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1

新機能)仕訳マスタの機能紹介

・ 仕訳マスタの概要 ・・・P2

・ 仕訳マスタとコピー元伝票の違い ・・・P3

・ 使用方法

仕訳マスタを呼び出して伝票登録する ・・・P4

仕訳マスタ登録画面上で仕訳マスタを登録する ・・・P17

伝票入力時に仕訳マスタを登録する ・・・P23

企業登録時の参照方法 ・・・P28

・ 初期設定(アップデート終了後の処理について) ・・・P31

・ Q&A ・・・P36

2

仕訳マスタの概要

今回リリースした仕訳マスタ機能は、既存の機能であるコピー元伝票をバージョンアップ

したものです。今回のリリースに伴い、コピー元伝票のデータはすべて仕訳マスタに移行

されております。(詳細は、初期設定(アップデート終了後の処理について)をご確認くだ

さい)

仕訳マスタの機能は以下のとおりです。

・ 仕訳伝票入力のほかに、仕訳入力(単一)、出納帳入力、総勘定元帳(画面)で仕訳マ

スタを利用して伝票登録することが可能です。

・ これまでコピー元伝票マスタは、元伝票を修正することができませんでしたが、仕訳マ

スタは仕訳の内容をマスタ化していますので、修正や追加、また貸借不一致の状態でも、

マスタ登録が可能です。

・ マスタ伝票の呼び出しはコード入力、かな入力で操作できます。

・ 企業登録時に、科目体系をコピーするのと同様に仕訳マスタもコピーします。

・ 顧問先へ発展会計を導入する際、事前に仕訳マスタを登録しておくことが可能となりま

した。

3

仕訳マスタとコピー元伝票との違い

仕訳マスタ 内容 コピー元伝票

仕訳伝票入力

仕訳入力(単一)

出納帳入力(現金・預金含む)

総勘定元帳(画面)

使用できる入力画面

仕訳伝票入力のみ

○ マスタ伝票の修正 ×

(本伝票を修正することになる)

○ 片仕訳、または貸借不一致

でのマスタ登録 ×

コード入力・かな入力 マスタ伝票の

呼び出し マウスにより選択

○ 企業登録時のマスタコピー ×

(仕訳伝票入力画面)

複数のマスタ伝票

の呼び出し ×

○ マスタ伝票の分類の

追加、及び名称変更 ×

※ ここでのマスタ伝票というのは、コピー元伝票化されたマスタ、及び仕訳マスタとして

登録されたマスタのことをさします。

4

使用方法

仕訳マスタを呼び出して伝票登録する

これまでのコピー元伝票と同様にマスタを呼び出して伝票登録を行うことができます。

【仕訳伝票入力】

1. 仕訳伝票入力の画面で、F6 仕訳マスタをクリックします。

2. 仕訳マスタの一覧が表示される(初期設定では、検索はコード検索)ので、該当の

マスタ伝票を選択してください。

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検索機能によって、画面の表示順番が変わります。

コード入力

カナ入力

名称入力

6

入力方法)コードを入力すると、明細内容で該当マスタが選択されます。

エンターキーを 2 回押すと、伝票入力画面に反映されます。

コードを入力すると、該当の仕訳マ

スタが選択されます。

7

3. 伝票の内容を確認し、修正等が必要であれば伝票を修正します。

※仕訳マスタ登録では、片仕訳、貸借不一致、その他不必要な欄は空欄での登録が

可能です。そのため、呼び出した伝票を登録しようとする際に必須入力です、など

のメッセージが出ることが多くなります(下記画面参照)ので、ご注意ください。

4. 追加で伝票を挿入したい場合は、更に F6 マスタ登録をクリックし、該当のマスタ

伝票を選択します。仕訳伝票入力画面でカーソルがあった部分にそのマスタ伝票が

挿入されます。

8

仕訳マスタを呼び出して、マスタ伝票を選択します。

2行目に仕訳マスタを挿入したい

コードを入力して2回エンターキーを押す

9

2回エンターキーを押すと、伝票入力のカーソルがあった個所にマスタ伝票が挿

入されます。次行に挿入する場合も同様の操作を行います。

5. 伝票登録時には、F8 登録ボタンで登録します。

2行目にデータが挿入された

10

【仕訳入力(単一)】

1. 仕訳入力(単一)で、日付範囲を選択、修正・追加モードにします。

日付にカーソルがあるときに F6 仕訳マスタをクリックします。

注意!補助科目や取引先、摘要にカーソルがあるときに F6を押すと、各マスタの一行

追加画面が表示されます。仕訳マスタを選択したい場合は、日付・科目などで F6 を押

してください。

2. 仕訳マスタの一覧が表示される(初期設定では、検索はコード検索)ので、該当の

マスタ伝票を選択してください。

なお、仕訳入力(単一)で表示されるマスタ伝票の一覧は、1 行仕訳のみが表示さ

れます。(複合仕訳のものは、候補に表示されません)

また、借方摘要・貸方摘要で異なる記述があったり、貸借に消費税区分が入力され

ている場合は、借方が優先的に表示されます。

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エンターキーを 2 回押すと、伝票入力画面に反映されます。

1行仕訳のみ表示される

12

3. 伝票の内容を確認し、修正等が必要であれば伝票を修正します。

※仕訳マスタ登録では、片仕訳、貸借不一致、その他不必要な欄は空欄での登録が

可能です。そのため、呼び出した伝票を登録しようとすると、必須入力です、など

のメッセージが出ることが多くなりますので、ご注意ください。

※日付を入力した状態で F6 仕訳マスタを押して、マスタ伝票を選択すると、仕訳

マスタは行挿入のようにデータ入力されるので、伝票の日付は正常になりますが、

日付だけ次の行に表示されます。仕訳マスタ選択後に日付入力をすると入力がスム

ーズになります。

4. 伝票登録時には、F8 登録ボタンで登録します。

日付だけ次の行に表示されてしまいます

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【出納帳入力、現金出納帳入力、預金出納帳入力、総勘定元帳(画面)】

1. 各入力画面で、日付範囲を選択、修正・追加モードにします。

日付にカーソルがあるときに F6 仕訳マスタをクリックします。

注意!補助科目や取引先、摘要にカーソルがあるときに F6を押すと、各マスタの一行

追加画面が表示されます。仕訳マスタを選択したい場合は、日付・科目などで F6 を押

してください。

2. 仕訳マスタの一覧が表示される(初期設定では、検索はコード検索)ので、該当の

マスタ伝票を選択してください。

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エンターキーを 2 回押すと、伝票入力画面に反映されます。

1行仕訳のみ表示される

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3. なお、各入力画面で表示されるマスタ伝票の一覧は、1 行仕訳のみで、かつ見出の

条件で指定された科目・補助科目を使ったマスタ伝票のみが表示されます。(複合仕

訳のものは、候補に表示されません)

現金を含んだ仕訳マスタ

しか表示されない

普通預金を含んだ仕訳マ

スタしか表示されない

売上高を含んだ仕訳マス

タしか表示されない

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4. 伝票の内容を確認し、修正等が必要であれば伝票を修正します。

※仕訳マスタ登録では、片仕訳、貸借不一致、その他不必要な欄は空欄での登録が

可能です。そのため、呼び出した伝票を登録しようとすると、必須入力です、など

のメッセージが出ることが多くなりますので、ご注意ください。

5. 伝票登録時には、F8 登録ボタンで登録します。

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仕訳マスタ登録画面上で仕訳マスタを登録する

仕訳マスタを事前に設定・登録しておくことが可能です。

1. F3 マスタ・期首残高―仕訳マスタ登録をクリックします。

2. 分類を選択して表示ボタンをクリックすると、現在登録済みの仕訳マスタが一覧で

表示されます。詳しい仕訳の内容を確認する場合は、F9 詳細ボタンを押してくだ

さい。仕訳マスタ詳細登録画面が表示されます。

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3. 伝票の追加・修正などを行っていただいた上で、F8 確定ボタンをクリックします。

その後、F12 閉じるボタンをクリックします。

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4. 仕訳マスタ登録画面上ではまだ登録が済んでいないので、内容を確認の上 F8 登録

ボタンを押して、内容を登録します。

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5. 新規で仕訳マスタを登録する場合は、追加ボタンを押して、仕訳マスタの名称を入

力します。

6. F9 詳細ボタンを押すと、仕訳マスタ詳細登録の画面になるので、必要な仕訳内容

を入力します。

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7. また仕訳マスタの内容は、必須入力項目は設けていないので、図のように必要な内

容だけを入力しておくことも可能です。(但し、伝票入力時に必須入力部分について

は追加入力が必要になります。)

8. 内容を入力終えたら、F8 確定ボタンで確定します。

9. 確定ボタンを押した後、F12閉じるボタンで仕訳マスタ登録に戻り、内容を確認

の上、忘れないように F8 登録ボタンで登録してください。

金額や補助科目など空欄で登

録することも可能

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10. また、分類の編集を行うことも可能です。仕訳マスタ登録の分類ボタンを押すと、

分類編集の画面が表示されるので、名称の変更・分類の追加・並び替えを行うこと

もできます。

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伝票入力時に仕訳マスタを登録する

各入力画面上で追加して仕訳マスタ登録を行うこともできます。

【各伝票入力画面共通】

1. 各伝票入力画面で入力を行います。

2. 入力した伝票をマスタ化したい場合は、Shift+F6 を押します。(Shift を押すと、

画面下のファンクションボタンの F6 が仕訳マスタとなります)

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3. 仕訳内容が転記されているので、仕訳マスタの名称・コード・カナ検索・分類など

を入力し、F8 登録ボタンで登録します。

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4. 仕訳マスタが登録されると入力画面に戻ります。仕訳を登録する際は、F8 登録ボ

タンで登録します。

注意!仕訳マスタを登録完了して、そのまま入力画面を終了してしまうと、仕訳は登録

されていない状態になります。(仕訳マスタだけが登録された)入力画面に戻ったら、

伝票の登録を忘れないようにしてください。

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【要注意! 出納帳入力、総勘定元帳(画面)の登録の場合】

出納帳入力、総勘定元帳(画面)などの帳簿入力画面では、伝票入力中に仕訳マスタ登録

を行うと、貸借が逆になって表示されてしまう可能性があります。ご注意ください。

1. 仕訳の内容を入力し、金額を入力する前に、Shift+F6 仕訳マスタを押します。

2. 仕訳マスタ詳細登録画面に移動した際、登録したい仕訳の内容が貸借逆転している

可能性があります。※

3. その際は、F6 貸借反転を押して、貸借を反転させたうえで、F8確定ボタンを押

して登録してください。

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4. 入力画面に戻って、金額を入力して伝票を登録(F8 登録)してください。

※ システム上では、入金・出金にデータが入っていない状態だと、どちらの科目が借方・

貸方なのかがわかりません。そのために発生している現象になります。帳簿入力画面で

見出しの科目が借方に表示されるようになっております。効率よく入力・マスタ登録す

るためには、金額入力後に仕訳マスタ登録を行うことをお薦めします。

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企業登録時

企業登録では、科目マスタと同様、新しく作成する企業に仕訳マスタをコピーすることが

可能です。

1. 企業登録の企業作成-参照方法で既存企業を参照します。

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2. 新企業の仕訳マスタとして既存企業の仕訳マスタが引用されます。

参照元企業の仕訳マスタ

企業登録した参照先企業の

仕訳マスタ

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3. 但し、企業作成時に補助科目や部門などをコピーしなかった場合、以下のような現

象が起きる可能性があります。

補助科目などを参照にしなかった場合、科目だけを引用します。そのため、補助科

目の欄は抜け落ちた状態でマスタが提供されていますので、ご注意ください。

参照元企業の仕訳マスタの詳細

企業登録した参照先企業の

仕訳マスタの詳細

預り金に補助科目管理あり 補助科目を入力

補助科目のコピーを行ってい

ないので、補助科目は空欄で

提供される

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初期設定(アップデート終了後の処理について)

今回のリリースに伴い、コピー元伝票の機能は、すべて仕訳マスタとして統一いたします。

よって、現在ご利用中のコピー元伝票につきましては、すべて仕訳マスタに移行いたしま

す。

移行に伴い、仕訳マスタをご利用いただくことが可能になりますが、更に使いやすくする

為に、以下の設定をお願いいたします。

【初期設定】

1.F3 マスタ・期首残高-仕訳マスタ登録を開きます。(コピー元伝票から仕訳マスタにな

ると、F3-マスタ・期首残高のコピー元伝票マスタ登録は、「仕訳マスタ登録」に名

称が変わっております。)

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2.表示ボタンを押すと、これまでコピー元伝票として登録している内容が表示されます。

3.画面上で検索コード、及びかな入力欄は空欄になっています。こちらを追加・入力を

行います。

アップデート直後は、空欄

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4.仕訳の内容を確認したい、また修正をしたい場合は、F9詳細ボタンを押すと、詳細

登録の画面に移動します。内容はこちらで変更して下さい。

5.すべての入力・登録が終わったら、F8登録ボタンで登録してください。

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【入力時】

1.入力時は、これまで同様F6仕訳マスタ(旧コピー元)をクリックします。

2.初期設定は、検索順はコード順に設定されています。上記初期設定を行っていれば、

コードにより仕訳マスタの選択ができます。(コードが出てきていないのであれば、上

記初期設定を行っていただくようお願いいたします。)

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3.選択したマスタを呼び出して、表示する登録された内容が画面上に表示されます。こ

の状態で更に伝票を追加していくことも可能です。追加でF6仕訳マスタ登録を押す

と、更に登録されているマスタを呼び出して追加いくことが可能です。

4.内容を確認の上、通常の伝票登録と同様にF8の登録ボタンで登録します。

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Q&A

ここでは、質問が出そうな内容をまとめさせていただきました。ご参照ください。

・ 仕訳マスタから呼び出した伝票を登録しようとしたら、「必須入力です。部門(補助科

目)」が出た。

仕訳の入力で部門管理(補助科目管理)をしている科目を入力しており、部門の

欄に部門名(補助科目欄に補助科目名)を入力する必要があるので、上記メッセ

ージが出たと考えられます。

・ 日付がうまく入らない。

出納帳入力などで、F6仕訳マスタでマスタを呼び出すと、日付欄は前行の日付

けないしは、入力されている日付を表示します。

・ 登録したつもりの伝票が登録されていない。

仕訳マスタだけを登録した状態になっていませんか?仕訳マスタ登録後、伝票は

まだ登録されておりません。必ず仕訳マスタ登録後は伝票の登録を忘れないよう

にお願いいたします。

・ 仕訳マスタを呼び出したつもりが、補助科目のマスタ登録が出てきた。

カーソルが補助科目にあったからだと考えられます。

・ 貸借逆に登録されていた。

出納帳入力などで、金額を入れない状態で仕訳マスタボタンを押したため。仕訳

マスタ詳細登録でF6貸借反転ボタンを押すと、貸借を逆に表示するので、内容

を確認の上登録作業を行ってください。

・ 仕訳マスタ登録を利用して入力しようと思うが、コード入力できない。

アップデート後、コード入力、カナ検索を入力していないからだと思います。初

期設定をご確認の上、設定をお願いいたします。

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