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農業就労チャレンジ事業報告資料
©2016 sayaka okimura
~長野県における農福連携事業の取り組み~施設外就労から~
資料3
の
・障がい者施設が耕作放棄地等を借り
の
・農業者へ障がい者施設の利用者と職員が
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農業就労チャレンジ事業(農チャレ)とは
時給1,000円 50時間まで。農業就労チャレンジ事務局から謝金(自己負担不要)
プ ラ ス
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施設外就労 サポーターあり
サポーターなし
施設内就労 サポーターあり
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令和元年度農業者ベースマッチング状況(11月現在)
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①障がい者の訓練目的のため、人件費が比較的安価
③通年ではなく、除草、収穫作業等繁忙期のみの作業委託が可能
④事故に対する保険等は障がい者事業所でかけているので、安心
⑤作業に合わせた人員での対応により、短時間で作業が終了
⑥おやつの用意は不要
②障がい者事業所内で農業に適した人選
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①農業者から事業所への直接指導で、農業技術の習得が可能
②自主生産ではないため、設備投資、在庫管理、販路開拓が不要
③労働力が直接工賃に反映する上、所用の手続きを行うと自治体が加算
④地域で作業を行うことにより、礼儀等の社会性の向上
⑤障がいがあっても、社会貢献できるという自信
⑥利用者同士で協力することで仲間意識の高揚
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◎収穫作業・市田柿 20 kg 680円・ジュース用トマト 20 kg 320円~400円・プチトマト 1 kg 35円・ほうれん草 1kg 50円・きゅうり 1kg 30円
◎ その他作業・ネギ畑の除草 10a当たり 10,000円・マルチあげ 10a当たり 1,600円・トマト畑の収穫後の片づけ 10a当たり 4,000円・ぶどうの剪定枝の棚卸しと片づけ 10a当たり 5,000円・長芋畑の棚壊し 10a当たり 3,600円・玉ねぎの定植 1本当たり 3円
※一般的農作業で利用者1名1時間 500円~1000円目安時給表記できないので、契約書には、1ユニット(○名) ○○○○円が
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平成30年度平均工賃実績
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【事例 1】 施設外就労~サポーターあり~
〇 JA信州うえだからの依頼で玉ねぎの収穫運搬の難しい圃場へ事業所全体で支援 (6月中旬~8月上旬)
・事業所: 障害福祉事業所くらら(就労B型) 【東御市】
・農家/農園: JAグリーンファーム東部
・作業内容: 玉ねぎの拾い上げ、茎・根切り、選別、ネット袋詰め、搬出574.5時間で44万円の報酬(時給766円)車の入りにくい場所であるため、事業所の大人数作業の利点を生かせている
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【事例 2】 施設外就労~サポーターあり~
〇 地域の名産品の市田柿を守るため(JAみなみ信州)高齢化した市田柿農家へ収穫作業に (10月下旬~11月中旬)
・事業所: 紙ふうせん、こぶし園、7事業所(就労B型) 【下伊那郡】
・農家/農園: (株)市田柿本舗ぷらう
・作業内容: 柿の収穫・運搬
・収穫期2週間程度で、下伊那地方7事業所全体で350万円位
・利用者は秋になると土日も出勤し、1日中作業をしてボーナスを貰うことが喜び
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【事例 3】 施設外就労 ~サポーターあり~
〇 JA松本ハイランドからの初案件ジュース用トマトの収穫作業を合同で (8月中旬~9月中旬)
・事業所: アトリエMOO, のむらダイム、マシュマロほか3事業所【塩尻市・松本市】
・農家/農園: 三村 英次氏圃場
・作業内容: ジュース用トマトの収穫
・人手が足りない収穫時期に集中して参加
・いつ来ていつ帰っても良いような働きやすい条件で。©2016 sayaka okimura
【事例 4】 施設外就労~サポーターなし~
〇 都内有名パーラーへ出荷する苺の栽培葉摘み、摘果等イチゴ栽培全般(6月~11月)
・事業所: 笑顔の時間やればできる 【伊那市】
・農家/農園: (株)伊那バス
・作業内容: イチゴ栽培全般
・立ち上げ4年目ながら努力で、最低賃金以上の時給確保
・ビニールハウス1棟を担当 ©2016 sayaka okimura
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【事例 5】 施設外就労~サポーターなし~
〇 隣町の圃場へ初めての農業に挑戦JA軽井沢の子会社(5月~11月)
・事業所: 岩村田共同作業センター 【佐久市】
・農家/農園: (株)グリーンフィールド
・作業内容: りんご・ホップ等苗木圃場除草作業
・ 一所懸命室内作業を受託しても、中々工賃が上がらない現状を打破するため。
・ 仮払い機、耕運機を使用する場合は最低賃金以上で契約©2016 sayaka okimura
【事例 6】 施設外就労~サポーターなし~
〇 4事業所でズッキーニ収穫作業サイゼリア・王将・すかいらーく等の販路 (6月中旬~8月下旬)
・事業所: ワークス上駒沢,八雲日和,小春日和 【長野市】信州能力開発ネットワーク 【須坂市】
・農家/農園: 株式会社 ノースファーム
・作業内容: ズッキーニの収穫作業
・1箱200円(交通費30円/km)
・冬場はシメジのカット作業も ©2016 sayaka okimura
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【事例 7】 施設外就労~サポーターなし~
〇 3事業所でケール収穫作業ヤクルトと長野県農政部が開発 (7月上旬~10月下旬)
・事業所: エコーンファミリー・どんぐりファーム・ポーチ有旅の丘【長野市】
・農家/農園: さんさんふぁーむ
・作業内容: ケールの収穫作業
・26円/kg、マックス1日(4H)で1,201kg (エコーンファミリー)
・若い男性が多く体力もあるので、午後も休みたがらない
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【事例 8】 施設外就労~サポーターあり~
〇 3事業所で収穫作業きゅうり・ミニトマト・ほうれん草・小松菜 (通年)
・事業所: どんぐりファーム、いなりやま共同作業所、長野コロニー 【長野市】
・農家/農園: (有)信州バイオファーム
・作業内容: きゅうり・ミニトマト・アスパラガス・
ほうれん草・こまつ菜収穫作業
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・ミニトマト35円/kg
きゅうり30円/kg
・ほうれん草 50円/kg
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【事例 9】 施設外就労~サポーターなし~
〇 ラインでのねぎの出荷作業健常者と一緒に流れ作業(8月下旬~11月中旬)
・事業所: 臼田共同作業センター【佐久市】
・農家/農園: JA佐久・浅間さく北部営農センター
・作業内容: 長ネギの出荷作業
・ 1日通しての仕事
・ 健常者と一緒のラインでの作業©2016 sayaka okimura
【事例 10】 施設外就労~サポーターあり~
〇 草刈り隊が田の草刈りに大活躍刈払い機を使用して(5月下旬~9月中旬)
・事業所: エリスン 【上田市】
・農家/農園: とのしろ豊穣館
・作業内容: 田の畔の草刈り
・ 毎回10人前後投入。
・ とのしろ豊穣館とは協力してマルシェへの参加©2016 sayaka okimura
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【事例 11】 施設外就労~サポーターあり~
〇 上田市主導で障がい者事業所を募り本州最大級の広さのワイナリー(9月下旬~12月下旬)
・事業所: (株)ウォームブランケット、ワンズ 10名 【上田市】
・農家/農園: ラ・ヴィーニュ(株)
・作業内容: ワイン用ぶどうの収穫作業
・ 初めて農作業する利用者の為に、企業側で椅子を用意。
・ 休憩中、トイレまで社員が利用者を送迎。©2016 sayaka okimura
【事例 12】 施設外就労~サポーターなし~
〇 高齢化により栽培が難しくなった圃場を借りて
りんご栽培全般(通年)
・事業所: (株)ひだまり 【松川町】
・農家/農園: (株)ウィズファーム
・作業内容: りんご栽培全般
・農作業に関わる作業についての利用者の工賃平均は2万円後半
・圃場は、借りているものも含めて1.7町歩 ©2016 sayaka okimura
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【事例 12】ノウフクJAS (株)ひだまり (株)ウィズファーム
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①繁忙期の人手不足定植、収穫等時期が限られている作業は、毎日お願いしたいし、半日ではなく、1日中働いて貰いたい。
②作業時間のズレ夏場の早朝の作業は、時間をこちらに合わせて欲しい。
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①事業所の人手不足工賃アップはしたいが職員の手が足りない。
②作業時間のズレ午前9時~15時30分の間なら対応はできるが、その時間帯からずれると職員や利用者の負担となる。
③障がい特性の理解最初スキルの習得に時間はかかるが、なれれば逆にミスが少なく根気のある利用者もいるので理解して欲しい。
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①労動時間・長時間労働して欲しいとの要求は、事業所内で午前組、午後組で対応或いは、複数事業所で参加し、単独事業所の負担を軽減
②ゆとりのある契約
・“○月○日までに除草する”等、時間的にゆとりを持たせることにより、プレッシャーを与えるタイトな契約を回避し、職員の手の空いた時間に行う
③その他
・マッチングする場合は、名産品⇒地域の中での一体感⇒働く場所の増加⇒スキルの向上・施設外で農作業していたものは、農チャレをきっかけに契約を見直す。
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・ 自分の意見を無理に押し付けない。
・ 問題が出た場合は、農業者側、福祉事業所側、双方から意見を聞き、バランスを考え解決する。
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・ 福祉事業所側には、無理をさせず身の丈に合った仕事にし、自然にやる気を起こし、伸びしろを増やす。
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・ は農業者側と事業所側両者にメリットがあるように契約する。
・初期は状況に応じ、素早く対応すべく、あらゆるする。
・現場の都合に合わせる。
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①現場(千差万別)を尊重・施主であるJAや企業や農業者を尊重した上で、障がい者事業所利用者の存在価値を地域にPR
③職員のやる気・現場のリーダーである福祉事業所職員に、夢を持って貰う。
(客観的に見た仕事の価値、利用者の工賃向上、マルシェの利用、ビジネス等)
②成長を促す・障がい者の作業の技術支援やアドバイスを行うサポーター等を活用し、実力と自信を手に入れて農業への定着を目指す。
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・F&Aキッズフェスタ,2016、2017,2019 【日比谷】
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・長野都市ガス展 etc.
・太陽のマルシェ 【勝どき】
・一般財団法人 日本パラスポーツ機構 【上野】
・全国ふるさと観光物産展 【大阪】
・ノウフク新春大感謝祭 【京都】
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・解決が求められる こと。
・ビジネスとして を進めていくこと。
・新しい仕組みを開発・活用し すること。
株式会社ボーダレス・ジャパンブログより
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福 祉Win
工賃アップ
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福 祉感謝
成長
協力
ブランド
信用
健康
友情寛容
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・ 仕事とは
・ 県内外の障がい者、健常者が農業を通し交流
・ 農業、福祉の枠を超え とも仕組み作り
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