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Post on 17-Feb-2018

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コーチングによる人材育成・組織づくりや、チームや個人の協力関係を高める「ライフスキルプログラム」の作成と実践を行っているのが東海林研究会です。研究の対象はスポーツチームや企業、小学校やNPOなどさまざまですが、チーム力を高めるためのコミュニケーションのとり方や挫折に直面した時の対処の仕方など、人との関わりの中で、さまざまなスキルを体得しています。研究会のメンバーは将来、教師やオリンピックを目指す人、スポーツや企業のコーチングに興味を持っている

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SFCの研究 研究会紹介

従来のコンピュータは「0か 1」しか表せないデジタル計算。それに対して、量子力学を活用した量子コンピュータでは「0と 1が同時に存在する」という重ね合わせの状態を作り出せるため並列処理ができ、膨大な計算を高速で行うことができるのです。スーパーコンピュータが数百年かけても解読できない問題を量子コンピュータなら一気に解くことが可能に。しかし量子コンピュータの一般的な実用化はまさにこれから。本研究会では量子計算によるシステムの設計や量子ネットワークのアーキテクチャを研究しています。実用化にもつながる「量子計算のエラー訂正の研究」にも取り組んでいます。また「量子鍵配送」などのように暗号通信にも量子計算は利用されており、多くの学生が研究中。自分の手でパラダイムシフトを実現するチャンスです。

総合政策学部 専任講師 東海林 祐子環境情報学部 准教授 ロドニー バンミータースポーツ心理学、ライフスキル、コーチング専門分野量子計算、ムーアの法則後のコンピュータ・

アーキテクチャ、ディストリビュテド・マス・ストレージ・システム

専門分野

人などさまざまですが、人のやる気を引き出す過程で、自身の至らなさを痛感し、自己変革しての自身のコミュニケーションスキルの再構築を図っているようです。日本のスポーツ界は、いま新しいコーチングを求めています。やる気を引き出すコーチングを SFCから発信しましょう。

研究会一覧

SFCではカリキュラムの核となるのは研究会です。研究会は卒業プロジェクトにつながる個人の研究の基本プラットフォームであり SFCの研究活動の中心です。教員と学生が共に考えながら先端課題に取り組んでいきます。以下は研究会の一例です。みなさんの興味ある研究を探してみてください。

[2014春学期開講一覧](2014年2月現在予定)

■「アメリカ後の世界」におけるアメリカ外交の行方■アメリカにおけるイデオロギー状況の検証■イスラーム世界を読む(QAIプロジェクト)■インターネット応用技術■インターネットリサーチ■インタラクティブメディアのための情報検索・ 推薦・可視化システムの研究■おしゃべりなロングテール■からだに根ざした実践知の学びとデザイン■カルチュラル・セキュリティ■グリーンインフラストラクチャー■ゲノムデザイン(先端生命科学)■ゲノム情報解析(先端生命科学)■コーチングとライフスキル■コラム執筆・雑誌制作■サイコスペースプロジェクト■サイバー防犯ボランティアの実践■システム生物学入門(先端生命科学)■スポーツ科学と人間工学■スポーツ工学:工学的アプローチによるスポーツスキルの分析■スポーツビジネス■スマートモビリティ■ソーシャブル・ロボット■ソーシャルイノベーション:ソーシャルマーケティングと 価値共創■ソーシャルイノベーション:コミュニティ・ソリューション■ソーシャルイノベーションのリサーチデザイン■ソフトウェアの可視化■デジタル・アラビック・ワールド(DAWプロジェクト)■デジタルファブリケーションと未来の3Dプリンティング 技術の開発■ビデオ映像で読み解くアジア社会■ヒューマンパフォーマンス■フランス語教師になる!■ヘルスケア分野におけるデータビジネス創造■ヘルスコミュニケーション-企画・実践・評価■ヘルスサイエンス(健康科学)■ヘルスリサーチ-コミュニティの健康・医療・福祉の研究■ボディプランニング解析■マーケティング・データの分析とモデル作成■マルチメディアデータベースシステムとデータマイニングの研究■マルチメディアデータベースの応用と感性データベースに 関する研究■メディア比較研究 ─発信言語によるメディア比較考察─■メンタルヘルスについて考える■ものづくり技術(ICT)の基礎と応用■「ゆだねない社会」をめざして ─第三領域論の視座から考える中国と世界の地域■ユビキタスコンピューティング環境のための ネットワークおよびシステムソフトウェア研究開発■ユビキタスコンピューティング環境のための ミドルウェアおよびアプリケーション研究開発

■ラーニング・デザイン プロジェクト(LDP) ─学習環境の構築─■ランドスケープ研究■リアリズム経済政策■リアリティのデザイン ─身体・素材・情報をつなぐインタラクティブメディアの創出─

■リージョナル・ガバナンスの新しい展開■医科学・地球環境・食品科学へのシステム生物学の 応用(先端生命科学)■意思決定研究とサイバービジネス実践■医療・介護分野の政策・経営■宇宙法研究(国際法)■宇宙法研究(国内法)■映画分析■英語・教育の意味空間■応用バイオテクノロジー(先端生命科学)■応用ワイヤレス研究会■科学知識・科学技術の社会的インパクトを考える■家族変動とコミュニティ変容の中のケアと包摂■環境安全保障研究会■環境問題を体感する。■韓国社会の変容■「教育」から発信する「オーナーシップを生む持続可能な 協働プロジェクトの構築と実践」■教育政策の経済学的分析■業績測定と評価■近代社会研究■権威主義国家のサバイバル戦略:権威主義体制の研究■健康長寿社会を見据えた次世代社会システムの設計■言語習得理論研究および教材開発■言語と学習の認知科学■言語とコミュニケーション■言語と思想、言語と芸術■現代の政治哲学・倫理学■建築・都市・環境のコンピューテーショナル・デザイン■憲法判例を通して見るアメリカ■公共選択の分野におけるゲーム理論■高速インターネットインフラとアプリケーションの研究開発■高度知識基盤社会における産学連携とその政策的理解■「高齢者と共に」を考える■国際安全保障:概念構築と実践■国際貿易体制の変容 ─メガFTAs(TPP、日EUFTA、TTIP、RCEP)とWTO─■古典芸能に見る日本の社会と文化■子どもの精神発達を考える■細胞シミュレーション(先端生命科学)■財務会計の考え方と実践■作曲法1

■自然のアルゴリズム美■疾患診断支援システム(先端生命科学)■実空間のインターネット■社会安全政策論■社会言語学■少子高齢化と外国人労働者■小説執筆■情報法研究会■「新興大国」中国と「豊かな権威主義国家」中国の研究■人口減少社会を地域の文脈で考える ─フィールドワークを中心に─■身体運動の神経科学■数学と芸術■成熟社会の都市/まちストックの再編成■世界の中の中国1600--2013 ─過去と現在の対話■「セクシー」なデータ・サイエンティストになろう

■戦後日本の社会構造■全世界インタフェースデザイン■第二言語習得研究、異文化間コミュニケーションと外国語教育■地域研究とアカデミック・ディシプリンの対話と融合の模索■地域における効果的なプラットフォーム設計■知の伝承:東西の古典を原典で読む■〈地方発〉の政策イノヴェーション■治未病社会への挑戦■中国文化(伝統劇・映画・古典小説)の探求■統計的機械学習の基礎と応用(経済・ファイナンス・人口)■統治機構研究■東南アジア開発Ⅱ■討論型世論調査(KeioDP)の実行■日本語の教育・学習・コミュニケーション■日本の政策課題と政策決定過程■人間とは何か(主として哲学)■人間とは何か(主として文学)■人間の安全保障:行動のミクロ分析■脳情報の計測と解析■場所の未来 ─つながりの科学■発生・生殖工学の応用(先端生命科学)■場のチカラ:漂流するゼミ■東アジアにおけるデジタルデモクラシー■人とメディアとシステム■防災社会デザイン■翻訳分析演習■民間非営利組織の理論と実証■優良環境取組みの発見■連帯経済■和声学1

■ 1980年代以降の台湾映画(1) その背景と特徴 ■Algorism ─建築の計算(不)可能性■Computer Human Inter-action :

 Augmented Human * Augmented Environment

■Constructing Sexualities : Queer Japan

■Creating and Managing New Business

■Creative Media Lab:創造社会を支える方法・ 道具をつくる(新規募集:コラボレーション、雑誌・映像制作、 料理、教育、生き方、日本、防災、美容)■Design and the Speculative Mind

■E-Cellプロジェクト(先端生命科学)■GIS技術を用いた震災復興と気候変動適応の実践■Global Internet Governance

■ ITマネジメントとセキュリティ(Web応用、デザイン、 マーケティング、セキュリティ、防災情報基盤)■ Javaによる知能プログラミング入門■ Javaによる知能プログラミング入門  ~A.I.フィールド全開!!~■Keio International Project on the Internet & Society

■ Linked Open Data研究プロジェクト■RNA機能解析(先端生命科学)■Rによる統計モデル入門■ Teaching Japan

■Urban / Rural ReDesign「場」の 力のヴィジュアリゼーション「各論編」■Urban / Rural ReDesign「場」の 力のヴィジュアリゼーション「総論編」

“量子コンピュータ”や “量子ネットワーク”を研究して新たな世界を創造する。

ロドニー バンミーター 研究会

ビッグデータ時代の、マーケティングや消費者研究の可能性を研究しているのが桑原武夫研究会です。本研究では、Twi tterなどのソーシャル・メディアに書き込まれる意見を収集 ・分析することによって、マーケティング戦略の策定に役立てるソーシャル・リスニング &マイニング研究、企業や商品のブランド・イメージの変遷を追跡し、そのメカニズムを探求するブランド・イメージ研究、消費者の行動や態度の変化に結びつく最適なメディア戦略を探るクロスメディア研究を組み合わせています。いずれも大規模データと格闘しながら、データ・サイエンティストとしての実践力を養います。その一方で、輪読を通じ、消費経験をテクストとして読み解き理解する解釈的方法も身につけます。実証と解釈という異なる2つの視点を併せ持つ強靭な知性によってこそ、複雑な時代の市場や消費の奥行きを捉えることができます。

総合政策学部 教授 桑原 武夫

▶ http://yukon-lab.jimdo.com /

写真は、夏に赴いた東北被災地での一コマです。高台から見た風景は、学生たちの心に刻まれたことでしょう。2013年春にスタートした大木聖子研究会のプロジェクトには制約はありません。遊びの中で防災を学べる幼児向け授業を考えたり、得意のデザインを生かして防災グッズを制作したりと、研究テーマの切り口はさまざま。「自然災害からいかに人の命を守るか」「理不尽な死をいかになくすか」という思いがあれば、個人でもグループでも研究を進められます。誰かを救えること、自分が貢献できることを、学生時代の研究を通じて実感してほしい。失敗しても成功しても、その体験は社会できっと役立つはずです。大きな被害を経験した日本は防災の先進国。SFC から日本の防災を変えることは、世界の防災を変えることにつながります。SFCなら、決して夢では終わりません。

大木 聖子 研究会

「人の命を救いたい」という思いを防災の実践研究を通して、カタチにする。

ITを駆使して、ビッグデータ時代のマーケティングのエッジを歩く。

桑原 武夫 研究会

マーケティング、データ・サイエンス、ブランディング、クロスメディア戦略、消費経験論

専門分野

環境情報学部 准教授 大木 聖子地震学、災害情報、防災教育、災害科学コミュニケーション

専門分野

東海林 祐子 研究会

コーチングやライフスキルプログラムの実践を通して「自ら考え、行動する力」の可能性を研究する。

研究活動についてもっと知りたい方は http: //www.sfc.keio.ac.jp / introducing_labs /SFCの現場

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