機能確認内容回答書 · web...
Post on 20-May-2020
2 Views
Preview:
TRANSCRIPT
別紙「統合型校務支援システム等の機能確認内容回答書」
※ 以 下 に 記 載 す る 要 求 事 項 等 に つ い て 回 答 の 欄 に , 対 応 を
実 施 す る 場 合 は 「 ◎ 」 , 実 施 不 可 の 場 合 は
「 × 」 を 記 入 し て く だ さ い 。
※ 同 等 以 上 の 提 案 及 び 代 替 の 提 案 の 場 合 は 「 ○ 」 と し , 別
途 提 案 内 容 の 説 明 箇 所 を 要 求 事 項 等 欄 な ど
に 明 示 す る こ と 。 ( 例 : シ ス テ ム 提 案 書 ● ペ ー ジ ●
● に つ い て )
1 基 本 事 項
要 求 事 項 等回答
(1)日常の業務処理における利便性の高いシステムの実現
わかりやすく使いやすい操作性を有すると共に,システムの応答時間も早く,柔軟性のある利用形
態や運用形態のとれるシステムを実現する。また,可能な限りタブレット等タッチパネルでの入力で
も操作しやすいシステムを実現する。さらに,システムに蓄積されたデータの二次活用が可能である
と共に,他のシステムとの効率的な連携がとれるシステムを実現する。
(2)セキュリティ対策の優れたシステムの実現
記憶媒体やネットワークを経由したコンピュータウイルスへの対応,個人情報保護への対応及び利
用者管理機能の充実,さらには情報ネットワークを含めた適正な管理体制の充実など,重要な情報資
産を守るためのセキュリティ対策に優れたシステムを実現する。
(3)可用性等を確保するシステムの実現
システムとしての障害が発生しにくい,また,障害が発生しても影響を最小化できるシステムの構
成を確実に実施し,運用管理や保守性においても充実したシステムを実現する。
(4)寿命が長く,将来的な変化に柔軟に対応できるシステムの実現
膨大な情報資源を管理するためのデータベース管理システム等を用いた効果的な管理体制を確立
し,情報資源のセキュリティ,信頼性,処理能力等が将来にわたっても低下しないシステムを実現す
る。また,利用者ニーズの多様化,社会情勢の変化及び組織等の見直しなどに伴うシステム変更・追
加の要請に対し,柔軟に対応できるシステムを実現する
(5)拡張性の高いシステムの実現
システム構築後においても,ソフトウェア・ハードウェアの両面から経済性に配慮した拡張や移行
が柔軟に行えるシステムを実現する。
2 システム整備等に係る作業の概要及び各種条件等
< シ ス テ ム 導 入 等 に 係 る 作 業 等 > ( 1 / 3 )
1
作 業 工 程 等概 要 及 び 各 種 条 件
等回答
①シ ス テ ム協議( 要件定
義)・設計
■システムについて,実現する処理機能の協議(要件定義)及びシステ
ム設計を行う。
※要求する処理機能については,「第2節 システムの機能等条件」に
示す。
※システムは, 一部,行政情報ネットワークとの共同調達機器及び回線
等を利用することから,鹿児島県企画部情報政策課との協議が必要と
なる場合もある。
②ソ フ ト ウ ェ ア ・ ハ ー ド
ウェア等の整備・設定
■システムの稼働に必要となるソフトウェア・ハードウェア等の整備及
び動作環境設定,動作確認等を行う。(稼働に必要なライセンスを含
む)
※必要と思われる増強・増設機器については,「(2)システムの構築
環境等-イ 整備機器一覧」に示す。
※必要に応じ, 既存サーバ機器,ラック及びその他機器等の移設・レイ
アウト変更( 積み替えや接続変更等) を含む。
( 2 / 3 )
作 業 工 程 等概 要 及 び 各 種 条 件
等回答
③仮想サーバの構築
■既存の教育情報ネットワークシステム仮想化基盤に,システムに適切
なスペックで仮想サーバを構築すると共に,システムを整備及び構築
し,適切なセキュリティ対策も行う。ただし,整備当初は必要最低限
の構成とし,利用状況を確認しながら構成やスペックの増強を随時
行っていくこと。また , 必要に応じ , 既存の仮想サーバの整理を行
い,資源の有効活用を行うこと。ただし, 既存の他システムに影響が
無いようにする。
④システムの開発及びカス
タマイズ
■本仕様書及び契約後のシステム協議(要件定義)・設計に基づき,シ
ステムに必要な機能を提供するプログラムの調達・作成を行う。パッ
ケージ製品を利用する場合は,必要部分についてのカスタマイズを行
う。
⑤システム試験
■カスタマイズ等を含むシステム開発部分については,単体テスト,結
合テスト等を実施する。
■個々の処理機能の検証,画面や帳票等の確認・検証,負荷試験等を行
い,処理誤りやバグ等の解消,システムの機能や処理レスポンスの改
善などを行う。
⑥運用試験・リハーサル
■仮稼働としての運用及び安定化のための異常処理や負荷のテストを行う。■本番データやリハーサル用データ等を用い,全体業務の流れに沿った運用リ
ハーサル及び負荷試験等を実施し,レスポンス改善や機能改善など,必要なシステムのチューニングや修正等を行う。
■運用リハーサル後のチューニングや修正等の課題解決及び改善状況等を踏まえ,システム全体としての本稼働について,総務福利課がシステムの稼働判定を実施する。
■運用リハーサルに関する手順やシナリオ等について,総務福利課と協力し,シナリオ作成を実施する。
2
⑦マスタ情報の登録
■システムを使用する上で必要なマスタ情報となるデータを登録する。職員情報は既存の認証システム等で利用されている職員情報を利用できるようにし,運用後の年度末の人事異動時の処理をできるだけ簡素化する。
■マスタ情報等の定期的なデータ更新が必要なものについては,保守作業として適正かつ円滑に実施する体制及び方法等を実現する。随時のマスタ情報の変更等については,総務福利課職員との役割分担を明確にし,委託者側が行うことが必要な場合は簡便な方法で行える機能等を実現すること。※生徒情報の登録については,各学校の担当者に行ってもらうが,登録作業の支
援を行うこと。
⑧運用管理・操作研修
■総務福利課が求める場合,システム稼働前の操作研修及び運用管理作業に係る研修を行う。
・操作研修:県下7か所(鹿児島地区,南薩地区,北薩地区,姶良伊佐地区,大隅地区,熊毛地区,大島地区),各1回の集合研修(研修内容については,最適な方法を提案すること。)
・運用管理研修:鹿児島県総合教育センター又は県本庁舎内にて,2回の集合研修として,総務福利課が指定する者への操作・運用管理研修(回数協議)
■研修の内容については,動画で撮影し,各学校での研修にも利用できるようにすること(新年度の担当者変更や初任者への研修に利用)。
⑨本稼働準備・支援■システムの本稼働に際し,準備等を実施すると共に,本稼働後の一定期間,立ち会い・サポート・業務支援等を実施すること。(システム利用職員からの質問に,総務福利課ヘルプデスクで十分に回答できる期間を設定すること)
⑩システム・成果品等検査
■システムの整備にあたり,検査調書を作成して受託者自身による検査
及び総務福利課職員等立ち会いによる検査を行い,検査結果を報告書
として作成し提出する。
<実施する検査の種別>
① 納入物品等検査 :機器及びソフトウェア等の納入物の仕様や数
量等の確認検査
② 整備設置等検査 :機器等の整備設置・工事等に関する確認検査
③ 設定及び稼働検査:システム環境設定,ソフトウェアインストー
ル,
稼働確認等に関する検査
④ システム機能検査:システム全体の処理機能に係る確認,処理結
果
確認,処理レスポンス確認等の検査( 運用テス
ト等にて実施)⑤ 成果品検査 :システム整備に係る全ての成果品に関する検
査
※①~⑤までの検査に関する調書は,受託者が検査を行う7日前までに
総務福利課へ提出して,内容の承諾を得ること。※①~④までの検査は,受託者自身が事前に検査を確実に実施し,総務福利課が検査結果の報告書を確認した後に,総務福利課職員等による立ち会い検査を実施するものとする。
( 3 / 3 )
作 業 工 程 等概 要 及 び 各 種 条 件
等回答
3
⑪業務全体の管理
■システム整備業務全体の管理作業等を行う。
<業務全体の管理における厳守事項>
① 会議や打合せ等の議事録は,終了後5開庁日以内に必ず総務福利
課へ 提出し, 確 認 を求 める こと ( 電子デー タによる 提出でも
可) 。
② 課題管理については,課題内容や課題発生から対応・解決までの
進捗状況について記載した,課題の個票及び一覧表等を作成し,
電子データ等による迅速な受け渡しを総務福利課と必ず実施する
こと。
③ Q&Aやその他の照会等の管理についても課題管理と同様に実施
すること。
※進捗状況の管理を含め,総務福利課との情報共有を迅速かつ確実に実
施すること。※システム整備等における全ての業務管理及びその他関連する作業等の全てが
業務管理の範囲である。
⑫システム等の保守及び瑕
疵担保責任
■システムの納入完了から 1年間の保守を行う。また,納品完了から1年以内に成果物に瑕疵が発見された場合,機能不具合対応や障害対応等の改修を,総務福利課の指定する期限までに瑕疵担保責任として無償で行う。
3 システムの構築環境等
ア 整 備 ソ フ ト ウ ェ ア 等 要 件
項 目 等 機 能 ・ 規 格 等 の 要 件回答
ソフトウェア等 ■システムを稼働させるにあたり,必要となるソフトウェア ( 必要ライ
センス含む) 等の全てを適正に整備すること(必要に応じOSやDB
を含む)。
■原則として,構築時点で製品化され,安定した稼動の実績があり販売
終了品でないこと(指定品についてはこの限りでは無い。)。契約時
点で製品化されていない製品の整備を行う場合は,技術的要件を満た
すこと及び納入期限までに製品化され納入出来ることをメーカー等が
証明する機能等証明書を添付すること。
■整備機器ソフトウェア等のユーザ登録及びライセンス登録について
は,総務福利課の指示に従い実施すること。
■システムは,教育情報ネットワークの校務用LANに接続している校
務用パソコンで利用できること。利用者及びパソコン台数に関係な
く,増減には柔軟に対応できること。
<システム利用拠点>
① 県立高等学校 61 校 (内,中高一貫教育校 1 校(高等
部))
※開陽高校は一部機能限定での利用となる
② 特別支援学校 16 校 ※一部機能限定での利用となる
③ 教育庁 10 所属(本庁+総合教育センター)
<システム利用対象者>
① 校務(学校事務)
・対象者:システム利用拠点の学校教職員,教育委員会
(約4,800 人)
※原則として,個人認証登録職員とする。
・利用パソコン:校務用パソコン
② eポートフォリオ(学びの記録)及び出欠管理の一部機能
・対象者:システム利用拠点の全生徒及び学校教職員
(約30,000 人)
4
・利用PC:校務用パソコン及びブラウザ表示機能をもつ各種端末
※詳細なシステムの利用拠点と当初の利用者及びパソコン台数は「別紙
1-2_ システム利用学校拠点一覧」を参照。
※利用パソコンのOSと利用ブラウザの仕様を下記に示す。
・OS:Windows 10 (64bit) ,iOS,Chrome OS ・ブラウザ: InternetExplorer11,Safari ,Chromiumベースブラウ
ザ
※校務用LANとは,各学校において教員の業務用に総務福利課が整備
した教育情報ネットワークのこと。なお,学校には生徒が利用するパ
ソコン室等用に総務福利課が整備した生徒用LANが整備されてお
り,校務用LANと生徒用LANは分離され直接的な通信はできな
い。
※校務用パソコンとは,校務用LANに接続が許可された教員の業務用
パソコンのこと。
※注記
■システムは,既存校務用パソコンを使用して業務を行うこととするため,システムを利用するに当た
り必要となる措置は全て行うこと。
イ 整 備 機 器 一 覧
項 目 等 概 要 / 用 途回答
既設仮想化基盤用増設ハー
ドディスク
■既設仮想化基盤システム
・機器名:VxRail※詳細な機器構成については,既設仮想化基盤システム保守業者へ
確認すること。
■ハードディスク増設
・統合型校務支援システムの整備には,既存仮想化基盤システムへの
ハードディスク増設が必要であるため,以下に示す外付けハード
ディスクを用意し,増設に必要となる作業(設置・設定・保守等)
を既存仮想化基盤システム保守業者に依頼すること。
なお,依頼費用は本業務費用に含めることとし,受託者側のハード
ディスク増設に必要な費用は以下となる。(一部,総務福利課提供
機器あり)
【
外
付けハードディスク構成:UNITY XT 380】 ・システム:DELL EMC UNITY XT 380 (数量:1)
№ 製品型番 製品名 数
量
1 D4SFP10I UNITY CNA 4X10GBE OPT SFPS 1
2 C13-PWR-2 C13 POWER CORD PAIR JISC8303 PLUGS 2METR
1
3 D4FC-2SFX-400
D4 400GB FAST CACHE 25X2.5 SSD 3
4 D4-2S10-1200
D4 1.2TB 10K SAS 25X2.5 DRIVE 5
5 D4SP-4X600-10K
D4 SYSPACK 4X600GB 10K SAS 25X2.5
1
6 D4ODPEKIT UNITY 380 DPE INSTALL KIT 1
7 D4BD6C25FLL
UNITY 380 DPE 25 X 2.5 DELL FLD RCK
1
5
受託者側費用 1,656,600円(税抜き)
8 PROSUPPORT PLUS 4HR/MC HARDWARE SUPPORT
1
【総務福利課提供機器】
・上記外付けハードディスク構成「№4 」「№5 」の機器は,総務
福利課で用意し提供する。
■既設仮想化基盤システム保守業者
・納入業者:ネットワンシステムズ株式会社
・担当者 :西日本事業本部 九州沖縄営業部 営業第1チーム
久原 七郎 氏
※注記
■機器保守一元化の観点から,平成27 年度に教育情報ネットワーク整備において,仮想化基盤システ
ムを納入した業者(ネットワンシステムズ株式会社)に設定及び保守を委託すること。
■外付けハードディスク増設に伴い,別途「既存仮想サーバ用スイッチ(2 台)型番:Juniper EX4550-32F」との接続用に,
「SFP+(SR )モジュール4 個(2 個×2 台)」を用意すること。
■上記以外でもシステム運用に必須となる物品等がある場合は,本業務費用の中で用意すること。
■機器等の筐体等には,装置名,設置年月,設置者名等を明記した銘版をつけること。
■システムは,原則として365 日24 時間稼働を基本とするため,信頼性及び耐久性の優れた機器等を
採用し,稼働状態等を保証すること
4 システムの全般的な考え方
要 求 事 項 等回答
アシステムで登録したマスタやデータは,原則として二次活用できるように Excel 形式やcsv 形式
で出力可能な仕組みとする
イシステムは同じ情報を二重登録しないで済むように,各機能は簡単に年度をまたいでデータの引
継ぎができること。また,各機能をまたがり連係,連動した動作ができること。
ウ可能な限り,LDAP やAD 等の既存システムとの連係を図り,システム稼働後の運用管理につい
ても効率化を目指す。
エ
システム内における人名の外字については,原則として IPAmj フォントを基本とする(戸籍統一
文字、住民基本台帳ネットワークシステム統一文字、登記統一文字を含むこと)。なお, IPAmjフォントに存在しない外字用として,手書きした氏名を画像として登録し,その画像を特定の帳
票に印刷できる仕組みとする。
5 納入期限
要 求 事 項 等回答
納入期限は,令和3年3月31 日とし,納入期限までに仕様内容のすべてを完了すること。
システムの本稼働は令和3年4月1日からとする。ただし,本稼働30 日前から利用者側で本稼働に必
要なデータの入力等が行える状態とすること。なお,利用者側でシステムへデータの一括登録が可能と
なるデータ作成用テンプレート等を,本稼働60 日前までに提供することとし,本稼働30 日前からは
作成したデータをシステムへ一括登録可能とすること。
6 納入場所
要 求 事 項 等回答
6
鹿児島県本庁舎内の総務福利課が示す場所に納入すること。
7 作業に係る成果品 < 成 果 品 の 概 要 > ( 1 / 2 )
項 目 等作 成 形
態回答
統合型校務支援システム整備,ソフトウェア・機器導入,その他作業に関して作成し,提出すること。
1 統合型校務支援システムの整備関連
■統合型校務支援システム及び付随システム 契約後協議
■統合型校務支援システム設計書等
(システム協議書/基本設計書/詳細設計書/システム開発標準規約など)
Windows Office製品
■統合型校務支援システム等の全体システム構成図Windows Office製品
■パッケージソフトウェア関連資料
(設計資料,マニュアル等)※パッケージ製品の場合
製 品 添 付 資 料
( 電子データ)
■システム試験仕様書兼結果報告書Windows Office製品
■データ入力・登録等設定内容書
(各種マスタ,利用者情報,その他)
Windows Office製品
■システム操作マニュアル
( 統合型校務支援システムの全てについて)Windows Office製品
■システム運用管理マニュアル
( 統合型校務支援システムの全てについて)Windows Office製品
■システムFAQ集Windows Office製品
2 ソフトウェア及び機器の整備・設定関連
■ソフトウェア及び機器整備一覧表
( 仕様・性能及び数量等を記載)Windows Office製品
■機器配置図( レイアウト図)Windows Office製品
■機器接続系統図( 整備機器等の接続系統図)Windows Office製品
■機器設定内容書( 機器及びソフトウェアを個別に作成)Windows Office製品
■機器等設置場所一覧表
( 整備機器等の設置場所が記載された一覧表)Windows Office製品
3 システム・成果品等検査関連
■納入物品等検査結果報告書Windows Office製品
■整備設置等検査結果報告書Windows Office製品
■設定・稼働検査等結果報告書
( システム環境設定,ソフトウェアインストール,稼働確認等)Windows Office製品
■システム機能等検査結果報告書
( システム全体の処理機能確認,処理結果確認,処理レスポンス確認等)Windows Office製品
( 2 / 2 )
項 目 等 作 成 形 回
7
態 答
4 その他関連
■業務全体の管理等に係る資料
・統合型校務支援システム整備に係るマスタースケジュール
・進捗管理報告書( 月次)・議事録
・課題管理票( 個票) ・課題管理一覧
・Q&A管理票( 個票) ・Q&A管理一覧
・その他照会等管理票(個票)・その他照会等管理一覧
Windows Office製品
■システム整備連絡体制図( 会社,要員体制,連絡先等)Windows Office製品
■システム保守連絡体制図
( 会社,要員体制,通常連絡先,緊急連絡先等)Windows Office製品
■保証書( 必要に応じ,ユーザ登録等を済ませて提出) 製品添付資料
■その他特に指示するものWindows Office製品
※注記■各種作成・提出する書類は,紙媒体での提出( 2式) ,記憶媒体(CD-R:2式) で提出すること( 紙
での提出を指定しているものは除く。) 。
8 成果品等の帰属
要 求 事 項 等回答
( 1 ) 本 仕 様 書 に 従 っ て 作 成 さ れ た 資 料 及 び 成 果 物の 著 作 権 の 取 扱 い は , 次 の と お り と す る 。
ア
受託者は,著作権法(昭和45 年法律第48 号)第21 条(複製権),第26 条の2(譲渡
権),第26 条の3(貸与権),第27 条(翻訳権・翻案権等)及び第28 条(二次的著作物の
利用に関する原著作者の権利)に規定する権利を,総務福利課から受託者に対する契約金額の支
払が完了となった時をもって総務福利課に無償で譲渡するものとする。受託者は,総務福利課の
同意なく著作者人格権を行使しないものとする。
イ
総務福利課は,著作権法第20 条(同一性保持権)第2項第3号又は第4号に該当しない場合に
おいても,その使用のために,仕様書等で指定する物件を改変し,及び,任意の著作者名で任意
に公表することができるものとする。
ウ受託者は,総務福利課の書面による事前の同意を得なければ,著作権法第18 条(公表権)及び
第19 条(氏名表示権)に規定する権利を行使することができないものとする。
エ
システム内における人名の外字については,原則として IPAmj フォントを基本とする(戸籍統一
文字、住民基本台帳ネットワークシステム統一文字、登記統一文字を含むこと)。なお, IPAmjフォントに存在しない外字用として,手書きした氏名を画像として登録し,その画像を特定の帳
票に印刷できる仕組みとする。
( 2 ) 受 託 者 は , 総 務 福 利 課 の 事 前 に よ る 書 面 の 同意 を 得 な け れ ば , セ キ ュ リ テ ィ に 関 す る 事 項 を 公表 又 は 第 三 者 に 対 す る 情 報 提 供 を す る こ と が で きな い も の と す る 。
( 3 ) 本 業 務 の 履 行 に 当 た り , 生 じ る 特 許 権 等 の 産業 財 産 権 を 受 け る 権 利 に つ い て は , 次 の と お り と する 。ア 産業財産権を受ける権利の対象となる発明又は考案(以下「発明等」という。)が,主として総
務福利課の技術指導によるものである場合については,その産業財産権を受ける権利は総務福利
課に帰属する。
8
イ発明等が,主として受託者の創意研究によるものである場合については,その産業財産権を受け
る権利は受託者に帰属する。
ウ前記の場合において,その帰属の判定が困難な場合については,総務福利課及び受託者の共有と
する。
( 4 ) 本 業 務 の 履 行 に 当 た り , 第 三 者 の 著 作 権 及 び産 業 財 産 権 等 に 抵 触 す る も の に つ い て は , 全 て 受託 者 の 責 任 と 費 用 を も っ て 処 理 す る こ と 。
9 瑕疵担保責任に関する事項
要 求 事 項 等回答
( 1 ) 受 託 者 は , 整 備 し た シ ス テ ム 及 び 機 器 等 ( 以下 「 シ ス テ ム 等 」 と い う 。 ) に つ い て , 適 正 か つ安 定 的 な シ ス テ ム 等 稼 働 状 態 の 維 持 を 実 現 す る ため , 故 障 ・ 障 害 時 等 に お け る 修 理 ・ 交 換 を , 納 入完 了 後 か ら 1 年 間 は 瑕 疵 担 保 責 任 と し て 実 施 す るこ と 。
( 2 ) 瑕 疵 担 保 責 任 期 間 中 の 保 守 に 関 す る 各 種 条 件に つ い て は , 次 の と お り と す る 。
ア
故障・障害時の保守対応等について,システム等に関する各種問題点や故障・障害等が生じた場
合には総務福利課からの連絡・要請によって迅速に対応し,原因の究明・切り分け・対処・復旧
等までを確実に実施すること。
イ
必要に応じ,システムを構成するOS を含むソフトウェア等へのセキュリティパッチの適用,
サービスの修正,更新等のメンテナンスを受託者の負担で行うものとする。作業については,総
務福利課と連絡・調整を行い,システムの利用に可能な限り影響がないように調整を行った上で
実施すること。
ウ
システム等への各種資源等のフィードバックが必要な場合,システム等の信頼性やパフォーマン
ス等の低下防止を目指す観点から,十分な検証を行った後に適正な注意をはらいながら,フィー
ドバックを実施すること。
エ保守を行う場合は,総務福利課の指示のもとに,システム等の保守業者及びネットワークの保守
業者も含め,お互いに連携を取りながら迅速かつ確実に対応を実施すること。
オ整備したシステム等に関するバグ等の解消については,故障・障害時の対応だけでなく,事前の
予測・発見が可能な場合も実施すること。
カ
故障・障害及びバグ対応等によってシステム等の利用操作や仕様等に変更が発生した場合,各種
ドキュメント類(設計書等)の改版及び操作マニュアル等変更のための情報提供を,迅速かつ確
実に実施すること。
キ
故障・障害及びバグ対応等にあたっては,あらかじめ規定した報告書(現象,原因問題点,対応
方法等その他について記述できる処理票的なもの)を必ず作成して,総務福利課に提出を行うこ
と。
ク 保守等を実施するにあたり,必要となった物品及び作業等に関わる経費は無償とすること。
( 3 ) 瑕 疵 担 保 責 任 期 間 中 の 保 守 の 体 制 に つ い ては , 次 の と お り と す る 。
システム全体のボリュームを勘案し,迅速かつ確実に対応するため,保守業務に対応可能な要員
の数,業務・技術スキル及び各種能力を設定し,保守業務を実施すること。
(日常又は緊急時等の連絡網の整備及びその他関連する事項等を明確にして体制を組むこと。)
・原則として,受付は24 時間365 日対応すること。
・障害対応は業務時間内(8時 30 分~17 時15 分)の障害受付の場合は即日対応とするこ
9
と。業務時間外の受付の場合は原則として翌日業務開始時間での対応とするが,総務福利課が緊
急と判断した場合は即対応すること。
・迅速復旧のための初期段階は電話等で対応可能とするが,必ず現場にて状況確認し,正常稼働
への立会いを実施すること。
・システムのメンテナンスについては,リモート形式は原則不可とする。
10 受託者の義務(1/2)
要 求 事 項 等回答
( 1 ) 遵 守 す る 項 目
ア 受託者は,契約締結後速やかに,作業工程・作業体制等を記載した実施計画書を提出すること
イ 労働安全規則に従い,常に安全管理に必要な措置を講じること。
ウ受託者は,本仕様書に明記されていない細部の事項については総務福利課の指示に従うものと
し,たとえ指示がない場合でも当然なされなければならない事項は,これを省略してはならない
エ受託者は,本仕様書で構築を行うシステムの安全性,信頼性及び情報システムへのセキュリティ
の確保を始め,最新技術の導入及び将来への拡張性に配慮し,作業を行うこと。
オ受託者は,本仕様書を遂行するに当たって,防火・防犯に十分注意し,その発生原因が受託者の
責任による場合は,受託者の責任において処理すること。
カ設備等の保護には十分留意し,万一破損等が生じた場合は,受託者の責任において処理するこ
と。特に,総務福利課及び各県立学校の平常業務に支障なきよう留意すること。
(2/2)
要 求 事 項 等回答
キ受託者は,納入に係る詳細な資料等の作成に当たっては,事前に総務福利課と協議の上,必要に
応じて現場調査を行うものとする。
ク受託者は,守秘義務を厳守すること。また,本仕様書及び構築について知り得た事項は外部に漏
らさないこと。
ケ 受託者は,作業に際しては,社員証若しくは社名入りの名札等を常に携帯すること。
コ 作業の実施に際し提供を受けた電子データや紙媒体等の資料や情報は適切に管理すること
サ
提供した資料や情報の流出が確認された場合,速やかに総務福利課へ報告すると共に流出経路及
び流出規模等を特定し情報流出の拡大を防ぐこと。なお,流出が原因による被害が確認された場
合は受託者が責任をもって対応することとし,それに係る費用についても受託者が負担するこ
と。
シ本仕様書に示された内容以外で必要な事項については,総務福利課と受託者の間でその都度協議
するものとする。
11 その他
要 求 事 項 等回答
(1)必須条件
ア 本仕様書で示す「第1節 基本事項」に記載されている項目については,必須条件とする。
( 2 ) そ の 他
ア 本仕様書で示す「総務福利課」とは,「鹿児島県 教育庁 総務福利課」の略称をいう。
イ 契約後の本仕様書の解釈は総務福利課によるものとする(必要に応じて,速やかに総務福利課と
10
協議を行うこと。)。
ウ
本仕様書に定めるシステムの契約が終了した後,総務福利課が次期システムを別途整備する際に
は,システムで登録したマスタやデータ等各種電子データの提供について,次期システムへの移
行に必要なデータ抽出作業等を無償で実施すること。。
エ令和3年度に教育情報ネットワークシステムの再構築があるため,再構築設計への協力及び再構
築後の新サーバ等へのシステム移行について実施すること。
12 システムの機能等条件
( 1 ) 統 合 型 校 務 支 援 シ ス テ ム ( 校 務 用 L A N ) ( 1 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
1 基本機能 参照:別紙2-1_ システム基本画面イメージ
ア 学校情報 a 学校情報として,学校名を管理できること。
b学校名については,通常業務で使用する学校名と,公簿に記載す
べき正式名で管理できること。
c 学校情報として,学校の郵便番号,住所等を管理できること。
d 学校情報を登録・編集できること。
イ 学科情報
a
学校ごとの学科情報(学科内の系統設定(平均算出に利用するた
め複数設定できること),学科や系統別の男女別在籍者数及び休
学者数(自動集計) ,学科や系統 別 の教育課程表(PDF保
存),時間割表(PDF保存))を管理できること。
b学校ごとの設定教科情報を設定できること(教科名)。なお,登
録数は制限を設けないこと。
c学校ごとの設定科目情報を設定できること(教科名,科目名)。
なお,登録数は制限を設けないこと。
( 2 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
1 イ 学科情報
d
学科・系統ごとの選択教科・科目等を管理できること(成績管理
や出欠管理における科目等名として表示する。)。さらに,学
科・系統内で,学年別に選択できる教科・科目等を管理できるこ
と(科目等ごとの単位数,選択者によっての増単位の有無)。
e 学科情報を登録・編集できること。
ウ 教職員情報a
教職員(ユーザ)の氏名(姓,名)・ふりがな・略氏名を登録で
きること。
bユーザ情報として,その教職員の所属及び役職を登録・編集でき
ること。
c 各情報は,アクセス権によって制限されるしくみを有すること。
d 所属及び役職とその期間に応じたアクセス制御ができること。
e
セキュリティ確保のため,登録されている教職員の所属及び役職
によって,機能ごとに使用可・不可や削除・更新及び印刷可・不
可等の権限設定が可能なこと。
f
アクセス権限については,学校(管理職)が自由に追加・編集で
きること。また,ユーザごとの権限および利用可能な機能が分か
る一覧表が作成できること。
11
g1人のユーザが複数の所属及び役職をもてるようにし,所属(16項目程度)ごとに役職(8項目程度)を設定できること。
hユーザ情報は,既存統合ID管理システム(LDAP)から,教
職員情報を一括で取り込むことが可能なこと。
i 登録できるユーザの数には制限がないこと。
jデータ保護の観点から,年度移行後,過年度のデータは,特定の
権限を持ったユーザのみが閲覧・編集できること。
k
教職員情報の登録・編集ができること。
※個人および複数人の各情報を,Excel 形式およびcsv 形式等で
新規・追加の一括登録可能なこと。
エ 生徒情報a
生徒及び保護者等の氏名(姓,名),ふりがなを登録できるこ
と。
b
生徒及び保護者等の氏名については,(家庭の特別な事情により
正式名を教室で利用できない場合など)通常,授業中などに使う
氏名(通称名)と,住民票に記載されている氏名(正式名)を管
理できること。
c 生徒の家族構成を登録できること。
d生徒の写真を登録・表示できること。ファイルの容量が指定より
大きい場合は,指定の容量まで自動圧縮して登録出来ること。
e通知表においては通称名,指導要録などの公簿においては正式名
というように,帳票によって使い分けができること。
f生徒の住所,連絡先,生年月日,性別,保護者等の住所,緊急連
絡先等の情報を登録・編集できること。
g学科/学科内の系統/選択科目等/代替科目 ( 総探や情報等) /クラス/選択講座などの情報を個人ごとに管理できること。
h各学年・学期に所属した部活/資格などの情報を管理できるこ
と。
i
地区情 報/出身中/入学時 の障 害 の状態 ( 障 害 の種類と程度
等。PDF保存が可能なこと。)/中学校からの引継事項の情報な
どを登録できること。
j生徒の基本情報として,項目を増やして表示できること(項目例
として,通学方法,バス路線,手帳,居住地区など)
( 3 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
1 エ 生徒情報
k
入学/編入学/転入学/転学/退学/留学等/休学/卒業/進学
/就職などの異動区分及び異動日,異動元(先)の情報などを登
録できること。
※(例)転学の場合,学校名,所在地,課程の種類,学科名,転
入学年,備考を記入する。
l各学年において所属したクラス,指導要録の整理番号,担任の氏
名,校長の氏名を表示できること。
m 生徒情報として,任意の数・名称の備考欄を設けられること。
n
備考欄は,個人情報保護のため,転出入や進学の際に情報が自動
的に転入先に引き継がれる情報と,引き継がれずに元の学校での
み保持される情報がそれぞれ管理できること。
o 次年度の新入生の生徒情報を,前年度中からあらかじめ登録でき
12
ること。なお,前年度中は,次年度の情報は権限のある者のみア
クセス可とする。
p 生徒の検索を行うことができること。
q住所録や名列表など,一般的な名簿については,あらかじめ様式
を作成し簡単に出力できること。
r生徒情報等に登録されている情報を組み合わせて,学校で任意の
生徒名簿を作成できること。
s 登録できる生徒数には制限がないこと。
t 出身中,転出入,就職,進学などを登録できること。
u 卒業予定の生徒に対して,進学先,就職先を登録できること。
v
生徒情報の登録・編集ができること。
※個人および複数人の各情報を,Excel 形式およびcsv 形式等で
新規・追加の一括登録可能なこと。
オ 異動等処理
a
進級等処理ができること。なお,3月末以外にも,4月末に学級
編制することがあるため,特別支援学校の小中学部については対
応できること。
b
システム内で管理されている学校へ転学する際,生徒情報,指導
要録の情報,健康診断の情報等を自動的に引き継ぐことができる
こと。
c
異動等処理の登録・編集ができること。
※個人および複数人の各情報を,Excel 形式およびcsv 形式等で
新規・追加の一括登録可能なこと。
カ クラス編成情報a
任意の数/名称のクラスを作成でき,生徒を任意のクラスに所属
させることができること。
b 出席番号を採番できること。
c
出席番号を男女混合で採番するか,男女別々に採番するか学校で
選択できること。番号は,男女別々の場合,男女と女男の順が選
べ,連続番号と男女各開始番号指定を,選択できること。
d クラスごとに担任,副担任が設定できること。
e 担任・副担任は複数登録でき,期間を管理できること。
f
習熟度授業など所属しているクラスとは別の授業グループを任意
の数・名称で登録できること。また,授業グループは,科目と結
びつけること。なお,授業グループに生徒を登録できることと
し,生徒登録はできるだけ簡単に行えること。
( 4 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
1 カ クラス編成情報
g
次年度のクラスを前年度中から登録できること。なお,前年度中
には,次年度のクラス情報は,権限のある者のみアクセス可とす
る。
h 生徒の所属情報は,年度内の学校内異動にも対応できること。
i
クラス編成情報を登録・編集ができること。
※個人および複数人の各情報を,Excel 形式およびcsv 形式等で
新規・追加の一括登録可能なこと。
キ 保健調査情報 a アレルギー情報が管理できること。
13
b 予防接種歴情報が管理できること。
c 主な既往歴情報が管理できること。
d 感染履歴情報が管理できること。
e その他,保健関係の自由記述ができること。
f
保健調査情報を登録・編集ができること。
※個人および複数人の各情報を,Excel 形式およびcsv 形式等で
新規・追加の一括登録可能なこと。
ク 部活・資格情報
a
部活/資格などを登録・編集ができること。
※個人および複数人の各情報を,Excel 形式およびcsv 形式等で
新規・追加の一括登録可能なこと。
ケ その他情報 a 授業日数情報などが,学年・学科ごとに管理できること。
2 出欠管理 参照:別紙2-2_ 出欠入力画面イメージ
ア 出欠情報
a
各生徒の出欠情報を登録できること。なお,忌引,出席停止,事
故欠,公欠,校長承認留学,休学については,日付を指定して出
欠情報を事前に登録できること。
b出欠情報を「詳細管理:始業・授業単位・終業」/「簡易管理:
始業・終業」と切り替えての登録・編集・管理ができること。
c
出欠は[日付]→[校時選択]→[教科選択]→[科目等選択]
→[授業コース選択]→[クラス選択]の操作を行うことで,事
前の時間割設定無しで日々の出欠登録・編集・管理ができること
(出欠登録を行うことで, 日々の時 間割ができあがるイメー
ジ)。
d出欠操作時の選択は,教員ごとに選択パターンを登録できるな
ど,操作を簡素化できる機能を備えること。
e
生徒ごとに,日ごとの備考欄を設け,他の機能で登録された生徒
の保健室利用情報,欠席連絡,教員による修正記録などが瞬時に
表示できること。また,直接入力も可能とすること(備考欄に
は,時刻(出欠の当日以外は日付で),内容,入力者名(略名)
を表示)。
f
各時間の教科担任の出欠登録の選択肢は,以下の文字で表示する
こと。(始業時におけるクラス担任の選択肢も同じ)
○:出席,/:欠課,キ:忌引,テ:出席停止,公:公欠,他:
その他
※その他を選択した場合は,備考欄に理由を入力できること。
※出欠登録の考え方は,「参考資料1_ 出席簿に使う文字の意味
について」を参照。
g
1日の終業時におけるクラス担任の選択肢は,以下の文字で表示
すること。
○:出席,欠:病欠,ジ:事故欠,遅:遅刻,早:早退,遅早:
遅刻後早退,△:欠課あり出席,キ:忌引,テ:出席停止,公:
公欠,留:校長承認留学,休学:休学,×:休業日,他:その他
※上の文字以外にも,5種類程度を各学校で登録し利用できるこ
と。
※その他を選択した場合は,備考欄に理由を入力できること。
※出欠登録の考え方は,「参考資料1_ 出席簿に使う文字の意味
について」を参照。
( 5 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
14
2 ア 出欠情報
h
生徒ごとに,日ごとの状態を,担任が1日の状況を始業時と終業
時に主な理由を選択入力できる内訳欄を設けること。なお,出欠
状況に応じて選択肢が変わること。また,直接入力も可能とする
こと。
※内訳欄の選択項目は,「参考資料1_ 出席簿に使う文字の意味
について」を参照。
i
出席登録は,デフォルトでクラス一括登録,もしくは出席以外の
登録だけで完結するなど,できるだけ登録操作を簡素に,また,
システム的にも動作が遅くならないように工夫すること。
j
クラス担任は,教科担任の入力ミスを修正できるようにするこ
と。なお,修正時には,修正箇所が分かるように表示し,修正期
日と修正箇所および修正者が備考欄等に明示できること。
kインフルエンザなどによる学級閉鎖の場合は一括で設定できるこ
と。
l授業日数はインフルエンザなどによる学級閉鎖などにも対応でき
るように,学級ごとに登録・管理できること。
m学校行事などのイベントの場合は,全校・学年・クラスなど一括
で設定できること。
n 出欠情報は,瞬時にシステムに反映されること。
oデータ修正は2週間後までとし,それ以降は管理職のみ修正がで
きること。
イ 簡易出欠処理
a
校務用パソコン(校務用LAN接続端末)又は校務用パソコン以外
の端末(校務用LAN外接続端末)から,簡単に出欠情報を入力
し,統合型校務支援システムに反映できる仕組みを用意するこ
と。
ウ 欠課一覧管理a
欠課一覧表は,学科・系統・学年ごとに,学期末,学年末時点で
登録できること(登録数は制限を設けないこと。)。
b欠課時数として,忌引,出席停止,事故欠,公欠を含むかどう
か,学校全体として設定できること。
c 欠課一覧表は,集計日(集計期間)を設定して処理できること。
d
各科目で,下記計算によって算出された数値よりも,欠課時数が
上回っている生徒の欠課時数については,以下の強調表示をする
こと。
※赤文字表示
(科目単位数)×35×(集計日の学校授業日数)÷(学校予定
全授業日数)×(1/3)
※赤太文字表示
(科目単位数)×35×(集計日の学校授業日数)÷(学校予定
全授業日数)×(1/2)
e
下記計算によって算出された数値よりも,出席日数が下回ってい
る生徒の授業日数については,以下の強調表示をすること。
※赤文字表示 (集計日の学校授業日数)×(2/3)
※赤太文字表示 (集計日の学校授業日数)×(1/2)
エ 出力帳票 a 欠課一覧表,出席簿,月間出席簿,年間出席簿,科目等別出席
簿,学校日誌,出欠席集計表(学年全員分の出欠状況の一覧,内
訳の数の集計されたもの)に必要なデータをセットし印刷できる
こと。
※科目等別出席簿は月ごとで印刷。いずれの出席簿も,常に最新
の情報で,随時印刷可能であること。
15
b欠課一覧表は,任意の期間で集計して出力できるようにするこ
と。なお,出力は権限によって制限できること。
( 6 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
3 成績管理
ア 成績一覧管理
a
成績一覧表は,学科・系統・学年ごとに,定期考査得点,学期末
評点,学年末評点,その他の考査を登録できること(登録数は制
限を設けないこと。)。
b
各一覧で処理する科目等の登録,科目ごとの欠点基準の有無,合
計点におけるクラス順位の有無の設定を行い,成績データ(得
点,評点)の入力によって,成績一覧表が作成できること。な
お,各生徒の科目等合計点は,自動計算と手入力の切り替えを可
能にすること。
c
各科目で欠点基準を設けることができ,欠点が強調表示されるこ
と。
※欠点基準は,学年平均の半分,系統平均の半分,任意の数値入
力の3種類から選べること。
イ 評定一覧管理a
評定一覧表は,学科・系統・学年ごとに,学期末,学年末時点で
登録できること(登録数は制限を設けないこと。)。
b各一覧で処理する科目等の登録を行い,成績データ(評定)の入
力によって,評定一覧表が作成できること。
ウ 観点一覧管理a
観点一覧表は,学科・系統・学年ごとに,学期末,学年末時点で
登録できること(登録数は制限を設けないこと。)。
b各一覧で処理する科目等の登録を行い,成績データ(観点)の入
力によって,観点一覧表が作成できること。
エ 一覧( 成績,評
定,観点)全般a 成績データ入力が完了した時点で,一覧表が作成できること。
b成績データを,システムからcsv 等で出力された枠に入力して,
そのファイルを取り込むことでデータが反映されること。
cエクセル上でコピーした成績データを,システム上の成績データ
入力画面に貼り付けることで,データが反映されること。
d
過去の成績データ修正は個々の教職員にて任意に行うことはでき
ず,特定のユーザに特別な権限を与える事によって行えるよう制
限できること。
e成績は管理職等の確認後にロックできること。また,ロックが管
理職等によって解除できること。
f履修単位,修得単位及び増加単位の情報を登録・編集できるこ
と。
g一覧表は,全てExcel 形式及びcsv 形式でデータ出力できるこ
と。なお,出力項目は教員ごとにパターン登録できること。
オ 科目等別一覧管理
a
科目等別一覧表では,成績一覧管理,評定一覧管理,観点一覧管
理,欠課一覧管理で登録した成績データを,特定の科目等につい
て,クラスごとに表示させること。なお,表示させる成績データ
を選択できること。
カ 通知表
a
複数の決められた通知表書式から,各学校の通知表を作成できる
こと。若しくは,通知表の書式を学校において変更できる機能を
有すること。
b 出欠情報,成績データの入力が完了した時点で,通知表に反映で
16
きること。
c出欠の記録に記載する数値は,出欠管理で入力されたデータから
自動算出できること。
d出欠の記録の自動集計の際には,集計対象とする期間を任意に選
択できること。
e2学期制と3学期制の選択により,「1,2学期」と「前期」の
表示を自動的に切り替えることができること。
( 7 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
3 カ 通知表f
3学期制であっても,2学期の評価がない場合は,「2学期」欄
については,非表示にするか学年ごとに選択できること。
g「学年」欄の評点については,非表示にするか選択できるように
すること。
h通知表の最下部の「保護者等からの記入欄」は,切り取り線と一
緒に表示・非表示を選択できること。
i 観点欄は,表示・非表示を選択できること。
j
備考欄及び担任所見欄への入力ができること。
※一人ずつの形式,クラス全員の一覧形式のいずれでも入力でき
ること。
キ 出力帳票a
成績一覧表,評定一覧表,観点一覧表,科目等別成績一覧表,通
知表に必要なデータをセットし印刷できること。
4 指導要録
ア 指導要録情報
a
高等学校用の指導要録(様式1・様式2)の内容を入力・作成で
きること。また,特別支援学校の指導要録(様式1・様式2)も
作成できること。
b指導要録様式2のデータを入力できること。なお,増加単位に対
応できることとし,増加した内容等を備考欄に表示できること。
cデータ入力が完了した時点で,指導要録様式2が作成できるこ
と。
d
指導要録様式2の「総合所見及び指導上参考となる諸事項」に表
示するため,学年ごとに次の6項目の入力ができること。
①学習における特徴等 ②行動の特徴・特技等
③部活動・ボランティア活動・留学海外経験等
④取得資格・検定等 ⑤表彰・顕彰等の記録
⑥その他(特別活動の所見を含む)
e指導要録様式2の出欠の記録の数値は,出欠管理で入力された
データから自動算出できること。
f指導要録作成の際には,通知表や調査書などの作成の際に入力さ
れた備考欄及び所見欄等の内容をコピーし貼り付けできること。
g転出生の指導要録データはシステム内に保持され,一定期間内は
転出後でも転出元の学校で出力できること。
h必要に応じて,過年度の指導要録の閲覧・修正を過去に遡って行
えること。
i 過年度の指導要録の修正は,特定のユーザへの権限により制限で
きること。
17
j
留学時の単位修得証明は,指導要録の入力画面において, PDFと
してファイル添付(保存)できるようにすること。なお,編入学
や転入学した生徒の以前に在学していた学校において修得単位数
等に関する証明書等の資料についても同様とする。
k特別支援学校用として,3 年分の個別の指導計画をPDFでシステ
ムにファイル添付(保存)できるようにすること。
l指導要録様式2の成績は,管理職等の確認後にロックできるこ
と。また,ロックは管理職等によって解除できること。
イ 指導要録様式
a
様式1の「各教科・科目等の修得単位数の記録」では,教育課程
表で提示される全ての科目等を表示するのではなく,修得単位数
が1以上の科目等のみを表示すること。
( 8 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
4 イ 指導要録様式
b
様式1の「各教科・科目等の修得単位数の記録」の,総合的な探
究の時間,留学の枠については常に表示すること。
※修得単位数の欄は,課題研究等の履修によって総合的な探究の
時間の学習活動に替えた場合や留学がない場合は,空欄になるこ
と。
c
特別支援学校用様式1の「各教科・科目等の修得単位数の記録」
の,自立活動の枠については,障害のある生徒に対して,学校教
育法施行規則140条に基づき,通級による指導を実施し単位認定
を行った場合のみ表示すること。
d
様式2の「指導に関する記録」で,各学科・教科等に表示する科
目等は,教育課程表に提示の全ての科目等ではなく,個人ごとに
履修した科目等のみ表示すること。
e
知的障害者用様式2の「指導に関する記録」で,各教科・特別活
動・自立活動の記録の枠の高さは,記述量に応じて変化させるこ
と。
f 定時制用に,4学年の枠を追加して表示できるようにすること。
g各項目の内容について,システム内のデータを計算できる場合
は,自動で計算し表示すること。
ウ 出力帳票
a
指導要録は,高等学校用2種類(現行・新課程),特別支援学校
用8種類(小学部・中学部:準ずる教育課程・知的障害用各2種
類の計4種類,高等部:準ずる教育課程・知的障害用各2種類,
現行・新課程用各2種類の計4種類)に必要なデータをセットし
印刷できること。
bシステム導入時の高2,高3生について,3年分を集約して印刷
ができるようにすること。
5 調査書
ア 調査書情報 a 文科省指導の様式で,調査書を作成できること。
b 調査書の成績データを入力できること。
c 調査書の成績データを出力できること。
d出欠の記録数値は,出欠管理で入力されたデータから自動算出で
きること。
e 出欠の記録の自動算出の際には,集計対象とする期間を任意に選
択できること。
18
f調査書作成の際には,通知表や指導要録などの作成の際に入力さ
れた所見などを表示させてコピーし貼り付けできること。
g デジタル調査書(進学用)にも対応すること。
h調査書の成績は,管理職等の確認後にロックできること。また,
ロックは管理職等によって解除できること。
イ 出力帳票a
調査書(進学用・就職用)に必要なデータをセットし印刷できる
こと。
bシステム導入時の高2,高3生について,3年分を集約して印刷
ができるようにすること。
c調査書 (進学用 ,就職用 ) は, 日付と校 長名,担任名を抜い
て,PDFで一人ずつ保存できること。
6 保健管理
ア 保健室来室管理
a
保健室の利用状況を入力・編集できること。
なお,入力内容は以下の項目(案)とし,できるだけ選択式等,
簡単に入力・編集できること。
日付/時刻(来室・退室)/校時/出席番号/氏名 ( 直接入力
と,出席番号から自動表示の両方に対応 ) /来室理由/症状/手
当/体温/原因/災害共済給付の請求有無/備考など
( 9 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
6 ア 保健室来室管理
b
登録されたデータを基に,日,週,月,年,任意の期間での利用
状況の集計結果を出力できること。また,曜日別,男女別,学年
別,症状別での集計結果を表示し,出力できること。
c登録した情報は,出欠管理や保健日誌などに反映させることがで
きること。
イ 保健日誌 a 保健日誌を登録・編集できること。
b 保健日誌を出力できること。
c
保健日誌の作成においては,他の機能などで登録されたデータを
反映したり,システム上でコピーしたりして簡単に転用できるこ
と。
d 保健室利用の状況を自動的に反映させることができること。
e天気,温度,湿度など保健日誌の作成に必要なデータを入力でき
ること。
ウ 健康診断管理
a
生徒ごとに各学期の健康診断(一般,歯・口腔)の結果を登録・
編集できること。なお,できるだけ簡単かつ速やかに入力できる
こと。
例(歯・口腔)マウスで選択し,キー入力(0現在歯\,1未処
置歯C,2処置歯○,3喪失歯△,要注意乳歯×,4:要観察歯
CO ,5:シーラント処置歯シ,6:サホライド塗布歯(未処置
歯)C サ,7:サホライド塗布歯サ,Del :未入力),マウスド
ラッグだけで現在歯の入力
b
システムからcsv 等で出力された枠もしくは既定のフォーマット
に入力して,そのファイルを取り込むことでデータが反映される
こと。
cエクセル上でコピーしたデータを,システム上の健康診断データ
入力画面に貼り付けることで,データが反映されること。
d 登録した内容を,健康診断票(一般,歯・口腔)として作成でき
19
ること。
e健康診断(一般)の結果を,健康診断一覧表として作成できるこ
と。
f 健康診断(一般,歯・口腔)の回数は,複数回管理できること。
g同じ値(異常なし等)が入力される健康診断項目もあることを考
慮し,入力欄に初期値を一括設定できること。
h健康診断の内容について,前回(前年度)の内容を複写して登録
できること。
エ 出力帳票
a
保健日誌,健康診断票(一般,歯・口腔),健康診断(一般)個
人票,健康診断一覧表,治療勧告書,健康診断結果の統計情報
(体格,歯科,視力)に必要なデータをセットし印刷できるこ
と。
7 各種証明書
ア 証明書発行
a
成績証明書/単位修得証明書/卒業証明書/修了証明書について
は,システム内にデータが存在しない場合でも,権限により必要
なデータを入力することで発行(印刷)できること。
イ 出力帳票
a
成績証明書,単位修得証明書,卒業証明書,卒業見込み証明書,
在学証明書,修了証明書に必要なデータをセットし印刷できるこ
と。
8 各種データ出力
ア データベース情報
a
システム内の各種データを,任意の項目で抽出出力(Excel ・csv等)できること。
なお,権限により出力できるデータを制御できること。
例:基本機能として登録されている,保健調査情報を学年・学
科・クラスごとに一覧で出力。
b 取り出すデータセットを登録できること。
( 1 0 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
8 イ データ連係
a
仕様書1-(2)-1「生活の記録」および2「各種調査」-イ
「欠席等連絡」システムに必要な教員データ及び生徒データを一
括出力できること。
ウ 帳票出力
a
教職員情報および生徒情報の個票,教職員情報および生徒情報の
一覧表,在校生名簿,卒業生名簿に必要なデータをセットし印刷
できること。
9 情報共有
ア お知らせ
a
県教育庁から全学校へ情報共有を可能にする,掲示板などのお知
らせ機能を有すること。
なお,複数のファイルを添付できること。
b
各学校内のみで情報共有を可能にする,掲示板などのお知らせ機
能を有すること。
なお,複数のファイルを添付できること。
イ 通知
a
各学校内において管理職から任意の教職員へ,メッセージを通知
できる機能を有すること。また,管理職が通知の既読・未読を確
認できること。
10
勤務管理 参照:別紙2-3_ 勤務管理画面イメージ
ア 出張申請処理状況
の確認 a出張申請の状況を,教職員ごとの月別旅行命令附属票添付出張申
請画面で管理できること。
20
b 前年度/当年度/次年度を管理できること。
c該当日を選択し「入力」ボタンの押下で,内容の入力及び旅行命
令附属票(Excel 等ファイル)を添付可能となること。
d該当日を選択し「取消」ボタンの押下で,申請の取消(内容削
除)ができること。
e管理職または権限を与えられた者は,各学校の教職員一覧画面
で,旅行命令申請の有無および承認処理を確認できること。
f管理職または権限を与えられた者は,個人の旅行命令附属票添付
出張申請画面で承認(差戻し)処理ができること。
g「入力」「取消」「承認」「差戻し」の内容は,「登録」ボタン
の押下で反映されること。
h「登録」ボタンの押下で,結果(承認)/日付(承認)/承認者
が表示され確認できること。
イ 年次有給休暇申請
処理状況の確認 a休暇申請の状況を,教職員ごとの月別年次有給休暇処理簿画面で
管理できること。
b 前年度/当年度/次年度を管理できること。
c該当日を選択し「入力」ボタンの押下で,内容が入力可能となる
こと。
d該当日を選択し「取消」ボタンの押下で,申請の取消(内容削
除)ができること。
e
管理職または権限を与えられた者は,各学校の教職員一覧画面
で,休暇申請の有無および承認処理を確認できること。また,年
次有給休暇日数および残日数も一緒に確認できること。
f管理職または権限を与えられた者は,個人の年次有給休暇処理簿
画面で承認処理ができること。
g「入力」「取消」「承認」の内容は,「登録」ボタンのクリック
で反映されること。
h「登録」ボタンの押下で,結果(承認)/日付(承認)/承認者
が表示され確認できること。
( 1 1 / 1 1 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
10
イ 年次有給休暇申請
処理状況の確認 i管理職または権限を与えられた者は,教職員ごとの年次有給休暇
日数を登録できること。
j
年次有給休暇日数から年次有給処理簿の内容(時間)を自動計算
し,教職員ごとの月別年次有給休暇処理簿画面で残年次有給日数
を表示できること。
ウ 勤怠管理の確認a
在校等時間の状況を,教職員ごとの勤怠管理月別一覧表画面で管
理できること。
b 前年度/当年度/次年度を管理できること。
c「出勤」「退勤」ボタンの押下で,現在時刻が当日の「出勤時
間」「退勤時間」欄に登録できること。
d該当日を選択し「入力」ボタンの押下で,内容が入力可能となる
こと。
e該当日を選択し「削除」ボタンの押下で,内容を削除できるこ
と。
f 「入力」「削除」の内容は,「登録」ボタンの押下で反映される
21
こと。
g在校時間は,出勤時間と退勤時間から計算して表示すること。
(休憩時間「12:00~13:00 」の1時間を省くこと。)
h在校等時間は,在校時間から業務外時間を引いた時間を表示する
こと。
11
システム管理
ア システム担当者
a
各学校のシステム担当者は,生徒情報/学科情報/転出入情報/
クラス編成情報/部活・資格情報/考査設定/マスタメンテナン
ス/年度管理/ログ管理/各種締め日設定などの登録・編集がで
きることとし,システム担当者が行える機能を分かりやすく表示
もしくは専用のメニューを用意すること。
イ システム管理者a
システム管理者は,システム担当者の権限を全て持つものとす
る。
b
システム管理者は,教職員情報/学校情報/年次更新/祝祭日設
定/閉校処理/マニュアルアップロードなど,全システム共通の
情報等を登録・編集ができることとし,専用のメニューを用意す
ること。
また,全学校及び各学校単位で情報を一括で登録できること。
( 2 ) 統 合 型 校 務 支 援 シ ス テ ム ( 校 務 用 L A N 外 接 続 可 能シ ス テ ム ) ( 1 /4 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
1 生活の記録 参照:2-4_ 別紙生活の記録画面イメージ
ア 生徒入力・確認
a
各学校の生徒ごとに,個人ID・パスワードでシステムにログイ
ンできること。なお,インターネット等の外部ネットワークから
も利用できること。
bユーザパスワードは,システムログイン後にユーザ自身で変更で
きること。
c
カレンダー機能を有し,個人で日を選択してデータ登録(生活記
録,学習記録,自由記述,コメント希望の有無,面談希望の有
無,e-Portfolioへの入力の有無,特別な日設定の有無)ができる
こと。
d
生活記録データは,「開始時刻,終了時刻,内容」をセットとし
て,制限なく入力できること。なお,内容は選択方式であるこ
と。
e生活記録データは,「1週間前の同曜日」と「前日」のデータを
複写して利用できること。
f
生活記録データは,時刻設定が簡易になるように,「 -10 分」
「+10分」「+ 1時間」のボタンを配置し,ボタンを押下するこ
とで時刻の設定ができること。
g生活記録データの内容のうち,「趣味・娯楽」及び「その他」に
ついては,枠を表示し,内容を入力できること。
( 2 / 4 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
1 ア 生徒入力・確認 h 生活記録データの1つのセットにおける「開始時刻」から「終了
時刻」までが,他のセットの時刻と重ならないように自動チェッ
クできること。
22
i
生活記録データの内容は,「学習/部活動/移動/食事/趣味・
娯楽/睡眠/その他」の7種類に加え,学校独自の内容を追加で
きること。
j
学習記録データは,生活記録データの「学習」合計時間の内訳入
力の機能であり,「内容」を選択して,「時間」を入れるように
すること。
※内容例:国語,数学,英語,物理・・・etc
k学習記録データの「内容」は,各学校の各学年・各学科・各系統
で設定できること。
l
学習記録データの「時間」を入力する際は,時刻設定が簡易にな
るように,「-10 分」「+10分」「+60分」のボタンを配置し,
ボタンを押下することで時刻の設定ができること。
m 自由記述データは,100字程度の字数制限を設けること。
n
コメント希望の有無,面談希望の有無,e-Portfolioへの入力の有
無,特別な日設定の有無は,チェックボックスやラジオボタンで
入力できること。
o入力内容を確認する画面を表示し,「登録」ボタンを押すことで
入力が完了すること。
p 過去の入力した内容を,2日分,1週間分で確認できること。
q過去の入力した内容の,1週間データについて,過去にさかの
ぼって推移(比較・割合)を棒グラフ等で表示できること。
イ 教員入力・確認a
生徒が入力したデータについて,特定の生徒の特定の2日分を表
示できること。
b生徒が入力したデータについて,クラス全員分の特定の2日分を
表示できること。
c生徒が入力したデータについて,特定期間の1週間分の学習時間
を集計・表示できること。
d 生徒がコメント希望した場合は,コメントの入力ができること。
ウ システム担当者
a
学校ごとに生徒情報(ユーザ)を以下の内容(案)で登録できる
こと。また,Excel 形式及びcsv 形式で一括登録できること。な
お,一括登録は,追加・上書きを選択できること。
氏名/学年/クラス/出席番号/部活動(複数登録可)
b
学校ごとに教員情報(ユーザ)を以下の内容(案)で登録できる
こと。また,Excel 形式及びcsv 形式で一括登録できること。な
お,一括登録は,追加・上書きを選択できること。
職員番号/氏名/担当クラス(複数登録可)/担当部活動(複数
登録可)
c
登録ユーザは,編集・削除ができること。また,年度更新や異動
による登録情報の引継に対応できること。なお,削除は以下の内
容(案)で一括削除できること。
学校/学年/クラス
d
ユーザを登録することで,ユーザごとに ID ・パスワードを自動
的に生成し画面で確認できと共に,一覧をExcel 形式で出力でき
ること。
ただし,外部ネットワークからは出力不可とすること。
e ユーザが設定したパスワードをリセットできること。
f
仕様書1-(1)-8「各種データ出力」-イ「データ連係」で
出力された教員データおよび生徒データを,一括登録できるこ
と。
23
( 3 / 4 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
1 エ システム管理者a
各学校のシステム担当者を登録出来ること。
また,Excel 形式及びcsv 形式で一括登録できること。
b 新規に学校を追加できること。
cシステム管理者は,システム担当者の権限を全て持つものとす
る。
2 各種調査
ア 調査・アンケート
a
教育委員会の各課,各学校の教員ごとに,個人 ID ・パスワード
でシステムにログインできること。
なお,校務用LAN接続の校務用パソコン及びインターネット等の
外部ネットワークの双方から利用できること。
bユーザパスワードは,システムログイン後にユーザ自身で変更で
きること。
c教育委員会から各学校に対して,任意の項目を設定した調査票
(アンケート)を作成できること。
d各学校から保護者等に対して任意の項目を設定した調査票(アン
ケート)を作成できること。
e調査票(アンケート)は,指定のURLにアクセスすることで回答
できること。
f指定のURLにアクセスすることで,作成した調査票(アンケー
ト)の回答を得ることができること。
g調査票(アンケート)は,回答期間(開始・終了)を設定できる
こと。
h回答者は調査票にメールアドレスを記入することで,回答完了確
認及び回答内容をメールで受け取ることができること。
iユーザは,過去に作成した調査票(アンケート)の内容を複写し
て再利用できること。
j調査票(アンケート)の作成者は,回答内容を回答一覧として
Excel 形式又はcsv 形式で出力できること。
イ 欠席等連絡
a
指定のURLにインターネットを利用してアクセスし,以下の項目
(案)を入力することで,学校に対して「欠席」「遅刻」「早
退」の連絡ができること。
連絡内容選択(欠席・遅刻・早退)/生徒情報(学年,クラス,
番号,姓カナ,名カナ)/日時/理由/連絡者(選択式(父,
母,祖父母,本人,自由入力)/連絡者の連絡先(電話番号),
メールアドレス
b
「欠席」「遅刻」「早退」の連絡は,学校が設定した時刻以降
は,当日分の受け付けができないようにし,直接学校に電話連絡
が必要な旨のメッセージを表示すること。
なお,翌日以降の分は受け付けできること。
c「欠席」「遅刻」「早退」の連絡に,メールアドレスを記入する
ことで,連絡完了確認メールで受け取ることができること。
d
学校は「欠席」「遅刻」「早退」の連絡を受け付けることができ
ること。また,統合型校務支援システムで管理している該当生徒
の該当日出欠情報の備考欄等に内容を反映できること。
なお,学校での受付者が特定できること。
24
e
校務支援システムに取り込む際は,生徒情報と確認した上で取り
込み,取り込まれなかったデータはリストとして表示されるこ
と。
f受付者は,欠席等連絡者一覧を,期間を設定してExcel 形式で出
力できること。
( 4 / 4 )
№ 機 能 名 機 能 要 件回答
2 ウ システム担当者 a システム担当者は,ユーザの権限を全て持つものとする。
b ユーザが設定したパスワードをリセットできること。
c
仕様書1-(1)-8「各種データ出力」-イ「データ連係」で
出力された教職員データおよび生徒データを,一括登録できるこ
と。
エ システム管理者a
各学校のシステム担当者を登録出来ること。
また,Excel 形式及びcsv 形式で一括登録できること。
b 新規に学校を追加できること。
cシステム管理者は,システム担当者の権限を全て持つものとす
る。
13 システムの帳票出力
要 求 事 項 等回答
システムの整備にあたり,以下に示す帳票を用意すること。一部の帳票については,帳票イメージを別
紙として示すが,最終的な内容については,契約後の協議・設計で決定した内容とする。
また,以下の帳票以外にも10 帳票程度増えた場合も対応すること。
( 2 ) 帳 票 一 覧 ( 1 / 2 )
№ 帳 票 名関 連 管理 機 能
帳 票 イ メ ー ジ回答
1 週間出席簿 出欠管理
別紙3-1_ 出席簿
2 月間出席簿
3 科目等別月間出席簿
4 年間出席簿
5 出欠席集計表
6 学校日誌 別紙3-2_ 学校日誌
7 成績一覧表 成績管理
別紙3-3_ 成績一覧表
8 科目等別成績一覧表
9 出欠(欠課)一覧表
10 評定一覧表
11 観点一覧表 別紙3-3_ 成績一覧表
12 通知表 別紙3-4_ 通知表
指導要録(高等学校用) 指導要録 -
1 現行 別紙3-5_1 指導要録( 現)
25
314 新課程 別紙3-5_1 指導要録( 新)
指導要録(特別支援学校用) -
15 小学部に準ずる教育課程 別紙3-5_2 指導要録( 特)
16
小等部に準ずる教育課程(知的
障害者用)別紙3-5_2 指導要録( 特:知)
17 中学部に準ずる教育課程 別紙3-5_3 指導要録( 特)
18
中等部に準ずる教育課程(知的
障害者用)別紙3-5_3 指導要録( 特:知)
19
高 等部に準ずる教育課程( 現
行)別紙3-5_4 指導要録( 特:現)
20
高等部に準ずる教育課程(新課
程)別紙3-5_4 指導要録( 特:新)
(2/2)
№ 帳 票 名関 連 管理 機 能
帳 票 イ メ ー ジ回答
21
高 等部に準ずる教育課程( 現
行:知的障害者用)
指導要録別紙3-5_5 指導要録( 特現:知)
22
高等部に準ずる教育課程(新課
程:知的障害者用)別紙3-5_5 指導要録( 特新:知)
23 調査書(進学用)
調査書別紙3-6 調査書( 進学用)
24 調査書(就職用) 別紙3-6 調査書( 就職用)
25 ※デジタル調査書(進学用) -
26 保健日誌
保健管理別紙3-7 保健日誌
27 健康診断票(一般)
別紙3-8 健康診断票28 健康診断票(歯・口腔)
29 健康診断(一般)個人票
別紙3-9 健康診断(一般)個人
票
30 健康診断一覧表 別紙3-10 健康診断一覧表
31 治療勧告書 別紙3-11 治療勧告書
32
健康診断結果統計情報(体格,歯科,視
力)
別紙3-12 健康診断結果統計情
報
33 成績証明書
各種証明書
別紙3-13_ 各種証明書
34 単位取得証明書
35 卒業証明書
3 卒業見込み証明書
26
637 在学証明書
38 在校生名簿
各種データ出力-
39 卒業生名簿 -
40 教職員情報個票 -
41 生徒情報個票 -
42 教職員情報一覧表 -
43 生徒情報一覧表 -
( 2 ) 帳 票 出 力 機 能
要 求 事 項 等回答
帳 票 出 力 に つ い て は , 以 下 の 機 能 を 実 現 す る こ と 。
ア指導要録などの特定の帳票については,教員から管理職に出力依頼を行い,管理職側で印刷を行
う仕組みとする。
イ 学校によって出力プリンターが異なるため,PDF を作成した後に印刷を行う仕組みとする。
ウ
統合型校務支援システムでの基本的な帳票出力のイメージを下記概要図に示す。
14 ユーザ認証と機能利用権限
要 求 事 項 等回答
統合型校務支援システムでは,総務福利課が整備している統合型認証システムの認証サーバ(LDAP
サーバ)で管理されているユーザ情報を活用し利用者認証を行う。
また,システムログイン後の各機能の利用権限をユーザごとに管理する。
(1)ユーザ認証と利用者情報の取得
要 求 事 項 等回答
27
システへのログインは,既存認証システム等と連係することで,可能な限りシングルサインオンでログ
インできることとする。
ユーザ認証及び利用者情報のイメージを以下に示す。
(2)機能利用権限
要 求 事 項 等回答
統合型校務支援システムでは,ユーザごとにシステムで提供される各機能の利用制限を行う。
権限は以下の13権限者に分けることを想定して入るが,最終的な権限者については,契約後の協議・
設計で決定した内容とする。
権 限 者
①
管理職
②
事務職員
③
ク
ラ
ス
担任・副担任
④
教科担任・副担任
⑤
指導主任
⑥
進路主任
⑦
教務主任
⑧
保健主任
⑨
養護教諭
⑩
学年主任
⑪
教職員
⑫
シ
ス
テ
ム
担当者
⑬
シ
ス
テ
ム
管理者
15 システムの概要
(1)教育情報ネットワーク簡易図
要 求 事 項 等回答
既存の教育情報ネットワークシステム簡易図を下記に示す。
(2)システムの概要イメージ
要 求 事 項 等回答
28
統合型校務支援システムの各機能及び処理の関係性を,下記,統合型校務支援システム概要イメージ図
に示す。
16 整備スケジュール
要 求 事 項 等回答
以下に,統合型校務支援システムの整備スケジュール(案)を示す。
29
top related