ios開発 本当にあった怖い話

夏ですね。

暑いですね。

そこで‥‥

今日は怪談を話します。

本当にあった怖い話

iiOOSS開発

自己紹介坂本 和大( @kazu0620 )Sansan株式会社 Eight事業部所属

GitHub- SRGVersionUpdater - ios-timecop

過去に個人で開発したアプリ- ヒミツのアルバム( 35万DL! )- にゃんこタウン( 15万DL! )

今日話す怪談

##33 不思議エラー処理！

##22 怪奇！巨大モデルクラス！

##11 恐怖！仕様変更の怪！

恐怖！仕様変更の怪！

^ ⚪̂

企画職

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

仕様が決まりました

^ ⚪̂

エンジニア

やったー

^ ⚪̂

企画職

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

これです

^ ⚪̂

エンジニア

はい

仕様書

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

^ ⚪̂

エンジニア

がんばるぞ

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

一ヶ月後

^ ⚪̂

企画職

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

・・・・・・・。

^ ⚪̂

エンジニア

できました

アプリ

^ ⚪̂

企画職

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

なんか、思ってたのと ちょっと違いますね

^ ⚪̂

エンジニア

・・・・・・。

アプリ

^ ⚪̂

企画職

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

修正お願いします

^ ⚪̂

エンジニア

はい

仕様書

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

^ ⚪̂

エンジニア

・・・・・

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

一ヶ月後

^ ⚪̂

企画職

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

・・・・・・・。

^ ⚪̂

エンジニア

できました

アプリ

^ ⚪̂

企画職

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

なんか、違いますね

^ ⚪̂

エンジニア

・・・・・・。

アプリ

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

^ ⚪̂

エンジニア

・・・・・

※このやり取りはイメージであり現実のものとは異なります

^ ⚪̂

エンジニア

・・・・・

どこに問題があるのか？

Eight version 5.0

・UIを一新したリニューアルversion

・開発期間3ヶ月

・しかし、最終的にPO判断でリリースを見送り

・世に出る事は無かった幻のversion

どこに問題があるのか？

仕様変更が起こること？

認識の違いが起きる事？

たぶん違う

どんなに企画段階で練っても 仕様変更は起こりうる

^ ⚪̂

エンジニア

・・・・・

問題は、確認のサイクル

仕様策定

実装

動作チェック

確認までの期間が長すぎる問題

Eight version 6.3

・フィード機能を追加し、SNS化

・仕様決め～プロトタイピングに一ヶ月半

・開発期間一ヶ月強

・大きな差し戻しが無かったこともあり

ほぼスケジュール通りリリース出来た。

どうやって仕様変更(差し戻し) を最小限に抑えられたのか？

プロトタイピング

flinto・プロトタイピングツール

・画像にタップイベントと 遷移を追加できる

・ブラウザで動く

プロトタイピング

動作チェック

flinto

本実装

最終チェック

これで仕様変更がなくなる？

そんなことはない

・リッチなインタラクションやアニメー ション演出などはflintoでは再現できない

・UI実装の工数など、実装してみ ないとわからない部分

・触る人の気持ちの問題

恐怖！仕様変更の怪！

じゃあ、どうすれば？

hotmockを作る

・動きを確認するための最小限の機能を備えた実際に動くアプリ

・サーバーとの通信などは実装しないがUI周りについては全て動く状態を実現する

実際のhotmockの画像

flinto

動作チェック

prototype

本実装

最終チェック

仮実装

動作チェック

hotmock

hotmockを作る工数

わりに合うのか？・正直変更の大きさにもよる

・手戻りのリスクが大きい改修 ならペイする可能性が高い

・それほど大きな改修でなければ プロトタイプだけでも良さげ

これで仕様変更がなくなる？

そんなことはない

が、仕様変更によって起こる 手戻りリスクは抑えることが出来る！

はず。

プロトタイピング

動作チェック

flinto仮実装

動作チェック

hotmock

本実装

動作チェック

flinto hotmock version 6.3

まとめ・仕様変更という怪奇からは逃れられない

・しかしそのリスクを最小限にすることは可能

・そのために、確認までの小さいサイクルを 　高速に回す

ご静聴ありがとうございました

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