、作業員がバランシングをしてる間に機械の振動を自動チェックします。ログにより業務の障害となりうる構造的問題(緩みや共振など)を特定し警報を出します。その問題の構造的問題を修正する、回転機のバランスを修正するなどの対応ができ、健全な運転を続けることが出来ます。

    モータ電流分析 ‒ CSI 2140 は モータのリード線の周りに電流クランプを使用して、AC誘導モータの断線や回転バーの破損を検知する電流兆候解析 (MCSA = Motor CurrentSignature Analysis) エキスパートが標準装備されています。AMSマシナリ・マネージャのモータ診断モジュールと一緒に使用する場合、CSI 2140は、AC誘導モニタの回転子と固定子の状態を非侵入分析します。これは、標準的な電流クランプやエマソンの特許磁束制御用コイルの監視により、実現します。フラックス、温度、現在のデータが破損した回転子バー、高抵抗ジョイント、アルミ鋳造ロータ内の空隙、固定子巻線の短絡、そしてモータを回転させることなく、AC誘導モータの電圧アンバランスのようなモータに関連する電気的故障を識別するために使用することができます。

    電気分類工業環境で使用するために設計されたCSI2140は、防塵、スプラッシュ水密であることを証明するIP65認証を受けています。また、米国、カナダ、ヨーロッパで、FMおよびCSAクラス1ディビジョン2グループ(A、B、C、D)とATEXおよびIECEx ゾーン2 危険区域の国際的な安全基準に準拠しています。

    附属品オプション速度検知 ‒ シャフト回転速度を正確に検出することは、効果的に機械の状態を分析するために重要です。CSI 430 レーザー回転センサを使用すると、機械上に反射テープあるいは特定のマーキングをするために機会を停止することなくシャフト速度を 計測することができます。

    CSI 430 レーザスピードセンサは非常に狭いところでも、機械を止めずにシャフトの速度を測ることができます。

    3軸加速度計 ‒ モデル A0643TX は、革新的な3軸センサです。このセンサは機械にマグネットで取付けることができ、3方向全ての高品質な計測値を提供します。4チャンネルの CSI 2140 を使用して、ベアリングの全ての3測定方向のデータを同時に収集することができます。

    近接プローブ接続 ‒ BNCケーブルの使用で、保護システムからのオービット計測ができます。タコメータ用ケーブルの使用、位相相基準を読み取ることができます。構造解析 ‒ モーダルにチューニングされたハンマーの使用で、高度な構造解析が可能です。ワイヤレスヘッドホン ‒ 震動信号を聞くためのワイヤレスヘッドフォンの使用で、振動監視に別の要素を組み込むことができます。

    4チャンネル用付属品キット ‒ 4チャンネル用付属品キットには、CSI 2140 4チャンネル分析計に必要が全てが含まれています。簡単に装着できる入力アダプタは、一方より加速度データを、他方より電圧データを収集することが可能です。キットは、アダプタに加えて、ケーブル、加速度計、4チャンネル分析のほとんどすべてを実行するために必要な磁石を含みます。車載バッテリ充電器 ‒ 車用充電器は、遠隔地間のルーチンで CSI 2140 の充電を可能にします。外部バッテリ充電器の使用で、CSI 2140 で現場のデータを収集している間に予備のバッテリを車で充電することができます。

    外部バッテリ充電器 ‒ 予備バッテリを事務所で充電している間に、 CSI 2140 でデータ収集を行い、必要に応じて交換することができます。

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    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ June2016

    ハードウェア仕様外形寸法

    寸法 高さ248 mm (8.8”) 、 厚さ40 mm (1.57”) 、幅 226 mm (8.9”)

    重量 1.79 kg (3.95 lbs)

    液晶画面 151 x 115 mm (6” x 4.5”) カラーTFT LED バックライト付解像度 640 x 480 ピクセル。タッチスクリーン - XY 座標抵抗

    キーパッド タクティールドームボタン、 12 バックライト付タクティールドームボタン、エレクトロルミネセンス・パネル照明

    内蔵スタンド

    周囲温度制限

    -10℃~ 50℃ (-4℉ ~ 122℉)

    長期保管周囲温度制限 -20℃~ 35℃(-4℉ to 95℉)バッテリを含む 注1

    長期保管周囲温度制限 -40℃~ 65℃ (-40℉~ 150℉) バッテリを含まない

    保護等級 IP-65 等級1 高温環境で保管するとバッテリ寿命が大幅に減少します。

    バッテリと充電

    バッテリタイプ 充電式リチウムイオンバッテリ・パック

    7.2 ボルト (ノミナル) プロテクト出力パックでLED読み出し

    10時間以上の継続使用ができます

    充電時間 4時間 (Nominal)

    充電周囲温度制限 +10℃~ 35℃  (50℉~ 95℉)

    動作周囲温度制限

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    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ June2016

    計測仕様周波数分析

    A/D 変換 精度 24 ビット

    自動積分補正 0.2Hzまでの低い周波数を正確に測定することが可能

    アベレージモード 通常、指数、ピークホールド、オーダートラッキング、ネガティブアベレージ、同期時間

    カーソルスペクトル シングル、高調波、移動高調波、波帯及び波形用時間/周波数

    ダイナミックレンジ 20 dB ダイナミックレンジコンバータ周波数レンジ DC ~ 10 Hz 最少、 DC ~ 80 kHz 最大周波数単位 Hz, CPM, オーダーフルスケールレンジ 加速度計入力: 0-20 V, Volts input -20 V + 20 V ノイズフロア 1,000Hz最大周波数で400ラインスペクトルの場合通常20 µV 未満アベレージ数 ルートモードの場合5,000 、ジョブモードの場合10,000解像度 100, 200, 400, 800, 1600, 3200, 6400 或いは 12800 ライン解像度。

    ズームで最大300,000 ラインの有効解像度を提供応答 非積分およびDC結合信号に対しFlat ~ DC。

    オプションの ACカップリング: 1 Hz で-3 dBスケーリング リニアまたはログ(X および Yの両方)ウィンドウズ ハニングあるいはユニフォーム

    データ保存容量

    内蔵メモリ 1 GB

    外部メモリ SD (セキュアデジタル)。 32 GBまでの予備SDHC SDを使用し、事実上無制限のメモリ容量

    データ解析スピード

    400ライン、1000Hz スペクトル 67% オーバーラップ 6 平均/秒

    1600ライン、1000Hz スペクトル 67% オーバーラップ 3 平均/秒

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    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ June2016

    入力仕様入力信号

    2 mA、20 V (公称)、アナライザに内蔵 された定電流電源により加速度計チャンネル入力に接続されている加速度計などのセンサに電源を供給します。

    加速度入力 0-20 V

    100- mv/g 加速度計を使用する場合のフルスケールの振動レベルは +/- 90 g

    電圧入力 -20 V ~+20 V

    入力インピーダンス 125K Ω以上

    入力信号タイプダイナミック信号 1、2、4チャンネル

    DC 信号 1、2、4チャンネル

    RPM/タッチ信号 TTL パルス

    キーバッド入力 フル英数字入力

    4チャンネルデータ収集

    同時4チャンネル ダイナミック入力 + フェーズ

    同時4チャンネルDC 入力

    同時4チャンネル ルーチン収集 + フェーズ

    同時4チャンネル スペクトルおよび波形表示

    同時4チャンネル 過渡 + フェーズ

    同時4チャンネル ODS/モーダル + フェーズ

    同時4チャンネル V/変位 + フェーズ (スリーブベアリング監視用)

    同時2チャンネルオービット表示 [加速度計/変位](回転要素/スリーブベアリング監視用)

    同時4チャンネル クロスチャンネル + フェーズ

    現場のルート解析プロット上フォールト周波数重なり 振動ピークの原因を特定

    パラメータのトレンド 2年以上のトレンド、12パラメータまで

    色別警報 警報時の特定パラメータと警報値のパーセンテージを表示

    波形の自己相関 衝撃が周期的または不規則かの特定 入力センサ・タイプ

    ポータブルセンサ 加速度計、速度プローブ、RPM/タコメータ、温度センサ、フラックスコイル、電流クランプ、圧慮k鵜センサ、 圧力センサ、3軸加速度計、衝撃ハンマ

    固定センサ 電力出力を持つ任意の振動または 動的センサ;任意のDCタイプ信号

    フルスケール入力レベル

    加速度計チャンネルA、B、C、D;  電圧 A、B、C、D

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    CSI 2140 マシナリ・ヘルス・アナライザ June2016

    入力単位タイプ 振動信号タイプ 加速度: g

    振動: ミリ/秒 或いはインチ/秒

    変位: ミリ或いは ミクロン

    その他ダイナミック信号 任意ユーザー指定範囲

    DC 信号 任意ユーザー指定範囲

    1 ~ 100,000 RPMタコメータ入力レベル TTL 入力、非 TTL 信号調整機能内蔵、調節可能トリガーレベル。タコメータの

    入力は、一回当たりの回転パルスを測定して回転数を計測します。

    アドバンス収集

    PeakVue

    疑似タコ 隠れたシャフト用にタコメータパルスを生成復調 選択可能なフィルタ

    ワイヤレス

    Bluetooth 2.0 クラス 2 (オプション)

    通信範囲最大 10 m

    ワイヤレス 802.11 b/g

    通信範囲最大33 m

    RF 出力パワーオプション: 最大実効等方輻射電力 EIRP (mW) アンテナ利得 (dBi) 周波数帯- ETSI

    1.9 dBi 2402 - 2480 MHz

    1.4 dBi 2412 - 2472 MHz     Bluetooth 3.40 mW

      無線LAN 802.11b 87.30 mW

      無線LAN 802.11g 79.62 mW 1.4 dBi 2412 - 2472 MHz

    保証製造上の不具合に対して12か月の保証

    PC接続要件接続/出力 USB 2.0、 100メートル Ethernet.

    互換ソフトウェア AMS Suite: Machinery Manager v5.6 以上。最新の動作要件については、AMSマシナリ・ヘルス・マネージャ ソフトウェアの www.assetweb.com/mhm を参照してください。

    選択可能なフィルタ

    タコメータ入力

    回転範囲

  • CSI 2140 Machinery Health Analyzer june 2016

    日本エマソン株式会社エマソン・プロセスマネジメント・事業本部東京都品川区東品川1-2-5NOF品川港南ビル4F, 5FTEL: 03-5769-6800

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    精度 ‒ 25℃で行われた全計測値全ダイナミック入力チャンネル:

    周波数精度 (クリスタルベース) 0.02%

    非統合スペクトル振幅精度 3-20 Hz 測定用SSTで、3 Hz to 65 kHzの範囲で 5%、 0.001 - 10 Vrms 入力

    単一統合スペクトル振幅精度 0 Hz-20 kHzの範囲で5%、20 Hz- 20 kHzの範囲で3%

    DC 精度 0.1 V ~ 20 Vの入力範囲で3% +(5 mv)

    全体レベル(W/平均、バンド制限) 5 Hz ~ 65 kHzの範囲で5%、 0.001 to 10 Vrms

    ピークおよび位相測定:

    1X 同期ピーク精度 3 Hz ~ 1,500 Hzの範囲で3%、 0.01 ~ 10.0 Vrms

    1X 同期 位相精度 3 ~ 1,500 Hzの範囲で5度 (180- 90,000 RPM)

    タコメータ周波数精度 1~1,600 Hzの範囲で0.01% + (+/-0.1 rpm) CSI 2140 の危険場所認証

    Class 1 Division 2 Groups (A,B,C,D) CSA 適合

    Class 2 Division 2 Groups ( F, G) CSA 適合ATEX および IECEx ゾーン 2 ・ATEX certified to EN 60079-0:2012 & EN 60079-11:2012

    ・IECEx certified to IEC 60079-0 Edition 6.0 (2014) & IEC 60079-11 Edition 6.0 (2011)・IECEx Category Marking: Ex ic [ic] IIC T4 Gc (-20°C ≤ Ta ≤ 50°C)・ATEX Category Marking: II 3G Ex ic [ic] IIC T4 Gc (-20°C ≤ Ta ≤ 50°C)

    概要4 チャンネルの利点シナリオ強力なバッテリで現場への持ち運びが容易インテリジェント機能現場で実証された技術の蓄積要求に適うモジュール設計高度なバランシング電気分類付属品オプションハードウェア仕様計測仕様入力仕様PC接続精度 – セ氏25度で行われた全測定値25C

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