jul focus gds · 2016-01-05 · footwear international footwear highlight route design trendsetters...

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EINGANG NORD ENTRANCE NORTH

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PRESS CENTER

FASHION SHOWS RICHTIG WICHTIG

DFS Fashion Sourcing

Sourcing Footwear

International Footwear

HIGHLIGHT ROUTE

Design TRENDSETTERS

KIDS AREA

 2016年春夏シーズンに向けたGDSは、7月29~31日。いよいよ開幕が近付いて来た。 会場をより効率よく回り、目的のブランドや商品に行き着くために、改良が施された会場を紙上紹介しよう。 三つのライフスタイル・ワールドは、変わらないが、それぞれにキーワードが追加され、狙いがより明確になった。。■POP UP THE URBAN GROOVE ポップでクールなカジュアル・ファッションの提案ゾーンに変わりはないが、「URBAN GROOVE」、つまりはストリート・カルチャーに根差したものであることを明確にした。 スニーカー人気は全くもって衰えそうにない。ストリートを刺激する新ブランドを探したかったら、POP UPへ。■HIGHSTREET MODERN PLUSE ハイブランドのショップが軒を連ねる、ロンドンなどのメインストリートをイメージしたゾーン。ややもすると老舗的ブランドの集積と受け取られがちだが、モダンもカバーしていることを明確にした。 このゾーンで子ども靴、アクセサリー、それにアウトドアシューズも展開される。■STUDIO PREMIUM NOTE デザイナーブランドやトレンド志向の高いブランドの集積であるが、不可欠要素は「premium」。ディテール・デザインやクラフトワーク、また素材使いなど、どこかにスペシャリティのあるブランドを探したかったら、STUDIOへ。 デザイナー招待ゾーンの「International Design Trendsetters」も、このゾーンだ。■RICHTIG WICHTIGは、10号館に移動 「RICHTIG WICHTIG」は、前回2月展では、7号館の一画。他のホールと離れており孤立感が強かったが、今回は10号館に移動。つまり「POP UP」と連動する配置になる。 この移動によって、「POP UP」「STUDIO」、そして「RICHTIG WICHTIG」と、ファッションにフォーカスしたゾーンが、9号館、10号館に連続して揃うことになり、来場者は、テイストの違うファッションを効率良く回れる。

 またテーマは、「LONDON CALLING」。ヤング・カルチャーがコンセプトの「RICHTIG WICHTIG」に相応しい。 コベントガーデンやノッティングヒル、またハイドパークなどロンドンの雰囲気を醸し出す演出がなされ、元ローリングストーンズのビル・ワイマンによるレストラン「スティッキーフィンガーズ」で食事も楽しめる。 そして「HIGHLIGHT ROUTE」が、これらのゾーンを有機的に繋ぐ。ルートに沿ってトレンド・スポットや素材トレンドを提示するフォーラム・タッチなどが展開され、ルートに従って移動すれば、自ずと2016年春夏ファッショントレンドがつかめる。 最後に前号で紹介したように、併催のtag it!に、アパレル調達フェア「DFS(デュッセルドルフ・ファッション・ソーシング)」が加わったことを付け加えておく。

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Jul. 2015 Publisher:Messe Düsseldorf Japan Text by Tomoko OYA (Shoes Journalist)

GDS/tag it! 7月29日、いよいよ開幕!9・10号館にファッションゾーン集約で回遊性アップ

F O C U S G D S®

2 015J U LD Ü S S E L D O R FG E R M A N Y

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eチケットは、こちらから。オンライン登録すると、入場料は無料です。

 前回2月展で新しく設けられたデザイナー招待エリア「International Design Trendsetters」は、トレンド発信型見本市を目指すGDSにとって重要なプロジェクトだ。 この4月、その参加デザイナーが、デュッセルドルフのラグジュアリー百貨店ブロイニンガーでポップアップショップを行った。 ブロイニンガーはシュトゥットガルトを本拠とし、創業は1881年。老舗であるばかりでなく、洗練された品揃えで評判が高い。デュッセルドルフ店は、同市の再開発計画に基づき、高級ファッションストリート、ケーニッヒスアレーに建設された商業ビル「ケー・ボーゲン(Kö Bogen)」にオープンして間もない。ケー・ボーゲンのモダンで斬新な外観に相応しい内装と品揃えで話題を集めている。 取り上げられたのは、アラン・トンドウスキー、ローレンス・ディケイドなど4デザイナー。婦人靴売場は、デュッセルドルフのあるノルトライン=ヴェストファーレン州

最大規模を誇り、その売場でのポップアップは意義深いものとなった。 7月の同エリアには、2月と同じ20デザイナーが出展する。前記の4デザイナーはもちろんのこと、日本から選出の「そのみつ」「Tetsuya Uenobe」も、2016年春夏新作を披露する。 7月に先立ち、GDS/tag it!プロジェクト・ディレクターのキルスティン・ドイテルモーザーは「我々は、来場者の真の付加価値を創造するために、

トレンドセッターに相応しいデザイナーの選出に努めているが、靴の業界は、自らの将来のためにもクリエーティブな才能をサポートしなければならない」と語っている。

 新生GDSのコンセプトの一つに「1 city at your feet」がある。これを具現化したのが「OUT OF THE BOX」。靴産業界、デュッセルドルフのショップ、ショッピングモール、レストラン、ギャラリーなどのカルチャー施設、さらにGDSの来場者、そしてもちろん地元の消費者を巻き込んで、デュッセルドルフの街を舞台に行われるフェスティバルだ。 今回の開催日は、GDS最終日の7月31日。企画は、盛りだくさんだ。 フェスティバルの象徴としてシャドウ

プラッツに巨大なシューズボックスが登場、ケーニッヒスアレーなどのミーティングポイントに地元アーティストが制作したジャイアントシューズが展示され、また特設ステージでは2015年秋冬ファッションショー、グラーフ・アドルフ・プラッツでは、ハイヒールによるランニング大会、さらに期間中に参加ショップで買物をした顧客にはスクラッチくじによる抽選もある。 最終日、仕事が完了したらデュッセルドルフの街へ。GDSの新しい楽しみ方が待っている。

「FOCUS GDS」の内容、またGDSについて、ご質問やご要望がありましたら、ご遠慮なく下記までお問い合わせください■㈱メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート7F TEL:(03)5210-9951 FAX:(03)5210-9959 e-mail:mdj@messe-dus.co.jp 担当=橋木雅弘

すべて2015年2月展

ラグジュアリー百貨店ブロイニンガーも注目!International Design Trendsetters

OUT OF THE BOXGDSがデュッセルドルフの街に飛び出す

中国企業が主催するファッション調達フェア

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参加デザイナーの 2016 年春夏コレクション。左からアラン・トンドウスキー、ローレンス・ディケイド、エンシェント・グリーク・サンダル

ブロイニンガー・ポップアップショップのディスプレイ

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