nonaka's scrum, phronetic leadership and requirements development

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アジャイル開発とアジャイル、 実践知リーダーシップと 要求開発 2013年3月21日、要求開発アライアンスにて。

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Seeing is understanding.Seeing is understanding.

アジャイルとスクラム要求開発に必要な

実践知リーダーシップ

Change Vision, Inc.

Kenji Hiranabe

By Yasunobu Kawaguchi

Seeing is understanding.Seeing is understanding.

Agenda

•Scrum

•SECI モデル

• 要求開発と実践知リーダー

Seeing is understanding.Seeing is understanding.

Scrum

最初のスクラムの本

• “Agile Software Development with Scrum” (by

Ken Schwaber, Mike Beedle) の最初の一行は次

の引用で始まっている。

今日では新製品開発の動きが速く、競争率の高い世界では、速度と柔軟性がとても重要である。企業は、新製品開発に直線的な開発手法は古く、この方法では簡単に仕事を成し遂げることができないことを徐々に認識し始めている。

日本やアメリカの企業では、ラグビーにおいて、チーム内でボールがパスされながらフィールド上を一群となって移

動するかのように、全体論的な方法を用いている。-- “The New New Product Development Game”

Copyright © 2005-2007 Kenji

HIRANABE, Some rights

reserved

6

Toyota Production System

Lean

Lean Software Development

Kanban

Lean Startup

Agile

Scrum

XP

The New New Product Development Game

Four steps to the epiphany

Agile and Lean

Startup

Patterns

Manufacturing Industry in Japan

2013 Yasunobu Kawaguchi

http://www.publickey1.jp/blog/11/10_innovation_sprint_2011.html

Innovation Sprint 2011

Jeff Sutherland Ikujiro Nonaka

me

Nonaka’s Text Agile/Scrum (Software)

1993 Org. Patterns(by Jim Coplien) (at PLoP)

2001 “Agile Software Development with Scrum”

(by Ken Schwaber, Mike Beedle)

“The Knowledge Creating Company”(HBR) 1991

SECI-model

アメリカ海兵隊(U.S. Marine) 1995Fractal

Organization

1994/1 First Sprint of Scrum by Jeff Sutherland

Scrum Master

1994/2 Second Sprint of Scrum (with Cope’s Ideas)

Daily Scrum

“The New New Product Development Game” 1986

“Scrum”

2012 “Software in 30 days”

“Wise Leadership”(HBR) 2010

Phronetic

Leadership

“Managing Flow” 2008

2001 “The Agile Manifesto”

2013“アジャイル開発とスクラム-顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェエア開発”

Collaborative Software Development That Connects Customers, Engineers, and Management

野中郁次郎

1

The New New Product Development Game(HBR)

Scrumリレーからラグビーへリレーからラグビーへリレーからラグビーへリレーからラグビーへ

2

The Knowledge Creating Company

SECIモデルモデルモデルモデル暗黙知と形式知のスパイラルな暗黙知と形式知のスパイラルな暗黙知と形式知のスパイラルな暗黙知と形式知のスパイラルな変換活動が、知識創造過程である変換活動が、知識創造過程である変換活動が、知識創造過程である変換活動が、知識創造過程である

3Managing Flow, The Wise Leadership(HBR)

実践知フロネシス実践知フロネシス実践知フロネシス実践知フロネシス形式知と暗黙知を繋ぐ、実践知。形式知と暗黙知を繋ぐ、実践知。形式知と暗黙知を繋ぐ、実践知。形式知と暗黙知を繋ぐ、実践知。

U.S. Marine

フラクタル組織フラクタル組織フラクタル組織フラクタル組織どの階層においても、どの階層においても、どの階層においても、どの階層においても、自己相似形自己相似形自己相似形自己相似形

4

Seeing is understanding.Seeing is understanding.

SECI モデル

知識創造は暗黙知と形式知の相互変換運動である知識創造は暗黙知と形式知の相互変換運動である知識創造は暗黙知と形式知の相互変換運動である知識創造は暗黙知と形式知の相互変換運動である

相互作用の相互作用の相互作用の相互作用のスパイラルアップスパイラルアップスパイラルアップスパイラルアップ

アナログ知-デジタル知の動的綜合アナログ知-デジタル知の動的綜合アナログ知-デジタル知の動的綜合アナログ知-デジタル知の動的綜合

言語・文章で表現できる言語・文章で表現できる言語・文章で表現できる言語・文章で表現できる

客観的・理性的な言語知客観的・理性的な言語知客観的・理性的な言語知客観的・理性的な言語知

特定の文脈に依存しない一般的な特定の文脈に依存しない一般的な特定の文脈に依存しない一般的な特定の文脈に依存しない一般的な

概念や論理(理論・問題解決手法・概念や論理(理論・問題解決手法・概念や論理(理論・問題解決手法・概念や論理(理論・問題解決手法・

マニュアル・データベース)マニュアル・データベース)マニュアル・データベース)マニュアル・データベース)

言語・文章で表現するのが難しい言語・文章で表現するのが難しい言語・文章で表現するのが難しい言語・文章で表現するのが難しい

主観的・身体的な経験知主観的・身体的な経験知主観的・身体的な経験知主観的・身体的な経験知

特定の文脈ごとの経験の反覆に特定の文脈ごとの経験の反覆に特定の文脈ごとの経験の反覆に特定の文脈ごとの経験の反覆によって体化されるよって体化されるよって体化されるよって体化される思考スキル(思い・メンタル・モデ思考スキル(思い・メンタル・モデ思考スキル(思い・メンタル・モデ思考スキル(思い・メンタル・モデル)や行動スキル(熟練・ノウハウ)ル)や行動スキル(熟練・ノウハウ)ル)や行動スキル(熟練・ノウハウ)ル)や行動スキル(熟練・ノウハウ)

暗黙知暗黙知暗黙知暗黙知 (Tacit Knowledge) 形式知形式知形式知形式知 (Explicit Knowledge)

© Nonaka I.

http://www.flickr.com/photos/visitabudhabi/6708954439/

暗黙知�言語・文章で表現するのが難しい

�主観的・身体的な経験知

�特定の文脈ごとの経験の反覆によって体化される思考スキル(思い・メンタル・ デル)や動スキル(熟練・ノウハウ)

•形式知�言語・文章で表現できる

�客観的・ 勯的な言語知

�特定の文脈に依存しない一般的な や( ・勬題決手法・マニュアル・データベース)

http://www.flickr.com/photos/stuartpilbrow/4264302708/

暗黙知と形式知暗黙知と形式知暗黙知と形式知暗黙知と形式知---- 氷山のメタファー氷山のメタファー氷山のメタファー氷山のメタファー ----

© Nonaka I.

水面下の領域には、膨大な感覚・イメージ的な経験知がある。水面下の領域には、膨大な感覚・イメージ的な経験知がある。水面下の領域には、膨大な感覚・イメージ的な経験知がある。水面下の領域には、膨大な感覚・イメージ的な経験知がある。

それを共感し、共有し、変換して、新しい知をつくりだす。それを共感し、共有し、変換して、新しい知をつくりだす。それを共感し、共有し、変換して、新しい知をつくりだす。それを共感し、共有し、変換して、新しい知をつくりだす。

形式知形式知形式知形式知

暗黙知暗黙知暗黙知暗黙知~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1.1.1.1. メタファーの本質とは、ある種類のことがらを別の種類のことがらのメタファーの本質とは、ある種類のことがらを別の種類のことがらのメタファーの本質とは、ある種類のことがらを別の種類のことがらのメタファーの本質とは、ある種類のことがらを別の種類のことがらの見地から理解し経験することである。見地から理解し経験することである。見地から理解し経験することである。見地から理解し経験することである。

(レイコフ(レイコフ(レイコフ(レイコフ GGGG. . . . &&&& MMMM. . . . ジョンソンジョンソンジョンソンジョンソン 『『『『レトリックと人生レトリックと人生レトリックと人生レトリックと人生』』』』 ))))

2.2.2.2. 本来まったく異なる領域にあるものどうしを重ね合わせることで、そ本来まったく異なる領域にあるものどうしを重ね合わせることで、そ本来まったく異なる領域にあるものどうしを重ね合わせることで、そ本来まったく異なる領域にあるものどうしを重ね合わせることで、その領域にはなかったイメージを導入し、新たな関係(連想・仮説)をの領域にはなかったイメージを導入し、新たな関係(連想・仮説)をの領域にはなかったイメージを導入し、新たな関係(連想・仮説)をの領域にはなかったイメージを導入し、新たな関係(連想・仮説)を作り出す。作り出す。作り出す。作り出す。 (井崎正敏(井崎正敏(井崎正敏(井崎正敏 『『『『<考える>とはどういうことか?<考える>とはどういうことか?<考える>とはどういうことか?<考える>とはどういうことか?』』』』 洋泉社洋泉社洋泉社洋泉社 2008200820082008))))

例: 暗黙知のイメージ → 氷山のメタファー

組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為-- SECISECIモデルモデルモデルモデルモデルモデルモデルモデル 「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」 --

暗黙知暗黙知暗黙知暗黙知 暗黙知暗黙知暗黙知暗黙知

形式知形式知形式知形式知 形式知形式知形式知形式知

暗黙

知暗

黙知

暗黙

知暗

黙知

暗黙

知暗

黙知

暗黙

知暗

黙知

形式

知形

式知

形式

知形

式知

形式

知形

式知

形式

知形

式知

共同化共同化共同化共同化((((S))))共同化共同化共同化共同化((((S)))) 表出化表出化表出化表出化((((E))))表出化表出化表出化表出化((((E))))

内面化内面化内面化内面化(((( I ))))内面化内面化内面化内面化(((( I )))) 連結化連結化連結化連結化((((C))))連結化連結化連結化連結化((((C))))

OG

E

G

G

G

G

Org.

I

Environment

Individual

I

I

I

I

I

Group

IE

E

I

O

© Nonaka I. & H. Takeuchi

身体・五感を駆使、身体・五感を駆使、身体・五感を駆使、身体・五感を駆使、直接経験を通じた直接経験を通じた直接経験を通じた直接経験を通じた暗黙知の獲得、暗黙知の獲得、暗黙知の獲得、暗黙知の獲得、共有、創出(共感)共有、創出(共感)共有、創出(共感)共有、創出(共感)

組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為組織的知識創造の行為-- SECISECIモデルモデルモデルモデルモデルモデルモデルモデル 「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」「どう知るか」 --

暗黙知暗黙知暗黙知暗黙知 暗黙知暗黙知暗黙知暗黙知

形式知形式知形式知形式知 形式知形式知形式知形式知

暗黙

知暗

黙知

暗黙

知暗

黙知

暗黙

知暗

黙知

暗黙

知暗

黙知

形式

知形

式知

形式

知形

式知

形式

知形

式知

形式

知形

式知

I = 個人個人個人個人G = 集団集団集団集団O = 組織組織組織組織E = 環境環境環境環境

形式知を行動を形式知を行動を形式知を行動を形式知を行動を通じて具現化、通じて具現化、通じて具現化、通じて具現化、新たな暗黙知として新たな暗黙知として新たな暗黙知として新たな暗黙知として理解・学習(実践)理解・学習(実践)理解・学習(実践)理解・学習(実践)

対話・思索・比喩によ対話・思索・比喩によ対話・思索・比喩によ対話・思索・比喩による概念・図像・仮説のる概念・図像・仮説のる概念・図像・仮説のる概念・図像・仮説の創造創造創造創造((((概念化)概念化)概念化)概念化)

形式知の組み合わせ形式知の組み合わせ形式知の組み合わせ形式知の組み合わせによる情報活用と知による情報活用と知による情報活用と知による情報活用と知識の体系化(分析)識の体系化(分析)識の体系化(分析)識の体系化(分析)

1.1.1.1.組織内外の活動によ組織内外の活動によ組織内外の活動によ組織内外の活動によ

る現実直感る現実直感る現実直感る現実直感

2.2.2.2.感情移入・気づき・予感情移入・気づき・予感情移入・気づき・予感情移入・気づき・予

知の獲得知の獲得知の獲得知の獲得

3.3.3.3.暗黙知の伝授、移転暗黙知の伝授、移転暗黙知の伝授、移転暗黙知の伝授、移転

9.9.9.9.反省的実践を通じた反省的実践を通じた反省的実践を通じた反省的実践を通じた

形式知の体化形式知の体化形式知の体化形式知の体化

10.10.10.10.目標目標目標目標----成果の持続的成果の持続的成果の持続的成果の持続的

追求、自己超越追求、自己超越追求、自己超越追求、自己超越

4.自己の暗黙知の自己の暗黙知の自己の暗黙知の自己の暗黙知の言語化言語化言語化言語化

5.言語から概念・仮説・言語から概念・仮説・言語から概念・仮説・言語から概念・仮説・原型の原型の原型の原型の 創造創造創造創造

6.概念間の関係生成と概念間の関係生成と概念間の関係生成と概念間の関係生成と

モデル化モデル化モデル化モデル化

7.形式知の伝達、普及・形式知の伝達、普及・形式知の伝達、普及・形式知の伝達、普及・

共有共有共有共有

8.形式知の編集・操作形式知の編集・操作形式知の編集・操作形式知の編集・操作

化、化、化、化、IT化化化化

共同化共同化共同化共同化((((S))))共同化共同化共同化共同化((((S)))) 表出化表出化表出化表出化((((E))))表出化表出化表出化表出化((((E))))

内面化内面化内面化内面化(((( I ))))内面化内面化内面化内面化(((( I )))) 連結化連結化連結化連結化((((C))))連結化連結化連結化連結化((((C))))O

G

E

G

G

G

G

Org.

I

Environment

Individual

I

I

I

I

I

Group

IE

E

I

O

© Nonaka I. & H. Takeuchi

松下ホームベーカリの物語松下ホームベーカリの物語松下ホームベーカリの物語松下ホームベーカリの物語

http://panasonic.co.jp/ism/bakery/vol01/index.html

(ここは、割愛しますので、ぜひ、以下の記事を読んでみてください)

SECI モデルとアジャイルプラクティスモデルとアジャイルプラクティスモデルとアジャイルプラクティスモデルとアジャイルプラクティス

Explic

it

Explicit

Tacit Tacit

Explic

it

Explicit

Tacit

SocializationSocialization ExternalizationExternalization

InternalizationInternalization CombinationCombination

Sprint DemoSprint Demo

Visit UsersVisit UsersCoding StandardCoding StandardT

acit

Sprint PlanningSprint Planning

Story WritingStory Writing

Everything about

LearningI

Everything about

LearningI

Daily StandupDaily Standup

Sit TogetherSit Together

Pair ProgrammingPair Programming

RetrospectivesRetrospectives

知 マシンとしてのスクラム

E

E

T

T T

E

E

T

SS EE

II CCT

T

され つの知

要求とユーザにする知

勱 するソフトウェア製品

勱 するスクラムチーム

ソフトウェアのに する知

Seeing is understanding.Seeing is understanding.

実践知リーダー

実践知リーダーシップ実践知リーダーシップ実践知リーダーシップ実践知リーダーシップ実践知リーダーシップ実践知リーダーシップ実践知リーダーシップ実践知リーダーシップ((PhroneticPhronetic Leadership)Leadership)

スクラムのスクラムのスクラムのスクラムのSECISECISECISECIをまわすのは誰か?をまわすのは誰か?をまわすのは誰か?をまわすのは誰か?

知識はどこから来るのか?知識はどこから来るのか?知識はどこから来るのか?知識はどこから来るのか?

© Nonaka I.

フロネシスとは何かフロネシスとは何かフロネシスとは何かフロネシスとは何かフロネシスとは何かフロネシスとは何かフロネシスとは何かフロネシスとは何か

�フロネシスは、アリストテレスの提唱した概念でフロネシスは、アリストテレスの提唱した概念でフロネシスは、アリストテレスの提唱した概念でフロネシスは、アリストテレスの提唱した概念でその意味は賢慮(その意味は賢慮(その意味は賢慮(その意味は賢慮(PrudencePrudencePrudencePrudence))))、実践的知恵、実践的知恵、実践的知恵、実践的知恵((((Practical WisdomPractical WisdomPractical WisdomPractical Wisdom) ) ) ) と翻訳されている。と翻訳されている。と翻訳されている。と翻訳されている。

�フロネシスフロネシスフロネシスフロネシス ((((phronesisphronesisphronesisphronesis))))とは、とは、とは、とは、

価値・倫理の思慮分別をもって、個別のその都価値・倫理の思慮分別をもって、個別のその都価値・倫理の思慮分別をもって、個別のその都価値・倫理の思慮分別をもって、個別のその都度の状況とコンテキスト(文脈)の只中で、最善度の状況とコンテキスト(文脈)の只中で、最善度の状況とコンテキスト(文脈)の只中で、最善度の状況とコンテキスト(文脈)の只中で、最善の判断・行為ができるの判断・行為ができるの判断・行為ができるの判断・行為ができる実践知実践知実践知実践知である。である。である。である。

Contextual Judgment Contextual Judgment Contextual Judgment Contextual Judgment ・・・・ Timely BalancingTimely BalancingTimely BalancingTimely Balancing

© Nonaka I.

アリストテレスの3つの知

�エピステーメー(Episteme)=科学や哲学。的で文脈依存 、 現 。言 で

表現できる、客観的な形式知�テクネー(Techne)=技術、スキル、工芸。文脈依存で実践的なノウハウ知。これは、人に属する暗黙知

�フロネシス(Phronesis)=実践からの知恵。賢慮。文脈依存の決定を共通善の価値観、

観から ことができる、実践知

実践知リーダーシップの6能力実践知リーダーシップの6能力実践知リーダーシップの6能力実践知リーダーシップの6能力実践知リーダーシップの6能力実践知リーダーシップの6能力実践知リーダーシップの6能力実践知リーダーシップの6能力

①①①① 「善い」目的をつくる能力「善い」目的をつくる能力「善い」目的をつくる能力「善い」目的をつくる能力

②②②② 場をタイムリーにつくる能力場をタイムリーにつくる能力場をタイムリーにつくる能力場をタイムリーにつくる能力

③③③③ ありのままの現実を直観する能力ありのままの現実を直観する能力ありのままの現実を直観する能力ありのままの現実を直観する能力

④④④④ 直観の本質を概念に変換する能力直観の本質を概念に変換する能力直観の本質を概念に変換する能力直観の本質を概念に変換する能力

⑤⑤⑤⑤ 概念を実現する能力概念を実現する能力概念を実現する能力概念を実現する能力

⑥⑥⑥⑥ 実践知を組織化する能力実践知を組織化する能力実践知を組織化する能力実践知を組織化する能力

© Nonaka I., Toyama R

生きた文脈の共有生きた文脈の共有生きた文脈の共有生きた文脈の共有生きた文脈の共有生きた文脈の共有生きた文脈の共有生きた文脈の共有

BaBaBaBa

< >の経験の共有が場の基盤

相互主観性相互主観性相互主観性相互主観性////intersubjectivityintersubjectivityintersubjectivityintersubjectivity

開放開放開放開放 閉鎖閉鎖閉鎖閉鎖 開放開放開放開放閉鎖閉鎖閉鎖閉鎖

<いま・ここ>の経験が共有されると、共創に向けて知が創発される© Nonaka I.

いま・ここいま・ここいま・ここいま・ここHereHereHereHere----NowNowNowNow

対象に棲み込む対象に棲み込む対象に棲み込む対象に棲み込む対象に棲み込む対象に棲み込む対象に棲み込む対象に棲み込む--------IndwellingIndwelling--------

提供:本田技研工業提供:本田技研工業提供:本田技研工業提供:本田技研工業

あらゆる状況のあらゆる状況のあらゆる状況のあらゆる状況の手がかりを統合し手がかりを統合し手がかりを統合し手がかりを統合して対象に住み込て対象に住み込て対象に住み込て対象に住み込み、ライダーの視み、ライダーの視み、ライダーの視み、ライダーの視点点点点((((内側内側内側内側))))から切開から切開から切開から切開していく暗黙的なしていく暗黙的なしていく暗黙的なしていく暗黙的な知り方知り方知り方知り方

「マシンを見てい「マシンを見てい「マシンを見てい「マシンを見てい

ると、いろんなこると、いろんなこると、いろんなこると、いろんなことがわかります。とがわかります。とがわかります。とがわかります。あのカーブを切るあのカーブを切るあのカーブを切るあのカーブを切るには、ああやれば、には、ああやれば、には、ああやれば、には、ああやれば、こうすればと・・・。こうすればと・・・。こうすればと・・・。こうすればと・・・。そして次の製作そして次の製作そして次の製作そして次の製作過程へ自然に過程へ自然に過程へ自然に過程へ自然に入っているんで入っているんで入っているんで入っているんです。」す。」す。」す。」

その場で概念(コンセプト)を紡ぎ合うその場で概念(コンセプト)を紡ぎ合うその場で概念(コンセプト)を紡ぎ合うその場で概念(コンセプト)を紡ぎ合うその場で概念(コンセプト)を紡ぎ合うその場で概念(コンセプト)を紡ぎ合うその場で概念(コンセプト)を紡ぎ合うその場で概念(コンセプト)を紡ぎ合う

床の上の床の上の床の上の床の上の

設計図設計図設計図設計図

言葉と動作言葉と動作言葉と動作言葉と動作

提供:本田技研工業提供:本田技研工業提供:本田技研工業提供:本田技研工業

言語化によって言語化によって言語化によって言語化によって

初めて自己の考えが初めて自己の考えが初めて自己の考えが初めて自己の考えが

明確になる明確になる明確になる明確になる

プロダクトオーナの仕事。企画をした人が最後まで、体で「思い」を伝えよ。

実践知のリーダー実践知のリーダー実践知のリーダー実践知のリーダー「動きながら考え抜く」「動きながら考え抜く」「動きながら考え抜く」「動きながら考え抜く」(Contemplation in Action)

頭頭頭頭 Brain

思索家思索家思索家思索家 Deep Thinker

体体体体 Brawn

実践家実践家実践家実践家 Doer

知的体育会系知的体育会系知的体育会系知的体育会系知的体育会系知的体育会系知的体育会系知的体育会系

““Intellectual MuscleIntellectual Muscle””

共通善に向けた共通善に向けた共通善に向けた共通善に向けた共通善に向けた共通善に向けた共通善に向けた共通善に向けた

「よりよい」の無限追求「よりよい」の無限追求「よりよい」の無限追求「よりよい」の無限追求「よりよい」の無限追求「よりよい」の無限追求「よりよい」の無限追求「よりよい」の無限追求 © Nonaka I., Toyama R.

『アジャイル開発とスクラム』

� 顧客・技術・経営の3者をつなぐために、アジャイルと日本経営の接合点を探る

(組織、リーダーシップ、マネジメント)

� 海兵隊のフラクタル組織とアジャイル

� 知識創造プロセスとアジャイル

� 実践知リーダーシップとアジャイル

� 富士通・楽天・リクルートの事例

� Jeff Sutherlandインタビューを含む

平鍋健児+野中郁次郎著

33

野中郁次郎

1

The New New Product Development Game(HBR)

Scrumリレーからラグビーへリレーからラグビーへリレーからラグビーへリレーからラグビーへ

2

The Knowledge Creating Company

SECIモデルモデルモデルモデル暗黙知と形式知のスパイラルな暗黙知と形式知のスパイラルな暗黙知と形式知のスパイラルな暗黙知と形式知のスパイラルな変換活動が、知識創造過程である変換活動が、知識創造過程である変換活動が、知識創造過程である変換活動が、知識創造過程である

3Managing Flow, The Wise Leadership(HBR)

実践知フロネシス実践知フロネシス実践知フロネシス実践知フロネシス形式知と暗黙知を繋ぐ、実践知。形式知と暗黙知を繋ぐ、実践知。形式知と暗黙知を繋ぐ、実践知。形式知と暗黙知を繋ぐ、実践知。

U.S. Marine

フラクタル組織フラクタル組織フラクタル組織フラクタル組織どの階層においても、どの階層においても、どの階層においても、どの階層においても、自己相似形自己相似形自己相似形自己相似形

4

出所:Page, T. & J. Pimlott, eds., NAM(1988) P.10 35

副題「顧客・技術・経営をつなぐ」とは?MAGTAFには、陸・海・には、陸・海・には、陸・海・には、陸・海・

空がどのレベル(大組空がどのレベル(大組空がどのレベル(大組空がどのレベル(大組織から小組織まで)織から小組織まで)織から小組織まで)織から小組織まで)存在する。実は存在する。実は存在する。実は存在する。実はScrum

はそうなっている。はそうなっている。はそうなっている。はそうなっている。

合宿しなさい!

Seeing is understanding.Seeing is understanding.

ご清聴ありがとうございました。

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