フロン規制の経緯と今後...フロン規制の経緯と今後...
Post on 31-May-2020
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◆フロン規制の経緯と今後
温暖化ガスの一つとして高い温暖化係数(GWP)
を持つ代替フロンが排出抑制ガス
として指定された
HFC冷媒:R410A,R404A
(1990年の日本の温暖化ガス発生量を基準値
として2008年~2012年の5年間に6%削減する)
特定フロンが問題に
CFC冷媒:R12,R502
(1996年に全廃)
HCFC冷媒:R22
(2020年に全廃予定)
モントリオール議定書(1987年) 京都議定書(1997年) モントリオール議定書の改正
■ウィーン会議
エアコンや冷蔵設備に利用されているHFCの
使用禁止案の協議
■代替フロンの削減スケジュール(日本経済新聞、環境新聞より)
(注)基準となる期間の平均生産量からの削減幅
2019年 25年 30年 35年 40年 45年 47年
0%
20%
40%
60%
80%
100%
先進国(日本、米国、EUなど)基準期間:2011~13年
2036年に85%減
現在使用されている主なフロン類の
種類
GWPの目標値
目標年数
コンデンシングユニット定置式冷凍冷蔵ユニット
R404A(3920)R410A(2090)CO2(1)
1500 2025年
家庭用エアコン R410A(2090)R32(675)
750 2018年
店舗オフィス用エアコン R410A(2090) 750 2020年
■改正フロン法における指定製品区分別の環境影響度(GWP)の目標値・目標年度
日本における削減目標R410(2090)→1500 約25%削減
※日本が議定書改正案を締結するには、HFCの生産や輸出入を規制する法的措置が必要で、政府はオゾン層保護法やフロン排出抑制法の改正または新法の制定を検討する考え。 (環境新聞より)
■ルワンダ会議(2016年10月)
先進国は2019年に10%削減、最終的に
2036年までに生産量を85%削減する。
(基準:2011年~2013年)
代替フロンの段階的な規制が採択された。
→自然冷媒または低GWPの新冷媒化
(日本経済新聞、環境新聞より)
◆CO2化への移行ステップ
既存(R22使用)ショーケース設備のCO2化
現状
R22
冷凍機 冷蔵ショーケース 冷蔵庫
CO2
冷凍機 冷蔵ショーケース 冷蔵庫CO2直膨
CO2化
P
UEIユニット
オゾン層保護温暖化防止経済性安全性
:◎:◎:◎:◎
ブライン
既存冷蔵ショーケース(一部改造) 冷蔵庫蓄熱槽
オゾン層保護温暖化防止
:×:×
R404AR410A
冷凍機 冷蔵ショーケース 冷蔵庫代替
フロン化
オゾン層保護温暖化防止
:◎:×
※二重投資
オゾン層保護温暖化防止経済性安全性
:◎:◎:△:△
CO2
CO2冷凍機
■ブライン仕様に改造したショーケース
■R-22使用 既存ショーケース
◆R22使用既存ショーケースのブライン化によるCO2UEIシステムの導入
平成26年度経済産業省補助事業より
①電磁弁と膨張弁を撤去しフレキで接続
②ヘッダーをブライン仕様に変更
③配管内のオイル洗浄
改造内容
拡大
①
①
②
R22使用既存ショーケースのブライン仕様への改造方法
◆CO2 ウルトラ エコ・アイスシステム 【ホームドクターとヤマトの協業】
R22使用中の既存店舗にCO2-UEIの提案
【ホームドクター】
提案による付加価値の提供
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