multi labelist v4 - サトーグループ¹´7月7日 株式会社 サトー multi labelist v4...

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2009年 7 月 7 日

株式会社 サトー

Multi LABELIST V4 練習マニュアル

-様々な発行方法編-

2009.7 第 4 版

ご注意

1.本ソフトウェアの著作権は、株式会社サトーにあります。

2.本ソフトウェアおよびマニュアルの一部または全部を無断で使用、複製することはできません。

3.本ソフトウェアは、コンピュータ 1 台につき 1 セット購入が原則となっております。

4.本ソフトウェアおよびマニュアルは、本製品のソフトウェア使用許諾書のもとでのみ使用することができます。

5.本ソフトウェアおよびマニュアルを使用した結果の影響については、一切責任を負いかねますのでご了承ください。

6.本ソフトウェアの仕様、およびマニュアルに記載されている事柄は、将来予告なしに変更することがあります。

サトー、SATO ロゴ、Multi LABELIST は、株式会社サトーの商標または登録商標です。

Microsoft、MS-DOS は、米国 Microsoft Corporation の登録商標です。

Windows は、米国 Microsoft Corporation の登録商標です。

その他、記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

例やサンプルで使用している名称は、すべて架空のものです。実在する商品名、団体名、個人名とは一切関係が

ありません。

Copyright©2009 株式会社サトー (2009.7 第 4 版)

- 目次 -

1:外部ファイル発行

1.外部ファイル発行とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

2.外部ファイルパラメータの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

3.外部データ呼び出し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

2:検索発行

1. 検索キーの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5

2.動作設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

3.検索発行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

3:振分発行

1.振分定義の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11

2.入力項目同士の紐付け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14

3.レイアウト判別 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17

4.振分項目設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20

5.振分発行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23

6.発行結果の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24

4:自動発行

1.自動発行とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25

2.ショートカットの作成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28

3.ショートカットのプロパティを開く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30

4.リンク先の編集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31

5.使用方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31

5:プリセット発行

1.プリセットデータ登録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33

2.プリセット発行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37

3.プリセット予約発行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40

練習マニュアル 様々な発行方法編

―1―

1:外部ファイル発行

Multi LABELIST V4 には便利な発行機能がたくさんあります。

これらの発行機能に関して、設定や発行の練習をしてみましょう。

1.外部ファイル発行とは

外部ファイル発行とは、発行したいデータをあらかじめファイルで用意しておき、レイアウト発行時に

外部ファイルデータを呼び出すことで入力項目への入力をせずに発行が行える機能です。

※ファイルの形式には固定長と可変長(区切り文字は任意に設定可能)に対応しています

2.外部ファイルパラメータの設定

初めに取込むファイルの情報を設定しましょう。

まずレイアウト管理画面(入力画面)にて、

「設定」 → 「外部ファイル設定」の順で

クリックし、下記の画面を表示してください。

① ②

③ データ構成図

可変長設定

固定長設定

練習マニュアル 様々な発行方法編

―2―

①外部ファイル名の設定

参照ボタンを押して外部ファイル名を指定します。

②モード

「自動」または「任意」に設定します。より詳細に設定したい場合は「任意」に設定してください。

③固定長/可変長

呼び出すデータ形式に応じて「固定長」または「可変長」に設定します。

④固定長/可変長の詳細設定

レコード長やレコード数、区切り文字などを設定することができます。

※②のモードが「自動」に設定されている場合、グレー表示の項目は設定できません。

設定を行いたい場合は「任意」にしてください。

⑤完了ボタン

完了ボタンを押すと設定した内容が保存されます。

3.外部データ呼び出し

では、実際にレイアウト発行画面で外部データを呼び出してみましょう。

ここでは下記の CSV 形式のファイルを例に説明します。

【外部ファイルパラメータ設定値】

①ファイル名: (フルパス名)+社員データ.CSV

②モード: 自動

③固定長/可変長: 可変長

④③の詳細設定: カンマ区切り

練習マニュアル 様々な発行方法編

―3―

レイアウト発行画面を起動して「外部呼出」ボタンを押してください。

※「発行枚数」以外の入力項目は初期状態ではヘッダ部に配置されています。

必要に応じでレイアウト管理(入力画面)で図のように行部へ移動させてください。

今まではそれぞれの項目を入力する必要がありましたが・・・

“社員データ.CSV” の内容を外部ファイルパラメータの設定に基づいて

呼び出すことができました。

外部ファイル発行ではデータを呼び出すまでの動作で発行ボタンを押す必要があります。

発行まで自動で行いたい場合は本編「4:自動発行」をご参照ください。

以上で「1:外部ファイル発行」は終了です。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―4―

2:検索発行

検索発行とは?

発行画面に入力された発行データから任意の条件にてデータを検索・抽出し、

発行することができる発行形態です。

入力された発行データ

条件検索

検索の繰返しが可能

検索

発行

それでは、検索発行の練習を行いましょう。

■これまでの練習を思い出して下のようなレイアウトを作成してみましょう。

プリンタ : SR408

用 紙 : 縦45mm×横70m

レイアウト名 : 検索.mllay

・デザイン画面 ・変数画面

練習マニュアル 様々な発行方法編

―5―

1. 検索キーの設定

まず、検索するキーを設定します。

今回は「品番」を検索キーとします。

レイアウト管理にて、入力画面設定を開きます。

項目を頁→行に置き換えましょう。

入力画面設定

練習マニュアル 様々な発行方法編

―6―

「品番」を選択し、ダブルクリックします。

ダブルクリック

「検索キー項目」をクリックし、チェックを入れます。

クリック

検索キーに設定した項目の項目名の色

が青に変わっているのを確認します。

設定が完了したら、レイアウトを

保存しましょう。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―7―

2.動作設定

発行画面にて、発行モードを検索発行用に設定します。

レイアウト発行にて「検索.mllay」を開いて下さい。

「動作設定」をクリックします。

クリック

「絞込み検索」にチェックを入れ「OK」ボタンをクリックします。

クリック

クリック

以上で検索発行を行うための設定は完了です。

では実際に検索発行を行ってみましょう。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―8―

3.検索発行

「品番」に入力されたデータをキーとして検索を行い、発行します。

「発行」アイコンをクリックし、検索画面を表示します。

クリック

検索するデータを入力し、「検索」ボタンをクリックします。

(一度入力したデータはソフトが記憶しますので、2回目以降は入力する必要はありません。

プルダウンメニューに自動で表示されますので、そこから選択して下さい。)

検索するデータを入力

検索ボタンをクリック

練習マニュアル 様々な発行方法編

―9―

検索にて一致したデータが表示されます。

(該当するデータが複数ある場合は全て表示されます。)

再度「発行」アイコンをクリックして検索画面を表示し、「発行」ボタンにて発行します。

発行!

正しく発行されましたか?

以上で「2:検索発行」は終了です。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―10―

3:振分発行

複数のレイアウトを、1つの発行画面でレイアウトを自動的に振り分けて発行する場合などに、『振分発行』

という機能を使用します。その発行方法を設定するのに、『振分定義』の機能を使用します。

それでは、早速振分定義の練習を行いましょう。

■これまでの練習を思い出して下のようなレイアウトを2つ作成しましょう。

プリンタ : SR408

用 紙 : 縦45mm×横70mm

レイアウト名: 振分1.mllay

デザイン画面 変数画面

振分 ファイル

レイアウト 1

レイアウト 2

レイアウト 3

レイアウト 1

レイアウト 2

レイアウト 3

複数のレイアウト

を1つの振分項

目に設定します。

1つの振分項目を複

数のレイアウトに判別

して発行します。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―11―

プリンタ : SR408

用 紙 : 縦45mm×横70mm

レイアウト名: 振分2.mllay

デザイン画面 変数画面

作成出来ましたか?

それでは、振分定義を設定しましょう。

1.振分定義の設定

Multi LABELIST V4 のメニュー画面から振分管理のアイコンをクリックします。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―12―

新規ファイル(ウィザード形式)を選択し、「OK」を

クリックします。

「入力割付」画面が表示されます。

「追加」ボタンをクリックし、

“振分1.mllay”を選択し「開く」ボタンをクリ

ックします。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―13―

続いて「追加」ボタンをクリックし、登録した

“振分2.mllay”を選択し、「開く」ボタンを

クリックします。

左の画面になりましたか?

練習マニュアル 様々な発行方法編

―14―

2.入力項目同士の紐付け

“振分1”を選択します。

「一括割付」ボタンをクリックします。

一括割付を行うと、レイアウト項目が

振分定義項目へコピーされます。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―15―

“振分2”を選択します。

“レイアウト入力項目”の“品名”をクリックし、

続いて

“振分定義項目”の“品名を”クリックします。

紐付け設定ボタンをクリックします。

桁数の設定画面が表示されるので、

そのまま「OK」ボタンをクリックして下さい。

開始桁/終了桁

振分項目からの開始桁から終了桁を入力しますが

そのレイアウトで判別された時に、設定した桁数が

有効になります。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―16―

同様に、“レイアウト入力項目”の“品番”と、

“振分定義項目”の“品番”をクリックし紐付け

を行います。

紐付けが終了したら、「終了」ボタンをクリックします。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―17―

3.レイアウト判別

入力割付の次には、レイアウト判別項目の設定を行います。

これは、レイアウトを振分る為のキーとなる項目を指定します。

練習では、入力された「品番」が00001なら「レイアウト1」、「品番」が00002なら「レイアウト2」を印字

するように設定しましょう。

「振分登録」画面の「判別定義」ボタンをクリックし、「レイアウト判別定義」画面を開きます。

「振分項目一覧」から、品番をクリックし、

「判別項目追加」をクリックします。

品番が判別項目に追加されます。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―18―

レイアウト(振分 1)を選択します

選択後、Enter キーを押すと、判定値

の入力になります。

Enter

判定値で、“00001”と入力します。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―19―

レイアウト(振分 2)を選択します

選択後、Enter キーを押すと、判定値

の入力になります。

Enter

判定値で、“00002”と入力します。

判定値の入力後、完了ボタンを

クリックします。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―20―

4.振分項目設定

振分項目の設定を行います。

振分には、発行枚数項目が必要です。

ここで、発行枚数の項目を追加します。

追加ボタンをクリックします。

項目名称を入力します。

(ここでは、“発行枚数“と入力)

発行枚数の桁数を入力します。

追加する項目の配置場所を

指定します。

発行枚数フラグにチェックを入れ

ます。

「次へ」ボタンをクリックします。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―21―

基本設定を行います。

今回は特に設定しないので、「次へ」をクリックします。

入力設定を行います。

今回は特に設定しないので、「次へ」をクリックします。

発行組数設定を行います。

今回は特に設定しないので、「完了」をクリックします。

各項目の詳しい内容は、 Multi LABELIST V4 の

HELPを参照してください。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―22―

左のように設定できましたか?

発行枚数項目が赤く表示されているのを

確認してください。

項目が設定できたら、「保存」ボタンをクリックし、作成した振分ファイルを

保存します。

終了ボタンをクリックすると

振分管理を終了します。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―23―

5.振分発行

振分管理で作成した振分ファイルを発行してレイアウトが振り分けられて発行されているのを確認しましょう。

Multi LABELIST V4 のメニューより「振分発行」のアイコンをクリックします。

作成した振分ファイルを選択します。

「開く」ボタンをクリックします。

振分発行画面が表示されるので

項目を入力してみましょう。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―24―

6.発行結果の確認

レイアウト1

品番に“00001”と入力して発行しましょう。

レイアウト2

品番に“00002”と入力して発行しましょう。

正しく発行されましたか?

以上で「3:振分発行」は終了です。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―25―

4:自動発行

ここでは、サンプルレイアウトを使って自動発行に挑戦してみましょう。

1.自動発行とは

ユーザプログラムや、MS-Windows の[ファイル名を指定して実行]など外部のアプリケーションから Multi

LABELIST V4 の発行プログラムを起動し、パラメータを与えることでそのパラメータに応じた動作を実装する事が

出来る機能です。

指定する書式は下記の通りです。

”実行プログラム名”_” レイアウト ファイル名”_パラメータ_”内(外)部ファイル名”

振 分

※ _(アンダーバー)は半角スペースを表します。

【実行プログラム名】

LPrint.exe : レイアウト発行

FPrint.exe : 振分発行

絶対パスで指定してください。

※インストール先ディレクトリを変更していない場合、「C:\Program Files\MLV4」 にあります。

【レイアウトファイル名/振分ファイル名】

絶対パスで指定してください。

【内(外)部ファイル名】

内部ファイル : 内部ファイルインデックス名を指定してください。

外部ファイル : 絶対パスで指定してください。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―26―

【実装可能なパラメータ一覧】

指定機能 パラメータ 動作内容

外部ファイル指定 /G 指定の外部ファイルを読み込んだ後、自動で発行処理を行います。

内部データ指定 /I 指定の内部データを読み込んだ後、自動で発行処理を行います。

印刷プレビュー /P 発行処理は行わず、外部ファイル及び内部データを読込んで印刷プレビュ

ー画面を表示します。

ファイル・データ読込みのみ /C 発行処理は行わず、外部ファイル及び内部データを読込んで画面に表示

します。

出力先 汎用ドライバ指定 /V 出力する汎用ドライバの名称を指定し、指定したドライバより自動で発行

処理を行います。

出力先 ファイル指定 /D

各レイアウト毎の出力先が格納された専用書式のファイルを指定し、該当

するプリンタドライバより自動で発行処理を行います。Fprint.exe(振分け

発行)専用のパラメータです。

以下に各パラメータの機能詳細を記載しております。

アルファベットの大文字で記載されていますが、小文字でも同様の指定が可能です。

①/G パラメータ(外部ファイル指定)

・指定の外部ファイルを読み込んだ後、自動で発行します。

・レイアウトまたは振分ファイルの指定がない場合は無効です。

・/I パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。

・指定の外部ファイルが存在しない場合、本パラメータは無視されます。

②/I パラメータ(内部データ指定)

・指定の内部データを読み込んだ後、自動で発行します。

・レイアウトまたは振分ファイルの指定がない場合は無効です。

・/G パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。

・指定の内部データが存在しない場合、本パラメータは無視されます。

③/P パラメータ(印刷プレビュー)

・印刷プレビュー画面を表示します。

・/G、/I パラメータと併用します。

・/C パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。

④/C パラメータ(読み込みのみ)

・外部からのファイルやデータを読み込みますが、発行は行いません。

・/G、/I パラメータと併用します。

・/P パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―27―

⑤/V パラメータ(汎用ドライバ指定)

・出力する汎用ドライバの名称を指定します。

・/G、/I パラメータと併用します。

・/C、/P パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。

・/D パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。

・指定した出力先が存在しない場合、本パラメータは無視されます。

・汎用ドライバのパラメータ指定例は下記の通りです。

<振分発行で振分ファイル"C:\Test.mlden"、外部ファイル" C:\Text.txt"、

汎用ドライバの出力先“SATO SR408”を指定する例>

"C:\Program Files\MLV4\FPrint.exe" "C:\Test.mlden" /v[SATO SR408] /g "C:\Text.txt"

※実行プログラムの場所は、インストール先ディレクトリに合わせて指定してください。

⑥/D パラメータ(出力先ファイル指定 – 振分発行専用パラメータ)

・出力するレイアウト毎の出力先が格納されている専用フォーマットのファイルを指定します。(後述)

・/G、/I パラメータと併用します。

・/C、/P パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。

・/V パラメータと併用した場合の動作については保証いたしません。

・指定のファイルが存在しない場合、本パラメータは無視されます。

・出力先ファイルのパラメータ指定例は以下の通りです。

<振分発行で振分ファイル"C:\Test.mlden"、外部ファイル"C:\Text.txt"、

出力先ファイル"C:\Output.txt"を指定する例>

"C:\Program Files\MLV4\FPrint.exe" "C:\Test.mlden" /d[C:\Output.txt] /g "C:\Text.txt"

※実行プログラムの場所は、インストール先ディレクトリに合わせて指定してください

/D パラメータ – 出力先指定ファイルフォーマット

・振分発行のみ、/D パラメータ(出力先指定ファイル)を使用することが可能です。

・レイアウト毎に出力するドライバを設定します。

・該当するレイアウトファイルまたはドライバ名称が存在しない場合、レイアウトファイルのデフォルト出力先から

出力します。

・出力先指定ファイルは以下の CSV(テキストファイル)フォーマットとします。

・先頭からレイアウトファイル名、ドライバ種類(汎用固定)、ドライバ名称の 3 つを指定します。

・各項目はタブ(&H9)で分割し、レコード末尾は CR/LF(&HD/&HA)となります。

レイアウトファイル名(フルパス) タ

ドライバ種類

(0:汎用ドライバ)

※0固定になります

ドライバ名称 CR/

LF

練習マニュアル 様々な発行方法編

―28―

2.ショートカットの作成

以下より、「Layout.mllay」というレイアウトファイルに「Sample.csv」という外部データを呼び出して自動発行させる

ショートカットアイコンの作成方法を例として説明します。

※この2つのファイルは c:\に保存されていると仮定します

※呼び出すデータの形式に応じてあらかじめ外部ファイルパラメータの設定を行う必要があります

(設定方法は本資料「1:外部ファイル発行-2.外部ファイルパラメータの設定」をご参照ください)

まず最初に発行プログラムのショートカットを作成します。

「マイコンピュータ」の「ローカル ディスク(C:\)」の中にある「Program Files」フォルダを選択します。

そして、「MLV4」のフォルダの中の「LPrint.exe」を選択します。

マウスを「LPrint.exe」上に置いたまま

右クリックをし、コピーを選択します。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―29―

次にマウスをフォルダ外に移動させて右クリックし、

「ショートカットの貼り付け」を選択します。

するとデスクトップ上に「LPrint.exe」へのショートカットが作成されます。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―30―

3.ショートカットのプロパティを開く

作成したショートカットを選択して右クリックし、プロパティを開きます。

「LPrint.exe」のショートカットのプロパティ画面が表示されます。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―31―

4.リンク先の編集

リンク先には発行プログラムまでの絶対パスが表示されています。

「”C:\Program Files\MLV4\LPrint.exe”」の後に「レイアウトファイル名」、

「パラメータ」、「外部ファイル名」を付け加えます。

すると、最終的には次のようになるので「OK」を押します。

”C:\Program Files\MLV4\LPrint.exe”_”C:\Layout.mllay”_/g_”C:\Sample.csv”

※_(アンダーバー)は半角スペースを表しています。

5.使用方法

作成したショートカットをダブルクリックすれば、指定したパラメータ通りに自動発行されます。

ダブルクリック

正しく発行されましたか?

以上で「4:自動発行」は終了です。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―32―

5:プリセット発行

プリセット発行とは、発行時にデータ入力を行うのではなく予め印字内容を登録しておき、発行時に呼び出しキーに

よってデータを呼び出し発行する機能です。呼び出したデータを溜めて、まとめて発行する事もできます。

■これまでの練習を思い出して下のようなレイアウトを作成しましょう。

プリンタ : SR408

用 紙 : 縦45mm×横70m

レイアウト名 : プリセット.mllay

練習マニュアル 様々な発行方法編

―33―

1.プリセットデータ登録

まずはじめに発行するデータの登録をおこないましょう。

プリセット発行関連のメニューは、メインメニューより『プリセットメニュー』を選択すること

で表示されます。

クリック

プリセットメニュー

練習マニュアル 様々な発行方法編

―34―

「レイアウト登録」にてプリセットデータ登録を行います。

クリック

パスワード入力後、発行データを

登録するレイアウトを選択します。

今回は「プリセット.mllay」を選択してください。

プリセット登録画面となります。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―35―

では実際に、発行データの登録を行ってみましょう。

まず呼び出しキーを入力します。呼び出しキーは発行する時にキーとなる項目です。

各入力項目に発行データを入力します。

登録ボタンにてデータの登録を行います。

それでは、以上の要領でいくつかデータを登録してみましょう。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―36―

登録したプリセットデータを保存しましょう。

「保存」ボタンを押してください。発行データの登録は完了です。

それでは、プリセット発行で登録したデータを呼び出して発行してみましょう。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―37―

2.プリセット発行

プリセットメニューより「レイアウト発行」をクリックします。

クリック

プリセット発行画面となります。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―38―

「呼び出しキー」を入力すると、入力したキーで絞り込まれたデータが一覧に表示されます。

また「呼び出し」ボタンにて一覧を表示させ、選択することも出来ます。

OKボタンで呼び出すデータを確定してください。

「呼び出し」

ボタン

「呼び出しキー」

入力欄

該当するデータが呼び出され、表示されます。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―39―

「呼出発行」ボタンにて発行を行います。

クリック

以上がプリセット発行の基本操作です。

次ページからは、発行データを予め予約しておき発行する練習を行いましょう。

レイアウト作成後の最初の発行時は

出力先選択画面が表示されます。

該当する出力先を選択し、「OK」ボタンにて発行されます。

2度目以降の発行時には表示されません。

練習マニュアル 様々な発行方法編

―40―

3.プリセット予約発行

発行データを複数呼び出して予約しておき、発行時はそのデータで発行を行います。

呼び出しキーを入力し発行データを呼び出し、「予約」ボタンをおします。

この操作を繰り返して予約データを登録します。

実際に、いくつか登録してみましょう。

「一覧」ボタンを押すと一覧画面に切り替わります。

予約したデータの確認が行えます。

クリック

練習マニュアル 様々な発行方法編

―41―

予約が終わったら「予約発行」ボタンにて発行を行います。

正しく発行されましたか?

以上で「5:プリセット発行」は終了です。

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